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木の葉燃朗の「たほいやと俺」2013年前半の記録

広辞苑 第六版 (普通版)

 2013年の1月〜6月に遊んだたほいやの記録です。新しいものを上にしています。
 「たほいやと俺」に戻る


 レポートは次のような内容で書いています。


【本日のたほいやレポート】世界で一番熱く燃える夏、世界で一番たほいやを愛してる:2013年6月16日@全ファミ協会

  この日の全ファミ協会では、テレビゲームの格闘ゲームをモチーフにした二人対戦カードゲーム「YOMI(ヨミ)」の大会が行われていて、たほいや好きの多くはYOMI好きでもあるので、たほいやはなしかなと思っていた。私も夕方出かけるので、たほいやセットは持参せず。
 しかしタイミングが合って、たほいやセット持参の方もいらっしゃったので、参加する。
 初めての方、関西からお越しの顔なじみの方、さらにいつものメンバーと六人でのたほいや。


へんちつ(インスト・木の葉出題) 

1.変圧式の釜。 
2.たべもの。 
3.住居を変えること。 
4.ヘンチュツの慣用読み。● 
5.イ・ヘンチツに同じ。 
6.性行中に筋収縮を起こして、抜けなくなること。


 初めての方もいらっしゃるので、インストを兼ねて出題。

 6.についてはノーコメント。

ぱちぱちおう(木の葉出題) 

1.イタリアの街。 
2.賭博用語のひとつ。 
3.木造家屋が火災の際に激しくはぜる様子。 
4.粟田口国吉作の太刀の異名。(1)● 
5.硫黄の一種。(1) 
6.原子記号H6C10O6のアルカリ性酵素。(2) 
7.イソップ童話のひとつ。(2)


 私には、たほいやで出題したい語を書いた「たほいやメモ帳」があるのだが(これはライバルから虎視眈々と狙われており、過去のメモ帳を巡る争奪戦は映画化もされた。もちろん嘘である)、それも今日は家に置いてきた。

 ということで覚えていた単語を出題。良い回答案が揃って、「これは総取り行けるか」と思ったが、おひとり熟考の末正解を当てる。「たち」が分からなかったけれど、そこに敢えて賭けたとのこと。お見事。

 ちなみにホワイトボードに書かれたこの問題を見た、別のゲームに参加中だった方が、

「これ、ファイナルファンタジーに出てくる剣の名前だ」

 と、ものすごいヒントを。「へえ、そうなんですか」と言ったものの、内心では、

「そそそ、それはまずい。ここ、答え出ただよ」

 と焦る。おそらく、この剣をモデルにしているのでしょう。

ふかおすまこ 

1.大正時代の政治学者。(2) 
2.中国のダンス教室。 
3.詩人。兵庫県生まれ。● 
4.明治、大正時代の女性キリスト教運動家。★(1) 
5.青森県の郷土料理。 
6.明治の少女文学作家。(1) 
7.女優。滋賀県生まれ。(2)


 ここで親の総取り(全員正解が当てられない。親は通常の倍の点数を得るので大きなアドバンテージになる)。
 3.と7.が似た回答になったので惑わされた。女優ということで松井須磨子を思い出して賭けたが、この偽回答を書いた方もそれを連想したとのこと。

へげたれ 

1.九州地方の方言。相手を見下すこと。 
2.ジプシーが用いる管楽器のひとつ。★(1) 
3.着物の帯がだらしなく垂れている様。(1) 
4.公園にある丸い遊具。(1) 
5.ヘゲレーションタレーショナーの略。 
6.秋の季語。稲穂が頭を垂れる様。(1) 
7.ばか。●(2)


「へげタレントの略」
「そのへげが重要なんですって」

 味わい深い4.、詩的な6.など、見所ある回答案が並ぶ。

 ちなみにこのあたりで、参加者のお一人が「よし、僕もこのビックウェーブに乗るぜ」と言い出すので、なにをするのかと思ったら、紙を折って立て、自分の名前を書いて名札を作る。

 そこか! ビックウェーブそこか! たしかにみんな、自分の名前が分かるように書いていたけれども!

らんあ 

1.乱れ飛ぶ様子。●(1) 
2.クリスマスに掲げるロウソク。(1) 
3.ものほしざお。 
4.電車を連結してる部分。 
5.ふしだらな若い娘。★ 
6.ラミア。(2) 
7.醜く汚らしいさま。(2)


「水をかぶると男になったり女になったりする」
「らんまですよね。らんま1/2」

 あうんの呼吸で分かってしまう同世代グループ。そしてなぜか、出題語に関してボケが出たら反射的につっこんでしまう俺。回答案考えなきゃいけないのに。いけないノニー。

 それで心かき乱されたわけではないが、投票は7.に行って外し、自分の偽回答も得点できず。

あきどまり 

1.夏の季語。残暑が短いこと。 
2.冬の準備。(2) 
3.歌人。山口県生まれ。 
4.行き止まりに直面してもくじけない気持ち。 
5.稲刈りが済んで、農家の妻が生家へ泊まりに行くこと。●(1) 
6.釣り具の一種。(1) 
7.根気のないこと。またそうした人。★(2)


 またもや人名に結びついた回答案が。たぶん、詩人の城戸朱理さんからの連想ではなかろうか。

おあいだ 

1.スペインの海洋学者。(2) 
2.暇な人。● 
3.建築用語のひとつ。 
4.共同の水田。(1) 
5.お見合い。 
6.田んぼの一種。★(1) 
7.後継ぎの誕生を喜ぶさま。(2)


「おあいだほポテト」


 そんなことを言っていたら、ここでも親の総取りが。

かみつかさしょうけん 

1.詩人。岡山県生まれ。 
2.小説家。● 
3.華族。(3) 
4.元禄の儒学者。 
5.江戸後期の儒学者。★(2) 
6.山口県の大手企業。 
7.御神酒の一種。(1)


 最後はこの問題。貝原益軒みたいなイメージで5.を書いたのだが、同じイメージをしたらしい方が4.を。更には日本人名に関するバラエティ豊かな回答案が並び、正解を絞るのが難しく(これをたほいや用語で「煙幕を張る」と呼ぶ)、最後も総取り。

 という、今回も熱い戦いであった。世界で一番熱く燃える夏、世界で一番たほいやを愛してる。

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激熱の、【本日のたほいやレポート】第5回たほいやトーナメント(決勝)@全ファミ協会(2013年5月25日)

 久々の第5回たほいやトーナメント。前回は予選の様子をレポートしましたが、今回は決勝。


 決勝を前に、B組の上位お二人が時間の都合で不参加に。B組の次点の方お二人とA組の上位二名、そしてそれ以外で予選の獲得点数が多かった二名(A組の方だった)で決勝を行うことに。


せんどううまかたおちのひと 

1.荒くれ者が就くとされた職業。★(1) 
2.九州地方の言い回し。なんでもこなすひと。 
3.馬方船頭御乳の人に同じ。●(3) 
4.室町時代の俳人。(1) 
5.江戸時代に実際に起こった事件。 
6.なんの役にも立たない人。


 また変化球が飛んできたよ。
 しかし過半数がこれを打ち返す。さすが決勝。
 ちなみにこれは、「人の弱みにつけこんで無理ねだりをするもののたとえ」という意味です。


わんだね 

1.イスラエルの考古学者。(1) 
2.陸棚。(3) 
3.吸い物の身の中で中心的なもの。主に魚介、豆腐、卵などを用いる。● 
4.神聖ローマ帝国の騎士。第七回十字軍参加。★(1) 
5.ワンダ族の民族衣装 
6.室町時代の打楽器のひとつ。


 「しゅるつ」が没収問題となって(たしか回答案が重複したはず)こちら。

「しかし、わんだね、このー」
「いや、それは、なんだね、です」

 お椀の種で腕種は、使われている用語のようですが(私は知らなかった)、皆そのこととは思わず、親の総取りに。


がもふ 

1.古代中国の武将。 
2.アメリカの理論物理学者。ウクライナ生まれ。●(1) 
3.戦国時代の大名、蒲生の別称。(1) 
4.精進料理に使われる食料の総称。(1) 
5.ソナタ形式で、最終主題に第一主題を繰り返す手法。★ 
6.せいしのひとつ。(2)


 「グーグーガモフ」と言おうとした気がしますが、そういう空気ではなかったので黙っている。

「ドイツ人っぽいですね。ルートヴィヒ・ヴァン・ガモフ!」
「いやそれベートーヴェンじゃないですか」
「てへぺろ」

 ……「グーグーガモフ」って言っても良かったんじゃないか。

 そして自分の偽回答が、懲りすぎて敬遠されてしまう。むう。


そよぎ 

1.天狗の装束を身にまとい、夜どおし歌い踊る風習。(1) 
2.モシクラカンコンの和名。★ 
3.そよぐこと。●(2) 
4.アイヌの伝統料理。 
5.小さくまとまって自生している木々。(1) 
6.マメ科の低木。(1)


 ほら避けられた「モシクラカンコン」。しかし、「わんだね」といい、ストレートな答えの単語が続く。
 

どもっこ 

1.フランスの物理学者。(1) 
2.女性が屋外労働に用いるかぶりもの。● 
3.北海道の稚魚の呼び方。(1) 
4.フランチェスコ会修道士。 
5.麻縄で巻いたかんじき。(1) 
6.(山形県の方言で)ごぼう。(2)


「どもっこクラブ」
「それはなにかのアイドルグループですか?」

 そしてここでも親の総取り。これで優勝は総取りを達成した二人に絞られた感がありましたが、「やらせはせん」、「まだだ!まだ終わらんよ!」(うろ覚え)。
 最終出題者の俺にも、まだチャンスがあると信じて、最後の出題。


へんちき(木の葉出題) 

1.変なこと。●(2) 
2.斧。 
3.屁理屈の別称。(1) 
4.ふわふわしているさま、柔らかい様子。 
5.江戸時代の測量計測に用いられた道具。(1) 
6.卑屈で頑固なさま。(1)


 へんちきで変なことというストレートな問題でしたが、見抜かれてしまう。万事休す。


 ということで、優勝はわんだねで総取りを達成した方。自らゲーム会を主催されていて、たほいやの経験も豊富なので、さすがの勝負強さ。
 そして賞品として、『広辞苑』第四版(古本)が贈呈されたのでした。

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【本日のたほいやレポート】白熱の、:2013年5月25日(土)第5回たほいやトーナメント(予選)

 5回たほいやトーナメント。ごぶさたの方や遠方からお越しの方、そしておなじみの方と、総勢全11名が参加。まずは二グループに分かれて予選。


●予選A組

 A組、比較的顔を合わせるメンバーが揃う。お互いの手の内(偽回答や出題の傾向)が少しは分かる相手同士、これがどう影響するか。


ほいやり

 1.ほいほい投げられるほど軽いやり。(1)
 2.穏やかに微笑むさま。●
 3.目的もなく、山野を歩き回ること。★(2)
 4.シジミ科の貝類。(1)
 5.思いやりに同じ。(1)
 6.やりなげ。


 いきなりの親の総取り。この出題者の方はこれまでも総取りの多い方で、今回も見事にやられる。


またこゆ

 1.マダコをゆで上げたもの。
 2.またこのゆに同じ。
 3.股を開いて越える。またぐ。●(2)
 4.フランスの作曲家。(1)
 5.ハンガリーの政治家。(1)
 6.さんがんゆの中で、縦に複数並んだもの。★(1)


「またが、濃ゆい」
「いや、意味が分かんないです」

 正解はストレートな3.。人名と、なんとなく「これはない」と思った1.、2.を外して当てる。

 ちなみに私の「さんがんゆ」は、自分でも意味が分かりません。


のどよろい(木の葉出題)

 1.戦国時代の戦装束のひとつ。(1)
 2.扁桃腺の別名。(3)
 3.鎧戸の中でも、屋根裏につけるもの。(1)
 4.南米に生息するげっし目。
 5.しんきんのひとつ。
 6.喉を保護する鎧。●

 よーし総取りじゃーい!

 おそらく、西洋の鎧についてだと思うのですが、みなさん日本の鎧を考えたらしく、「鎧にのどを保護する部分はない」、「6.は真っ先に除外して」と言うのを聞いて、内心すててこおどりを踊っていました(意味不明)。


はたおるむし

 1.ホタルの別称。(1)
 2.見かけの割に気が弱い人のたとえ。★(1)
 3.ハタオリムシとも同じ。
 4.クモの古名。(2)
 5.キリギリスの異称。●(1)
 6.カイコの異称。


 見事に虫に関する回答案が並ぶ。これは迷うが、「はたおるむし」から連想しにくいキリギリスに投票して当て、総取り阻止。
 ちなみに漢字は「機織る虫」。鳴き声が機織りの音に似ていることに由来しているらしい。勉強になりますわね。勉強に、なりますわね。


せんぼん

 1.新盆初日から数えて千日目。(2)
 2.天気が穏やかなさま。
 3.千人の修行僧。
 4.フランスの建築家。★(1)
 5.棒状の物が無数にある。
 6. (1)


 これが問題な問題というか、出題者の方のこわさを感じるというか。

「6番、……」
「え、どうしたんですか?」
「いや、僕に読めるものはなにも書いていないので」
「えーっ!」 
「な、なんだってー!」
「要チェックやー」

 しかし、私はこれまでのたほいや研究から学んでいた(なんだそりゃ)。これはおそらく、「せんぼん○○」という項目のための項目で、それ自体には意味がないのだろうと。

 実際は、「( )」とカッコ付きの文章のみで、「カッコの中は読んでも読まなくてもよい」というルールを利用したトリックだった。やっぱりこわいわあ。


いぬりん

 1.故郷に帰る。(1)
 2.キク科の単年草。(2)
 3.主に果糖からなる多糖類のひとつ。●(1)
 4.蒼天を翔ける白浪の別称。★
 5.中東の古代都市のひとつ。(1)
 6.昔の犬種。


 「これは犬山イヌコさんに関係ありますな」と発言し、みんなトーナメントで真剣なので軽くたしなめられる。「勝者の余裕ですか?」と。

 ちなみに私の偽回答は「六甲おろし」からの引用ですが、それを公表して軽くたしなめられる。「勝者の余裕ですか?」と。そして「蒼天翔ける日輪の」なのに、なぜか白浪と書いてしまった私。謎だ。

 とにもかくにも、予選二位以内に入り、通過を決めました。


●予選B組

 同時に行われていた予選B組も、出題と回答案を掲載しておきます。


らおこーん

 1.ギリシャ神話中の人物。トロイヤのアポロン神殿の司祭。●
 2.カナダの女性政治家。
 3.アメリカの農学者。
 4.ギリシャにて初めてテルマエを作った人。
 5.ロシアの民族楽器。


なめげ

 1.無礼なさま。●
 2.キノコ料理の一種。山菜をふんだんに使用する。
 3.いたいけな、はかなげな。
 4.東北地方で作った筆の一種。
 5.うとうとしているさま。


たるてぃーに

 1.バロック時代に流行した壁の装飾方法。
 2.イタリアのバイオリン奏者、作曲家、音楽論理家。●
 3.メキシコの豆料理。
 4.イタリアの菓子。タルトの別称。
 5.イタリア南西部の半島。


てっさろにーき

 1.映画俳優。
 2.サロニカのギリシャ語名。●
 3.アステカ文明の神官が被る羽根飾りのついた冠。
 4.イタリア原産の食べ物。ハム。
 5.敵の塹壕に大量の水を流し、壊滅させる方法。


のうぜんはれん

 1.ノウゼンハレン科の多年草。●
 2.オーストリアの物理学者。
 3.ドイツ北部の平地。
 4.人形浄瑠璃のひとつ。
 5.大阪の呉服商。

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【本日のたほいやレポート】カレーズ・オン・新大塚:2013年5月6日@全ファミ協会(その3)

自分たちがたほいやを遊んでいる一方、隣でもたほいやが遊ばれていました。その出題・回答案のメモを回収したので記録しておきます。

しゃあ(デモンストレーション)

1.通常の三倍で動く妖怪。
2.大分県の海部地方に居住する、水上の稼ぎのみをしてきた人たちの通称。●
3.赤い彗星、三倍の人。
4.赤い乗り物に乗る人の総称。


 さすがデモンストレーション。この回答案。

 デモは四人だが、その後一人加わって五人でのたほいやだったようです。


めぼ

1.まぶたのできもの。
2.木造建築の工具の一種。
3.薄情者。
4.目の縁にできる腫れ物。●
5.マツ科の一種。


ぬあくしょっと

1.東北地方の方言。悪いことするなの意味。
2.ビリヤードで他の球のくっつくように打つ技法。
3.津軽弁で楽しんでるかいの意味。
4.テニスで股抜きのこと。
5.アフリカ西部、モーリタニアイスラム共和国の首都。●


へでら

1.タロース限界を示す記号。
2.フランスの思想家。
3.キヅタのこと。広くはキヅタ族の総称(その学名)。●
4.ヘデレーション。
5.ルーマニアでのヒドラの別称。


かれーず

1.南米原産の穀物の一種。
2.ノルウェー北部の川の名称。
3.カナートに同じ。●
4.バラ科。
5.火星の衛星のひとつ。


 この時は私たちのたほいやが終了していて、ちょうど見学したところだった。
 全ファミ協会といえばカレーなので(ゲーム会の後に毎回インドカレーを食べに行く)、みんなで
「これは、カレーを食べに行く集団のことだ!」
「隊長はCEOだ!」(全ファミ参加者の中に通称カレー・イーター・男、略してCEOと呼ばれる方がいる。ちなみにカレー・イーター・女、略してCEOと呼ばれる方もいる)
 とはしゃいでじゃまをする。なにしろ「うえぺけれ」でテンションが上がっていた五人だったので(ひとつ前のレポート参照)。


まかりもちい

1.唐菓子の一種。もち米などの粉をこねて引き伸ばし、いろいろな形に作り曲げて油で揚げたもの。
2.落語の話のひとつ。
3.キッチン用品のひとつ。
4.エッチングに用いる工具。
5.徳島県三好郡にて古くから伝わる遊びの一種。
 

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オー、ウエペケーレー!:【本日のたほいやレポート】2013年5月6日(月・祝)その2

 一回目から少し時間を置いて、もう一戦。ちなみにこの時、隣の卓でも希望者の方があったので、もうひとつのたほいやセット(電子広辞苑含む)を貸し出す。
 同時にたほいやが二卓立つゲーム会、そしてたほいやセットを二つ持っている俺。


なへ

1.苗の古語。(2)
2.そのへん、そのあたり。★
3.とともに。につれて。(2)●
4.野菜のヘタ。
5.JR羽越本線の駅名。(1)
6.切り立った崖のこと。


 「裕木なへ」と言うのを忘れてしまった。 


なめげ

1.マツ科の常緑小低木。★
2.口ひげのこと。(2)
3.根菜植物の根に生えている根毛。(1)
4.無礼なさま、不作法なさま。●
5.祭事のひとつ。(1)
6.軽い朝食を摂る。


 自分の偽回答は、「マツ科は常緑じゃないですよ」ということで投票得られず。

 口ひげはなめられるので「なめげ」はあると思ったのだけれど、見事にだまされる。
 そしてここで親の総取り発生。


あめり(木の葉出題)

1.雨。
2.ぬめりに同じ。
3.見通しが悪いさま。
4.あるようである。(3)●
5.イギリスの物理学者。(1)
6.聖書に出てくる一説。(例)アメリ第四章。


 「映画じゃないですか?」、「違います。オドレイ・ドドゥ主演じゃありません」。

 これは回答案もそれぞれらしかったのだけれど、なぜか正解に投票が集中。むう。


くしなじょう

1.九龍城の別称。シナ城。(2)
2.滋賀県にかつてあった城。(1)
3.髪型。また、その髪型をした女の人。
4.博物学者。★
5.くしながら。(2)●
6.大正時代の人文学者。


 「オダギリジョーが」、「いやもう『じょう』しかあっていないですよ」。正確には「じょ」しかあっていないですね。

 素直に城に投票に行ったら外れる。


うえぺけれ

1.アイヌ語で故郷の意。(1)
2.キリスト教ベネディクト派の賛辞。(2)
3.女性用衣類のひとつ。(1)
4.ポーランドの数学者。★
5.アイヌの伝承物語。(1)●
6.ロシアの民族楽器。

 これは南米系の言葉の響きだと思っていたが、それに類するものがない。
 アイヌ関連の回答案が重複したのも気になるのだが、迷ったのであえて外して2.に投票するが、外れ。

 途中で、誰かが「オー、ウエペケーレー」とサッカーの応援歌みたいに言い出し、なぜかみんなで「ウエペケーレ!」、「ウエ、ペケ〜レ〜!」と言い初めてテンションが上がる。ここはメキシコのお祭りか。


つるぼ

1.共同墓地。(2)
2.ニシヤオオクマの異称。(3)★
3.ギターの部品。ブリッジとピックアップの間にある弦を止める。
4.ユリ科の多年草。●
5.植物を支える棒。
6.肛門、けつの穴。


 「るつぼ?」、「いや、つるぼ」。

 「笑福亭?」、「いや、それはつるべ」。
 「昔24時間テレビで裸になった?」、「いや、それもつるべ」。

 ここで最後にこの会二回目の親の総取りが発生したのだが、それを招いた一因ともいえるのが2.の回答案。書いたのは、そう、俺、木の葉燃朗。

 「ニシヤオオクマのいしょう」とだけ書いたので、出題者の方もどう読んだらいいか分からない。「いしょう」が「衣装」か「異称」かも分からない。そもそも「ニシヤオオクマ」がなんなのかも(俺も含めて)分からない。
 いやあ、個人的には久々に偽回答でヒットを飛ばした気がします。 

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タホッ!!いい男:【本日のたほいやレポート】2013年5月6日全ファミ協会(前編)

 今回は久々に四人という、(考えうる中で)最小人数でのたほいや。


ぬめ

1.ぬのめ。(2)
2.繻子折りの絹布の一種。(1)●
3.器量の悪い女性。★
4.ねばりけのあるさま。


 シンプルな1.に投票してさっくりだまされる。


あもじ(木の葉出題)

1.あしもじ。(1)
2.姉。(2)●
3.しゃもじ。
4.アルファベット。ローマ字。


 「ごはんをよそうときに使うへらのこと」、「それはしゃもじですね」。
 「広島カープの応援で叩いて音を出すへらのこと」、「それもしゃもじですね」。

 それで3.の回答案が出てきちゃったよ。どうすんだよ。
 でも、どれもいい回答案だと思う。しかし逆に、正解が浮いてしまった。


ずろち

1.ズロース。(1)★
2.イタリアの画家。
3.ポーランドの貨幣単位。(2)●
4.第8代古代ペルシア皇帝。


 予想通り外国の人名が回答案に。あえてそうではない3.に投票して当てる。自分の偽回答も人名を外して、そこでも得点。


うほ

1.ウツホ。イネ科の多年草。(1)
2.フランスの詩人、小説家。★
3.船の部品。ふぬの。(1)
4.貴人外出の時、陰陽家が呪文を唱え舞踏する作法。(1)●


 出題した人が「ウホッ!!いい男」と言い、出題されたみんなも「ウホッ!!いい男」と言い、遊んでいるのを見に来た主催者の人も「ウホッ!!いい男」と言う。みんな好きだなそのネタ!
 しかし4.が正解か。苦し紛れの思いつきっぽい文章なのに。こういう単語を見つけてくるから、たほいや経験が豊富な人は怖いわあ。 

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【本日のたほいやレポート】8人のたほいや希望者が出た時のために:2013年4月28日(日)

  この日もまた8人たほいやとなりました。そして、この日の帰り、ボクはひとつの決意をするのでした。


すすし

1.すずきに同じ。(1)●
2.汚れているさま。(1)★
3.すすはらいに同じ。
4.すすなどの汚れを落とすこと。対義語あらい。(1)
5.涼しいと同じ。(1)
6.酢でしめた飯。
7.工場や煙突による灰のこと。(1)
8.許すまで許さざるの意味。(2)


 最初、当然のように「伝説の漫才師」と言う人が出てきて、「横山すすし!」、「正解!」となる。いや正解じゃないけれど。

 あと、「酢の入った寿司」ということを言う人も出てきて、「酢の入っていない寿司というのはあるのか?」と軽く議論に。
 そうしたら6.の回答案が出てきてしまって、みんな惑わされる。

 言葉の音からイメージできる回答案が並ぶ。ひとつだけ傾向の違う8.に投票したくなるが、あまり『広辞苑』の説明では聞き慣れない文章の調子だったので外す。そうなると、次に出題語と傾向の違う回答案は1.だなと思って、これを当て、親の総取りを防ぐ。


てっちん

1.鋳型の異称。(1)
2.てっちりに同じ。
3.ナマズ料理のこと。(1)
4.山口県の郷土料理。
5.仕事に対する工賃。(2)
6.かなしき。(2)●
7.鉄で作られた入れ物のこと。(1)
8.てっちんコンクリート。★


 「鉄でチンして」、「チンしてどうするんです?」、「さあ」。

 そして、料理についてと、鉄に関する回答案が並ぶ。これは、6.が「金敷」かなと思って、投票して当てる。

 しかし、いかに回答案が浮かばなかったとはいえ、「てっちんコンクリート」は正直すまなかったと思っています。みんなに「レポート用のネタでしょー」とか、「あの人こんなこと書いてるけど、去年『たほいや』の講座開催したんだぜ」と言われてしまう。ひょえー。
 しかし一方で、「やったった。俺、やったった」とも思った。


たぶて

1.容量の単位。
2.サルスベリ科の落葉高木樹。(2)
3.バルカン地方で使われる打楽器。★
4.木箱に取り付ける取っ手。(1)
5.たぶんに同じ。
6.内に曲がった耳のこと。(1)
7.たらちねの母を指す。(2)
8.つぶてに同じ。(1)●


 まあ当然、出てくるのは「がんばれ!!タブテくん!!」ですね。でも、知らない人が多かったですね。世代の差ですかね。

 正解の8.って、似たような5.もあって難しいと思うのだけれど、見事に当てた人がいて総取りは阻止される。


しわたろう

1.植物学者。(1)★
2.顔のしわが多いこと。しわだらけ。
3.老人。
4.沖縄出身のバレエダンサー。
5.年寄り。(2)
6.小学館童話大全13巻収録。(1)
7.けちな人をののしって言う言葉。●
8.初めて男の子が産まれた時の呼び名。(2)


 居酒屋チェーンの名前かと思ったのですが、違いました。

 ここで親の総取り発生。しわに関する、しわから連想する回答案が多くて、私も5.に投票したのですが、これが隠れ蓑になって7.への注目が薄れてしまった格好。


ぺらごろ(木の葉出題)

1.ヒラメの稚魚。
2.ごろつきがしっぽを巻いて逃げること。
3.プロペラの別の呼び名。ペリゴロともいう。(1)
4.アンティパストの一種。
5.ペイジ。(2)
6.1762年。
7.映画の台詞のアナグラム。
8.大正中期、浅草オペラが流行した頃、歌劇女優を追い回したり、劇場に出入りしたりした若者たち。(4)●


 まあ、そうなりますわな。今回の参加者の方は、長文の回答案を書く方が少ないので、正解の文章が長くて浮いてしまった。
 まわりで観戦していた方からも、「木の葉さんこれは厳しいね」と言われてしまう。ひょえー。

 あ、「アッと驚く、ペラゴロ〜」って言うの忘れた(それは忘れてもよいよいよい)。


へだし

1.はみだし。
2.とはいえ。★
3.隔て。仕切り。(4)●
4.植物の名前の一種。
5.怠けている様子。(2)
6.一番最後に行動すること。(1)
7.放屁、おなら、屁のこと。主に女性が嫌悪の対象としている。
8.女性器の襞のこと。


 このあたりから徐々に各自の特徴が表れる回答案が。そしてこれが最終問題への伏線にもなっている。

 しかし、正解はわりとそのままの3.だったんだなあ。


あんどりっち

1.中性フランス、ブルゴーニュ地方の貴族。
2.ユーゴスラビアの小説家。(3)●
3.イギリスの劇作家。
4.安心して建物を建てることができる立地条件のこと。
5.マーガリン。
6.メンドリの別称。(1)
7.オーストリアの皇太子。(2)★
8.後から追加する調味料のこと。リッチチーズのこと。


 自分も含め、最終問題が近づいて、しかも会場からの撤収時間も近づいて、疲労と焦りが見られる回答案になっております。「オーストラリアの皇太子」って、かなり粗のある回答案だと、今振り返ると思う。

 私は1.に行って外す。


げえふ

1.舞台で芸人が披露した演目。
2.下船するときに使う布。(1)
3.ロシアのこと。
4.劇薬。(3)
5.上段、中断、下段に分けられているえふの下段にあるもののこと。
6.奈良後期の天皇親衛隊。(1)●
7.ドイツの陸軍将校。(2)★
8.せいきのこと。

 どの回答案も、ほぼなげやりに書かれたように感じてきて、非常に迷う。この中なら4.劇薬だろうと思ってかけるが外れる。しかし、読みようによっては中学生が考えたような6.が正解とは、恐れるべし。

 この問題の回答案を読んだのは女性だったのですが、7番までで「以上です。8番は、いいです」という波乱が。周りにいた男性が代読してくれましたが、まあそりゃそうだ。ちなみに書いた方は、ゲームの後「これは聖なる旗で聖旗なんです」と、意味不明の供述を繰り返しており……。更に前の問題で下半身方面の偽回答を書いた方が今回も書いたと疑われ、「俺じゃない! 俺はただたほいやが好きなだけなんだ! 昔から古い『広辞苑』に興味があった。つい出来心でページをめくってしまった」などと意味不明の供述を繰り返しており……(これは俺の創作)。


【今回の反省】

・撤収まで2時間くらいの時間から、8人でのたほいやはやるもんじゃないね。たほいやは時間に余裕を持って、計画的に。

・そしてこの経験を経て、私は電子辞書の広辞苑をもうひとつ買ったのでした。これで、参加希望者が多い時には二組に分ければいいね。いいね!

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【本日のたほいやレポート】8人たほいやは疲労でへっろへろに。へろへっろに。:2013年4月6日@全ファミ協会(その2)

  この日二回目はまさかの八人たほいや。今だから白状しますが、この回の後半は疲労でへっろへろになっていました。へろへっろに。


そろく(デモ)

1.くろその異称。★
2.カシュガルの古称。(1)●
3.ろうそくの略。
4.家計の系譜の記録。(2)
5.ソロ活動で苦労すること。(3)
6.奴隷の髪の毛を燃やして、たいまつの代わりとしたもの。
7.江戸時代、勘定奉行の衣装。(1)
8.ロイヤルファミリーの皇太子。


 いやあ、偽回答も投票の仕方もさすがデモンストレーション。1.の偽回答を書いて、5.に3点かけた俺が言うことじゃないが。


ろくばんすい

1.太極盤と同じ。(2)
2.古代中国で使用された占い道具。(2)
3.江戸時代の儒学者。★
4.六番と呼ばれるちぞくで生成されるヒスイのこと。
5.泥をすすること。
6.中国貴州省西部の都市。(2)●
7.神仏のじしもで使われる呼び水のこと。
8.囲碁の盤面の数え方のひとつ。(1)


 中国には三文字の地名は少ないということだが、あり得るのではないかと思って投票し、当てる。

 ちなみに、4.の「ちぞく(地属)」は「地層」、7.「じしも」は「ぎしき」と書いたとのこと。たほいやにおける文字の書き方の重要性も浮かび上がる問題となりました。


べねしゅ

1.ギリシアの都市。(1)
2.1366年来日。(1)
3.チェコスロバキアの政治家。(2)●
4.ベニス。(1)★
5.ベルギーの数学者。(1)
6.アメリカの経済学者。
7.食用豚の一種。
8.ルクセンブルク王国建国の父と呼ばれた英雄。(1)


 すぐに「べねしゅに死す」というのが思いついたが、言わないでおく。なぜなら、「ベニス」という偽回答を書いたからだ!

 これも我ながらひどいと思うが、2.の「1366年来日」という奇襲っぷりも、なかなかやるなあ。 


ちばかめお(木の葉出題)

1.マーシャル諸島に生息する有袋類。(1)
2.人名。ノーベル賞受賞者。
3.作家。
4.元禄期の絵師。(1)
5.文芸評論家。山形県生れ。早大中退。●(3)
6.イラストレーター。漫画家ちばあきおの実弟。(1)
7.日本の俳優。声優ちばしげおの父。
8.三等の宝石。(1)


 前に出題した「とやまかめたろう」に続く、「かめが入っている人名」シリーズ。
 しかし、調子に乗って正解を細かく書いたところ、「早大中退って言いたいだけでしょ」と当てられる。くっそー、調子に乗りすぎた。

 ちなみに7.の「ちばしげお」は、たぶん千葉繁(ちばしげる)さんのことですかね。ちばあきおさんもそうですが、『広辞苑』は存命の人物については記載しないはずなので、そのことを知っていれば6.と7.は除外できるかと。勉強になりますでしょ。 


りゅういていこがる

1.明治時代の作家、小説家。
2.ススキの異称。(1)
3.りゅうていしぐれの芸者。
4.演芸評論家。★
5.明治時代に日本に流通した食べ物。
6.涙を流してひどく悲しむ。(3)●
7.絵本作家。(2)
8.農具。すきの旧型。(2)


 最初、気になって「落語家の名前じゃないですか?」と聞いたら、出題者の方に「違います。ではこの題でスタート!」と言われてしまう。しまった、これじゃ「落語家」という偽回答が書けない。
 そして、人名に関する回答案が並ぶ。うー、これは俺が最初に余計な質問をしたせいだー、うわーん(りゅうていこがる:正しい使い方)

 ということで正解は6.でした。出題者の方も、「せっかく落語家の可能性がなくなって、得点できると思ったんだけれどなあ」とおっしゃっていたので、「くやしかったら『りゅうていこがる』したらいいんじゃないですか」と早速使ってみる。


ぱぱいん

1.タンパク質の分解酵素の一つ。パパイヤの果実に多く含まれる。(3)●
2.沖縄産のパインの一つ。
3.トルコのことわざ。
4.宮崎で水夫のこと。(1)
5.マツ科の常緑樹。(2)
6.沖縄県の郷土料理。★
7.毛が生えていないこと。
8.主に南米に生息する植物。(1)


 「あやしい回答案を除外していったら、一個も残らなかったんだよねえ」と言って、ちょっとウケる。しかし、1.が正解とはねえ。
 そして問題の7.を書いた人が予想と全く違う方だったことにも驚愕。


ひろきもちい

1.おきびを絶やさないこと。(2)
2.山菜などを日持ちさせる方法。(3)
3.ひろくて気持ちいい。
4.広く伸ばした餅。●
5.俳優。1918年生まれ。父がアメリカ人、母が日本人。★
6.広々として気持ちの良い空間。(1)
7.大阪府出身の服飾デザイナー。(1)
8.長崎の伝統料理。


 前回にかぶせて、「一番変な回答案に投票しようと思ったら、全部変だったんだよねえ」と言って、またもウケる。やった、嬉しい。点数に全然影響しないけれど嬉しい。

 で、どう考えてもボケたか投げやりで書いたとしか思えない4.が正解ってどういうことだ。8人で親の総取りはでかいなあ。一挙14点獲得だからねえ。


せてん

1.ごまかしのきかないこと。(1)
2.背中から仰向けに転ぶさま。(1)
3.本土に嫁ぐこと。
4.裏切り者をののしる言葉。★
5.ウグイスの異称。(1)
6.食品添加物。
7.さてん。(1)
8.しゅす。(3)●


 「めそ」、「もへあ」と再出題になってのこの問題。
 喫茶店の略かなあと思っていたら、7.の「さてん」があるし! だがいくらなんでもこれはなかろう。他に、2.も言葉の音からだろうし外し、6.も説明が簡素な気がして外し、残りの中からも最も出てこなさそうな8.にかけて正解する。


へひと

1.蛇年生まれの人。(1)
2.ヘヒト彗星。1926年に発見者ヘヒトの名前がつけられた。
3.へびと。
4.1980年から1994年まで存在したパソコンのコンシューマゲームメーカー。(以下略)
5.老年に差し掛かった者。主に男性に用いる。★
6.一戸の家内の人。(3)●
7.バビロニアの皇帝サルガッツオの妻。(3)
8.標高300メートル以上の場所にあるトルコの村。

 最終問題も多様な回答案が並ぶ。4.の(以下略)は、あまりの長文だったのでみんなメモを取るのをあきらめた。そしてこれ、ヘクトのことですね。

 他も、1.はいくらなんでもストレートと思ったし、2.もこういう書き方はしないかなと思って除外。8.は標高300メートルというのはあまり高くないので、特徴として出てこないだろうと。残る6.と7.だったら、6.だろうということで当てる。

 ちなみに私の偽回答は、(年を)経る人で経人(へひと)という意味を込めたのですが、若干伝わりにくかったか。「これは怪しいなあ」とおっしゃっていた方もいましたが、投票の段では除外されてしまった。


 という感じでした。いやしかし、8人たほいやはさすがに気力と体力を使うわ。

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【本日のたほいやレポート】2013年4月6日(土)@全ファミ協会(その1)

 4月6日(土)の全ファミ協会で遊んだたほいやのレポートです。この日は「お絵かきゲーム」を中心に遊ぶ日で、みんなでお絵かきゲームをあれこれ遊んでは笑っていましたが、しれっとたほいやも遊ぶ。ホワイトボードに絵を描いているかと思いきや、謎の単語を書いているという。この自由度も全ファミ協会の魅力。

 こぷと

1.イタリアの画家。(2)
2.イタリアの天文学者。(1)★
3.なにもしない、できない状態。
4.古来エジプトに住んでいる人々。●
5.音楽用語でゆったりと。


 最初「げるぴん」が出題されましたが、これはついこの間出題されたので再出題に。

 4.は「古来エジプトでこぷとって、そりゃねえだろう」とみんなが思ったが、なんと正解。いきなり親の総取り。


いんいつか

1.主に諜報活動をしている。
2.若い娘に惚れて、無分別な行動をすること。(1)★
3.動物を供養するための墓、墓地。(1)
4.キクの異称。(2)●
5.里山にある寂れた塚。


 誰かが「いつかインすること」と言った気がしますが、無視します。
 「つか(塚)」のイメージをはずして、花の「か」だとすると4.も十分にあると思って投票し、当てる。


うどんどうふ (木の葉出題)

1.物の柔らかい様子。
2.鍋に湯をはり、豆腐とうどんを入れた料理。(1)
3.八杯豆腐の古称。(2)●
4.大豆をこねて作ったうどんを、豆腐にしたもの。(1)
5.導師の使う、お札を使った占い。


 ひさびさにうどん問題(*)を出題してみました。すると、出るわ出るわ迷回答案が。

 特に4.は、「なぜ、大豆を豆腐にする間にうどんを挟むのか!」と、誰もが疑問に思う。そして2.は湯豆腐の締めみたいな料理。
 結局、3.が浮いてしまい、点を取られる。

*過去、「うどんくらい」、「うーどん」、「うどんぶるい」などを出題したことがあります。


しゃなーい

1.イタリアの政治家。
2.フランスの画家、詩人。★
3.フランスの哲学者。(1)
4.北インドの管楽器。(1)●
5.ペルシア丘。(2)


 「山形県にしゃなーい地方というのがありまして」、「ない、それはない」、「せめてしゃーない地方でしょう」。

 4.は、インドにシタールって弦楽器があるので、そこから連想した偽回答かと思ったら、これが正解だった。むうう。
 そして5.は、本当は「ペルシア兵」と書いたそうですが、出題者の方は「丘」と読み、それが結果として票を集める。なにがあるか分かんねえな、たほいやは。


でんぽうはだ

1.アレルギーにより、肌がケロイドのようになってしまっている様子。
2.日当たりの良い山や野に生える草花。
3.粗暴な気質。(3)●
4.チンチョウゲの異称。(1)
5.皮膚病の一種。空気感染する。★


 「皮膚病関連どっちも怖ええよ」という感想が飛び交う。でもこれは、「親分肌」みたいなものかと思って、そう思うと伝法(でんぽう)って言葉に見覚えがあって、3.に賭けて正解。
 あと、「ヂンチョウゲ」かと思っていたら、「チンチョウゲ」とも読むそうです。勉強になりますわね。 

 あと、「これは『は』を『わ』と読むんじゃないか」と言い出した人がいて、みんな「でんぽうは、だ、電話で申し込んでだな、」と言い始めて、それが微妙に大滝秀治さんの物真似みたいになっていて個人的に笑いが止まらなくなる。

 そしてこの後、久々に8人という大人数でのたほいやも行ったのだけれど、その模様はまた今度書きます。

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【本日のたほいやレポート】初の遠征(?):2013.03.30(土)@非電源系ゲームサークル 袋小路

 袋小路に遊びに行くのは初めて。とはいえ、主催の方は全ファミ協会にも何度も参加されている方だし、同じく全ファミ組の方も参加されるということで、比較的緊張せずに参加できました。ちなみにこの日は、ワードゲームを中心に遊ぶ会でした。

非電源系ゲームサークル 袋小路:http://fukurokouji.is-mine.net/


けにごし

1.かつらの異称。部分かつら。
2.北海道江別地方の地名。(1)★
3.アサガオの異称。●
4.毛髪用染料。
5.ほこりの別称。(3)


 「まちん」が回答案重複で再出題になってのこの問題。

 「けにごし豆腐ってありますよね」、「うん、おいしそう」。

 ここは5.が「ほうきの先の毛を汚すからだ」ということで投票が集中するが、これが罠で、いきなり親の総取り。


とやまかめたろう(木の葉出題)

1.現在の富山県亀沢郡。
2.カメムシの一種。(1)
3.動物学者。(1)●
4.石川県の実業家。1867年生まれ。(1)
5.フランスの教育家。(1)


 「かめたろう」で動物学者ってまた安直な、と思ってみんな投票しないかなと思って出題してみる。投票は割れるが、総取りはならず。

 ところで5.はなんすか。記入した方曰く「ラフカディオ・ハーンが日本で小泉八雲を名乗ったみたいな感じで」とのこと。なるほど。


れにえ

1.よこやまれにが考案した創作和服。
2.オーストリアの作曲家。
3.フランスの詩人。(2)●
4.ソ連の物理学者。(2)★
5.アイヌの儀式。


 外国の人名が3つ出てくる。1.と5.はちょっとなさそうだったので、自分の答えを除いた2.と3.の二択に。
 一応クラシック音楽好きとして聞いたことがなかったので3.を選んで当てる。さらに自分の偽回答でも得点する。 


くわまよ

1.くわまゆに同じ。(2)●
2.月の美しい夜。(1)★
3.トビカゲラの幼虫。伊那地方では食用にされる。
4.鎌倉時代の建築様式のひとつ。(1)
5.サウジアラビアの都市名。


 「女優、くわたまよの愛称」、「いや、知らないすその人」。

 「桑野信義さんの愛称ですよね」、「それはくわまんですね」
 「バッグ盗まれた人」、「それもくわまんですね」

 そんなやりとりがありつつ、最終的にはストレートな1.が正解だったというのがすごい。


りょうや

1.宿屋。(1)
2.良い夜。(1)●
3.主に瀬戸内地方の海沿いにある休憩小屋。(1)★
4.京都府の郷土料理。
5.水はけの悪い地方で行われていた農法。(1)


 最後はこの問題。これもまたストレートな2.が正解。ひねった単語が多かったので、あえてそのままの意味を出題されたとのこと。


 という感じでした。初めての方とのたほいやは、偽回答の傾向が分からないこともあって、新鮮な面白さがありました。

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【本日のたほいやレポート】べろべろの神に導かれし者たち:2013年3月17日@全ファミ協会

  べろべろの神の意味は最後まで読めば分かります。では、はじまりはじまり。

げたとやきみそ

1.白樺派の通俗小説。
2.未詳。(1)
3.まったくそぐわないもののたとえ。(3)★
4.外見が似て、実質のまったくあい異なることのたとえ。(1)●
5.岐阜県の郷土料理。
6.にんにくみそ。


 2.に投票してみる。以前も別の単語で「未詳」という意味の問題があったので。しかし、これはその時も参加していた方が記憶していて、使ってみた偽回答だった。1.は「白樺派は通俗小説じゃないだろう」ということで外し、郷土料理は偽回答でよく使われるので外し、6.は単語と意味がなんとなくそぐわなかったので。
 4.は自分の偽回答に似ていたのと、「外見が似て」はいないだろうと思って外したのだけれど、これが正解かあ。
 ちなみに、「外見が似て」というのは、味噌を焼くときに乗せる容器の形と下駄のことをいうらしい。勉強になりますわね。

へらまし

1.口やかましい様子。(2)
2.夫より年上の妻。(1)●
3.へらましい。★
4.ドイツの政治哲学者。
5.かしわの異称。(1)
6.よく笑い、よく遊ぶ姿。(1)


 1.に投票。4.はドイツ人っぽくなかったので、5.は「かしわ」がどの「かしわ」なのか分からなかったので(木なのか鶏肉のことか)、6.は姿というより様子だろうと思って、それぞれ除外。自分の偽回答が3.なので、1.と2.の二択だったら1.だろうと。
 しかしなんと2が正解。これは年増から連想した偽回答だと思ったんだけれどなあ。他にも「ゼウスの妻ヘラからの連想だろう」という高度な読みも。しかし、れっきとした日本語。東北地方の方言とのこと。

べろべろのかみ(木の葉出題)

1.湿気てしまった紙。(1)
2.湿気により、べろべろに波打ってしまった紙。
3.ふきやこうじの絵本。(2)
4.遊戯のひとつ。(1)●
5.かやの異称。(1)
6.まかみの一種。


 「べろべろ」という、あまりにあまりな言葉に、色々な単語(髪・神・紙)が思い浮かぶ「かみ」があわさった、我ながらなかなかいい出題だと思います(自画自賛)。
 期待通りの偽回答がそろい、湿気た紙という偽回答も二つ並び、これは親の取りいけるかと思いきや、阻止される。くわー。
 ちなみにどのような遊戯かというと、「こよりの先を少し折り曲げて両方の手のひらでもみ、その先が指したものをそれと定めるもの」とのこと。いわゆる「どれにしようかな、神様の言うとおり」みたいなものですね。
 そしてこの単語、珍しく正しい意味で記憶されそうな予感がします。だいたい、たほいやで印象的な出題語って、偽回答と結びつくからね。

う゛ぁれりー

1.イタリア歌劇の主人公。
2.アメリカの画家。(1)
3.中世ウマイヤ朝期の将軍。(1)
4.フランスの女性詩人。★
5.男の子の名前。(1)
6.フランスの詩人、思想家。(2)●


 この日トーナメントが行われる「YOMI」という、対戦格闘のカードゲームに登場するキャラクターと同じ名前。ちなみにYOMIはアメリカのゲームで、ヴァレリーは女性の絵描きのキャラクター。で、2.の偽回答が出るわけだ。
 これはピンときたので6.に投票し当てる。1.は「イタリア歌劇」というのが漠然としているので(普通は作品名が出るはず)除外、3.のウマイヤ朝とはそぐわない感じで除外。5.も、これは苗字ではないかと思って除外。2.だったら嫌だなと思ったけれど(そう思って投票された方もいる)、2.と6.の二択を「べろべろの神」で決める(うそです)。

とびた

1.とびひの別称。(1)
2.神奈川県川崎市にある地名。(1)
3.タラの稚魚。(2)
4.集落の外れに作られる田んぼ。共同耕作に使われる。(1)●
5.姓氏のひとつ。★
6.引き戸が開かないようにつっかえるくさび。


 条件反射的に「しょうがないな〜、とびた君」とドラえもんの物真似をした人がひとり。1.が「飛び火」なのか、それとも重荷こどもがかかる皮膚の病気なのか不明だったが、いずれにせよ別称がなさそうな単語なので除外。2.は、たしかに小田急線の駅に「飛田給」というのがあるが、あれは川崎ではなかったと思って除外する。6.はくさびを打っちゃうともう開かないよねということで除外。5.は「せいしのひとつ」と読まれたので、それがなんなのか分からず、怪しいものに近寄らずに避ける。しかしこれが正解。むう、よく分からないものに飛び込むべきだったか。そういう勇気も必要か。

ごたいふ

1.臆病者。★
2.松の異称。(1)●
3.宮内庁の祭祀を司る役職。(2)
4.稲生(いない)神社に奉納される供物。
5.ほんぞの社。
6.妊婦が使う腹帯。


 「九州には、ごたいふ天満宮というのがありまして」、「それは太宰府ですね」。
 ただ、どうしても寺社仏閣の印象があって、3.を選択。「さいし」を祭祀ではなく祭司だと思って除外した方もおられたようですが。4.は「いない神社」が、5.は「ほんぞ」が分からなかったで除外。6.は戌帯などと呼ぶような記憶はありましたが、これも詳細不明で除外。
 しかし、まさか2.とはねえ。なお、出題した方は前回も「松の異称」という意味の単語を出題しています。こ、怖いわあ。しかし、更にエピソードがありまして。実はこの方はずっと前に同じ問題を出題していたらしく、当時参加していた方が解答案を聞いて記憶がよみがえり、2.に投票して当てている。更にその方は、当時も書いた偽解答の3.を書き、俺は見事にだまされました。すげえな、すげえな全ファミ協会。
 あと、もうひとつ。解答案を読む際に、出題者「1番、おくびょうもの。セイラさんにパシーンとやられるやつですね」、みんな「……」、俺「……、いやそれ『軟弱者』ですから」、出題者「あれ?」、みんな「臆病者たたいたらまずいでしょ」、「トラウマになっちゃいますよ!」、ということで、1.はすっかりボケ回答の仲間入り。

 今回は以上です。

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【本日のたほいやレポート】「悪夢再び」2013年3月2日@全ファミ協会

  この日はワード系ゲームとアクション系ゲームというジャンルを特に遊ぼうという日。ということでたほいやも、昼に一回遊ばれていたそうです。私は夕方に到着して、いくつかのゲームを遊んで肩を温めてから(意味不明)、「じゃあ、たほいやを」ということで五人で対戦。お馴染みの皆さんとの対戦となりました。そしてこれが、大変なことになる。


●しゃんくう

1.中国料理で干しシイタケ。 ●
2.インド、クシャナ教の寺院のひとつ。 ★ (2)
3.そわそわするさま。 (1)
4.中国広東省原産の野菜。 (1)
5.上空。

 消去法で3.かなと思った。中国の食材の1.は「中国料理で」なのに「干しシイタケ」という食材なのが文章が変な気がしたのと、4.は広東省というのがあまりにポピュラーな地名だったのが怪しくて。5.は上海が「シャンハイ」なように、そういう読み方があるのかなとも思ったが、やはりないだろうと思って除外。
 2.は自分なので残る3.に賭けるも、なんと正解は1.。いきなり親の総取り(誰も正解を選べず、親=出題者が通常よりも多く点数を得る)に。
 しかしねえ、こんなのはまだ序の口ですよ。その意味は続く問題の数々で分かる。

 あと、「上海国際空港の略」ではなかった。「しゃんくうとリンス」でもなかった。


●なましぞく

1.血縁のあまり近くない親族。 ●
2.ノルマンディー系アングロサクソン。
3.革製品の別称。 (1)
4.定職に就かない者のこと。 ★ (1)
5.はいとうしたことのない士族のこと。 (2)


 「こすいぎん」を知っているかもしれないという方が複数(俺含む)いて、出題変更してのこの問題。

 「はいとう」が「配刀」か「拝刀」か、いずれにしても、刀に関して士族を揶揄する言葉かと思って5.に投票。しかし別の方から、「士族は明治になってからだから、元から刀は持っていないのでは?」という、非常に的を射た指摘が。
 果たして、1.が正解。そうか、親族でも「しぞく」というのか。勉強になりますわね。そして、またしても親の総取り。むう。

 そしてこの問題を見たゲーム会主催者の方が、「これはあれだな、アマゾンに生息する未開の民族の……」と言うので(ナマシ族だ)、「なんで未開なのに名前が付いてんすか(笑)」と一斉に突っ込まれる。


●ときみぐさ

1.アサガオの一種。
2.ヒマワリの古称。 (3)
3.ヒマワリの異称。 ★ (1)
4.マツの異称。 ●
5.時計製作の際検品をする道具のひとつ。


 「『ときみぐメモリアル』なら知っていますが」と言って、ややウケる。そして、ひとつを除いて全て植物に関する回答案。しかも自分の書いた3.とほぼ同じ2.が。「これは!」と思って投票し、思い切り外す。また、親の総取りが、発生、した。

 そういえばこの問題、「でぃーでぃーてぃー」を出題したのを、「いやそれは分かります……」と半数くらいが言って問題変更になったのだった。むう、ここは「ディーディーティー? 知らないっすなー」と言って、自分は殺虫剤に3点賭けて、自分は「日本のプロレスラー、天龍源一郎が」みたいな偽回答を書けば良かった。いや、それは色々な意味で駄目だ。

 ちなみにこの時点で、私の持ち点は10点から2点にまで減っています。これもまた、色々な意味で駄目だ。


●わいえす

1.油を入れる袋。 (2)
2.潜水艦。 ★
3.預かり金準備金。 (2)
4.アメリカの画家。 ●
5.つり革。


 もうすっかり「YS」だと思っていたので、「吉田茂のイニシャル」とか「ヤクルト・スワローズの略」とか、とりあえず言いたいことを言ってカラ元気を出す。
 で、偽回答は、「イエローサブマリンの略で潜水艦だ!」と意気込んで書いて提出するが、よく考えたら「サブマリン」だけで潜水艦だった、というのをすっかり忘れていた。あー、失敗した。
 結果、「サブマリン」は笑いは取れるが投票は取れず。しかも3.に「そういう会計用語だと思います」と投票して外れる。

 えー、最終の自分の親番を前に、点数をマイナスにするという、もうどうにもこうにもな展開に。そしてここまで4人連続の親の総取り。


●でこさく

1.集落の外れに設置された石の柵。
2.デコポン畑。
3.デコポンとハッサクの改良品種。 (1)
4.他村に出てする小作。またその農夫。 ● (1)
5.農業において休耕すること。 (2)


 4人連続の総取りで最後。この展開、前にも似たようなことが記憶にあると思ったら、去年俺だけ総取りできない回があったのだった(そのレポート)。この時は六人中自分は三番目の親だった。しかし今回は、最終番で親。これは更なるプレッシャー。
 ということで、出題をするも、らふまにのふ→ばうはうす→べんべんだらり→ちょんこまい→ながむし、と、どれも誰かしら聞き覚えがあるということで再出題を繰り返す。最初のふたつは知っている人がいるかと思っていたけれど、そこから泥沼にはまった感じ。しゅ、出題すらできないとは、お、おそろしい。

 出題語を探してたほいや用のメモをめくっていたら、「わー単語帳。怖いわー」と言われる。いや、怖くないす。僕は、僕はたほいやが好きなだけなんだー、わー(床を転げまわる←うそ)。

 ……まあいいや。色々探して「でこさく」を出題。人を罵倒するような意味が出てくるかと思いきや、そうではない回答案が並ぶ。しかもデコポンと農業に関するものが重複。これは、これは総取り行けるのではないか。

 行けませんでしたー。一人に投票され、総取りならず。それでも、マイナス点は解消し、プラス1点で終了。まあ、ダントツの最下位ですが、面白かったので良しとしたい。

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【本日のたほいやレポート】隙を見てたほいや、いつの間にかたほいや:2013年2月2日(土)全ファミ協会

 さあ、2013年も機会を見つけて「たほいや」遊びますよ。この日の全ファミ協会では「デッキ構築型ゲームを遊ぼう」というテーマで、私もいくつかのゲームを遊ばせてもらったのだけれど、午後はたほいやを。「今日は『デッキ構築型ゲーム』の日じゃないですか(笑)」というご指摘があったので、「いや、これはデッキ構築型の『たほいや』で」という、訳の分からないことを言って「なんすかそれ(笑)」と一斉につっこまれる。


「まくなまら」

1.特に男性について、度胸のない者。(3)★
2.マメ科の多年草植物。(1)
3.青磁器。
4.去り際が見苦しいさま。
5.アメリカの政治家。(1)●
6.北海道の方言で、とても。


 「すぽん」をご存じの方がいて再出題。2.が、わざわざ「多年草植物」としているのが気になって、投票してみる。6.は「なまら」が「とても」という意味の方言という記憶はあったけれど、「まくなまら」も同じ意味なのかが分からず、投票を回避。見事に外れる。でも、自分の偽回答で投票を得たので良しとしましょう。


「にろりにろり」


1.にょろにょろ。
2.にょろにょろに同じ。(1)●
3.鍋が噴き出さないように様子を見るさま。
4.こどもがよく笑うさま。(2)
5.のろりのろり。(2)
6.デンマークの港湾都市。★


 「怪しい意味ですかね」、「『にろりにろり』だと女の子が四人ですね」、「『いちろりにしょた』とかもあるんですかね」。こら、こら。ちなみにさっきのコメント、ほとんど俺が言ったものです。こら、こら。
 さて。1.2.5.と、擬音語、擬態語が重なる。これはこのうちのどれかだろうと思って、敢えて語感からイメージしにくい方の5.を選ぶ。しかし、外れ。


「けとばし」


1.ねこばす。
2.フランスの都市。
3.約束を反故にすること。(1)★
4.群馬県にある橋。
5.リトグラフなどに使用する原紙。(1)
6.馬肉の俗称。(3)●

 これは、なんとなく6.かなとピンとくる。獣の肉の名前をそのまま言うのがはばかられる時代があったはずで、その頃の隠語だろうかと。これは当てる。そして、自分の偽回答でも得点する。そして謎の1.「ねこばす」。「寝転がす」ってことなのだろうか。


「あくうちがみ」


1.非常に見晴らしの良い場所。(2)
2.灰汁をひいてうった紙。●
3.ざら紙。目の粗い紙。粗悪な紙。(1)
4.はた迷惑な人。★
5.煮物や鍋のふたにする油紙。(1)


 おひとり時間の都合で帰られて、ここから5名に。
 ここは、紙に関する言葉を回避して、そうなると自分の偽回答の4.を除いて残りは1.。ここに賭けるが外れ。まさかの素直な意味の2.。親の総取りです。こういう意味の単語で得点を稼ぐことを、私は野球に例えて「チェンジアップを投げる」と呼んでいます


「けっこねん」


1.かさいじじゅう。(2)
2.集団で一番立場が下の者。(1)
3.オランダの地質学者。★
4.ドイツの化学者。
5.フィンランドの政治家。(1)●

 「えるでいごじゅう」をご存じの方がいての再出題。
 自分も人名の偽回答を書いたけれど、4.5.は迷うので、あえて除外。残る1.2.で、より意味不明の1.に投票。そして外す。
 1.を書いた方に「『かさいじじゅう』ってなんですか?」と聞いたら「さあ?」。出た、意味不明の言葉を偽回答にするパターン!


「げるぴん」(木の葉出題)

1.ツバキ油。(2)
2.すかんぴん。
3.金に窮していること。金がないこと。●
4.ドイツの化学者。
5.詩人。(2)


 さて、最終問題。「朝人間ドックに行ってきて、バリウム飲んで下剤もらったので」と言って出題。最低だね俺。「聞いたことがあるかもしれない」という方もいらっしゃったが、確実ではないとのことでそのまま出題してみる。
 正解の3.に似た意味の偽回答2.が出たことで、「2.3.はどちらも同じ連想で書かれた偽回答」という印象が持たれたこと、他もありそうな回答案が並んだことで、全員不正解。親の総取り。
 しかし、上位の方が相当な得点を稼いでおり、前問までトップだった方が1.の偽回答で得点したため追いつけず。総取りはしたものの、焼け石に水のような感じでありました。


 本日はこの一回でたほいや終了。とはいえ、和室で同じ姿勢で遊んでいたので、立ち上がるときに足腰がいたくなって「お、腰が痛い」と発言し、「またー」とみんなに笑われる(1月に一日四回たほいやを遊んで、へろへろになったので)。

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【本日のたほいやレポート】「たほいやが好きです。僕ぁたほいやが好きです!」:2013年1月5日・第四回全ファミ協会たほいやトーナメント、他

  130105tahoiya

 2013年1月5日の全ファミ協会で遊んだたほいやのレポートです。この日は、新春シャンソンたほいや大会。シャンソンはいらない。なんなら新春もいらない。第四回たほいやトーナメントです。
 過去のたほいやトーナメントでは、決勝最下位(第一回)、別件あり不参加(第二回)、予選敗退(第三回)ときている俺。そろそろたほいやの女神様(イメージは『広辞苑』の箱を頭にかぶっている八木亜希子さん)に微笑んでもらってもいいのではないか。

 今回の優勝賞品として、参加者の方から『広辞苑』第三版・机上版が提供される。机上版(文字通り机の上で使うことを想定したもの)なので、普及版よりもでかい。早速、「いやこれは、最下位だった人が勉強のために持って帰るべきだ」などの意見が。それじゃ罰ゲームみたいなものじゃないですか。でも、優勝賞品です。優勝はしたいけれど、『広辞苑』を持ち帰るのは大変そう、という複雑な心境で(俺だけ?)、予選が始まる。そして伝説が始まる(書きたかっただけ)。
 ちなみに、個人的には一冊の『広辞苑』がチャンピオンベルトとか優勝旗みたいに大会優勝者の間で保管されるのも面白いんじゃないかと思う。大会の最初に「『広辞苑』、返還!」とか言って。まあ、そのまま自分のものにしたい人もいると思うので、それはそれでありで。サッカーのワールドカップだってブラジルで盗まれたことがあるんだし(微妙に例えになっていないエピソード)。

 前置きがなげえ! 今回は八人がエントリー。まずは四人ずつで予選を行い、各グループの上位・下位二名ずつで順位決定戦を行う。四試合中、私が参加した二試合と、参加はしなかったけれどメモをもらった一試合の記録を。
 しかし、最初は久々のたほいやだったからか正月ぼけか、ぐでぐでになってしまう。なにしろ、「じゃあ、出題はじゃんけんで勝った方から時計回りで」と言ったときのジェスチャーが逆時計回りだったという。一斉に「いや、その回り方逆だから!」とつっこまれるという。我ながら先が思いやられますな。


予選

 私が参加した方の予選です。

とっぽ

1.気取っている人。★ 
2.バッタの別称。(1) 
3.食べ飽きていること。●(2) 
4.特別保安措置。特保措置。


 初問は他の方の偽回答の傾向が読めず、難しいといつも思う。この日は何度かたほいやを遊んだことのある方との対戦だけれど、それでもその時で違う戦略で勝負してくる方もいるので。
 で、この回答案からは、まず4.を除外。わざわざ「特保措置」と書く必要がないかと思って。そうなると2.と3.の二択で、ここは2.にいくが外す。そして自分の偽回答でも得点できず。

ももす

1.強く主張すること。★(1) 
2.ギリシャ神話にでてくる皮肉の神。●(1) 
3.庭が散らかっている様。(1) 
4.雅楽。神楽歌の一種。


 四人でのたほいやは、正解を選ぶのは三択なのだが、想像するよりも難しい。過去、四人での総取り(全員正解を当てられない)も何度も見ているし。
 だがここは、4.が雅楽と神楽歌って同じことなのか分からず、怪しいと思って除外。3.も、様子を表す言葉としてはちょっと変かなと思う。動詞か名詞かと思ったので。
 ということで2.に賭けて得点。「ギリシ『ャ』ではなくギリシ『ア』神話ではないか」ということで投票を回避した方もいたようですが、これが正解。そして自分の偽回答でも得点する。

おぽっぽ

1.お湯が沸騰しているさま。 
2.長野県でもりめ着物をいう。 
3.アメリカの作曲家、指揮者。★(1) 
4.うかうかとしていること、浮ついていること。●(2)


 この時点で、四人とも点数はほぼ横ばい。最後が自分の出題なので、ここで点数を取っておきたい。最終問題は三点を賭ける人が多い。親の立場からすると、正解だった場合、その方に三点を渡す一方で、不正解でも一点しかもらえない(賭けた三点は偽回答を書いた人に渡る)。全員不正解の総取りなら一人二点なので、2×3=6点を獲得できるのだが、それを考えても不利だろう。
 ということでここで思い切って三点賭ける。1.は「ぽっぽ」からの連想だろうけれど、ちょっとストレート過ぎると思って回避。2.は「もりめ着物」が分からず、ここはこの回答案には手を出さないようにする。ちなみに後で記入した方のメモを見せてもらったら「守女着物」と書かれていました。
 ということで4.に賭け、ここで三点を得て、自分の偽回答でも得点し、決勝進出圏内の二位に入る。そして運命の最終問題。

このはせんべい (木の葉出題)

1.木の葉の形に作ったせんべい。● 
2.薄く伸ばしたせんべい。(2) 
3.江戸中期の下町同心で、上総の一派を捕らえた手柄で出世した。(1) 
4.このはせ節にあわせて踊る踊り。


 出ました。単語そのものは色々な意味が考えられるけれど、そのままの意味の単語。俺は変な偽回答を書くことがあるので、出題もトリッキーという印象をお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、以外とストレートな出題もするのです。私はこれを、野球の球種に例えて「チェンジアップを投げる」と呼んでいます。
 結果どうだったか。1.の回答案を読んだときに笑いが起こって、「あ、いけるかも」と思いましたが、みんな見逃して総取りとなる。

 ということで、堂々一位で決勝進出。後半の追い上げが効いたかと思います。


順位決定戦

 決勝のレポートの前に、決勝と同時に行われていた順位決定戦の問題と回答案を紹介します。

とうほういかくせん

1.阿弥陀如来の異称。 
2.等辺角線に同じ。● 
3.船舶を係留するための浮標、または標線。 
4.髄膜に広く生ずる血栓。


にもじ

1.ニンニク。● 
2.しゃもじのこと。 
3.にもんじ。 
4.おぼこいものを指す隠語。


ねいか

1.白磁器の取引価格。 
2.生きているイカ。 
3.シソ科の植物の積層
4.中国北部にある回族自治区。●

かいんぱんじゃん

1.ジャワ島の民族衣装で男女の腰布。● 
2.魚介を使った中国の調味料。 
3.インド南部にある人工の岩窟群。 
4.フランスの思想家。



決勝

 さて、決勝。決勝の面子も、比較的いつも顔を合わせている方々。さて、どうなるか。

あなうら

1.滋賀県大津市の地名。★(2) 
2.足の裏。● 
3.宮崎県南部の都市。(1) 
4.深い入江のこと。


 「さて、どうなるか」。最初から総取りという展開に。「地名っぽい」と思ってそういう偽回答を書いたら、他にも地名が。思わずこの3.に飛びついて、外す。
 投票の理由を述べる時に、「いやあ、足の裏を表す言葉の必要性があるのかなあ」と言った時に、出題者の方が嬉しそうだったので、これはやられたかと思ったらそのとおりだった。

とうほうがくえんだいがく

1.神奈川県川崎市。芸術系の学部を擁する大学。★
2.東京都文京区にある大学。 
3.私立音楽大学のひとつ。1941年創設の山水(さんすい)中学校・高等女学校が起源。●(3) 
4.1940年に設立された、狛江市にある仏教系の大学。


 これは、回答案の「音楽大学」を聞いてうっすらと思い出しました。たしか小澤征爾氏の出身大学だったはず。というとで思い切って3.に三点賭け。

かどかわ

1.火盗改(かとうあらため)の別称。(1) 
2.洋装書籍の角に、三角形に張った革。●(1) 
3.角に位置する川のこと。(1) 
4.落語演目のひとつ。★


 「春樹さんかな? 歴彦さんかな?」。どちらでもないです。しかし、本に関する用語ではあるという仕掛けのうまさ。私はなんだか分からなかった「かとうあらため」に投票して外す。そして自分の偽回答は、唯一得点できず。そしてそのまま自分が親の決勝最終問題に。

けもんさ (木の葉出題)

1.けんもんしゃに同じ。● 
2.九州地方における黄砂の異称。 
3.ツツジ科の常緑低木樹。(1) 
4.獣を運ぶ手押し車のこと。(2)


 ちなみに「けんもんしゃ」は顕紋紗と書きます。意味は「透かし紋のある紗織物」。勉強になりますわね(自分で言ってしまった)。予選に続いて、「○○に同じ」という、あまりひねっていない意味の単語を出題し、連続総取り! しかし、4.の偽回答を書いた方(「あなうら」で総取りをした方)も得点し、逃げ切られて逆転ならず。二位で終えました。
 一応過去最高位ではあるが、できれば勝ちたかったなあ。そして今なら言える。「二位じゃだめなんですか!?」って、そりゃ二位じゃだめだよ! まあ実際は、自分か何位かはあまり気にしていなくて、ただみんなで笑えればそれでいいんだけれどね(なんだろうこの、爽やかなことを言っているはずなのに我ながらあまりかっこよく感じないのは)。
 でも、最初に時計回りを間違えた人間としては、よく頑張ったと思うよ。

 そして、その後さらに二試合しているのです。ということで、レポートは続く!

 そういえば、決勝では他の方の電子辞書(たほいやセット)を使用したのだけれど、「これ、ブラックベリーっぽいですね」という声が。所有者の方は「え、北海道の女の子のバンドですか?」。俺「それ、ホワイトベリーです。色違いです」。みんなきょとん。面白い。とても面白い。たほいやこぼれ話。


 たほいや大会が終わり、しばらく色々なゲームを遊んでから、再びたほいやを遊びたいという方が集まったので、もう一戦。「また『たほいや』やってる」と言われた気がしますが、気のせいだと思います。
 あと、自己紹介の際に「たほいやはー、あんまり知らなくてー」と言い、若干苦笑される。

えるしー

1.ロケーショナル・コンピューター。★ 
2.音楽レコードの規格。LC盤。 
3.ライン・コントロールの略。 
4.信用状。●(2) 
5.ライセンス・カンパニーの略称。(2)


 おそらく「LC」で、なにかの略だと思うのだが、偽回答が一向に思い浮かんでこない。制限時間ぎりぎりになって思い切って書いたのが「ロケーショナル・コンピューター」。なんすかそれは。
 が、そうした略語が並んだことで、4.が浮いて見えたのでここに投票。正解を当てる。

あぶらちゃん (木の葉出題)

1.スイスの男の子の名前。 
2.クスノキ科の落葉小高木。●(3) 
3.タライに油を張り、火の点いたロウソクを舟に浮かべて入る灼熱の風呂。 
4.鍋に油を張ること。(1) 
5.油がはねる様子。そのさま。(1) 
6.中華ドレッシング。


 ちなみにこの問題から回答案が六つになっていますが、途中から「たほいややるー」と参加された方がいたためです。そしてその方が書いたのが3.。よりによって! あまり考えずに読んだら、「それ、『男塾』だよ」という声があちこちから。後で検索してみました。なるほど、男塾名物油風呂か。そのため、その後に油に関する回答案を読んでも、説得力のないことないこと。回答案を読む順番が非常に大事だという一例ですな。

おでっつ

1.石油輸出量調整機構。(1) 
2.肩車。★ 
3.丁稚奉公。(1) 
4.生活臭。 
5.ソ連のロケットの呼称。(1) 
6.アメリカの劇作家。●(2)


 「これ、ダンディ坂野さんの有名なギャグですね」と言って、みんなでポーズを取る。みんなは嘘。俺と若干名がポーズを取る。
 それはいいとして。バラエティに富んでいて、なかなか正解が絞りにくい回答案。しかし、1.は例えば「ODETS」なり「ODETTS」なりにしても、「石油輸出量調整機構」の略にはなりそうになかったので除外。4.も臭いを意味する「オド(odor)」からの連想だと思って外し、3.の丁稚も語感からの連想と思って回避。
 残りは5.と6.だけれど、5.も「オデッセイ」から宇宙を連想したかと思い、「呼称」という表現も気になったので6.を取る。「こしょう」は「古称」や「故障」と判断した方もいるようです。
 結果、正解を当てました。

うないおとめ

1.東北のうない地方で栽培される花の品種。(1) 
2.今の兵庫県芦屋市の辺りに住んでいた乙女。● 
3.宮中にて式典の饗応役を務める女中。 
4.古事記に登場する、ミクラオオカミの娘。★(1) 
5.家の中で大切に育てられた娘のこと。箱入り娘。(1) 
6.芸子、舞妓。(2)


 まさか2.が正解とはねえ。みんな「芦屋市のあたりって」と笑っていたけれど、伝説中の人物のようです。
 1.は「うない地方」が分からず、3.は出題者の方がうまく読めなかったので、それぞれ除外。5.と6.で、よりシンプルな6.に投票して外す。
 ちなみに3.ですが、出題者の方が「饗応」を「なんて読むんだろう」と言っていたので投票しなかったのだが、ちょっと気になって「わざと読めないふりをしているのかも」と言ってみる。本当に読めなかったそうなのですが、これが後にたほいやに別の側面を生み出すことになるのです。
 それから、実は「うないおとめ」は『広辞苑』にふたつあるようです。この時は電子辞書ではなくて紙の『広辞苑』を使ったのですが、どうやら「うない(髫髪)」の項目内にあるようです。電子辞書でないと、そうしたチェックが難しいのだと思う。まあ、それほど厳密でなくてもいいのかな。

かすかす

1.箱の中身が空の様子。 
2.有袋類目の獣。●(2) 
3.中身が詰まっていないさま。 
4.竹でできたはしご。(2) 
5.空気を送り出す様子。(1) 
6.かすを強めて言う語。★


 「カスカスダンスなら知っています」と言う方が。オードリーだ。
 2.に投票した方は、クスクスという動物がいるので、関係あるのではないかということ。そして、正解はずばり2.で、クスクスのことだそうです。
 俺はクスクスって料理の名前じゃないかと思って、そう言ってみたら、出題者の方が調べてくれました。北アフリカの食べ物・料理とのこと。よっしゃー!(喜ぶところじゃない
 ちなみに私は、語感から連想しにくい意味の4.に投票して外しました。よっっししゃー!(本当に喜ぶところじゃない

しなこうじ

1.酒薬のこと。● 
2.大正時代、丸の内と銀座数寄屋橋を繋いでいた通りの名称。★(2) 
3.宮中において、食料品質の管理の氏。 
4.渦巻。(1) 
5.俳優。大阪生まれ。本名たかしなこうじ。(1) 
6.麹菌の一種。味噌造りに利用される。(1)


 出題者の方が、「1.はなんだろう。『しゅやくのこと』かな。酒の薬と書いてあります」と言ったので、みな投票を避けたのだが、これが正解で総取り! いつのまに「たほいや」はブラフゲーム(相手を欺くゲーム)に!
 しかし、いい回答案が並ぶ。5.もいいですし、私は「これぞ!」と思って6.に投票する。私の妙に具体的な偽回答2.も得点しました。

 という感じで終了。大会ではないので、誰が一位だったかなどは記録していませんでした。


 先程の対戦が終わり、またいくつかゲームを遊んだら、またもやたほいや希望の方が集まったので、もう一戦。一日四回はさすがに初めてじゃないか。「まだ『たほいや』やってる」と言われたような気もしますが、気のせいです。あるいはたほいやの遊びすぎによる幻聴か。

 そして、この自己紹介でも「たほいやはー、知らなくてー」と言ったら相当受けなかったので、急遽「たほいやが好きです。僕ぁたほいやが好きです!」と正直に言ったら受けました。やった(我ながらなにがしたいのかよく分からない)。

ぎなたよみ (デモンストレーション)

1.フランスの思想家。★ 
2.句読点を間違えた読み。●(2) 
3.囃し歌の一種。(1) 
4.乱読するさま。(1) 
5.イチジクの実が割れている様子。


 私は知っている単語でした。でも、デモなのでそのまま一連の流れをやってみる。投票理由発表の際に「これは『弁慶がなぎなたを持って』をどこで区切るかということで……」という話をした後、たほいやの様子を見に来た方から「ああ、これは『弁慶がなぎなたを持って』をどこで区切るか」というコメントが出て、みんなデ・ジャブみたいになったのが面白かった。デ・ジャブというか、「てんどん(同じことを繰り返す笑い)」か。

きむらたけ

1.山口県にある標高754mの山。★(1) 
2.オニクの別称。●(1) 
3.戦意が高揚するさま。(1) 
4.子供用の衣類の長さ。 
5.丹波地方に生える孟宗竹の一種。(1)


 また俳優という回答案が出たらどうするかと思ったが、それはなかった。5.の「もうそうちく」が分からなかったので、あえて分からないところに賭けてみたけれど、外れ。
 ちなみに正解の2.の「オニク」はお肉ではなく、そういう名前の植物とのこと。勉強になりますわね。

あめらが (木の葉出題)

1.第六代バビロニア皇帝。(2) 
2.南アフリカの軍人。 
3.複写画。(1) 
4.(アメリカの訛か)マッチのこと。●(2) 
5.北アフリカのアメラ目の蛾の一種。 
6.山陰地方に伝わる昔話。


 いくつか出題してみるが、「その単語知っているかも」という返答があり、久々にネタ帳をめくって考える(普段はだいたい出題語決めているからね)。「珍しく悩んでいる」と言われてしまいましたが「だって一日に四回もたほいややるとは思わなかったんで」という答えに一同納得。
 そして出題した「あめらが」。正解の4.は、敢えて最初の( )内も読む(一般的なルールでは、その部分を読むかは任意)。みんな「?」という反応だったので、「すみません、書いてあるのをそのまま読むしかないんで」と言う。しかし、これを「最初の『アメリカの訛か』はカッコの中に入っていると思うんですよね」とずばり言い当てた方が一人。さすが。そして意外な人気を集めた「第六代バビロニア皇帝」。
 ちなみにこの問題から回答案が六つになっていますが、途中から「たほいややるー」と参加された方がいたためです。ちなみに先程と同じ方です。自由だ、リベロだ全ファミ協会。

さんごあななす

1.カムラウツボの異称。★(1) 
2.南アフリカ原産のパイナップル科の着生植物。●(1) 
3.ユリ科の単年草。(2) 
4.アナナス科の植物。葉茎が珊瑚色をした多年草。 
5.奄美地方原産のナス科の植物。(1) 
6.歌いながら糞をすること。


 植物の名前っぽいと思って、植物に投票しようと思ったら四つもある! 一番シンプルな3.に投票するも、正解は4.。これは難しかった。
 そして俺の書いた偽回答の謎の「カムラウツボ」。もちろん適当に考えた言葉です。そして意外性の6.。

うまたろう

1.2月に石立山(いしだてやま)から吹き降ろす風。(1) 
2.馬の扱いが上手い人の呼称。 
3.熊本で九月に行われる馬市。 
4.前田利家の幼名。★(1) 
5.名伯楽。 
6.愚か者。●(3)


 これも、結構難しい。落語家の名前でもありそうだし。「九州地方の馬肉チェーンの名前ですかね」という人も。馬肉チェーン。
 ただ、思い切って馬に関する2.、3.、5.を除外して、1.と6.の二択に絞ると、6.かなと。「どこの馬の骨」とか「馬鹿」などにも通ずるのかなと。そして当てる。

すためん

1.化粧を落とした素顔のこと。 
2.オランダ舶来の織物。●(2) 
3.ソンブレロのこと。(2) 
4.研磨された球体の表面。★
5.ロシアの経済学者。 
6.能。(1)


 出題後に出題者の方が「あ、『スターティングメンバーの略』もありました」と気づかれたので、そっちじゃない方ということで継続。
 「『ラーメン・つけ麺・ボクすためん』ってありましたよね」、「いや、今はすためしでしょう」、「すた丼じゃないですか」、「いや、店によってそれぞれ呼び名があって」、若干予想外の方向に盛り上がっていく。

 私は能の演目かと思って6.に賭けるが外す。
 ちなみに、ここで「4.は木の葉さんの偽答えで、5.は○○さんで、」と、全員の偽回答と正解を当てた方も。すげえ、それもう一点くらい獲得してもいいのでは(誰があげるかという問題があるけれど)。ただそれって、自分の偽回答の傾向が読まれているってことでもあるのよね。

 そんなこんなで、自分の持ち点もかつかつになりながらの最終問題。

おべたべた

1.餅に餡をまぶしたもの。●(1) 
2.ぼたもち。 
3.上越地方の郷土料理。(1) 
4.お歯黒を塗る様子。 
5.いたずら。(1) 
6.お世辞を言うのが下手なこと。またそうした人。★(2)


 1.や2.はさすがにストレートすぎるかなと思って回避したが、正解はここにあった。これが俗に言う「チェンジアップを見逃した」状態ですよ。ただ、きっちり正解を当てた人もいる。私は「郷土料理」に惹かれて3.に投票したが外れ。それでも、自分の偽回答で得点し、マイナスはなんとか防がれる。

 以上が、この日のたほいや全四戦(プラスアルファ)でした。

 しかし、他のゲームも含めて、ずっと和室で座りっぱなしだったので、足腰が痛い。それをそのまま「たほいやのやり過ぎで足腰が痛いです」と言ったら、ゲーム会の主催者の方に大笑いされる。まあたしかに、やりすぎで足腰が痛くなるって、どんなゲームだって話ですね。ひょっとしてスポーツみたいなものかと。
 ちなみに主催者の方は、プレイステーションで『キングオブキングス』三時間対戦中でした。それもそれですごいけれどね。これが、全ファミ協会が他のアナログゲーム会とちょっと違うところらしいです(私は他に行ったことがないもので)。

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