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燃朗のがらくた古本日記
2010年4月
2010.04.01(木)
雑誌『GAMESIDE(ゲームサイド)
2010年 05月号』(マイクロマガジン)
GAMESIDE Offical Website - 時代を超えるゲーム専門誌「ゲームサイド」の公式サイトへようこそ!:http://gameside.jp/
定期購読しているゲーム雑誌。特集・連載とも、古今を問わずテレビゲームを取り上げる。とはいえ、かつてのゲームだけに目を向けた懐古趣味ではない。今のゲームとこれまでのゲームをつなげるような、そんな内容。
で、今回の特集は「ナムコのアーケードゲーム」。Wiiの「バーチャルコンソールアーケード」で、1980年代〜90年代のナムコのゲームセンター用ゲームが復刻(移殖)されたことに伴うもの。
後にファミコンやPCエンジンに移殖されたゲームも多く、あまりゲーセンに入り浸らなかった自分にとっても色々と懐かしい。「ゼビウス」に始まり、「スカイキッド」、「妖怪道中記」、「超絶倫人ベラボーマン」、「源平討魔伝」、「ワンダーモモ」などなど、今でも思い出す(多分今も手元にある)ゲームの数々。
そしてもうひとつは、ナムコのゲームだと全く意識せずにゲームセンターで遊んだ経験のあるゲーム。家庭用ゲーム機には移殖されなかったものですね。「あまりゲーセンに入り浸らなかった」とはいえ、近所の駄菓子屋(今はもうなくなってしまったが)にあったゲームは遊んだし、駅前にあったゲームセンターにも時々は遊びに行った(今はパチンコ屋になってしまったけれど)。「バラデューク」は遊んだ記憶あるなあ。タイトルも遊んだことも忘れていたけれど、掲載された画面の写真を見て思い出したよ。「リブルラブル」も近くのプラモデル屋の店頭に置かれていたのを遊んだ(その店が今どうなっているかは、久しく見に行っていないなあ)。
そして「こんなのがあったのか!」というゲーム。ブロック崩しの「ナムコクエスター」とか、「マッピー」の続編の「ホッピングマッピー」とか、ピノ(ファミスタの「ぴの」のモデル)が登場する「トイポップ」などが、個人的には珍しかった。
ゲーム紹介以外では、ナムコがゲームセンターなどで配布していたフリーマガジンの紹介が興味深い。『NOURS(ノワーズ)』は何度かもらった記憶がある。
インタビューは、ドット絵のデザインを担当されたMr.ドットマンと、アーケード用の筐体デザインを多く手がけた遠山茂樹氏が登場。おふたりとも現在もバンダイナムコゲームズで活躍されているところに、ナムコの企業としての規模の大きさを感じる。そして俺は、今唐突に学生の頃ナムコの会社説明会に行ったことを思い出した。
連載コーナーでは、「ゲーム音」でインタビューとともに紹介されている『カプコン ミュージック コレクション』がちょっと気になる。
カプコン ミュージック コレクション|イーカプコン:http://www.e-capcom.com/music/cmc/
そして、「全てはファミコンのために。」で取り上げられた「ZEN INTERGALACTIC NINJA」。1993年、コナミがNES(アメリカ版ファミコン)向けに発売したゲーム。つまり日本未発売。それでも開発者インタビューまで含めて記事にする熱量。で、実際に紹介文・インタビュー・写真を読んだり見たりすると、気になる。私は連載の執筆者である恋パラ支部長のイベントでデモプレイを見たのだが、たしかにファミコンの性能を使い切ったといても過言ではないようなアクションゲームだった。
2010.04.03(土)
久々に仕事用のズボン(スラックス)を買うべく、近くの紳士服店へ。知らないうちにチェーン店ができていました。その後、隣町のショッピングセンターへ。無印良品でノートを買ったり、ユニクロでシャツを買ったりする。
文房具屋で、前から気になっていたものを買う。
テーブルに置いて、バッグなどを掛けるためのフック。飲食店やカフェなど、荷物を置く場所を考えられていない店もあるので(地面に置くのに抵抗がある場合もあります)、そういう時にあると便利かもと思って買う。
http://www.paladec.com/products/travelLeisure/spanky01.html
それから、本も三冊。
『2010 南アフリカ ワールドカップ体感マガジン』(日本経済新聞出版社)
6月に南アフリカで行われるサッカーワールドカップのガイドブック。日本経済新聞社からこの手の本が出るのは意外。
信頼している書き手の宇都宮徹壱さんが現地レポートを書かれているということで、興味があって買う。
水木しげる先生の自伝マンガ。先生の人生は色々なところで紹介されているけれど、改めてご本人による絵で読みたくて購入。文庫に入ったことだし。
石黒氏というと『それでも町は廻っている』が有名ですが、私は『それ街』には馴染めない。むしろ、『ネムルバカ』なんだよね、好きなのは。この本は、実は『ネムルバカ』とちょっと内容が重なっていることもあって、面白そうだと思って買う。
2010.04.04(日)
三軒茶屋で行われた、興梠マリさんのワンマンライブを聴く。
2010.04.07(水)
久々に早く帰れたので、会社の近くの本屋に寄り道
たかぎなおこ『ローカル線で温泉ひとりたび』(メディアファクトリー)
イラストレーターたかぎなおこさんのエッセイマンガ。たかぎさんといえば、『150cmライフ』シリーズ、『ひとりぐらし』シリーズなどがあるが、これはタイトルのとおり旅行エッセイ。
川端康成の掌編集。掌編というのはショートショートのような短い話だと思ってください。この本と稲垣 足穂『一千一秒物語』に、日本のショートショートの元祖を見る人もいる(たしか石川喬司氏の著作にそうした紹介があったはず)。
しかし、今回読もうと思ったのは、この本を原作とした映画公開中だから。映画が印象的なので、気になっていたが未読だった原作を読んでみようと思ったのです。
そして帰ると注文していた本やCDが届いていた。
@Amazon.co.jp
『Famidas LITE(ファミダスライト) ファミコンキャラ&メカ編』(マイクロマガジン社)
ファミコンに登場するキャラクター・メカを取り上げて紹介する本。元々『ファミダス』というタイトルで、単行本で出ていたのだが、それをサイズを少し小さくして再販したもの。
キャラクターや画面の写真が多く掲載されている点に、資料価値の高い本にしようという作り手の志を感じる。というのは、写真を掲載するには書籍についてメーカーに説明し、許可を得る必要があるわけです。
中にはそうした手間を避けて、イラストでお茶を濁してしまう本もある。それをせずに労力を惜しまなかった点を、改めて評価したい。また、版元としてメーカーから信頼されていることの表れでもあるのだろう。
鈴木さえ子『科学と神秘 Visinda og Leyndardomur』(BRIDGE089)
以前聴きに行った下記のイベントで紹介されていて、鈴木さえ子さんのCDは聴いてみたいと思っていた。ということで再発されているうちの一枚を買う。
木の葉燃朗の「本と音楽の日々」: POP2*5ナイト第2回「POP2*5vs.いぬん堂『テクノポップ秘蔵映像音源ナイト』」を聴いてくる:
http://blogs.dion.ne.jp/konohamoero/archives/9269778.html
サカモト教授は、頭にファミコンのカセットを挿して(ということはつまり頭にファミコンの本体を乗せて)、そのゲームの音楽をシンセで演奏するというライブパフォーマンスで知られている。とはいえそれだけではなく、色々な曲を手がけてもいる。
そのサカモト教授のアルバムが発売されていたので、注文する。
2010.04.09(金)
青山の月見ル君想フでライブを聴く。Ustreamでの中継も行うという、画期的な内容。お客さんとして来ていた何人かのミュージシャンの方にも、久々にお会いできて、行って良かった。
2010.04.10(土)
三軒茶屋で演劇を見た後、欲しい本があってヴィレッジヴァンガードに探しに行く。残念ながら目当ての本は見つからず。でも別のものを購入。
@ヴィレッジヴァンガード三軒茶屋店
ヤマザキマリ『テルマエ・ロマエ 1』(エンターブレイン・BEAM COMIX)
「マンガ大賞」受賞で有名になった、風呂を舞台にしたギャグマンガ。
古代ローマの浴場設計技師が、現代の日本と行き来できるようになり、日本の浴室や銭湯で使われるアイデアを取り上げて、という話。
あとは、ヴィレッジヴァンガードに行くとよく売っている手ごろな価格でシンプルな布を買う。カーテンにしても良いし、家具のカバーにしてもいい。私は布団カバーにしている。前に二枚買ったうちの一枚が破れてしまったので、もう一枚買う。
2010.04.11(日)
昼間新宿で、夜は下北沢で、それぞれライブを聴く。間にちょっと買い物。
@紀伊國屋書店新宿本店
東京で毎年ゴールデンウィークに行われているクラシックの音楽祭『ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン 熱狂の日音楽祭』のガイドブック。今は日本でも金沢、今年はびわ湖と新潟でも行われますが、これは有楽町の東京国際フォーラムで行われる分のガイド。
毎年購入する恒例行事みたいな感じになっている。ガイドを読みながら、当日を楽しみに待つのです。
@ヴィレッジヴァンガード下北沢店
レイモンド・マンゴー『就職しないで生きるには』(晶文社):bk1・Amazon.co.jp
探していたのはこの本。昔から、本当にやりたい仕事を始めるための「起業」の、精神面のバイブルとして知られている。晶文社はこの本との関連シリーズとして、ジャックスの早川義夫さんが書店をしていた頃に書いた『僕は街の本屋のおやじさん』などを出している。
なぜ元祖のこの本を手に取ったかというと、それは自分の店(ネットショップ)を始める計画があるからですよ。最近書かれた起業に関する本を何冊読むより、この本一冊を読む方が得るものが多いと思ったので。
2010.04.13(火)
@Amazon.co.jp
鴫原盛之『Famidasライト ファミコン裏技編』(マイクロマガジン社)
雑誌『GAMESIDE』のマイクロマガジン社から出た本。ファミコンの代表的な裏技。かつて出た本のコンビニエンスストア中心の新装版。
元『ファミリーコンピュータマガジン(ファミマガ)』の編集者で、「ウソ技」の生みの親でもあるMW岩井氏へのインタビューなどもあり。遊んでいた当時の子どもには知りえない裏話などが興味深い。
2010.04.14(水)
雑誌『TV Bros 2010年4月17日号』
さて、今回も面白かったところだけ感想を書いて、後はすっかり忘れることにします。
■バルカン・ビート・ボックスの新譜が出ています。それから、デイヴィッド・バーンとファットボーイ・スリムが、イメルダ夫人をテーマにしたアルバムも。
バルカン・ビート・ボックス『ブルー・アイド・ブラック・ボーイ』(VIVO/PLANKTOM)
デイヴィッド・バーン&ファットボーイ・スリム『ヒア・ライズ・ラヴ』(ワーナー)
■音楽コーナーでインタビューされている下記のバンドも気になる。
dirty projectors - MySpace : http://www.myspace.com/dirtyprojectors
ダーティー・プロジェクターズ『ビッテ・オルカ』(ホステス)
■映画コーナーでは、『アリス・イン・ワンダーランド』も気になるし(ティム・バートンへのインタビューあり)、単館上映の下記二本も気になる。
『ファンボーイズ』は、余命わずかな友人のために『スター・ウォーズ』のフィルムを盗み出そうとするマニアたちを描くコメディ。
『スラヴォイ・ジジェクによる倒錯的映画ガイド』は、ラカン派の精神分析家スラヴォイ・ジジェクが、名作映画を引用して、映画の見方について語るドキュメンタリー。ブライアン・イーノが音楽を担当しているのも気になるが、上映時間2時間30分かあ。
アリス・イン・ワンダーランド オフィシャルサイト:
http://www.disney.co.jp/movies/alice/
映画「ファンボーイズ」公式サイト:http://culture-pub.jp/fanboys/
スラヴォイ・ジジェクによる倒錯的映画ガイド [The Pervert's Guide to Cinema Presentes by Slavoj
Zizek]:
http://www.imageforum.co.jp/zizek/
しかし、三本とも傾向がばらばら。
■NHK BShiで4月25日(日)10:45〜0:15放送のハイビジョン特集「伝説のボクサー”カシアス内藤 終わりなきファイト」(仮)は気になるので、録画して見るつもりです。
カシアス | E&J カシアス・ボクシングジム ブログ : カシアス内藤のドキュメンタリー、BSハイビジョンで放送予定!:
http://cassius.exblog.jp/10954605/
■マンガコーナーはサッカーマンガを取り上げている。『さよならフットボール』は、テクニックには優れているが、男子の体格の成長によるフィジカル面の差で、一緒にプレーできる時間が残り少ない女子中学生選手が主人公。
そして『シャンペン・シャワー』は、1983年に南米のクラブチームを舞台にした本格派ギャグサッカーマンガ。しかも白泉社の少女漫画誌で連載された。
新川 直司『さよならフットボール(1) 』(講談社KCデラックス)
かわみ なみ『シャンペン・シャワー (第1巻) 』(白泉社文庫)
■ハギワラマサヒトさんの連載「わらしべマッドサイエンティスト」は、「貧乏ユビキタス」をテーマに増井俊之氏を取材。
増井俊之:http://pitecan.com/
■カラーページを減らしたり、製本用のホッチキスの芯を変えたり、ブロスもコストダウンが大変そうですが、頑張ってください。
2010.04.16(金)
渋谷で映画を見て、そのまま打ち上げに参加。徹夜で飲む。
2010.04.17(土)
注文していた小林大吾さんのニューアルバムが届く。私が購入したのは500部のみの限定盤。これがすごい。CDとともに、MIX-CD、ポスター3枚、「取扱説明書」という名のブックレット、更にそれらを入れる封筒がセットになっていて、かなり豪華。
今この時代に、CDというパッケージを作ることの意味を考えた上でこの限定版が出来たのだろうと思う。
http://www.wildpinocchio.com/
1 アビリーンまで何マイル?/how many miles to Abilene? feat. サッチモズ
2 処方箋/sounds like a lovesong feat. タケウチカズタケ
3 ファンシーデラックス/L’Oiseau bleu
4 椅子の下の召使い/four chairs
5 青ナイルのほとりで/the hunting of the S
6 象を一撃でたおす文章の書き方/giant leap method
7 鍛冶屋の演説/mr. blacksmith advocates
8 火焔鳥451/by the time i get to (see the) phoenix
9 真珠貝亭の潜水夫たち/pearl divers
10 ジャグリング/jugglin’
11 いまはまだねむるこどもに/the lighthouse
12 線を引く音/afterhours
13 テアトルパピヨンと遅れてきた客/theatre papillon
2010.04.17(土)
シネスイッチ銀座で「やさしい嘘と贈り物」、「オーケストラ!」の二本を見る。
2010.04.18(日)
明和電機のイベントを見に神保町へ。開演まで時間を見つけて買い物する。日曜の神保町といえば、古本屋は軒並み閉まっていて人もあまり多くないという記憶があったけれど、最近は開店している店も多く(古本屋以外も増えたこともあるのかな)、今日くらい良い天気だとブラブラ歩くのが気持ち良い。
@ディスクユニオン神保町店
Anne-Sophie Mutter; Herbert Von Karajan: Berlin Philharmonic Orchestra『Tchaikovsky: Violin Concerto In D, Op. 35』(POCG-1346)
チャイコフスキーの「ヴァイオリン協奏曲ニ短調 作品35」。カラヤン指揮のウィーン・フィル、ヴァイオリンのソリストはアンネ=ゾフィー・ムター。1988年録音。
前日に見た映画『オーケストラ!』の影響で、もう一度聴きたくなってCDを買う。
Seiji Ozawa;Yvonne Loriod;Jeanne Loriod『Messiaen Turangalila Symphony: Classic Library Series』(BVCC-5523)
小澤征爾指揮、トロント交響楽団、イヴォンヌ・ロリオ(ピアノ)、ジャンヌ・ロリオ(オンド・マルトノ)による、1967年録音のメシアン「トゥーランガリラ交響曲」。
電子楽器の元祖のひとつといわれるオンド・マルトノを使用する曲ということで、前から気になっていた。
下野竜也指揮・大阪フィルハーモニー交響楽団・高木和弘(ヴァイオリン)『大栗裕 : 大阪俗謡による幻想曲、ヴァイオリン協奏曲 他』(8.555321J)
2000年録音。ナクソスから出ている「日本作曲家選輯」の一枚。大栗裕氏は吹奏楽曲の作曲では著名らしいが、私は初めて知った。大阪文化を取り入れた作品らしい。
@三省堂書店神田本店
イビチャ・オシム『考えよ! ―なぜ日本人はリスクを冒さないのか?』(角川書店・角川oneテーマ21)
最近出た「オシム本」の中から二冊購入。オシムさんのインタビューをまとめたもの。
あと、明和電機のイベントでもグッズを買ったけれど、その話はまあいいか。
2010.04.23(金)
渋谷で映画を見て、オールナイトのライブへ。二週続けて渋谷で徹夜してしまったよ。
2010.04.24(土)
中野にクラシックのコンサートを聴きに行く。帰りにブロードウェイを少し歩くが、買い物はなし。
帰ったら、注文していたマンガが届いていた。
@bk1
男子に負けないテクニックとメンタルを持ちながら、男子サッカー部所属で試合に出ることができない中学生の女の子が主人公。彼女が、かつてサッカーを教えた同じ年の男子と対決する最後のチャンスをつかむため、試合に出場しようと画策する。そして! というところで1巻は終わり。
ツジトモ・綱本 将也『GIANT KILLING 14』(講談社モーニングKC)
Jリーグを舞台、若き監督を主人公にしたサッカーマンガ。今、アニメも放送していますね。
2010.04.26(月)
@bk1
恋パラ支部長(著)・波多野ユウスケ(漫画)『21世紀ファミコン ゲームサイドブックス』(マイクロマガジン):bk1・Amazon.co.jp
恋パラ支部長とは、主にファミコンについての記事を書くライターさん。しかし、懐かしむスタイルで書くのではなく、今でもファミコンの新しい遊び方を考えて、実行する様子をレポートしている記事がほとんど。その支部長の始めての単行本が出たので、私も購入しました。雑誌『ユーズド・ゲームズ』、『ユーゲー』、『ゲームサイド』と、誌名を変えて続いてきた雑誌(いずれもマイクロマガジン)連載からの抜粋。
最初の記事から、「『スーパーマリオブラザーズ』を二人で対戦する」です。おっと、『マリオブラザーズ』ではないです。本来二人同時プレイはできない『スーパーマリオブラザーズ』で、一人は十字キー、一人はA・Bボタンと、二人でコントローラーを持ってマリオを操作するというルール。『チャレンジャー』の一面でも、同じルールで遊んでいる。
さらに、『ディグダグ』の地面を全部掘るとか、『魔界村』一面でレッドアーリマをボスまで誘導するとか、「そんなのできんの!?」というプレイに挑戦し、成し遂げている。こういう、人がやりそうにないことを考えて、実際にやってみてしまう(そしてできてしまう)ところは、すごいです。」
『GIANT KILLING extra ジャイアントキリング発サガエンターテイメントマガジン』(講談社)
サッカーマンガ『GIANT KILLING』から一部を再録し、サッカー監督へのインタビューを中心とした読み物と『モーニング』連載陣の読みきりマンガを加えた雑誌というかムック。
2010.04.28(水)
仕事帰りに、丸ビルで行われた「ラ・フォル・ジュルネ」のオープニングセレモニーに行く。
2010.04.29(木)
夕方から夜にかけて、恵比寿で二本映画を見た。その前に、欲しいCDがあったので渋谷のタワーレコードへ。
@タワーレコード渋谷店
Glenn
Gould"The Mozart Piano Sonatas,Vol.4"(88697148242)
Sonata No.11 in A,K.331
Sonata No.15 in C,K.545
Sonata in F,with Rondo,K.533/K.494
Fantasy in D Minor, K.397
Glenn
Gould"Beethoven : Piano Sonatas No.30-No.32"(8869714482)
1. Sonata for Piano No. 30 in E, Op. 109
2. Sonata for Piano No. 31 in A flat, Op. 110
3. Sonata for Piano No. 32 in C minor, Op. 111
グレン・グールドのCD(輸入盤)がセールで、気になるものを二枚買う。
毎年日本で行われるクラシックの音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ」の時期には、タワーレコードがオリジナルのCDを出す。「ラ・フォル・ジュルネ」は毎年テーマとなる作曲家が決まっているのだが、2010年はショパンだったのでショパンの曲を集めた6枚組。
"THE ORANGE MOUTAIN MUSIC - PHILIP GLASS SAMPLER”(OMM0064)
ORANGE MOUTAIN MUSIC(OMM)レーベルから出ているフィリップ・グラスのCDから曲を集めたCD。「これを参考に、気になるCDを買ってね」という意図で作られた、サンプラーCDと呼ばれるもの。ということで非常に安い。
miyauchi yuri『toparch』(RYECD-076)
宮内優里さんは日本のエレクトロニカのミュージシャン。この間出たI Am Robot And Proudの『Uphill City Remixes & Collaborations』で共作していて、名前に記憶があった。そこで試聴してみたら、I Am Robot And Proudとも通ずる雰囲気があって良さそうなので買ってみる。
David Byrne・Fatboy Slim『Here Lies Love』(7559-79804-8)
デイヴィッド・バーンとファットボーイ・スリムが、元フィリピン大統領夫人イメルダをテーマに作ったというCD。シンディ・ローパーなどもボーカルで参加している。どうやらDVDと本が付いた限定盤もあるようなのだが、私はCD二枚組の通常盤を買う。
出掛けに雑誌を買う。
雑誌『TV Bros.(テレビブロス) 2010年5月1日号』(東京ニュース通信社)
まずショックなのは、音楽コーナーのページ減(6ページから4ページへ)。ディスクレビューが半ページになって、ジャンル別コラムも2人ずつ隔号での掲載になる模様。ミニインタビュー(ブロまるカフェ)もなくなっています。
そんな中でも気になったのは下記のCD。ブライアン・イーノのアンビエント『MUSIC FOR AIRPORTS』のカバー(というかリメイク?)。実際に空港で録音した音と電子音を組み合わせているそうです。
THE
BLACK DOG『MUSIC FOR REAL AIRPORTS』(SOMA QUALITY RECORDINGS/OCTAVE-LAB)
映画コーナーのレビューでは、意外な映画に意外な高評価が。気になります。ドリュー・バリモアが監督・製作・出演とのこと。
ローラーガールズ・ダイヤリー:http://roller-girls.gaga.ne.jp/
DVDコーナーで紹介されている、レスリー・ニールセン出演のコメディ・ドラマが気になる。映画『裸の銃を持つ男』の元になったテレビシリーズだそうです。そして紹介文を書いているのは森知子さん。この人の雑誌原稿は相変わらず面白いなあ。
『フライング・コップ』(アミューズソフトエンタテインメント)
ブロスブックマークで紹介されている動画「PIXELS BY PATRICK JEAN.」(YouTubeは勝手にアップしているらしいものも多く、オリジナルは下記の模様)。世界がドット絵のようなブロックになっていく様子が面白い。
One More Production - postproduction:
http://www.onemoreproduction.com/post-production/fiction/2.html の一番左上。クリックすると再生開始。
2010.04.30(金)
ゴールデンウィークの谷間の平日、休みをもらって、下北沢へ。トリウッドで映画『電信柱エレミの恋』、440でライブ「KAO*堀下さゆりPresents 蝶々結びTOUR2010」をそれぞれ見て、聴く。
出掛けに一冊雑誌を買う。
『Number(ナンバー)
753 2010/5/20号』(文藝春秋)
特集は「サッカー総力特集 名将バイブル2010」。
映画を見た後にはパンフレットを、ライブの後には出演者のコラボCD、かおとほりしたさゆり「蝶々結び」を買いました。
この月を振り返ると、見事に古本を買っていない。まあ、いつものことと言えばいつものことなのですが。
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