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燃朗のがらくた古本日記

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2007年10月の古本日記


2007.10.07(日)

 この日は、乃木坂の国立新美術館で展覧会を見て、六本木、渋谷と歩いてきました。順番に寄ったお店や買ったものをご紹介ご紹介。

[新刊]「国立新美術館 ミュージアムショップにて」

図録「安齊重男の“私・写・録(パーソナル フォト アーカイブス)”1970−2006」展

 下記の展覧会の図録を買ってきました。安齊重男氏の写真集であるとともに、1970年以降の日本を中心とした現代美術の記録にもなっている。

安齊重男の“私・写・録(パーソナル・フォト・アーカイブズ)” 1970−2006:国立新美術館(THE NATIONAL ART CENTER, TOKYO)

 

(展覧会の感想)
木の葉燃朗の「本と音楽の日々」 「安齊重男の“私・写・録(パーソナル・フォト・アーカイブズ) 1970−2006」展(@国立新美術館)を見てきました

 それから、青山ブックセンター六本木店で本を見る(購入はなし)。六本木では、青山ブックセンターだけに立ち寄って、その後バスで渋谷へ。
 すごい人の数なので、なるべく地上を歩くのを避けて地下や高架を通ることにする。まず、渋谷古書センターへ行くが、日曜は定休日でした(忘れていた……)。
 そこから東急ハンズへ。来年のシステム手帳を買う。

「東急ハンズ 渋谷店」にて

 2008年版システム手帳用ダイアリー バインデックス バイブルサイズ 月間ダイアリー1(時間メモリ入り) 商品番号 bindex-041
楽天市場

 2007年の分は自作のリフィルを使っていましたが、2008年は市販の月間リフィルを使うことにする。週間リフィルについては、買うかどうするか考えたが、とりあえず見送り。
 それから、パルコパート1地下のデルフォニックス・ロフト・無印良品を回る。
 Apple Storeにも、iPod touchが見たかったので行ってみるが、iPod touchのコーナーは人が多くて、タッチできず。
 仕方がないので、iPod classicをいじりながら、買おうかどうしようか迷ってみる(すぐに買う気はないのですが)。

 で、タワーレコードへ。新譜の1階やJ-POPの2階は人が多いので、そそくさと6階(クラシック)・5階(ジャズ・ワールドなど)へ上がる。ここも人は多いが、それなりに静かで落ち着く。
 クラシックコーナーで、2枚CDを購入。

[CD]「タワーレコード渋谷店」にて

・『スペース・シアター/高橋悠治、小澤征爾、若杉弘他』@TOWER.JP

このアルバムには、1970年に開催された、大阪万国博覧会におけるパビリオンの一つであった「鉄鋼館/スペース・シアター」の中で上演されるために3人の作曲家に委嘱された作品が収録されています。これらの作品は本来、立体的な音響システムを持つ会場のために作られた作品でしたが、収録にあたり、新たに2チャンネルにトラックダウンされました。当時の現代音楽の作曲家達が描いていた夢の実現のメモリアルとしても貴重なアルバム。 ■詳細
”スペース・シアター〜PROGRAM OF STEEL PAVILION AT EXPO'70”
【曲目】
1.武満徹:クロッシング
2.高橋悠治:エゲン
3.クセナキス:ヒビキ・ハナ・マ
【演奏】
東京混声合唱団女声部(1)
高橋悠治(ピアノ、チェレスタ)、安部圭子(ヴィブラホーン)(1)
伊部晴美(ギター)、木村茉莉(ハープ)(1)
小澤征爾(指揮)、日本フィルハーモニー交響楽団(1、3)
若杉弘(指揮)、日本フィルハーモニー交響楽団(2)
【録音】
1970年(1、3)、1969年(2)
(@TOWER.JPより引用)

武満徹:ジェモー
武満徹:ジェモー
posted with amazlet on 07.10.07
東京都交響楽団 武満徹 若杉弘 本間正史 リンドベルイ(クリスチャン)
コロムビアミュージックエンタテインメント (2004/03/24)
売り上げランキング: 6862


 武満徹のCDを二枚買う。日経BP社のNBonlineのサイトで、日本コロムビアのクラシックCD制作のプロデューサー、川口義晴氏へのインタビュー記事を読んでいて、一時期すっと武満徹の話題だったので、興味を持って購入。

音楽プロデューサーという仕事 (音楽プロデューサーという仕事):NBonline(日経ビジネス オンライン) (第7回〜第11回のあたり)

 それから、5階の電子音楽・アヴァンギャルドのコーナーの本の棚で、面白そうな本を見つけて購入。

[新刊]「タワーレコード渋谷店」にて

 

出版社/著者からの内容紹介
80'年代----僕たちは子供だった。
遊びだけがすべてだったあの頃。
大人たちもバブル、バブルと浮かれていたけれど、
おもちゃという宝物に囲まれて、
僕たちは僕たちで最高に楽しかった。
「キン消し」「ミニ四駆」「ビックリマンシール」----
キミの宝物はなんだった? 
----------------------------------------
80年代の子供たちの遊び、特におもちゃをビジュアルたっぷりに徹底紹介しま
す。

内容
●タミヤの前ちゃんインタビュー
●『GO!GO!ミニ四ファイター』の越智義彦書き下ろし漫画
●ルービックキューブ
●ゲーム&ウォッチ
●ガンプラ
●チョロQ
●キン消し
●メカ生体ゾイド
●ビックリマンシール
●トランスフォーマー
●SDガシャポン戦士
●ミニ四駆
●聖闘士星矢
●ガムラツイスト・あっぱれ大将軍・......etc.
●カードダス
......etc.
(Amazon.co.jpより引用)

 データブックというよりは、当時を思い出させるような懐かしさのある本。写真も多いし、ちょっと読むには面白そうだったので購入。

 以上で買い物終了。

 で、家に帰ってきたら、bk1に注文していた本が届いていました。

[新刊]「オンライン書店bk1」より

 border=0フィリップ・K・ディック:著・友枝康子:訳『流れよわが涙、と警官は言った』(1989年、ハヤカワ文庫SF)オンライン書店bk1楽天ブックスAmazon.co.jp

 ディックの小説、次はなにを読もうかなあと思っていたのですが、この題名(原題"Flow My Tears,the Policeman Said"の直訳ですが、すごく好きです)と、有名タレントが、ある日突然世界中のすべての人から忘れられていた、というあらすじに惹かれて購入。
 題名とストーリーが結びつきそうにないところにも惹かれます。


2007.10.10(水)

雑誌『TV Bros.(テレビブロス)2007年10月13日号(2007年10月13日〜2007年10月26日)』(東京ニュース通信社)

 主な特集。

■昨農 今日 明日 〜変わりゆく農業〜
 永島敏行氏へのインタビューや農業バイト体験記など。

■セルフ・プロモーションの方法

■ここがヘンだよ! 朝占い
 テレビの占いコーナーを検証。レイアウトがひどくて読む気がしない。

 あと気になった記事。

 ……しまった特にない! あ、Perfumeの連載「たちまち、語リンピックせん?」は面白いです。

 それからリニューアル後、連載ページを、TV番組表の前を「シロブロス」、後を「クロブロス」と名づけていますが、意味不明です。「クロブロス」が、黒地に白で活字が書いてあるとか、「クロブロス」がブラックな内容なら分かりますが。


2007.10.12(金)
[新刊]

 双葉文庫のいしいひさいち氏傑作選。
 単行本未収録の四コママンガ(一部は四コマ以上)を集めたもの。
 政治もの、経済もの、野球ものなど。比較的時事ネタが多いです。

てなもんやお宝発掘大作戦 (双葉文庫 い 17-32 ひさいち文庫)
いしい ひさいち
双葉社 (2007/10)
売り上げランキング: 616


 この日は、オープン当日の有楽町イトシア(ITOCiA)に行ってきました。

 

有楽町イトシア-YURAKUCHO ITOCiA-

 いやあ、人多かった。
 私が見たかったのは、有楽町マルイのTSUTAYA BOOK STOREだったので、マルイの8階を主に見てきました。

 感想としては、セレクトショップっぽい品揃えということ。店の半分は、雑誌と文芸書を並べ(表紙を見せる面出しが多い)、もう半分は、テーマごとに雑誌も単行本も文庫も並べ、関連する雑貨や文房具も並べる。
 想像どおり、六本木のTSUTAYA TOKYO ROPPONGIに近い雰囲気。ただし、スターバックスは、六本木のように店内に組み込まれているというよりも、隣接している感じです。
 なお、CDは少しだけセレクトしたものを販売していますが、レンタルは一切ありません。

 いわゆる普通の本屋にしなかった理由は、おそらくふたつあると思います。

 ひとつは、ターゲットの客層。本屋らしい本屋よりも、雑貨やCDもある店を好む人に向けているのでしょう。有楽町マルイがターゲットにする客層が「団塊ジュニア」らしいので、その世代を狙ったという言い方もできるかもしれません。
 もうひとつは、競合他店との差別化。有楽町の駅前には、三省堂書店が以前から店を構え、銀座まで行けば旭屋書店・教文館・ブックファーストなどがある。東京駅には八重洲ブックセンターも丸善もある。
 その中で特色を出すために、本だけではない、というのを特徴にしたのだろうと思います。これは考え方として正しいです。

 その上で、TSUTAYA BOOK STOREについての感想を。
 オープン時点の本の棚には、あまり魅力を感じない。ただ、これから変わっていくとは思いますので、その点に期待します。
 テーマごとに並ぶ本はノンフィクションなのですが、私が好きなアート・デザインの本は少ない。ビジネスとか子育てとか占いとか、個人的にあまり惹かれない本が多かった。
 それから、面出しは多いけれど、文芸書の棚はのっぺりした印象を受ける。ジュンク堂のような、といえば分かる人には分かるだろうか。POPもないし、平積みもほとんどないので、ピンとくる本が見つけにくい。

 というような印象です。

 ついでに、イトシアのまわりをぐるっと回る。有楽町の駅前の風景がすっかり変わりました。ずいぶん長い間、なにもなかったからねえ。いまや有楽町駅銀座口から、有楽町マリオンは見えなくなってしまいました。
 交通会館のあたりから有楽町駅・イトシアを撮影した写真は下記の通りです。


2007.10.13(土)

 

 この日は、世田谷文学館へ行ってくる。植草甚一氏の展覧会を見てきました。その感想は下記の通り書いています。

木の葉燃朗の「本と音楽の日々」 「植草甚一/マイ・フェイヴァリット・シングス」展(@世田谷文学館)へ行ってくる

 館内の売店にて、植草氏関連の本を2冊購入。

[新刊]「世田谷文学館」にて

図録「植草甚一/マイ・フェイヴァリット・シングス」

 展示されていた植草氏の写真、著作や雑誌・手紙などの図版が掲載されている。植草氏への一問一答なども収録されています。
 A5版という(図録としては)コンパクトなサイズにしているのが、個人的にはいいと思う。新たな植草本の一冊として、他の著作などとともに本棚に並べることができる。
 図録は通信販売もしているようなので、気になる方はどうぞ。

世田谷文学館>>刊行物案内>>植草甚一 マイ・フェイヴァリット・シングス

J・J氏の男子専科 (植草甚一スクラップ・ブック)
植草 甚一
晶文社 (2004/11)
売り上げランキング: 75811


 食・ファッション・雑貨など、男性向けのコラムを集めた本。

 世田谷文学館で、展示にあわせて、植草甚一スクラップ・ブック全冊を始め、植草氏の著作を面出しで販売していた。普段、書店でスクラップ・ブック全冊が面出しで展示されるのはあまり見ないので、目録や背表紙でタイトルを眺めていると気づかないような本にも目がいった。ということで、面白そうなので購入したのがこの本。

 世田谷文学館を出てから、下北沢に行くことにする。明大前で井の頭線に乗り換えて、下北沢へ。

 まず、神保町のジャニス3が移転してリニューアルした「かぱえぷしろん」へ行く。

かぱえぷしろん

 面積はだいぶ狭くなりましたが、品揃えは以前から変わらない。むしろ、厳選されている感じもしました。
 CDを一枚購入。

[中古CD]「かぱえぷしろん」にて

HAT/トーキョー〜フランクフルト〜ニューヨーク
HAT
ソニーレコード (1996/12/21)
売り上げランキング: 298128


 細野晴臣、アトム・ハート(後にセニョール・ココナッツ名義で、YMOのラテンカバーCDをリリース)、テツ・イノウエのユニットのCD。
 あまり起伏がない、ミニマル・ミュージックっぽい音楽なので、退屈に感じる人もいるかもしれない。でも、私は好き。

 それから、ヴィレッジヴァンガードへ。一部CDがセールをしていたので、そこから1枚購入。

[CD]「ヴィレッジヴァンガード 下北沢店」にて

V.A.『BEST OF THE SIXTIES 5CD COLLECTOR - ORIGINAL ARTISTS』(TCBS-517)
 60年代の曲を収録した5枚組のコンピレーション。
 輸入盤で、日本語の内容紹介はないし、ジャケット裏に書かれたミュージシャン名や曲名を見ても、すぐにピンとくる曲はない。そもそも、曲やミュージシャン名を読むのも一苦労。

 でも、缶でできたボックスや、ジャケット写真の雰囲気、5枚組としてはかなりお得な価格に惹かれて購入。
 最初、ガールポップメインかと思っていたら(ジャケットからのイメージ)、そうでもありませんでした。

 それから、古本や中古のCD・ゲームを扱うDORAMAで、古本を買う。

[古本]「DORAMA(ドラマ)下北沢 PART 6」

最強のプロ野球論 (講談社現代新書)
二宮 清純
講談社 (2000/06)
売り上げランキング: 12936


 以前読んだ新書のガイドブックで紹介されていたのを読んで、興味を持っていた本。
 二宮清純氏は、テレビなどでのコメントを聞くと、結構クセがありそうで、これまで本は読んだことがない。ただ、内容を読んでみると興味深いので、購入。

デジタル産業革命―「情品経済」の仕事力
山根 一眞
講談社 (1998/10)
売り上げランキング: 760900


 山根一眞氏の、デジタル系の著作は、見つけたら買うことにしている。この本は、山根氏の別の著作で刊行されているのは知っていたが、もっていなかったため、購入。

 という感じで、帰ってきました。


2007.10.18(木)

 この日は、渋谷のO-nestにライブを見に行きました。「F.A.N」感謝祭という、First Aid Networkという音楽事務所(でありCDレーベル)所属のミュージシャンが出演するライブイベント。
 一番の目当ては倉橋ヨエコさんでしたが、倉橋さん含めて出演四組すべていい、という、お得なライブだった。倉橋さんのライブの感想は下記のとおり書きました。

いちファンによる倉橋ヨエコ応援ブログ ■渋谷のO-nestで行われたライブイベント「F_A_N感謝祭」に行ってきました

 ライブ後に、各バンドのCDを一枚ずつ購入。

[CD]「渋谷 O-nest」にて

・MeganeWrench(メガネレンチ)『松ぼっくり』(FADS-5003)@TOWER.JP

  1. 蝉しぐれ
  2. ワイドショーじゃやっていない
  3. Mountain Joe
  4. 99
  5. ドロシー
  6. つったって
  7. 素晴らしい世界

 メガネレンチは、倉橋ヨエコさんのライブサポートとしても活躍している。現在は四人編成のバンド。
 いい意味で、ストレートじゃないロック。以前はボーカル兼ベースだった古城氏がボーカル専任になって、更に曲の幅が広がったように感じる。ライブのパフォーマンスも、以前より更にパワフルになっていたし。

So-net blog:So-netMusic:MeganeWrench インタビュー
メガネレンチ特集:@TOWER.JP

透明ランナー
透明ランナー
posted with amazlet on 07.10.20
ロボピッチャー
ファースト・エイド・ネットワーク (2004/11/21)
売り上げランキング: 166379
  1. ループ
  2. 恋でも恋じゃなくても
  3. キャンディー
  4. チンパンジー
  5. 井戸を掘って
  6. 世界最速のワルツ

 以前から、その特徴ある名前は知っていて、気になっていたロボピッチャー。
 初めて聴きましたが、独特なのだけれどポップ。歌詞も、難しい言葉は使わずに、抽象的で文学的(あまり好きな表現ではないのだけれど、他にいい言い方が見つからない)な世界観を持っている。
 ということで、一番タイトルが気になったセカンドアルバムを購入。物販にはボーカルの加藤さん自らが立って販売していた(どのバンドもそうだった)のだけれど、静かな雰囲気だけれど熱い感じの人だった。思わず握手してしまった。

クリームチーズオブサンの碧い果実
クリームチーズオブサン
インディーズ・メーカー (2007/09/12)
売り上げランキング: 42454
  1. ティーネイジャーのお嬢ちゃん
  2. 青い青年
  3. マーブルビーチ 〜 marmalade mix 〜
  4. よろめきたい
  5. カフェ
  6. 夏のたゆたい
  7. 恋人のいない誕生日
  8. ワルツみたいに
  9. 碧い果実のテーマ

 クリームチーズオブサンは、人数も多いし、色々な楽器を使っているし、にぎやかなバンド。曲も、古きよきロックンロールを思わせるような感じ。エレキベースと近いものを感じるといえば、分かってもらえる人には分かってもらえるかもしれない。

 ということで、世の中にはまだまだすごいミュージシャンがいっぱいいるんだぜ、ってことを再確認したライブだった。


2007.10.20(土)

 この日は、渋谷のBunkamuraル・シネマで、第20回東京国際映画祭の特別企画「映画が見た東京」の上映作品を見る。

木の葉燃朗の「本と音楽の日々」 映画感想:「東京五人男」(2007_10_20@Bunkamuraル・シネマ)
木の葉燃朗の「本と音楽の日々」 映画感想:「下町 ダウンタウン」(2007_10_20@Bunkamuraル・シネマ)
木の葉燃朗の「本と音楽の日々」 映画感想「会社物語 MEMORIES OF YOU」(2007_10_20@Bunkamuraル・シネマ)

 映画の合間に、「たばこと塩の博物館」で昭和30年代物語〜街角のたばこ屋さんをさがして〜」展を見る。

[新刊]「たばこと塩の博物館」にて

ブックレット「昭和30年代物語 〜街角のたばこ屋さんをさがして〜」

 いわゆる図録です。たばこ屋に限らず、集団就職、当時の家電や飲食品、子供の遊び、オリンピックに皇太子ご成婚など、テーマごとに展示品の写真やや展示された写真が掲載されている。

・木の葉燃朗の「本と音楽の日々」 「昭和30年代物語〜街角のたばこ屋さんをさがして〜」展&映画「お姉さんといっしょ」を見る(@たばこと塩の博物館)

 で、映画を見た後に、Bunkamuraの地下の「NADiff modern」で買い物。

[新刊]「NADiff modern」

Pen (ペン) 2007年 11/1号 [雑誌]

阪急コミュニケーションズ (2007/10/15)


 特集は「1冊まるごと 現代アート入門!」。『pen』は価格が手頃だから、気になる特集はとりあえず買っています(で、「ああ立ち読みだけでよかった」ということもたまにある)。

 それから、卓上カレンダーを一個買う。とりあえず日付が分かればいいので、カレンダー面が5×5cmくらいのものを。

 下の「TRUNK」のもの。けっこういいデザインです。

ZONART & KAMIKA [毎日がギフト]

 それから、移転したリニューアルオープンした「ブックファースト」を見て帰ってくる。

 これまでの店舗は、ビル建て替えのため閉店。その代わり、東京メトロ半蔵門線、東急田園都市線の改札(地下)から直結した場所に「渋谷文化村通り店」としてリニューアル(2007年10月18日オープン)。たしか、以前旭屋書店があって、その後パチンコ屋が入っていた場所だと記憶している。
 これまでの売場(6〜7フロアくらいあったと記憶している。普段1Fと2Fしか行かなかったのであやふや)を2フロアに凝縮しているので、かなりぎゅうぎゅうという印象。
 面積の関係上、平積み台は少ない。面出し(表紙を向けての展示)も少なく、本を眺める面白さは少し減じた印象がある。それでも、雑誌のバックナンバーのコーナーを残したり、文芸書の棚は充実させていたり、フェアのコーナーも小さいながらちゃんとつくったり、ブックファーストらしさを出そうという努力は感じます。

 更に、店内にあったポスターに今後の出店予定が書かれていました。2008年4月に秋葉原へ、2008年8月は新宿へ、それぞれ出店予定とのこと。

 ここで一冊購入。

[新刊]「ブックファースト 渋谷文化村通り店」


 最近の手帳ブームの原因の考察と、自分にあった手帳のつくり方のヒントの二つが主な柱。
 実は、この本のあとがきに私の名前が載っています。著者の舘神氏のブログでの、未使用の手帳を提供して欲しい、という呼びかけに応じて一冊送ったため。


2007.10.24(水)

[新刊]

雑誌『TV Bros.(テレビブロス) 2007年10月27日号(2007年10月27日〜2007年11月9日)』(東京ニュース通信社)

 今号は、表紙に使われている小松崎茂先生が晩年に描かれた「空飛ぶイオンとジャスコ」のイラストがすばらしくかっこいい。店舗のオープン記念のポスターだったそうです。これだけでも買う価値があったと思う。逆に言うと、そう思うくらい今号は内容がイマイチ。

 特集は下記のとおり。

■週末はジャスコとサティをはしごして 〜郊外大型ショッピングセンター発カルチャー〜

■喫茶店で憩う。

■DVD『去年ルノアールで』発売記念 せきしろ×星野源〜先日ルノアールで〜

去年ルノアールで DVD-BOX~深煎り妄想セット~
JVCエンタテインメント (2007/10/26)
売り上げランキング: 199

 

■ここがヘンだよ!第一回
 ドラマ第一回批評。ところでこのタイトルがかつてのテレビ番組「ここがヘンだよ日本人」のパロディ(だよね?)ということは、どれだけの人が分かっているのだろうか。

 その他気になった記事。

●映画監督山田広野の「活弁世界傑作劇場」で紹介されている映画『世界大戦争』(1961年東宝。監督:松林宗恵)
 昭和三十年代が舞台で、世界戦争が勃発するというSF映画らしい。「涙の果てに恐怖する『三丁目の夕日』ダーク版!」とのこと。

世界大戦争
世界大戦争
posted with amazlet on 07.10.27
東宝ビデオ (2004/12/23)
売り上げランキング: 19344

 

●映画コーナーで紹介されていた映画『once ダブリンの街角で』。「名もなき者たちの裏『ラブソングができるまで』!?」という紹介(by 森直人 氏)に惹かれました。見に行きたいです。
:::: once ダブリンの街角で ::::

 この日は、渋谷と六本木で映画とライブを見る。その感想は下記でどうぞ。

 渋谷では、書店やCDショップには寄らず。東急ハンズとloftでS字フックを買う。私は自宅で、パソコンラック代わりにデスクの上にPCラックを乗せているのですが、そこにぶら下げようと思いまして。
 六本木では、ライブまでの間青山ブックセンターで本を見る。一冊購入。

[新刊]「青山ブックセンター 六本木店」にて

 

 ちくま学芸文庫に、「Math & Science」という理数系の内容のシリーズがあります。私は理数系は弱いのですが、このシリーズは時々気になる本がある。
 この本は、数学の理論を身近な話から説明する、というもの。ちょっと立ち読みしてみて、ひとつのエピソードが2〜3ページくらいにまとまっていること、図が多く掲載されていることで、面白そうだと思って買ってきました。


2007.10.28(日)

「石丸電気 モバイル館」にて

 石丸電気の秋葉原の店舗がリニューアルしました。
 駅前、JR山手線・京浜東北線の高架下にある「モバイル館」へ行ってくる。ここ、一部が「DOS/V工房」という、PCパーツを中心とした売場になっている。
 「DOS/V」って、懐かしい響き(『DOS/V magazine』はあるけれど)。「PC/AT互換機」とかに近い懐かしさ。

 パソコンのキーボードを新調しようと思っていたので、コンパクトで、かつサンプルを触ってよさそうだったものを購入。

ACK-2080UM楽天市場

 3,000円くらい。コンパクトだけれど、キーは109キーボードとほぼ同じ配列。


2007.10.31(水)

GAME SIDE (ゲームサイド) 2007年 12月号 [雑誌]

マイクロマガジン社 (2007/11/02)


 定期購読しているゲーム雑誌が届きました。

 表紙および巻頭50ページくらいが『グラディウス』という熱い特集。久々に『グラディウス』やりたくなった。ファミコン版は今でも手元にあります。

マイクロマガジン社:GAMESIDE(ゲームサイド) 最新号の紹介


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