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木の葉燃朗の読房より愛を込めて

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2006年5月


2006年5月1日(月)
「一太郎2006」に30日間使用可能な試用版あり

 ワープロソフト「一太郎2006」の試用版が、ジャストシステムのサイト(下記URL)からダウンロードできます。30日間の期間限定ですが、製品版とまったく同じ機能が使えるとのこと。

・ジャストシステム>一太郎web
http://www.ichitaro.com/2006/try/

(参考記事)nikkeibp 日経パソコンオンライン
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/
NEWS/20060425/236165/?ST=pc_news


 俺のワープロソフトはMicrosoftのWordなのだが、一太郎も気になる。中学から高校生にかけて、学校でパソコン(NECの「PC-98シリーズ」ですよ)に触ったときは、一太郎を使ったなあ。

 ダウンロードして、試しに使ってみようかなあ。

一太郎2006 for Windows キャンペーン CD-ROM
一太郎2006 for Windows キャンペーン CD-ROM(Amazon.co.jpの紹介ページ)
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※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
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●読んでいる本
・雑誌『ユーゲー 6月号(No.25)』(マイクロマガジン)
 中古ゲームと、メジャーではないが良作の新作ゲームの専門誌。

・雑誌『彷書月刊 2006年5月号』(彷徨舎)
 『彷書月刊』は古本・本の情報と、古本の目録を掲載する雑誌。今回の特集は「岡崎武志古本劇場」。

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●読み終えた本

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●買った本

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●気になる本
 たぶん、みなさんが想像している以上に、俺は木村佳乃さんのファンです。
 写真集、気になるわあ。

★KAORU IJIMA:撮影『YX 木村佳乃メモリアルブック 』(2006.5,ワニブックス)
オンライン書店ビーケーワン:YX〈Yoshino’s 10 years〉

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●木の葉燃朗のサイト:本の話と小説と、身辺雑記のページ:がらくた放送局
●コラムは毎日更新しています。以前の分は下の[ バックナンバー ]からどうぞ。



2006年5月2日(火)
購入したCD紹介

 購入したCDを紹介します。
 リンク先は特に記載がなければAmazon.co.jpの紹介ページです。

2006.04.29(土)
【CD】
■ヴィレッジヴァンガード 下北沢店 にて

・Tsuji Kosuke『Enda Safari』(2006年,bss013)

 パーカッショニスト辻コースケ氏のソロアルバム。俺は辻氏が沼直也氏(ドラム)と結成していたユニット「PERCUSSION SESSION」のCDを2枚持っていて、これが非常にかっこいいので、今回のCDも購入。
 GOMA(DIDGERIDOO〔ディジュリドゥ:オーストラリアの民族楽器〕奏者)・ゴンチチが一部の曲にゲストとして参加しています。

・レーベルの公式サイト
http://betterzdepot.com/basisrec/

・辻コースケ 公式サイト
http://www.basisrecords.com/tsuji/

(参考)
(参考)
・Percussion Session『Percussion Session Lesson.1 2003.12.24』(2004年,bss005)(Amazon.co.jpの紹介ページ)
・Percussion Session『Percussion Session Lesson.2 2005.01.30』(2005年,bss008)(Amazon.co.jpの紹介ページ)
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【中古CD】
■ディスクユニオン 下北沢店 にて

・細野晴臣『PARADISE VIEW』
 同名の映画(1985年、高嶺剛監督)のサウンドトラック。

 俺、この映画は見たことがあります。大学生くらいの頃に、NHK-BSで放映されたのを見ている。ただ、内容はほとんど覚えていないんだよなあ。難解だった記憶がある。ちょっと調べたら、セリフのほとんどが沖縄の言葉で、日本語字幕が入っていたようだ。それも、難解な印象を強くしているのかもしれない。
 ただ、細野さんが昆虫学者の役で出演していたことは覚えている。多分、その点の興味で見たのだと思う。

・ビデオ『パラダイス・ビュー』(Amazon.co.jpの紹介ページ)

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※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
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●読んでいる本
・初見健一『まだある。今でも買える“懐かしの昭和”カタログ〜生活雑貨編〜』(2006年,大空ポケット文庫)
 「まだある。」シリーズの最新刊(第三弾)が出ました。このシリーズは、1960年代から70年代を中心に発売された商品の中で、今でも買える(まだある)ものを写真と文章で紹介した本。

・雑誌『ユーゲー 6月号(No.25)』(マイクロマガジン)
 中古ゲームと、メジャーではないが良作の新作ゲームの専門誌。

・雑誌『彷書月刊 2006年5月号』(彷徨舎)
 『彷書月刊』は古本・本の情報と、古本の目録を掲載する雑誌。今回の特集は「岡崎武志古本劇場」。

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●読み終えた本
・あずまきよひこ『よつばと! 5』(2006.4,メディアワークス)
オンライン書店ビーケーワン:よつばと! 5
 マンガです。相変わらず面白いなあ。
 この面白さはなんて言ったらいいのだろうか。「間」の面白さなのかな。
 おもな登場人物は、主人公の女の子よつばと、とーちゃん。それからお隣さん(あさぎ、風香、恵那の三姉妹と両親)、とーちゃんの友人のジャンボと恵那の友達みうら。よつばが色々な人や物に出会う様子(今回の5巻なら天体観測や海水浴、あるいはお手伝いや「たいやき」)を、独特の「間」で描く。
 よつばにとってはあらゆるものが新鮮なので、よつばの反応は意外だったり納得できたり、改めて物事に気づくことも多い。それから、よつばはいわゆる「天然(というか純粋)」なので、まわりの人物が突っ込んだり、あるいはまわりの人物に意外な(そして鋭い)質問をしたりする。それが笑いにつながることもあれば、考えさせてくれることもある。
 あとは、絵が丁寧なのも個人的には好き。

・あずま きよひこ『よつばと! 既刊5巻』(メディアワークス)
オンライン書店ビーケーワン:よつばと!(電撃コミックス)

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●買った本

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●気になる本
 こういう本は気になりますねえ。落語に出てくるような言い回しって、使ってみたい。

★★長井 好弘『使ってみたい落語のことば』(2004.6,アスペクト)
オンライン書店ビーケーワン:使ってみたい落語のことば

「粋な言葉、爽快な言葉、くすりとさせる言葉…。落語の名人に磨き抜かれた江戸・東京言葉の中からだれでも使える「言葉」「やり取り」を抜き出してその解説や、使い方を教えます」(オンライン書店bk1の紹介文)
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2006年5月3日(水)
気になるCD:『ウクレレ ウルトラマン』・『ウクレレ・ビートルズ』

 昨年、映画『スター・ウォーズ(STAR WARS)』の楽曲のウクレレ・アレンジCDがちょっと話題になりました。

V.A.『ウクレレ・フォース〜スター・ウォーズ ベスト・カバーズ〜』
ウクレレ・フォース~スター・ウォーズ ベスト・カバーズ~(Amazon.co.jpの紹介ページ)
1.20世紀フォックス・ファンファーレ / ウクレレカフェカルテット
2.スターウォーズ メイン・タイトル / 宮川彬良&銀河系ウクレレ交響楽団
3.ジェダイの騎士の物語 ~ フォースを学べ / 栗コーダーカルテット
4.モス・アイズレー宇宙港 / ジェームス・ヒル
5.レイア姫のテーマ / キヨシ小林
6.ヒア・ゼイ・カム / 松宮幹彦
7.帝国のマーチ (ダース・ベイダーのテーマ) / 栗コーダーカルテット
8.ハン・ソロ・とレイア姫 / はじめにきよし
9.ヨーダのテーマ / 栗コーダーカルテット
10.アナキンのテーマ / 松宮幹彦
11.アクロス・ザ・スターズ / ウクレレカフェカルテット
12.オージーの大楽隊 / ウクレレカフェカルテット
13.王座の間 ~ エンド・タイトル / 栗コーダーカルテット

 今年は「ウルトラマン」でございます!

・V.A.『ウクレレ ウルトラマン』
ウクレレ ウルトラマン(Amazon.co.jpの紹介ページ)
1.ウルトラQメインタイトル〜メインテーマ/ウクレレカフェカルテット
2.ウルトラマンの歌/ウクレレカフェカルテット
3.特捜隊の歌/松宮幹彦
4.ウルトラセブンの歌/栗コーダーカルテット
5.ULTRA SEVEN/ラウラ
6.ウルトラ少年の歌/久住昌之&BlueHip
7.帰ってきたウルトラマン/はじめにきよし
8.MATのテーマ/バンバンバザール
9.ウルトラマンエース/キヨシ小林&ウクレレスウィングギャング
10.ウルトラマンタロウ/IWAO
11.恐怖の町(怪奇大作戦)/勝誠二とウクレレえいじ
12.快獣ブースカ/栗コーダーカルテット
13.陽気なブースカ/栗コーダーカルテット

 「ウルトラQ」なんかはなんとなくイメージできるけど「ウルトラセブン」とか「ウルトラマンタロウ」なんて、どんなアレンジなんだろう(ちなみにAmazon.co.jpの紹介ページで一部視聴できます)。
 曲のアレンジも気になるけれど、ミュージシャンも気になるねえ。

 ちなみに、このシリーズで『ウクレレ・ビートルズ』も以前出ています。これもちょっと気になる。

・V.A.『ウクレレ・ビートルズ』
ウクレレ・ビートルズ(Amazon.co.jpの紹介ページ)
1.CAN’T BUY ME LOVE(関口和之&IWAO)
2.PLEASE PLEASE ME(バンバンバザール)
3.I’VE JUST SEEN A FACE(栗コーダーカルテット)
4.NOWHERE MAN(BLACK EYE’S RIVER(浜崎貴司&高野寛))
5.HELLO GOODBYE(トモフスキー)
6.COME TOGETHER(勝誠二)
7.ALL MY LOVING(キヨシ小林&ウクレレ・スウィング・ギャングwith山内雄喜)
8.WHEN I’M SIXTY-FOUR(King Franky Group)
9.THE FOOL ON THE HILL(知久寿焼)
10.GOOD NIGHT(はじめにきよし)
11.SOMETHING(ラウラ)
12.IN MY LIFE(ウクレレえいじ)
13.NORWEGIAN WOOD(This Bird Has Flown)(KAWAIHAE(カヴァイハエ))
14.MICHELLE(ワタナベイビー)
15.SUN KING(キセル)
16.THE LONG AND WINDING ROAD(choro azul)
17.HERE THERE AND EVERYWHERE(関口和之&IWAO)
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※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
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●読んでいる本
・初見健一『まだある。今でも買える“懐かしの昭和”カタログ〜生活雑貨編〜』(2006年,大空ポケット文庫)
 「まだある。」シリーズの最新刊(第三弾)が出ました。このシリーズは、1960年代から70年代を中心に発売された商品の中で、今でも買える(まだある)ものを写真と文章で紹介した本。

・雑誌『ユーゲー 6月号(No.25)』(マイクロマガジン)
 中古ゲームと、メジャーではないが良作の新作ゲームの専門誌。

・雑誌『彷書月刊 2006年5月号』(彷徨舎)
 『彷書月刊』は古本・本の情報と、古本の目録を掲載する雑誌。今回の特集は「岡崎武志古本劇場」。

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●読み終えた本

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●買った本

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●気になる本
 下の本、ちょっと立ち読みしてみたのですが、「実際にその新書を読もうよ」という気になった。例えば下の『新書マップ』のようなガイドブックや、『いまどきの新書』のように紹介する著者に特徴があるなら分かるけれど。
 売れている新書をイラスト入りで分かりやすく解説した本を読むかどうかは、これは本を読む者としてのプライドに関わる問題ではなかろうか。

★別冊宝島『あの新書はココがおもしろい! イラストでわかるベストセラー新書』(2006.5,宝島社)
オンライン書店ビーケーワン:あの新書はココがおもしろい!イラストでわかるベストセラー新書

「「国家の品格」「バカの壁」「下流社会」「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」など、現在バカ受け中の新書を15冊取り上げ、その面白さや読んでおきたい理由をイラストを交えて紹介。「大往生」等、歴代売れ筋新書9冊も収録」(オンライン書店bk1の紹介文)

・新書マッププレス:編『新書マップ』(2004.11,日経BP社)
オンライン書店ビーケーワン:新書マップ

「書店に並ぶ新書約7000冊を対象に、1003のテーマと、32のキーワードに分類して掲載。現代社会を凝縮した新書マップ。巻末に、売れ行きランキングや便利な索引付き」(オンライン書店bk1の紹介文)

・永江 朗『いまどきの新書』(2004.12,原書房)
オンライン書店ビーケーワン:いまどきの新書

「いまや新書はなんでもありだ。論文、エッセイ、対談、語り下ろし…。圧倒的な刊行点数のうち、何を選び、どう読むか。著者おすすめの137冊を紹介。各評には関連ブックリスト付き。『週刊朝日』連載「新書漂流」をまとめる」(オンライン書店bk1の紹介文)
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2006年5月4日(木)
「読書速度測定」ですってよ(お遊び程度に考えた方がいいです)

 ブログ検索サイトNAMAAN(http://www.namaan.net/)を見ていたら、よく検索されているキーワードに「読書速度測定」の文字が。これは気になると思い、早速見に行ってみました。要するに、速読の講座を行う会社の宣伝用のページなのね。

・読書速度測定
http://www.zynas.co.jp/genius/sokudoku/sokutei.html


 で、なにをするかというと、画面に文章が出てきて、それを読む。読んで意味が理解できたら、画面をクリックする。そうすると、一分間に換算して何文字読めるかを表示する。

 一応三回やってみましたが、順に「1306文字/分」、「1311文字/分」、「1060文字/分」とのこと。
 「日本人の平均の読書速度400〜600文字」、「大学入試センター試験や、東大や早稲田などの難易度の高い大学に現役合格される方の読書速度は1500文字前後」、「司法書士試験などの資格試験に必要とされる読書速度は2000文字」らしいです。

 でもさあ、まずこの測定そのものに問題がある。なぜなら、内容が理解できたかどうかが自己申告だから。「意味が理解できた」とクリックしても、その文章の内容を問う問題が出るわけじゃない。また「意味が理解できる」の意味も、人によって違うのよ。

 それから、「試験問題を読む」ことと、「本や文章を読む」ことは、そもそも「読む」意味が違うだろう。「試験問題を読む」場合は、回答を探すために読むのであって、いわば「検索するような読み方」をするわけです。例えば回答が五者択一だったら、それぞれの回答と同じことが問題文にないかを検索する、とかさ。

 でも一般的な読書では、読む人にとっての目的にあわせて読むわけですよ。泣きたいとか笑いたいとかびっくりしたいとか。そういう場合には、速読って意味をなさないんじゃないかと思うのだが。そう考えたときに、「速読って意味あるかあ?」と考えてしまう。

 あと、「大学入試センター試験(中略)に現役合格される」って、文章として間違っていますから。「大学入試センター試験」自体に、合格とか不合格はないのですよ。速読しちゃうとそれも見過ごしてしまうかもしれないけれど。
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※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
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●読んでいる本
・初見健一『まだある。今でも買える“懐かしの昭和”カタログ〜生活雑貨編〜』(2006年,大空ポケット文庫)
 「まだある。」シリーズの最新刊(第三弾)が出ました。このシリーズは、1960年代から70年代を中心に発売された商品の中で、今でも買える(まだある)ものを写真と文章で紹介した本。
・雑誌『彷書月刊 2006年5月号』(彷徨舎)
 『彷書月刊』は古本・本の情報と、古本の目録を掲載する雑誌。今回の特集は「岡崎武志古本劇場」。

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●読み終えた本
・雑誌『ユーゲー 6月号(No.25)』(マイクロマガジン)
 中古ゲームと、メジャーではないが良作の新作ゲームの専門誌。
 「誰もが夢見たファンタジー! 王道RPGの伝説(前編)」、「シリーズ特集『エストポリス伝記』」の二つの特集とも面白かった。ゲーム関連の記事自体はいつもどおりの面白さ。ゲームが遊びたくなる。
 それだけに、巻頭のPSE法を取り上げた記事の偏向の問題が強く印象に残る。客観的なレポートのようでありながら、実際はPSE法反対キャンペーンとしかいえない表現や書き方をしていることがとにかく問題。
 PSE法の良し悪しの問題ではなく、記事の作り方の問題。

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●買った本

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●気になる本
 下の『いい加減にしろよ(笑)』でも取り上げられていましたが(俺は立ち読みしかしていないのだけれど)、ついに本格的に追求する本が出てきました。
 信じる人にとっては、「インチキだったらあれほどまでにテレビに出ない」という意見もあるのでしょう(この考え方に既に問題ありですけれど)。でも、下の『黒い真実』をちょっと立ち読みした限りですが、「インチキでもあれだけテレビに出るための方法」が分かるようになっています。

・野崎 輝:取材・著『細木数子の黒い真実』(2006.5,ぶんか社)
オンライン書店ビーケーワン:細木数子の黒い真実

「占星界のトップに君臨し続ける細木数子の、華々しい表舞台での活躍の裏側に秘められた、さまざまなタブーに迫る。関係者の証言、取材により明らかになったカリスマ占い師のスキャンダルの数々! 人物相関図、年表も収録」(オンライン書店bk1の紹介文)

・日垣 隆『いい加減にしろよ(笑)』(2006.1,文芸春秋)
オンライン書店ビーケーワン:いい加減にしろよ〈笑〉

「13の許せないもの、徹底鑑定します。細木数子、平山郁夫から日本の警察、裁判官、NPO、野放しの性犯罪、数々のバカ本まで一刀両断、恐いもの知らずの著者が笑い飛ばす。いま、問題の本質が明らかに!」(オンライン書店bk1の紹介文)
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2006年5月5日(金)
細野晴臣『omniSightSeeing(オムニ・サイトシーイング)』を買う

 CDのリンク先は、特に記載がなければAmazon.co.jpの紹介ページです。

2006.04.30(日)購入CD
【中古CD】
■ディスクユニオン お茶の水駅前店 にて
細野晴臣『omniSightSeeing(オムニ・サイトシーイング)』(1989年,28・8P-5258)
 細野さんのソロアルバムの中で、未所有だった『omniSightSeeing(オムニ・サイトシーイング)』を見つけて購入。ブックレットによれば、このタイトルは「乗り合い観光、全方位観光」という意味があるそうです。

 アラブ音楽をアレンジしつつ、色々な民俗音楽の音楽を取り入れた曲を収録している。江差追分をアレンジした「ESASHI」とか、デューク・エリントン(D.Ellington)をカバーした「CARAVANN」なども入っています。
 各曲が独自の雰囲気を持っているのだが、アルバムとしてまとめて聴いても心地いい。

 なんだか、Amazon.co.jpではすごいプレミア価格で中古品が販売されていますね。ただ、俺が今回買ったのは、ジャケットが水濡れでひどい状態(べろべろ)で、盤もあまりいい状態ではないですが(とはいえ音飛びなどはなくちゃんと聴けます)、1,000円未満で買えました。
 多分、中古でも過剰に価値をつける店(ネット販売はほぼこちらでしょう)もあれば、一般的な価格(定価の半額くらい)の店もあるようなCDだと思うので、「どうしても、すぐ欲しい」ということでなければ、地道に探せば見つかるのではないかと思います。
 あるいは、俺に連絡もらえれば安くお譲りします。盤の状態は上に書いたとおりすごく悪いですけれど。
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●読んでいる本
・初見健一『まだある。今でも買える“懐かしの昭和”カタログ〜生活雑貨編〜』(2006年,大空ポケット文庫)
 「まだある。」シリーズの最新刊(第三弾)が出ました。このシリーズは、1960年代から70年代を中心に発売された商品の中で、今でも買える(まだある)ものを写真と文章で紹介した本。

・雑誌『彷書月刊 2006年5月号』(彷徨舎)
 『彷書月刊』は古本・本の情報と、古本の目録を掲載する雑誌。今回の特集は「岡崎武志古本劇場」。

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●読み終えた本
・やまと虹一・クラフト団『新プラモ狂四郎』
新プラモ狂四郎(Amazon.co.jpの紹介ページ)
 この間一気買いした漫画「プラモ狂四郎」シリーズ。とりあえず全一巻の『新プラモ狂四郎』を先に読む。
 いやあ、懐かしかったなあ。小学生の頃、リアルタイムで半分くらいまで読んでいた。

 『新プラモ狂四郎』では、主人公新京四郎が「造型教育に重点をおく日本でもただひとつの学園」(p.11)大日本造型学園に転校してくるところから話が始まる。プラモ部をつぶそうとする生徒会に対し、部の仲間たちと立ち向かい、その中でアーマード=バトルというゲーム(前作のプラモ・シミュレーションに相当する)の存在を知り、その秘密を突き止めていく。

 前作『プラモ狂四郎』に比べ、話としては短いのだが、面白かった。特に後半のどんでん返しはなかなか。前作の登場人物も一部出てきたりして、懐かしかったなあ。
 『プラモ狂四郎』も買ってあるので、時間を見つけて読もうと思います。
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●買った本

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●気になる本
 個人的には、問題形式よりも、泉氏のコラム・エッセイのテーマとして東京を取り上げてもらった方が興味深いが、でも気になります。

★泉麻人:出題・解説『東京検定』(2006.5,エビデンスコーポレーション・情報センター出版局)
オンライン書店ビーケーワン:東京検定

「地理、鉄道、事件、小説、歌、都市風俗…。東京観察歴50年。マニアもうなる慧眼で、街の魅力を引き出し続ける東京ウォッチャー・泉麻人による、すべての東京ファンに捧げる究極の問題集」(オンライン書店bk1の紹介文)
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2006年5月6日(土)
購入CD:4-D『Die Rekonstruktion』

 CDのリンク先は、特に記載がなければAmazon.co.jpの紹介ページです。

2006.04.30(日)購入もん
【CD】
■ディスクユニオン お茶の水駅前店 にて

・4-D『Die Rekonstruktion』(2006年,EGD-22)

 たしか、下のbounce.comの記事でリリースを知ったのだと思います。

・bounce.com
http://www.bounce.com/news/daily.php/7809

 1980年代の日本のインディーズの貴重な復刻ということで、気になったのです。その中でも、「4-D」が気になったので購入。4-Dのことは全然知らなかったのですが、上のbounce.comの記事と、下の今回のCDの発売元の記事によれば、1980年代に「ポストYMO」と呼ばれたエレ・ポップ(テクノポップ)のユニットとのこと。メンバーは小西健司、成田忍、横川理彦、中垣和也の四氏。
 成田氏は後に「Urban Dance(アーバン・ダンス)」を結成し、高橋幸宏氏プロデュースで「ノン・スタンダード」レーベルからデビュー。横川氏はP-MODELに加入。今回のCDは、1983年から1985年にかけてのソノシートやアルバムの音源をまとめたもので、吉野金次氏によるリマスタリングとのこと。

・BRIDGE INC.>Adventures in 80's Modern Collection>・4-D『Die Rekonstruktion』
http://bridge-inc.net/egd/4-d.html

 まだそれほど聴き込んでいないのですが、印象としてはP-MODELに近いものを感じる。それも、初期の『IN A MODEL ROOM』や『ランドセル』のころのバンドっぽい(うまく表現できないのですが)P-MODELに近いというか。
 あと、曲によってはShi-Shonenにも似た雰囲気があると思った。分かりやすいエレ・ポップじゃなくて、よく聴くとポップな感じが分かるところが。

・P-MODEL『IN A MODEL ROOM』

・P-MODEL『ランドセル』

・Shi-Shonen『Singing Circuit』
Singing Circuit

 なんか俺、見当違いのことを書いていないかちょっと心配だ。

 ちなみに、bounce.comでは「TIGHTS(タイツ)」、「D-DAY」の二組の復刻版についても取り上げられていました。

 TIGHTSは鈴木慶一氏のプロデュースで、「80年代インディーズ・シーンをある意味において最も象徴した元祖名B級バンドの代表格」(BRIDGE INC.のサイトの紹介文)とのこと。
 またD-DAYは、「はじめはパンク/NWの影響を受けたポストゼルダ的なサウンドだったが徐々にポップな楽曲にシフト・チェンジ」(BRIDGE INC.のCD紹介ページ)し、「当時は『パンクスのアイドル』等と称され熱狂的な支持を得ていた」(同)とのこと。

 両方ともディスクユニオンで販売されていて、気になったのですが、どんな音なのか検討がつかなかったので、一旦保留。まず視聴してみたいなあ。

・TIGHTS『GIRLIC REPLICA』(2006年,EGD-19/20/21)
・BRIDGE INC.>Adventures in 80's Modern Collection>TIGHTS『GIRLIC REPLICA』
http://bridge-inc.net/egd/tights.html

・D-DAY『crossed fingers』(2006年,CARA-3014)
・BRIDGE INC.>CD販売ページ>D-DAY『crossed fingers』
http://bridge-inc.net/store/?p=productsMore&iProduct=2696
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※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
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●読んでいる本
・北尾トロ・高野麻結子:編著『新世紀書店 自分でつくる本屋のカタチ』(2006.4,ポット出版)
オンライン書店ビーケーワン:新世紀書店

「2004年秋、パルコ渋谷店地下に2週間だけオープンした「新世紀書店」のドキュメントと、古本の町として世界的に有名なウェールズのヘイ・オン・ワイ&ベルギー王国のルデュを訪れた旅の記録」(オンライン書店bk1の紹介文)

 2004年のプロジェクト「新世紀書店」は、実際に展覧会(兼古書店)も見に行ったので、懐かしかった。
 また、下記の方々と北尾トロ氏のトークショーも興味深い。

・石橋毅史(『新文化』編集長)
・鎌垣英人(大阪屋・EC事業部)
・森一暁(太田出版・営業部)
・横里隆(『ダ・ヴィンチ』編集長)
・平林享子(「クローバー・ブックス」主宰)

 まず石橋氏とのトークショーでは、中国や韓国の出版・書店の状況が語られる。立ち読みや本の内容をメモする客に書店がどう対応しているかとか、韓国での本の売り方、キャンペーンの話とか。他にも『ハリー・ポッター』の売られ方の問題点も興味深かった。

(参考)新世紀書店(過去ログ)
http://www.super-jp.com/shinseiki/
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・初見健一『まだある。今でも買える“懐かしの昭和”カタログ〜生活雑貨編〜』(2006年,大空ポケット文庫)
 「まだある。」シリーズの最新刊(第三弾)が出ました。このシリーズは、1960年代から70年代を中心に発売された商品の中で、今でも買える(まだある)ものを写真と文章で紹介した本。

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●読み終えた本
・雑誌『彷書月刊 2006年5月号』(彷徨舎)
 『彷書月刊』は古本・本の情報と、古本の目録を掲載する雑誌。今回の特集は「岡崎武志古本劇場」。

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●買った本

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●気になる本
★戸塚 啓『青の進化 サッカー日本代表ドイツへの道 』(2006.4,角川文庫)
オンライン書店ビーケーワン:青の進化

 サッカー日本代表(ジーコジャパン)のルポです。今の日本代表に対しては、ワールドカップ目前の今でも「信じたいけれど信じきれない」という複雑な感情を抱いているので、色々なジャーナリストの本が読みたくなる。
 たくさん読んだらどうなるということではないのだけれどね。
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2006年5月7日(日)
気になるゲーム「サリング」(web上で無料で遊べる音ゲー)

 最近たまに息抜きで遊んでいるのが下のゲーム。

・サリング
http://game.coden.ntt.com/contest/prize/29/29.html


 いわゆる「音ゲー」(プレイすることで音楽を奏でるゲーム)なのですが、操作が独特で面白い。

 音楽に合わせて、画面上に輪っかが登場する。プレイヤーはマウスでポインターを動かして、特定のタイミングでポインターが輪っかの中にあればOKで音が出る。中になければNG。
 当然輪っかは画面の色々な場所に、ちょっとずつタイミングをずらして現れる。順番を判断しながら、ポインターをくるくると動かしていく。

 この操作感が、コントローラーやキーボードにはない、マウスならではという感じ。正しい動きをすると、ポインターの軌道が美しいんだなあ。

 それから、「音ゲー」で大事になる曲の良し悪しも、このゲームはいい。全部で3ステージですが、正統派のゲームミュージックという感じで、個人的には好きです。

 このゲーム、「OCNゲーム×なつゲーFlashゲームコンテスト」の最終選考に残った作品。URLも「なつゲー」のサーバー内のものなので、いつまで公開されているか不明です。また作者の方のwebサイトも見つけられなかったので、興味がある方は早めに見てみた方がいいかもしれません。

・OCNゲーム×なつゲーFlashゲームコンテスト
http://game.coden.ntt.com/contest/

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●読んでいる本
・北尾トロ・高野麻結子:編著『新世紀書店 自分でつくる本屋のカタチ』(2006.4,ポット出版)
オンライン書店ビーケーワン:新世紀書店

「2004年秋、パルコ渋谷店地下に2週間だけオープンした「新世紀書店」のドキュメントと、古本の町として世界的に有名なウェールズのヘイ・オン・ワイ&ベルギー王国のルデュを訪れた旅の記録」(オンライン書店bk1の紹介文)
 北尾トロ氏と鎌垣英人氏(大阪屋・EC事業部)の対談を読む。大阪屋というのは、取次ぎ(本の問屋)です。
 ただ、いわゆる「卸業」の範囲に止まらない。例えば2004年の夏、新宿ルミネの青山ブックセンターが閉店した際、約1週間でブックファーストがオープンしたが、その開店に際して、大阪屋が倉庫から本を準備し、納品している。このように、店作りをバックアップする機能もある。

 鎌垣氏の話で興味深いのは、「普通の書店さんだったら、8割くらいはそこに同じ本が入っているはずなのに、なぜかあきらかに感じが違う」(p.97)、つまり書店の特色は置いてある本の2割が影響するという点。その例として、ブックファースト渋谷店の2階が挙げられている。「文芸のフロアなのに、文芸のフロアに、いわゆるエログロを含めたサブカルを地続きにして、本来人文書に置かなきゃいけない書籍まで入れ込んでいった」(p.98)のだという。

 もうひとつ、これからの町の本屋がどう進んでいくのか、という話に対し、「いわゆる店主が、一つのキャラクターを押し出していって、そこにシンパシーを持った人が集まる。ある種、地域のコミュニティ」(p.102)としての書店、そこから広がるネットワークに期待していると言う。
 これは、俺も自分の住んでいる町の書店に期待したくなる。俺自身は、「買おうと思っていなかった本を、つい買ってしまう」というのは、書店に期待する点。そういう書店には、定期的に行きたくなる。「あそこに行けばなにかある」という期待感。
 俺がヴィレッジヴァンガードに、書店としての魅力を感じるのは、そこかもしれない。
 そういう書店が、自宅の近くにあれば、これは楽しいと思う。
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・初見健一『まだある。今でも買える“懐かしの昭和”カタログ〜生活雑貨編〜』(2006年,大空ポケット文庫)
 「まだある。」シリーズの最新刊(第三弾)が出ました。このシリーズは、1960年代から70年代を中心に発売された商品の中で、今でも買える(まだある)ものを写真と文章で紹介した本。

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●読み終えた本

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●買った本

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●気になる本
 今日、立ち読みしてみたのですが、面白そうで気になる
 最近、古典を読みたいと考えているのです。ただ、どうしても国語の古文の授業を思い出してしまい、躊躇してしまう。古文、嫌いじゃなかったのだが、辞書を引いてノートに必要事項をまとめつつ読むのは、今となっては億劫で。
 だから、まず実際に古典を読む前に、基礎として、ジャンプ台として、下のような本を読んでみたいと思うわけです。

★★上野 誠『おもしろ古典教室』(2006.4,ちくまプリマー新書)
オンライン書店ビーケーワン:おもしろ古典教室

「「私も古典の授業が嫌いでした!」と言い切る著者が、「おもしろい」を入り口に、現代に花開く古典の楽しみ方を伝授する。著者が行っている高校生のための出前授業をもとにまとめる」(オンライン書店bk1の紹介文)
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2006年5月8日(月)
 「過負荷指数」だと物理とか化学っぽいけれど、「カフカ指数」です。

 あのフランツ・カフカ(Franz Kafka, 1883-1924)のことです。

 下のasahi.comの記事によるとフランス政府が自国の役所の「非能率さを示す指標」(asahi.com記事)をそのように名付けるとのこと。

・asahi.com記事
http://www.asahi.com/international/
update/0503/017.html


 「カフカが描いた官僚組織の無駄や責任不在は東西を問わない」(asahi.com記事)ということなのだが、俺は実はカフカは『変身』しか読んだことがない。ということで上の意見にはピンとこない(なんだか我ながら非常に恥ずかしいことを書いている気がするが)。
 ただ、カフカの小説みたいな「わけの分からない感じ」がお役所仕事の一部にあると言われると、なんとなく分かる。これは役所だけでなく、ある程度の規模を持った組織には、なんとなく「わけの分からない感じ」を持ちます。

・カフカ:著 / 池内 紀:訳『変身』(2006.3,白水社・白水Uブックス)
オンライン書店ビーケーワン:変身

「ある朝、グレーゴル・ザムザが不安な夢から目を覚ましたところ、ベッドのなかで、自分が途方もない虫に変わっているのに気がついた…。「カフカ小説全集」を、訳文に手直しをほどこして再編集したシリーズ」(オンライン書店bk1の紹介文)

・カフカ:著 / 前田 敬作:訳『城』(2005.1,新潮文庫)
オンライン書店ビーケーワン:城


・カフカ『審判』(1979,岩波文庫)
オンライン書店ビーケーワン:審判


・カフカ:著 / 池内 紀:訳『失踪者』(2006.4,白水社・白水Uブックス)
オンライン書店ビーケーワン:失踪者

「17歳のカール・ロスマン青年がアメリカ社会を遍歴したあげく、大陸の一点で失踪する…。従来「アメリカ」という表題で知られていた作品を、本来の姿に構成・内容を改め、カフカ自身の命名によるタイトルに戻して収録。」(オンライン書店bk1の紹介文)

・カフカ:著 / 池内 紀:編訳『カフカ短篇集』(1987.1,岩波文庫)
オンライン書店ビーケーワン:カフカ短篇集


・カフカ:著 / 池内 紀:編訳『カフカ寓話集』(1998.1,岩波文庫)
オンライン書店ビーケーワン:カフカ寓話集

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※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
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●読んでいる本
■神保町古書モール にて
・赤瀬川原平『反芸術アンパン』(1994.10,ちくま文庫)
 「アンパン」は「読売アンデパンダン展」のこと。これは、出品料を払えば誰でもどんな作品でも展示できる無審査の展覧会。1949年から年一回開催され、1960年代には前衛的な作品が多数出品され、1963年をもって中止となる。
 この本は、当時出品者であり目撃者でもあった赤瀬川氏が当時の記憶をまとめたもの。
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・初見健一『まだある。今でも買える“懐かしの昭和”カタログ〜生活雑貨編〜』(2006年,大空ポケット文庫)
 「まだある。」シリーズの最新刊(第三弾)が出ました。このシリーズは、1960年代から70年代を中心に発売された商品の中で、今でも買える(まだある)ものを写真と文章で紹介した本。

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●読み終えた本
・北尾トロ・高野麻結子:編著『新世紀書店 自分でつくる本屋のカタチ』(2006.4,ポット出版)
オンライン書店ビーケーワン:新世紀書店

「2004年秋、パルコ渋谷店地下に2週間だけオープンした「新世紀書店」のドキュメントと、古本の町として世界的に有名なウェールズのヘイ・オン・ワイ&ベルギー王国のルデュを訪れた旅の記録」(オンライン書店bk1の紹介文)

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●買った本

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●気になる本
★橘 蓮二『高座のそでから 橘蓮二写真集 』(2006.4,ちくま文庫)
オンライン書店ビーケーワン:高座のそでから

 高座や寄席の様子を撮影した写真集。ちょっと立ち読みしてみましたが、芸を見せる側の緊張感が伝わってくる。柳家小三治師匠の写真なんて、怖そうだなあ。高座はすごく面白いけれど(とはいえテレビの中継しか見たことがないのですが)。

 ちなみに、下のような本も出ていますよ。
・橘 蓮二:撮影 / 吉川 潮:文『高座の七人 当世人気噺家写真集』(2001.12,講談社文庫)
オンライン書店ビーケーワン:高座の七人

「平成の落語は彼らのものだ!昇太、たい平、花録(かろく)、志の輔、喬太郎、談春、そして小朝。高座の熱気を凝縮し、楽屋の素顔を鮮やかに切り取る1枚1枚。そして吉川潮氏の愛情あふれる文章が、ページをめくる者を夢の寄席に連れてゆく。贔屓にするならこの7人、明日の名人・大看板はここから!文庫撮り下ろし」(オンライン書店bk1の紹介文)
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2006年5月9日(火)
これはハマりそう:ボールを運ぶFLASHゲーム「MACHINE」

 impress やじうまWatchで、面白いFLASHゲームが紹介されていました。

 海外のサイトだと思いますが、「MACHINES」というゲーム。やじうまWatchの紹介では、NHK教育の「『ピタゴラスイッチ』によく似たことができるのだ」という。

・MACHINEShttp://svalan.zapto.org/
ny%20mapp/machine/machine.html


 ピンとこない方に説明しますと、NHK教育の「ピタゴラスイッチ」という子供向け知育番組の中に、「ピタゴラそうち」というコーナーがある。
 ビー球が転がる中で、ものにぶつかったり、スイッチを押したりして、色々な仕掛けが作動する様子を映した短い映像。俺も偶然見たことがありますが、大人が見てもなかなか面白い。
 ちなみに「ピタゴラスイッチ」は佐藤雅彦氏が監修している番組で、たしかにらしい雰囲気がある。「いつもここから」による「アルゴリズムたいそう」というのを、聞いたことがある方もいらっしゃると思います。

 で、その「ピタゴラそうち」みたいに、画面に装置を置いて、跳ねるボールの動きを制御して、ゴールまで送るのが「MACHINES」。画面の中にマウスを装置で配置して、あとはボールを動かして結果を見守る。成功すれば次のステージへ。失敗したら試行錯誤を繰り返す。説明文は英語ですが、多分直感的に理解できるかと思います。
 これが、ハマりそうで怖い。ついつい夢中で筋道を考えてしまう。正解が一つに限られていなさそうなのもいいし、失敗した場合もボールの動きが面白い。失敗しても面白いっていうのは、ゲームの面白さの一つの要素かもしれない。

 気になる方は覗いてみましょう。もう一度URLを載せておきます。

・MACHINEShttp://svalan.zapto.org/
ny%20mapp/machine/machine.html


(参考)
・impress やじうまWatch
http://internet.watch.impress.co.jp/static/yajiuma/

・ピタゴラスイッチhttp://www.nhk.or.jp/youho/pitagora.html

・佐藤雅彦
http://www.masahicom.com/
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●読んでいる本
■神保町古書モール にて
・赤瀬川原平『反芸術アンパン』(1994.10,ちくま文庫)
 「アンパン」は「読売アンデパンダン展」のこと。これは、出品料を払えば誰でもどんな作品でも展示できる無審査の展覧会。1949年から年一回開催され、1960年代には前衛的な作品が多数出品され、1963年をもって中止となる。
 この本は、当時出品者であり目撃者でもあった赤瀬川氏が当時の記憶をまとめたもの。

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●読み終えた本
・初見健一『まだある。今でも買える“懐かしの昭和”カタログ〜生活雑貨編〜』(2006年,大空ポケット文庫)
 「まだある。」シリーズの最新刊(第三弾)が出ました。このシリーズは、1960年代から70年代を中心に発売された商品の中で、今でも買える(まだある)ものを写真と文章で紹介した本。
 取り上げている商品は相変わらず面白い。でも、紹介文が時事ネタとからめられていたり、やや雑な印象を受ける。
 次々とシリーズが刊行されていることに、やや濫発という印象も受ける。
 ただ、全体としては興味深い本。

(公式サイト)大空文庫>まだあるなび
http://www.ozorabunko.jp/arunavi/


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●買った本

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●気になる本
・東京R不動産『東京R不動産』(2006.4,アスペクト)
オンライン書店ビーケーワン:東京R不動産

「レトロな味わい、倉庫っぽい、オマケ付き、ウロコ壁の家、米軍ハウス…。東京には魅力的な物件が山ほど眠っている。新しい視点で不動産物件を発見し、紹介していくウェブサイト『東京R不動産』を書籍化」(オンライン書店bk1の紹介文)
 下記のwebサイトで紹介された物件をまとめた本とのことです。物件の分類は、「レトロな味わい」、「改装OK」、「お得なワケあり」、「オマケ付き」、「倉庫っぽい」など、ちょっと変わっている。
 サイトで紹介されている実際に家を借りたり買ったりもできるようになっています。
 サイトも本も、気になる。

・東京R不動産
http://www.realtokyoestate.co.jp/
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2006年5月10日(水)
3組のミュージシャンが、華原朋美の「I’m Proud」をカバー、5月10日に同時発売

 華原朋美さんの「I'm Proud」を、HONDALADY、FARMSTAY、航空電子という3バンドがそれぞれカバーし、「I'mproud e.p」のタイトルで5月10日に同時に発売します。

・bounce.com記事
http://www.bounce.com/news/daily.php/7715
・「I'm proud e.p」公式ブログ
http://threeamig.exblog.jp/

 それぞれのCDの収録曲は下記のとおり。ちなみに航空電子の「べにくじら」は有頂天のカバーで、「春よ来い」ははっぴいえんどのカバーです。
 各ミュージシャンの公式サイトを見てみると、いずれもテクノ・ニューウェーブのバンドらしい。またプロデュースは、ケラ&ザ・シンセサイザーズの三浦俊一氏。

 どんなアレンジなのか、そもそもなぜ「I'm proud」なのか(公式ブログによれば、1990年代を代表する曲として選ばれたらしい)、などなど、気になります。

・HONDALADY「I'm proud e.p」(Amazon.co.jpの紹介ページ)
1.I'm proud / 2.3-On-3 / 3.ステレオ / 4.I'm proud(the synthesizers
remix) / 5.I'm proud(inst.)


・FARMSTAY「I'm proud e.p」(Amazon.co.jpの紹介ページ)
1.I'm Proud / 2.Shiretoko!!! / 3.How To Rock? / 4.I'm Proud (Rebootme
Mix) / 5.I'm Proud (Inst.)


・航空電子「I'm proud e.p」(Amazon.co.jpの紹介ページ)
1.I'm proud / 2.べにくじら / 3.春よ来い / 4.I'm proud(Hondalady 8bit strikes back mix) / 5.I'm proud(inst.)
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●読んでいる本
・赤瀬川原平『反芸術アンパン』(1994.10,ちくま文庫)
 「アンパン」は「読売アンデパンダン展」のこと。これは、出品料を払えば誰でもどんな作品でも展示できる無審査の展覧会。1949年から年一回開催され、1960年代には前衛的な作品が多数出品され、1963年をもって中止となる。
 この本は、当時出品者であり目撃者でもあった赤瀬川氏が当時の記憶をまとめたもの。

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●読み終えた本

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●買った本
2006.05.09(火)購入本
【古本】
■杉並北尾堂 より

 最近、古本屋はおろか、本屋にもなかなか行けない生活で。そういうときに頼りになるのは、ネット書店。
 とはいえ、欲しい本があって検索して買うというより、ネットの目録を眺めて、面白そうな本をピックアップして、本に関連した情報を調べて、購入を決めるという、実際に本屋(リアル本屋)に行くのと同じような行動をとります。
 そういう時は、おなじみのネット古本屋さんの方が、やはり買いやすい。ネット書店にも、色々な特徴やカラーがあって、リアル本屋と同じように「その店ならでは」という面白さがあるんだよなあ。

・左田野 渉『復刊ドットコム奮戦記』(2005.8,築地書館)
オンライン書店ビーケーワン:復刊ドットコム奮戦記

「「ちびくろ・さんぼ」だけじゃなかった! 業界のタブーも恐れぬ交渉で、数々の本を甦らせてきたエピソードと、出版界のニッチをビジネスにした血と汗と涙?のストーリー。不況の出版業界で成功したベンチャーの仕掛けとは?」(オンライン書店bk1の紹介文)

・塚原 史『アヴァンギャルドの時代』(1997.3,未来社)
オンライン書店ビーケーワン:アヴァンギャルドの時代

「アヴァンギャルドとは何だったのか。20世紀前半を破壊的言語と反理性を武器に駆け抜けた芸術集団、アヴァンギャルドたちの、見果てぬ夢を、運動の語られざる裏面史まで再構成しつつ、生き生きと浮かびかがらせる」(オンライン書店bk1の紹介文)

・杉並北尾堂 http://www.vinet.or.jp/~toro/
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・雑誌『テレビブロス』(東京ニュース通信社)
 主な記事は下記のとおり。
・宮藤官九郎脚本ドラマ「吾輩は主婦である」(対談:宮藤官九郎・斎藤由貴・及川光博)
・「コン・バトラーV」DVD発売記念! 春だから合体!
 DVD-BOX『超電磁ロボ コン・バトラーV DVD-BOX』(7/21発売)
・ドラマ「インプリント〜ぼっけえ、きょうてえ〜」(対談:三池崇史・岩井志麻子・工藤夕貴・美知枝)
・岩井 志麻子『ぼっけえ、きょうてえ』(2002.7,角川ホラー文庫)
オンライン書店ビーケーワン:ぼっけえ、きょうてえ

・ドラマ『チルドレン』(大森南朋インタビュー)
・伊坂 幸太郎『チルドレン』(2004.5,講談社)
オンライン書店ビーケーワン:チルドレン

「まっとうさの「力」は、まだ有効かもしれない。信じること、優しいこと、怒ること。それが報いられた瞬間の輝き…。こういう奇跡もあるんじゃないか? ばかばかしくて恰好よい、ファニーな「5つの奇跡」の物語」(オンライン書店bk1の紹介文)

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●気になる本
★★長嶋 有『夕子ちゃんの近道』(2006.4,新潮社)
オンライン書店ビーケーワン:夕子ちゃんの近道

「アンティーク店の2階で居候暮らしをはじめた「僕」。のんきでしたたかな店長、大家の八木さん、その2人の孫娘、初代居候の瑞枝さん、相撲好きのフランソワーズ…。人生の春休みのような日々を描く、初の連作短篇集」(オンライン書店bk1の紹介文)
 アンティーク店が舞台というのが、長嶋氏のお父様が営む古道具店「ニコニコ堂」を連想させて、気になりますね。

・長嶋 康郎『古道具ニコニコ堂です』(2004.6,河出書房新社)
オンライン書店ビーケーワン:古道具ニコニコ堂です

「東京・国分寺名物の古道具「ニコニコ堂」。狭い間口から中を覗くと、由緒がありそうな、なさそうなモノが店いっぱいにあふれている。古道具を売る人、買う人、ただ見る人、通りがかりの人のなんともおかしなエピソード」(オンライン書店bk1の紹介文)

・長嶋 康郎『ニコニコ通信』(2005.8,アセテート)
「古道具屋の日常を十数年にわたり書き綴った不定期刊行物『ニコニコ通信』の完全復刻版。著者による手書原稿を通信そのままの形で掲載。著名人を含む愛読者たちのコメントを収録。古物をめぐる様々な人間模様が活写されている」(オンライン書店bk1の紹介文)

 あと、同じように古道具屋が舞台の川上弘美『古道具中野商店』もちょっと思い出します。

・川上 弘美『古道具中野商店』(2005.4,新潮社)
オンライン書店ビーケーワン:古道具中野商店

「「好きをつきつめると、からっぽの世界にいってしまうんだな。」 学生街の小さな店に集う人たちの、なんともじれったい恋。世代をこえた友情。どこかあやしい常連たち…。なつかしさと幸福感にみちた長篇小説。『新潮』掲載。」(オンライン書店bk1の紹介文)
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2006年5月11日(木)
「第10回手塚治虫文化賞」決定。マンガ大賞は……。

 第10回手塚治虫文化賞が決定しました。この賞は、「日本のマンガ文化の発展、向上に大きな役割を果たした手塚治虫氏の業績を記念し、手塚氏の志を継いでマンガ文化の健全な発展に寄与することを目的」(http://www.asahi.com/tezuka/tezuka_sho.htmlより引用)としてつくられたもの。2005年発売のマンガ単行本の中から、各賞が選ばれています。

・asahi.com>第10回手塚治虫文化賞
http://www.asahi.com/tezuka/

 受賞作は下記のとおり。

・「マンガ大賞」(年間を通じて最も優れた作品に贈られる)
・吾妻ひでお『失踪日記』(2005.3,イースト・プレス)
オンライン書店ビーケーワン:失踪日記

「突然の失踪から自殺未遂・路上生活・肉体労働、アルコール中毒・強制入院まで。波乱万丈の日々を綴った、今だから笑える赤裸々なノンフィクション!」(オンライン書店bk1の紹介文)

・「新生賞」 (斬新な表現、画期的なテーマなど清新な才能の作者に贈られる)ひぐちアサ氏(「『おおきく振りかぶって』(講談社)で、野球マンガに新たな表現の可能性を示したことに対して」 )
・ひぐち アサ『おおきく振りかぶって 既刊6巻』(講談社アフタヌーンKC)
オンライン書店ビーケーワン:おおきく振りかぶって(アフタヌーンKC)


・「短編賞」(短編、4コマ、1コマなどを対象に作品・作者に贈られる)伊藤理佐氏(「『女いっぴき猫ふたり』(双葉社)『おいピータン!!』(講談社)『おんなの窓』(週刊文春連載)など一連の作品に対して」)
・伊藤理佐『女いっぴき猫ふたり』(2006.1,双葉社)
オンライン書店ビーケーワン:女いっぴき猫ふたり


・伊藤 理佐『おいピータン!! 既刊8巻』(講談社KCKISS)
オンライン書店ビーケーワン:おいピータン!!(KCKISS)


・「特別賞」(マンガ文化の発展に寄与した個人・団体に贈られる)小野耕世氏(「長年の海外コミックの日本への紹介と評論活動に対して」)
・小野 耕世『アメリカン・コミックス大全』(2005.11,晶文社)
オンライン書店ビーケーワン:アメリカン・コミックス大全

「「ピーナッツ」など新聞連載マンガから、スーパーヒーロー・コミックスはもちろん、「マウス」や「ボーン」など、新しい領域を切りひらいたオルタナティヴ・コミックスまで、アメリカのマンガ文化の全体像を描きだす」(オンライン書店bk1の紹介文)

 マンガ大賞のノミネート作には、矢沢あい『NANA』・二ノ宮知子『のだめカンタービレ』・安野モヨコ『働きマン』などもありましたが、それらを抑えて『失踪日記』が受賞。
 『失踪日記』は作品としては完結しているので、評価を与えても揺るがないというのもポイントだったのかもしれませんね。現在連載中の作品は、完結までに作品としての質が落ちてしまう可能性が、万が一でもありえますからねえ。

 あ、こう書くと、俺は『失踪日記』を評価していないように思われてしまうかもしれませんね。そんなことは決してなくて、『失踪日記』、好きです。
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●読んでいる本
・赤瀬川原平『反芸術アンパン』(1994.10,ちくま文庫)
 「アンパン」は「読売アンデパンダン展」のこと。これは、出品料を払えば誰でもどんな作品でも展示できる無審査の展覧会。1949年から年一回開催され、1960年代には前衛的な作品が多数出品され、1963年をもって中止となる。
 この本は、当時出品者であり目撃者でもあった赤瀬川氏が当時の記憶をまとめたもの。

 第一回の「読売アンデパンダン展」(1949年)の案内を見て、小学二年生の息子と、象牙細工師の父親が、ともに出品した、というエピソードがある(pp.54-55)。
 「読売アンデパンダン展」というと、俺は1960年前後の前衛芸術の出品のイメージが強い。でも、出品料を払えば誰でもどんな作品でも展示できるということは、色々なエピソード、可能性を秘めた展覧会だったのだと、この部分を読んで改めて思った。

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●読み終えた本

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●買った本

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●気になる本
 装丁の雰囲気がこれまでと違いますが、岩波新書です。装丁をリニューアルしています。
 この本には、CDもついているらしい。気になる。

 ちなみに久保田麻琴さんは、「久保田麻琴と夕焼け楽団」や「サンディー&ザ・サンセッツ」、細野晴臣さんとの「ハリーとマック」などの、あの久保田さんです。

★★久保田 麻琴『世界の音を訪ねる 音の錬金術師の旅日記』(2006.4,岩波新書)
オンライン書店ビーケーワン:世界の音を訪ねる

「いま、世界で一番ホットな音楽の現場はどこなのか。偶然の出会いが重なって生まれる音とは? 第一線で新しい音楽を精力的に探求し続けるワールド・ミュージック界の仕掛け人が、音楽誕生の源をたどる」(オンライン書店bk1の紹介文)

・久保田麻琴と夕焼け楽団『SECOND LINE』
SECOND LINE(Amazon.co.jpの紹介ページ)

・ハリーとマック『Road to Louisiana』
Road to Louisiana(Amazon.co.jpの紹介ページ)
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2006年5月12日(金)
江戸東京博物館

5月2日、墨田区横網(両国国技館の隣)にある江戸東京博物館へ行ってきました。



 


 写真を結構撮ってきたので(ほとんどは撮影可能でした)、何回かに分けて紹介します。



 


 ↑ 江戸時代の芝居小屋、中村座の原寸大復元模型です。



 ↑ これは、松の廊下のミニチュア模型。


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●読んでいる本
・赤瀬川原平『反芸術アンパン』(1994.10,ちくま文庫)
 「アンパン」は「読売アンデパンダン展」のこと。これは、出品料を払えば誰でもどんな作品でも展示できる無審査の展覧会。1949年から年一回開催され、1960年代には前衛的な作品が多数出品され、1963年をもって中止となる。
 この本は、当時出品者であり目撃者でもあった赤瀬川氏が当時の記憶をまとめたもの。

 第四章「無償のスペクタクル」(pp.127-157)で取り上げられている、グループ「ネオダダ」(ネオダダイズム・オルガナイザー)なんかが、俺の印象では読売アンデパンダン展につながる。ここには赤瀬川氏の他、荒川修作氏や篠原有司男氏などが名を連ねていたのです。
 赤瀬川氏による作品の紹介を読んでいるだけでも、なんだかすごいものが展示されていたことを感じる。例えばネオダダ第三回展に出品するため、商品を運送屋に運んでもらったはずの風倉匠氏が、自分の作品を乗せ忘れてしまった。そこで、運送屋が会場に忘れていった古いロープを「俺の作品はこれじゃ」(p.154)と展示したのだという。
 分からない人は「だからなに?」と思うでしょう。それは俺も分かる。でも、俺はこういう話にわくわくしてしまう。

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●読み終えた本

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●買った本
2006.05.12(金) 購入本
【新刊】
■丸善 丸ビル店
・いしい ひさいち『バイトくん 5 アパートの鍵壊れています』(2006.4,双葉文庫ひさいち文庫)
オンライン書店ビーケーワン:バイトくん 5

 双葉文庫で復刊されているいしいひさいち傑作選。今回はバイトくんです。

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●気になる本
 夏目房之介氏の『漱石の孫』が文庫になりました。俺は単行本で既に読んでいるのですが、なんというか、これまで漱石に対し斜に構えていた夏目氏が、初めて漱石と正面から向き合ったような、そんな印象を受けた本だった。

★夏目 房之介『漱石の孫』(2006.5,新潮文庫)
オンライン書店ビーケーワン:漱石の孫

「」(オンライン書店bk1の紹介文)
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2006年5月13日(土) 国土社の『創作子どもSF全集』復刊。うおー、俺が小学生の頃学校で読んだのは

 国土社から、『創作子どもSF全集』全20冊が復刊されます!
 俺がなぜ興奮しているかというと、これが自分にとって一番初めの読書の記憶のひとつだから。小学生の頃、このシリーズを図書館で読んだ記憶がある。
 でも、内容はうっすら覚えていても、題名も著者名も全部忘れていた。だから、探しようも調べようもなかった。それらの作品がこの『創作子どもSF全集』のラインナップだったことが、今回の復刊で分かったのである。1980年代に一度復刊されているようなので、俺が読んだのはそちらの方だろうと思う。

 中でもよく覚えているのは下の三冊。

・矢野徹:文・梶鮎太:絵『孤島ひとりぼっち』
 これは覚えている。無人島で一人ぼっちになった主人公が、○○を××するんだよ(ネタバレかもしれないので伏せておきます)。その試行錯誤の様子が、読んでいて緊張したのを覚えている。
 しかし、まさか矢野徹氏の作品だったとは思わなかったよ。

・北川幸比古:文・田島征三:絵『日本子ども遊撃隊』
 「日本子ども遊撃隊」っていうタイトルは、強烈に覚えている。訓練の様子も、読んだ記憶がある(他の作品と記憶が混ざっているかもしれないが)。

・佐野美津男:文・中村宏:絵『だけどぼくは海を見た』
 下の紹介文にもあるように、ある朝起きたら家が海の目の前にあったという発端は、イラストとともに覚えています。

 豊田有恒・福島正実・光瀬竜・今日泊亜蘭などなど、俺でも知っているくらいの日本SF作家の諸氏が執筆されていたんだねえ。
 20冊セットで\42,000ということなのだが、分売はされないのかなあ。あるいは図書館で借りて読むか。いずれにしても気になる本です。

・『創作子どもSF全集』(2006.5,国土社)
オンライン書店ビーケーワン:創作子どもSF全集

=== 以下、オンライン書店bk1の紹介ページより引用 ===
1.『孤島ひとりぼっち』文/矢野徹・絵/梶鮎太
夏休みに海外旅行に出かけた順は、大嵐にあって、無人島にとりのこされてしまった。島には人っ子ひとりいない。順は必死で脱出を考えた。そして順は・・・・
***
2.『砂のあした』文/小沢正・絵/井上洋介
ネコの便所に使う砂がほしくて、ススムとお母さんは公園の砂場へいった。砂をちょっととっていると、だれかがこちらをじっと見ている。そして、砂をとってはいけないと・・・・
***
3.『宇宙バス』文/香山美子・絵/小林与志
タツオくんの家のとなりはミズタニさんだ。そのミズタニさんが突然引越した。どこへいったのかだれにもわからない。もっとふしぎなことに、そのあとだれも引越してこない。
***
4.『犬の学校』文/佐野美津男・絵/中村宏
宏幸は犬がだいすきだ。ある日宏幸が広場で犬のジャピロを訓練しているとふしぎな男が近づきその犬を専門的に訓練してやるというそしてその男は、犬の学校の先生だという。
***
5.『日本子ども遊撃隊』文/北川幸比古・絵/田島征三
日本の危機を救うために宙太は、日本子ども遊撃隊に入隊した。そして、まもなく、地底と海底から前世紀の生きのこりのばけものがせめてくるという。宙太はきんちょうした。
***
6.『消えた五人の小学生』文/大石真・絵/山藤章二
光太のなかまではジェット自転車がはやっている。光太もほしいが買ってもらえない。ところが、ジェット自転車でサイクリングに出かけた五人の友だちが行くえ不明になった。
***
7.『少年エスパー戦隊』文/豊田有恒・絵/藤沢友一
次郎は広場でタコをあげていた。そばで女の子も羽つきをしていた。そこへ突然タクシーがつっこんできた。一瞬、次郎たちはねらわれた、と思ったらそうではない・・・・・
***
8.『宇宙にかける橋』文/福島正実・絵/石田武雄
英雄の兄さんは新聞記者だ。たまたまふたりが家にいると、突然電話がかかり友だちのまことくんが行くえ不明だという。英雄は兄さんと八方手をつくしたが、依然まことは・・・・
***
9.『あの炎をくぐれ!』文/光瀬竜・絵/石田武雄
動物たちにもことばがある。ある日、ボス犬クロの仲間たちが防波堤にたむろしていた。そこへどろぼうネコがきた。クロは、犬ことばで、ただちに命令を下した。
***
10.『おかしの男』文/杉山径一・絵/小林与志
玄関のポストにサングラスの男が何かを入れていった。なんだろうとしらべてみると、家出人をさがしているという。その家出人が、なんとおかしでできている男だという。
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11.『フィルムは生きていた』文/谷真介・絵/赤坂三好
老サナダ博士は世紀の大発見といわれる不思議なカメラを発明した。そのカメラは写したものは、なんでも持ちはこべるという。おかしがほしければ、おかしを写せばよいのだ。
***
12.『宇宙ヨット旅行』文/瀬川昌男・絵/伊藤展安
洋二がベットで目をさますと。外の様子がおかしい。宇宙都市にきていたのだ。地球が月のように見える。宇宙ステーションがたくさんあつまってできたふしぎな都市だ。
***
13.『遠くまでゆく日』文/三田村信行・絵/菊池薫
授業がおわったら、お別れ会だという。どこへいくのだろう。ヤマダさんは土星のアルファ市へ、と先生がいう。そんなとこへどうやっていくのだろう。みんなはしんぱいで・・・・
***
14.『ハチュウ類人間』文/立花広紀・絵/木村正志
化学生物者の坂本博士は、リカや幸一たちと南極にきている。と、突然地震がきた。みんなあわてた。地震がおさまって引きかえそうとすると、リカはふしぎなものをふんだ。
***
15.『プラスチックの木』文/香山美子・絵/杉浦範茂
フジオとユウジがキャッチボールをしていた。すると向いの二階の窓からへんな兄さんがのぞいている。そのうちは、フジオの家の一階下で、そんな兄さんいないはずだ。
***
16.『ぼくのまっかな丸木舟』文/久保村恵・絵/中村宏
コースケがプールでおよいでいると、プールはこれでおしまいというアナウンスがあった。まだ時間もはやいのにと思い、またコースケがプールにとびこもうとすると・・・・
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17.『だけどぼくは海を見た』文/佐野美津男・絵/中村宏
宏幸は今日も7時半に起きた。朝起きると窓をあけるのが宏幸のクセだ。いつもだと、びっしり家が見えるのに、今日は海が見え、さかなまでいる。宏幸はあわてて窓をしめた。
***
18.『コンピューター人間』文/桜井信夫・絵/斎藤博之
テルオは、ある日突然特殊学校に入れられた。その学校は人間の心をいっさいゆるさない、きびしい学校だ。テルオはいやでしかたがない。みんなは団結した。・・・・
***
19.『帰ってきたゼロ戦』文/砂田弘・絵/田代三善
ゼロ戦は戦中の日本で大活躍した戦闘機だ。それが突然現れ、大人たちをみんなつれていってしまった。残された子どもたちは心配した。おとうさんやおかあさんはどこへ・・・・
***
20.『シュリー号の宇宙漂流記』文/今日泊亜蘭・絵/斎藤博之
宇宙船「シュリー号」に乗ってアルファ・ケンタウルス星行きを計画した火星の小学生トコロー、ルミ江、トキオらは、操縦器の故障で、宇宙のまっただ中で漂流してしまった。

=== 引用終わり ===
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※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
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●読んでいる本
・銀色夏生・HARCO『メール交換(角川文庫 GINIRO NATSUO COLLABO SERIES)』(2006.4,角川文庫)
オンライン書店ビーケーワン:メール交換

 詩人銀色夏生とミュージシャンHARCOのメールでの文通をまとめた本。

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●読み終えた本
・赤瀬川原平『反芸術アンパン』(1994.10,ちくま文庫)
 「アンパン」は「読売アンデパンダン展」のこと。これは、出品料を払えば誰でもどんな作品でも展示できる無審査の展覧会。1949年から年一回開催され、1960年代には前衛的な作品が多数出品され、1963年をもって中止となる。
 この本は、当時出品者であり目撃者でもあった赤瀬川氏が当時の記憶をまとめたもの。

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●買った本

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●気になる本
 笑いの理論や体系づくりって、非常に難しいと思う。が、これまで誰がどんなふうに挑戦してきたかというのは、気になる。

★★喜志 哲雄『喜劇の手法 笑いのしくみを探る』(2006.2,集英社新書)
オンライン書店ビーケーワン:喜劇の手法笑いのしくみを探る

「喜劇はなぜ面白いのか。「笑い」のエッセンスを、シェイクスピアやモリエール、ニール・サイモンやハロルド・ピンターなどの代表作から注意深く抽出し、そこに仕掛けられた創意あふれる手法を読み解き、笑いの源泉へと迫る」(オンライン書店bk1の紹介文)



2006年5月14日(日) げげ! 「ニンテンドーDS」ってそんなに品薄な

 下の記事で、ニンテンドーDS用のソフト『おいでよ どうぶつの森』について取り上げられています。

・nikkeibp デジタルARENA 記事
第一回
http://arena.nikkeibp.co.jp/col/20060410/116226/

第二回
http://arena.nikkeibp.co.jp/col/20060418/116342/
最終回(第三回)
http://arena.nikkeibp.co.jp/col/20060425/116459/

ニンテンドーDS用ソフト『おいでよ どうぶつの森』
おいでよ どうぶつの森(Amazon.co.jpの紹介ページ)

 最近あまりゲームをやっていなかったのですが、ちょっと面白そうだと思いました。

 で、ニンテンドーDSについて調べてみたら、今全然売ってないのね。「ニンテンドーDS Lite」も、「ニンテンドーDS」も。秋葉原で働いている人間がいまさらなにを言うかと思われそうですが。

・ニンテンドーDS Lite クリスタルホワイト
ニンテンドーDS Lite クリスタルホワイト(Amazon.co.jpの紹介ページ)

・ニンテンドーDS プラチナシルバー
ニンテンドーDS プラチナシルバー(Amazon.co.jpの紹介ページ)

 Amazon.co.jpだと、希望小売価格よりも高いプレミア価格で販売されています。これ、任天堂にとっては機会損失だよなあ。

 しかし、プレミア価格で買おうという気にはならないなあ。「どうぶつの森」って、ニンテンドー64でも出ているから、ニンテンドー64の本体ごと探してきて買おうかしら(それも任天堂にとっては、「どうなのよ?」って話だろうけれど)。
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※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
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●読んでいる本
・左田野 渉『復刊ドットコム奮戦記』(2005.8,築地書館)
オンライン書店ビーケーワン:復刊ドットコム奮戦記

「「ちびくろ・さんぼ」だけじゃなかった! 業界のタブーも恐れぬ交渉で、数々の本を甦らせてきたエピソードと、出版界のニッチをビジネスにした血と汗と涙?のストーリー。不況の出版業界で成功したベンチャーの仕掛けとは?」(オンライン書店bk1の紹介文)
 熱気を感じる本。一方で、復刊ドットコムの運営から感じるネット上のコミュニティの話も興味深い。「ネットの活気はコンテンツコミュニケーションの深さ×会員数」(p.69)で、「コンテンツコミュニケーションの深さは、基本的には会員数に反比例する」(p.71)という話には、一応個人のサイトを運営しているものとして、どういうサイトを目指すべきかを考えてしまった。

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●読み終えた本
・銀色夏生・HARCO『メール交換(角川文庫 GINIRO NATSUO COLLABO SERIES)』(2006.4,角川文庫)
オンライン書店ビーケーワン:メール交換

 詩人銀色夏生とミュージシャンHARCOのメールでの文通をまとめた本。2005年12月6日に銀色氏がHARCOさんにメールを送り、2006年1月25日までに交換されたメールを収録している。
 良くも悪くも「ノベルティグッズ」かな、という感じ。ファンにとっては(俺もHARCOさんのファンなので)、どんなメール、文章を書いているかが分かるのは興味深い。

 でも、特にテーマはなくお互いがやり取りするメールでありつつ、本として不特定多数の人が読むことを前提に書かれている(本にする事は、途中で銀色氏から提案される)というのが、なんとなく「立ち位置」が安定していない感じがする。

 それでももちろん面白い部分はあるわけで、例えばHARCOさんの「どこかでHARCOという女の人がライブをやっていて、それを僕がたまたま見に行って、、、ということが起こるかも」(p.42)しれなくて、そのときは「どっちが先だったか確認しあうとか。あとに付けた方がHARCO JAPANにするとか」(p.42)というのは、なんともいえない面白さがあったなあ。

(参考)
・HARCO『Portable Tunes-HARCO CM WORKS』
Portable Tunes-HARCO CM WORKS

・HARCO『Wish List』(2006年,COAR-0043)
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●買った本

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●気になる本
 bk1の説明文だとちょっとわかりにくいのですが、実際の風景の写真です。しかし、その撮影の仕方で、まるで、ジオラマ・ミニチュアのように見える。そんな写真を集めた写真集。
 出版社のサイト(下記URL)で、サンプル写真を三枚見ることができますが、なかなか面白いです。
http://www.littlemore.co.jp/book/kobetsu/art/smallplanet.html

★本城 直季:写真『スモールプラネット』(2006.4,リトルモア)
オンライン書店ビーケーワン:スモールプラネット

「リアリティに溢れすぎているミニチュアの世界を収めた写真集。白川郷もコンテナーも屋外プールも、どの写真を見ても感動(もしくは驚嘆)にも似た新しい感覚を与えてくれる、脳にとっての初めての体験を得られる一冊」(オンライン書店bk1の紹介文)

 下の中野正貴氏の写真集なども思い出します。

・中野 正貴『Tokyo nobody』(2000.8,リトル・モア)
オンライン書店ビーケーワン:Tokyo nobody

「街から人がいなくなり、残されたのは建物だけ。今まで人間が行ってきたことは何だったのか。自然との共存を拒否し、破壊と創造を繰り返した人間が作り出した街の姿を捉えた写真集」(オンライン書店bk1の紹介文)

・中野 正貴『SHADOWS』(2002.8,リトル・モア)
オンライン書店ビーケーワン:SHADOWS

「誰もいない路地。店は閉まり、人気の消えた路地裏を街灯と月明かりだけが異様なほどに照らし出す−。うごめく思い、切ない風景、路地裏から見た香港を写し出した写真集。「Tokyo nobody」に続く第2弾」(オンライン書店bk1の紹介文)



2006年5月15日(月) 気になるCD:Brian Eno + David Byrne『My Life In The Bush Of Ghosts』(リマス

 ディスクユニオンのブログで知ったのですが、Brian Eno + David Byrne『My Life In The Bush Of Ghosts』がリマスター、かつボーナストラックつきで再発されたとのこと。

diskunion新宿中古センターblog>2006年05月03日
http://blog1.musicfield.jp/du_ds11/archives/
2006/05/brian_enodavid.html


 俺はトーキング・ヘッズ(Talking Heads)もちゃんと聴いたことがなくて、David Byrne(デヴィット・バーン)がトーキング・ヘッズの中心人物だってことも今回調べるまで知らなくて。このCDも聴いたことがなかったのです。

 でも、下のサイト(USENのOnGen)で視聴したら、これはかっこいい。値段もお買い得だし、これは欲しいなあ。
http://www.ongen.net/search_detail_album/
album_id/al0000011936/

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Brian Eno + David Byrne『My Life in the Bush of Ghosts』
My Life in the Bush of Ghosts(Amazon.co.jpの紹介ページ)
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※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
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●読んでいる本
・左田野 渉『復刊ドットコム奮戦記』(2005.8,築地書館)
オンライン書店ビーケーワン:復刊ドットコム奮戦記

「「ちびくろ・さんぼ」だけじゃなかった! 業界のタブーも恐れぬ交渉で、数々の本を甦らせてきたエピソードと、出版界のニッチをビジネスにした血と汗と涙?のストーリー。不況の出版業界で成功したベンチャーの仕掛けとは?」(オンライン書店bk1の紹介文)


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●読み終えた本

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●買った本

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●気になる本
 お、モンティ・パイソンの研究本。これは気になる。ただ、俺は実は、モンティ・パイソン関連の本で、買ったはいいけれど読んでいないものがあって、まずはこっちを読まなきゃなあ。

★マーシア・ランディ:著 / 奥山 晶子:訳 / 須田 泰成:監修『モンティ・パイソン研究入門』(2006.4,白夜書房)
オンライン書店ビーケーワン:モンティ・パイソン研究入門

「「モンティ・パイソンズ・フライング・サーカス」の「笑い」を読み解く研究書。高尚と低俗の融合を達成し、既存の枠にとらわれない新たなコメディを作り上げたパイソンズの、笑いの発想と技術を徹底解明する」(オンライン書店bk1の紹介文)

・デヴィッド・モーガン:著 / 須田 泰成:訳『モンティ・パイソン・スピークス!』(2003.8,イースト・プレス)
オンライン書店ビーケーワン:モンティ・パイソン・スピークス!

「モンティ・パイソンは、TVを舞台に繰り広げられた革命だった…。コメディ界のビートルズと言われる伝説のグループの軌跡を、メンバーと関係者に丹念に取材を繰り返して完成された証言集の決定版」(オンライン書店bk1の紹介文)

・須田 泰成『モンティ・パイソン大全』(1999.2,洋泉社)
オンライン書店ビーケーワン:モンティ・パイソン大全

「革新的な手法を次々と使い、世界中を爆笑の渦に巻き込んだコメディ番組の金字塔、「モンティ・パイソンズ・フライング・サーカス」。多彩なキャラクターやシリーズのエピソード解説など話題満載の大百科」(オンライン書店bk1の紹介文)

 他に、下のような本も出ています。これはメンバーによる証言を集めたものですね。

・グレアム・チャップマン / ジョン・クリーズ / テリー・ギリアム / エリック・アイドル / テリー・ジョーンズ / マイケル・ペイリン / ボブ・マッケイブ / 奥山 晶子:訳 / 須田 泰成:監修『モンティ・パイソン正伝』(2005.10,白夜書房)
オンライン書店ビーケーワン:モンティ・パイソン正伝

「モンティ・パイソンを作った男たちの幼年時代と大学での出会い、世界を変えたテレビ番組、決別、そしてこれまで隠されていた事情が、本人たちの告白と初公開の日記により明らかになる」(オンライン書店bk1の紹介文)



2006年5月16日(火) 江戸東京博物館(

 先日行ってきた江戸東京博物館の写真の続きです。


江戸時代の街並みの模型は他にも沢山ありまして、眺めているだけでも面白いです(↓)。

 

 

↑ 船の模型は、長さ2メートルくらいで、結構大きいものです。

 


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※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
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●読んでいる本



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●読み終えた本
・左田野 渉『復刊ドットコム奮戦記』(2005.8,築地書館)
オンライン書店ビーケーワン:復刊ドットコム奮戦記

「「ちびくろ・さんぼ」だけじゃなかった! 業界のタブーも恐れぬ交渉で、数々の本を甦らせてきたエピソードと、出版界のニッチをビジネスにした血と汗と涙?のストーリー。不況の出版業界で成功したベンチャーの仕掛けとは?」(オンライン書店bk1の紹介文)
 復刊に関する話とともに、インターネット上のコミュニティの話も、興味深かった。この本ではいいところを取り上げているが、いいところも悪いところもあるという印象かな。
 ファンのコミュニティの熱意が、本の復刊につながるのは素晴らしいと思うの。しかし一方で、特に小説家や漫画家の中には、色々な事情で活動を辞めている人もいる。それを、言い方が悪いかもしれないが、引きずり出すようなことになるのは、やはり問題だと思うんだよなあ。もちろん復刊ドットコムは、交渉を行って、著者が首を立てに振らなければ断念するのだけれど。でも、復活を熱望するファンのコミュニティは、ある場合には恐ろしいものになるように思う。
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・やまと虹一・クラフト団『プラモ狂四郎 1』
プラモ狂四郎 1 (1)

・やまと虹一・クラフト団『プラモ狂四郎 2』
プラモ狂四郎 2 (2)

・やまと虹一・クラフト団『プラモ狂四郎 3』
プラモ狂四郎 3 (3)

・やまと虹一・クラフト団『プラモ狂四郎 4』
プラモ狂四郎 4 (4)

・やまと虹一・クラフト団『プラモ狂四郎 5』


・やまと虹一・クラフト団『プラモ狂四郎 6』
プラモ狂四郎 6 (6)
 いや、懐かしかった。よく覚えている部分もあれば、すっかり忘れていた部分もあり。でも俺は、『プラモ狂四郎』に影響されて随分プラモデルを作ったなあ、ということを思い出した。
 そして、十数年たって読み返してみても、やっぱりプラモデルが作りたくなった。プラモデルを買いに行きたくなっています。
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●買った本

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●気になる本
★★日刊スポーツ新聞社・飛鳥新社編集部:編『サッカー日本代表新聞 W杯への栄光と挫折の50年闘争史 』(2006.5,飛鳥新社)
オンライン書店ビーケーワン:サッカー日本代表新聞

「W杯への栄光と挫折の50年闘争史。スイスW杯の予選敗退から、メキシコ五輪での銅メダル獲得、ドーハの悲劇、マイアミの奇跡、ドイツ大会出場決定まで、日本代表の歩みを伝えるスポーツ新聞記事を、この一冊に凝縮」(オンライン書店bk1の紹介文)

 俺は下の本を持っているのですが、似たようなコンセプトの本が出ましたね。新聞記事を集めた本って、安易と言ってしまえばそうかもしれないが、個人的にはなかなか貴重だと思う。

・都並 敏史:選『縮刷版日本代表ヒストリー サッカー日本代表6年間の激闘』(1998.8,情報センター出版局)
オンライン書店ビーケーワン:縮刷版日本代表ヒストリー

「オフト、ファルカン、加茂、岡田という四代の監督たちの指揮の下、ドーハの悲劇、ジョーホールバルの歓喜、そしてフランスへと闘い続けたサッカー日本代表。その激闘の日々を厳選130のスポーツ紙記事に見る」(オンライン書店bk1の紹介文)



2006年5月17日(水) 『団塊パンチ』、気にな

 『団塊パンチ』という雑誌が創刊されています。

・『団塊パンチ 1 特集・未来は後方にあり』(2006.4,飛鳥新社)
オンライン書店ビーケーワン:団塊パンチ 1
(オンライン書店bk1の紹介ページ)

 タイトルどおり、団塊世代向けのかつての『平凡パンチ』のような雑誌、ということなのかな。でも編集長は『QUICK Japan』を創刊した赤田祐一氏なんですね。どんな感じの雑誌なのだろうか。
 実は創刊されるというニュースは結構前に知っていながら、まだ現物を書店で見ていないのです。下の出版社の紹介を読むと、特集は1960年代とのこと。

・出版社(飛鳥新社)の紹介ページ
http://www.asukashinsha.co.jp/topsozaitemp/dankai/dankai.html


 ちょっと俺には縁遠いような気もするのだが、下記の竹熊健太郎氏のブログによれば、「『あらゆる世代の青年に向けて』作られた」、「実は団塊世代のオジサン以上に、20代の若者が読んでもおかしくない造りになっている」(http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2006/05/post_3101.htmlより引用)とのこと。
 むう、ちょっと気になります。

・たけくまメモ > 2006/05/03
(1)http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2006/05/post_a184.html
(2)http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2006/05/post_3101.html
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※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
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●読んでいる本
・種村 季弘:編『東京百話 天の巻』(1986.12,ちくま文庫)
 東京についてのエッセイ・短編小説を集めたアンソロジー。
 澁澤龍彦(「チンドン屋のこと」)、寺田寅彦(「物売りの声」)の両氏が、どちらも子どもの頃、路上で物売りの配ったビラを欲しがったという一致が興味深い。澁澤氏はチンドン屋のビラ、寺田氏は薬売りという違いはあるし、年代も違うけれども。

 それから寺田氏が「今のうちにこれらの滅び行く物売りの声を音譜にとるなり蓄音機のレコードにとるなり」(pp.33-34)して、「百年後の民俗学者や好事家に聞かせてやるのは、天然物や史跡などの保存と同様にかなり有意義な仕事ではないか」(p.34)とかいているのはさすが。

 また、獅子文六氏の「なぜ都電が好きなのか」(pp.35-42)を読むと、都電が今よりもずっといろんな所を通っていた時代に、乗ってみたかったと思う。「15番線(高田馬場−茅場町)28番線(錦糸町−都庁前)」(p.40)、「8番線(中目黒−築地)とか、12番線(新宿−両国)」(p.40)って、路線名を聞いただけでもわくわくする。ちなみにこの「都庁前」は、当然丸の内ですね。
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 『東京百話』は、他にも下記の2冊が出ていて、いずれも面白いです。

・種村 季弘:編『東京百話 地の巻』(1987.1,ちくま文庫)

・種村 季弘:編『東京百話 人の巻』(1987.2,ちくま文庫)
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●読み終えた本

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●買った本

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●気になる本
 2002年サッカーワールドカップ当時に、著者が開催国の日本と韓国を歩き、試合を観戦した記録。
 俺は沢木氏の本は『敗れざる者たち』しか読んだことがないが(これもスポーツノンフィクションです)、サッカー関連の本は気になる。
 しかし、ワールドカップを目前に、サッカー本も随分出ているなあ。

★沢木 耕太郎『杯(カップ) 緑の海へ』(2006.5,新潮文庫)
オンライン書店ビーケーワン:杯(カップ)


・沢木 耕太郎『敗れざる者たち』(1986,文春文庫)
オンライン書店ビーケーワン:敗れざる者たち


 ちなみに、単行本刊行当時、同時に刊行されたのが、アトランタオリンピックを題材にした下記の本とのことです。

・沢木 耕太郎『冠(コロナ) Olympic games』(2004.1,朝日新聞社)
オンライン書店ビーケーワン:冠(コロナ)

「1996年アトランタ。かつて心を躍らせてくれたオリンピックが死に瀕している! 開会式から閉会式まで、つぶさに観察した著者の奏でる痛切なレクイエム。『ナンバー』連載の「廃墟の光」をもとに単行本化」(オンライン書店bk1の紹介文)



2006年5月18日(木) 海洋堂の新しいアクションフィギュア『REVOLTEC(リボルテック)』、

 海洋堂から、新しいアクションフィギュアのシリーズ『REVOLTEC(リボルテック)』が発売されています。

・海洋堂サイト内 紹介ページ
http://www.kaiyodo.co.jp/revoltech/"


 この『REVOLTEC』では、間接部分に「リボルバージョイント」という新しいジョイントパーツが使われている。このパーツは、角度を変えてもその状態を保つことができる。つまり、フィギュアの間接部分を色々な状態にして、色々なポーズを作ることができる。また、色々と動かしても「へたる」ことがないそうです。

 そして、このジョイントパーツには汎用性があるので、価格が1995円(税込)とかなり安い。また毎月新作が出るようです。造型は海洋堂の山口勝久氏
 第一弾は、下記3種類が5月15日に出ています(リンク先はAmazon.co.jpの紹介ページ)。俺はダグラムが気になる。というか、欲しい。

リボルテック No.1 ゲッター1
リボルテック No.1 ゲッター1

リボルテック No.2 ダグラム
リボルテック No.2 ダグラム

リボルテック No.3 ダンテ
リボルテック No.3 ダンテ

 そして第二弾は、6月15日発売。アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』に登場した下記2体です。

リボルテック No.4 EVA初号機
リボルテック No.4 EVA初号機

リボルテック No.5 EVA零号機
リボルテック No.5 EVA零号機

 これからも、毎月新作が出るそうなので、楽しみです。
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※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
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●読んでいる本
・種村 季弘:編『東京百話 天の巻』(1986.12,ちくま文庫)
 東京についてのエッセイ・短編小説を集めたアンソロジー。

 この本で初めてエッセイを読み、その人の本が読みたくなる。
 色川武大「月は東に陽は西に」(pp.124-138)。昭和25年、後楽園でのパ・リーグ西鉄クリッパーズの小暮力三選手のプレーの思い出と、戦前・戦中に、野球場・浅草の劇場で大声を張り上げていたおなみという中年の女性の思い出。
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 『東京百話』は、他にも下記の2冊が出ていて、いずれも面白いです。

・種村 季弘:編『東京百話 地の巻』(1987.1,ちくま文庫)

・種村 季弘:編『東京百話 人の巻』(1987.2,ちくま文庫)
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●読み終えた本

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●買った本

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●気になる本
・ひちゃこ 『ひちゃこのゲーム体験記』(2005.1,エンターブレイン)オンライン書店ビーケーワン:ひちゃこのゲーム体験記
 『ファミ通キューブ+アドバンス』(エンターブレイン)に連載されたマンガ。タイトルどおり、様々なゲームに挑戦した記録らしい。
 著者は、『読売新聞』の土曜夕刊、子どものページにイラストを描いていて、それが印象に残っている。ただ、マンガ作品は読んだことがないので、ちょっと気になる。



2006年5月19日(金) PET SHOP BOYSのアルバム『Fundamental』、気になる。でも、どれを買えば

 5月17日、PET SHOP BOYSのアルバム『Fundamental』が発売されています。まだ現物を見ていないのですが。

・bounce.com記事
http://www.bounce.com/news/daily.php/7463/

 気になるのは、トレヴァー・ホーンがプロデュースしているということ。トレヴァー・ホーンについては、本格的に説明すると長くなりますが、元バグルス(「ラジオ・スターの悲劇」!)・元イエス(再結成後)で、アート・オブ・ノイズや最近ではt.A.T.u.のプロデュースも手がけている。
 俺はPET SHOP BOYSの曲では、ポップな感じの曲が好きなので、今回のアルバムはそんな雰囲気(『Very』みたいな)になっているのではと期待しています。

 ということで欲しいのですが、別の意味で気になるのは、検索すると三枚のCDが出てくるところ。日本盤と、日本盤の初回限定盤、そして輸入盤(輸入版は5/22発売予定)。



ファンダメンタル


ファンダメンタル
posted with amazlet on 06.05.18

ペット・ショップ・ボーイズ
東芝EMI (2006/05/17)






ファンダメンタル(初回)(CCCD)



ペット・ショップ・ボーイズ
東芝EMI (2006/05/17)






Fundamental/Fundamentalism


Fundamental/Fundamentalism
posted with amazlet on 06.05.18

Pet Shop Boys
EMI (2006/05/23)




 日本盤の初回限定盤は、二枚組のようなのですが、CCCDです。どうやら輸入盤は、限定盤の二枚組のようです。あくまで現時点の俺の推測だけれど。

 むー、どれを買えばいいのだ。「全部買え!」という意見はとりあえず置いておいて。

 これは実際にお店で現物を見てみた方がよさそうですね。

(参考)


Very


Very
posted with amazlet on 06.05.18
Pet Shop Boys
Emi (2001/06/04)
売り上げランキング: 20,161





ラジオ・スターの悲劇+3


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※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。


●読んでいる本
・種村 季弘:編『東京百話 天の巻』(1986.12,ちくま文庫)
 東京についてのエッセイ・短編小説を集めたアンソロジー。

 武田百合子「夏の終り」(pp.187-191)は下の本でも読みましたが、面白い。デパートの食堂で食事をする話なのだが、これが面白い。

・武田 百合子文 / 野中 ユリ画『ことばの食卓』(1991.8,筑摩書房)
オンライン書店ビーケーワン:ことばの食卓

「」(オンライン書店bk1の紹介文)
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 『東京百話』は、他にも下記の2冊が出ていて、いずれも面白いです。

・種村 季弘:編『東京百話 地の巻』(1987.1,ちくま文庫)

・種村 季弘:編『東京百話 人の巻』(1987.2,ちくま文庫)


●読み終えた本



●買った本



●気になる本
・ヒジュンカスヤ『SUCCESS WORK STYLING 成功する仕事場づくり』(2006.5,ラトルズ)
オンライン書店ビーケーワン:成功する仕事場づくり

「好きな仕事で独立・起業した14業種、15タイプのクリエイティブワーカーの仕事場をドキュメント。空間・色彩・照明・デスク・収納など、細部にも「その人らしさ」がにじみ出る。自分ならではの仕事場を持ちたい人、必読!」(オンライン書店bk1の紹介文)
 ちょっと立ち読みしてみましたが、みんな整理整頓されたいい家に住まわれていますわ。なんだか、「ごちゃごちゃの部屋に住んでいる奴は成功しない!」と言われているような被害妄想に陥る。
 まあ、俺はごちゃごちゃ派(かっこよく言えば「カオス派」)の末端の末端として頑張ろう。

 あと、出版社の「ラトルズ」という文字を見ると、どうしてもモンティ・パイソンのエリック・アイドルがビートルズのパロディをした「ラトルズ(ラットルズ)」を思い出してしまう。

・DVD『ラトルズ 4人もアイドル!』
ラトルズ4人もアイドル!(Amazon.co.jpの紹介ページ)



2006年5月20日(土) 買った

 5/15、久々に会社帰りにお茶の水に行って、CDを買いました。紹介しましょう(CDのリンク先はAmazon.co.jpの紹介ページです)。

2006.05.15(月) 購入もん
【CD】
■ヴィレッジヴァンガード お茶の水店にて
V.A.『MOTHER』(2004年)
MOTHER
 テレビゲーム『MOTHER』のアレンジCD。元々のゲームの音源ではなく、アレンジされていて、ボーカル入りです。ただ、「11.THE WORLD OF MOTHER (Extended Version) 」は、ゲームのBGM・SEをメドレー風につなげたもの。ジュークボックスで流れているのを聴いて、欲しくなって、買ってきました。
 1989年リリース盤の復刻。作曲は鈴木慶一(ムーンライダーズ)、田中宏和の両氏で、元がゲームの音楽だと思わずに聴いても名曲が多いです。

 思えば、ファミコン版の「MOTHER」は2回くらいクリアしています。2回目というのは1年位前だったかなあ(まだファミコンがあるのも我ながらすごいけれど)。それだけ思い出深いゲームなのです。正直言って「MOTHER」はゲームとしてのバランスはよくない(つまり、難しい)のですが、進め方を研究しつつ遊ぶと、ちゃんと最後までたどり着けますし、やっぱり物語として素晴らしい。
 今なら『MOTHER1+2』がゲームボーイアドバンスで遊べますね。それから、『MOTHER3』も出ています。

ゲームボーイアドバンス用『バリューセレクション MOTHER 1+2』
バリューセレクション MOTHER 1+2

ゲームボーイアドバンス用『MOTHER3』
MOTHER3

 それから、「ほぼ日刊イトイ新聞」に「MOTHER3」のコーナーがあるのであわせてご紹介。「MOTHER」、「MOTHER2」コーナーへのリンクもあります。

http://www.1101.com/MOTHER3/

■ディスクユニオン お茶の水駅前店にて
Brian Eno + David Byrne『My Life in the Bush of Ghosts』(2006年)
My Life in the Bush of Ghosts
 気になっていたCD、買ってきました。

 ちなみに、下のサイト(USENのOnGen)で視聴できます。
http://www.ongen.net/search_detail_album/
album_id/al0000011936/


2006.05.15(月) 購入もん
【中古CD】
■ジャニス2 にて
ヲノサトル『ELNINO』(2003年)
ELNINO
 明和電機の「経理のヲノさん」でもおなじみのヲノサトル氏のCD。

・ヲノサトル公式サイト Audio Fiction Research
http://www.swono.com/


overrocket『PreEcho』(2001年)
PreEcho
 overrocketの公式サイト、検索したらなくなっていました。活動休止してしまったのかなあ。

■ジャニス3 にて
V.A.『レッスル・ディスコ・フィーバー・デラックス』
レッスル・ディスコ・フィーバー・デラックス
 ジャケ買いです。杉作J太郎&岡元あつこって! でも、収録曲も「INOKI BOM-BA-YA(アントニオ猪木の入場テーマ)」、「キューティーハニー」、「かけめぐる青春」、「愛をとりもどせ!!(「北斗の拳」主題歌)」などのディスコアレンジ。これはちょっといいかもと思った。
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※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
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●読んでいる本
・種村 季弘:編『東京百話 天の巻』(1986.12,ちくま文庫)

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(参考)
・種村 季弘:編『東京百話 地の巻』(1987.1,ちくま文庫)

・種村 季弘:編『東京百話 人の巻』(1987.2,ちくま文庫)
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●読み終えた本

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●買った本

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●気になる本
 GTDというのは「Getting Things Done」の略称で、直訳だと「うまいやり方」ですが、使われ方から考えると「ストレスなく仕事を進めるための考え方」などというのかな。以前読んだ『ライフハックプレス デジタル世代の「カイゼン」術 』の中でも紹介されていました。実際に自分に真似できそうなところを真似してみると、たしかに仕事や作業がはかどります。
 下の『ストレスフリーの仕事術』は、このGTDの考案者デビッド・アレン(David Allen)氏の『Ready For Anything』の翻訳。個人的に非常に興味があるので、買ってこようと思います。

★★デビッド・アレン著 / 田口 元監訳『ストレスフリーの仕事術 仕事と人生をコントロールする52の法則』(2006.6,二見書房)
オンライン書店ビーケーワン:ストレスフリーの仕事術

「生産性に関する世界で最も影響力を持つ思想家のひとりと言われるGTDメソッド考案者が明かす、ストレスのない仕事を実現する52の法則とは? ストレス激減の秘策をわかりやすくアドバイス」(オンライン書店bk1の紹介文)

 監訳者の田口元氏(「百式」管理人)のブログでの紹介記事は下記URLの通りです。

idea*idea>May 15, 2006 03:12 PM
http://www.ideaxidea.com/archives/2006/05/post_85.html

(参考)
・田口 元〔ほか〕著『ライフハックプレス デジタル世代の「カイゼン」術 』(2006.4,技術評論社)
オンライン書店ビーケーワン:ライフハックプレス

「lifehacksとは、仕事をシンプルかつ楽しくするような習慣を生み出そうという考え方。シンプル&ストレスフリーの仕事術GTDや、Google全サービス活用、プレゼンが簡単にうまくなる方法を特集する」(オンライン書店bk1の紹介文)



2006年5月21日(日) インターネット関連の本2冊:梅田望夫『ウェブ進化論』と佐々木 俊尚『グーグルGoo

 『ウェブ進化論』、話題になっているようですね。ただ最近、googleにせよその他のインターネット関連のサービスにせよ、いいところばかりでもないよな、ということを感じてきています(「いまさらそんなことを言ってんの?」と思われてしまうかもしれませんが)。
 「google八分」などの問題もそうなのですが、結局インターネットもひとつの手段でしかなくて、そこでは現実での友達付き合いとか好き嫌いと同じような心理が働くよなあと思うわけです。

 ……ちょっと漠然とした話ですね。これも漠然とした例かもしれませんが、「毎日○万人が見ている!」というwebサイトでも、自分が見ないサイトは見ない。情報に近づくのが簡単になっても、情報に近づかないことは当然にあるわけです。
 またネット上のコミュニケーションは、距離が非常に近い錯覚を抱く(そしてある意味では距離は本当に近い)のですが、やはり知らない人は知らない人だし、親しい人は親しい人なのだろうと思います。コミュニケーションの敷居は低くなっても(これまでなら言葉も交わせなかった人と言葉を交わせるようになるチャンスがある)、敷居がないわけではない(知らない人に無遠慮に話し掛けて、いいわけはない)のだろうと思います。

 これはまたちょっと違う話ですけれど、「インターネットで調べたけれど出てこなかった」というのを自分の判断の基準にするのは、「新聞やテレビで放送されたことがない」というのを判断の基準にするのと同じくらい危険だとも思います。
 「インターネットで調べたけれど出てこなかった」=「そのものが存在しない」という錯覚が広まりつつあるのは(自分も時々錯覚しかけることがある)、ちょっと不安。

 なんだか自分でも頭がごちゃごちゃしてしまうのですが、とにかく色々な立場で書かれた本を読んでみたいと思うのです。だから、下の二冊を一緒に読んでみたいなあと思っています。

・梅田 望夫『ウェブ進化論』(2006.2,筑摩書房)
オンライン書店ビーケーワン:ウェブ進化論

「グーグルが象徴する技術革新とネット人口の急増により、知の再編と経済の劇的な転換が始まった。ブログ、ロングテール、Web2.0などの新現象を読み解きながら、変化に創造的・積極的に対処する知恵を説く」(オンライン書店bk1の紹介文)

・佐々木 俊尚『グーグルGoogle』(2006.4,文芸春秋)
オンライン書店ビーケーワン:グーグルGoogle

「既存のビジネスとそれを支えた価値観が次々と破壊されている。その担い手は、検索エンジンの怪物・グーグル。なぜグーグルはそれほどのパワーを持ち、そしてどのような影響を社会に与えようとしているのか、そんな疑問に迫る」(オンライン書店bk1の紹介文)
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※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
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●読んでいる本
・種村 季弘:編『東京百話 天の巻』(1986.12,ちくま文庫)

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(参考)
・種村 季弘:編『東京百話 地の巻』(1987.1,ちくま文庫)

・種村 季弘:編『東京百話 人の巻』(1987.2,ちくま文庫)
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●読み終えた本

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●買った本
★★★デビッド・アレン著 / 田口 元監訳『ストレスフリーの仕事術 仕事と人生をコントロールする52の法則』(2006.6,二見書房)
オンライン書店ビーケーワン:ストレスフリーの仕事術

「生産性に関する世界で最も影響力を持つ思想家のひとりと言われるGTDメソッド考案者が明かす、ストレスのない仕事を実現する52の法則とは? ストレス激減の秘策をわかりやすくアドバイス」(オンライン書店bk1の紹介文)

 気になっていた本を買ってきました。
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●気になる本
・佐藤 嘉尚:編著『新宿の1世紀アーカイブス 写真で甦る新宿100年の軌跡 』(2006.5,生活情報センター)
オンライン書店ビーケーワン:新宿の1世紀アーカイブス

「あらゆる種類の人間とあらゆる種類の変化を平気で受け入れ、貪欲に呑み込み咀嚼することで街としてのエネルギーを確保し、放射してきた新宿が歩んできた足跡のサワリと、そのときどきの時代の匂いを伝える写真集」(オンライン書店bk1の紹介文)
 新宿については、大人になってからしかはっきりした記憶がない。西口の高層ビル群には、子どもの頃に家族で遊びに言った記憶があるが、その次の記憶は学生時代の就職活動だったりする。もちろん自分が生まれる前の姿はほとんど分からない。
 そんなわけで、町の様子の写真集、気になります。



2006年5月22日(月) 日本のサラリーマンは大変だあ(命令口調の題名のビジネス書

 俺はへっぽこサラリーマンですが、それでも色々大変なんです。しかし、命令口調の題名の本の数々が書店のビジネス書コーナーに並んでいるのを見ると、つくづく日本のサラリーマンは大変だと思うよ。

 これで作文が作れますね。
 例えば、『会社に入ったら新人時代はこれだけはやれ!』と言われて頑張るものの、上司に話をすれば『そのバイト語はやめなさい』『3分以内に話はまとめなさい』と注意され、更には『そのマナー、ヘンですよ!』と言われる始末。
 それじゃあ、ってんでアドバイスをもらえば、『自分を磨け!』『直感を磨けば人生はうまくいく!』という、なんとも漠然としたお答え。途方に暮れてしょげていたら、『プロは反省するな!』と追い討ち。
 くたくたに疲れた帰りも、『通勤電車で寝てはいけない!』という教えを守り、家に帰る途中でお金が落ちているのを見つけても、『千円札は拾うな』ということなので、素通りしてとぼとぼと家路につく。

 リンクされている本が全部実在するというのが恐ろしいね。
 しかし、『諸君!この人生、大変なんだ』。だが、精一杯やってみようじゃありませんか。
 俺は、(下手な)ビジネス書よりも、まず山口瞳氏の本を読むのがいいんじゃないかと思うなあ。

・山口 瞳:著 / 常盤 新平:編『諸君!この人生、大変なんだ』(2003.9,講談社文庫)
オンライン書店ビーケーワン:諸君!この人生、大変なんだ


・久恒 啓一『通勤電車で寝てはいけない!』(2006.6,三笠書房)
オンライン書店ビーケーワン:通勤電車で寝てはいけない!

「通勤こそ、ビジネスマンの「継続は力なり!」が発揮できる時間。この時間に何をするかが人生の分かれ目である! ビジネスマン教授として活躍する著者が、あなたを劇的に変える通勤時間の使い方を徹底紹介する」(オンライン書店bk1の紹介文)

・安田 佳生『千円札は拾うな。』(2006.1,サンマーク出版)
オンライン書店ビーケーワン:千円札は拾うな。

「残業をやめれば、給料は増える。常識に「右にならえ」では、仕事も人生もうまくいかない。見えてる人には見えている、常識の「半歩先」の考え方を紹介。安田式・人生を劇的に変えるビジネスバイブル」(オンライン書店bk1の紹介文)

・高井 伸夫『3分以内に話はまとめなさい できる人と思われるために』(2003.9,かんき出版)
オンライン書店ビーケーワン:3分以内に話はまとめなさい

「自分の言いたいことを伝え、納得・感動・行動してもらうためには、「3分以内に話すこと」が効果的な手段。どうしたら3分以内に話をまとめられるか、例をあげながらわかりやすく解説する」(オンライン書店bk1の紹介文)

・森井 三郎『会社に入ったら新人時代はこれだけはやれ! はじめの努力が企業人生を決める』(2006.2,日経BP企画)
オンライン書店ビーケーワン:会社に入ったら新人時代はこれだけはやれ!

「会社に入ったら新人社員として何をしなければならないかを、具体的に提示。新卒、中途入社にかかわらず、社会人としての基本的な知識から、実際の仕事で役立つノウハウまで満載」(オンライン書店bk1の紹介文)

・小林 作都子『そのバイト語はやめなさい プロが教える社会人の正しい話し方』(2004.7,日本経済新聞社)
オンライン書店ビーケーワン:そのバイト語はやめなさい

「バイト語は、ビジネス語を知らない若者が、丁寧な言葉を使おうとして苦し紛れに使っている言葉だ。長年、言葉遣いを教えてきたプロが教える社会人の正しい話し方。なぜそれが適切なのかを、分かりやすく解説する」(オンライン書店bk1の紹介文)

・タック川本『プロは反省するな! メジャー流「人づくりの言葉」』(2006.5,東洋経済新報社)
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「成功したければ「人間力」を磨け! 超競争社会のメジャーリーグ。その3球団にフロントとして在籍し、ワールドチャンピオンも経験。メジャー経営の内実をつぶさに知る著者が、初めて公開する「世界の一流」の育て方」(オンライン書店bk1の紹介文)

・土田 万里子:監修『そのマナー、ヘンですよ! 2時間でわかるビジネス常識』(2006.4,アーク出版)
オンライン書店ビーケーワン:そのマナー、ヘンですよ!

「「知りませんでした」ではすまされない、ビジネスマナーの基本ルールを紹介。新社会人たちが犯しやすい例を取り上げながら、なぜそれがマナー違反なのか、どうすればよいのかをわかりやすく解説」(オンライン書店bk1の紹介文)

・宮崎 伸治『自分を磨け!』(2006.5,海竜社)
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「人生に役立ち、ビジネスマンとして欠かせない自己啓発の名著50冊を厳選。自己開発・自己管理・発想の転換・幸福な人間関係などのテーマ別に、どのような場面で役立つのか、何を学んだかを著者の体験をもとに紹介」(オンライン書店bk1の紹介文)

・アンジェラ・マーティン著 / 森村 あこ訳『直感を磨けば人生はうまくいく!』(2006.4,実業之日本社)
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「じっと耳をすませて、内なる「声」をキャッチしよう。「進むべき?」「やめるべき?」 ひらめいたら、それが答え。日常生活の中で誰でも簡単にできる「つかえる直感」パワーアップ術を満載」(オンライン書店bk1の紹介文)
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●読み終えた本

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●買った本
2006.05.21(日) 購入本
【新刊】
■西が丘サッカー場にて
・『mocなでしこリーグ2006 オフィシャルガイドブック』
 今年から「なでしこリーグ」という名称になった、日本女子サッカーリーグのガイドブック。全チームの選手紹介、過去の大会の記録などが掲載されている。
 多分、現時点ではスタジアムのみでの販売かと思います。

■東京堂書店 にて
上野 誠『おもしろ古典教室』(2006.4,ちくまプリマー新書)
オンライン書店ビーケーワン:おもしろ古典教室

「「私も古典の授業が嫌いでした!」と言い切る著者が、「おもしろい」を入り口に、現代に花開く古典の楽しみ方を伝授する。著者が行っている高校生のための出前授業をもとにまとめる」(オンライン書店bk1の紹介文)

【新刊特価本(ゾッキ本)】
■日本特価書籍 にて
 ゾッキ本とは、色々な理由により定価よりも安い価格で販売される新刊本をいいます。

オンライン書店ビーケーワン:江戸川乱歩ワンダーランド・中島 河太郎責任編集 / 平井 隆太郎〔ほか著〕『江戸川乱歩ワンダーランド』(2003.7,沖積舎)
「新しい視点に立って、江戸川乱歩の存在をあらためて問う。島田荘司らの溌剌としたエッセイをはじめ、多くの文筆家の乱歩観をうかがうことのできる内容。1989年刊の新装版」(オンライン書店bk1の紹介文)

オンライン書店ビーケーワン:小栗虫太郎ワンダーランド・紀田 順一郎責任編集『小栗虫太郎ワンダーランド』(1990.10,沖積舎)
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●気になる本
 新書です。どんな感じの内容なのか、まだ現物を見ていないのですが、サッカーの本となると気になりますね。

・中谷 綾子アレキサンダー著『サッカーW杯(ワールドカップ)英雄たちの言葉』(2006.5,集英社)
オンライン書店ビーケーワン:サッカーW杯(ワールドカップ)英雄たちの言葉

「ベッカム、フィーゴ、ロナウジーニョ、ジダン…。世界中を熱狂させるスーパースターたちが率直に語った故郷、家庭、そして苦悩。未公開エピソードを交え、試合だけでは分からない人間的な魅力を浮き彫りにする」(オンライン書店bk1の紹介文)



2006年5月23日(火) 買った

2006.05.21(日)購入もん
【CD】
■ディスクユニオン 神保町点 にて
#0
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*HAVANELLA
インディペンデントレーベル (2006/03/23)


 「*Hvanella(ハバネラ)」は、ヴァイオリン・ベース・ドラム(兼鍵盤)のインストバンド。全然知らなかったのだが、この編成と、CDについていた店のPOPに惹かれて購入。
 クラシックっぽくもあり、ジャズっぽくもあり、なんともうまく表現できない不思議な魅力がある。クライズラー&カンパニーなどが好きな人は、好きかもしれない。

(参考)
*Hvanella公式サイト
http://www.geocities.jp/hvanella/index.html

レッドルーム
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●読んでいる本
・種村 季弘:編『東京百話 天の巻』(1986.12,ちくま文庫)

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(参考)
・種村 季弘:編『東京百話 地の巻』(1987.1,ちくま文庫)

・種村 季弘:編『東京百話 人の巻』(1987.2,ちくま文庫)
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●読み終えた本

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●買った本

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●気になる本
 どうせなら「自民党1年生議員」ではなく「自民党一発屋議員」とでもサブタイトルをつければ、まだユーモアがあったのに。

・83会『UBUDAS 自民党1年生議員83会代議士名鑑』(2006.4,メディアファクトリー)
オンライン書店ビーケーワン:UBUDAS

「「小泉チルドレン」だの「刺客」だの呼ばれた2005年(第44回)9.11総選挙デビュー組の自民党代議士たち83人。小泉改革の志士たる彼ら全員が参加した、初めての人物紹介&論文集。彼らの素顔と主張がわかる! 」(オンライン書店bk1の紹介文)

 あ、ちなみに読む気はないです。



2006年5月24日(水) 5/22購入もん:ダグラムのリボルテック(フィ

2006.05.22(月) 購入もん
【アクションフィギュア】
■上野 ヤマシロヤ にて


リボルテック No.2 ダグラム
海洋堂 (2006/05/15)


 気になっていたアクションフィギュア、「リボルテック」の中から、ダグラムを購入してきました。
 まだあまり触っていないのですが、これはたしかに可動部がよくできている。色々な動きを切り取ったポーズが可能です。
 今度写真を撮って掲載しようと思います。

(参考)
 「ダグラム」というのは、1981年〜1983年に放送されたテレビアニメ「太陽の牙 ダグラム」です。

太陽の牙 ダグラム VOL.1
太陽の牙 ダグラム VOL.1
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ビデオメーカー (2003/04/25)
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(テレビ版のDVDは全15巻です)

太陽の牙ダグラム THE MOVIE COLLECTION
タキコーポレーション (2003/08/22)
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大河原邦男 DOUGRAM & VOTOMS DESIGN WORKS
大河原 邦男
ムービック (2000/03)
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 これはデザインを収録した本です。
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●読んでいる本
 三冊の本を平行して読み始めてしまいました。

デビッド・アレン著 / 田口 元監訳『ストレスフリーの仕事術 仕事と人生をコントロールする52の法則』(2006.6,二見書房)
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上野 誠『おもしろ古典教室』(2006.4,ちくまプリマー新書)
オンライン書店ビーケーワン:おもしろ古典教室

「「私も古典の授業が嫌いでした!」と言い切る著者が、「おもしろい」を入り口に、現代に花開く古典の楽しみ方を伝授する。著者が行っている高校生のための出前授業をもとにまとめる」(オンライン書店bk1の紹介文)
「この本を読んだ人が『ええっ、古典って案外おもしろいじゃん』と思うようになること」(pp.11-12)を「密かなたくらみ」(p.11)として書かれた本。
 8割くらい読んだのですが、この本はおもしろい。「一番大切なのは『今』と『自分』」(p.22)とあるのだが、まさに今、自分がどう考えるか、どう生きるかを古典から学ぶのが大切だという。
 とはいえ、難しかったり深刻な話はほとんど出てこない。まずは古典を読んでみようという気持ちが、具体的になってくる。俺も、『日本書紀』とか『古事記』とか『徒然草』とか、読んでみたいと思いつつ読んでいないのだが、思い切って読んでみようかという気になる。
 詳しくは後日また紹介します。
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・種村 季弘:編『東京百話 天の巻』(1986.12,ちくま文庫)
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(参考)
・種村 季弘:編『東京百話 地の巻』(1987.1,ちくま文庫)

・種村 季弘:編『東京百話 人の巻』(1987.2,ちくま文庫)
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●読み終えた本

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●買った本
2006.05.23(火) 購入本
【新刊】
■三省堂書店 下北沢店にて
獅子文六『ちんちん電車』(2006.4,河出文庫)
オンライン書店ビーケーワン:ちんちん電車


 今読んでいる『東京百話 天の巻』に掲載されていた、獅子文六の都電に関する随筆が興味深かったので、俄然気になって買ってきました。
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■ヴィレッジヴァンガード 下北沢店にて
商業界 2006年 06月号 [雑誌]

商業界 (2006/05/01)

 特集が「ヴィレッジヴァンガード」だったので買ってきました。ヴィレッジヴァンガードでヴィレッジヴァンガードを特集した雑誌を買うのって、完全に店の術中にはまっていると我ながら思うわ。
 でもいいんです。ヴィレッジヴァンガードなら。
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●気になる本
・富田 陽美著 / 森田 真里撮影『AOYAMAのおさんぽ』(2006.4,竹書房)
オンライン書店ビーケーワン:AOYAMAのおさんぽ

「青山・表参道ヒルズを歩いて、素敵な休日を過ごそうよ! Echika表参道、キラー通り、楡家通り、骨董通り、ブルーノート通りなどを写真と共に紹介。見ているだけで楽しい、おさんぽした気分になるビジュアルブック」(オンライン書店bk1の紹介文)
 なんとなく俺が読むにはおしゃれすぎる気もするが、でもちょっと読んでみたい気がする。



2006年5月25日(木) 5/22購入CD:TELEX『How Do You Dance』・Pet Shop Boys『Fundamental/Fundamental

2006.05.22(月)購入CD
■ヤマギワソフト にて


How Do You Dance
How Do You Dance
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Telex
EMI (2006/03/27)

 買いそびれていたTELEXの新譜を買ってくる。18年ぶりの新譜です。
 第一印象は、いい意味で変わらないなあという感じ。

(参考)
・All About>テクノポップ(TELEXを取り上げている記事)
http://allabout.co.jp/entertainment/
technopop/closeup/CU20060313A/index.htm


・bounce.com記事
http://www.bounce.com/news/daily.php/7034

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■タワーレコード 秋葉原店 にて

Fundamental/Fundamentalism
Fundamental/Fundamentalism
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Pet Shop Boys EMI (2006/05/23)

 Pet Shop Boysの新譜も買ってきました。トレヴァー・ホーンがプロデュースしたアルバム。結局、輸入盤の限定盤を買いました。
 まだあまり聴き込んでいないのですが、わりと重い、というかシリアスな曲と、ポップな曲がバランスよく入っていて、第一印象は結構好きです。

(参考)
060519-04 PET SHOP BOYSのアルバム『Fundamental』、気になる。でも、どれを買えばいいの?
http://blogs.dion.ne.jp/konohamoero/archives/3422763.html
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●読んでいる本
デビッド・アレン著 / 田口 元監訳『ストレスフリーの仕事術 仕事と人生をコントロールする52の法則』(2006.6,二見書房)
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・種村 季弘:編『東京百話 天の巻』(1986.12,ちくま文庫)
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(参考)
・種村 季弘:編『東京百話 地の巻』(1987.1,ちくま文庫)

・種村 季弘:編『東京百話 人の巻』(1987.2,ちくま文庫)
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●読み終えた本
上野 誠『おもしろ古典教室』(2006.4,ちくまプリマー新書)
オンライン書店ビーケーワン:おもしろ古典教室

「「私も古典の授業が嫌いでした!」と言い切る著者が、「おもしろい」を入り口に、現代に花開く古典の楽しみ方を伝授する。著者が行っている高校生のための出前授業をもとにまとめる」(オンライン書店bk1の紹介文)

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●買った本
2006.05.25(水) 購入本
■新刊
・雑誌『テレビブロス』(東京ニュース通信社)

 おもな特集は下記のとおりです。

■W杯をタイで安く見よう!
■これこそ手っ取り早く設ける最適な方法? 会社やろうぜ
■連載スタート記念 山田広野を追求する!
山田広野の活弁天国 vol.1
アップリンク (2004/06/25)

山田広野の活弁天国 vol.2
アップリンク (2004/06/25)
売り上げランキング: 74,955

■待ちに待ったぜ!ドイツW杯

 なんというか、最近のテレビブロスは号によって質の差が激しいなあ。200円という定価でぎりぎり納得できるレベルというか。もう10年近く読んできた身としては、ちょっと寂しい。
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●気になる本
 本の内容とともに、装丁やデザインも気になる。たぶん写真なども多いのだろうし、面白くて勉強になりそうで気になる。

★『ブックデザイン』(2006.3,ワークスコーポレーション)
オンライン書店ビーケーワン:ブックデザイン

「DTPWORLD別冊「BOOK DESIGN」のVol.1・2の2冊が、人気連載「現代装丁史を探る」の未収録だったパートを新たに収録して、2in1で復刻。これを読めば、ブックデザインのことがすべてわかります」(オンライン書店bk1の紹介文)



2006年5月26日(金) 東京では、車を運転しているかどうかは、通りの名前をどれだけ知っているかで分かるかもしれない:『東京通り名

 昭文社より、『東京通り名マップ』という地図が発売されました。

・『東京通り名マップ―道の名前が一目瞭然』(2006年,昭文社)(Amazon.co.jpの紹介ページ)

・昭文社 ニュースリリース
http://www.mapple.co.jp/ir/ir_060417.html

 表面が「『東京23区全域図』(縮尺1:65,000)」、裏面が「皇居を中心とした『都心詳細図』(縮尺1:25,000)」になっています(斜線部は上記ニュースリリースより引用)。

 この地図を見て思ったのは、東京では車を運転している人かどうかは、通りの名前をどれだけ知っているかで分かるかもしれない、ということ。
 俺は完全にペーパードライバーで、免許とってから一度も運転してないので、分かる通りの名前といえば教習所の道路教習で通った道くらい。あとは、靖国通りとか中央通りとか、そういう大きい通りはかろうじて分かる。
 でも、それも「新宿駅のそばの靖国通り」とか、「神保町を通っている靖国通り」とか、「秋葉原電気街の真ん中の中央通り」とか、そういう認識なんです。つまり、電車の駅を基準にしないと分からない。だから例えば、神保町から新宿まで、靖国通りがどこをどう通っているかが分からない。

 車を運転する人と、建物の場所などを話していて、一番戸惑うのは通りの名前を出された時です。「環七をまっすぐ行けば」などと言われると、まず「その、環七ってのは、どこからどこをどう通って、行くんでござんすか?」となってしまう(なぜ落語のセリフみたいなのかは自分でもよく分からない)。環七でそんな感じだから、「早稲田通り」と言われても、「早稲田のそばなんだろうなあ」くらいのことしか分からない。

 逆に、電車の駅を言っても伝わらないことも多い。通りの名前を言われて、「あ、それって○○駅の近く?」と質問すると、今度は相手にきょとんとされてしまう。
 なかなか難しいですな。これからしばらくバスと都電だけを利用して、通りの名前を覚えるか(我ながら変だと思いながら書いていますが)。

 あ、そのために『東京通り名マップ』を買えばいいのか。おそらく、普段車に乗らない人が通りの名前を知るための地図、という役割もあるのだろう。
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 まだ試行錯誤中ですが、表示や操作におかしな点があれば、ご連絡いただけるとありがたいです。URLとQRコードは下記のとおり。
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※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
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●読んでいる本
デビッド・アレン著 / 田口 元監訳『ストレスフリーの仕事術 仕事と人生をコントロールする52の法則』(2006.6,二見書房)
オンライン書店ビーケーワン:ストレスフリーの仕事術

「生産性に関する世界で最も影響力を持つ思想家のひとりと言われるGTDメソッド考案者が明かす、ストレスのない仕事を実現する52の法則とは? ストレス激減の秘策をわかりやすくアドバイス」(オンライン書店bk1の紹介文)

「仕事の優先順位はすべての『やりかけの仕事』を把握してこそ意味がある」(p.51)

「心に思い描くことによって欲しいものを作り出すことができる」(p.78)

「どうしても明日職場に持っていかなくてはならないものがあったとき、(中略)、あなたはどうするだろう。そう、ドアの前にそれをおくことだ」(p.85)

「何事にもくじけないための、ごくシンプルな秘訣がある。それは『何をするにもベストを尽くそう』とたった今、決心することだ」(p.91)。「『ベストになる』のではなく、『ベストを尽くす』のである」(p.91)
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・種村 季弘:編『東京百話 天の巻』(1986.12,ちくま文庫)
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(参考)
・種村 季弘:編『東京百話 地の巻』(1987.1,ちくま文庫)

・種村 季弘:編『東京百話 人の巻』(1987.2,ちくま文庫)
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●読み終えた本

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●買った本

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●気になる本
 俺は、今まさに『若者だってことだけで損をする時代』で、若者の終わりかけのあたりにいるわけです。なんというか、1980年代の「浮かれポンチ」(これは「いかれポンチ」を適当にもじりました)の時代への憧憬と蔑みが入り混じった世代なんですよ。自分でもなにを言っているのかよく分からないけれど。

 だからこの本は気になる。
 堀井憲一郎氏の本としては、ちょっと今までの比較的軽い雰囲気とは異なりそうですが、氏の調査のノウハウがどんなふうに使われているかも気になる。
★★堀井 憲一郎『若者殺しの時代』(2006.4,講談社現代新書)
オンライン書店ビーケーワン:若者殺しの時代

「『若者だってことだけで得をする時代』と『若者だってことだけで損をする時代』というものは確かにある。そして、ある時期を境に、日本は後者の時代になってしまった。その境目「80年代」の謎を、ずんずん調べてつきとめる」(オンライン書店bk1の紹介文)



2006年5月27日(土) ナベプロに関する

 特に新譜ではない下のCDの広告が今日の読売新聞夕刊の一面に出ていて、「はて?」と思ったのだが、テレビでナベプロ(渡辺プロダクション)の創始者、渡辺晋氏を取り上げたドラマ「ザ・ヒットパレード」を放送したからなんだね。

キラッ星!
キラッ星!
posted with amazlet on 06.05.27
オムニバス すぎやまこういち 植木等 青島幸男 萩原哲晶 ザ・ピーナッツ 岩谷時子 宮川泰 加山雄三 森岡賢一郎
ユニバーサルインターナショナル (2003/07/02)
売り上げランキング: 41,337

 このCDはナベプロ所属歌手の曲を集めた三枚組のCD。収録曲は下記のとおりです。

ディスク: 1
1.ザ・ヒットパレード
2.スーダラ節(植木等)
3.恋のバカンス(ザ・ピーナッツ)
4.君といつまでも(加山雄三)
5.想い出の渚(ザ・ワイルド・ワンズ)
6.ブルー・シャトウ(ジャッキー吉川とブルーコメッツ)
7.霧の摩周湖(布施明)
8.逢いたくて逢いたくて(園まり)
9.小指の想い出(伊東ゆかり)
10.恋のフーガ(ザ・ピーナッツ)
11.いい湯だな(ビバノン・ロック)(ザ・ドリフターズ)
12.君だけに愛を(ザ・タイガース)
13.港町ブルース(森進一)
14.恋のしずく(伊東ゆかり)
15.花の首飾り(ザ・タイガース)
16.愛の園(布施明)
17.愛するってこわい(じゅんとネネ)

ディスク: 2
1.長崎は今日も雨だった(内山田洋とクール・ファイブ)
2.ララバイ東京(田辺靖雄)
3.恋の奴隷(奥村チヨ)
4.或る日突然(トワ・エ・モワ)
5.片想い(中尾ミエ)
6.経験(辺見マリ)
7.わたしの城下町(小柳ルミ子)
8.おふくろさん(森進一)
9.ひとりじゃないの(天地真理)
10.瀬戸の花嫁(小柳ルミ子)
11.ひなげしの花(アグネス・チャン)
12.折鶴(千葉紘子)
13.青い麦(伊丹幸雄)
14.襟裳岬(森進一)
15.危険なふたり(沢田研二)
16.草原の輝き(アグネス・チャン)
17.気になる17才(あいざき進也)

ディスク: 3
1.太陽にほえろ!メインテーマ(井上堯之バンド)
2.空港(テレサ・テン)
3.グッド・バイ・マイ・ラブ(アン・ルイス)
4.シクラメンのかほり(布施明)
5.時の過ぎゆくままに(沢田研二)
6.年下の男の子(キャンディーズ)
7.好きよキャプテン(ザ・リリーズ)
8.木綿のハンカチーフ(太田裕美)
9.お前に惚れた(萩原健一)
10.メランコリー(梓みちよ)
11.まちぶせ(三木聖子)
12.ダスティン・ホフマンになれなかったよ(大塚博堂)
13.勝手にしやがれ(沢田研二)
14.うぬぼれワルツ(木の実ナナ)
15.微笑がえし(キャンディーズ)
16.私のハートはストップモーション(桑江知子)
17.TOKIO(沢田研二)


 俺はドラマは見ていないのですが(放送していたのもインターネットで調べてさっき知った)、このCDは純粋に歌謡曲のコンピレーションとして、「おおっ!」というラインナップだね。気になる。

・フジテレビ>ドラマ「ザ・ヒットパレード 〜芸能界を変えた男・渡辺晋物語〜
http://www.fujitv.co.jp/hit/index2.html

 渡辺晋氏を取り上げたノンフィクションもあります。

オンライン書店ビーケーワン:芸能ビジネスを創った男・野地 秩嘉著『芸能ビジネスを創った男』(2006.3,新潮社)
「ピーナッツやドリフターズなど、300名以上のタレントとあまたのヒット曲を世に送り出した巨魁−渡辺晋。史上最大の「タレント王国」を築きながらも、志半ばで病に倒れた「昭和芸能界の父」の激動の生涯と、その秘史に迫る」(オンライン書店bk1の紹介文)

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●読んでいる本
デビッド・アレン著 / 田口 元監訳『ストレスフリーの仕事術 仕事と人生をコントロールする52の法則』(2006.6,二見書房)
オンライン書店ビーケーワン:ストレスフリーの仕事術

「生産性に関する世界で最も影響力を持つ思想家のひとりと言われるGTDメソッド考案者が明かす、ストレスのない仕事を実現する52の法則とは? ストレス激減の秘策をわかりやすくアドバイス」(オンライン書店bk1の紹介文)

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・種村 季弘:編『東京百話 天の巻』(1986.12,ちくま文庫)
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(参考)
・種村 季弘:編『東京百話 地の巻』(1987.1,ちくま文庫)

・種村 季弘:編『東京百話 人の巻』(1987.2,ちくま文庫)
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●読み終えた本

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●買った本
2006.05.26(金) 購入本
【新刊】
■オンライン書店bk1 より
長嶋 有『夕子ちゃんの近道』(2006.4,新潮社)
オンライン書店ビーケーワン:夕子ちゃんの近道

「アンティーク店の2階で居候暮らしをはじめた「僕」。のんきでしたたかな店長、大家の八木さん、その2人の孫娘、初代居候の瑞枝さん、相撲好きのフランソワーズ…。人生の春休みのような日々を描く、初の連作短篇集」(オンライン書店bk1の紹介文)

 気になっていた長嶋有氏の新刊、書店でなかなか見つけられず、bk1で購入しました。
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●気になる本
オンライン書店ビーケーワン:ラクして成果が上がる理系的仕事術・鎌田 浩毅著『ラクして成果が上がる理系的仕事術』(2006.5,PHP研究所)
「企画書や論文をまとめる際の悩みを一気に解決! 「ラベル法」「一望法」など16個の理系的仕事術を紹介。仕事環境の整備から情報の収集・整理、アイデアのひらめき、そして執筆へと流れるようにステップアップできます」(オンライン書店bk1の紹介文)

 新書です。今読んでいる本の影響もあって、こういう仕事術の本は気になる。



2006年5月28日(日) エレキベー

2006.05.23(火) 購入もん
【CD】
■下北沢CLUB Que にて

 ライブハウスで初めて聴いたバンドのCDを2枚買ってきました。

TOP OF THE POPS
TOP OF THE POPS
posted with amazlet on 06.05.25
エレキベース
インディペンデントレーベル (2005/11/21)


【CD-R】
■下北沢CLUB Que にて
・「ELEKIBASS」

 ライブ会場限定のCD-R。「君がくれた恋の道(エレキベース)」、「GOOD TIME MUSIC(エレキベース)」、「春色ガール(オカネモンプピー)」の三極を収録

 いやあ、エレキベースはライブで初めて音を聴いたのですが、いいですわ。ジャンルを分けると、「パーティ系」になるのかな。「明るくにぎやかなジャズ」という感じ。この日のライブは、ボーカル・ギター・ベース・ドラムにサポートのキーボードという5人編成。
 演奏も楽しかったし(ステージだけでなくフロアでの演奏もありました)、MCも楽しかったし、見ている方も一緒に盛り上がった。エンターティナーって感じだったなあ。その一方で、演奏の腕もたしかなので、いわゆるイロモノになっていない。
 かっこよかったので、会場で販売されていたCDを購入。

・elekipage(エレキベース公式サイト)
http://www.waikikirecord.com/elekipage/
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●読んでいる本
デビッド・アレン著 / 田口 元監訳『ストレスフリーの仕事術 仕事と人生をコントロールする52の法則』(2006.6,二見書房)
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・種村 季弘:編『東京百話 天の巻』(1986.12,ちくま文庫)
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(参考)
・種村 季弘:編『東京百話 地の巻』(1987.1,ちくま文庫)

・種村 季弘:編『東京百話 人の巻』(1987.2,ちくま文庫)
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●読み終えた本

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●買った本

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●気になる本
オンライン書店ビーケーワン:世界SF映画全史・北島 明弘著『世界SF映画全史』(2006.4,愛育社)
「「月世界旅行」から「宇宙旅行」まで、SF映画の魅力と記録の集大成。収録した作品5800、監督2038、原作者383、総頁数1112。世界各国の「映画」から「TV」シリーズまでを網羅した、「SF映画史」の決定版! 」(オンライン書店bk1の紹介文)
 bk1の紹介によれば、著者はキネマ旬報社で編集に携わった後、フリーのライターとなった方とのこと。個人の著作っていうのがすごいよなあ。



2006年5月29日(月) 雑誌『装苑』(文化出版局)が70周年。東京と名古屋で「装苑賞80回のクロニク

 日本で最初のファッション専門誌である『装苑』(文化出版局)が、2006年7月号で70周年を迎えるとのこと。これを記念して、東京と名古屋で「装苑賞80回のクロニクル展」が開催されています。

 俺はあまり縁がない雑誌なんだけれどね。ちょっと気になったので紹介。

・文化出版局
http://books.bunka.ac.jp/


・文化出版局>装苑賞80回のクロニクル展
http://i-debut.org/journal/j_disp.asp?code=7597

・YOMIURI ONLINE 関連記事
http://www.yomiuri.co.jp/komachi/beauty/fashion/
20060526ok03.htm


装苑 2006年 07月号 [雑誌]
装苑 2006年 07月号 [雑誌]
posted with amazlet on 06.05.27

文化出版局 (2006/05/27)


装苑 2006年 06月号 [雑誌]
装苑 2006年 06月号 [雑誌]
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文化出版局 (2006/04/27)

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●読んでいる本
デビッド・アレン著 / 田口 元監訳『ストレスフリーの仕事術 仕事と人生をコントロールする52の法則』(2006.6,二見書房)
オンライン書店ビーケーワン:ストレスフリーの仕事術

「生産性に関する世界で最も影響力を持つ思想家のひとりと言われるGTDメソッド考案者が明かす、ストレスのない仕事を実現する52の法則とは? ストレス激減の秘策をわかりやすくアドバイス」(オンライン書店bk1の紹介文)

「やりかけの仕事をすべて把握することができてはじめて、人生の平穏が完全なものになる」(p.105)

「創造性を発揮できる人は『整理をする』。そしてそのための整理は意識せずに、自然になされていなければならない」(p.119)

「週に1度、1週間分のアイディアを集め、処理し、整理しよう」(p.120)

「本当に役に立つシステムというのは、過酷な現実に直面し、システムなど使う気にならないときでさえもなんとか維持していける、シンプルでしっかりしたものであるべきだ」(p.131)

「運動したいと思ったら、まずはトレーニングウェアを身につけよう」(p.138)
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・種村 季弘:編『東京百話 天の巻』(1986.12,ちくま文庫)
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(参考)
・種村 季弘:編『東京百話 地の巻』(1987.1,ちくま文庫)

・種村 季弘:編『東京百話 人の巻』(1987.2,ちくま文庫)
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●読み終えた本

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●買った本
2006.05.28(日) 購入本
【古本】
■高円寺 古本酒場コクテイル にて
オンライン書店ビーケーワン:歩く書物・津野 海太郎著『歩く書物』(1986.5,リブロポート)
 雑誌『本とコンピュータ』の編集長なども務められた津野 海太郎氏の、本や編集に関する文章を集めた本。

オンライン書店ビーケーワン:季刊・本とコンピュータ 第2期16(2005夏号)・「本とコンピュータ」編集室編集『季刊・本とコンピュータ 第2期16(2005夏号)』(2005.6,大日本印刷株式会社ICC本部)
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オンライン書店ビーケーワン:遺品逸品・森 茉莉ほか〔著〕 / 谷崎 松子ほか〔著〕 / 徳川 斉正ほか〔著〕 / 斎藤 茂太ほか〔著〕『遺品逸品』(2006.1,光文社)
 下記のような方々の使用していた品々と、それにまつわるエピソードを、ゆかりの人々(子どもや孫など)が紹介した本。

 森鴎外/正岡子規/勝海舟/石川啄木/福沢諭吉/前島密/山縣有朋/坂本龍馬/高村光太郎/谷崎潤一郎/川合玉堂/芥川龍之介/武者小路実篤/徳川光圀/ジョン万次郎/杉田玄白/徳富蘇峰/与謝野鉄幹・晶子/津田梅子/若山牧水/横山大観/斎藤茂吉/内田百けん/海音寺潮五郎/菊池寛/小泉八雲/徳川慶喜/大久保利通/湯川秀樹/島崎藤村/山本有三/御木本幸吉/円地文子/尾崎士郎/野口雨情/東郷平八郎/北里柴三郎/野村胡堂/土井晩翠/伊能忠敬/子母沢寛/堀辰雄/宮城道雄/火野葦平/里見とん/人見絹枝/東海林太郎/藤山寛美/水谷八重子

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●気になる本
 「メガネ男子」に続く第二弾ということなんですが、どうよ。なにが「どうよ」なのかよく分かりませんが。
 藤村俊二(おひょいさん)インタビューは気になるけれど。
 こういうのって、男性向けのメイドカフェの本なんかと同じような意味がある本なのだろうか。

オンライン書店ビーケーワン:スーツ男子・タイムマシンラボ編『スーツ男子』(2006.6,アスペクト)
「映画・ドラマ・音楽・お笑い・マンガ・スポーツの世界にあふれるスーツ男子総勢126名を掲載! 要潤、保阪尚希、藤村俊二など、ナイススーツ男子インタビューも収録。「メガネ男子」に続くシリーズ第2弾」(オンライン書店bk1の紹介文)


target="_blank">・ハイブライト:編『メガネ男子』(2005.9,アスペクト)

src="http://img.bk1.co.jp/bookimages/0259/025928440000.jpg" alt="オンライン書店ビーケーワン:メガネ男子" style="border: thin outset
#EEEEEE" />


「『メガネがあれば男前3割増』『メガネがなきゃダメなの』 そんな全国のメガネ男子好き女性に贈るビジュアル満載、初のメガネ男子本。総勢120名掲載のメガネ男子名鑑、ナイスメガネ男子インタビューなどを収録」(オンライン書店bk1の紹介文)
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オンライン書店ビーケーワン:アキバ発メイドカフェ制服図鑑・『アキバ発メイドカフェ制服図鑑』(2005.8,竹書房)
「秋葉原の老舗から伝説のイベントを開催したお店まで紹介した「メイド喫茶編」、オシャレなバーで大人の雰囲気を味わいたい人への「メイドバー編」を中心に掲載。ニュータイプのメイド喫茶、秋葉原メイドカフェMAPも収録」(オンライン書店bk1の紹介文)

オンライン書店ビーケーワン:メイドカフェ・スタイル・メイドカフェブック製作委員会編『メイドカフェ・スタイル』(2005.2,二見書房)
「心穏やかに萌える時間を過ごすには、とびきりのサービスと空間が必要。メイド服を着て、ご主人様(お客様)にサービスしてくれるメイドカフェ、コスプレキャバクラをガイド。データ:2005年1月現在」(オンライン書店bk1の紹介文)



2006年5月30日(火) みんなは、『ハリー・ポッター』の最新刊、買った

 俺は買っていないのですが。そもそも一冊も読んだことがないのですが。

オンライン書店ビーケーワン:ハリー・ポッターと謎のプリンス・J.K.ローリング 作『ハリー・ポッターと謎のプリンス(上・下)』(2006.5,静山社)
「17年前の予言は、ハリーとヴォルデモートとの対決を避けられないものにした。過酷な運命に立ち向かうハリーに、ダンブルドアの個人教授が始まる。予言は実現するのか? ヴォルデモートの過去に迫るシリーズ第6弾」(オンライン書店bk1の紹介文・上)
「新しい「闇の魔術に対する防衛術」の先生は、思いもかけない人物だった。突然「魔法薬」の才能を発揮するハリーには新しい恋人が現れ、ロンとハーマイオニーは仲たがいする…。ヴォルデモートの過去に迫るシリーズ第6弾」(オンライン書店bk1の紹介文・下)

 俺は、 『ハリー・ポッター』シリーズについて特に悪口をいうつもりはありません。本が売れて、本が読まれることは悪いことではないからね。
 それから、訳者で出版元の社長である松岡佑子氏が、夫であった前社長から会社を引き継いだときのエピソードや、『ハリー・ポッター』の日本での刊行について直接著者と話し、某大手出版社ではなく静山社から出版が決まったエピソードも新聞で読んでいる。
 だから、純粋にすごいと思うわけです。

 結局今回なにが言いたいかというと、下の記事で魔女の格好で本をPRする松岡佑子氏を見て、「こういうPRにも効果があるんだなあ」と思うと同時に、ちょっと「ぷぷっ」と笑ってしまったということ。
 あと、Amazon.co.jpで本を梱包している人たちが、みな取材用に魔女の帽子をかぶっているというのにも、ちょっと「ぷぷっ」と笑ってしまいました。

・ITmedia  http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0605/11/news098.html

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※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
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●読んでいる本
商業界 2006年 06月号 [雑誌]

商業界 (2006/05/01)

 特集が「ヴィレッジヴァンガード」だったので買ってきました。

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・種村 季弘:編『東京百話 天の巻』(1986.12,ちくま文庫)
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(参考)
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・種村 季弘:編『東京百話 人の巻』(1987.2,ちくま文庫)
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●読み終えた本
デビッド・アレン著 / 田口 元監訳『ストレスフリーの仕事術 仕事と人生をコントロールする52の法則』(2006.6,二見書房)
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●買った本

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●気になる本
 まだネットでしか見ていないのですが、ぐおー、これは欲しい。

オンライン書店ビーケーワン:コレクタブル・テクノロジー★★★ペペ・トッツォ著 / 古谷 真佐子訳『コレクタブル・テクノロジー』(2006.4,トランスワールドジャパン)
「200点に及ぶ激レア超希少デジタルグッズが満載の、デジタルコレクター必携の一冊。バラエティに富んだ製品をピックアップし、入手の際の注意事項等も詳解。Apple、CASIO、SONY等の現在の市場価格もわかる!
(オンライン書店bk1の紹介文)

 「たのみこむ」の紹介ページ(下記URL)では写真も見ることができます。ぐおー。
 しかも日本版限定3000冊らしい。ぐおー。

http://www.tanomi.com/shop/html/items03384.html



2006年5月31日(水) ザ・ピーナッツをカバーしたロシアの双子デュオ「ARAHIS」が日本で

 ザ・ピーナッツの曲をカバーした、ロシアの双子デュオ「ARAHIS」が、5月17日に日本でデビューしました。歌詞は、一部ロシア語になっているそうですが、ほとんどの部分は日本語のまま歌われているようです(下記のデジタルARENA記事より)。

・nikkeibp デジタルARENA記事
http://arena.nikkeibp.co.jp/col/20060522/116774/

 ちなみに「ARAHIS」というのは、ロシア語で「ピーナッツ」という意味らしいです。
 ザ・ピーナッツの曲は、ロシアでもロシア語の歌詞で長年親しまれてたという(下記の東映音楽出版のページより)。カバーされていたってことなのかな。これはちょっと意外だった。

・東映音楽出版 紹介ページ
http://www.tmp-room.com/index.php?CTG=heart&ITEM=13

 ちょっと気になります。まずは視聴してみたい。


style="float:left;">ARAHIS
ARAHIS
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ARAHIS
インディペンデントレーベル (2006/05/17)

1.恋のバカンス  
2.恋のフーガ   
3.恋のオフェリア 
4.ウナセディ東京 
5.銀色の道    
6.ふりむかないで 
7.Miss Crazy   
8.恋のバカンスRe-MIX(Re-mix by DJ AKAKAGE)


 ちなみに、本家ザ・ピーナッツのCDは下記のとおり。上から順に、ベスト盤、ライブ盤、レア音源集(「モスラの歌」や、日本の歌謡曲のカバー集も!)となっています。ザ・ピーナッツのCDも気になるなあ。

決定版 ザ・ピーナッツ
決定版 ザ・ピーナッツ
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ザ・ピーナッツ
キングレコード (2005/12/07)

1.恋のバカンス
2.恋のフーガ
3.恋のオフェリア
4.若い季節
5.情熱の花
6.指輪のあとに
7.可愛い花
8.ふりむかないで
9.手編みの靴下
10.心の窓にともし灯を
11.ローマの雨
12.大阪の女(ひと)
13.さよならは突然に
14.気になる噂
15.お別れですあなた
16.サンフランシスコの女(ひと)
17.情熱の砂漠
18.ウナ・セラ・ディ東京
19.愛のフィナーレ
20.東京の女(ひと)


IT’S TOO LATE~ザ・ピーナッツ・オン・ステージ
ザ・ピーナッツ
キングレコード (2002/09/04)
売り上げランキング: 3,779

1.対自核
2.イッツ・トゥ・レイト
3.プラウド・メアリー
4.東京の女~サンフランシスコの女~リオの女
5.情熱の花
6.ふり向かないで
7.ウナ・セラ・ディ東京
8.恋のフーガ
9.バック・オブ・ブガルー
10.エピタフ
11.ポップス・タイム・トンネル:監獄ロック~レモンのキッス~ダイアナ~恋の片道切符~ミスター・ベースマン~悲しき雨音~ビー・マイ・ベイビー
12.ゴッドファーザー
13.さよならは突然に
14.可愛い花


ザ・ピーナッツ・レア・コレクション
ザ・ピーナッツ 布施明
キングレコード (2004/06/02)
売り上げランキング: 20,025

1.ワン・ツー・スリー(with 布施明)
2.カム・トゥゲザー
3.ジス・ガール
4.アンド・アイ・ラブ・ヒム
5.スーヴェニール東京
6.ハッピー・ヨコハマ
7.ナガサキ・ボーイ
8.日本テレビの歌
9.シャボン玉ホリデーのテーマ
10.モスラの歌
11.幸せを呼ぼう
12.ふりむかないで(with 林家三平)
13.好きになっちゃっちゃった(with 藤田まこと)
14.小さな幸せ(with ジャッキー吉川とブルー・コメッツ)
15.おかあさんのうた
16.よさこいボサノバ
17.恋のフーガ(英語バージョン)
18.白い小舟


ザ・ピーナッツ・カヴァー・ヒッツ〜ナオミの夢〜
ザ・ピーナッツ
キングレコード (1999/05/28)
売り上げランキング: 20,144

1.ナオミの夢
2.あの素晴らしい愛をもう一度
3.また逢う日まで
4.さすらいのギター
5.結婚しようよ
6.手紙
7.四つのお願い
8.許されない愛
9.さよならをするために
10.北国の青い空
11.知床旅情
12.恋の衝撃
13.京都の恋
14.愛の終わりに
15.愛の泉
16.終着駅


ザ・ピーナッツ・カヴァー・ヒッツ〜わたしの城下町〜
ザ・ピーナッツ
キングレコード (1999/05/28)
売り上げランキング: 54,759

1.長崎の夜はむらさき
2.私の城下町
3.くれないホテル
4.女の意地
5.雨が止んだら
6.ラブ・ユー東京
7.函館の女
8.赤坂の夜は更けて
9.港町ブルース
10.女ひとり
11.愛ふたたび
12.夜汽車
13.みれん町
14.盛り場ブルース
15.雨の赤坂
16.ウナ・セラ・ディ東京(アナザーテイク)

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(宣伝)俺のサイト「木の葉燃朗のがらくた放送局」のモバイル用サイトを、試験的に作りました。
 モバイル版では、有名人・無名人を問わず、興味深い、その時々に気になった言葉を紹介して行きます。基本的にPC版には載らない、オリジナルのコーナーです。また、閲覧はパソコンでも可能です。
 まだ試行錯誤中ですが、表示や操作におかしな点があれば、ご連絡いただけるとありがたいです。URLとQRコードは下記のとおり。
http://www.h5.dion.ne.jp/~garakuta/m

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※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
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●読んでいる本
 次に何を読むかは考え中。

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・種村 季弘:編『東京百話 天の巻』(1986.12,ちくま文庫)
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(参考)
・種村 季弘:編『東京百話 地の巻』(1987.1,ちくま文庫)

・種村 季弘:編『東京百話 人の巻』(1987.2,ちくま文庫)
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●読み終えた本
商業界 2006年 06月号 [雑誌]

商業界 (2006/05/01)

 特集は「ヴィレッジヴァンガード PART II」。店舗の分析(イオン札幌苗穂・京都三条・木曽川ダイヤモンドシティ・福岡ピアウォーク)、菊池敬一社長インタビュー、店長の紹介(SS店長・下北沢店長)など。

 ヴィレッジヴァンガードで働くのは、俺は大変だと思うのだが、それでも魅力を感じる。また、ヴィレッジヴァンガードの考え方って、例えば自分がサイトやブログを運営する時にも、参考になりそうな部分も多い。
 インタビュー内での、「好きなものを売って売り上げを上げるのは平凡なやつのやることだと思います。自分の嫌いなものを売ることによって、プロの喜びを初めて得ることができる」(pp.47-48)という言葉は、ヴィレッジヴァンガードが商売として成功するためには、必ずしも好きなようにやっている訳ではないことを実感する。

 ちなみに、バックナンバーも売り切れているようですが、2006年3月号がヴィレッジヴァンガード特集PART Iになっています。これが売り切れになるくらい売れた(つまり、俺のように普段買わないような人も買ったんでしょう)ので、急遽PART IIを特集にしたようです。
 そう考えると改めてすげえな、ヴィレッジヴァンガード。

商業界 03月号 [雑誌]
商業界 03月号 [雑誌]
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商業界 (2006/02/01)


 あと、普段読まない雑誌なので、意外な部分が興味深かったりもする。これから大きなショッピングモールをつくる土地として、ゴルフ場に可能性があるのではないかという話(pp.104-105、神田邦夫「新商業月評」)なんかは、興味深かった。

(参考)昨年末文庫化された、菊池社長のエッセイです。1997年当時のヴィレッジヴァンガードについて書かれています。

オンライン書店ビーケーワン:ヴィレッジ・ヴァンガードで休日を・菊地 敬一著『ヴィレッジ・ヴァンガードで休日を』(2005.12,新風舎)
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●買った本

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●気になる本
 ぐおー(また「ぐおー」かと思われるかもしれませんが)、これは気になる。

オンライン書店ビーケーワン:ぼく、ドラえもんでした。★★★大山 のぶ代著『ぼく、ドラえもんでした。』(2006.6,小学館)
「声優時代を中心とした大山のぶ代の自伝。ドラえもんとの運命の出会いから、テレビや映画、藤本先生の思い出など、26年間の涙と笑いにあふれたエピソードをつづる。貴重な写真満載の「大山のぶ代グラフィティ」も収録」(オンライン書店bk1の紹介文)

 ちなみに、以前大山さんの夫の砂川 啓介さんの本を読みましたが、これも興味深かったです。大山さんの病気の話などは、読んでいてちょっと泣いた。
 『ドラえもん』の声優をオーディションで決めて交代するというプランも、当時の声優陣の中でも出ていたことも分かり、興味深い。

オンライン書店ビーケーワン:カミさんはドラえもん・砂川 啓介著『カミさんはドラえもん』(2001.10,双葉社)
「ドラえもんの声で知られる大山のぶ代の夫で、元体操のお兄さん砂川啓介が明かすドラえもんの真実!? 泣き笑い夫婦生活37年の軌跡」(オンライン書店bk1の紹介文)

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