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燃朗のがらくた古本日記

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2007年8月の古本日記

2007.08.01(水)

[新刊]
雑誌『TV Bros.(テレビブロス)2007年8月4日号(2007年8月4日〜2007年8月17日)』(東京ニュース通信社)

 特集は下記のとおり。

  • 銭湯を知らない子どもたちへ
     なぎら健壱インタビューなど。うん、なぜ。
  • 8/10は半島の日! ザ・半島狩人(ハンター)
     日本の半島を紹介。うん、だからなぜ。
 その他気になった記事。
  • 津田寛治さんの連載「津田塾」最終回。お疲れ様でした。
  • ラーメンズ片桐仁さんは、ジグソーパズルのやのまん社を訪問。この会社、昔テレビゲームも作っていたよなあ。
     あと、日本に最初に入ってきたジグソーパズルは、やのまんが輸入した「モナリザ」だったそうです。
    ジグソーパズルのやのまん
  • 特番予告:「大自然に感動『「僕らはサルだ!」織田裕二の猿人類とふれあう感動旅行』(TBS系)は8/20(月)放送」(p.90)。よくぞオファーを出した! そしてオファーを受けた!
  • 特別企画の記事「誰でもできる ガッツ石松が挑戦! おとなのおりがみ」。よくぞオファーを出した! そしてオファーを受けた!(またか!)  ガッツさんの最初のコメントが「だいたい何でこのページに俺が出るんだ(笑)。(中略)お札を折るなんて不謹慎な感じもするけれど」(p.100)という、至極最もなご意見なのが印象的。
    || ||
 それから、倉橋ヨエコさんのDVDの広告が載っていますので(p.84。DVDの一部の写真を掲載)、ファンの方はチェックしてみましょう。

2007.08.04(土)
[新刊]「オンライン書店bk1」より

 気になっていた漫画三冊を注文していたのが届きました。

GIANT KILLING 2 (2) (モーニングKC)綱本 将也:原作・ツジトモ:絵『GIANT KILLING 2』(2007年7月、講談社モーニングKC)オンライン書店bk1楽天ブックスAmazon.co.jp

 サッカーの監督を主人公にした漫画。サッカーをまったく知らない人が読むと地味かもしれませんが(必殺シュートなどはないし)、戦術や選手の配置など、説得力があって面白い。原作者はこれまでもサッカー漫画の原作を手がけており、サッカー好き・サッカーにこだわりがあることが感じられる内容。

こっこさん こうの 史代『こっこさん』(2005年、宙出版)オンライン書店bk1楽天ブックスAmazon.co.jp

 小学生のやよいが、拾ってきたにわとり「こっこさん」を、家族とともに悪戦苦闘しながら育てていく、という漫画。
 目つきが悪くがさつな感じのこっこさんに、読んでいくうちなんとなく愛着が湧いてくる。これは、登場人物がこっこさんを愛しく思う気持ちと平行していると思う。
 それから、実はこっこさんが登場しなくても成立する話があるくらい、登場人物にも深みがある。やよいの家族(姉はづき、両親)の、色々あるけれど幸せそうな日常や、やよいのクラスメート「ちくりん」の強さとその背景にある思い、などなど。

デベロッパーズ―機動戦士ガンダムBefore One Year War 山崎 峰水:絵・矢立 肇・富野 由悠季:原作『デベロッパーズ 機動戦士ガンダムBefore One Year War』(2003年、角川コミックス・エース)オンライン書店bk1楽天ブックスAmazon.co.jp

 『機動戦士ガンダム』のサイドストーリー。『ガンダム』に登場するジオン軍のモビルスーツ「ザク」の開発に大きく貢献したのは、実はジオニック社の下請けの企業ホシオカだった、という話。

 『ガンダム』の「一年戦争」が始まる前の話なので、物語に暗い感じはない。ホシオカの面々には、自分たちの経験や技術を駆使して、それまでにない機械を作ろうという思いを感じる。『ガンダム』のストーリーと比較してしまうと、ちょっと雰囲気が明るすぎるというか、軽すぎる気もする。ただ、テーマとしては面白いし、コメディータッチのサイドストーリーとしては魅力があると思う。


2007.08.07(火)

 この日は、竹橋の東京国立近代美術館と、恵比寿の東京都写真美術館(写美)を回る。下記四つの展覧会を見てきました。

・『アンリ・ミショー展 ひとのかたち』@東京国立近代美術館
・『アンリ・カルティエ=ブレッソン 知られざる全貌』@東京国立近代美術館
・『所蔵作品展 近代日本の美術』@東京国立近代美術館
・『「昭和」写真の1945-1989 第2部「ヒーロー・ヒロインの時代」』@東京都写真美術館
→感想はレポートを書きました。2007年8月7日展覧会訪問記(東京国立近代美術館&東京都写真美術館)でどうぞ。

 最後に渋谷に行って買い物。順番に紹介します。

[新刊]「東京国立近代美術館 ミュージアムショップ」にて

岸田 麗子『父 岸田劉生』(1987年、中公文庫):Amazon.co.jpオンライン書店bk1楽天ブックス
 東京国立近代美術館の所蔵作品展「近代日本の美術」の中で、「劉生と麗子−岸田劉生関係資料より」という特集を見て、岸田劉生になんとなく興味が湧きまして。
 岸田劉生の代表的な絵画「麗子像」のモデルでもある娘の麗子氏が書いた、岸田劉生のエピソード。

 写美のミュージアムショップであるNaDiff ×10(ナディフ バイテン)にも行くが、購入はなし。恵比寿では写美だけに寄って、ガーデンプレイス内の他の店などには行かず。TOWER CAFE(リキッドルームの上のタワーレコード運営のカフェ&ショップ)なども面白いのですけれどね。

 渋谷ではブックファースト・タワーレコード・BunkamuraのNADiff Modern(ナディッフ・モダン)へ行く。ブックファーストとタワーレコードで購入。

[新刊]「ブックファースト 渋谷店」にて

フラット革命
フラット革命
posted with amazlet on 07.08.10
佐々木 俊尚
講談社 (2007/08/07)
売り上げランキング: 131


【内容情報】(「BOOK」データベースより)

大新聞・巨大メディアの没落、ネット右翼と左翼の対立、ミクシィ的人間関係、出会い系、ブログ炎上と終わりなき論争―。『グーグルGoogle』『次世代ウェブ』の著者が、日本を根幹から変えはじめたネット社会の真実を明かす。

【目次】(「BOOK」データベースより)

第1章 フラット化するマスメディア(列車事故を撮影した市民への批判/連載『ネット君臨』 ほか)/第2章 よるべなく漂流する人たち(瑞穂さんの物語/転落する人生 ほか)/第3章 組み替えられる人間関係(三島由紀夫『鏡子の家』/インターネットのクオリア ほか)/第4章 公共性をだれが保証するのか(加藤紘一の絶望/西和彦の嘆き ほか)

(楽天ブックスより引用)
 立ち読みしたら気になって購入した本。この本は、どちらかというと技術的な面よりも、ネットの使い方/使われ方について取材したノンフィクションのようです。

[CD]「タワーレコード 渋谷店」にて

 クラシックと、この日発売(正式には8日発売だけれど)で欲しかったCDを二枚購入。

Rachmaninoff: Piano Concerto No. 3; Piano Sonata No. 2
Sergey Rachmaninov Eugene Ormandy New York Philharmonic Vladimir Horowitz
RCA Red Seal (2004/04/20)
売り上げランキング: 10525


ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番、ピアノ・ソナタ第2番/ウラディミール・ホロヴィッツ

いづれの演奏も,両曲を愛したホロヴィッツによる正規録音としては最後のもの。第3協奏曲では,これ以前の公式録音では大量にカットを行なっていたのに対し,ここでのカットは第1楽章カデンツァの2小節のみ。ホロヴィッツが遺した,唯一のほぼ完全版の演奏である。一方第2ソナタは作曲者と相談の上,初版と第2版を織り交ぜたホロヴィッツ版である。晩年のライヴだが,楽器を鳴らし切る桁外れの才能は健在だ。 [コメント提供;(株)BMG JAPAN]

■詳細
“RCA レッド・シール★ザ・ベスト(44)”
【曲目】
セルゲイ・ラフマニノフ(1873−1943):
1. ピアノ協奏曲 第3番 ニ短調 Op.30
2. ピアノ・ソナタ 第2番 変ロ短調 Op.36 [ホロヴィッツ版]
【演奏】
ウラディミール・ホロヴィッツ(ピアノ)
ユージン・オーマンディ(指揮)、ニューヨーク・フィルハーモニック(1)
【録音】
1)1978年1月8日 ニューヨーク,カーネギー・ホール (ライヴ)
2)1980年4月13日,5月2,4,11日 ボストン,シンフォニー・ホールおよびニューヨーク・エイヴェリー・フィッシャー・ホール (ライヴ)
[ADD/STEREO]

(@TOWER.JPより)

Beethoven: Piano Concerto No. 5
Ludwig van Beethoven Daniel Barenboim London Philharmonic Orchestra Arthur Rubinstein Artur Rubinstein
RCA Red Seal (2005/03/22)
売り上げランキング: 18093


ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」&第4番/アルトゥール・ルービンシュタイン、ダニエル・バレンボイム、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団

85歳を超えたピアニストにテクニックの衰えはほとんどない。それどころか,持ち前の輝かしい音色と逞しいタッチに,穏やかな表情を加えながら,豊かな音楽を作り出していく。「皇帝」の第1・第3楽章のスケールの大きさはもちろん,第2楽章の深々とした旋律のなんという美しさ。70余年にもわたるキャリアの末に辿り着いた巨匠の芸術のすべてが,ここにある。若きバレンボイムの指揮も堂々としており,現在の彼を彷彿とさせる。 [コメント提供;(株)BMG JAPAN]

■詳細
“RCA レッド・シール★ザ・ベスト(33)”
【曲目】
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770−1827):
1. ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調 Op.73 「皇帝」
2. ピアノ協奏曲 第4番 ト長調 Op.58
【演奏】
アルトゥール・ルービンシュタイン(ピアノ)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
ダニエル・バレンボイム(指揮)
【録音】
1975年3月10,11日 ロンドン,キングスウェイ・ホール
[ADD/STEREO]

(@TOWER.JPより)

 この二枚は、視聴して曲の迫力に惹かれたのと、期間限定のプライスオフだったので。

Scott Joplin: Piano Rags 2
Scott Joplin: Piano Rags 2
posted with amazlet on 07.08.10
Scott Joplin Benjamin Loeb
Naxos (2007/05/29)


シリーズ第1集(8.559114)に続く第2弾は、テキサス生まれのピアニストが好演。1枚もののアンソロジー盤にはなかなか収録されない珍しい曲も多く、ラグのスタイル・ヴァリエーションを知ることができる曲もいろいろ。ナクソスらしいこだわりが、ノリのいい演奏と相まって存在感を示しています。

スコット・ジョプリンの音楽上の関心は、ラグタイムで表現できたものよりもずっと広いもので、ジョプリンは二作のオペラ、バレエ、管弦楽作品二曲も書いていますが、今日ジョプリンと言えば、自由なシンコペーションと独創的な工夫が凝らされたピアノ・ラグの名人であり、「ラグタイムの王」と思われています。このCDには、「ストップタイム・ラグ」、郷愁を誘う「グラジオラス・ラグ」、ジョプリン最後のピアノ傑作「レフレクション・ラグ」といった作品が収められています。
[コメント提供;(株)アイヴィ]

(@TOWER.JPより)

 スコット・ジョプリンのラグタイムは、ちょっと前から気になっています。ナクソスの廉価盤CDを購入。

Grieg: Symphony in C minor; Three Pieces from 'Sigurd Jorsalfar'
Edvard Grieg Bjarte Engeset Malmo Symphony Orchestra
Naxos (2007/06/26)


没後100年のメモリアル・イヤーにふさわしいシリーズの最新盤は、ナクソスの北欧音楽演奏でおなじみになった指揮者が、その個性をぶつけた作品集。初期の作品である交響曲、ノルウェー民謡へのこだわりが結実した「変奏」、「凱旋行進曲」が有名な「十字軍の戦士シーグル」という3タイプの作品が収録されています。

20歳のグリーグの封印された交響曲ハ短調は、グリーグ自身がスコアに「演奏を禁ず」と書き込んだものですが、これだけ内容豊かな交響曲はそれほど多くありません。典型的なグリーグ風スタイルではなく、ベートーヴェン、メンデルスゾーン、シューマンやデンマークの作曲家ニールス・ガーデとの連関もあります。積極的で、青年の覇気に満ち、新鮮な音楽上の想念が一杯に詰っている音楽で、かなりの自信作です。人気のある管弦楽組曲「十字軍の戦士シーグル」は、同名の劇付随音楽から取られたもので、グリーグ自身がしばしば海外楽旅の演目としました。終曲「オマージュ行進曲」は、それ自体で交響詩とも呼べるもので、輝かしくて、ほとんど野性的な祝祭行進曲へと曲が進展します。
[コメント提供;(株)アイヴィ]

■詳細
『グリーグ・エディション 第3集』
【曲目】
交響曲 ハ短調 EG119
古いノルウェーの歌と変奏 Op.51
組曲 「十字軍の戦士シーグル」 Op.56
【演奏】
ビャーテ・エンゲセット(指揮)、マルメ交響楽団
【録音】
2005年8月(交響曲)、2006年4月(その他) スウェーデン,マルメ交響楽団コンサート・ホール

(@TOWER.JPより)

 これもナクソス。グリーグの交響曲というのが珍しかったので購入。

須賀田礒太郎『日本作曲家選輯 Vol.20 須賀田礒太郎:交響的序曲、双龍交遊之舞、他/小松一彦、神奈川フィルハーモニー管弦楽団』@TOWER.JPAmazon.co.jp

ナクソス7月新譜といたしまして、知る人ぞ知る作曲家、須賀田礒太郎の雄渾壮大な作品集が登場します。
1999年の須賀田作品蘇演の立役者となった小松一彦指揮の神奈川フィルによる録音です。
この作曲家の「復活」は日本音楽史上の事件だ!
おそらくほとんどの音楽ファンにとって、須賀田礒太郎(1907-52)は、完全に未知の作曲家であるに違いありません。しかし、遺族が楽譜を発掘し、神奈川フィルが2002年から3回にわたり敢行した歴史的な連続演奏会は、観客にまさに衝撃を与えました。これほどの作曲家を半世紀も忘れて顧みなかった日本の楽壇とは、いったい何なのだ!と思わずにはいられません。須賀田は深井史郎、松平頼則、大澤壽人等と同年に生まれ、戦前は日本放送協会からの委嘱等により数多くの作品を発表。その作風は一種の大艦巨砲主義ともいうべき豪放なもので、大管弦楽によって、ストラヴィンスキー、ヒンデミットからバルトークまで、あらゆる音楽の傾向を飲み込み総合を目指すという、当時の楽壇において極めて特異なものでした。録音には復活の立役者たる演奏者を迎え、当シリーズでも格別の意義を持つ1枚と言えます。[コメント提供(株)アイヴィ]

■詳細

【曲目】
須賀田礒太郎:
 交響的序曲 作品6(1939) (世界初録音)
 双龍交遊之舞 作品8(1940) (世界初録音)
 バレエ音楽 「生命の律動」 作品25(1950) (世界初録音)
 東洋の舞姫 (東洋組曲「砂漠の情景」作品10より)(1941)
【演奏】
小松一彦(指揮)、神奈川フィルハーモニー管弦楽団
【録音】
録音編集(24bit/48kHz):2006年6月 かながわアートホール(神奈川)

※片山杜秀氏による日本語解説書付き

(@TOWER.JPより)

 須賀田礒太郎という、「幻の作曲家」の作品が昨年演奏されたとのこと。視聴したら、全部聴きたくなり、購入。

 そして以下はクラシック以外のCD。

Session Time!
Session Time!
posted with amazlet on 07.06.27
ROCO & The S.S. Band
apart. RECORDS (2007/08/08)
売り上げランキング: 38938


1. メロディーアーチ
2. DOGEYE
3. ソライロ
4. こわい夢
5. コミカルライフ
6. ○×アーメン
7. セピアメモリー
8. ベリースマイル
9. 太陽の子
10. Sunny Day
11. カラフルファンファーレ

 ROCOによるセルフカバーアルバム。「オトナロコ」って感じのアレンジ。こういう雰囲気も好きです。
(参考)木の葉燃朗の「本と音楽の日々」 気になるCD:ROCO & The S_S_ Band『Session Time!』(ROCOのセルフカバーアルバム。ある意味ベスト盤でもある)

HARCO「Live at SHIBUYA O-EAST "10th Anniversary Special -PICNICS-” [CD+DVD](タワーレコード限定販売) 」(HIMTC-1009)@TOWER.JP

<収録曲>
★DISC−1(CD)・・・全14曲
1 カーブミラー
2 1分の1の地図
3 江ノ島ラプソディ
4 BE MY GIRL 〜君のデイリーニュース〜
5 キャンドルナイト
6 サプリメント
7 Night Hike
8 winter sports rainbow
9 巻き戻す時間
10 君の髪にふれたい
11 世界でいちばん頑張ってる君に
12 愛するひとのため
13 HARCOマニアックメドレー ”記憶全集”
(スローモーション〜C線上のワーカホリック〜ナズナの茶漬け〜
嘘つき〜記憶全集)
14 愛されたいから

★DISC−2(DVD)・・・ライブ8曲、PV1曲
1 1分の1の地図
2 アパート
3 BE MY GIRL 〜君のデイリーニュース〜
4 バッティングセンター
5 Night Hike
6 巻き戻す時間
7 世界でいちばん頑張ってる君に
8 ソングバート
Bonus track
お引越し(PV / PICNICS version)

 HARCOのタワーレコード限定販売のライブ盤。CDもDVDもライブのすべてを収録しているわけではないので、ライブを見た者としてはちょっと物足りない。それでも、あの非常に盛り上がったライブが思い出される。
(参考)気になるCD&DVD:HARCO「Live at SHIBUYA O-EAST "10th Anniversary Special -PICNICS-” [CD+DVD](タワーレコード限定販売) 」


2007.08.10(金)

 この日は、横浜美術館で展覧会を見て、その後下北沢のヴィレッジヴァンガードでインストアライブを見てきました。

  • 「森村泰昌−美の教室、静聴せよ Bi-Class,Be Quiet」展@横浜美術館
  • 「横浜美術館 コレクション展」@横浜美術館
  • 「ROCO インストアライブ」@ヴィレッジヴァンガード下北沢店

 横浜美術館は、みなとみらい駅で下車。我が家からは結構な距離で、ちょっとした旅行気分でした。
 蒲田から京浜急行で横浜へ、そこからみなとみらい線でみなとみらいへ。

 展覧会の感想は、別途書きますのでそちらをご参照ください。

 

 で、美術館で下記二冊を購入。

[新刊]「横浜美術館」にて

森村 泰昌 著
『美の教室、静聴せよ』

2007年6月,理論社
ISBN : 978-4-652-04411-7
楽天ブックスAmazon.co.jpオンライン書店bk1

「2007年に熊本市現代美術館と横浜美術館で開催された森村泰昌の展覧会図録。虚構としての「美の教室」を立ち上げ、授業形式で展覧会を巡る。「美術史」シリーズの代表作など約80点を収録」

(bk1の紹介文)

「【内容情報】(「BOOK」データベースより)

笑えるもの、暗いもの、楽しいもの、怖いもの…つまり美にかかわることが、この教室に満載です。世界初!作家自身の声による展覧会ガイド。ノーカット版CDつき。

【目次】(「BOOK」データベースより)

1時間目 フェルメール・ルーム―絵画の国のアリス/2時間目 ゴッホ・ルーム―釘つき帽子の意味/3時間目 レンブラント・ルーム―負け犬の価値/4時間目 モナリザ・ルーム―モナリザのモナリザの、そのまたモナリザ/5時間目 フリーダ・ルーム―眉とひげ/6時間目 ゴヤ・ルーム―「笑い」を搭載したミサイルの話/放課後 ミシマ・ルーム―校庭に出ると、そこは荒ぶる神々の黄昏 」

(楽天ブックスより)

「美しい」ってなんだろう?―美術のすすめ
森村 泰昌
理論社 (2007/04)
売り上げランキング: 56464


【内容情報】(「BOOK」データベースより)

あたまのなかをまっしろにして、よのなかのいたるところにある「ふしぎ」をみつけよう。…それが「美しい」と出会うための、まずさいしょの一歩です!じつはこの本、ふだん想像もつかないような、とてつもなく広く大きく奥深い「美」の世界をたくさん用意して、あなたを待っているのです。ちょっとドキドキしますか?でもだいじょうぶ、そこへ連れていってくれるのは、登校拒否教師のモリムラ先生ですし、「美しい」と出会えれば、あなたの人生、かならず大きく変わるんですから。

【目次】(「BOOK」データベースより)

1時間目 私は美術家です/2時間目 モリムラ美術館/3時間目 ふしぎ美術館/4時間目 ものまね美術館/5時間目 芸術VS芸能美術館/6時間目 しあわせVSふしあわせ美術館/7時間目 ほねぐみ美術館/8時間目 おおきさ美術館/9時間目 「地球美術史」美術館/10時間目 いつでもどこでも美術館

(楽天ブックス)

 「森村泰昌−美の教室、静聴せよ Bi-Class,Be Quiet」展の、教科書と副読本とも言うべき本。会場限定で、セットで買うと割引になるので、セットで購入。

 みなとみらいと言えば、ランドマークタワーとか、クイーンズスクエアとか、色々な施設があるのですが、今回はそういった場所へ立ち寄るのはパス。一応、帰りはクイーンズスクエアからみなとみらい駅に入りました(行きは「美術館口」を出て美術館に入ったもので)。

 

 みなとみらい線から東急東横線直通の電車に乗って、渋谷へ。東急東横線は、途中田園調布や自由が丘などを通るのですが、座れたのをいいことに熟睡してしまい、気が付いたら渋谷でした。もうちょっと車窓の風景とか見ておけばよかった。

 人が込み合う渋谷駅の中を抜けて、人が込み合う京王井の頭線に乗り換えて下北沢へ。まずは古本屋の「DORAMA PART 6」へ行く。ここで三冊購入。

2007.08.10(金)購入本
[古本]「DORAMA PART 6」にて

しかもフタが無い
しかもフタが無い
posted with amazlet on 07.08.11
ヨシタケ シンスケ
PARCO出版 (2003/09)
売り上げランキング: 8242


 スケッチ集なのだが、独特の力の抜けた感じがあって、面白い。前から気になっていたのですが、今回見つけたので購入。

今日の芸術―時代を創造するものは誰か (光文社文庫)
岡本 太郎
光文社 (1999/03)
売り上げランキング: 1482


【内容情報】(「BOOK」データベースより)

「今日の芸術は、うまくあってはならない。きれいであってはならない。ここちよくあってはならない」。―斬新な画風と発言で大衆を魅了しつづけた岡本太郎。この書は、刊行当時、人々に衝撃を与え、ベストセラーとなった。彼が伝えようとしたものは何か?時を超え、新鮮な感動を呼び起こす「伝説」の名著、ついに復刻。

【目次】(「BOOK」データベースより)

第1章 なぜ、芸術があるのか/第2章 わからないということ/第3章 新しいということは、何か/第4章 芸術の価値転換/第5章 絵はすべての人の創るもの/第6章 われわれの土台はどうか

(楽天ブックス)

 先日東京国立近代美術館で見た岡本太郎の絵のインパクトが忘れられず、著作を購入。

日本にある世界の名画入門 美術館がもっと楽しくなる (知恵の森文庫)
赤瀬川 原平
光文社 (2006/10/05)
売り上げランキング: 14237


【内容情報】(「BOOK」データベースより)

ドガ、モディリアーニからピカソ、ミロ、クレー、マグリットまで、いちばん面白い時代のこんな名画が日本にあった。「元祖ヘタウマ」のルソー、寂しい、でもなぜか懐かしいキリコ、シャガールは家庭で揚げる天麩羅だ―ユニークな視点で「近代絵画」の見方を伝授する。巻末に美術館ガイドを収録。

【目次】(「BOOK」データベースより)

モディリアーニ「おさげ髪の少女」―絵画が“自我”に目覚めはじめた(名古屋市美術館)/ピサロ「ポン・ヌフ」―パリの心地よさを美味しく味わう(ひろしま美術館)/ルソー「要塞の眺め」―素人に描けて、玄人に描けない絵(ひろしま美術館)/ドガ「浴後」―写真と浮世絵で掴んだ“現代”とは(ブリヂストン美術館)/ピカソ「腕を組んですわるサルタンバンク」―身銭を切って買いたいかどうか(ブリヂストン美術館)/シャガール「ヴィテブスクの眺め」―家庭で揚げる天麩羅との付き合い(ひろしま美術館)/スーティン「セレの風景」―汚ないけど美味い餃子屋の魅力(名古屋市美術館)/マルケ「レ・サーブル・ドロンヌ(オロンヌの浜)」―野獣派マルケに何が起こったのか(国立西洋美術館)/キリコ「ヘクトールとアンドロマケーの別れ」―不安をかき立てる「影」のパワー(大原美術館)/マグリット「王様の美術館」―現代にフィットするCM感覚の妙(横浜美術館)/ボナール「ヴェルノン付近の風景」―印象派を乗り越えた色遊びの快楽(ブリヂストン美術館)/ミロ「パイプを吸う男」―絵は「立派」じゃないといけないか(富山県立近代美術館)/ダリ「ガラの測地学的肖像」―正常の極にあるスリリングな異常/クレー「セイレーンの卵」―絵のどこに“虫の動き”を感じるか(セゾン現代美術館)/レジェ「佇む女」―世の風潮が消えた後に残る絵とは(池田20世紀美術館)

(楽天ブックス)

 赤瀬川 原平さんによる、西洋絵画の見方。原平さん本の中でも、美術鑑賞に関するものは難しそうで敬遠していたのですが、立ち読みしてみて面白そうだったので購入。

 それからヴィレッジヴァンガードへ。ROCOさんのインストアライブを見てから、店内で買い物。

 まずは、鉄道・電車本のコーナーにまぎれるようにおいてあった下記の本を。

[新刊]「ヴィレッジヴァンガード 下北沢店」にて

小説は電車で読もう (植草甚一スクラップ・ブック)
植草 甚一
晶文社 (2005/06)
売り上げランキング: 322555


中間小説の面白さはそれを読むスピードから生まれる! 毎月の中間小説雑誌はもちろん、単行本の長編から外国の新しい小説まで、喫茶店や電車の中でも読みまくり、読書のたのしみをつめこんだ連載時評。1979年刊の新装版

(オンライン書店bk1の紹介文)

【目次】(「BOOK」データベースより)

中間小説の面白さはスピードから生まれてくる/中間小説誌を破いて一編ずつホチキスでとめる癖がついた/池波式サスペンスと山田式ユーモア/覚えたばかりの「ゴブルティグック」という単語が口から出てきた/病院に五十日間カンヅメとなり三百時間ほど本を読んだ/ゲテモノ料理だが、筒井康隆の「夜も昼も」には舌鼓を打った/競馬を知らないぼくでも一気に読んでしまった/こんなのが本当の女流ハードボイルド作家なんだな/感心しっぱなしは、好きになったのとおんなじことかもしれない/ヒッチコックは最初にこのクライマックスを頭に浮かべたそうだ〔ほか〕

(楽天ブックス)

 書評を集めた本。取り上げられている小説についてそれほど知っているわけではないのだが、植草甚一さんの書評(というか植草さんの本を)久々に読んでみたくなって購入。

 あとはCDを。下北沢のヴィレッジヴァンガードが、他のヴィレッジヴァンガード(というのは新宿ルミネやお茶の水店などとの比較ですけれど)と違うのは、Mix CDの多さだろうと思う。
 ということで今回もMix CDを二枚購入。

makoto miura『for swingers only』(ctmc-001)

1. Overture (Let's Begin)
2. Unknown - Un Home Et Une Femmer
3. Prismatica - Gema
4. DJ Rodriguez - Bota Pra Quebar
5. Ronald Mesquita - Balanca Pema
6. Mina - Upa Neguinho
7. Interlude (Blues In The Night)
8. Comelis Vreeswijk - Angbatsblues
9. Marian Montgomery - There! I've Said It Again
10. Susan Maughan - I'm A Believer
11. Peter Nero - Lot Of Livin' To Do
12. Tony Martell - Sunny & Cool
13. Interlude (Journey To Moodsville)
14. Trio Mocoto - Vem Ca
15. Aledemaro Romero - El Musiquito
16. Grupo Batique - E Ruim
17. Los Ladrones - Montana Rusa
18. Fabio Nobile - Zozoi
19. Interlude (Macedonian Requiem)
20. Gals And Pals - Do I Hear A Walz
21. "The Morgan James Duo - Ring A Ding, Dong"
22. Mel Torme - Haven't We Met
23. Zack Laurence - Love In The open Air
24. Bob Leaper Big Band - Downtown
Becos Das Garrafas 〜 Unknown / Un Home Et Une Femmer
Los Ladrones / Montana Rusa 〜 Fabio Nobile / Zozoi

 スウィングジャズ中心のMix。

DJ MIXED BY タカラダミチノブ『HONCHO SOUND★VOL.5★』(HSM-005)HONCHO SOUND(レーベル)

01 H.B. BARNUM Hallelujah
02 SOLOMON SCHWARTZ ET SON ORCHESTRA Bei Mir Bist Du Schoen
03 HERB ALPERT & THE TIJUANA BRASS Walk, Don't Run
04 THE DAVID ROCKINGHAM TRIO Dawn
05 TAKASHI FUJIKI & THE SKYLINERS Twist No.1
06 CLIFF RICHARD & THE SHADOWS What'd I Say
07 TONY TANI Sai-zance Manbo (zance Mix)
08 BAD DREAM FANCY DRESS Colour Problem
09 RED RAT Shellyann
10 SCARE DEM CREW Many Many
11 HAWKEYE Rising Star
12 BLACKA DEMUS Buddy Buddy
13 LOS MINUS HERNANDEZ Carnavalinho
14 HEAVY Q CONNECTION Track 3
15 AKIKO KANAZAWA Yellow Submarine Ondo (texture Mappin')
16 DARKMAN Yabba Dabba Doo (m-beat Jungle Mix)
17 ROCKERS Hi-Fi Push Push (new Blood Mix)
18 ROCKERS Hi-Fi Madda Roots 〜 Doctor Rockit / Little Sparkler
19 MERE MORTALZ feat.U BROWN Dis-a-boom
20 DJ FLACK Story Of Oh (dj C Mix)
21 DJ TURBO AND BEAT BOY Dancehall Jump-up
22 JOHNNY OSBOURNE vs SKOOBZ Budy Bye-sleng Teng (edit)
23 SWOOSH & JOKER Thats Played Out
24 THE DREAM TEAM Public Enemy
25 DAWG E SLAUGHTER Bounce
26 ONIKA & BUNJI GARLIN Get On Bad
27 DAWG E SLAUGHTER Trample
28 BUNJI GARLIN & LIL' BITS In My Country
29 IWER GEORGE Gimme A Brigh
30 BONG-RA Hello, My Cock Is An Aardvark

 HIPHOPからレゲエ、歌謡曲まで入っている。

 そして、Mix CDではないが気になったCDも二枚購入。

SEXY SYNTHESIZER『ROCK』
 「このユニット名とジャケットで、音がピコってなかったら詐欺だろう」と思って試聴したら、想像以上にピコっていたので、購入決定。
 中途半端でユルいチップチューンをすっ飛ばすくらい、王道を行っている。ボーカルがボコーダーを使っているのも好きです。

 現時点では、下記のヴィレッジヴァンガードで限定の発売のようです。

  • 下北沢店
  • 横浜ワールドポーターズ店
  • 横浜ルミネ店
  • 立川ルミネ店
  • お台場店

Sexy-Synthesizer_com (公式サイト)
MySpace_com - Sexy-Synthesizer - Tokyo, JP - Electro - Club - Pop - www_myspace_com-sexysynthesizer (MySpace:音が出ます)

 MySpaceから試聴可能ですので、気になる方はどうぞ。

SWITCH
SWITCH
posted with amazlet on 07.08.11
BOOT BEAT
AIRSPORT (2007/07/11)
売り上げランキング: 63497


1.THEME OF LIKE A BOSSA (SWITCH ver.)
2.HOSHIKUZU BOOGIE PARK feat.SHURIKEN JET
3.DECO WHICH BARKS
4.DABA DABA
5.CLASH CHIC
6.DECEIVES IN ATMOSPHERE
7.ADMIRE MONTPARNASSE
8.JUNK FOOD feat.NAT1-3
9.CONTINUATION OF SCAT
10.DRUM DRUM

 ブレイクビーツにジャズを乗せて、曲によってはラップも乗せる。これがうまくかみ合っていてかっこいい。
 下のレーベルのページで試聴できます。コメントを寄せているのが小西康陽・高橋孝博(HALFBY)の両氏というところからも、曲の雰囲気をお分かり頂けるかもしれません。

AirsPort >> BOOT BEAT「SWITCH」

 あとはトートバッグを。丈夫そうで、デザインもよくて、しかも安いので、購入。ミニショルダーバッグとあわせて使うとよさそうなので買ってみました。


2007.08.15(水)

[新刊]

雑誌『TV Bros.(テレビブロス)2007年8月18日号(2007年8月18日〜2007年8月31日)』

 特集は下記のとおり。

  • しょこたんの こどもトラウマ大作戦!
     中川翔子がデザインしたおばけ(花やしきのお化け屋敷に期間限定で登場)をインターナショナルスクールの子どもたちに見せて反応を見ましたとさ。  中川翔子ミニインタビューもあり、表紙も中川翔子。
     非常に宣伝っぽいページですが、巻頭2ページの特集。
  • リアル・セカンドライフ
     新宿2丁目が「セカンド」で、ゲイの方々を取り上げる。かつて『TV Bros.』で連載を持っていたKEN(Pink・フラミンゴ)も久々に登場。
  • 拝啓 よさこいという生き方
     ソニンへのインタビュー。高知出身なので、小学生の頃から参加していたとのことです。
  • No More プリンス! ムカツク王子!!
     王様インタビューほか。

 そのほか気になった記事は下記のとおり。

  • ロマン優光さんの『ドーンと生きてみよう』最終回。お疲れ様でした。
     しかし「掟は残留決定!?」(p.18)の文字が! 掟ポルシェさんのコラムは継続のようです。たぶん、ロマン優光さんはブロスの他の連載(秋山成勲インタビューなど)、ボクシングの亀田一家、みうらじゅんと思われる人たちに、連載で色々と噛み付いたので、疎ましがられたのかなあ。ただ、ロマン優光さん自身は名指しはしていないのですけれどね。
     で、今回も噛み付いています。イラストと文章で分かりますが、唐沢俊一と思われる人に噛み付いています。ただし、ロマン優光さん自身はその名前は挙げていません。あくまで「宇宙人は本当に来ているのです」(p.18)という話。
     その宇宙人は「全身黒づくめのスーツに身を包み、頭部に円形のガラス状の物体をはめ、頭部には帽子型のUFOが常時パイルダーオンされている」(p.18)。そして「彼の手によるブログ・ミューテーション(他人のブログ等に進入し文章を誘拐、語尾に改造を加え己のものとして発表する恐るべき生体実験)の被害者の報告によれば、その被害について自身のブログで言及したところ宇宙人の使いから『訴えます』という脅しがきた」(p.18)という、分かる人には宇宙人の招待が分かる話になっています。
  • CDコーナーで紹介されている、タラフ・ドゥ・ハイドゥークスの新譜『仮面舞踏会』。ロマ音楽(ジプシー・ミュージック)に影響を受けたクラシックをロマ音楽の楽団がカバーする。これは欲しいです。
    @TOWER.JP
  • 映画『オフサイド・ガールズ』が公開。イラン製作。サッカーの試合を見るために男装してスタジアムに潜入しようとする少女たちの話(イランでは原則として女性が男子サッカーの試合をスタジアムで見ることは法律で禁止されている)。気になる。
    |オフサイド・ガールズ|
  • 「Toy」コーナーで紹介されているおもちゃ「コロジカル2」。「ピタゴラ装置」のようにビー球を転がすおもちゃ。
    コロジカル2
    コロジカル2
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    イワヤ (2007/08/08)
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    コロジカル
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    イワヤ (2006/10/12)
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 この日は会社帰りに池袋へ。映画を見てきました。

木の葉燃朗の「本と音楽の日々」 映画『夕凪の街 桜の国』、もう一回見てきました

 映画の前に、西武池袋本店のリブロ池袋本店へ。ここで行なわれていた「夏の古本まつり」を覗く。しかし、時間があまりないこともあって気が急いてしまい、購入はなし。というよりも、偶然知って予定にはなかったけれど覗いたので、仕方ない。

 その後、東口からJRの線路下を通ってぐるりと西口へ。メトロポリタンプラザ内のいけだ書店で一冊購入。

[新刊]いけだ書店 池袋店にて

ワシらを野球に連れて行け (双葉文庫 い 17-31 ひさいち文庫)
いしい ひさいち
双葉社 (2007/08)
売り上げランキング: 1476


 双葉文庫のいしいひさいち傑作選。今回は野球マンガ編で、『がんばれ!!タブチくん!!』の名脇役(ナカハタとかヒロサワとか)の四コマを主に収録。

 そして、「そろそろ映画館へ」とエスカレーターを上ったら、上の階でメトロポリタンプラザから東武百貨店内の旭屋書店への連絡通路があるのを発見! そうだ、たしかにここに旭屋書店があったのでした。以前来たことがあったのを思い出した。
 旭屋書店の方が売場面積も大きいので、ここでもう少し本を見たかったが、上映時間が迫っていたのであきらめる。


2007.08.18(土)

 この日は、会社帰りに新宿に寄り道。タワーレコード・無印良品・ブックファースト・ヴィレッジヴァンガードなどを回る。

 まずは南口の、Victoriaが運営しているアウトドアショップ「L-Breath」へ。ここで帽子を買う。

・mont-bell ビュートハット ライトタンXオレンジ
(楽天市場)
mont-bellサイト内の紹介ページ

 mont-bell(モンベル)のハット。以前、同じ帽子のブラックXモスのリバーシブルを買ったのですが、色違いをもうひとつ。今年は、外出時に被っていると汗が結構すごいので、ふたつを代わりばんこに使おうと思いまして(一つを洗濯する間にもう一つを使う)。

 それから、ルミネ2の無印良品・ブックファースト・ヴィレッジヴァンガードを回るが、ここでは購入はなし。

 タワーレコード9階のクラシック・ジャズ・ワールド・電子音楽などのフロアで色々CDを試聴する。2枚購入しました。

[CD]「タワーレコード 新宿店」にて

『Music for Ondes Martenot』(『オンド・マルトノのための作品集』、NAXOS 8555779)@TOWER.JPAmazon.co.jp

【曲目】
1) メシアン:未刊のページ 第4
ブロシュ:2)フォーミュル*/3)Lude 9.6*/4)スウィート組曲(管弦楽編曲:H.ブージス&T.ブロシュ)*
ウィッソン:5)Kyriade*〜Kyriade I/6)同〜Kyriade II(抜粋)/7)同〜Kyriade IV
8)レドルフィ:Mare Teno*
9)L.クーパー:悪夢
10)マルティヌー:幻想曲
11)トゥシャール/ブロシュ:ユープロテス
12)ロリン:スペース・フォレスト・バウンド*
(* …世界初録音)
【演奏】
トマ・ブロシュ(オンド・マルトノ&クリスタル・オルガン)
ベルナール・ウィッソン(p)、
トマ・ブロシュ・ウェイヴス管弦楽団、フェルナンド・クアトロッキ(指揮)、
マレク・スワトフスキ(ob)、オリヴィエ・トゥシャール(電子音響)、他
【録音】
1,5-7,10)2002年6月 ポーランド
2,3,4)2003年2月 8)2000年4月 11)1987年 12)1997年 フランス
9)1994年 イギリス
/ Thomas Bloch
CD:オンド・マルトノ

 「オンド・マルトノ」という電子楽器で演奏された曲を収録したCD。というだけで購入を決める。「オンド・マルトノ」がどんな楽器かも知らなかったのですが。
 テルミンのような音が出ています。中には「モーグ・シンセサイザーか!? この音」と思うようなモンドな感じの音楽とか、アンビエントみたいな使い方がされている曲もある。
 ナクソスのCDですが、クラシックではなく電子音楽・アヴァンギャルドのコーナーに置かれていた意味が分かります。

8-Bit Operators
8-Bit Operators
posted with amazlet on 07.08.26
Various Artists
Astralwerks (2007/02/06)
売り上げランキング: 33505


01. Bacalao - The Robots (Die Roboter) - Switzerland
02. Glomag - Pocket Calculator - USA
03. Covox - Computer Love - Sweden
04. Role Model - Showroom Dummies - Sweden
05. Nullsleep - The Model - USA
06. David E. Sugar - Radioactivity - UK
07. Oliver Wittchow - Kristallo - Germany
08. 8-Bit Weapon - Spacelab - USA
09. firestARTer - Computer World (Computerwelt) - Germany
10. Neotericz - Electric Cafe - Argentina
11. Receptors - Trans Europe Express - USA
12. Herbert Weixelbaum - Tanzmusik - Austria
13. Bubblyfish - It's More Fun To Compute - USA
14. Bit Shifter - Antenna - USA
15. gwEm and Counter Reset - The Man-Machine (Die Mensch-Maschine) - UK
 KRAFTWERK(クラフトワーク)の曲を、8bit音源でカバーしたコンピレーション。
 チップチューンみたいな軽い感じのアレンジかと思ったら、意外と原曲に近い雰囲気の曲もあったりして、これは面白いです。

 MySpaceにページがあるので、試聴可能です。
http://myspace.com/8bitoperators


2007.08.21(火)

 欲しいCDの発売日だったので、秋葉原のタワーレコードへ。

[CD]「タワーレコード 秋葉原店」にて

酔いどれ詩人になるまえに
オムニバス VAP,INC(VAP)(M) (2007/08/22)売り上げランキング: 79225
01:回転木馬 / bedside yoshino(eastern youth)
02:ガーディアンエンジェル / 山口洋(HEAT WAVE)
03:教祖タカハシ / 遠藤ミチロウ
04:歩幅と影 / タテタカコ
05:青い春/ フラワーカンパニーズ
06:ムツラボシ / MIMITTO
07:TIME ドカン / 川畑アキラ(ザ・コブラツイスターズ)
08:Story / 吉村秀樹(bloodthirsty butchers)
09:POOR MOON / PANICSMILE
10:砂時計 / ビーグルズ
11.蛙の歌 / 倉橋ヨエコ
12.うちなみ / MATUZAWA
13.帰り道 / Midnight Bankrobbers

 作家チャールズ・ブコウスキーを主人公にした映画『酔いどれ詩人になるまえに』(2005年、アメリカ・ノルウェ−、ベント・ハーメル監督)の日本公開に伴うコンピレーションCD。
 倉橋ヨエコさん、タテタカコさんの曲が収録されているという点が気になって、買ってきました。

映画[酔いどれ詩人になるまえにFactotum]オフィシャルサイト
VAP>>オムニバス・アルバム「酔いどれ詩人になるまえに」

 その後、同じヨドバシAKIBA内の有隣堂や、ヨドバシの文房具コーナー(あるのを知ってびっくりした)で色々物色する。システム手帳のファイルを、コンパクト(薄い)ものにしたいとか、W-ZERO3やiPodを入れてネックストラップでぶら下げるケースが欲しいとか、色々考えつつ見るのだが、が、「これ!」というものが見つからない。
 とりあえずあきらめて、上野へ。明星堂書店と無印良品で、それぞれ購入。

[新刊]
「明正堂書店 アトレ上野店」にて


とり・みき『遠くへいきたい 5』(2007年8月、 河出書房新社)楽天ブックスオンライン書店bk1Amazon.co.jp
 とり・みき氏の「サイレント9コマ漫画」。雑誌『TV Bros.(テレビブロス)』での連載は終わっているし、既に完結していたと思ったら、まさかの第5巻が発売です。早速買ってきました。
河出書房新社|立読み|遠くへいきたい

「無印良品 上野店」にて
帆布チケットケース ベージュ

チケットやパスポート、カードが収納できるケースです。
商品番号 7016680

 普段持ち歩いているメモ帳や付箋を、まとめて入れたらいいのではないかと思い購入。

 あと、上野駅の「Breakステーションギャラリー」で、「鉄道のデザイン〜過去から現代・未来へ〜」という展示を見る。ちょっとしたスペースですが、無料で見ることができました。過去の特別切符のデザインとか、現在の車両、これから建設が予定されている駅のデザインとか。

 この展示は8/23で終了していますが、これはプレ展示で、本展示は現在11月18日まで旧新橋停車場 鉄道歴史展示室で行われています。

財団法人 東日本鉄道文化財団 >> 旧新橋停車場 鉄道歴史展示室


2007.08.23(木)
[新刊]「オンライン書店bk1」より

 気になっていて、注文してあった本が三冊、届きました。

<メンタル・タフネス―勝ち抜く「精神力」を手に入れる ジム・レーヤー(James E. Loehr):著・重川 元志:訳『メンタル・タフネス−勝ち抜く「精神力」を手に入れる』(2003/11、KKベストセラーズ・ワニ文庫)Amazon.co.jpオンライン書店bk1楽天ブックス>

 下のページで紹介されていたビジネス書。失礼ながら、「ワニ文庫」ってのも、タイトルも、いかにも怪しげでしたが、Amazon.co.jpのレビューも評価が高いし、こういう本は全部を信用しようと思わずに読めば参考になる点もあるだろうと思い、購入。
bpspecial ITマネジメント:読書特集 >> ITと経営の“プロ”が厳選! 知的好奇心をくすぐる夏の30冊

記憶をなくして汽車の旅 (創元推理文庫 M リ 5-1)
コニス・リトル 三橋 智子
東京創元社 (2007/08)
売り上げランキング: 14393


 1940年代のオーストラリア横断鉄道を舞台にしたミステリー小説。

夜の来訪者
夜の来訪者
posted with amazlet on 07.08.03
プリーストリー 安藤 貞雄
岩波書店 (2007/02)
売り上げランキング: 440


 イギリスの文芸評論家・劇作家ジョン・ボイントン・プリーストリーによる戯曲。どんでん返しのある推理劇とのこと。


2007.08.25(土)

 汐留に行ってきました。目的は、下記のイベントに参加するため。

木の葉燃朗の「本と音楽の日々」 ジョージアの新しい缶コーヒー「VINTAGE LABEL(ヴィンテージレーベル)」のブロガー向け試飲会に行ってきました

 イベント終了後、会場隣のPedi汐留で、リブロ汐留パートII店を覗いてから、汐留→新橋→銀座と歩くことにする。
 ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg。大日本印刷運営のギャラリー)で「ワルシャワの風1966−2006 ワルシャワ国際ポスター・ビエンナーレ金賞受賞作品展」を見てから、伊東屋へ。
 先日来の「文房具探し熱」が冷めやらないので。

Bindex バインダーにセットできるスリムな携帯型パンチ スリムパンチ(商品番号 629)
(楽天市場)

 バイブルサイズのシステム手帳用の携帯型パンチ。今も一つ持っているのですが、ちょっとボロボロになってきているので、新しいものを購入。

 それから、新しくオープン予定のマロニエゲートとか、イトシア有楽町とか、外観だけ見てくる。マロニエゲートは、想像したよりもこじんまりしたビル。高さは高いけれどね。新丸ビルとか東京ミッドタウンみたいなものをイメージしていたのですが、そんなに大きくはないです。いずれにせよ、東急ハンズ銀座店には行ってみたいので、オープンしたら見に行くつもりです。

 

 それに対比するわけではないですが、イトシア有楽町はでかいです。というか、どこまでがイトシア有楽町なのか分からない。
 写真に上手く収められませんでした。

 写真を撮影した後、有楽町のビックカメラと無印良品へ。無印良品は改装を行なうらしく(というか既に一部スペースが改装中)、一部商品のセールも行なわれていました。
 そんな中購入。

ナイロンメッシュ・クッションケース・中/ベージュ 約14×11CM

クッション性のあるメッシュ素材を使用しています。
商品番号 6695134

 これは、小型のデジカメをバッグに入れる時にちょうどいいかと思って。

EVAケースファスナー付 B5 商品番号 5391943

 先日付箋やメモ帳を入れるために無印でチケットケースを買ったのですが、ちょっとかさばることが判明。ということで、シンプルにこの中に入れようと思って購入。チケットケースは、別の使い道を考えます。

 ビックカメラでも、デジカメ用のケース(これはW-ZERO3とiPodの持ち歩き用に欲しいと思っている)などを物色するが、これというものがなく購入はあきらめる。


2007.08.29(水)

 この日は仕事帰りに渋谷へ寄り道。東急ハンズ→picnic on picnic(ピクニック・オン・ピクニック)→ロフト→無印良品→タワーレコードと回る。

[新刊]

雑誌『TV Bros.(テレビブロス) 2007年9月1日号』(東京ニュース通信社)

 特集は下記のとおり。

  • 防災の天才!
     『TV Bros.』らしい、良くも悪くもふざけた内容。ただ、黒川紀章氏の提案する、東京都内の環状線道路に運河を作り、東京湾に人工島をつくる案は、ちょっと興味深い。
  • あなたをダメにするWikipedia
     Wikipedia肯定の記事。Wikipediaを運営する側の問題点には触れられていない(書かれているのは、せいぜいWikipediaをコピーしてレポートを書く大学生がいるといった、Wikipediaを使う側の問題点だけ)。
 他に気になる記事。
  • 新連載:「細野晴臣と星野源(サケロック)の地平線の相談」。二人がしゃべった内容をまとめる連載(二人が原稿を書いているわけではない)ですが、これはうれしい。
  • 新連載:Perfume「たちまち、語リンピックせん?」。Perfumeの三人ががしゃべった内容をまとめる連載(三人が原稿を書いているわけではない)ですが。
  • クロマニヨンズ インタビュー
     甲本ヒロトと真島昌利(マーシー)が同時に登場するのは『TV Bros.』では初とのこと。たしかにそうだ。  私がフルーハーツ(THE BLUE HEARTS)を聴いたのって中学生の頃で(同級生にファンが多かった)、それからもう15年以上経つ。でも、このふたりは変わらないなあ。そしてそれがかっこいい。
  • 映画「ストンプ・ザ・ヤード」
     アメリカの大学を舞台にしたダンスバトルの映画。
    ストンプ・ザ・ヤード - オフィシャルサイト

 という感じですか。連載陣が入れ替わったり、ページの並びが変わったり、『TV Bros.』も久々にリニューアル。
 でも、終わってほしいと思っていた連載も結構残っているなあ。

 東急ハンズでは、年に一度のセール「ハンズメッセ」の最終日。
 文具コーナーで、マルマンのリングメモを購入。安かったので色違いでブルー・レッド、各2冊ずつ。

 それから無印良品で、バイブルサイズのシステム手帳用バインダーを購入。麻のタイプです。
 システム手帳のリフィルの数を減らしたので、バインダーも今のものより薄いものが欲しかったのです。「たしか無印良品によさそうなのがあったはず」と、しばらく探していたのですが、見つかるのはアルミ製とプラスチック製ばかりで、欲しかった布製のものがなかなか見つからなかった(おそらく在庫限りで終了の商品ではないかと思う)。
 しかし、ようやく見つけて購入。シンプルで使いやすそうです。

[CD]「タワーレコード 渋谷店」にて

ピアノ小品集
リパッティ(ディヌ) バッハ ヘス
TOSHIBA-EMI LIMITED(TO)(M) (2007/08/22)
売り上げランキング: 3866


夭折の天才リパッティが残した録音はどれもかけがえのないものですが、この40年代の小品の演奏を集めた1枚も、半世紀の長きにわたって幅広い人気を獲得しているものです。 清澄そのもののピアニズム、生き物のように弾むリズムと豊かに息づくメロディ、全てが録音の古さを超越して聴き手に迫ってきます。 レコード芸術推薦盤。

■詳細
【曲目】
J.S.バッハ:
 1. 主よ、人の望みの喜びよ〜教会カンタータ 第147番 より (ヘス編)
 2. シチリアーナ〜フルート・ソナタ 第2番 変ホ長調 BWV.1031 より (ケンプ編)
 3. コラール前奏曲 「来たれ、異教徒の救いの主よ」 BWV.659 (ブゾーニ編)
 4. コラール前奏曲 「イエス、わたしは主の名を呼ぶ」 BWV.639 (ブゾーニ編)
スカルラッティ:
 5. ソナタ ホ長調 L.23
 6. ソナタ ニ短調 L.413 「パストラーレ」
7. ショパン: 舟歌 嬰へ短調 作品60
8. リスト: ペトラルカのソネット 第104番 〜「巡礼の年」第2年より
9. ラヴェル: 道化師の朝の歌 〜「鏡」より
10. エネスコ: ピアノ・ソナタ 第3番 ニ長調 作品24
【演奏】
ディヌ・リパッティ(ピアノ)
【録音】
1943、1947、1948、1950年

 1曲目のバッハの「主よ、人の望みの喜びよ」を聴いて、購入を決める。有名な曲ですが、これまで聴いた中で一番心が静かになるような、そんな演奏。

 そして、家に帰ったら、タワーレコードのネットショップに注文していたCDが届いていました。

[CD]「@TOWER.JP」より

Horkeskart(ホルケシュカルツ)『ライブ・イン・ソリテュード』(2006年、amorfon-007[JAN 4562144180070])
レーベルの紹介ページ(インタビュー・視聴・解説あり)@TOWER.JPAmazon.co.jp

- Part 1 重労働の歌 -
01 Working Song(労働の歌)
02 The Spirit Of Youth(青年の精神)
03 Let's Sharpen Our Scythes
 (さあ我々のカマを研ごう)
04 Rebuilding Song(再建の歌)
- Part 2 詩のための歌 -
05 Brave Margot(勇敢なマルゴ)
06 A Forkful Of Love(フォークいっぱいの愛)
07 Blue River(青い川)
08 A Song For A Song(歌のための歌)
- Part 3 あなたの家を食べている -
09 Cocoa's Waiting(ココアが待っている)
10 Streets(ストリート)
11 I'm Scared(怖いよ)
12 Ban Dal(バン・ダル)
13 I'm Eating Your Plaster
 (あなたの漆喰を食べる)
14 Plastic(プラスティック)
- アンコール -
15 Working Song(アンコール)
16 I'm Eating Your Plaster(アンコール)
- ボーナストラック -
17 Antenna(アンテナ)
18 Rewind!(逆行せよ!)
19 Vivacious School-trips(楽しい林間学校)

 セルビアの現代美術集団から生まれた合唱団。募集に応じた人が、音楽的なテストなしに入団してつくられたそうです。でも、まとまりもパワーもあって、面白い。

Taraf De Haidouks(タラフ・ドゥ・ハイドゥークス)『仮面舞踏会』(VIVO-101)@TOWER.JPAmazon.co.jp

01. オスティナートとルーマニア舞曲(バルトーク)
02. レスギンカ(ハチャトゥリアン)
03. 火祭りの踊り(ファリャ)
04. 仮面舞踏会よりワルツ(ハチャトゥリアン)
05. ペルシャの市場にて(ケテルビー)
06. 噂のふたり
07. ルーマニア民族舞曲(バルトーク)
08. 失われた舞曲
09. アストゥリアス(アルベニス)
10. 若き日の苦い恋
11. モルドヴァのホラ
12. 夜の門(ジョセフ・コスマ)
13. パルラパプップ
14. 仮面舞踏会組曲
くるりの岸田繁やジョニー・デップも大絶賛!ルーマニア発、超絶技巧ジプシー・ブラス最強バンド、タラフ・ドゥ・ハイドゥークスが、6年ぶりとなる待望のオリジナル・アルバムをリリース。2年半以上かけ、譜面と格闘してクラシック音楽を身体にたたき込み完成させた、渾身の傑作アルバム。今作では、東欧民俗音楽をルーツにした作曲家バルトークの「ルーマニア民族舞曲」や、ハチャトゥリアン「仮面舞踏会」、ファリャ「火祭りの踊り」、ケテルビー「ペルシャの市場にて」などを、カッコよすぎる迫力で驚愕のジプシー・ブラス・カヴァーで聴かせる!!

 タラフ・ドゥ・ハイドゥークスは、今年の「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」で演奏を聴いて、「すげー!」と思ってファンになったのですが、新譜が出ました。
 通常は楽譜を使わずに演奏する(それであの演奏ができるのもすごいですが)彼らが、敢えて楽譜に基づいたクラシック音楽を演奏している。
 それが、ちゃんと彼ららしい演奏になっていて、聴いていると気分が盛り上がってくる。

レーベルの紹介ページ(視聴あり)


2007.08.30(木)

 この日は国立競技場へサッカーを見に行く。途中でサッカー特集のこの雑誌を購入。

[新刊]


 特集部分の内容は下記のとおり。

◆緊急詳報1◆文◎戸塚啓 日本代表×カメルーン代表「発見できた攻撃の形」
◆緊急詳報2◆文◎佐藤俊 五輪代表×ベトナム代表「不揃いの選手たち」
◆現地レポート◆文◎浅田真樹 U-17W杯 2007 「高い理想と足りないスキル」
◆2007年の現実、2010年の理想◆文◎武智幸徳 日本代表、強者への道
◆特別インタビュー◆文◎佐藤岳 中澤佑二「日本代表に何が足りなかったのか」
◆静かなる主役◆文◎島崎英純 鈴木啓太「“足りないもの”を埋める男」
◆代表への思い◆文◎吉崎エイジーニョ 播戸竜二「アジアから、また始めたい」
◆緊急座談会&有識者アンケート◆オシム・ジャパン 「2010年への提言」 後藤健生×田村修一×佐山一郎
◆緊急メッセージ◆フィリップ・トゥルシエ「私にも言わせてほしい」
◆蹴球対談◆文◎猪狩真一 岡田武史×田嶋幸三「日本サッカーの未来を語ろう」
◆オシム・ジャパン最大の激戦区◆文◎戸塚啓 サイドを制するのは誰だ
◆各世代総チェック◆文◎三浦憲太郎 技術委員会はこう見ている──A代表からU-15代表まで
◆原点を訪ねて◆文◎木村元彦 柏木陽介「2010年のファンタジスタ」
◆本音インタビュー◆文◎熊崎敬 森島康仁「悩めるデカモリシ」
◆特別寄稿◆金子達仁「カナダに見た夢」
◆もうひとりの欧州組◆文◎小宮良之 福田健二「戦い続けるという覚悟」

 サッカー日本代表の特集。印象的だったのは、福田健二選手のレポート。スペイン2部のクラブで結果を出している。2部というと大したことがないと思う人もいるかもしれないが、ヨーロッパで言えばベルギーやスコットランドの1部と同じくらいのレベルとのこと。
 もし、チームの昇格や移籍でスペインの1部リーグでレギュラーを張れるようになれば、日本代表にも呼ばれるかもしれない。

 サッカーの感想は下記のとおりです。

木の葉燃朗の「本と音楽の日々」 8-30、なでしこジャパン(日本女子代表)対カナダ女子代表(@国立競技場)を見てきました


2007.08.31(金)

 この日は、仕事帰りに久々に六本木へ行ってきました。書店を回りたくなって。
 六本木ヒルズの中の青山ブックセンターと、六本木ヒルズ アート&デザインストアを見てから、TSUTAYA TOKYO ROPPONGI・青山ブックセンター六本木店と回る。

 本の購入はなかったのですが、色々気になる本が見つかりました。やはり、刺激を受けるなあ。

 で、家に帰ってきたら、定期購読している雑誌が届きました。

[新刊]

GAME SIDE (ゲームサイド) 2007年 10月号 [雑誌]

マイクロマガジン社 (2007/09/03)


 今回は、田中勝己氏へのインタビューや、『ファミマガ』の元編集者の座談会、ゲームコレクター座談会などが面白かった。

SPECIAL ISSUE

○『血の輪廻』待望の復活!! 悪魔城ドラキュラXクロニクル
 ・極上の2D横アクションゲームが今秋PSPで完全復活!その魅力に迫る。
 ・プロデューサーIGA氏 ショートインタビュー

ゲームヒロイン Graffiti
今号の特集は「ゲームヒロイン グラフィティー」・・
・カイ 『ドルアーガーの塔』『イシターの復活』ほか
・クラリス 『シティーコネクション』  ・アテナ 『アテナ』
・ワルキューレ 『ワルキューレの冒険 時の鍵伝説』ほか
色あせぬ思い出の電影美少女たちを大特集します!

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●『世界樹の迷宮』「スーパー・アレンジバージョン」「ドラマCD」発売記念 日比野則彦インタビュー

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・「ファミマガ」編集者座談会  □特別企画:ディスくんフォーエバー!
・ゲームコレクター対談
・幻のゲームを追え! 飯島多紀哉 〜復活の章〜
・伝説のゲームクリエイター 大森田不可止

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・ゲーム音
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NICE GAMES

本当に面白いゲームを探せ! ゲーム名作選
●機甲装兵アーモダイン (PS2)
●メジャーリーグベースボール2K7 (PS2:PS3)
●雨格子の館 (PS2)

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