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20年前のアニラジや声優さんの雑誌を発掘する(20150702)

 先日押入れを片付けていたら、現在の自分の個人的なお宝級のものが出てきたので、お写真とともに紹介します。1990年代後半の声優さんやアニラジの雑誌が何冊か、ちゃんとした状態で出てきたのですよ。

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 まずはアニメラジオの専門誌『アニラジグランプリ』の創刊号から第四号まで。1995年創刊の雑誌。創刊号の表紙は林原めぐみさんです。  まだインターネットが一般的でなかったあの頃。ネットラジオなんて想像もつかなかった。雑誌には、番組のパーソナリティへのインタビューの他、ラジオの放送内容を文字で起こした「誌上再現」とか、全国で放送されているアニラジの一覧とか、別の地方で放送されている番組を受信する方法とか、そうした記事がある。こういうものが、貴重な情報源だったのよ。
 ちなみに、「別の地方で放送されている番組を受信」というのは、例えば東京に住んでいる私が関西とか東北とか、そうした地方の放送を聴くことを意味します。特にAM放送は、ラジオの周波数を合わせて、アンテナを伸ばしたりアンテナだけ外(ベランダ)に出したりすると、雑音混じりながら東海地方や関西地方の番組を聴くことができた。天候などにも左右されたのだけれど。

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 そして雑誌『声優グランプリ』。今年創刊20周年とのことですが、創刊1周年記念号が見つかりました。表紙は椎名へきるさん。19年前だから1996年か。私は当時大学に入学した頃でした。1995年から2001年くらいまで、アニメや声優さんに夢中だった時期なので、色々懐かしい。

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 しかし、当時の私は『ボイスアニメージュ』派だったようで、こちらは創刊号から10号くらいまで残っていた。創刊号の表紙は『ああっ女神さまっ』の井上喜久子さん、久川綾さん、冬馬由美さん。井上喜久子さんは、当時からずっと好きです。喜久子さんの写真集とかクリアファイルも見つかった。これ、たぶん錦糸町のアニメイトで買ったんだよなあ(このお店は今もあります)。
 ちなみに『ボイスアニメージュ』をぱらぱら読み返していたら、若手だった頃の緑川光さん、置鮎龍太郎さん、関智一さん、石田彰さんなども載っていた。さらに、デビュー当時の10代の坂本真綾さんのインタビューとか、養成所に通っていた頃の堀江由衣さん(特待生で、当時から注目されていた中のひとりだったらしい)を取材した記事とかもあって、結構びっくりする。

 しかし、ちゃんと保管しておくと一回りして自分の中で改めて価値のあるものになるんだなあ。やはり、考えなくなんでも捨てるのは良くないと、誓う俺でありました。


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