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燃朗のがらくた古本日記

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2008年11月

2008.11.01(土) 2008.11.05(水):『テレビブロス』 2008.11.06(木):久々の休日で、銀座へ行く。 2008.11.09(日):秋葉原で行われた第七回文学フリマに行ってきた 2008.11.13(木):注文していた本が届く 2008.11.19(水):『テレビブロス』 2008.11.20(木) :無印良品のルームシューズがなかなかいい 2008.11.21(金) 新宿でお買い物 2008.11.22(土):bk1に注文していた本が届く 2008.11.23(日):仕事帰りにお茶の水 2008.11.27(木):雑誌『Number』を買う 2008.11.29(土):新宿のタワーレコードでCDを買う

【広告】 


2008.11.01(土)

雑誌『Sports Graphic Number (スポーツ・グラフィック ナンバー) 2008年 11/13号』(文藝春秋) Amazon.co.jp楽天ブックス

 特集は「世界から見たニッポン。」。日本サッカーに影響を与えた外国人を特集している。イビチャ・オシムへのインタビューなど。
 興味深い内容ではあるのだけれど、特定の人物に絞らずに「日本サッカーに影響を与えた外国人」とひとくくりにして考える意味はあるのかなあと思う。イギリス人の記者が日本に滞在してサッカーを見たレポートなど、あまり必要性を感じない(かつ、面白くない)記事もいくつか。

 むしろ、特集とは別の、ボクシングの西岡利晃氏を取材したナンバー・ノンフィクション「不屈」が興味深かった。

たかぎなおこ『愛しのローカルごはん旅』(メディアファクトリー) Amazon.co.jpオンライン書店bk1楽天ブックス

 イラストレーターのたかぎなおこさんが、日本全国のローカルな食べ物を食べ歩くエッセイまんが。
 たかぎさんには、これまでひとり旅のエッセイマンガがあるが、今回は誰か(友人・家族など)とともに旅をする。食べ歩きの場合は、一人より何人かで旅をする方が面白いのだろうと思わせてくれる。特に、お父さん、お母さんとそれぞれ和歌山、二人の言動に、たかぎさんが遠慮せずにツッコミを入れていて、特に面白い。

 家に帰ると、本とCDがそれぞれ届いていた。

雑誌『GAME SIDE (ゲームサイド) 2008年 12月号』(マイクロマガジン社)  Amazon.co.jp楽天ブックス

 定期購読しているゲーム雑誌。
 作曲家の葉山宏治さんインタビューは面白かった。それから、ピンボール特集にマンガ家のとよ田みのるさんが登場したのも(作品の『FLIP FLAP』がピンボールをテーマにしている)、とよ田ファンとして嬉しかった。ちなみにインタビューと1ページの書き下ろしマンガ。写真も掲載されているが、とよ田さん、アンガールズの田中さんに似ている。

GAMESIDE(ゲームサイド)公式サイトへようこそ!:http://www.gameside.jp/

@TOWER.JPより

 Dinu Lipatti(ディヌ・リパッティ)のレア音源集。@TOWER.JPだと割引なので購入。モノラルなので、音質はいいとは言えないが、リパッティのピアノの音色はいい。

『Dinu Lipatti Rare Recordings』(MR2081) @TOWER.JP


夭折の奇才リパッティの貴重録音集。現在では入手困難な演奏ばかり必携のアイテムと申せましょう。アンセルメとのリストの鬼気迫る展開や神経質ながら恐るべきファンタジーを感じさせるソロ録音。テスト録音とは到底信じられぬ完成度の演奏群も凄い出来です。そして作曲家としてのリパッティを知る唯一無二の資料も含まれております。[コメント提供;ミューズ貿易]

『ディヌ・リパッティ・レア・レコーディングズ』
【曲目】
CD1
リスト: ピアノ協奏曲 第1番 (アンセルメ指揮ロマンド管 1947年)
エネスコ: ピアノ・ソナタ
ブラームス: 間奏曲 作品117-2
 以上、1936年パリの初レコーディング
バッハ: 主よ人の望みの喜びを
スカルラッティ: ピアノ・ソナタ ト短調
ショパン: 練習曲 変ト長調 作品10-5「黒鍵」
シューマン: 交響的練習曲 作品13-9
リスト: 演奏会練習曲「小人の踊り」
 以上、1941年のブカレストテスト録音
リスト: 演奏会練習曲 第2番「軽やかさ」(1947年9月 BBC録音)
フォーレ: 「夢の後に」
ラヴェル: ハバネラ形式の小品
R=コルサコフ: 熊ん蜂の飛行
 以上、ヤニグロ=Vcチューリヒ 1947年5月
ショパン: ショパン:練習曲 変ト長調 作品10-5「黒鍵」
練習曲 作品25-3
 以上、1950年 チューリヒ・ライヴ
バルトーク: ピアノ協奏曲 第3番 第2楽章 (1948年5月 ザッヒャー指揮南西ドイツ放送響)

CD2 リパッティ作品集
古典的コンチェルティーノ、ピアノと管弦楽のためのルーマニア舞曲 (アンセルメ指揮ロマンド管 1945年)
2台ピアノと管弦楽の協奏交響曲 (マドレーヌ・リパッティ、ベラ・シキ、アンセルメ指揮ロマンド管 1951年)
ツィガーヌ (アンセルメ指揮ロマンド管 1951年?)

【演奏】
ディヌ・リパッティ(P)

[モノラル]

(@TOWER.JPより)

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2008.11.05(水)

081108tvbros雑誌『テレビブロス 2008年11月8日号』

●音楽コーナーでサラーム海上さんが紹介している「ハープ・オン・マウス・セクステット」のCD。ハーモニカ6人と電子機材・パーカッションで雅楽を演奏するらしい。

RUBYORLA(Harp On Mouth Sextet) MY SPACE
http://www.myspace.com/harponmouthsextet

muzie:Harp On Mouth Sextet
http://www.muzie.co.jp/cgi-bin/artist.cgi?id=a039543

●映画コーナーで紹介された「かけひきは、恋のはじまり」、「櫻の園」、「DISCO ディスコ」、気になる。

●おもちゃコーナーで紹介されたパーソナル・カラオケ「Hi-kara」も気になる。

Hi-kara (ホワイト)
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タカラトミー (2008-10-18)
売り上げランキング: 1530

 

●ハギワラマサヒト「わらしべマッドサイエンティスト」。
 感性の研究をする加藤俊一氏と、氏による感性にあった画像を検索するサイト「ART MUSEUM」

ART MUSEUM
http://www2.hm.indsys.chuo-u.ac.jp/ArtMuseum/

編集部からこんにちは

ゴチャゴチャ言わんと、どの漫画が一番おもろいんか決めたらええんや! ということで、な〜んの権威も威厳も、外部からの圧力もない本誌が、今一番おもしろい漫画を選出してみました。2008年大賞のほかにも、大会プレゼンター・片桐仁氏が選ぶ「片桐仁賞」や、表紙が美しかった「ベストジャケ部門」「(料理が)美味そうだった部門」などバラエティ豊かすぎる部門賞も発表。読書の秋、漫画選びの参考になればと。さらにディープな読書をお望みならば専門誌特集がオススメ。堅気に生きていたら知りえぬ知識のワンダーランド、その一部(60冊)をご紹介。と、貴方の有り余る知的好奇心をビンビンと刺激する(したい)今号のブロスも、どうぞよろしくお願いします!

最新号
2008年11月8日号(2008年11月8日〜2008年11月21日)
2008年11月5日(水)発売 特別定価210円
■輝け!ブロスコミックアワード2008
大賞受賞者・日本橋ヨヲコ先生インタビューほか、各部門賞の発表など。どこよりも早い2008年漫画の振り返り。
■専門誌の世界
コアでディープな専門誌60冊をご紹介。各誌の気になる見出しほか、専門誌を作る編集者さんの声も。
■ここがヘンだよ! 第一回
月9ドラマ『イノセント・ラヴ』まで計8本。お馴染みブロスのドラマレビュー。

(出版社のページより引用)

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2008.11.06(木)

 久々の休日で、銀座へ行く。映画『マルタのやさしい刺繍』を見て(感想はこちら)、ブックファーストへ。

ブックファースト銀座店にて

電化製品列伝長嶋有『電化製品列伝』(2008/11・講談社) Amazon.co.jpオンライン書店bk1楽天ブックス

 作家長嶋有氏による現代文学(一部映画・漫画も含む)の評論。独特なのは、題名通り作中に登場する電化製品に着目していること。
 詳しい感想は既に読書録に書いています。こちらでどうぞ。

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2008.11.09(日)

 秋葉原で行われた第七回文学フリマに行ってきた。これは、活字限定のコミックマーケット(コミケ)です。プロ・アマを問わず、参加者が自身の製作した同人誌を販売するという催し。
 いくつかのブースで、作家の長嶋有さんがゲスト執筆した同人誌が販売されるというので、行ってくる。長嶋さんが来場する予定はあったのだが、時間は未定とのことで、とりあえず本だけ買おうと思って。
 そうしたら、長嶋さん、長嶋ファンの皆さんとも会えて、しばし雑談。長嶋さん、朝一番から来ていたらしく、そのことを最前線に自ら出陣するダース・ベイダーに例えていたのが面白かった

 本は下記のとおり買いました。

・東京天竺
 http://toten.exblog.jp/

・MOB MAGAZINE
 http://yaplog.jp/mobmagazine/

・別腹
 別腹日記:http://betsubara21.blog59.fc2.com/

・健康な俳句:長嶋肩甲氏の俳句集
 nagashima kenko page:http://www.ne.jp/asahi/nagashima/kenko/

文学フリマ - 文学フリマ公式サイト-お知らせ:
http://bunfree.net/

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2008.11.13(木)

 有楽町・日比谷で映画をハシゴして見る。感想はそれぞれ下記の通り。

「ヤング@ハート」@シネカノン有楽町2丁目
「かけひきは恋のはじまり」@日比谷みゆき座

 映画の合間に有楽町の三省堂書店に行くが、この日は購入はなし。

 注文していた本が届く。

オンライン書店bk1より

綱本 将也原作・ツジトモ絵『GIANT KILLING 7』(講談社モーニングKC)  オンライン書店bk1

 単行本が出るたびに読んでいるサッカーマンガ。日本のクラブチームの監督を主人公に、弱いチームが強いチームを破る「GIANT KILLING(=番狂わせ)」をテーマにしている。

林田 賢太脚本・平田 拓朗著『ブリュレ』(2005年07月・プラネットジアース) オンライン書店bk1

 12月8日に見た映画のノベライゼーション。
 詳しい感想は読書禄に書いています。こちらでどうぞ。

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2008.11.19(水)

tvbros20081119 雑誌『TV BROS. 2008年11月22日号』

●「ブロス探偵団」での「泰葉の春風亭小朝に対する罵倒『金髪豚野郎』というセンスに、品川庄司の品川に『おしゃべりクソ野郎』とあだ名を付けた有吉弘行との類似性を見た」というのは、もっともだと思う。

●音楽コーナーで紹介されている下のCDが気になる。

レディホーク『レディホーク』(Amazon.co.jp)
 MySpace.com - LADYHAWKE(音出ます)  http://www.myspace.com/ladyhawkerock

アルノー・レボディーニ『ミュージック・コンポーネンツ』(Amazon.co.jp)
 MySpace.com - Arnaud Rebotini  http://www.myspace.com/arnaudrebotini

Everything That Happens Will Happen Today
デヴィッド・バーン&ブライアン・イーノ
Beat Records/Todomundo/Opal (2008-11-19)
売り上げランキング: 644

 http://www.everythingthathappens.com/(アルバムの公式サイト)

 

●佐久間英夫さんがテクノCDレビューで紹介していた下記のCDも気になる。
 カラヤン指揮のベルリン・フィル「ボレロ」・「スペイン狂詩曲」・「展覧会の絵」のリミックス。

Recomposed by Carl Craig & Moritz von Oswald
Carl Craig
Deutsche Grammophon (2008-11-04)
売り上げランキング: 416

 

●更に音楽コーナーより。原宿のUT STOREで「The Art of ZTT展」開催中。レコードジャケット展示中とのこと。11/30まで。
 UT×ZTTのコラボTシャツの販売もあるとのこと。

●広告で志田未来さんの写真を見て雰囲気が変わっている(大人になっている)のに驚く(親戚のおじさんか、俺)。

●11月22日にNHK総合で放送予定の「ブラタモリ」は気になる。原宿・表参道を、かつての歴史の名残を探しながら歩く番組。

●TOYコーナーで紹介されているおもちゃが面白そう。

ツッツキバコ (クロ)
ツッツキバコ (クロ)
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バンダイ (2008-11-15)
売り上げランキング: 476

 

●川勝正幸さんのコラムで紹介されている下記の本は、やはり気になる。

おかしな時代
おかしな時代
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津野 海太郎
本の雑誌社
売り上げランキング: 21627

 

●山田広野監督のコラムで知りましたが、神保町シアターで「日活文芸映画の世界」が開催。12/5まで。

●あと、「トラブル回避」をテーマに高橋ジョージにインタビューするんなら、あの人のバックについている団体について言及しないと。

編集部からこんにちは
残暑が目立った2008年ですが、気がつけば随分と寒くなってきましたね。最後に帳尻合わせてきたな冬の奴。あ、どうもブロス編集部です。季節の変わり目は、どうしても体調など崩しがち。私も先日、風邪を患いまして・・・。ひき始めに対処して、事なきを得たといった感じです。長年の経験がなせる業といったやつですね。今号のブロスは「トラブル上等!」と銘打ちまして、様々なトラブル事情を紹介。また、トラブルのプロフェッショナル(?)「THE 虎舞竜」高橋ジョージ氏に、経験から基づく解決法(業)についてもお話いただきました。一転、冬といえば存在感を増すのが“乳首”。ということで、沢村一樹氏に乳首論を語っていただくなど「チクビの世界」にズームアップ! と、今号も熱々、寄せ鍋状態のブロス。皆様、読んでどうぞどうぞ、温まっていって下さいな。

最新号
2008年11月22日号(2008年11月22日〜2008年12月5日)
2008年11月19日(水)発売 特別定価210円
■エンジョイ炎上!トラブル上等!
炎上を楽しめ!トラブルに負けるな!THE 虎舞竜・高橋ジョージ氏によるトラブル指南や、2008年トラブル・炎上カレンダーなど。
■チク美の世界〜♪
沢村一樹による乳首論をはじめ、アカデミックかつ、お馬鹿に哺乳類の証明たる乳首に迫ってみた。
■『WALL・E』監督インタビュー
12月5日公開の映画『WALL・E』。監督のアンドリュー・スタントンにその異常な愛情(こだわり)を訊く。

(出版社の紹介ページから引用)

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2008.11.20(木)

 この日は休みだったので、午後に有楽町で映画『DISCO』を見る(感想はこちら)。それから、有楽町・銀座をちょっとぶらぶら。無印良品で、フリース製のルームシューズを買う。帰ってきて履いてみたところ、暖かいし、スリッパのように硬くないので、寝るときに履いたままでも大丈夫。なかなか使い勝手がいいです。フリース製の足袋みたいな感じ。

 それから代官山に移動して、夜はくものすカルテットのライブを聴く。その感想はこちら

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2008.11.21(金)

 高円寺にライブを見に行くが、その前に新宿に寄り道。
 新南口の近くにあるアウトドアショップL-Breathで、ようやく自分の頭に合うワッチキャップを買う。この時期、色々な店に並んでいるものの、サイズが小さいものが多くて、なかなかいいものが見つからなかった。GAPなら大きいサイズもあるのだが、逆にあまり帽子がない。
 前に夏用のハットを買ったのも新宿のL-Breathだったし、頼りになるお店です。

L-Breath アウトドアショップ:

 それから、ルミネの無印良品で服を買う。ジャージのような感じのジップカーディガン。冬はこのタイプの服を着ることが増えました。それから、昨日も買った無印良品のフリース製ルームシューズは、安いし温かいしごわごわしないし、気に入ってもう一足買う。

 タワーレコードにも。あまり時間はなかったが、クラシック・ワールドミュージック・電子音楽のコーナーを物色。
 下記のCDを見つけて買う。ボブ・ディランの「Mr.タンブリンマン」を、アメリカの作曲家コリリアーノが再構築した曲、らしい。

Hila Plitmann, JoAnn Falletta, Buffalo Philharmonic Orchestra『J.Corigliano: Mr.Tambourine Man, 3 Hallucinations』(Naxos・8559331) @TOWER.JP

ボブ・ディランの名作「タンブリン・マン」の詩を知ったコリリアーノ(1938-)は、その響きの美しさと内容の深さに感激し、彼はそれらを自らの音楽語法で再構築することを試みました。ロックやポップスとは全くアプローチが違う「反対方向でのクロスオーヴァー」。もちろんディランも賛同し、この作品が完成したのです。21世紀の新しい歌曲をお楽しみください。 [コメント提供;ナクソス・ジャパン]

【曲目】
コリリアーノ:
1-8. ボブ・ディランの7つの詩による「Mr.タンブリンマン」
 〔前奏曲「Mr.タンブリンマン」/物乾し綱/風が吹く/戦争のマスターズ/
  ずっと時計台/自由の鐘/後奏曲「永遠の若者」〕
8-10. 3つの幻覚
 〔犠牲/賛歌/儀式〕
【演奏】
ヒラ・プリトマン(ソプラノ)(1-7)
ジョアン・ファレッタ(指揮)、バッファロー・フィルハーモニー管弦楽団

(@TOWER.JPより)

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2008.11.22(土)

 オンライン書店bk1に投稿した書評が「今週のオススメ書評」に選ばれて、買い物に使用できるポイントをもらったので、早速注文したら早速届きました。

オンライン書店bk1より

アンドルー・クルミー著・青木 純子訳『ミスター・ミー』(東京創元社) オンライン書店bk1Amazon.co.jp楽天ブックス

 ロジエ『百科全書』という幻の本を探してインターネットの世界にはまり始める読書マニアの老人、18世紀のフランスで、原稿の清書をめぐってトラブルに巻き込まれる2人の男、教え子への愛情を募らせる大学教授、という三つの物語が平行して描かれる小説。

綱本将也(原作)・ツジトモ(絵)『GIANT KILLING 8』(講談社モーニングKC) オンライン書店bk1

 サッカーの監督を主人公にしたマンガ。選手の超人的な能力や必殺技が登場せず、相手チームとの戦い方(考え方)を中心にしているのでリアリティがある(現実に通用する戦術かどうかは別問題だろうけれど)。登場する選手に、特定のモデルがいない(少なくとも分かりやすいモデルはいない)けれど、どの選手も魅力的なのも印象に残る。

綱本将也(原作)・吉原基貴(絵)『U-31 上 完全版 All you need is FOOTBALL!』(2008年・講談社BOX) オンライン書店bk1Amazon.co.jp楽天ブックス

綱本将也(原作)・吉原基貴(絵)『U-31 下 完全版 All you need is FOOTBALL!』(2008年・講談社BOX) オンライン書店bk1Amazon.co.jp楽天ブックス

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2008.11.23(日)

 仕事帰りにお茶の水。新しくなったディスクユニオンのお茶の水駅前店に初めて行く。

●ディスクユニオン お茶の水駅前店にて

FISHIN’ON SUNDAY高田渡『FISHIN’ON SUNDAY』(TKCA-72496) Amazon.co.jp@TOWER.JP楽天ブックスオンライン書店bk1

高田渡4枚目のアルバム。1976年発表。
中川イサト、細野 晴臣、山岸潤士らをサポートメンバーに、アメリカは西海岸、ロスアンジェルスにてそのセッションを録音。鬼才ヴァン・ダイク・パークスがピアノで参加の曲もある。フォークを軸に、カリビアンサウンドを取り入れたり、と音楽性を広げていく高田渡の世界を楽しむことができる。
本作には、「漣」、と自分の息子の名前を付けた曲も収録。

曲目 
1.魚つりブルース
2.頭を抱える宇宙人
3.ヘイ・ヘイ・ブルース
4.自由な奴
5.秋の夜の会話
6.初めての我が児に
7.質屋
8.雨の日
9.漣
10.フィシング・オン・サンデー

(@TOWER.JPより)

 買おう買おうと思っていた高田渡のCDを買う。このCDには、細野晴臣、ヴァン・ダイク・パークスなど、そうそうたるメンバーが参加している。

オーケストラ・マーチの楽しみ01『タンホイザー行進曲・ラデツキー行進曲 〜オーケストラ・マーチの楽しみ〜(FAVORITE ORCHESTRAL MARCHES)』(1985年・30DC-560)

 行進曲を集めたクラシックのコンピレーション。似たようなCDは既に持っているのだけれど、好きなんです、行進曲。

オーケストラ・マーチの楽しみ02

 そしてジャニス2へ。レンタル落ちの特価CDの棚から、下記のコンピレーションを見つける。

●ジャニス2にて

ジョイフル・グルーヴス!イクシードV.A.『ジョイフル・グルーヴス!:イクシード(Joyful Grooves!: Excide)』(PCD-4388) Amazon.co.jp@TOWER.JPオンライン書店bk1楽天ブックス
# 1. Tuomo / Don't Take It Too Hard
# 2. Eastside Connection / You're So Right for Me
# 3. Loyal Garner / You Are The Sun, Hawaii
# 4. Wouter Hamel / Cheap Chardonnay
# 5. Roman Andren / Let’s Live Forever, Love
# 6. Pilot Jazou / More Time
# 7. Mark Murphy & The Louis Van Dyke Trio / Happy Samba
# 8. Buddy Rich & Mel Torme / Bluesette
# 9. Greetje Kauffeld / Tristeza [Mansfield Black Sheep edit]
# 10. DJ Graham B / It’s All Right Now
# 11. Professor Longhair / Big Chief
# 12. Billy Wooten / Crown Royale
# 13. The Invaders Steel Band / Calendar Song
# 14. Sindbad / Dumb Found [Your Song Is Halfby Mix]
# 15. HALFBY / Man & Air
# 16. Shiho Fujisawa / Drum Crazy For DJ
# 17. Boot Beat / Theme Of Like A Bossa [Switch Version]
# 18. Ohmega Watts / That Sound [Quantic Soul Orchestra Mix]
# 19. Bobby Shad And The Bad Men / I Want You Back

 Pヴァインのジャズ・コンピレーション。HALFBYやBoot Beatの名前があったので、面白そうだと思って購入。

 最後にヴィレッジヴァンガード。

●ヴィレッジヴァンガード お茶の水店にて

大東京トイボックス 3 (3) (バーズコミックス)うめ『大東京トイボックス 3』(幻冬舎コミックス) Amazon.co.jpオンライン書店bk1楽天ブックス

 『大東京トイボックス』の3巻が出ているのを知って購入。秋葉原にあるゲーム製作会社を舞台にしたマンガ。
 あえて書くが、人物のキャラクターや(現時点での)ストーリー展開は、比較的平凡。ただ、秋葉原の街の描き込みの細かさとか、ゲーム業界のリアリティというか、ありそうな説得力はある。私は働いたことも働いている知り合いもないけれど。

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2008.11.27(木)

雑誌『Sports Graphic Number (スポーツ・グラフィック ナンバー) 2008年 12/11号』(文藝春秋)  Amazon.co.jp楽天ブックス

 特集は「サッカー日本代表W杯最終予選・アジア戦記。」。多くのメディアが苦戦必死と事前に報道していたカタール戦に勝利したことで、日本代表をどう評価していいか戸惑っていることが紙面から伺える。結論は、「次のオーストラリア戦は楽な戦いではない」という論調にまとまる。読む側としては、「そりゃそうでしょ」としか言いようがない。

 『Number』のような、結果を元に書く雑誌は、後からなんとでも言えるよなあと思ってしまう。事前にカタールが強いと報道していたメディアも批判できるわけだし、カタールのサッカーリーグが実はそんなに盛り上がっていない(人々はサッカー観戦にあまりお金を使わない)というレポート記事も、試合前に掲載するのはリスクが大きかったのではないかと思う(単にカタール戦にあわせて取材に行けたということなのかもしれないが)。

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2008.11.29(土)

 この日は、朝から健康診断。その後新宿で買い物をして午後は初台の東京オペラシティでコンサートを聴き、夜はららぽーと豊洲で別のライブを聴く。

 新宿ルミネのヴィレッジヴァンガードと、その隣のビルのタワーレコードを見る。タワーレコードでCDを買う。

タワーレコード新宿店にて

Young@Heart Chorus『ヤング@ハート−オリジナル・サウンドトラック』(WPCR-13211) @TOWER.JP

DISC [1]
1.シュド・アイ・ステイ・オア・シュド・アイ・ゴー(クラッシュ)
2.アイ・ウォナ・ビー・シデイテッド(ラモーンズ)
3.ゴールデン・イヤーズ(デヴィッド・ボウイ)
4.紫のけむり(ジミ・ヘンドリックス)
5.あなただけを(ジェファーソン・エアプレイン)
6.ロード・トゥ・ノーホエア(トーキング・ヘッズ)
7.ダンシン・イン・ザ・ダーク(ブルース・スプリングスティーン)
8.いつまでも若く(ボブ・ディラン)
9.ステイン・アライヴ(ビー・ジーズ)/愛のサヴァイヴァル(グロリア・ゲイナー)
10.愛の哀しみ(プリンス)
11.シーズ・ノット・ゼア(ゾンビーズ)
12.アイ・フィール・グッド(ジェームス・ブラウン)
13.フィックス・ユー(コールドプレイ)

DISC [2]
1.無情の世界(ローリング・ストーンズ)
2.スキッツォフレニア(ソニック・ユース)
3.ジェラス・ガイ(ジョン・レノン)
4.ルビー・チューズデイ(ローリング・ストーンズ)
5.ワン(U2)
6.プリーズ・センド・ミー・サムワン・トゥ・ラヴ(パーシー・メイフィールド)/プリーズ・プリーズ・プリーズ(ジェームス・ブラウン)/ショットガン(ヴァニラ・ファッジ)
7.ドゥ・サムシング・ディファレント(ブレイブ・コンボ)
8.フェイク・プラスティック・トゥリーズ(レディオヘッド)
9.見つめていたい(ポリス)
10.ヘルプレス(ニール・ヤング)
11.ヘイ・ヤ!(アウトキャスト)
12.いつまでも若く(ボブ・ディラン)
13.ワイルド・サイドを歩け(ルー・リード)
14.イエス・ウィ・キャン・キャン(アラン・トゥーサン)

(@TOWER.JPより)

 先日見た映画『ヤング@ハート』のサウンドトラック。映画も良かったのだけれど、劇中に流れる歌も良くて、欲しいと思っていた。
 上の曲目を、平均年齢の80歳のコーラス・グループが歌う。これが、意外なまでにいい。

Various Artists『ソングス・オブ・セブン・カラーズ』(PDIP-6501) @TOWER.JP
1.After It / no.9
2.SLD / kazumasa hashimoto
3.Flags / aus
4.One, Two, Three, Four, Five, Six, Seven / I am Robot and Proud
5.Traces / sora
6.graf+ / haruka nakamura
7.Coast Off / Helios
8.Sunday / Dof
9.I'm Not The Lonely Son (I'm The Ghost) / Electric President
10.Valley Cars / Toy
11.Can't Afford It / I am Robot and Proud
12.Follow Me! / Kettel
13.Lights Shone Brighter. My Delicate Sun Is My Sparklin' Sun / A Lily
14.Sarah Alice / The Boats
15.Sphere / Gutevolk + aus

 タワーレコード新宿店の、エレクトロニカのバイヤーが選曲したコンピレーション。視聴してみて、難解さのない聴きやすい曲が多かったことと、I am Robot and Proudのレア曲が収録されていることに惹かれて購入。

Carl Craig/Moritz Von Oswald『Recomposed By Carl Craig & Moritz Von Oswald (GER)』(Deutsche Grammophon・4766912) @TOWER.JP
1.Intro
2.Movement 1 ( Bolero - Recomposed by Carl Craig & Moritz von Oswald)
3.Movement 2 ( Bolero - Recomposed by Carl Craig & Moritz von Oswald) (Rhapsodie Espagnole - Recomposed by Carl Craig & Moritz von Oswald)
4.Movement 3 (Bolero - Recomposed by Carl Craig & Moritz von Oswald)
5.Movement 4 ( Bolero - Recomposed by Carl Craig & Moritz von Oswald)
6.Interlude (Pictures At An Exhibition - Recomposed by Carl Craig & Moritz von Oswald)
7.Movement 5 (Rhapsodie Espagnole - Recomposed by Carl Craig & Moritz von Oswald) (Pictures At An Exhibition - Recomposed by Carl Craig & Moritz von Oswald)
8.Movement 6 (Rhapsodie Espagnole - Recomposed by Carl Craig & Moritz von Oswald)(Pictures At An Exhibition - Recomposed by Carl Craig & Moritz von Oswald)

 カラヤン指揮・ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団演奏によるラヴェル『ボレロ』(1985年)、『スペイン狂詩曲』(1987年)、ムソルグスキー『展覧会の絵』(1986年)をリミックスしたCD。
 テクノ・ミュージック系のライターさんが推薦していたのが気になって、買う。

Mad KitDAT Politics『Mad Kit』(COSR40CD) @TOWER.JPAmazon.co.jp
1. Mosaic
2. Inner Urge
3. Search For Peace
4. Little B's Poem
5. Criss Cross
6. Dolphin Dance
7. Idle Moments
8. The Outlaw

 DAT Politicsは、たしかフランスのエレクトロニカのバンド。前に、偶然中古CD屋で、POPを頼りに視聴もせずに買ったら、すごく好みの音だったという思い出がある。今回のCDは視聴して、いい具合に変な音楽だったので買ってくる。

 ららぽーと豊洲では、東急ハンズや紀伊國屋書店をちょっと覗く。でも、買い物はなし。

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木の葉燃朗のがらくた書斎 >> 燃朗のがらくた古本日記 >>2008年11月

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