お蔵だしミニレポート「かっぱ橋道具街を歩く」 2004.11.22 (2005.5.1掲載)

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●はじめに
 2004年の11月に、ひょんなことから「かっぱ橋道具街」に行く機会がありました。その時の様
子は、自分のブログに載せていて、いつか「がらくた放送局」でも掲載しようと思っていました。
 しかし、思っているうちに時間はどんどんと過ぎてしまい、半年近く経ってしまいました。
 これ以上そのままにしていても仕方がないので、当時書いたまま再録します。
 かっぱ橋は面白いし、それほど遠い場所でもないので、いつかまた行きたいと思っています。

 ということで、はじまりです。

かっぱ橋道具街に行ってきた

♪かーっぱかーっぱカッパのマークの、かっぱっぱーるんぱっぱー

 …えー、色々な歌が混ざっていますが、あまり気にしないでください。
 昨日(2004年11月22日)、かっぱ橋道具街を歩いてきました。場所は、浅草と上野の中間くら
い。地下鉄銀座線の田原町が最寄の駅です。
 道具街についての詳細は下記の公式サイト(http://www.kappabashi.or.jp/)をどうぞ。

 道具街に入ると、印象的な建物がおでむかえ。
・右側がコーヒーカップに
なっています。
・道路をはさんで
反対には、
有名なコックさんの像が。

 道具街は、大きな車道をはさんだ両側に、調理関係・食器・装飾関係を中心としたさまざまな
専門店が立ち並ぶ。これは、好きな人なら一日いても飽きないなあ。俺も楽しかったなあ。
 例えば、

・「ラーメン・そば」というのぼりがあって、「お、昼飯にするか」と思ったら、「そういうのぼりの
専門店」だったとか、
・ショーケースはあっても、中になにも入っていなくて、「はて、ここは何屋かな?」と思ったら「シ
ョーケースの専門店」だったとか、
・「うまい棒」などのお菓子を卸し用の大パッケージで販売している店で、「そうか、昔近所にあ
った駄菓子屋はこういうところで仕入れていたのか」と思ったり、
・看板やメニューの紙などは、既製品があって、マンガ喫茶とか中華料理屋とか、店にあったも
のがきちんと売られているとか、

 などなど、色々なことがわかって面白かった。

 自分で料理屋とかカフェなんかをはじめたいと思う人は、行ってみるといいと思います。箸や
ストローなどの小さなものから、流し台やショーケースのような大きなものまでそろうので。
 「小売も可」の店も多かったので、自分の家で使うものを探すのもいいと思います。小物はま
とめて販売が多いですけれども、一個から販売してくれる店もあるようです。
 最後に、大通りからちょっと入ったところで見つけた気になる写真を。
(甲高い声で)「どうも、かっぱ橋へようこそ」。

 大通り沿いにはあまりないのですが、小さな路地の店の前ではカッパの置物を2〜3体見まし
た。なぜヨガのようなポーズなのかは不明です。
 ハチミツ屋です。「Honey」を「ハネー」と表
記しているのが、看板の年季を物語っていま
す。「はちみつ」「ローヤルゼリー」「花粉」っ
て、すごいな。 

 そんなこんなで、かっぱ橋、なかなか面白い街でした。

●補足
 公式サイトの情報をもとに、いくつか補足をしておきます。
 かっぱ橋道具街のお店は、平日はほぼ全店が営業していますが、土曜は90%、日曜・祝日
は30%の店が営業しています。また、営業時間は、基本的に9:00-17:00です。

 それから、一部業者以外は入店お断りという店もありますので、そのあたりはご注意ください
(まあ、店の中を見るだけなら、業者か一般の人かを見分ける方法はないとは思うのですが)。

 また、毎年十月には「かっぱ橋道具まつり」も開催されますので、その頃を狙って訪ねてみる
のもいいのではないでしょうか。


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