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燃朗のがらくた古本日記

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2007年11月の古本日記


2007.11.01(木)

 この日は神保町へ行く。その様子は下記に別ページを作りました。
 → 神田古本まつり訪問記


2007.11.06(火)

 リニューアルしたヴィレッジヴァンガードのオンラインショップに注文していた商品が届きました。

ヴィレッジヴァンガード オンラインショップ

[CD]

ヴィレッジヴァンガード オンラインショップ【アリバイと40人の盗賊-ロボピッチャー 1stフルアルバム】

アリバイと40人の盗賊
アリバイと40人の盗賊
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ロボピッチャー
ユニバーサル ミュージック (2006/09/13)
売り上げランキング: 131106


1. 紺碧の歌
2. 卓球 makes me high!
3. モーニング・モーニング
4. ビッグバンデイ
5. ライムライト
6. たった2つの冴えたやり方
7. かさぶたロックンロール
8. ファンファーレ
9. 幸せの意味
10. Velvet a Go!Go!
11. ギリギリ ロッテンマイヤー
12. 宴
13. だいじょうぶ,たぶん

 先日ライブを見てから気になっているロボピッチャーのフルアルバムを購入。
 曲もいいのですが、歌詞(言葉)の使い方が独特で印象的。

[新刊]

ヴィレッジヴァンガード オンラインショップ【河出文庫『郵便配達夫シュヴァルの理想宮』岡谷公二著】

郵便配達夫シュヴァルの理想宮 (河出文庫)
岡谷 公二
河出書房新社 (2001/08)
売り上げランキング: 230881


 他のサイトでは品切れですが、ヴィレッジヴァンガードオンラインでは買えます。紹介文(下記に引用)に惹かれて購入。これは読んでみたくなる。

建築・インテリア好きなら必読、まさに世紀の奇書。
いや、内容自体は非常にすぐれたシュルレアリスム論になってます。が、主役である「シュヴァルの理想宮」のあまりのドリーミーさに、初めて見たときは呼吸するのを忘れたぐらい。
俺の中では、アントニオ・ガウディ、フンデルト・ヴァッサーとならぶ存在感。
だってこのジョゼフ=フェルディナン・シュヴァルって人、1836年生まれの単なるフランスの片田舎の郵便配達夫だったんですよ。
それがたまたまけつまずいた石のカタチに魅せられたことをきっかけに、33年という歳月をかけ、驚異の石の宮殿を作りあげた。すべてたった一人で。
彼のノートにはこう記されている。
「夢想の中で、想像を絶する幻の宮殿を、並みの人間の才能が思いつく限りのものを建て、原初の時代の古い建築のすべてをよみがえらせようとしたのだった」
当然、周りの人間は彼を狂人扱い。
しかし、その驚くべき真実は読む者に感動と畏怖の念を抱かせる。
人間、やろうと思えばなんでもできるんや!!てね。
ちなみにこの理想宮、現在ではフランスの重要建造物に指定され、シュルレアリストたちのメルクマールとして、知る人ぞ知る観光地として愛されてます。
いつか俺も必ず見に行きますよ。

(ヴィレッジヴァンガードオンラインショップから引用)

ヴィレッジヴァンガード オンラインショップ【V_V公式エコバッグ サックスブルー】

 買い物したときにレジ袋をもらわずにこれに入れましょうね、というバッグ。
 レジ袋みたいに薄いのかと思ったら、結構しっかりした出来です。折りたためるので、普段持っているカバンの中に入れて持ち歩いています。

ヴィレッジヴァンガード オンラインショップ【シティマップ スペクタクルケース ニューヨーク 1Cー076】
 なんとなく、子供の頃にこういうケースがあった気がする。懐かしさもあって購入。
 表がビニール製、ペンケースやメガネケースにも使えそう。


2007.11.7(水)

[新刊]

雑誌『TV Bros. 2007年11月10日号』(東京ニュース通信社)

 特集は下記のとおり。

■きのこにくびっタケ!
 きのこ特集。テレビ雑誌の巻頭なのに……。
 きのこヘアの芸能人そうでない芸能人の写真を合成した「きのこヘアかぶっチャオ!」は面白い。バナナマン日村+温水洋一とか、塩沢とき+なすびとか。

■芸能人グルメ裏ミシュラン
 芸能人が経営している飲食店の紹介。
 佐藤蛾次郎さんの経営するカラオケパブの紹介(インタビュー付)ってのは、渋くていいなあ。

■夜の星を見上げてごらん
 天体観測特集。

 その他気になった記事。

●音楽コーナーで紹介されていた原田知世さんのCD。今年40歳って、そうは見えないくらい若いなあ。

music & me (DVD付)
music & me (DVD付)
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原田知世
ヒップランドミュージックコーポレーション (2007/11/28)
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●同じく音楽コーナーで紹介されていたミニ情報。
 片面CDで片面がアナログ盤レコードというディスクがドイツ(オプティマル・メディア社)で開発されたらしい。12cmのCDサイズになっているとのこと。

●山田広野監督の『活弁世界傑作劇場』で、『野球狂の詩』が取り上げられています。
 シネマヴェーラ渋谷で今月上映するんだよなあ。見に行きたいけれど時間があわないなあ。DVDも品切れのようだし。

野球狂の詩
野球狂の詩
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パイオニアLDC (2002/10/11)
売り上げランキング: 66440

 


2007.11.09(金)

 仕事帰りに、渋谷で映画『once ダブリンの街角で』を見てきました。感想は下記に書いています。

木の葉燃朗の「本と音楽の日々」 友情にドラマはいらない:映画感想『once ダブリンの街角で』

 映画は21時過ぎの上映を見たので、その前に買い物。
 まずは渋谷古書センターへ。久々に2Fの「Flying Books」へ立ち寄る。ここは古本の他にCDもあり、かつカフェにもなっている。SUIKAやそのメンバーのソロCDを発売するレーベルも運営している。
 今日はここで、小林大吾さんのCDと詩集を買う。

[CD]「Flying Books」にて

小林大吾『詩人の刻印』(FNSR-006) @TOWER.JP

01. ガーゴイルの言いかけたこと/gargoyle and the introduction
02. 手漕ぎボート/helmsman says
03. アンジェリカ/perfect angelica
04. 二度ふれる前に消えてなくなれ/disappear like this word
05. レ点の力学 #106/one-loop jones #106
06. 三角バミューダの大脱走/paradise lost feat. サッチモズ
07. 腐草為蛍/tryin to be a piano wire
08. 蝸牛の憂鬱/miles away
09. 饗宴/eureka
10. レ点の力学 #103/one-loop jones #103
11. 話咲く種をまく男/no kidding
12. 女と紙屑/a miserable day for coelacanth

 2ndアルバム。

小林大吾『1/8.000.000(やおよろず) 』(FNSR-003)
@TOWER.JPAmazon.co.jp

1 エイミーと尨犬 amy tongue  feat. takatsuki
2 ためらい a blank
3 その子は如何にして星を燃やしたか  interlude for enfant terrible
4 鉄工所の夜  two scraps have a break
5 QWERTY配列  interlude for remington
6 千年  beast
7 後日談  interlude for a blank
8 歩く  stray sheep
9 沸騰する建築家  interlude for Carlo Scarpa
10 砂金 gold dust  feat. toto
11 棘  tweezers
12 おとづれ a letter to him  feat. toto
13 笛吹きの末裔  awakening

 1stアルバム。

[新刊]「Flying Books」にて

小林大吾 『2/8,000,000』
 詩集。

 小林大吾さんのパフォーマンスはポエトリーリーディングに分類されるようですが、雰囲気はラップとも通ずるものがある。
 バックの音源やジェケットのデザインも自ら手がけていて、しかも統一した世界観があるのがかっこいい。webやblogで書かれる言葉も、読み応えがあります。

詩人の刻印
ムール貝博士言行録

 それから、1階でも古本を購入。

[古本]「渋谷ブックセンター」にて

フィリップ・K・ディック著・小尾 芙佐訳『逆まわりの世界』(1983年、ハヤカワ文庫SF)
オンライン書店bk1
楽天ブックスAmazon.co.jp
 タイトルどおり、時間が逆行する世界を舞台にした小説。この設定に惹かれて購入。

雑誌『東京人 No.35 1990年8月号』(都市出版)
 特集『東京は眠らない』。深夜の東京の考察。まだバブル崩壊前なので、良くも悪くもパワーがあるなあと思う。
 特集以外にも、20年近く前の『東京人』は今読むと面白い。立川志の輔の真打昇進披露宴のグラビアが載っていたり、ファミコンで株式投資をする機器「大和のマイトレード」の広告(うわ、バブル!)があったり。

雑誌『東京人 No.181 2002年8月号』(都市出版)
 特集『二〇〇三年東京計画地図』。
 つまり、六本木ヒルズや東京ミッドタウン・国立新美術館、丸の内・八重洲・汐留・品川に秋葉原、豊洲、などなど、今再開発が終わってバンバン新しくなっている東京の街の、計画・建設段階が紹介されている。わずか5年前、今ある街々はまだなかった、ということを改めて知ると、とてもとても不思議な気持ちになる。

 渋谷古書センターを出て、タワーレコードに向かって歩く。途中で旧ブックファーストの跡地を通ったりしつつ。

[CD]「タワーレコード 渋谷店」にて

ハミリーコンプータ
ハミリーコンプータ
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ハミリーコンプータ
インディーズ・メーカー (2007/09/26)
売り上げランキング: 135805


1.キラキーラ
2.残りの百年
3.便利屋
4.宇宙飛行士アポロン
5.先生のギター
6.帰れない二人
7.脳はNOだが
8.ミュージック彼女
9.先生のララバイ
10.夢虫
11.虹色の転NEW生(re-mix by Plus-tech Squeeze Box)

 エレキベースのサカモト氏主宰のレーベル「ワイキキレコード」からデビューしたバンド。
 ユニコーンに近い雰囲気がある、と評されていたのを目にしたが、それはたしかに感じる。でも、1990年代の日本のバンドサウンドを幅広く通過したんだろうな、という感じがする。

DYLAN
DYLAN
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ボブ・ディラン
ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル (2007/10/24)
売り上げランキング: 1189


 ディランのベスト盤、どれを買うか考えていたのですが、結局国内盤の3枚組BOXセットを買う。

 他に気になったCDとしては、ANATAKIKOUや塚本功、Linda & the 8 Arrowsの新譜など。久々に渋谷のタワーレコードのJ-POPコーナーを見た気がする。店頭で展開されていたUNDERWORLDの新譜も気になったけれど、なんとなくライブやDJ(やMixCD)で聴く方が似合いそうな気がして、手が出なかった。
 ちなみに、5階(ジャズとかアヴァンギャルドなど)や6階(クラシック)には寄る時間がなかったよ。


2007.11.11(日)

 秋葉原で行われた文学フリマに遊びに行く。

文学フリマ

 これは、活字本をつくった人が自ら販売するというイベント。活字本限定の、小規模のコミケを想像してもらうと近いと思います。
 コミケの雰囲気を御存知ない方は、うーん。会議室のようなスペースに、長方形の机を並べて、そこに出展者の人が本を並べて売る、という雰囲気のイベントです。

 買ったのは下記の本。

●ブルボン小林『スポンジスター』
ブルボン小林個人誌「スポンジスター」
 ブルボン小林(=長嶋有)氏の個人誌。ブルボン氏による評論「現金漫画としての藤子不二雄A論」や金剛地武志二万字インタビューだけでもかなり豪華なのですが、カラスヤサトシ氏との対談(テーマは聖飢魔II)や、ゲームクリエイター飯田和敏・斎藤由多加の両氏の文章とか、べつやくれい氏の「八重樫ことわざ」とか林雄司氏によるニセ読者コーナーとか、とにかく豪華。

●ノベルゲーム『兄妹☆けんか』
兄妹☆けんか
 飯田和敏氏とデジタルハリウッド大学院の学生さんによるノベルゲーム。上の公式サイトを読んでも全貌がつかめないのが気になって気になって購入。

●『チリもつもれば、クマかも』
 文化学院の学生さんの小説を収録した同人誌。長嶋有氏の生徒さんが小説を書いて発行している。

●『書評王の島 41人の島、41冊の本』
書評王の島

 書評集。豊崎由美氏の講座の生徒さんが中心に執筆しているらしい。豊崎氏の文章や、岸本佐知子×豊崎由美の対談なども収録。
 豊崎由美氏の文章は、全部が全部好きなわけではない。が、この本にはちょっと興味を惹かれたので購入。御本人がブースにいて驚いた。

●『ブックオフが出版業界から嫌われるホントの理由』
ブックオフが出版業界から嫌われるホントの理由 - 出版評論社NetShop

 ちょっと興味を惹かれたので購入。

 で、帰ってきたらオンライン書店bk1に注文していた本が届いていました。

[新刊]「オンライン書店bk1」より

ゲーム職人 (第1集)
ゲーム職人 (第1集)
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鴫原 盛之
マイクロマガジン社 (2007/11)
売り上げランキング: 26915


 ゲームクリエイターへのインタビュー集。

GIANT KILLING 3 (3) (モーニングKC)
綱本 将也 ツジトモ
講談社 (2007/10/23)


 単行本が出るたびに購入しているサッカー漫画。破天荒、だけど説得力のある戦術眼を持った若き監督が、古巣である弱小クラブチームを率いることになって、というストーリー。


2007.11.16(金)

 吉祥寺へ行く。まずブックオフで不要本を売って、下記の店を回る。

 よみた屋(古本)→METEOR(メテオ。ファミコンソフト・CDなど)→古本センター→バサラブックス(古本)→billboard(ビルボード。ポストカード・雑貨)→ヴィレッジヴァンガード→藤井書店(古本)→36(サブロ。文房具・雑貨)→loft→ヴィレッジヴァンガード オン・ザ・コーナー(パルコ内)

 ただ、いつも遊びに行っている古本すうさい堂が定休日だったのを忘れていたのが失敗であった。

 途中、寝不足のためかへろへろになって吉祥寺を歩く。そんなコンディションだったこともあって、あまり色々買えず。いつもなら手が出る本やCDや文房具でも、なんとなく億劫な気分になって手が伸びなかった。
 途中、気分転換のためiPodで音楽を聴いたら、ちょっと元気になる。最後に行ったヴィレッジヴァンガードで、ようやく買おうという気力が沸く。

[古本]「バサラブックス」にて

発明超人ニコラ・テスラ (ちくま文庫)
新戸 雅章
筑摩書房 (1997/03)
売り上げランキング: 284065

 二コラ・テスラは電気関連の発明で名前を聞いたことがあった。詳しくは知らなかったのですが、色々なエピソードのある人物のようです。
 著者は日本でのニコラ・テスラの研究の第一人者とのことで、興味が湧いて購入。

[新刊]「ヴィレッジヴァンガード オン・ザ・コーナー」にて

 手帳・ノートについて紹介したムック。システム手帳用(バイブルサイズ)のしおりも付録としてついています。
 手帳に関する本はこの時期になるとたくさん出ますが、写真が多そうなので気になって購入。

「ヴィレッジヴァンガード オン・ザ・コーナー」にて

●アレッポの石鹸

  (画像のリンク先は楽天市場)

 前にヴィレッジヴァンガードで購入して以来愛用している石鹸。オリーブオイルが原料。
 最初、香りにちょっとクセがあると思ったのだが、慣れました。髪の毛も洗えるし、なんとなく肌もすべすべするような感覚がある。


2007.11.17(土)

 この日は錦糸町へ。クラシックのコンサートを聴いてきました。クラシックのコンサートを聴いてきましたよ(なぜか繰り返し)。その感想は下記に書きました。

木の葉燃朗の「本と音楽の日々」 「OTTAVA開局記念コンサート あの名曲シリーズVol_3 惑星・展覧会・威風堂々&新日本フィルハーモニー交響楽団」に行ってくる

 帰りにちょっと錦糸町で買い物をする。実は、高校時代の三年間はこの駅で電車を乗り降りしていたので、懐かしいのです。
 しかし変わったなあ。特に北口の駅のまわりの変わり方にビックリする。昔は工事中でフェンスがあった記憶しかない。ちょうど高校を卒業したのが1996年で、その後に北口の再開発が完了して色々な建物ができ、地下鉄半蔵門線の駅も新たにでき、という感じで、当時は北口にはなにもなかった印象がある。

 そんな北口のアルカキット錦糸町内にあるダイソーへ行く。ここはでかい。一フロアまるまるダイソー。
 ダイソーに来たのも久々という気がする。105円以外の商品もありますが、105円の商品に面白いものが多くて、雑貨中心に少し買ってくる。一応書いておきますね。

・ケーブルまとめ用マジックテープ
 名前は正確ではないのですが、ケーブルをまとめるバンドです。
 マジックテープで出来ていて、幅も広いので、結構がっちりと安定して留めることが出来る。
 帰ってから、早速パソコン周りのケーブルをまとめてみました。下のような感じ。

CD『ジャズ・ヒストリー9 バディ・リッチ』
1.A Little Handicap
2.You Got Me Cryin'Again
3.Dateless Brown
4.It Couldn't Be True
5.Baby,Baby,All The Time
6.Route 66
7.Ready To Go Steady
8.Rich-Ual Dance
9.It's About Time
10.Oop-Bop-Sha-Bam
11.恋とはどんなものかしら?(What This Thing Called Love)
12.Just You ,Just Me

 バディ・リッチのCD。今のダイソーは105円以外の商品もあって、これは210円。バディ・リッチのCDは、たまに輸入版で600〜700円くらいのものもありますが、それと比べても安いなあ。ジャケ写のデザインは「むー」という感じですが、それはまあ仕方ないでしょう。

CD『ワールド・ミュージック・シリーズ(5) ディキシー・ミュージック』
1.ビル・ベイリー(帰っておいでよ)(Bill Bailey(Won't You Please Come Home))
2.おお、スザンナ(Oh! Susannah)
3.Shortenin' Bread
4.Down By The Riverside
5.For Me And My Gal
6.Alexander's Ragtime Band
7.草競馬(Camptown Races)
8.12番街のラグ(Twelfth Street Rag)
9.Pop Goes The Weasel
10.April Showers

 アメリカのラグタイム・カントリーといった、懐かしい雰囲気のポップス曲を集めたCD。これは105円。安い。こちらもジャケ写は「むー」だけれどね。

ゲーム『The 実写でボクシング』

 たしか、前に無料の体験版をダウンロードして遊んだ記憶がある。面白かったのですが、その後製品版を見つけることもなく、遊ぶ機会もなかった。ふと見かけて、思い出しました。

 あとは、手首に巻くためのサポーターも買いましたが、これは本当にそのままサポーターなので、写真なども省略。

 それから、南口にも行ってみる。こちらはあまり変わっていないかな。駅ビルのユニクロで冬物の服を買ってきました。

(おまけ)北口のイルミネーション。

 


2007.11.21(水)

 雑誌『TVBros.(テレビブロス) 2007年11月24日号』(東京ニュース通信社)

 いやあ、今号は面白いページとつまらないページ落差が大きな号だった。
 特は下記のとおり。

■冠婚葬祭缶珈琲〜190gの幸せ〜
 缶コーヒー特集。 缶コーヒーとは直接関係のない、「ペットボトルのオレンジのキャップはホットに使えることを示す」という豆知識だけが印象に残った。

■『PEACE BED アメリカVSジョン・レノン』公開 オノ・ヨーコの見つめる世界
 表紙もオノ・ヨーコ氏。よく『TVBros.』に登場しなあという感じ。その程度の感想しかない。

■ニューヨークすき間旅
 ライター森知子氏のニューヨーク旅行記。森氏って、ブロスの記事だとアジアとか南米とか東欧などに旅行している印象が強い。
 そんな旅行者の見たニューヨークは、ってことなのですが、やっぱり独特の視点で旅をしていて、面白い。この人の旅行記は、絶対どこかの出版社で本にするべきだと思う。

 あと、気になった記事。

●音楽コーナーでの原田知世インタビュー。
 下のCD発売に伴うもの。

music & me (DVD付)
music & me (DVD付)
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原田知世
ヒップランドミュージックコーポレーション (2007/11/28)
売り上げランキング: 218

 

●映画コーナーで取り上げられた『迷子の警察音楽隊』
 エラン・コリリン監督と、主演のサッソン・ガーベイへのインタビュー。この映画はぜひ見たい。
♪ 迷子の警察音楽隊 ♪

●「サラーム海上のかあちゃんといっしょ」
 グディングス・リナとそのご両親へのインタビュー。
グディングス・リナ『大都市を電車はゆく』:@TOWER.JPAmazon.co.jp

●川勝正幸さんの『Too Old to ROCK'N'ROLL Too Young to DIE』で紹介されていた、フランスの漫画版『失われた時を求めて』

失われた時を求めて フランスコミック版 第1巻 コンブレー
ステファヌ・ウエ マルセル・プルースト 中条 省平
白夜書房 (2007/11/20)
売り上げランキング: 681

 

●ラーメンズ片桐仁さんの『おしえて何故ならしりたがりだから』
 奥さんとお子さんと一緒に、円谷プロダクションの「怪獣倉庫」を見学しています。
 「取材にかこつけてで一家でレジャーかよ」と思う人もいるかもしれないが、個人的にはこういうこの連載での片桐一家による取材は、読んでいると結構和んで嫌いじゃない。片桐さんちゃんとしたお父さんだなあ、髪の毛もしゃもしゃなのに(髪の毛は関係ない)。


2007.11.22(木)

 この日は、午前中浅草で健康診断を受ける。帰り、商店街で味のある看板を見つけたので、思わずいくつか写真に撮ってみる。独特の雰囲気があるよなあ。


ROX入口のクリスマスツリー。もうそろそろそんな時期です。


なんだか情報が錯綜した感じの看板ですが、ともかくコインロッカー100円は安いと思う(浅草には他にもありました)。


 主なツッコミとしては、「コック帽子が小さくてちょんまげみたい」・「南極や北極に住むペンギンがラーメンを食えるのか」・「ひょっとしてオバケのQ太郎が変装しているのかも(となるとラーメンは小池さんのものだ)」・「後ろの『最も安いぎょうざ』」も気になる」。

 
ちょっと体育会系。もしくは角界系。


トランクスの専門店の模様です。店は2階なので店内の様子は伺えませんでしたが、表のディスプレイを見ると唐草模様などがあるようです。

そして看板にあった五箇条。

 それから銀座と汐留へ行き、いくつかのギャラリーで展示を見る(リンク先はブログに書いた感想です)。

 ちなみにこれらは全部入場無料でした。
 時間とデザインやアートへの興味はあるけれど、お金がそんなにない人(俺のことか)には、銀座のギャラリーをぶらぶら見るのはいいと思う。今日私が行った他にも、画廊として作品を販売していたり、企業のショールームを兼ねていたりいう所も含めると、銀座には入場無料のギャラリーが結構あります。
 すごく大きな(美術館みたいな)ギャラリーではないけれど、その分一カ所の滞在時間も(美術館に比べれば)少なくて、色々な展示を見て回れる。インターネットで調べて、面白そうな展示やギャラリーを見つけたら回ってみるというのも、休日の過ごし方としてなかなかいいのではないでしょうか。ただし、定休日がまちまちで、日曜定休の場合もありますのでご注意を。

 展覧会の中で一冊図録というかパンフレットというかを購入。

「クリエイションギャラリーG8にて」

「タイムトンネルシリーズVol.25 葛西薫 1968」

 葛西薫氏へのインタビューをまとめた冊子。クリエイションギャラリーG8とガーディアン・ガーデンで行なわれた展覧会に伴い作成されたもの。  葛西氏の名前は知らなかったのだが、サントリー(烏龍茶など)やソニー、UNITED ARROWSなどの広告や、映画『ワンダフルライフ』や『誰も知らない』のポスターなどを手がけていることを知り、興味があって購入。

 

 また、ギャラリーを見る途中で買い物。

「博品館TOY PARK」にて

「ニンテンドーDS Lite クリムゾン/ブラック」Amazon.co.jp楽天ブックス

 ついにニンテンドーDSを購入しました。色は新色のクリムゾン/ブラック。私なんかは、この色を見るとディスクシステムとかバーチャルボーイを思い出す。そんなこともあってこの色に決める。

 先日買ったPSPと比較すると、やっぱり任天堂は「快適に遊べるおもちゃ」をつくっているんだなあと思う。ソニーと任天堂のどっちが良い悪いではなく、方向性が違うのだなと思う。
 PSPの利点としては、自分が持っているデジタル機器との連動性にある。それは例えばパソコンと連携できるとか、メモリーカードもメモリースティックDuoを使っているので、汎用の製品が使用できるとか。音楽や動画の転送ができるのも利点の一つでしょう。
 一方ニンテンドーDSは、そうした拡張性はあまりない。周辺機器をつけるためのコネクタもないし、メモリーカードという概念もない(データは、これまでどおりソフト自体に記録する)。
 ただしその分、「ゲームを遊ぶ」ということについては非常にシンプルで手軽。起動も早い。

 なお、ニンテンドーDSのクリムゾン/ブラック(新色)、ネットでは例によって一時的な品切れに付け込んだプレミア価格もあるようですが、実際におもちゃ屋や電気屋に行けば普通に買えます。早まってプレミア価格の商品に手を出さないようにしましょう。

 そして一緒に買ったのは下のソフト。

ニンテンドーDS用ソフト『ゲームセンターCX 有野の挑戦状』(2007年11月、バンダイナムコゲームス)楽天ブックスAmazon.co.jp

 このソフト目当てでニンテンドーDSを買ったといっても過言ではありません。
 主人公が1980年代に戻って、その当時に発売された(という設定の)ゲームを遊ぶ、というゲーム。ゲームはミニゲームじゃなくて独立したひとつのゲーム。後から別のモードで独立したゲームとして遊べるし、ちゃんとエンディングもある。
 ゲームが1980年代当時を彷彿とさせる内容で、かつそれなりの難易度にバランスが取られている。これは長く遊べそうです。

 一緒に購入したのが下記の二つ。


 基本的にDSを外に持ち出すことはないのですが、一応。

ドットグラフ ファミコンストラップD(バルーンファイト)

 ゲームのキャラクターが書かれたストラップ、ファミコンの本体とコントローラーのストラップのセット。

 それから、帰りに日本橋の丸善にも寄る。本と文房具の売場の面積がちょうどいいバランスで、見ていると楽しい。一冊見つけて購入。

[新刊]「丸善 日本橋店」にて

東京日記2 ほかに踊りを知らない。 (東京日記 (2))
川上 弘美 門馬 則雄
平凡社 (2007/11/17)
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川上弘美さんの「日記」の第二作。私は前作を読んでいて、フィクションともノンフィクションともつかない不思議な雰囲気が好きだったので今回も購入。

おまけ:コレド日本橋のそばのイルミネーション


2007.11.24(土)

[新刊]「オンライン書店bk1」にて

 気になっていた本を何冊かbk1に注文していたのが届きました

システム手帳新入門! (岩波アクティブ新書)
舘神 龍彦
岩波書店 (2004/11)
売り上げランキング: 13724


システム手帳の極意 アイデアも段取りもきっちり整理
舘神 龍彦
技術評論社 (2006/05/24)
売り上げランキング: 5261

 12月1日に舘神龍彦氏主催の手帳オフ会に参加することにしていたので、予習の意味も含めて購入。ブログはいつも読んでいるし、最新刊の『手帳進化論』は読んだのだけれど、実はこの二冊は未読だったのです。

藤子 不二雄A『まんが道 1 藤子不二雄Aランド』(ブッキング) オンライン書店bk1楽天ブックスAmazon.co.jp

風雲児たち (1)
風雲児たち (1)
posted with amazlet on 07.11.25
みなもと 太郎
リイド社 (2002/03/28)


  読み始めようかと思っていた長編マンガの第一巻をそれぞれ購入。どちらも夢中で読めればいいなと思っています。


2007.11.25(日)

 新聞広告を見て、買おう買おうと思いながら忘れていた『Number』の最新号。Jリーグの特集です。


 特集は「我らの証。J FINAL Emotions of 2007」。しかし、今年のJリーグがあの結末になろうとは。

▼浦和レッズACL王者への道
◆決勝総括◆文◎後藤健生
アジア王座の真価

◆ACL随行記◆文◎熊崎敬
黄色い地獄での消耗戦 ◆制覇の立役者1◆文◎小齋秀樹
阿部勇樹「鉄人の存在証明」

◆制覇の立役者2◆文◎島崎英純
鈴木啓太「貪欲さで頂点へ」

▼Jリーグ2007最終章
◆密着インタビュー◆文◎矢内由美子
田中マルクス闘莉王
「レッズで育ち、レッズを支える」

◆ライバル・ストーリー◆文◎小齋秀樹
田中達也×永井雄一郎
「赤い月と赤い太陽」

◆司令塔が語る◆文◎竹澤哲
ポンテ「浦和との幸福な関係」

◆Jをめぐるキーワード◆文・写真◎近藤篤
サッカーボールと人間関係

◆挫折と再生の物語◆文◎猪狩真一
中村憲剛「フロンターレの特別な一年」

◆ジェフ復活の舞台裏◆文◎佐藤俊
巻誠一郎×水野晃樹
「一触即発」 ◆帰ってきた千両役者◆文◎畠中直毅
大久保嘉人「俺は変わらん!」

◆ガンバ大阪師弟対談◆文◎佐藤俊
播戸竜二×安田理大
「泣いて笑って、走る蹴る」

◆悲運の名将が率いたレイソルの躍進◆
文◎城島充
石崎信弘「愛と哀しみのフットボール」

◆ユース寮潜入記◆文◎槙野仁子
サンフレッチェ広島「明日を夢見て」

◆コラム・Jの絆◆文◎田桑一
人間の絆
「早野監督への恩返し/カズ不惑ゴール」
因縁の轍「バレーの呪い/横浜ダービー」


2007.11.27(火)

 仕事が終わったのがわりと遅い時間で、かつ次の日が休みで、なんとなく心身とも疲れていたので、「うわあああん」と衝動的に御茶ノ水のヴィレッジヴァンガードに寄り道する。店内をぶらぶらしてから、CDと本を買いました。

「ヴィレッジヴァンガード お茶の水店」にて

arthur(アルチュール)『Pierott』(SDCM-0024) @TOWER.JPAmazon.co.jp

hana(歌)と天野代介(synthesizer/guitar/bass/programing)による2人組、アルチュールの2ndアルバムが登場。どこか懐かしい不思議でファンタジーな世界観。攻撃的なウィスパーボイスが染み入るメロディーとサウンドに一発でノックアウトされちゃいます!

1.ラーレ
2.永遠
3.コモレビ
4.Baby baby
5.ぼくのらいおん
6.オレンジの夜の鳥
7.トランシット
8.ぎらぎら
9.Greensleeves

(@TOWER.JPより)

 前作『Rakuda』を買って気になっていたグループのニューアルバム。かわいいボーカルの声と、打ち込み中心だけれどメロディアスな曲が、いいんです。

arthur アルチュール


東京命日
東京命日
posted with amazlet on 07.12.14
島田 虎之介
青林工芸舎 (2005/01)


 以前、作家長嶋有氏の推薦に惹かれて読んだ『トロイメライ』が面白かったので、デビュー作に遡って読もうと思い購入。


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