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燃朗のがらくた古本日記
2010年1月
2010.01.02(土):なし崩し的に新年買い初めへ。
午前中、新しく買ったパソコン用スピーカーを設置していたら、いつしかデスク回りの片付けに。そして、収納用品が必要になって、買い物に出ることにする。
最初に錦糸町のダイソーへ。細かなものをあれこれと買い込む。ケーブルタイとかS字フックとか洗濯バサミとか。
そこから東京へ。久々に丸の内の丸善や丸ビル内のloft、青山ブックセンターなどに行く。
無印良品有楽町店で文房具の福袋を買う。中身が見えるタイプ。
東急ハンズ銀座店でメタルラック用の天板を買う。今、デスクの上にメタルラックを載せて、そこにパソコンを設置している。しかし、天板は置かずにラックむき出しだったので、安定感に欠けたり、ものが置けなかったりしたので。
そのまま銀座の伊東屋にも行ったけれど、1/3からの営業でした。ということで大人しく帰ってくる。
2010.01.04(月)
雑誌『TV Bros.(テレビブロス)』
年末が合併号だったため、いつもの水曜ではなく月曜の発売です。
・さまぁ~ずへのインタビューなど、6ページの特集は面白かった。ふたりの主演映画『かずら』もちょっと気になる。
http://www.kazura-movie.com/
・音楽コーナーで、前号でCDが紹介されていたノルウェーのジャズバンドJaga Jazzist(ジャガ・ジャジスト)のインタビュー
http://www.myspace.com/jagajazzist
http://www.jagajazzist.com/v2/news.php
Jaga
Jazzist『ONE-ARMED BANDIT(ワン・アームド・バンディッド)』
・テリー・ギリアムのインタビュー。もちろん「Dr.パルナサスの鏡」公開に関連して。製作資金の枯渇で、自身が現場までバスで通勤していたのは本当らしい。しかも無料になるシルバーパスを使ってというのも驚いたが、ギリアムも今年70歳なんだなあ。
http://www.parnassus.jp/index.html
ちなみに、川勝正幸さんのコラムでも取り上げられているので、あわせて読むと映画への期待が膨らみます。
それから、『ドン・キホーテを殺した男』(撮影が頓挫した様子が『ロスト・イン・ラ・マンチャ』として公開されたあの映画!)を再び製作しているってよ、ギリアム!
・『(500)日のサマー』、レビュアー男女で評価が二分したのが興味深い。俺は見るつもりでいます。
http://www.500summer.jp/
・町山智浩さんが紹介している『Hoarders』というアメリカのテレビ番組が恐ろしくも興味深い。Hoarders(ホーダーズ)というのは、「溜め込む人々」という意味で、番組では物が捨てられない病気の人々を取材している。俺はごみをためることはないけれど、本とかCDとか、なかなか手放せなくて、そんな自分に思いを馳せるとちょっと怖い。
・山田広野監督のコラムで知りましたが、シネパトス銀座で「銀座シネパニック!!!〜邦画パニック映画特集〜」がレイトショー上映中。
http://www.humax-cinema.co.jp/cinema/special/meigaza/ginza_meigaza4.html
編集部からこんにちは
明けましておめでとうございます。編集部です。何だか社会全体が”本命不在”状態を感じているように思えてならない昨今、そんなときこそ老舗のゆがみ無い精神に触れておきたいもの。今号ブロスは、形は違えど、そんな老舗の味を守り続ける2つを特集。ひとつは、高クオリティ作品をこっそりと出し続ける「NHK 土曜ドラマ」枠。前クールの『外字警察』もこっそり素晴らしすぎたわけで・・・1/16スタート『君たちに明日はない』も気になるところ。もうひとつは芸歴22年、にも相変わらず大御所感が全くない「さまぁ〜ず」(さまぁ〜ずになって10周年!)のお2人をチェック。古くならない凄みというかね、その辺を 2つから感じてみていただけると幸いです。「真面目か!」と、三村ツッコミが入ってきそうなこちら紹介でございますが、新年なのでね、一応(笑)。今年も皆さんに笑顔と座布団とかをお届けします、TVブロスをどうぞ宜しくお願いします。最新号
2010年1月9日号(2010年1月9日〜2010年1月22日)
2010年1月4日 特別定価210円
■どうよドラマ 土曜ドラマ!
いま最も信頼できる、隠れた鉄板ドラマ枠「NHK土曜ドラマ」の魅力を特集。爆笑問題・太田氏、SDP・SHINCO氏にもかつてハマった作品を語ってもらいました。勿論、その他新ドラ情報もありますぜ。
■さまぁ〜ずのう 〜ふたりの脳内、知りとぉ〜ない!?〜
本人達も忘れてるだろう事項をまとめた「さまぁ〜ずテスト」してもらったり、お互いにお互いを語ってもらったり、とにかくまぁ〜贅沢に時間を使いまして、大いに彼らの今昔を語ってもらいました。
■映画『Dr.パルナサスの鏡』公開 テリー・ギリアムインタビュー
楽しく美しく、恐ろしく皮肉に満ちた素晴らしき本作について。また、まことしやかに語られるギリアム氏の都市伝説について本人に真相を直撃してみた。
2010.01.08(金)
渋谷のLUSHでライブを聴く。その前に、本やCDを買う。
@ブックファースト渋谷文化村通り店
大川渉『東京オブジェ 人と歴史をさがしに』(ちくま文庫):Amazon.co.jp・bk1
東京にある様々なオブジェを訪ねたエッセイ。文化・スポーツ関連のものが多く、面白そうなので買う。
国内にある神社や寺を巡るエッセイ。最近、神社や寺に興味があるのです。宗教的な興味ではなくて、その場に建築されていることの地理的な意味などに興味がある。
@タワーレコード渋谷店
V.A.『Russian
Film Music』(BAM-2000)
V.A.『Russian
Film Music 2』(BAM-2003)
ロシア映画音楽のコンピレーション。プロコフィエフやショスタコーヴィチなどのおなじみの作曲家の名前も。
BOBAN i MARKO MARKOVIC ORKESTAR『DEVLA - BLOWN AWAY TO DANCEFLOOR HEAVEN』(CD-PIR2339)
ワールドミュージックコーナーで見つける。セルビアのジプシー・ブラスの楽団。映画『アンダーグラウンド』(エミール・クストリッツァ監督)にも出演したボバン・マルコヴィッチと、その息子のマルコ・マルコヴィッチを中心としたユニット。ノー・スモーキング・オーケストラ(エミール・クストリッツァが参加するバンド)にも通ずる音楽。
2010.01.09(土)
この日は、NES(海外のファミコン)のトークショーに行ってきたのだが、そこに海外版ゲームのネットショップ「bit-games」が特別に出店していた。
http://www.bit-games.com/
色々面白そうなゲームがあったのだが、その中から一本買う。
Jackie
Chan Adventures:Legend of the Dark Hand[北米版GBA](中古)ジャッキーチェン アドベンチャー
http://www.bit-games.com/?pid=12666159
ジャッキーチェンのベルトアクションゲーム。
基本のパンチ、キックだけでなく裏拳、ラッシュパンチなど多くの技を使うことができる。ガードも可能。アクション面でもただのジャンプだけでなく前転、側転、バクテンができ操作の幅が広い。またステージ場の簡単なオブジェクトを破壊することができるなど細かな点にこだわりを感じる。海外ではGBAベルトアクションの中でもトップレベルの評価を得ている。国内ソフトダブルドラゴン(双截龍)のようなゲームが好きなユーザーにお勧めしたい作品。
アメリカには「ジャッキー・チェン・アドヴェンチャー」というアニメがあるらしく、これはそのゲーム化。早速遊んでいますが、ベルトスクロール型のアクションゲームで、キャラクターの動きも滑らかで、かなり良くできている。ジャッキーらしさも、走る様子やパンチ(フック)の感じがうまく再現されています。
2010.01.11(月)
東京オペラシティでニューイヤーコンサートを聴く。帰りに寄り道。
@くまざわ書店・東京オペラシティ店
千田 善『オシムの伝言』(みすず書房):Amazon.co.jp・bk1
著者は、イビツァ・オシム氏がサッカー日本代表監督就任時に通訳となり、オシム氏が病に倒れた後はリハビリの通訳として、そして日本サッカー協会のアドバイザーに就任してから離日するまで付き添った方。感想を下記に書いています。
木の葉燃朗の「本と音楽の日々」: [書評]サッカー監督としてはもちろん、人間として尊敬できる人:千田 善『オシムの伝言』:http://blogs.dion.ne.jp/konohamoero/archives/9230526.html
初台から京王新線に乗って、そのまま接続している都営新宿線で御茶ノ水へ。
@ヴィレッジヴァンガードお茶の水店
銀行のwebサイトに連載されたマンガ。いまどきの家族を、ほのぼのと描いた内容、とのこと。絵柄に惹かれて買う。
そして、帰りに御茶ノ水駅前のカレー屋ジョニーでカレーを食べて帰る。
2010.01.13(水)
@Amazon.co.jp
V.A.『If The Girls Are United』(EHCD-0010)
01. SHUUBI / I miss you
02. 柳田久美子 / 心はブルー
03. ヒメノアキラ / 勇敢な鳥
04. 興梠マリ / はつ恋
05. 河合杏林 / また、明日。(Rice mix)
06. 拝郷メイコ / モンスター
07. あずままどか / 恋愛バカ.txt
08. ハセガワ ミヤコ / 通り雨
09. きたはらいく / 会いたいだけじゃ、ダメかしら
10. ありましの / 平行線
11. 伊藤サチコ / くすんだ壁
シンガーソングライター11人によるコンピレーション。自らもシンガーソングライターである伊藤サチコさんがプロデュースしている。
ENOUG-HO RECORDS. -If The Girls Are United:http://www.global-twist.com/ENOUG-HO/IF_THE_GIRLS_ARE_UNITED/
2010.01.16(土)
夜、渋谷HOMEへライブを聴きに行く。その前に、久々に青山ブックセンター本店へ。しかし、ここでは本は買わず。それから渋谷へ。伊東屋・ロフトなどに行くが、ここでも購入はなし。
しかし、なぜかブックファーストで気になった本が目に入り、購入。
@ブックファースト渋谷文化村通り店
藤子 不二雄A著・藤子・F・不二雄著『藤子不二雄A 藤子・F・不二雄 人間の記録 二人で少年漫画ばかり描いてきた』(日本図書センター):Amazon.co.jp・bk1
藤子不二雄先生の自伝。かつて出版されていたのだが、品切れになっていた。と思ったら復刊していたので、「これは」と思って買う。
90歳を越えて現役の医師である日野原先生が、新聞に連載したエッセイ。私にとって、日野原先生は尊敬する人の一人(健康で長生きって、医師としてこれほど信頼できる人はいない)なのですが、本を読んだことがなかったんです。ということで買う。
新人物往来社編『懐かしい〈昭和〉のニュース手帖 敗戦から昭和63年まで』(新人物文庫)
昭和20年から63年まで、一年につき数ページを使って紹介する。さすがにこのページ数だと情報量は限られるが、コンパクトにまとまっている方だと思う。
ライブの後に、もう一軒別の書店に。
@文教堂書店渋谷店
東京の、なんでもないような場所を歩く様子を描いたマンガ。エッセイではなく、取材に基づいたフィクションになっている。原作も絵も、時間をかけて力を入れて書いて・描いているが、それを感じさせない爽やかな(濃密過ぎない)読後感は心地いい。でも、ページ数の四分の一くらいを使って、最後に原作者のあとがきや解説が入るのは、良い点もあれば悪い点もある(舞台裏を見せすぎているというか)。
2010.01.20(水)
@楽天市場
WILLCOM03で使えるキーボードを購入。
■ 株式会社 秋葉原モバイル (アキモバ)
http://www.rakuten.co.jp/akibamobile/
『Reudo RBK-500U アールボード・フォー・ケイタイ(折りたたみコンパクトUSBキーボード)』
折りたたみ式のUSBキーボード。Windowsのパソコンにも、使おうと思えば使うことができる(あまり必要性がないだろうけれど)。
むしろ、一部の携帯電話・PDAなどに使えるのが特徴。ただし、キーボードのケーブルが接続できればどんな機種でも使えるわけではなく、機械の側にUSB機器を認識できる機能が必要。詳しい対応機種は下記のメーカー公式サイトでどうぞ。
折りたたみコンパクトUSBキーボード Rboard for Keitai|RBK-500U:
http://www.reudo.co.jp/rboardk/rbk-500u.html
あわせて、上のキーボードをWILLCOM03で使うためのコネクタも買う。これを挟まないとケーブルが繋げないので。
雑誌『TVBros.(テレビブロス)2010年1月23日号』
特集は二つともまったく面白くないです。ということは、最初のページから連載「お婆ちゃん! それ、偶然だろうけどリーゼントになってるよ!!」までの巻頭16ページはまったく面白くないということになる。すごいことだ(最初の目次の上にある「ツバ付け隊が行く!」で取材されていた映画監督の話も面白くない)。
じゃあ、そこから先のページが超おもしろいかというと、そうではない。そんな中でも興味を持った記事を紹介します。
・音楽コーナーで紹介されたCD、泊『唄声の港』。あえて戦前の歌謡曲のような歌を歌うデュオ。
http://www.myspace.com/tomaribune
・映画コーナーで監督インタビューが載っている『ユキとニナ』、ちょっと興味はあるけれど面白いかなあ。子どもが主人公の映画って、私はあまり面白かったことがないんだよなあ。
・ゲームコーナーのコラムにあった、ネットゲームやゲーム内でも時間が過ぎるゲームを久々に遊ぶとどうなっているか、という話は興味深かった。でも、ゲームって久々に遊んでも普通に遊べるからいいんだよねきっと。2週間触らなかったら最初からやり直した方がいいような状態になるゲームなんて最低だと思う。
・一瀬大志さん夫婦に娘さんが生まれたそうで。おめでとうございます。前のコラムで一瀬さんが「エンジニアとして名付けにはこだわる」と書いていたその名前は「華子(ハナコ)」らしい。言わんとすることはなんとなく分かる。
・友沢ミミヨ「まめおやじ」で、『テレビブロス』の広告を読んだまめおやじ(友沢さんの娘さん)が、願いがかなう数珠を欲しがるのが面白かった。そうか、子どもは信じるんだ。
・ハギワラマサヒトさんのコラムの近況報告に「金谷ヒデユキ氏が芸人として復活」(p.94)とあって、「じゃあ最近どうしていたのか」と思って調べてみる。色々やっているんですねえ。
編集部からこんにちは
こんにちは編集部です。今回はサラッとご紹介いたしますね。まず表紙をご覧になれば、ピーンときますよね。そうです、木村カエラちゃんです。ちなみにこの表紙、カエラちゃんの顔の実物大のようですよ。よかったら、コンビニなどで自分や友人、はたまたコンビニ店員さんと大きさを比べてみたらいいと思います。あ、働く邪魔はしちゃ駄目ですよ・・・一応。特集では現在の等身大のカエラちゃんを学問とし、色々と分析してみました。もう一つは、ブロスお馴染み“もはや季節も何も関係ない特集枠”としてベビーカーを取り扱っております。確かに季節的なタイムリーさはございませんが、やんごとなき問題だとこちら使命感を感じまして、取り組みました候。両特集に合わせて、おなじみ連載コラムも満載。次号のテレビブロスも、何卒どうぞ宜しくお願いいたします。最新号
2010年1月23日号(2010年1月23日〜2010年2月5日)
2010年1月20日 特別定価210円
■祝デビュー5周年 木村カエラ学概論
一分の一、等身大の木村カエラを学問する。インタビューほか、フィールドワークと称して一緒に幕張をブラブラしたり。豪華関係者からのコメントも多数。
■ベビーカーのお通りだ!
近年のベビーカー事情に喝!! 辛酸なめ子氏による情勢分析や、ベビーカーのたしなみ「大人ベビーカー養成講座」など。最新モデルのベビーカー情報もあるよ。
■ピーター・ジャクソン天国への旅
感動のベストセラー小説『ラブリーボーン』の映画化。決して一筋縄ではいかないこの原作に、どう向き合ったか。監督/脚本/製作をつとめた氏に語ってもらった。
(http://www.tokyonews-webstore.com/tvbros/から引用)
2010.01.21(木)
注文していたCDが届く。
@bk1
サカナクションのシングル。初回限定盤は、4曲目のライブ音源が収録されている。サカナクション、どんどん有名になっているなあ。
サカナクション』『アルクアラウンド (Ltd)』(VICL36553)
1.アルクアラウンド
2.スプーンと汗
3.ネイティブダンサー Rei Harakami remix
4."FISH ALIVE chapter2" 1 sequence by 3 songs - SAKANAQUARIUM 2009
@ SAPPORO
「ピアコン」というと、「ピアノ・コンチェルト」を連想しますが、このCDは「ピアノ・ソロで奏でるファミコン音楽」。
とはいえ、単にオリジナルの曲をピアノで弾きました、ということではなく、クラシックのピアノ曲のようなアレンジがされている。「イー・アル・カンフーのテーマ」なんて、中国の作曲家のピアノ曲だといわれたら、そうかもしれないと思う。
ピアコンI / ピアコンズ:http://www.dogearrecords.com/pia-com/pia-com1
なお、編曲・ピアノ演奏は、江草啓太氏によるもの。
江草啓太:http://www.egusakeita.x0.com/Welcome.html
1. エレベーターアクション(「エレベーターアクション」より)
2. イー・アル・カンフーのテーマ(「イー・アル・カンフー」より)
3. オープニングテーマ(「オホーツクに消ゆ」より)
4. Power of Anger - Poison of Snake(「沙羅曼蛇」より)
5. メインテーマ(「ファイナルファンタジーII」より)
6. マッピー(「マッピー」より)
7. Snowman(「MOTHER」より)
2010.01.24(日)
@GIRLS POP ATRUIM
南越谷OPAの中で営業している、GIRLS POP ATRUIMに行ってくる。
GIRLS POP ATRUIM ガールズ・ポップ・アトリウム
http://www.shibuyagirlspop.com/gpa/
主に若い女性をお客さんの対象とした、アートとグッズのセレクトショップ。1月31日まで期間限定の営業。
店の雰囲気はポップだけれど、アートとしてのこだわりも感じる。普通に「かわいい」、「女性が好きそう」と感じる内装、商品なのだけれど、ビル内の他のテナントに比べるとある種の異彩を放っている感じもある。
店の入っているビル自体が閉店するということで、結構色々な面で自由があったらしく、壁に直接ペインティングをしていたり、大きなオブジェを展示していたりもしていた(岩清水さやかさんの作品)。
商品は、ポストカードやアクセサリーなど。関連する本やCDもある。いずれも、アートとデザインとのバランスがいい。とんがりすぎず、大人し過ぎず。つまり十分に普段使いが出来る品々、ということ。私もポストカードを3枚に消しゴムスタンプを二つ、それからストラップを買う。
@OPA南越谷
OPAの中で古本市が行われたので覗く。マンガや文庫・新書が中心だけれど、私にはこういうのも探す本があって面白い。3冊見つける。
著者は産業の調査を主な研究テーマとしている経済学者。国内外の調査のために、「現場」でなにを見聞きして、それをどうまとめるべきかについての本。
フィリップ・K・ディック 『マイノリティ・リポート―ディック作品集』 (ハヤカワ文庫SF)
ディックの短編集。たしか、映画化に伴ってタイトルを変更したのではなかったろうか。
エマノンという女性が登場する、梶尾真治氏のSF連作短編集。前に梶尾氏の小説を原作とした舞台を見て(キャラメルボックスの「すべての風景の中にあなたがいます」)、改めて梶尾氏の小説が気になっていた。この本は、鶴田謙二氏の表紙イラストもいいです。
せっかく越谷まで来たので、近くのレイクタウンまで行ってみる。ヴィレッジヴァンガードが5種類入っているんだよね。普通の「ヴィレッジヴァンガード」に加えて、店のサイズがでかい(全国で最大らしい)「ヴィレッジヴァンガードプラス」、子ども向け・家族向け中心の「QK」、雑貨中心の「new
style」、ハンバーガーショップ「ダイナー」の五つ。
ヴィレッジヴァンガード、ヴィレッジヴァンガードプラス、new styleを覗く。ヴィレッジヴァンガードプラスは、「ヴィレッジヴァンガードらしい」商品を全部置ける店、という印象。一般的なヴィレッジヴァンガードであれば、店舗の大きさから置く商品を選択せざるを得ず、それが各店舗のらしさとなっているのだけれど、ここではそれを全部置いている感じ。
そして、ヴィレッジヴァンガードオリジナルのショッピングバッグ(エコバッグ)と、下記の本を買う。
@ヴィレッジヴァンガードプラス・イオンレイクタウン
雑誌『メフィスト』に、「尋ネ人探偵」のタイトルで連載されていたマンガの単行本。主人公は、古地図好きの女子高校生、鹿子木千束。彼女の祖父は、古美術商であり、尋ね人探偵もしている。その仕事にまきこまれたり、祖父の目論見にはまったりして、千束は東京を、そして京都を歩く。
ヴィレッジヴァンガードプラスの向かいにあるクールダイソーにもよって、細かいものをちょこっと買う。あの100円ショップダイソーの大型店。
2010.01.26(火)
吉祥寺にライブを聴きに行く。開演までの間に、ちょこっと古本屋に寄り道。
@吉祥寺・古本センター
作家横田順彌氏が学生時代の思い出を綴った本。新刊で出た時に買い逃していて、そのまま品切れになっていた。なんとなく探していた本なので、ひょっこり見つけて購入。
@よみた屋
雑誌『銀星倶楽部8 特集:帝都物語』(ペヨトル工房)
ペヨトル工房が出していたA5版の雑誌。ちょっと値段が張った(といっても定価ぐらい)けれど、特集と装丁が気になって買う。逃すとなかなか出会えない予感もしたので。
『alt.culture(オルタ・カルチャー)』(リブロポート)
アメリカの1990年代のサブカル用語集の翻訳。かなりの分量。想像よりも広範囲をテーマにしている。当時既にIKEAが項目にあるのはさすがという気がする。
柏木氏の文章は、読売新聞に連載されていたデザイン時評で名前を覚えた。著作はほとんど読んだ記憶がないが、20世紀のデザインについて書かれたこの本は面白そうで購入。晶文社の本で、この本自体のデザインの良さにも惹かれる。
泉麻人氏が、都内を自転車で巡った様子を綴ったエッセイ。カラー写真や地図も掲載されていて、最近東京都内の紀行文に興味を持っているので(泉氏の他の「東京本」も文庫可された何冊かは読んでいる)、買うことにする。
2010.01.28(木)
POP2.5ナイト@渋谷WastedTime
渋谷のライブハウス、Wested Timeでのトークイベントに行く。
木の葉燃朗の「本と音楽の日々」: POP2*5ナイト第1回「音で聴く『電子音楽 in JAPAN』、ストライクスバック!」感想・レポート:
http://blogs.dion.ne.jp/konohamoero/archives/9192968.html
そして、主催の方の著作のうち、持っていないものを買う。実はこの本は『電子音楽イン・ジャパン』に加筆・修正されたもので、私はその前の本(黄色いカバーの本)を持っている。ということで買うのを躊躇していたのだが、大幅な加筆修正があることと、CDも添付していることを知って、買うことにする。
2010.01.29(金)
仕事帰りに、渋谷へMOTOCOMPOのワンマンライブを聴きに行く。その前にちょっと寄り道。
@古書センター
星新一『進化した猿たち1』(新潮文庫)
均一棚から見つける。海外の一コマ漫画を紹介しながらのエッセイ。全三巻のうちの一巻目。
そして帰ってくると注文していた本が届いていた。
@bk1
ツジトモ・綱本 将也『GIANT KILLING 13』(講談社 モーニングKC)
毎回買っているサッカー漫画。Jリーグの若き監督を主人公にしている。今回はオールスターが舞台。
先日買った『ちづかマップ』が面白かったので、以前の作品も買ってみる。これは高校生の日常を描いた漫画。
2010.01.30(土)
昼間は大手町での手帳オフに行く。夜は吉祥寺スターパインズカフェでの『ファミ詣』へ。その間に吉祥寺で買い物。
@すうさい堂
・ジェフリー・ジョンソン・小林紀晴・清野栄一・他『東京外国人』(メディアワークス・主婦の友社)
東京で暮らす外国人の方へのインタビュー。最近、東京についての本が気になっていたので、購入。
@ファミ詣
ライブを聴いたOMODAKAのパフォーマンスが期待通りに素晴らしくて、CDとTシャツを買う。
OMODAKA『Favorite Games (CD+DVD)』(FER06898)
Far East Recording:http://fareastrecording.com/
それから、スモール出版のミニコミを買う。「ファミ詣」の中で、「スモール出版DJ課」として、日本のラップ歌謡をかけていたので、同じテーマでつくられたものを。
『ラップ歌謡大百科』(スモール出版)
スモール出版:http://www.small-light.com/books/index.html
木の葉燃朗のがらくた書斎 >> 燃朗のがらくた古本日記 >>2010年1月