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燃朗のがらくた古本日記

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2008年3月の古本日記


2008.03.02(日)

 KORGの小型シンセサイザー「KAOSSILATOR」が欲しいと思って、秋葉原と御茶ノ水の楽器屋を覗く。しかし、軒並み売り切れ。そんな感じで御茶ノ水を歩いていたら、あれよあれよとCD屋に引き寄せられてしまう。明日も仕事なのに。

 下記のとおり買ってきました。

「ディスクユニオンお茶の水駅前」店にて

『UPPER’S FLAVA~Remixes Of Watanabe Hit Tune~』(RZCD-45488) オムニバス 布施明 アグネス・チャン 大沢誉志幸 石川ひとみ ザ・タイガース ザ・ドリフターズ アン・ルイス マルシア 吉川晃司 小柳ルミ子 rhythm zone
Amazon.co.jp@TOWER.JP

1.シーサイド・バウンド/ザ・タイガース 〜Hey More Iccccccchaw!〜 Remixed by CKB-Annex(クレイジーケンバンド別動隊)
2.ドリフの早口ことば/ザ・ドリフターズ 〜FPM PAPARUWA MUSH-UP Remix〜 Remixed by Fantastic Plastic Machine
3.あゝ無情/アン・ルイス 〜SH CLUB MIX〜 Remixed by SATOSHI HIDAKA(GTS)
4.AMOR・・・SAUDADE 〜VERSAO em PORTUGUES 〜/マルシア 〜Tachytelic Remixed Remixed by ☆Taku Takahashi(m-flo)
5.BOOGIE WOOGIE LOVE TRAIN(恋のブギ・ウギ・トレイン)/ アン・ルイス 〜Sunaga t Experience Remix〜mixed by Sunaga t Experience
6.LA VIE EN ROSE/吉川晃司 〜Trident's MEGALO-FUNK Remix〜 Remixed by Shinnosuke(SOUL'd OUT)
7.お久しぶりね/小柳ルミ子 〜OhisashiBleepMix〜 Remixed by 掟ポルシェ
8.やさしい悪魔/キャンディーズ 〜DJ DRAGON DEVIL MIX〜 Remixed by DJ DRAGON
9.赤道小町ドキッ!/山下久美子 〜Back to 1980 Remix 〜 Remixed by 福富幸宏
10.君は薔薇より美しい/布施明 〜P&ART SASANOOOHA MIX〜 Remixed by P&ART SASANOOOHA
11.草原の輝き/アグネス・チャン 〜Hisashi Nawata Remix〜 Remixed by Hisashi Nawata
12.そして僕は途方に暮れる/大澤誉志幸 〜URU-ELECTRO BOSSA MIX〜 Remixed by URU
13.まちぶせ/石川ひとみ 〜申し訳Street Stalk Remix〜 Remixed by ミッツィー申し訳

 ナベプロ(渡辺プロダクション)の曲を、クラブ仕様にリミックスしたCD。以前気になっていたのですが、手頃な価格で見つかったので購入。

「ジャニス2」にて

 ジャニス2では、レンタル落ちの特価品コーナーでCDを見つける。

 サキタハヂメ『MUSICAL SAW SONGS“S”』 @TOWER.JPAmazon.co.jp楽天ブックス
1. 光のさす方へ ― サキタハヂメ
2. Flower Wind ― 小松なお子
3. 剣の舞 ― Khachaturian ―
4. 蘇州夜曲 ― 服部良一 ―
5. きらきら星 ― フランス民謡
6. SAW FUNNY RUG ― サキタハヂメ
7. VIOLA ― サキタハヂメ
8. 楽園〜私を泣かせて下さい〜 ― HANDEL
9. TOMORROW ― サキタハヂメ
10. ロンドンデリーの歌 ― アイルランド民謡

 サキタハジメさんは、「はじめにきよし」のメンバーでもある。このCDはソロのアルバム。ミュージック・ソウ(西洋ノコギリ)での演奏。

HALFBY『SIDE FARMERS』トイズファクトリー Amazon.co.jp@TOWER.JP楽天ブックス

01.THE RAPID THAMES
02.HALFBEAT
03.CATCH UP THE HOUSEMARTINS
04.SCREW THE PLAN
05.IMPOSSIBLE CARPETS
06.STAR TRACK
07.MARINE WAVE AND TIDAL STREAM
08.SLIP ON
09.YOUNG DIXIE RUNNERS
10.FARMER'S DELIGHT
11.SCARECROW MAN

 HALFBYのアルバムを買う。限定盤はDVD付ですが、買ったのはCDのみの通常盤。

「ヴィレッジヴァンガードお茶の水店」にて

APPR-2002 PE'Z「黒船のジャズ -SAMURAI MEETS THE ENEMY-」(APPR-2002)
M01. Milestones
M02. Autumn Leaves
M03. Chameleon
M04. My Favorite Things
M05. Watermelon Man
M06. Summertime
M07. Old Devil Moon
M08. Soul Bossa Nova
M09. My Funny Valentine
M10. Freedom Jazz Dance

 ヴィレッジヴァンガード限定のPE'ZのCD。PE'Zは名前はもちろん知っていたけれど、CDは買ったことがなかった。店内で大音量で流れていたのを聴いて、気になって購入。

V.V(ヴィレッジヴァンガード) × PE'Z 独占商品  
"jazz"の"standard"を豪快にブッ壊す! !

-超強力盤- V.V(ヴィレッジ)でしか買えない!!あの頃のPE'Zを再び!!

今から約10年前まだPE’Zが全然世の中に知られてない頃(渋谷路上LIVEをやってた)、
インディー1st MINI AL「pe’z」がV.Vで死ぬ程売れました。2ndではなんとFUJI ROCKの出演を果たして…
インディー盤1st・2nd・3rdが考えられない数が売れたのです。実はその実績が認められPE'Zはメインストリームへと飛び立ったのです。
ただ、メジャーデビュー後はどこのレコ屋に行っても入手可能なミュージシャンになるにつれV.Vの店頭から消えていきました。
しかし07年、海外進出を果たし世界のPE’Zとなった証明であるUSA盤「闇雲」が再びV.Vで大ブレイク!!(売切れ!もう手に入りません)
それを聞いたPE’Zのメンバー本人達が感激してV.Vだけの為にこのアルバムを創ったのです。
録音方法も当時を再現しアグレッシブな爆歪みGROOVEを再現!!

PE'Z公式サイトの紹介ページより)


2008.03.04(火)

 この日は秋葉原で寄り道。本・CD・ゲームソフトを買って来ました。

「タワーレコード 秋葉原店」にて

Roberto Sierra『Sierra: New Music with a Caribbean Accent』(NAXOS、8559263) @TOWER.JPAmazon.co.jp

ロバート・シエッラは現代アメリカの作曲家の中でも、最も新しい潮流に属します。彼は若い頃から、カリブ海の多様な伝統民族音楽に惹かれ、自作にそのエキスを取り入れ、更に洗練させました。ここに収録されているのもそのような曲ばかりで、最も初期の作品である「呪文」はアフリカ系キューバ人の儀式の合唱に基づくもの、クラリネット・ソロのための「5つのスケッチ」はプエルトリコやカリビアンポップス、そしてカタロニアの伝統音楽からインスピレーションを得るなど、どれもが不思議な情感に満ちています。 [コメント提供;ナクソス・ジャパン]

■詳細
【曲目】
シエッラ: ニューミュージック・ウィズ・ア・カリビアン・アクセント
 1. 儀式的な痕跡
 2. 呪文
 3. 熱帯のトリオ
 4. 5つのスケッチ
 5. グロサ・ア・ラ・ソンブラ
 6. デスカルガ
【演奏】
コンティヌム
 シェリル・セルツァー&ヨエル・ザッハス(指揮)
 ヴァージニア・グティレス(ソプラノ)(2)
 エレン・ラング(メゾ・ソプラノ)(5)
 デヴィッド・クラカウアー(クラリネット)(4,5)
 マーク・スタインバーグ(ヴァイオリン)(3,6)
 ミア・ウー(ヴィオラ)(5)
 マリア・キツォポウロス(チェロ)(3,6)
 シェリル・セルツァー(ピアノ)(1,5,6)
 ジョエル・ザックス(ピアノ(1-3)、指揮(5,6))

(@TOWER.JPより)

 カリブの音楽を取り入れたアメリカの現代音楽というのに惹かれて購入。

Nicholas Childs(ニコラス・チャイルズ), Black Dyke Band(ブラック・ダイク・バンド)『Symphonic Brass(シンフォニック・ブラス)』(Naxos、8570726) @TOWER.JPAmazon.co.jp

1816年に設立されたイギリスの名門、ブラック・ダイク・バンドがNAXOSに初登場。ノリのよさと抜群のアンサンブルで聴き手を魅了します。彼らの巧さは世界中の誰もが知るところ! 小技の効いたアレンジも素晴らしく、原曲とは全く違う味わいが楽しくてたまりません。ブラスの限界に挑戦するかのような力演。最後のチャイコフスキーではじけまくります。 [コメント提供;ナクソス・ジャパン]

■詳細
『シンフォニック・ブラス』
【曲目】
ヴェルディ: 歌劇「アイーダ」 第2幕 凱旋行進曲(アラン・ファーニー編)
ブラームス: 大学祝典序曲(デニス・ライト編)
ビゼー: 歌劇「真珠採り」〜聖なる神殿の奥深く(ジェフ・リチャード編)
ビゼー: 歌劇「カルメン」組曲(アラン・ファーニー編)
ホルスト: 惑星より「ジュピター」(ステイーヴン・ロバート編)
ビゼー: アルルの女より「ファランドール」(ハワード・ロリマン編)
エルガー: エニグマ変奏曲より「ニムロッド」(エリック・バル編)
ウォルトン: スピットファイアより「フーガ」(アラン・ファーニー編)
ガーシュウイン: 歌劇「ポーギーとベス」より(アラン・ファーニー編)
ジョン・ウィリアムス: プライヴェート・ライアンより「戦没者たちへの賛歌」(クラス・ヴァン・デル・ウーデ編)
チャイコフスキー: 序曲「1812年」(ロバート・キルズ編)
【演奏】
ニコラス・チャイルズ(指揮)、ブラック・ダイク・バンド

(@TOWER.JPより)

 探していた、ブラスによるクラシックの演奏を収録したCDを買う。


「有隣堂 ヨドバシAKIBA店」にて

久恒 啓一『通勤時間「超」活用術―1年で500時間得する (知的生きかた文庫 ひ 17-1)』 Amazon.co.jp楽天ブックスオンライン書店bk1
 気になっていたビジネス書を買う。テクニック的なことよりも、朝早く起きる生活の利点とか、勤め先に向かう電車でその日の計画や人生の計画を考える重要性など、生き方そのものを考える時のヒントが印象的。

「ヨドバシAKIBA」にて

『勇者のくせになまいきだ。』 ソニー・コンピュータエンタテインメント Amazon.co.jp楽天市場
 気になっていたゲームを買う。シンプルだけれど、頭を使う。随所で登場する細かなネタも、1980年代から90年代にゲームや漫画に親しんだ世代には懐かしい。


2008.03.07(金)

 この日は休みで、夜はライブに行ったのですが、その前に有楽町・銀座をぶらぶらと歩く。伊東屋・ビックカメラ・東急ハンズ・アップルストア・山野楽器、などなど。

lfj2008

 東京国際フォーラムには、「ラ・フォル・ジュルネ」の特設チケット売場が準備されていました。

 相変わらずQY-70とパソコンをつなぐケーブルを探していたのですが、いい加減見つからないのでこれはネットで買うことにします。ネットで買えるのは知っていたけれど、店頭で買えればそのまま持ち帰ることができると思って探していたんだけれどね。ここまでくると効率が悪い。

handsbooks 東急ハンズ銀座店の中に、「ハンズブックス」という書店(というか書籍コーナー)ができていました。本と関連するグッズのセレクトショップという雰囲気。グッズといっても、本棚や椅子、更に書斎用らしき部屋(和室)まで展示してあるのは、東急ハンズらしい。
 本も、数は少ないが厳選している印象を受けました。「書斎」・「台所」・「寝室」などのテーマごとに、そのテーマについての本や、そこに置いた方が良い本を並べている。

 伊東屋でペットボトル用のホルダーを買う。

伊東屋 銀座店にて

 カバンとかベルトに引っ掛けて、ペットボトルが吊るせるタイプ。

 その後、地下鉄で外苑前に移動して、青山のライブハウスでライブを見る。感想は下記のとおり。

■ライブ感想:'08_03_07@青山・月見ル君想フ - いちファンによる倉橋ヨエコ応援ブログ

 帰ってきたら、bk1に注文していた本が届いていました。

「オンライン書店 bk1」より

ゲームサイド編集部編『ファミダス ファミコンメカ編 ファミリーコンピュータディクショナリーオールラウンドシリーズ』(2008.2、マイクロマガジン社) オンライン書店bk1楽天ブックスAmazon.co.jp

ゲームサイド編集部編『ゲーム職人 第0集 ゲーム文化を支えた37人の証言』(2008.2、マイクロマガジン社) オンライン書店bk1楽天ブックスAmazon.co.jp

 雑誌『GAME SIDE(ゲームサイド)』関連の本を二冊。ファミコンのゲームに登場したメカを解説した本と、ゲームクリエイターへのインタビュー集。

たごもり のりこ作・絵『ごっほんえっへん レインボーえほん』(2007.11、岩崎書店) オンライン書店bk1楽天ブックスAmazon.co.jp
 知り合いのイラストレーター、たごもりさんの絵本を購入。


2008.03.09(日)

 夜、渋谷へライブを見に行く。途中、表参道で降りて、青山ブックセンターの本店へ。
 本日は時間が限られていたので、小説・文庫・サブカルチャーあたりの棚を中心に見る。やっぱりこの店は面白いなあ。六本木店も魅力的なのですが、こちらもまた魅力的。
 一冊購入。

「青山ブックセンター本店」にて

『武満徹対談選―仕事の夢夢の仕事 (ちくま学芸文庫 タ 26-1)』 武満 徹 小沼 純一 筑摩書房  Amazon.co.jpオンライン書店bk1楽天ブックス

 気になっていた武満徹対談の対談を買う。編者の小沼純一氏と琵琶演奏家の中村鶴城氏のサイン入りだったので、これは、と思いまして。


2008.03.10(月)

 『DIME』って、普段めったに読まないのですが、今回はオリジナルのモバイルスピーカーが付録ということを知ったので買ってくる。
 このスピーカー、もちろんアンプはついていないし、音質も外見も、お世辞にもいいとはいえない。でも、電池なしで動くし、そんなに大きくない(フリスクのケースより縦に2センチくらい長い程度)だし、雑誌とともに500円という価格だし、まあいいかと思えるものでした。

dime_speaker

しかし、雑誌本体には驚くほど興味を惹かれる記事がなかった。堀北真希さんのインタビューは嬉しかったけれど、それくらい。『DIME』って、デジタルグッズに興味があるビジネスマン(男性)向け雑誌というコンセプトなのかな。個人的には、デジタル情報もビジネス情報も中途半端なように思う。

『DIME (ダイム) 2008年 3/18号 [雑誌]』 小学館 Amazon.co.jp楽天ブックス


2008.03.11(火)

 仕事帰りに、日比谷のシャンテシネで映画『ダージリン急行』を見る。
 感想:木の葉燃朗の「本と音楽の日々」 映画感想『ダージリン急行』:少しずつ変わっていく、という旅の醍醐味

 とはいえ、この日は日比谷・有楽町では買い物はせず。とはいえ、帰ってきたらネットで注文していた商品が届いていました。

「Amazon.co.jp」より

『SANWA SUPPLY KB-MID04-18 MIDI接続ケーブル(1.8m)』 サンワサプライ
Amazon.co.jp

 ずっと欲しい欲しいと言っていた、YAHAMAのQY-70とパソコンをつなぐケーブルはこれなのですよ。ようやく入手できました。これなら初めからネットで買った方が早かった。

 そしてもうひとつはCD。

FER06896沢瀉(OMODAKA)『CANTATA No.147 (CD+DVD) 』(FER06896)
1 OTEMOYAN
2 ASADOYA YUNTA
3 FORTUNATE 1MARK(A-4 mix)
4 HANAGASA ONDO
5 CANTATA No.147(video mix)
6 KOKIRIKO BUSHI(video mix)
7 MONKEY TURN(mahoroba mix)
8 OTEMOYAN(inst.)
9 ASADOYA YUNTA(inst.)
10 HANAGASA ONDO(inst.)

 この間下のエントリで紹介した沢瀉(OMODAKA)のCDが気になったので、メールオーダーしました。

木の葉燃朗の「本と音楽の日々」 チップチューン meets 「こきりこ節」

 普通ならチップチューンやエレ・ポップではアレンジしないような「おてもやん」に「安里屋ユンタ」、「こきりこ節」や「花笠音頭」などなどをカバー。「おてもやん」はマンボっぽいし、「花笠音頭」のイントロではテルミンのような音色も聞こえる。この異なるジャンルの音楽がぶつかる感じ、好きです。アルバムタイトルにもなっている「CANTATA No.147」は、『主よ、人の世の喜びよ』に独自の歌詞を載せ、チップチューンでアレンジしたもの。この曲もいいです。

 下のサイトの「Store」から注文が可能です。

POWER OF TERADA - News


2008.03.12(水)

tvbros080315雑誌『テレビブロス 2008年3月15日号』

 表紙は、アメリカのドラマ『HEROES/ヒーローズ』に出演しているマシ・オカこと岡政偉氏。『HEROES/ヒーローズ』の紹介記事もあります。

■Let's enjoy 花粉症
 寺門ジモンインタビュー他。

■日本人の平均年齢43.5歳
 岩井志麻子インタビュー他。世界各国の平均年齢を女性の有名人で表示した図だけ興味深かった。

■私をゆうばりファンタに連れてって
  ゆうばりファンタスティック映画祭について。

 その他気になった記事。

・「ツバ付け隊が行く!」というインタビューコーナーに登場していた三重野瞳さん。懐かしい。高校生から大学生の頃にラジオを聴いていた。

・ゲームコーナーで紹介されていたPSPの『パタポン』と『無限回廊』。どっちもPSP用体験版を遊んで、気になっている。

・「突撃!となりの記者発表」で「『キン肉マン』生誕29周年記念映画祭開幕イベント」が取り上げられている。DVD-BOXも出るそうです。
『キン肉マン コンプリートBOX (完全予約限定生産)』 神谷明 松島みのり
Amazon.co.jp楽天ブックス

 最近の『テレビブロス』、飛ばしている(読んでいない)ページ(連載や特集)が多いので、以前よりも早く読み終えるようになった。寂しいなあ。

たかぎなおこ『30点かあさん 2』(メディアファクトリー)
Amazon.co.jpオンライン書店bk1楽天ブックス
 イラストレーターたかぎなおこさんが、自分の子ども時代をモデルに描くマンガ。


2008.03.14(金)
「Amazon.co.jp」より

 先日広川太一郎氏が亡くなられたことを知り、ふと追悼の意味で広川さんが声の出演をした作品が見たくなって、一番最初に思い出したのがアニメ『名探偵ホームズ』でした。DVD-BOXを、今回はAmazon.co.jpに注文(調べたサイトの中で一番割引がされていたので)。

 本放送も見た記憶があるし、再放送もよく見たのを覚えている。登場人物が全部擬人化した犬で、子ども向けの活劇やコメディの演出がされていた。ちなみに初期の数話は宮崎駿氏が製作に参加している。

 ちょっとずつ見たいと思います。

『名探偵ホームズ DVD-BOX』 広川太一郎 富田耕生 麻上洋子 Amazon.co.jp楽天ブックス@TOWER.JP

宮崎駿が手がけた6話を含む名作アニメ「名探偵ホームズ」が、新価格BOXで再登場!
霧の街ロンドンを舞台に名探偵ホームズとワトソン博士が大活躍の、痛快ドタバタ冒険活劇!

■詳細
★DVD5枚組仕様

本編642分/カラー/片面2層×4+片面1層×1/4:3/スタンダードサイズ/音声:日本語(モノラル)

声の出演:広川太一郎/富田後生/麻上洋子/大塚周夫ほか

原作:コナン・ドイル/監督:宮崎駿、御厨恭輔/演出・絵コンテ:宮崎駿、荒木伸吾、富沢信雄 ほか

発売元:トムス・エンタテイメント/販売元:ジェネオン エンタテインメント

(@TOWER.JPより)


2008.03.15(土)
「杉並北尾堂」にて

 「杉並北尾堂」へ注文していた本が届きました。リニューアルに伴うセールを実施していたので、何冊か注文。

『知の編集工学―情報は、ひとりでいられない。』 松岡 正剛 朝日新聞社(1996年) Amazon.co.jpオンライン書店bk1楽天ブックス

 松岡正剛氏の本を読むのは初めてです。サイトの「千夜千冊」などは時々読んでいるけれど。
 この本は、書籍の編集という意味にとどまらず、情報をインプットしてアウトプットするまでの仕組みを意味しているようです。

『知の職人たち』 紀田 順一郎 新潮社 (1984年) Amazon.co.jpオンライン書店bk1楽天ブックス

 辞書の編集者たちの評伝。下記六章からなる。
・吉田東伍と『大日本地名辞書』
・石井研堂と『明治事物起源』
・斎藤秀三郎と『斎藤和英大辞典』
・日置昌一と『話の大事典』
・巌谷小波・栄二と『大語圏』
・新村出と『広辞苑』

『漫画王国の崩壊』 西村 繁男 ぶんか社 (1998年) Amazon.co.jpオンライン書店bk1

 元『週刊少年ジャンプ』編集長の西村 繁男氏による本。フィクションとなっているが、モデルは明らかなようで、「さらば、わが青春の『少年ジャンプ』」の続編にあたる本のようです。

荒俣 宏『夢の痕跡―20世紀科学のワンダーランドに遊ぶ』(1995年、講談社)  楽天ブックスオンライン書店bk1Amazon.co.jp

 ドイツ博物館と、アメリカのスミソニアン博物館の展示内容に刺激を受け、そこに展示された20世紀の科学技術を紹介する本のようです。こういう本はワクワクする。

4537021101『にっぽん新・新宗教事情』 ひろた みを 日本文芸社(1988年)  Amazon.co.jp楽天ブックスオンライン書店bk1

 下記の宗教団体へのルポをまとめた本。ぱらぱらと読んだ限りでは、著者は取材をする中で、各団体に親近感を持っている(持っている)ような印象を受ける。もう少し客観的に(距離を置いて)書かれた本だと思っていたので、読むときに記述の内容をちょっと考えながら読もうと思う。

太陽を信じるピラミッドの会
日本アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団 小岩栄光キリスト教会
日本ラエリアン・ムーブメント
一燈園
日本聖道教団
ものみの塔聖書冊子協会
松緑神道大和山
大和之宮
白光真宏会
阿含宗
世界真光文明教


2008.03.17(月)

 次の日が休みだったので、寄り道して買い物。とはいえ、遠くに出かけるまでの気力はなかったので、秋葉原で済ませてしまう。

「タワーレコード 秋葉原店」にて

『松村禎三の世界』(NCS-589) @TOWER.JP

 タワーレコード限定で復刻販売されているCD。

★知られざる松村禎三の世界を浮き彫りにする注目の作品集!
※一部初CD化!
伝統的な西洋音楽様式からの脱出、そして日本を含むアジアに根ざした民族的要素を作品に投影することに心血を注いだ松村禎三の作品集。収録音源のほぼ全てが初CD化です。大阪万博のために書かれた「EXPO‘70」をはじめ、多種多様な編成による作品を聴くことで氏の目指す音楽の統一性が生々しく浮き彫りになるのです。

日本の現代音楽界に多大な貢献をされた作曲家、松村禎三氏が8月6日に逝去されました。78歳でした。
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

1929年1月に京都に生まれた松村氏は作曲を池内友次郎と伊福部昭に師事。1955年に発表したデビュー作品「序奏と協奏的アレグロ」を皮切りに「阿知女」(1957)、「弦楽四重奏とピアノのための音楽」(1962)、交響曲(1965)などの作品を次々と発表し当時の楽壇を沸かせました。

※今回リリースいたします、「松村禎三の世界」はその1950年代後半から1970年にかけて作曲された比較的初期の作品を集約したものです。師である伊福部昭の影響も色濃く受けながら、一方で西洋の伝統的音楽の模倣からの脱却と同時に、アジアに根ざした民族的要素を作品に投じることで、全く新しい「響き」を生み出そうとした当時の松村氏の試みを明確にお聴きいただけます。図らずも本作は追悼のアルバムとなりましたが、これまでに数多くの作品をクラシック音楽や映画音楽で発表された松村氏の生涯にわたり根底にあり続けた精神の一端を窺い知ることができる貴重な内容といえます。

■詳細
音楽を創り出すことを転職とさだめ、ディレッタンティズムを排除し、西欧的な方法との妥協を避け、あくまでみづからの理性と感覚によって周到につきつめられ徹底的にきたえ上げられたものだけを信じ、きびしい自己批判によってのみ結晶を育てる創作能力は、必然的に寡作となるか、ひとたび公けの場に提出された作品は、きき手を充分に納得させるだけの力を、つねにそなえていた。それが、もっとも高度において果たされた最初の作品が、ほかならぬ“弦楽四重奏とピアノのための音楽”だった。その後彼は、「日本フィルのための」“交響曲”(65)で方法をさらに多層化させて成功し、日本のオーケストラ音楽に新しいページを切り拓き、オーケストラのための“前奏曲”(68)では逆にエネルギーの集約化により作曲家としての成熟をしめした。だが、それらはすべて、この“弦楽四重奏とピアノのための音楽”に発している。つまり作曲家・松村にとっての、思想的・方法論的な原点が、ほかならぬこの曲であると言うことができる。(オリジナルLP[VX-79]ライナーノーツ〜木村重雄氏)

 松村禎三の「管弦楽のための前奏曲」は、1968年8月に完成された。その年の秋NHK交響楽団(指揮森 正)により放送で初演され、42年度の尾高賞を受けた。〜中略〜作者は、
この作品について、「この十年程の間、私は西洋の現代の音楽に作品に絶望し、今こそアジアの風土に根ざした新しい実体をもった音楽が可能ではないかと思いつづけて来た」(1971「現代の音楽展」プログラムより)と書いているが、こうした背景の発言には一人の日本の作曲家としての自覚の漲っている点を看過することは出来ない。
 これは、ヨーロッパの現代音楽のモードを無批判に移植し、模倣することを潔しとせず、あくまでも日本の作家としての主体的な精神を堅持する態度とみることが出来る。
 又、松村禎三は「オーケストラという表現媒体には未だ多くの可能性が残っており、民族的な感性を満足させるためには邦楽器によらねばならぬとは必ずしも考えてはいない」という意味の発言をしているが、このことは、この作品を通じても窺うことができるように、徒に民族的な素材をむき出しに表すことにより、そのような理念や指向をオーケストラによってきびしく追求し、そこに独自の境地を拓いている。
 松村の音楽は、日本の伝統音楽のネガティブな局面に照応しようとする行き方とはむしろ対照的に、伝統の世界のポジティブな面と、その精神主義的なエネルギーを現代化した音楽とでもいうべきか。
 松村禎三の主要作品としては、阿知女(1957)、弦楽四重奏とピアノのための音楽(1962)、交響曲(1965)その他がある。(オリジナルLP[VX-60/1]ライナーノーツ〜佐々木光氏)

松村禎三の世界
【曲目】
[DISC-1]
1)「EXPO‘70」〜1.飛天(アプサラス)2.祖霊祈祷 3.詩曲
2)交響曲
[DISC-2]
1)管弦楽のための前奏曲
2)弦楽四重奏とピアノのための音楽
3)アプサラスの庭
4)ギリシャに寄せる2つの子守歌
5)阿知女−ソプラノ,打楽器と11人の奏者のための
【演奏】
若杉弘(指揮)、読売日本交響楽団
石丸寛(指揮)、東京交響楽団
東京混声合唱団、青木静雄(尺八)、野坂恵子(琴)(DISC-1:1)

若杉弘(指揮)、読売日本交響楽団(DISC-1:2、DISC-2:1)
坪田昭二(P)、巌本真理弦楽四重奏団(DISC-2:2)
小泉浩(Fl)、小林健次(Vn)、一柳彗(P)(DISC-2:3)
遠藤郁子(P)(DISC-2:4)
田中信昭(指揮)、常森寿子(S)、中川昌三(Fl)、脇岡宗一(Ob)、森田利明(Cl)、富田和男(Sax)、前田信吉(Fg)、福井功(Tp)、伊藤清(Tb)、冨米野玲子(P)、苅田雅治(Vc)、永島義男(Cb)、吉原すみれ、荒瀬順子、高田みどり(Perc)(DISC-2:5)
【録音】
1969.11.26&27、ビクター第1スタジオ[DISC-1:1 - 1、3]
1969.11.27、渋谷公会堂[DISC-1:1 - 2]
1969、杉並公会堂[DISC-1:2]
1971、武蔵野音楽大学ベートーヴェンホール[DISC-2:1]
1971、川口市民会館[DISC-2:2]
1981.4.20、入間市民会館[DISC-2:3]
1981.5.30、ビクター第1スタジオ[DISC-2:4]
1981.8.15、狭山市民会館[DISC-2:5]

(@TOWER.JPより)

『ファンタジスタ!シューベルト in ウィーン』(NAXOS・タワーレコード、TWMZ-4) @TOWER.JP

 これもタワーレコード限定発売のCD。今年の「ラ・フォル・ジュルネ」のテーマであるシューベルトとウィーンをテーマにしたクラシックの10枚組CD。「ラ・フォル・ジュルネ」に備えて予習します。それを抜きにしても、10枚組のクラシックのコンピレーションとしてお買い得だと思う。

開催概要 - ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭 2008

「大好評、『fantasista!』第4弾!
「ファンタジスタ!シューベルト〜シューベルトと仲間たち in ウィーン」
シューベルト:交響曲第7(8)番「未完成」全曲を収録!
ゲオルク・ティントナー(指揮)、シンフォニー・ノヴァ・スコシア

「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭クラシッ ク・ソムリエ山尾敦史氏による選曲・監修

モーツァルトを聴き、ベートーヴェンに心酔して、音楽の道を志したシューベルト。「歌曲王」と呼ばれていますが、交響曲、室内楽曲、ピアノ曲など、残した作品はたくさん。ちょっと弱気で自由人、だけど超一流のメロディ・メーカー。
尊敬すべき巨匠というより、お友だち感覚でつきあえる彼の音楽を6枚のCDで。彼のホームタウンである音楽の都、ウィーンの音楽と音楽家たちを4枚のCDでご紹介します。(山尾敦史/音楽ライター)
※「ファンタジスタ!」シリーズは、コチラ>>。

※ディスクのご紹介
【ディスク-1】…「シンフォニスト、シューベルト!」
シューベルトが残した交響曲の中から聴き所を集めました。「未完成」交響曲は全曲収録!他には、第1、4、5番の抜粋に第8(9)番「ザ・グレート」のフィナーレ。
【ディスク-2】…「21世紀のシューベルティアーデ(歌曲編)」
歌曲王の天才を実感できる歌曲の数々を、新旧の名歌手の歌声で。ルート・ツィーザク、ホルツマイアー、エルスナー…。最後に、サラ・ヴォーンの“アヴェ・マリア”。
【ディスク-3】…「21世紀のシューベルティアーデ(室内楽、ピアノ編)」
ピアノ作品や編成の小さな作品においても個性を発揮したシューベルト。独特な哀愁、溢れ出る豊かなメロディが素敵。アルペジオーネ・ソナタやピアノ三重奏曲第1番、八重奏曲といった代表作からの抜粋に、ピアノ・ソナタ第16番や「楽興の時」他より。ヴァラエティ豊かな選曲が楽しい。
【ディスク-4】…「このメロディがこんな曲に変身を」
リストやゴドフスキによるピアノ編曲版など。「ます」や「魔王」といった不滅のメロディを様々な編成、形で聴く1枚。
【ディスク-5】…「リラクゼーション・シューベルト」
ピアノ・ソナタ、「楽興の時」、即興曲、子守歌など、シューベルトならではの優しい音楽。ロマンス「満月は丘の上に輝き」なども素晴らしい。
【ディスク-6】…「寂しさと栄光と、そして晩年の風景」
シューベルトの代表作、「冬の旅」(お休み、菩提樹、あふれる涙、辻音楽師…)や「白鳥の歌」(セレナード、影法師、鳩の使い…)といった歌曲集から名曲中の名曲を。「冬の旅」では、トレケルの歌唱を収録。また、ピアノ・ソナタ第21番他、晩年期の名作からの抜粋もあわせて収録。
【ディスク-7】…「シューベルトの街、音楽の都、ウィーン(1)、バロック音楽からロマン派音楽へ」
ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンからロッシーニ、パガニーニまで、多岐に渡る選曲が楽しめる1枚。
【ディスク-8】…「シューベルトの街、音楽の都、ウィーン(2)、ウィンナ・ワルツの時代からブラームスへ」
ランナー、J.シュトラウス、スッペにシュランメルによる心躍るメロディ。後半には、ブラームス、ブルックナーなど。
【ディスク-9】…「シューベルトの街、音楽の都、ウィーン(3)、19世紀末の豊穣から激動の20世紀へ」
R.シュトラウス、シェーンベルク、マーラー…、世紀を挟んだ激動する時代に生まれた名品をカップリング。後半は、ロバート・クラフト指揮による演奏で、ウェーベルン編曲によるシューベルトのドイツ舞曲集を。
【ディスク-10】…「シューベルトの街、音楽の都、ウィーン(4)、20世紀のマエストロ・名歌手たち」
20世紀を代表する巨匠、名歌手たちによる名演集。ロッテ・レーマン、エリーザベト・シューマンによる珠玉の歌曲。C.クラウス(指揮)、ウィーン・フィルらによる「こうもり」抜粋に、クライスラーの自作自演、最後に、ワルターのマーラーから交響曲第5番より“アダージェット”を。

企画・販売:タワーレコード株式会社
制作:ナクソス・ジャパン株式会社
※構成・選曲:山尾敦史(音楽ライター/ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭クラシック・ソムリエ)

(@TOWER.JPより)

『Rodrigo y Gabriela』 Rodrigo y Gabriela Sony Amazon.co.jp@TOWER.JP
1.Tamacun
2.Diablo Rojo
3.Vikingman
4.Satori
5.Ixtapa
6.Stairway to Heaven
7.Orion
8.Juan Loco
9.P.P.A.

 前からタワーレコードのワールドミュージックやジャズのコーナーに行くとビデオが流れていたアコースティックギターの二人組のCD。見ていてやはり気になったので買ってきました。

「有隣堂ヨドバシAKIBA店」にて

双葉 十三郎『ぼくの特急二十世紀―大正昭和娯楽文化小史』 (文春新書) オンライン書店bk1楽天ブックスAmazon.co.jp

 映画評論家として著名な双葉十三郎氏が、見てきた映画・演劇・レビュー、読んできた本(海外の小説が中心)についての思い出を語りおろした本。双葉氏は1910年生まれなので、氏の回想が20世紀の日本の大衆文化史の一側面となっている。

『ぼくたちのアニメ史 (岩波ジュニア新書 587)』 辻 真先 岩波書店 Amazon.co.jp楽天ブックスオンライン書店bk1

 今は推理小説家として知られる辻真先氏ですが、元々はアニメーションの脚本家として活躍した方。関わっていた頃の回想とともに、日本のアニメの歴史を綴った本。

「ヨドバシAKIBA」にて

PSP『スペースインベーダー エクストリーム』 タイトー Amazon.co.jp

 「スペースインベーダー」のリメイク版。音や画面効果も派手だし、パワーアップや変則的な敵の動きなど、ゲームとしても遊び応えがある。


2008.03.18(火)

koenjione

 この日、昼間は休日出勤だったのですが、夜は高円寺へ。高円寺ONEで行われたライブイベント「カレーナイト」へ行く。エレキベースのサカモトさん主催のイベント。カレーを食べつつ、お酒を飲みつつ、ライブを聴くというもの。その感想は下記のとおり書きました。

・木の葉燃朗の「本と音楽の日々」 高円寺に「カレーナイト」を見に行ってきました(2008_03_18)

 ライブ前、久々に高円寺駅前の古本屋や中古レコード屋を覗く。古本屋は球陽書店・都丸書店・大石書店、中古レコード(CD)屋はRARE高円寺店へ。ただし、本日は購入はなし。
 高円寺は他にも面白い古本屋やCD屋がいくつかあるので、時間があれば色々寄りたかったのですが、この日は断念。


2008.03.19(水)

 仕事帰りに渋谷に行く。岡本太郎の「明日の神話」が、巡回後に渋谷駅とマークシティの間の通路に展示されるようです。

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 そんな風景を眺めつつ、渋谷古書センターへ。まず、1階の店頭均一棚で一冊購入。

コリン・デクスター:著/大庭 忠男:訳『キドリントンから消えた娘』(1989年、ハヤカワ・ミステリ文庫) 楽天ブックスオンライン書店bk1Amazon.co.jp

 久々に、海外のエンターテインメント(SFや推理小説)が読みたい気分になっているので、一冊購入。コリン・デクスターは、名前は知っていますが、実は読んだことがないのです。

 それから、2階のFlying Booksで、4月13日に行われるライブイベントのチケットを買う。2階のフライングブックスは、古本屋であるとともに、CDレーベルも運営していたり、店舗でインストアライブができるようにもなっている。で、私の好きなHIPHOPユニットのSUIKAも、このレーベルFLY N`SPIN RECORDSの所属です。私は以前から古書センターには行っていたし、2Fが古書サンエーからFlying Booksに変わった頃も知っているのだが、SUIKAがこのレーベルからリリースしていることを知ったのはだいぶ後だった。Flying BooksとSUIKAのつながりが分かったときにはビックリした。

 で、シネマライズで映画『CONTROL』を見てきました。感想は下記のとおり。

木の葉燃朗の「本と音楽の日々」 映画感想:『CONTROL』


2008.03.20(火)

・目黒の東京都庭園美術館で、『建築と記憶−写真と建築の近現代−』展を見る。雨の中庭園も歩いてきました。
東京都庭園美術館

 ミュージアムショップで良さそうなノートがあったので購入。

080320note

 それから、目黒駅まで歩いて、山手線で渋谷へ。タワーレコードでCDを買う。

タワーレコード 渋谷店にて

『トッカータとフーガ〜バッハ:オルガン名曲集/ヴォルフガング・リュブザム、ベルタラン・ホック、他』(AVCL-25688) @TOWER.JP楽天ブックスAmazon.co.jp

avex-CLASSICS 「THE BEST OF CLASSICS」
「オルガン音楽といえばバッハ」の膨大な作品から選りすぐったオルガン曲のベスト盤。名手の誉れ高い教会オルガニストでもあったバッハのオルガン作品ならではの荘厳な世界は、まさに圧倒的。出だしが映像その他で頻繁に使われている《トッカータとフーガ》は入門に最適だし、フーガ各曲のめくるめく音の綾も聴きどころ。

■詳細
【曲目】
バッハ:
 トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
 フーガ ト短調 BWV578
 コラール「主よ、人の望みの喜びよ」 BWV147
 コラール「主イエス=キリストわれ汝を呼ぶ」 BWV639
 コラール「目覚めよ、と呼ぶ声あり」 BWV645
 パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582
【演奏】
ヴォルフガング・リュプザム、ベルタラン・ホック、J.レイリー・ルイス(以上オルガン)

DISC [1]
1.トッカータとフーガ ニ短調 BWV565 トッカータ
2.トッカータとフーガ ニ短調 BWV565 フーガ
3.フーガ ト短調 BWV578
4.コラール「主よ、人の望みの喜びよ」 BWV147
5.コラール「主イエス・キリスト、われ汝を呼ぶ」 BWV639
6.コラール「目覚めよと呼ぶ声あり」 BWV645
7.パッサカリア ハ短調 BWV582 パッサカリア
8.パッサカリア ハ短調 BWV582 フーガ

(@TOWER.JPより)

 バッハのオルガン曲集。「トッカータとフーガ」とか、「主よ、人の望みの喜びよ」が聴いてみたくて購入。

Arthur Honegger (1892 - 1955)『CREST1000(025) オネゲル:パシフィック231、交響曲 第3番『典礼風』、他/フルネ&オランダ放送フィル』(デンオン(クレスト1000)・COCO-70425) @TOWER.JPAmazon.co.jp

現在「フランス作品の指揮では右に出る者がいない」とさえ言われるフランスの名匠、ジャン・フルネ。オランダ放送フィルとの数多くの録音の中でも特に評価の高いのがこのオネゲル作品集。その指揮棒から紡ぎ出される音楽は、えも言われぬ気品と充実感に満ちている。(日本コロムビア / CREST1000)
推薦:レコード芸術推薦

■詳細
【収録曲】オネゲル:交響的楽章第1番「パシフィック231」、交響的楽章第2番「ラグビー」、コンチェルト・ダ・カメラ(室内協奏曲)、夏の牧歌、交響曲第3番「典礼風」
【演奏】ジャン・フルネ指揮 オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団
【録音】1993年[PCM デジタル録音]

DISC [1]
1.交響的楽章 第2番「ラグビー」
2.交響的楽章 第1番「パシフィック231」
3.コンチェルト・ダ・カメラ 1−Allegretto amabile
4.コンチェルト・ダ・カメラ 2−Andante
5.コンチェルト・ダ・カメラ 3−Rondo;Vivace
6.夏の牧歌
7.交響曲 第3番「典礼風」 1−Dies Irae;Allegro marcato
8.交響曲 第3番「典礼風」 2−De profundis clamavi;Adagio
9.交響曲 第3番「典礼風」 3−Dona nobis pacem;Andante−Adagio

(@TOWER.JPより)

 交響的楽章第1番「パシフィック231」が蒸気機関車をテーマにしている(蒸気機関車の音をオーケストラで再現したもの)という話を読んで、ちょっと気になったので購入。

『Chinese Piano Favorites / Jie Chen(ジー・チェン「中国のピアノ曲集」)』(ナクソス、8570602 ) @TOWER.JPAmazon.co.jp

2008年のオリンピック開催で世界的に注目の集まる中国のピアノ音楽集です。独自の文明を誇る中国らしく、西の文化の象徴である「ピアノ」の音楽は20世紀の前半まで書かれることはありませんでした。このアルバムに収録された作品も1911年から1949年に書かれたものです。多くの作品は有名な民謡や、中国の古くからのメロディを用いたもので華麗で親しみやすく、聴き手のイメージ通りの世界が広がります。 [コメント提供;ナクソス・ジャパン]

■詳細
『中国のピアノ曲集』
【曲目】
瀏陽河/百鳥朝鳳/銀の雲は月を追う/日暮れの笛と鼓/穏やかな湖面に映る秋の月/
赤い山椿が咲き誇る/月の光に照らされる2つ目の泉/新しい命の祝福/児童組曲/
荒波の音/さようなら/南海の兵士
【演奏】
ジー・チェン(ピアノ)

(@TOWER.JPより)

 昔から、わりと中国の大陸系の音楽は好きです。多分、YMOあたりの影響だと思う。
 ということで購入。音階が沖縄の音楽に似ていると感じる曲もあったりして、面白い。

V.A.「LOWBITFEVER」(Intikrec、Inr-011) Amazon.co.jp@TOWER.JP

2007年にリリースされ話題となった「GB/V.A」から約1年ぶりにintikrecがリリースするロービットミュージック・コンピレーション。NYCで行われる国際的8BIT音楽の祭典BLIPFESTIVALを企画運営する等8BITシーンの内外で最も活発に活動し名を知られているBIT SHIFTER、NULL SLEEP、昨年アジアツアーで各地を沸かせRAMRIDERリミックス等で日本でも人気のCOVOX、彼らのライブではパンクバンドのライブのごとくダイブ&モッシュの嵐が巻き起こるNYCを代表するNES(海外でのファミコンの呼び名)バンドANAMANAGUCHI、ベックのリミックスを手がけ一躍その名を知られた8BIT界のビースティーボーイズ事8BIT、ロービットサウンド×エモコアフィーリングの疾走感が最高に心地よいCOLON OPEN BRACKET、シューゲイズサウンドを絶妙なバランスでミックスさせ唯一無二のNESロックを奏でるTHE DEPRECIATION GUILD、まるで映画で見るスコットランドの壮大な自然と8BITを掛け合わせたようなサウンドを聞かせるFIREBRAND BOYの楽曲を含むトータル18曲!

(@TOWER.JPより)

 チップチューンのコンピレーション。いかにもチップチューンという感じの曲もあれば、あくまで楽器の一つとして使っていて、ロックっぽい曲もあって、幅の広さを感じる。似たような曲が並んだり、過去のヒット曲のカバーの多いどこかの国のチップチューンとはずいぶん違うなあ。

MySpace_com - intikrec http://www.myspace.com/Intikrec(レーベルのMySpace、音出ます)

 この日は祝日で、渋谷は雨にもかかわらず相当な人出。ということで、渋谷ではタワーレコードだけに寄って、青山ブックセンターの本店まで246をぶらぶら歩く。下記の2冊を購入。

青山ブックセンター 本店にて

石黒 正数「ネムルバカ」(2008年、徳間書店RYU COMICS) オンライン書店bk1Amazon.co.jp楽天ブックス
 『それでも町は廻っている』の石黒正数氏の新刊。『それでも町は廻っている』は、以前立ち読みしてちょっとなじめなかったのですが、これは今回立ち読みして思い切りはまる。
 大学の寮のルームメイトで、バンド活動に打ち込む先輩と、特にやりたいことが見つからない後輩の二人を軸に、話が進む。

『尾崎翠 [ちくま日本文学004] (ちくま日本文学 4)』 尾崎 翠 筑摩書房 Amazon.co.jp楽天ブックスオンライン書店bk1
 尾崎翠、名前は知っているし、以前にSFや幻想小説の文芸評論で取り上げられていたのを読んだ記憶はある。実際に作品を手に取ったことはなかったが、気になっていたので、復刊した「ちくま日本文学」で刊行されている作品集を読もうと思って購入。

 という感じで帰ってきました。


2008.03.21(金)

 翌日が休みだったので、御茶ノ水・神保町へ。ディスクユニオンお茶の水駅前店→ジャニス2→ヴィレッジヴァンガードお茶の水店→ディスクユニオン神保町店と回る。下記のとおりCDを買う。

ディスクユニオンお茶の水駅前店にて

『ベスト・アンド・コレクタブル・キンクス』 ザ・キンクス ビクターエンタテインメント  Amazon.co.jp楽天ブックス
1. ユー・リアリー・ガット・ミー
2. オール・オブ・ザ・ナイト
3. アイヴ・ガット・ザット・フィーリング
4. アイヴ・ガッタ・ゴー・ナウ
5. シングス・アー・ゲッティング・ベター
6. ルイ・ルイ
7. ウェイティング・フォー・ユー
8. サムシング・ベター・ビギニング
9. セット・ミー・フリー
10. ウェイト・ティル・ザ・サマー・カムズ・アロング
11. サッチ・ア・シェイム
12. ウェル・リスペクテッド・マン
13. ドント・ユー・フレット
14. エンド・オブ・ザ・デイ
15. キザな奴
16. サニー・アフタヌーン
17. ウォータールー・サンセット
18. デヴィッド・ワッツ
19. オータム・オルマナック
20. ミスター・プレザント
21. ディス・イズ・ホェア・アイ・ビロング
22. デイズ
23. ヴィレッジ・グリーン
24. ヴィクトリア
25. ローラ

 THE KINKS(ザ・キンクス)がちょっと気になっていて、ベスト盤らしいので買ってみる。「ユー・リアリー・ガット・ミー」は、知っていました。聴いて「この曲か!」と分かった。

ジャニス2にて

サカナクション『GO TO THE FUTURE』(ビクターエンタテインメント) Amazon.co.jp@TOWER.JP楽天ブックス
1.三日月サンセット[3:47]
2.インナーワールド[4:25]
3.あめふら[3:16]
4.GO TO THE FUTURE[4:36]
5.フクロウ[5:30]
6.開花[3:30]
7.白波トップウォーター[5:30]
8.夜の東側[4:09]

 先日買ったセカンドアルバム『NIGHT FISHING』がよかったので、ファーストアルバムも買ってみる。印象としては、このファーストアルバムの方が、よりテクノっぽい。

ディスクユニオン神保町店にて

『ごあいさつ』 高田渡 キング  Amazon.co.jp@TOWER.JP楽天ブックス
1.ごあいさつ[-]
2.失業手当[3:00]
3.年齢・歯車[3:00]
4.鮪に鰯[3:00]
5.結婚[2:00]
6.アイスクリーム[1:00]
7.自転車にのって[2:00]
8.ブルース[1:00]
9.おなじみの短い手紙[2:00]
10.コーヒーブルース[2:00]
11.値上げ[1:00]
12.夕焼け[3:00]
13.銭がなけりゃ[3:00]
14.日曜日[3:00]
15.しらみの旅[3:00]
16.生活の柄[4:00]
17.自転車にのって[3:00]

 紙ジャケットのものとそうでないものがあるようですが、私が買ったのは紙ジャケットではないもの。こちらにはボーナストラックとして「自転車にのって」の別バージョンが入っている。

 実は高田渡をちゃんと聴いたことがなかった。カバーされたものを聴いたり、高田渡について話す人(それは細野晴臣さんだったりなぎら健壱さんだったり坂崎幸之助さんだったり)の話を聴いたことはあったのだけれど。
 改めて聴きたいと思ったのは、先日見たライブの開演前BGMに使われていて、「ああ、いいなあ」と思ったから。

 早速聴いているのですが、理由は分からないがとにかくこのCDを聴くと気持ちが落ち着く。あまりそういう経験がないので(気持ちが盛り上がることはあるけれど)、なんだか不思議です。


2008.03.22(火)

 この日は、夕方新宿へ。ルミネtheよしもとで行なわれた 「明和電機事業報告ショー2008」を見る。その感想は下記に書きました。

木の葉燃朗の「本と音楽の日々」 「明和電機事業報告ショー2008」(3-22@ルミネtheよしもと)を見てきました

 ルミネtheよしもとを出てから、タワーレコードやルミネ2の無印良品、ヴィレッジヴァンガードにも寄り道。ただし、この日は購入はなし。

 で、家に帰ったら注文していたDVDが届いていました.

「楽天ブックス」より

『がんばれ!!タブチくん!! トリプルヘッダーBOX(3枚組)』 二木てるみ 西田敏行 肝付兼太 芝山努  楽天ブックスAmazon.co.jp@TOWER.JP

 「がんばれ!!タブチくん!!」(1979年)・「がんばれ!!タブチくん!! 激闘ペナントレース」(1980年)・「がんばれ!!タブチくん!! あゝツッパリ人生」(1980年)の3枚組DVD-BOX。

 これは、分からない人にはまったく分からないと思いますが、私にとっては大きな影響を与えた映画なのです。映画自体は1979年、1980年に劇場公開されたものだが、私は1990年代の初め頃、テレビで放送されたものを録画して、それこそ何回見たかというくらい見た。今回見たら、ほとんどの話を覚えていた。それくらい見たんだなあ。
 後にいしいひさいちのマンガを読むようになったのは、1980年代はじめにリアルタイムで見たテレビアニメ「おじゃまんが山田くん」と、この「がんばれ!!タブチくん!!」シリーズだったと思う。

 内容は、実在のプロ野球選手をパロディにして、ドタバタギャグを繰り広げる。ただし、相当誇張されているので、多分、元の選手を知らなくても楽しめると思う(いしいひさいちのパロディがすごいのは、元ネタが分からなくても面白いところ)。後の作品(今の『ののちゃん』もそうです)に、タブチ・ヤスダ・ヒロオカ他、このマンガのキャラクターが別の役で登場していることからも分かるように、登場人物がいしい作品(いしいワールド)のキャラクターとして確立しています。
 一方で、分かる人なら元の選手や監督が誰なのかはすぐに分かる。だから、選手について知っていると更に楽しめるだろう(分かる人に分かるネタが隠されているのも、いしいひさいちのパロディのすごいところ)。

 今見直すと、声優陣も豪華。クレジットを見ると、役名のない声の出演にもたてかべ和也、田中真弓などの諸氏の名前が登場している。

内容紹介
あの名選手が? 抱腹絶倒のプロ野球パロディアニメ作品が待望のDVD化!
プロ野球が一番輝いていた時代・・・誰もがプロ野球にあこがれていた時代・・・、「がんばれ!!タブチくん!!」は人気の陰りがささやかれて久しいニッポンのプロ野球界に再び元気を取り戻すべく、満を持して世に放たれる永久保存版DVDだ!
西武ライオンズのタブチと、ヤクルトスワローズのヤスダの対決を軸に、セ・パ両リーグの選手が入り乱れての大騒動! 「1回表」から「延長戦」までエピソードを各イニングで区切ることで、何処から観ても楽しめるオムニバス形式はDVDでの鑑賞に最適!
「がんばれ!!タブチくん!!」「がんばれ!!タブチくん!! 激闘ペナントレース」「がんばれ!!タブチくん!! あゝツッパリ人生」の3作品を収録。

「がんばれ!!タブチくん!!」
西武ライオンズの、”打てない、走れない、守れない”の3拍子揃ったタブチ選手。大好物は小手指名物のタコヤキ。つい食べ過ぎてブクブク肥り、打撃不調の原因になってしまう。そんなタブチにネモト監督、ツツミオーナーはハラハラ、ライオンズも連敗続きだ。おまけに、ときどき邪魔しにくるヤクルトのヤスダやヒロオカ元ヤクルト監督も気になる。でもタブチは負けない。ミヨ子夫人の愛に支えられ、今日も彼のバットは空を切る・・・・。

「がんばれ!!タブチくん!! 激闘ペナントレース」
熾烈な戦いを続けるパリーグのペナントレース。だが、あい変わらず絶不調のタブチのおかげでライオンズは連敗続きだ。ヤスダが履歴書を持って球場にやってきたり、ドカベンの言葉に刺激を受けたノムラが急にハッスルしたりと、タブチの影も薄くなりがち。困りはてたネモト監督とツツミオーナーは、タブチの魅力を訴えようと”タブチデー”を企画するが、大失敗に終わってしまう。そんなとき、ミヨ子夫人がなんとチアガールになって現れた。

「がんばれ!!タブチくん!! あゝツッパリ人生」
正月もオープン戦も、相変わらずパッとしない我らがタブチくん。'79年のペナントレースも決まり、西武ナインは日々消化試合。オフにはタブチのトレードも噂されたが、元気に海外キャンプへ出発した。ところがアリゾナにまでヤスダがまとわりついて来たり、どうやら今年も天中殺か。シーズンに入ると、日本ハムの新人キダに軽々とひねられ、どうもさいさきがよくない。案の定、西武は優勝をのがし、'80年ペナントレースも暮れていく。

封入特典:解説書(解説:ダンカン)

監督:芝山努
脚本:辻真先ほか 音楽:京建輔ほか キャラクターデザイン:山田みちしろ
エンディング曲:クレイジーパーティー

声の出演:西田敏行(タブチ)/二木てるみ(ミヨ子夫人)
青野武(ヤスダ)/内海賢二(ネモト監督)/肝付兼太(ツツミオーナー)/羽佐間道夫(ヒロオカ)
富山敬(フルサワ)/伊武雅刀(ナガシマ監督)/佐々木信也(本人役)

(Amazon.co.jpより)


2008.03.26(水)

photo[2] 雑誌『テレビブロス 2008年3月29日号』

 印象的だった記事。

・ラーメンズ片桐仁さんが出演するというNHK教育の『シャッキーン!』。

・清水ミチコさんの「私のテレビ日記」。かつて、渋谷ジャンジャンからの帰り道、マルセ太郎さんから言ってもらった言葉を紹介。「渋谷ジャンジャン」、「マルセ太郎」というキーワードが、歴史を感じさせる。
 ライブをやった後の生活はどうするのか聞かれ、ダメだったらあきらめて主婦になると答えた清水さんに、「さあ、もうやめよう、と思ってやめられるもんなんかじゃないからサ。舞台に立つっていう快楽はあんた、そりゃ凄いもんなんだ。やめられなくて仕方なくなるよ。ギャラなんかちっともいらなくなるんだ。それを覚悟の上で、出た方がいい」(p.19)。なんだか、舞台に上がれる人、上がれない人の差は、その快楽を感じることができるかどうかにあるように思う。

・Perfumeの「たちまち、語リンピックせん?」。Perfumeの3人の結婚式は、6〜7年後に3daysで行われる予定とのことです。

・映画コーナーで紹介されていた「クローバーフィールド/HAKAISHA」。 見たいというよりは、どんな風な結末か知りたいのと、どのくらい日本で受けるのかが気になる。
04-05_jp(映画の公式サイト。音出ます)

・ネット探偵団。峰なゆかさん(AV女優)のブログが面白いという話。ちょっと読んでみましたが、たしかに蒼井そらさんなんかに通じるセンスを感じます。

・「サラーム海上のかあちゃんといっしょ」。ミュージシャンのお母さんに話を聞くインタビュー。今回は博多を中心に活動するバンドnontroppoのボギーさんのお母さんへ。バンドの活動のスクラップや、ライブの撮影(対バンも撮影しているので福岡の音楽シーンにすごく詳しいらしい)など、ものすごい愛情を感じる。
 ところでこのコーナー、今回で最終回です。ああ、またひとつ面白かった連載が終わってしまう。

・川勝正幸さんの「Too Old to ROCK'N'RLL Too Young to DIE」。映画「ダージリン急行」が取り上げられています。

・山田広野監督の「活弁世界傑作劇場」で知りましたが、神保町シアターで特集上映「「神田駿河台下」時代劇特集Vol.1 時代劇、罷通る!」を開催中。
 実はまだ、一度も神保町シアターに入ったことがないんだよなあ。

・友沢ミミヨさんのマンガ「まめおやじ」で、まめおやじ(友沢さんの小学生の娘さんがモデル)が「はい/はい、こどもです」と電話に出たら相手に切られたという話が、なんだか印象に残る。

 その他特集などは出版社のサイトから引用します。

編集部からこんにちは
花見の季節がやってきたよ! ヤッター!(←マシ・オカ風)。桜見てぇ〜、お酒飲んでぇ〜、飲んでぇ〜、飲んでぇ〜、飲まれて〜、飲んで〜。違う曲になってきたので本題に入りますと、今号のブロスは、春らしく新ドラ特集。その名もスプリングドラマパーティー! 他にも、爆笑問題やチーム紅卍など、連載陣の単行本が次々と発売されるのを記念した特集など、豪華連載陣SPもお届け。あったかくなってきたからってぼんやりして、買いそびれないでね〜!

最新号
2008年3月29日号(2008年3月29日〜2008年4月11日)
2008年3月26日(水)発売 200円
■今、最も気になる男・DAIGOが贈るSPRING DRAMA PARTY
春の新ドラマ特集。最近バラエティ番組で話題のDAIGOにインタビュー。

■テレビとちょっと違う僕たち。
爆笑問題ムック発売記念インタビュー。

■チーム紅卍 単行本発売記念!SPインタビュー 松尾スズキ×河井克夫
祝! 単行本発売! 連載のこれまでの思い出をプレイバック&記念ソングも作成。

■片桐仁&箭内道彦 ブロスとNHKのあま〜い蜜月
それぞれNHKの新番組にレギュラー出演することになったお2人にインタビュー。

TOKYONEWS WebStore 

書泉ブックタワーにて

 秋葉原の書泉ブックタワー、久々に行きました。営業時間が変更になって、21:00まで営業するようになったようです。おそらく、ヨドバシAkibaの中の有隣堂や、新しく秋葉原駅前にできるブックファーストへの対抗、ということなのでしょう。
 本日はここで雑誌を一冊購入。

『月刊 COMIC (コミック) リュウ 2008年 05月号 [雑誌]』 徳間書店  Amazon.co.jp楽天ブックス

 『コミックリュウ』、はじめて買いました。買った理由は、石黒正数『ネムルバカ・番外篇サブマリン』が掲載されているから。表紙も『ネムルバカ』の二人です。
 「サブマリン」は、『ネムルバカ』本編を読んでいない人でも面白いと思いますが、読んでいると、「ああ、そういうことか」と、最後に作品に込められたたくらみが分かります。

石黒 正数「ネムルバカ」(2008年、徳間書店RYU COMICS) オンライン書店bk1Amazon.co.jp楽天ブックス


2008.03.29(土)

 久々に昼の神保町へ。「春の古本まつり」を覗きに行く。秋に行なわれている 「神田古本まつり」の春版。靖国通り沿いの古本屋を中心に、店頭にワゴンが並ぶ。これをぶらぶらと見て歩く。
 しかし、人が多い。結局、普段行く店を中心に見て歩く。色々買いました。順番に紹介します。

日本特価書籍にて

『ライノクス殺人事件 (創元推理文庫 M マ 8-3)』 フィリップ・マクドナルド 霜島 義明 東京創元社  オンライン書店bk1楽天ブックスAmazon.co.jp

 東京創元社のサイトの紹介文を読んで、気になっていた本。日本特価書籍は新刊も一割引なので、ここで見つけて購入。

ライノクスの社長フランシス・ザヴィアー・ベネディック、通称F・X。会った者はたいてい彼のことを一目で好きになる。しかし唯一の例外たるマーシュは、彼に恨みを抱き続けているという。積年の確執に決着を図るべくマーシュとの面談を約した夜、F・Xの自宅で時ならぬ銃声が――。ゲーム性に富み稚気あふれる作風で知られる著者ならでは、結末で始まり発端に終わる実験的手法の得難い収穫。コレクター垂涎の佳品が新訳で登場。解説=臼田惣介

出版社の紹介ページから引用)

田村書店にて

寺田 寅彦(小宮豊隆:編)『寺田寅彦随筆集 (第5巻) 』(岩波文庫) オンライン書店bk1楽天ブックスAmazon.co.jp

 久々に田村書店の店頭100円均一箱を見たら、岩波文庫の『寺田寅彦随筆集』の5巻目が見つかる。持っている気もするのだが、はっきりしないので買うことにする。ちゃんと店頭にいた店員さんに100円玉を渡して買う。

小宮山書店にて

キャサリン・サンソム『東京に暮す―1928~1936 (岩波文庫)』キャサリン・サンソム『東京に暮す―1928~1936 (岩波文庫)』岩波書店 Amazon.co.jpオンライン書店bk1楽天ブックス

 戦前の昭和の東京に暮らしたイギリス人の夫人の記録。以前、偶然ネットで見つけて(たしか「東京生活」だか「東京で暮らす」だかで本を探して見つけたはず)、気になっていたので購入。

『歩くひとりもの』 津野 海太郎 筑摩書房  Amazon.co.jp楽天ブックスオンライン書店bk1

 本に関する著作の多い津野 海太郎氏ですが、この本はタイトルどおり独身生活に関するエッセイ集。私も、漠然とひとりもので一生行くように考えているので(そして30歳になるとそういう将来がリアリティを持って感じられるので)、こういう本は気になるのです。

大江 健三郎『キルプの軍団』大江 健三郎『キルプの軍団』岩波書店 同時代ライブラリー Amazon.co.jpオンライン書店bk1楽天ブックス

 最近講談社文庫に入りましたが、これは岩波同時代ライブラリー版です。
 以前高橋源一郎氏の文芸評論で紹介されたのを読んで依頼、気になっていたのですが、見つけたので購入。

 こんな感じで、靖国通りを西から東へぷらぷらと歩く。今日はCD屋には寄らず、古本屋、書店を回る。他には神田古書センターの中野書店漫画部や、東京堂書店、三省堂書店も見て歩く。
 最後に、土曜日だったので東京古書会館で古書展(古本市)を行なっていることを思い出し、寄ってみる。そうしたら久々にすごい量の収穫が。

東京古書会館 「趣味展」にて

山口 昌男『モーツァルト好きを怒らせよう―祝祭音楽のすすめ』山口 昌男『モーツァルト好きを怒らせよう―祝祭音楽のすすめ』第三文明社  Amazon.co.jpオンライン書店bk1楽天ブックス

 山口昌男氏の音楽論集。ちなみに、買ってから版元に気づきました。

五百沢 智也『図解 新東京探訪コース』五百沢 智也『図解 新東京探訪コース』岩波書店 岩波ジュニア新書 Amazon.co.jp楽天ブックスオンライン書店bk1
五百沢 智也『歩いて見よう東京』五百沢 智也『歩いて見よう東京』岩波書店 岩波ジュニア新書 Amazon.co.jp楽天ブックスオンライン書店bk1

 東京のガイドブックを2冊。岩波ジュニア新書というところから分かるかもしれませんが、遠足や修学旅行の東京見学のプランのヒントになりそうな話が書かれている。ちなみに著者の名字は「いおざわ」と読みます。

『すぐそこの遠い場所』 クラフト・エヴィング商會 晶文社  Amazon.co.jp楽天ブックスオンライン書店bk1

 久々にクラフト・エヴィング商會の本を。架空の世界の物事を紹介する、という形式の本。
 本のデザインや紙の感じも含めて、魅力を感じる。

山根 一眞『スーパー手帳の仕事術』山根 一眞『スーパー手帳の仕事術』ダイヤモンド社  Amazon.co.jpオンライン書店bk1

 ファイロファックス(システム手帳)の最初のブームを作ったといわれる本。山根氏の仕事術やデジタル系の本は読んでいるのですが、これはなかなか手に入らなかった。ひょっこり見つけて購入。

『書斎の復活』(1980年、ダイヤモンド社)『書斎の復活』(1980年、ダイヤモンド社)
『続・書斎の復活』(1981年、ダイヤモンド社)『続・書斎の復活』(1981年、ダイヤモンド社)
『続続・書斎の復活』(1982年、ダイヤモンド社)『続続・書斎の復活』(1982年、ダイヤモンド社)

 A5サイズのムック。タイトルどおり、多数の執筆者による書斎についてのコラムやレポートを集めた本。
 帰ってきて調べたら、『続・書斎の復活』以外の二冊は持っていました。ああ、そんな気がしたんだよなあ。このシリーズでもう一冊並んでいて、それは持っている記憶があったので買わなかったのだが、他にも2冊持っていたとは。

雑誌『カイエ 1978年12月号 特集:SFから現代文学へ』(冬樹社)雑誌『カイエ 1978年12月号 特集:SFから現代文学へ』(冬樹社)

 冬樹社が出していた雑誌。詳しいことは分からないのですが、目次を読んで面白そうな記事のタイトルがあったので購入。川本三郎・石川喬司・真鍋博の諸氏や、J・G・バラード、アーシュラ・K・ル・グインなどの名前があります。


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