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燃朗のがらくた古本日記

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2006年4月

 以前にブログやweb日記、日記を連載していたwebサイトに書いた中から、2006年4月の買い物記録をかき集めてみました。
 リンクが切れていたり、文体やフォーマットが統一していなかったりしますが、ご了承ください。お蔵出しってことで。(2009.11.7)


2006.04.04(火) 購入本

【新刊】
■リブロ 渋谷店にて
・雑誌『ぐるり 2006年4月号』(ビレッジプレス)
 中央線を中心とした情報誌です。今回の特集が岡崎武志氏なので、購入。

■ブックファースト 渋谷店にて
オンライン書店ビーケーワン:時代の証言者 13・読売新聞解説部:編『時代の証言者 13』(2006.3,読売ぶっくれっと)
 テーマは「サッカー」。元日本サッカー協会会長長沼健氏へのインタビュー。元々は読売新聞に連載されたもので、俺も読んでいたのだが、やはりまとまったものを読んでみたく、改めて購入。

【古本】
■渋谷古書センターにて
・夏目 漱石『私の個人主義』(1978.8,講談社学術文庫)
 漱石の講演を集めた本。先日下の『孫が読む漱石』を読んで、『私の個人主義』も気になっていたので、購入。

オンライン書店ビーケーワン:孫が読む漱石 ・夏目 房之介『孫が読む漱石』(2006.2,実業之日本社)
「マンガ評論の第一人者にして文豪漱石の孫である著者が、偉大な祖父の名作『坊ちゃん』から『明暗』まで、全16作品の批評に初挑戦」(オンライン書店bk1の紹介文)

 

 渋谷のパルコパート1、LOGOS GALLERYで開催されている「期間限定・臨時開店!! 『学校用品店』」に行ってきました。
 これはタイトルどおり、「理科教材を中心に、通常市販されない小中学校で専用に使われる道具・用具をあつめ、展示販売」(上記URLより引用)する催し。パルコと、古書店の日月堂が企画し、学校用品株式会社が協力しています。



 これはねえ、面白いですよ。理科教材が充実していて、ビーカー・試験管、さらにプレパラートやカバーガラス、アルコールランプまで、懐かしい品々を買うことができます。
 古いデザインのノート(おそらくデッドストックだったのだろう)も販売されています。学校の先生用と思われる、ノートの見本帳(数種類のノートを数ページずつ綴じたもの)も。

 下の本を読んだときに、「学用品を売る店はないかなあ」という感想を持ったのだが、期間限定とはいえその希望を満たしてくれる店ができて、個人的にうれしい。

・初見健一『まだある。 今でも買える“懐かしの昭和”カタログ −文具・学校編−』(2005年,おおぞらポケット文庫) ※オンライン書店bk1の紹介ページ

 今日は、方位磁石とリトマス試験紙を買ってきました。おー、リトマス試験紙! 酸性・アルカリ性で、何色が何色に変わるのかすっかり忘れているぜ!
 ……調べました。赤がアルカリ性で青に、青が酸性で赤になるんですね。



 ちなみに下に敷いているのは、会場でもらったガリ版刷りの展示紹介です。


2006年4月9日(日)

 映画を見てきました。

■「リュック・フェラーリ-ある抽象的リアリストの肖像」
・3/25(土)〜4/7(金) いずれも20:30より
・渋谷 UPLINK X(渋谷区宇田川町37-18 トツネビル1F) にて

 リュック・フェラーリのことはよく知らず、また作品も聴いたことがないのですが、興味を惹かれて行ってきました。リュック・フェラーリ(Luc Ferrari,1929-2005)はフランスの音楽家で、UPLINKの紹介によれば「ジョン・ケージ以降の音響系のカリスマとして、様々なアーティストたちに影響を与えて来た」とのこと。
 そのリュック・フェラーリの晩年を撮影したドキュメンタリー映画が、「リュック・フェラーリ-ある抽象的リアリストの肖像」です。

 映画の内容としては、リュック・フェラーリの自伝というよりも、晩年の日々をどんな風に過ごしたかが描かれている。だから、若い頃はどんなで、どのような仕事をして、誰に影響を受けて、誰に影響を与えたか、というようなことは、この映画ではあまり分からない。
 だけど、俺はこの映画を見て、ますますリュック・フェラーリに興味が湧いてきた。

 映画の最初が、スタジオでの作業の場面。といっても、普通の家のようなスタジオで、雰囲気は宅録っぽい
 日本語の「ありがとうございました」の声(お店などで使われているもの。もしかしたらあらかじめそういうCDがあるのかもしれない)をサンプリングして、色々な風に出して、そこにややノイジーな音を乗せる。この場面で、俺は「おお、すげえ」と思った。こういうちょっと変わった音楽、好きなので。
 その後も、映画は特にリュック・フェラーリや関係者にインタビューをするでもなく、スタジオでの仕事やプライベートなパーティの様子などを淡々と撮影していく。人を招いての食事のシーンで、ローマ法王みたいと言われておどけて歌ってみたり、機械のトラブルでスタジオでの作業がはかどらず、いらいらしてみたり、なんというか、非常に日常的である。
 一番印象的だったのはラストの演奏シーン。フランス人のDJ(これはラジオではない方のDJ)エリックMとともに、サンプラー・ターンテーブルを操作して即興演奏を行う。ターンテーブルは見た限り、レコードやCDは乗っていなかったので、サンプラー内の音源をスクラッチするものなのだろう。
 これがものすごくかっこいい。なんというか、サンプラーを操って演奏するというのは、非常に不思議な光景だった。

 この日同時に上映された「大いなるリハーサル 一人の男が人生を音楽に捧げる時。ヘルマン・シェルヘンの肖像(Quand un homme consacre sa vie ? la musique. Portrait de Hermann Scherchen)」も見てきました。シェルヘンによる、パリ現代音楽器楽アンサンブルを指揮するリハーサルのシーンと、シェルヘンの死後の夫人・子供たちの生活の様子、夫人による回想が交互に登場する。
 これは、字幕や吹き替えがなく、またシェルヘンのことも知らなかったので(だから、事前に資料の紙を受け取っていたのは、参考になった)、正直なところ見ていて難しかった。でも、退屈ではなかった。指揮をしながら、涙する(というのは演奏の素晴らしさにだと思うのだが)シーンは、印象に残った。

Cycle des Souvenirs・Luc Ferrari『Cycle des Souvenirs』 (Amazon.co.jpの紹介ページ)

Son Memorise・Luc FerrariSon Memorise』 (Amazon.co.jpの紹介ページ)

Impro-Micro-Acoustique・Noel Akchote / Roland Auzet / Luc Ferrari 『Impro-Micro-Acoustique』 (Amazon.co.jpの紹介ページ)

ウエストミンスター究極の名演シリーズ ・Hermann Scherchen『ウエストミンスター究極の名演シリーズ "凄絶な集中力。20世紀最後の巨匠"』


・Hermann Scherchen『バッハ:フーガの技法』


2006年4月12日(水)

・雑誌『テレビブロス』(東京ニュース通信社)
 特集は、「Google」、「浜田省吾」、「対談:清水ミチコ×三谷幸喜(下の本の発売記念)」

オンライン書店ビーケーワン:私の10年日記・清水 ミチコ『私の10年日記』(2006.3,幻冬舎コミックス)
「『TV Bros.』で人気の長期連載中コラム「私のテレビ日記」を10年分収録。泣いた! 笑った! でも感動はしない芸能情報がギッシリ詰まっている、どこから読んでも面白い一冊」(オンライン書店bk1の紹介文)


2006年4月13日(木)

●買った本
・雑誌『Number 651』(文藝春秋)
 特殊は「欧州チャンピオンズリーグ 英雄伝説」。今シーズンのベスト4の紹介とともに、過去の名勝負の振り返りなども。

 それは例えば、'98-'99シーズンの決勝、マンチェスター・ユナイテッドが後半ロスタイムにバイエルン・ミュンヘンを逆転した試合だったり、そのバイエルンがオリバー・カーンの活躍でバレンシアに勝った'00-'01シーズン決勝だったりするのである。

 今期は、ミラン・バルセロナ・アーセナル・ビジャレアルがベスト4に残っているわけですが、個人的にはアーセナルに勝って欲しい。
 いや、特に根拠はないけれど、アーセナルがビッグイヤー(欧州チャンピオンズリーグの優勝)を獲得したら、ベンゲル監督にワールドカップ後の日本代表監督のオファーを出したらOKしてくれそうな気がして。
 というのは半分は冗談。でも、ここのところイングランドのプレミアリーグでは優勝争うからちょっと離れている(というかチェルシーが強すぎると思うのだが)アーセナルがビッグイヤーを獲得するって、なんとなくかっこいいじゃないの。


2006.04.15(土)

■新宿Loft にて
・DYMO Omega(ダイモ オメガ、DM15447)

 DYMO、懐かしいのと、デザインのよさに惹かれて買ってきました。

■ヴィレッジヴァンガード 新宿ルミネ にて
オンライン書店ビーケーワン:ヨハン・クライフ・ミゲルアンヘル・サントス:著 / 松岡 義行:訳『ヨハン・クライフ スペクタクルがフットボールを変える 』(2002.5,中公文庫)
 ヨハン・クライフへのインタビューをまとめたもの。偶然見つけて購入。


2006.04.18(火)購入本

【古本】
オンライン書店ビーケーワン:のんきな父さん・桜 玉吉『のんきな父さん』(2002.6,エンターブレイン)
 桜玉吉さんの漫画は、何度か復刊されていて、俺もどれを持っているか分からなくなってしまっているのですが、この『のんきな父さん』(改訂版)は持っていなかったと思うので、購入。
 ナンセンスで意地の悪い感じ(ほめ言葉です)の四コママンガで、後の『防衛漫玉日記』・『幽玄漫玉日記』・『御緩漫玉日記』と続いていく路線の元になる作品のひとつだと思う。俺は『しあわせのかたち』ももちろん好きだけれど、こっちの路線も好き。

 今日は休みだったのですが、久々に休みの日に外出しました。映画と展覧会を見てきました。

・映画『Touch the Sound』@渋谷ユーロスペース

Evelyn Glennie: Rhythm Song・Evelyn Glennie『Rhythm Song』

・第26回 写真 『ひとつぼ展』@銀座ガーディアン・ガーデン


2006.04.19(水)購入本

【新刊】
■オンライン書店bk1にて

・初見健一『まだある。今でも買える“懐かしの昭和”カタログ〜生活雑貨編〜』(2006年,大空ポケット文庫)
 「まだある。」シリーズの最新刊(第三弾)が出ました。このシリーズは、1960年代から70年代を中心に発売された商品の中で、今でも買える(まだある)ものを写真と文章で紹介した本。
 これまでに2冊発売されていて、いずれも買いました。今回は「生活雑貨品」。これもやはり購入。ちなみに、第四弾は「駄菓子編」で、8月刊行予定とのことです。

・初見健一『まだある。今でも買える“懐かしの昭和”カタログ〜食品編〜 』(2005.7.1,大空ポケット文庫)

・初見健一『まだある。今でも買える“懐かしの昭和”カタログ〜文具・学校編〜 』(2005.12.10,大空ポケット文庫)

(公式サイト)大空文庫>まだあるなび
http://www.ozorabunko.jp/arunavi/

 取り扱い店舗は、上の公式サイトに掲載されていますので、ご確認ください。近くの書店にない場合は、ネット書店や公式サイトからの通販を利用するのもひとつの方法かと思います。  

・北尾トロ・高野麻結子:編著『新世紀書店 自分でつくる本屋のカタチ』(2006.4,ポット出版)
オンライン書店ビーケーワン:新世紀書店

「2004年秋、パルコ渋谷店地下に2週間だけオープンした「新世紀書店」のドキュメントと、古本の町として世界的に有名なウェールズのヘイ・オン・ワイ&ベルギー王国のルデュを訪れた旅の記録」(オンライン書店bk1の紹介文)

 2004年のプロジェクト「新世紀書店」の紹介と、そのプレイベントである下記の方と北尾氏のトーク、そしてヨーロッパの古本の町の訪問記からなる本。
・石橋毅史(『新文化』編集長)
・鎌垣英人(大阪屋・EC事業部)
・森一暁(太田出版・営業部)
・横里隆(『ダ・ヴィンチ』編集長)
・平林享子(「クローバー・ブックス」主宰)


2006.04.20(木)

■表参道ヒルズ Idea Frames Omotesando にて

 ここは、表参道ヒルズ内の文具・雑貨・家電などの販売店。ただし、入口は表参道ヒルズのメインエントランスとは別なので、興味のある方はお店のサイトでご覧ください(一番下にリンクをしておきます)。

   

●レターオープナー EGG

 これ、レターオープナーです。中に切り込みが入っていて、そこに封筒を通すと、カッターで封筒が切れるようになっています。

 「カッターでいいじゃん」、「ハサミで切ればいいじゃん」、「手でやぶけばいいじゃん」というご意見もありましょうが(手でやぶくのは個人的には抵抗があるけれど)、こういうのがデスクの上にあると気分が違うのよ。

 ちなみに、会社ではなく家で使っています。会社ではペーパーナイフです。

・メーカーの商品紹介ページ
http://idea-in.com/cgi-bin/idea/details.cgi?cat=A304&itm=FDS002-BL&pg=2

●ABITAX 0510 Tag Light

 これは、ライトです。小さいのですが、結構な明るさで、持ち運びもしやすそうなので購入。今は財布につけています。
 俺は、外出する時はペンライトをカバンに入れているのです。ほら、いきなり真っ暗なところを歩かなきゃいけなかったり、急にコンサートでみんなでペンライトを振ったりしないとも限らないからさ(そんなことめったにないか)。
 しかし、肌身離さずライトを持っているわけにもいかない(探検隊じゃないので)。でも財布なら、普通外に出た時は携帯しているので、なにかあったときに便利かと思ったのです。

・メーカの商品紹介ページ:http://www.abitax.co.jp/0510.html

●DOGクリップ

 これは、メモを挟んで立てるメモスタンドです。写真だと分かりづらいですが、犬が上を向いた形をしています。安かったので購入。わりとこういう小物、好きです。

 このお店、時々覗きたくなるなあ。

・Idea Frames Omotesando:http://www.idea-frames.com/

■渋谷 PARCO Part1 DELFONICS にて

・ビュロー クリップケース (Buro Clip Case)
http://www.delfonics.com/products/pop/18.html

■東急ハンズ 渋谷店にて

 小型のペンを二種類購入。



●ペンポッド(penpod)
http://www.zebra.co.jp/pro/penpod.html
 リング付の小型のボールペン。キーホルダーや携帯電話のストラップにつけることも可能です。
 俺は仕事で使う名札ホルダーにつけています。ボールペンをスーツやワイシャツの胸ポケットに差していても、ついついどこかに置き忘れてしまうので。
 かといってストラップ付のペンも、スーツやワイシャツにはちょっと合わないからねえ。カジュアルな服装なら問題ないけれどね。
 ということで探していたペンを購入。これは便利。

●ぺんてるミニ油性ボールペンストラップ
 ぺんてるの60周年を記念した限定発売の商品とのこと。これもやはり、小型のペンです。
 こっちは普段持ち歩いているメモ帳につけています。これまではメモ帳とボールペンを輪ゴムで留めていたので、ストラップタイプの方が持ち運びしやすい。書きやすさは普通のサイズのボールペンの方が上かもしれないけれど、でもちょこっとメモを取る時はこのサイズの方がじゃまにならないかもしれない。


2006.04.23(日)

【新刊】Amazon.co.jpより
 結局、「プラモ狂四郎」シリーズはAmazon.co.jpで一気買いしてしまいました。ちょうどギフト券をもらったというタイミングもあって。
 ちょっとずつだけど、読んでいこう。楽しみ。

・やまと虹一・クラフト団『プラモ狂四郎 1』

・やまと虹一・クラフト団『プラモ狂四郎 2』

・やまと虹一・クラフト団『プラモ狂四郎 3』

・やまと虹一・クラフト団『プラモ狂四郎 4』

・やまと虹一・クラフト団『プラモ狂四郎 5』

・やまと虹一・クラフト団『プラモ狂四郎 6』

・やまと虹一・クラフト団『新プラモ狂四郎』


2006.04.24(月)購入本

【新刊】
・雑誌『Number PLUS June 2006 World Cup Breath of New Era』(文藝春秋)
 サッカーのドイツワールドカップの特集号。


2006.04.26(水)購入本

【新刊】
・雑誌『テレビブロス』
 おもな特集は下記のとおり。

■イッツ・ア・スモール・ワールド! 〜テーマパークで海外気分〜

■ここがヘンだよ! 第一回:新ドラマ批評

■話題のNHKコント番組がレギュラー化! 謎のホームページ サラリーマンNEO
・『謎のホームページ サラリーマンNEO DVD-BOX』
・DVD『謎のホームページ サラリーマンNEO 2004 赤盤』
・DVD『謎のホームページ サラリーマンNEO 2005 青盤』

■オハナのヨカン:ohana(オオヤユウスケ、原田郁子、永積タカシ)インタビュー
・ohana『オハナ百景』
・ohana『予感』

 その他気になった記事は、PSP版のゲーム『街〜運命の交差点〜特別篇』が発売されていること。実写写真+テキストという、ゲームで読む小説。元は1998年にセガサターンで発売されたゲーム。
 これは名作です。ダンカン・竜雷太・北陽の伊藤さおりらが役者として出演。窪塚洋介もちょっとだけ出ています。カットされずに出演しているのだろうか。そんなことが気になる。
・PSP用ゲーム『街〜運命の交差点〜特別篇』


2006.04.27(木) 購入本

【新刊】
・雑誌『Number 652号』(文藝春秋)
 特集は、「日本代表 総力インタビュー W杯に誓う。We've got to do it!」。
 そうです! サッカー特集です。
 俺は今でも、ワールドカップの日本代表、どうなんだろうと、漠然とした不安と期待を抱いているのですが、とにかく惨敗か(一次リーグ全敗)が、健闘(ベスト8くらい)の二つにひとつだと思う。中途半端に、1勝1敗1分で一次リーグ敗退とか、そういう結果は想像できない。というか、それは一次リーグ全敗よりもすっきりしない。

■ブックファースト ルミネ新宿2店 にて
・あずまきよひこ『よつばと! 5』(2006.4,メディアワークス)
 マンガです。新刊が楽しみな数少ないマンガのひとつ。

■タワーレコード 新宿店 にて
・銀色夏生・HARCO『メール交換(角川文庫 GINIRO NATSUO COLLABO SERIES)』(2006.4,角川文庫)
 詩人銀色夏生とミュージシャンHARCOのメールでの文通をまとめた本。タワーレコードでHARCOさんのCDを買ったので、一緒に購入。

■紀伊国屋書店 新宿本店 にて
・雑誌『彷書月刊 2006年5月号』(彷徨舎)

 『彷書月刊』は古本・本の情報と、古本の目録を掲載する雑誌。今回の特集は「岡崎武志古本劇場」。『彷書月刊』で連載中の下の本が単行本になったことに伴う特集なのだろうと思います。ちょっと読んでみましたが、面白そう。

・岡崎 武志『気まぐれ古書店紀行』(2006.2,工作舎)
「これまで行ったことのない古書店を目指して、初めての駅を降り、初めての町を散策しようじゃないか…。著者による書き込みあり。しかし、この本は古本にあらず! 『彷徨月刊』人気連載を集大成」(オンライン書店bk1の紹介文)

【CD】
■タワーレコード 新宿店 にて
・HARCO『Portable Tunes-HARCO CM WORKS』

セニョール・ココナッツ『プレイズ・ワイエムオー』
 最初の「東風」で「うひょー」っと思った。なんだか幸せになる。

【中古CD】
■ディスクユニオン 新宿中古センター にて

・LONG VACATION『DRIVE TO THE 21st Century』
 ケラ・みのすけ・中野テルヲによるユニットLONG VACATIONの、現時点でのラストアルバム。
 ベスト盤なのだが、初めて出すレコード会社なので過去の音源が使えない。ということで、新録・リミックス・ライブ音源になっている。
 でも、やっぱりかっこいい。
 ところでLONG VACATIONって、21世紀まで活動休止だったのだが、また活動しないのかなあ。有頂天→ケラ&ザ・シンセサイザーズとは違う雰囲気で、こっちも好きなんだけれどねえ。

・堀下さゆり『カゼノトオリミチ』
 堀下さゆりさんの、BabeStarレーベルからのアルバム。昨年俺の好きな倉橋ヨエコさんのCDがBabeStarで発売されて以来、BabeStarのCDが気になる。この間買ったエレクトリックギュインズもそうだしね。
 堀下さんのこのアルバムも、いいです。

V.A.『MUTANT POP TRIANGLE』
1.DANCER OF COMPUTING(MOTOCOMPO)
2.33333.3...3..333...(Our Hour)
3.SCANFORM(instrumental)(GEODEZIK)
4.DANCER OF COMPUTING(Our Hour Heavy P-Funk MIX)(MOTOCOMPO)
5.33333.3...3..333...(GEODEZIK Basic 64 MIX)(Our Hour)
6.SCANFORM(instrumental)(MOTOCOMPO LACK’N’ROLL MIX)(GEODEZIK)

 MOTOCOMPO・Our Hour・GEODEZIKの三組の曲を一曲ずつと、それぞれのREMIXを収録。彼らのレーベルPOPLOT発足1周年として発表された。
 MOTOCOMPOは、プラスチックス(PLASTICS)っぽくて、個人的には結構好きです。

■ディスクユニオン 新宿本館 にて
・V.A.『奇跡のカタチ Vol.1 自宅録音コンピレーション』
 タイトルどおり、自宅録音(宅録)の曲を集めたコンピレーション。
 一曲目がHARCO「バッティングセンター」なので購入しました。あとは、ジョニー大蔵大臣(クレジット名は「ジョニー大蔵ex.水中、それは苦しい」)の曲なども入って全18曲。


2006.04.29(土) 購入本
【新刊】
・雑誌『ユーゲー 6月号(No.25)』(マイクロマガジン)
 定期購読しているゲーム雑誌です。主な特集は下記のとおり。

■特別企画第2弾:どうなるPSE法? レトロゲームに明日はあるのか? 電気用品安全法 追跡レポート
→内容自体は興味深い。しかし、「PSE法反対」の立場から書かれているにも関わらず、客観的なレポートを装っている記事の構成に問題あり。また、「じゃあPSE法の代わりにどういう仕組みを作ればいいのか」という意見の表明もなく、記事全体に冷静さを欠いたヒステリックな印象を持った。
 これについては、アンケートハガキに書こう。このままこの論調で「レポート」を掲載し続けることには問題があると考えるので。
■誰もが夢見たファンタジー! 王道RPGの伝説(前編)
→三遊亭円丈氏へのインタビューもあり。
■シリーズ特集「エストポリス伝記」

 その他の記事では、「幻のゲームを追え!」という、発売されなかったゲームを調べる記事が面白そう。あとはリサイクルショップへゲームやグッズを探しに行く「買い物企画 発掘!! オーバードライブ」も。

 そんな『ユーゲー』ですが、次号より誌名変更とのこと。『ユーゲー』というのは、元々中古ゲームの専門誌だった頃の『ユーズド・ゲームズ』の略称を正式名称にしたもの。現在は中古に限らず、現行ゲーム機のメジャーではないが良作も取り上げているので、誌名変更というのもありなのかもしれませんね。

 なんにしても、1996年の創刊号からずっと購読している身としては、長く続いて欲しいものです。


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