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2011.06.04(土):原点に立ち返り、神保町を歩いて古本と本を買う

 最近は、古本を買うために出かけるということはなかった。でも、この日はなんとなく神保町に行きたいと思い立ち、久々に本を買うことだけを目的に外に出る。おそらく、今小説を続けて読んでいて、なんとなく欲しい本のテーマが絞られていること、それから誕生日を迎えて、もう一度自分が好きな物事を考えてみて、「古本屋めぐり」というキーワードが浮かんだことが影響していると思う。
 ということで神保町へ。日本最大の古書店街にして、我が家から一番近い古書店街でもある。そう考えると、古本という点では自分は恵まれているんだなあ。

 とりあえず、覗く書店などは特に考えないで、靖国通りとすずらん通りを東西にぶらぶらするつもりで歩き始める。まずは神保町交差点から靖国通りを西へ。岩波ブックセンターで新刊や雑誌を眺めて、隣の古書センターへ。2階の中野書店にマンガを見に行ったら、随分とレイアウトが変わっていた。
 一階に下りて、一階のワゴンセールで何冊か買う。

@神田古書センター(1Fワゴンセール)

・(財)経済広報センター編『全国版・企業の文化スポットマップ』(学陽書房)
 企業のいわゆるメセナの施設(博物館やホールなど)を紹介した本。今のための資料というよりも、1996年当時の状況を知るための資料として興味深い。

・『ブック・ガイド・ブック・1982』(河出書房新社)
 本のガイドブック。フィクション、ノンフィクションとも、ジャンルごとに紹介。

・別冊歴史読本『幻獣博物図鑑・ファンタジック・モンスターの系譜』(新人物往来社)
 ファンタジー小説やゲームに登場するモンスターについての解説本。

 その隣のブンケン・ロック・サイドの店頭ワゴンで、ハヤカワSF文庫が見つかったので購入。ここは店内は音楽関係を中心とした雑誌が多く並ぶのだが、店頭にはまた違った魅力のある本が並ぶ。

@ブンケン・ロック・サイド

・ロバート・A・ハインライン『人形つかい』(ハヤカワ文庫SF)
・カート・ヴォネガット・ジュニア『プレイヤー・ピアノ』(ハヤカワ文庫SF)
・ロバート・ブロック『都市国家ハリウッド』(ハヤカワ文庫SF)

 更に西へ。ヴィンテージ(ここも雑誌が充実している)や日本特価書籍(ぞっき本や割引の新刊が中心)を覗いて、@ワンダーの店頭の棚を見る。ここでは購入はなかったけれど、店内で一冊。@ワンダーは映画やスポーツ、ミステリーやSFが多い。

@ @ワンダー

・フィリップ・K・ディック『偶然世界』(ハヤカワ文庫SF)
 ディックの長編第一作。

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 このあたりまで来て、今度はひとつ南のさくら通りを東へ。ここにあったブックパワーRBは、閉店してしまったんだよなあ。そのまま西へ。道路を渡ってすずらん通りへ。この辺りは飲食店が多いので、どこかで昼食にしようとするがどこも人が多い。キッチン南海も行列。さっぱりしたものが良かったので、結局小諸そばにする。
 すずらん通りは、かなり雰囲気が変わったと思う。コンビニエンスストアをはじめ、新しい店が増えた。移転する前の文省堂書店があった場所などは、大きなビルになって当時の面影はない。その近くの中山書店も閉店して、別の店になっている。それから、若い女性を含め、老若男女が歩いている。数年前は年配の男性ばかりという感じだったけれど、このあたりもひとつの変化。

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 それでも変わらないところはまだまだ多い。小宮山書店のガレージセールや、田村書店の店頭均一は変わらず人を集めている。小宮山書店で何冊か買う。

@小宮山書店

・種村季弘編『東京百話・天の巻』(ちくま文庫)
 書き込みあり、表紙に折れ目ありですが、これが100円で見つかることはそうそうないので、買うことにする。

・雑誌『POPEYE 1986/10/10号・特集:究極のスグレモノ1986年版ザ・カタログ』(マガジンハウス)
 雑貨、洋服、車などを紹介。東京の雑貨店の紹介も。

・南伸坊『装丁』(フレーベル館)
 南伸坊さんが装丁を手がけた本について、カラー写真と文章で振り返る本。

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 神保町交差点から東は、私は靖国通りはあまり歩かず、すずらん通りを歩く。そのまま東京堂書店へ。各フロアを見て、1階の新刊コーナーから購入。

@東京堂書店

・眉村卓『しょーもない、コキ』(出版芸術社)
 眉村卓さんが雑誌に連載しているエッセイをまとめたもの。「コキ」というのは「古希」のこと。

 最後に、東京古書会館で行われている古書展へ。一通り会場を見るが、ここでは購入はなし。
 ということで、久々の古本買いは終了。本当はディスクユニオンとかジャニス2とかのCDショップにも立ち寄りたかったし、ヴィレッジヴァンガードにも行きたかったのだけれど、体力的に限界だったので今回は断念。




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