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燃朗のがらくた古本日記

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【広告】 


2006年3月

 以前にブログやweb日記、日記を連載していたwebサイトに書いた中から、2006年3月の買い物記録をかき集めてみました。
 リンクが切れていたり、文体やフォーマットが統一していなかったりしますが、ご了承ください(2009.01.08)。


2006.03.01(水)購入本

【新刊】
・雑誌『TV Bros.』(東京ニュース通信社)

 特集は下記の通り。

・『北斗の拳』映画化。宇梶剛士(ラオウの声を担当)インタビュー。
・最終回まであと2回のドラマ『時効警察』:このドラマ、結局第二話を半分くらい見たっきりになってしまった。
・会社を買って一攫千金:ライブドア事件に関する解説。あくまで『TV Bros.』流ですけれども。
・吉田豪による文化デリック(川勝正幸+下井草秀)インタビュー:この三人の名前が普通に出てくるのって、いかにも『TV Bros.』らしい。ちなみに、下の本の発売を記念してのインタビューです。「文化デリック」というのが、お二人のユニット名。

・文化デリック:編著『ポップ・カルチャー年鑑 2006』(2006.2,DAI-X出版)
オンライン書店ビーケーワン:ポップ・カルチャー年鑑 2006
 「2005年のポップ・カルチャーをマクロとミクロの視点から捉えた、映像、本、音楽の集大成。「ポップ・カルチャー・アワード2005」を決定する座談会や、「文化デリックのPOP寄席」全記録などを収録」(オンライン書店bk1の紹介文)

 あと、キリングセンス解散だってよ! 突然だから驚いた。


2006.03.02(木)購入本

【新刊】
■東京国立近代美術館 ミュージアムショップ にて

・日本インダストリアルデザイナー協会:監修『ニッポン・プロダクト』(2006.2,美術出版社)
オンライン書店ビーケーワン:ニッポン・プロダクト

「デザイナー本人が語る、本邦初のデザイン秘話、逸話が満載。50年間のデザイン動向をまとめた「プロダクトデザイン年表」で時代背景も一目瞭然。ものづくりの原点とヒントに満ちたデザイン成功物語」(オンライン書店bk1の紹介文)
 東京国立近代美術館で「渡辺力:リビング・デザインの革新」展を見た後だったので、プロダクトデザインについて気になって、買ってきました。
 日本生まれの製品について、写真と文章で紹介した本です。

【古本】
■神保町 ヴィンテージ にて

・実相寺昭雄『ウルトラマンに夢見た男たち』(1990.3,ちくまプリマーブックス)
 「ちくまプリマーブックス」は、今の「ちくまプリマー新書」とは別物です。ただ、やはり主に10代に向けた書き下ろしのシリーズでした。
 この本は、実相寺昭雄監督が「ウルトラマン」の製作にまつわるエピソードをまとめたもの。

■神保町古書モール にて
・赤瀬川原平『反芸術アンパン』(1994.10,ちくま文庫)
 かつて、「読売アンデパンダン展」という、出品料を払えば誰でもどんな作品でも展示できる無審査の展覧会があった。1949年から年一回開催され、1960年代には前衛的な作品が多数出品され、1963年をもって中止となり、以降「読売アンデパンダン展」は開催されていない。
 などと知った風なことを書いていますが、俺が生まれる10年以上前の話なので、これはすべて後から赤瀬川さんなどの著作を読んで知ったことです。
 そしてこの本は、当時出品者であり目撃者でもあった赤瀬川氏が当時の記憶をまとめたもの。「読売アンデパンダン展」には興味津々なので、買ってきました。

・宝島特別編集『昭和30年→昭和60年 ぼくらの時代大年表』(1992.10,JICC出版局)
 サブタイトルは「オヤツから革命まで 日本ジャンクカルチャー史!」。「世相」「音楽」「娯楽」「子供」の中で、更にテーマごとに、各年代のトピックスを紹介する本。
 『1960年大百科』、『1970年大百科』、『1980年大百科』の三冊を凝縮したような内容のようです。執筆者には、コモエスタ八重樫・パラダイス山元・大月隆寛などの諸氏の名も見られます。

 仕事が休みだったので、竹橋の「東京国立近代美術館」へ行った後、神保町をぷらぷらしてきました。洋書・洋書古書店の北沢書店の一階になにやらたくさんの人が。
 北沢書店の一階に、ブックハウス神保町という書店がオープンしていました。あとで調べたら、2005年10月12日のオープンとのこと。いやあ、最近神保町の靖国通り沿いの古本屋を歩いていなかったので、知らなかった。
 扱っている本は、児童書が中心。バーゲンブック(自由価格本:定価が決まっていない本)やグッズも販売しているようです。
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・ブックハウス神保町
http://www.bh-jinbocho.jp/

・北沢書店
http://www.kitazawa.co.jp/

・BOOK TOWNじんぼう(神田神保町オフィシャルサイト)
http://jimbou.info/index.html

【中古CD】
■神保町 タクト(TACTO)にて

・サウンドトラック『ワンダフルライフ』(1999年,CR-0017)
ワンダフルライフ
 映画『ワンダフルライフ』(1998年,是枝裕和監督)のサントラCD。以前から気になる映画だった上に店頭の均一代で非常に安かったので購入。
 『ワンダフルライフ』は、是枝監督による小説版も読んでいるし、写真集も持っています。でも、肝心の映画を見ていないんだ。あっはっは。
 いや、笑っている場合じゃないか。

・DVD『ワンダフルライフ』
ワンダフルライフ
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・是枝裕和『小説ワンダフルライフ』(1999.3,ハヤカワ文庫JA)
オンライン書店ビーケーワン:小説ワンダフルライフ
(オンライン書店の紹介ページ)

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・水原由貴『LOVE IS PAIN』
LOVE IS PAIN
 水原由貴さんは、PAMELAH(パメラ)のボーカリスト。このマキシシングルは、PAMELAH在籍中の2000年に発表されたもの。しかし、結果的にはソロでもPAMELAHとしてもオリジナル作品としては(今のところ)最後のリリースになってしまう(PAMELAHとしては2003年にベスト盤が出て、その後活動終了となってしまった)。
 PAMELAHについては語りたいことが結構あるので、改めて書きたいと思います。

■ディスクユニオン 神保町店にて
・砂原良徳『TAKE OFF AND LANDING』(1998年)
TAKE OFF AND LANDING(Amazon.co.jpの紹介ページ)
 新宿の地下にある架空の飛行場をイメージした、というコンセプトのアルバム。

・砂原良徳『THE SOUND OF´70s』(1998年)
THE SOUND OF´70s(Amazon.co.jpの紹介ページ)
 こちらはパンナム(パンアメリカン航空)のグッズというコンセプトで作られたアルバム。

 元電気GROOVE(電気グルーヴ)のまりんこと砂原良徳氏のソロアルバムを買ってきました。先日空港や航空機のデザインを元に作られたCDの記事を書きましたが、実は砂原氏のCDは持っておらず、聴きたくなって買ってきました。
 ひとつひとつの曲が独立しているというより、アルバム全体で飛行場や飛行機の内部を感じさせる。曲というよりもBGMみたい(もちろんいい意味ですよ)。


2006.03.03(金)購入本
【新刊】
■オンライン書店bk1 より

・夏目 房之介『孫が読む漱石』(2006.2,実業之日本社)
オンライン書店ビーケーワン:孫が読む漱石
 「マンガ評論の第一人者にして文豪漱石の孫である著者が、偉大な祖父の名作『坊ちゃん』から『明暗』まで、全16作品の批評に初挑戦」(オンライン書店bk1の紹介文)

 漱石の孫である夏目房之介氏が、漱石の作品を読み、その作品にまつわる話についても調べていく、という内容。
 この本自体も興味深いし、そもそも俺は漱石の作品をほとんど読んだことがないので、その点でも気になる。『こころ』と『夢十夜』、後は短編を少し読んだ程度で、『我輩は猫である』も読んでいないし、『坊っちゃん』は小学生の頃に上下巻の上巻だけ読んで読書感想文を提出するという(もちろん、上巻しか読んでいないことは堂々と書いた)アクロバティックなことをやった記憶があるが、通しては読んでいない。

■定期購読誌
・雑誌『ユーゲー 2006年4月号』(マイクロマガジン)

 中古ゲームを中心に、新作もメジャーではないがいいゲームを取り上げるゲーム雑誌。1996年創刊だから、大学生の頃からもう10年読み続けている。

 今号の特集は「ドリームキャストは終わらない」。セガ(SEGA)のDreamcastを取り上げています。それから、「学園ゲーム入学案内」。
 さらに「電気用品安全法」についてもレポートしています。

 

 3月3日、JR亀有駅そばにオープンしたショッピングモール「アリオ亀有」に、本日行ってきました。

Ario亀有 アリオ亀有

 オープン当日や、その後の週末もすごい人出だったようですが、今日もかなりの数の人でした。亀有及びその周辺が住宅街ですし、千葉方面からJR常磐線で来る人もいれば、千葉・埼玉から車で来る人もいるようで、かなりの集客なんだろうなあ。

 以前オープン前の建物を見に来ましたが、改めて外観を見るとやはり大きい。歩道橋を渡って早速2階へ。1階から3階までの売場を、一通り見て回りました。

Ario亀有 アリオ亀有

 まず全体的な感想としては、外から見ていたよりは大きさを感じず、歩いていて疲れないということ。もちろん建物は大きいし、売場面積も広いんだけれどね。おそらく、建物の真ん中に通路があって、両側に店が並んでいるという配置が影響しているのだと思う。後は、映画館やカルチャー教室のような、入口だけでは大きさが計れない施設もあるし、上の階は駐車場になっているので、それらの施設の分が外観の印象と内部に入っての印象の差になっているのだろう。

 テナントは、詳しくは公式サイトでご確認ください。専門店・飲食店とイトーヨーカ堂が入っています。専門店はファッションと雑貨がメイン。タワーレコード(TOWER RECORDS)やBOOKS KIDDYLAND(キディランド運営の書店+セレクトショップ)などもあります。

・Ario亀有公式サイト:http://www.ario-kameari.jp/web/

 雑貨屋が多いのは個人的にはうれしいけれど、現時点では一部商品がかぶっているのはちょっと気になる。モールスキンのノートを複数の店が売っていたりね。これについては、これから各店ごとのカラーがどうやって出てくるかな、といったところ。
 特に買い物をする予定はなかったのですが、ユニクロでTシャツを買って、NewStyle(ヴィレッジヴァンガードによる雑貨中心の店舗)でオープンセールの福袋を買いました。

 とにかく、なによりわが家から近い、というのが最大の利点で、今までならちょっと出かける必要のあった店も中に入っていたりして、気軽に行けそうなのがうれしい。亀有にはわりと古本屋の数も多いので、休みの日にぶらぶらと遊びに行こうと思う。


2006.03.05(日)

 今日は仕事だったのですが、帰りに神保町へ行ってきました。

 ディスクユニオンお茶の水駅前店と、ジャニスの本店、ジャニス2、ヴィレッジヴァンガードへ。 レンタル中心のジャニス本店は初めて入った。あのCDの品揃えはすごい。いつか買いたいCDを調べに行くだけも行く価値があると思った。普段CDを借りることもなく、レンタル会員証なんてどの店のものも持っていない俺も、会員になろうかと思ったくらい。

 CDはそれぞれの店で計10枚くらい買いました。中古がほとんどなので10,000円弱ですが、久々に一度に買ったなあ。  とりあえず、買ったCDのタイトルと簡単な紹介をどどどっ、としておきたいと思います。詳しい感想はまた改めて。リンク先はAmazon.co.jpの紹介ページです。

2006.03.05(日)購入CD

【CD】
■神保町 ジャニス本店 にて

・minikon(ミニコン)『super miniokon(スーパーミニコン)』(2005年,BXCD-0004)

 minikonはアメリカの男性ソロユニット。音はこれぞエレクトロ・ポップといった感じ。
 最近、日本のテレビゲームの音源を使った音楽が一部で流行っているようですが、minikonは音源だけでなく、曲の雰囲気もこれぞ日本のテレビゲームという感じ。日本での所属レーベルのサイトによれば、YMOとファミコンの影響を強く受けているようだが、それもうなづける。
所属レーベル:Basix http://basixdisc.com/basix/

(参考)
・All About>テクノポップ>Basixレーベルオーナー下城貴博氏(Geodezik)インタビュー
http://allabout.co.jp/entertainment/technopop/closeup/CU20060605A/index.htm

【中古CD】
■ディスクユニオン お茶の水駅前店 にて

・アン・ルイス『WOMANISM II』(1991年,VICL-135)

・立花ハジメ『Low Power』(1997年,FLCF-3674)
 アン・ルイスはねえ、「WOMAN」が聴きたかったのよ。

■神保町 ジャニス本店 にて
・タカツキ『東京・京都・NY』(2003年,NRCD-006)
 タカツキさんは、ウッドベース+MC(ラップ)という、ちょっと珍しい存在。SUIKA・SMRYTRPS(サムライトループス)などのHIOHOPユニットにも参加しています。これはソロのセカンドアルバム。

■神保町 ジャニス2にて
 ジャニス2にて、レンタルCDに使われていたものが中古でかなり安く販売されていて(俗に言う「レンタル落ち」ですね)、思わず買いまくってしまいました。

・YUKARI FRESH『TREFOILS HAT』(2003年,ESCD-025)
Trefoils Hat
・YUKARI FRESH『Me』(2005年ESCD-047)
Me
・YUKARI FRESH『ERIK』(2001年,ESC-037)
 思えばYUKARI FRESHを初めて知ったのも、ジャニス3の店頭ワゴンで偶然買ったマキシシングルだった。

・hal『低温火傷』(2000年,VICL-60573)
低温火傷
 halのCDは、最近なんだか気になって見つけると買っています。

・V.A.『HARUOMI HOSONO presents Strange Flowers- Vol.1 The compilation of Daisy Creatures』(2002年,CTCR-14214)
HARUOMI HOSONO presents Strange Flowers-The compilation of Creatures-
 SKETCH SHOW(高橋幸宏・細野晴臣)・コシミハルなどが在籍するレーベル「DAISY WORLD(デイジーワールド)のコンピレーション。

・Pre YMO & V.A.『InDo』(2000年,RWCL-20002)
InDo 1979〜1999

 これはYMOの未発表音源を、細野晴臣さん他のミュージシャンがミックスしたものをまとめたコンピレーションです。

・仙道さおり(SAORI SENDO)『MOSAICO(モザイコ)』(1999年,RICP-0014)
 仙道さおりさんがどのような方かは知らなかったのですが、ボサノバのパーカッショニストという紹介文に興味を持って、購入。


2006.03.06(月) 購入CD

注文していた、気になっていたCDが届きました。

【CD】
■Amazon.co.jpより

・真鍋ちえみ『不思議・少女+』(2005年,MHCL-496)
不思議・少女+
 もともとは1982年の作品。スーパーバイザー:細野晴臣・編曲:清水信之・プログラミング:松武秀樹。作詞は阿久悠・矢野顕子・大貫妙子・EPOなど、作曲も細野晴臣・加藤和彦・大貫妙子・大村憲司・清水信之。かなり豪華な面子なんですね。
 とにかく、曲も歌い方もいわゆるアイドルポップスなのだが、上の作家陣のアレンジが当時のテクノポップとかエレクトロポップという感じで、そのバランスが衝撃的。
 「ねらわれた少女」などは下のコンピレーションで既に聴いていましたが、後期YMOのようなバックトラックにあわせて、アイドルらしい歌詞とメロディと歌い方が、なんともいえない味わいを感じさせてくれます。
 あと、真鍋ちえみさんは、お世辞にも歌はうまいとはいえないが、ルックスは今見ても古い感じがしない。ということは当時新しすぎたのかもしれないけれど。

(参考)
・V.A.『イエローマジック歌謡曲』(2005年,MHCL490-492)
イエローマジック歌謡曲(YMOの三人が関わったテクノ歌謡を集めたコンピレーション。三枚組)
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・深津絵里『sourire(スリール)』(1992年,VICL-254)

 このCDを買ったのは下のAll Aboutの記事を読んだのがきっかけ。中古CD屋に行く度に探していたのですが、なんとまだ新品が買えることが分かったので購入。
 ハバナエキゾチカのカバー「神様お願い」や、はしだのりひことクライマックスのカバー「花嫁」、更には山本リンダ作詞・CMJK(元電気GROOVE、CUTEMEN・CONFUSION・ALEX inc)作曲・編曲の「愛はすてき・愛は花束」などが収録されている。
 「愛はすてき・愛は花束」は、まるでCUTEMENの曲のよう。

(参考)
・All About>テクノポップ>歌う女優たち〜Part 3 侮れない深津絵里
http://allabout.co.jp/entertainment/technopop/closeup/CU20030129/index.htm


2006.03.08(水)購入本

【新刊】
■オンライン書店bk1より

 注文していた、気になっていた文庫本が届きました。

・泉 麻人『なつかしい言葉の辞典』(2005.12,SB文庫)
オンライン書店ビーケーワン:なつかしい言葉の辞典

 「石綿金網」、「おたんこなす」、「デラックス」、「ビフテキ」なんていう言葉に関する泉氏の思い出をまとめたエッセイ。 

・串田 孫一『文房具56話』(2001.1,ちくま文庫)
オンライン書店ビーケーワン:文房具56話

 最近色々な店で文房具を眺めるのが面白くなって、そうなると文房具の本も当然気になってきて、読みたくなって、買いました。

・野村 宏平『ミステリーファンのための古書店ガイド』(2005.1,光文社文庫)
 タイトルどおり、主にミステリーファン向けに全国の古書店を紹介した本。頭から読むというより、行ってみたい町のページをちょっとずつ読むのが面白そう。


2006.03.10(金)購入本
【古本】

・カレル・チャペック:著 / 飯島 周:編訳『未来からの手紙』(1996.8,平凡社ライブラリー)
オンライン書店ビーケーワン:未来からの手紙

「ロボットという単語の生みの親であり、人類風刺の効いたSFなどで知られるチャペックが、世界各国の未来の旅行記で驚くべき先見性を発揮し、言葉の定義をめぐって鋭敏な言語感覚を見せるエッセイ集」(オンライン書店bk1の紹介文)

 家の近所の古本屋の店頭均一から見つけて購入。
 実はチャペックって読んだことがないんだよなあ(アンソロジーなどで短編を読んでいるかもしれないが、記憶に残っていないのです)。


2006.03.11(土)

■秋葉原 ヤマギワソフト にて
【CD】

・minikon『Asleep In Tokyo』(2005年) ※CD-R
 minikonはアメリカの男性ソロユニット。YMOと日本のテレビゲームに影響を強けて音楽作りをしているそうだが、まさにそんな感じの音楽。
 このCD-Rは、なにせCD-Rなので、一部の店でしか取り扱いしていません。詳しくは日本での所属レーベルのサイトをどうぞ。下記URLです。
Basix http://basixdisc.com/basix/

 しかし、ヤマギワソフトの洋楽コーナーは、結構テクノ・エレクトロニカのコーナーが充実していて、CD-Rなども結構取り扱っていた。侮りがたし。

(参考)
・All About>テクノポップ>Basixレーベルオーナー下城貴博氏(Geodezik)インタビュー
http://allabout.co.jp/entertainment/technopop/
closeup/CU20060605A/index.htm


【中古CD】
・MOTOCOMPO『TAKE ME TO YOUR PARTY』(2000年,MTCA-1001)
 MOTOCOMPO(モトコンポ)は、日本の現役のエレポップバンド。
 ボーカルの女性の声とか、曲の雰囲気は、プラスチックスに近い。

・hal『Another side of Life』(1996年,VICL-2175)
 ちなみに、「HAL」という女性のミュージシャンもいますが、俺がCDを見つけては買っているのはそちらではないです。「hal」の方ね。正式には"a"の上に"'"がつきます。
 これはファーストミニアルバムで、初期のスウェディッシュ・ポップの頃のCD。


2006.03.14(火) 購入本

【新刊】■BOOKS KIDDYLAND 亀有店 にて

・雑誌『もっと! ドラえもん No.5』(小学館)
 特集は「映画『のび太の恐竜2006』」。他にも「レギュラーキャラ研究 特集:スネ夫」とか、長嶋有氏ややなせたかし氏による寄稿なども。

 BOOKS KIDDY LAND(ブックスキデイランド)は、Ario亀有(アリオ亀有)にできた書店。本とともに、文房具、雑貨なども販売している。入口周辺に雑貨を配置しているので、場合によっては書店だと気づかない人もいるかもしれない。中には子どもが遊べるスペースなどもあります。

 書店としての棚の特徴はこれから作られていくのだと思いますが、店の形態としては面白そう。

【CD】
■タワーレコード アリオ亀有店 にて

・小島麻由美『スウィンギン・キャラバン』(2006年,PCCA-02237)
スウィンギン・キャラバン
(Amazon.co.jpの紹介ページ)

 小島麻由美さんのニューアルバムです。
 ちなみに俺が買った店では、特典としてブックレットがもらえました。
 森直人氏のライナーノーツ、小島さんのイラスト、ディスコグラフィーが掲載されています。

 

 

ちくま文庫の創刊20周年を記念してつくられた、「限定版ちくま文庫」をもらいました。
 これは、キャンペーン期間中にちくま文庫を購入して、申し込んだ人がもらえるというもの。申込者全員プレゼントだったので、かなり太っ腹だよなあ。
 届いた文庫本は、カバーこそないものの、その他のつくりはまさしくちくま文庫。
 内容は、これまでのちくま文庫に掲載された解説文を集めたもの。「限定版ちくま文庫」の正式名称は、ちくま文庫編集部:編『ちくま文庫解説傑作集』となっています。

限定版ちくま文庫_ちくま文庫解説傑作集

 執筆者が、俺の気になる書き手だけを挙げてみても赤瀬川原平・大島弓子・岡崎武志・角田光代・川本三郎・北方謙三・種村季弘・筒井康隆・藤森照信・南伸坊、などなど、全部で37名による37冊の文庫の解説が掲載されています。
 これ、多分市販しても欲しい人はたくさんいると思うわ。俺も500円前後だったら迷わず買う本だと思う。
 そして、この本を読むとまた色々なちくま文庫を読みたくなるんだろうなあ。

 亀有にできたショッピングモール「Ario亀有(アリオ亀有)」内のシネコン「MOVIX亀有」で、実写版「こちら葛飾区亀有公園前派出所」(1977年,東映,山口和彦監督)を見てきました。
 いやあ、この映画は珍品だったわ。色々印象に残ったことはあるのだが、例えばこんなところ。

--- ※映画の筋などを一部書いていますので、ご注意ください ---
・原作がまだ「山止たつひこ」名義。これは連載第100回まで使用していたペンネーム。以後が現在の「秋本治」名義になるわけです。蛇足ながら、山止たつひこは山上たつひこのパロディです。
・亀有がロケ地のため、当時の商店街などが時々映る。見覚えのある風景などが懐かしかったなあ。随分亀有の風景も変わったんだなあ。
・せんだみつおが両津勘吉、浜田光夫が戸塚、荒井注が寺井というインパクトのある主役陣。
・いいタイミングで何度か登場し、しかも話の筋には全然関係ない由利徹。
・田中邦衛の名演(そんな役で登場し、なおかつ実はそんな役だなんて!)。
・劇中でいきなり歌い始める由紀さおり(昔の日本映画って、そういうシーンありますね)。
・ちょっとだけ登場するたこ八郎・二瓶正也(「ウルトラマン」のイデ隊員です)・山田隆夫などの脇役陣(二瓶正也さん、山田隆夫さんは結構出番が多いです)。
・両津のピンチを助けに来るGメン'75の面々(Gメン'75役で出てきます)。
・コントのようでもあり、シュールな部分もあり、人情喜劇のようでもあるなんともいえず味のある筋運び。

 好き嫌いは分かれると思うけれど、俺は貴重な映画を見ることが出来たと思っております。


●おまけ:JR亀有駅北口の両津勘吉像
亀有駅北口両津勘吉像


2006.03.15(水) 購入本

 15日は休みなので、初台の東京オペラシティアートギャラリーで開催されている展覧会「アートと話す/アートを話す」を見て、その後は神保町に。

【新刊】
■東京堂書店 にて
・吉川 潮著『完本・突飛な芸人伝』(2006.3,河出書房新社)
オンライン書店ビーケーワン:完本・突飛な芸人伝

 月亭可朝・川柳川柳・林家木久蔵・マルセ太郎・正司敏江・ショパン猪狩・早野凡平・坂田利夫など、全20名の芸人を取り上げている本。気になっていた本を購入しました。

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■gallery5(http://www.operacity.jp/ag/gallery5/index.php) にて
・雑誌『artictoc』(http://artictoc.com/)
 gallery5は東京オペラシティ・アートギャラリーのミュージアムショップです
 『artictoc』は四谷アート・ステュディウム(http://artstudium.org/)の出している雑誌というかペーパーです。岡崎乾二郎、楳図かずお、ローリー・アンダーソン、ジョナス・メカスのインタビューなどが掲載されていたので、気になって購入。

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・雑誌『テレビブロス』(東京ニュース通信社)
 特集は下記の通り。
・地図の歩き方−地図を持てよ、街へ出よう−
・音楽ライター、サラーム海上のUAE・ドバイ旅行記
・映画『ウォレスとグルミット』

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【古本】
■神保町 古書モールにて
・串間 努『少年ブーム』(2003.2,晶文社)
オンライン書店ビーケーワン:少年ブーム

「ルービックキューブ、仮面ライダーカード、ラジコン…戦後、子どもたちの間でたくさんのブームが起こった。どのように生まれたのか? 仕掛け人は? ブームを通して、当時の少年文化と風俗を検証する、もう一つの戦後史」(オンライン書店bk1の紹介文)

・綱島 理友『アトム・シールと鉄人ワッペン』(1998.8,淡交社)
オンライン書店ビーケーワン:アトム・シールと鉄人ワッペン

「1960年代、TVに登場するキャラクターにおまけ文化が合体して全国的な盛り上がりを見せた。当時小学生だった著者のコレクション+αを、鉄腕アトムと鉄人28号を中心に、原則として実物大で掲載」(オンライン書店bk1の紹介文)
 なつかしの子ども文化の研究本を二冊見つけて、まとめて買ってきました。著者はお二人ともこうした懐かしの品々のコレクション関連の著作では信頼が置けるので、これは迷わず購入。

【CD】
■神保町 ジャニス本店 にて
・minikon(ミニコン)『minikon(ミニコン)』(2005年,BXCD-0003)
ミニコン
 minikonはアメリカの男性ソロユニット。この間セカンドアルバムを買い、更にライブ版のCD-Rも買い、そしてファーストアルバムを買いました。

 ピコピコ・キラキラしたエレクトロ・ポップ。
 これはねえ、いいですよ。軽すぎず、重すぎず、聴いていて気持ちよくなる音楽。

・minikon(ミニコン)『super miniokon(スーパーミニコン)』(2005年,BXCD-0004)


所属レーベル:Basix http://basixdisc.com/basix/


2006.03.17(金)購入本

【新刊】
・雑誌『Number 649』(文藝春秋)

 特集は「日本代表最後の戦い 奪取」。サッカー日本代表特集です。


3月18日

青山 月見ル君想フで行われたライブ、「スイカ夜話」第8夜に行ってきました。


2006.03.23(木)

【CD】
■ディスクユニオン お茶の水駅前店にて
・人生『人生 ナゴムコレクション』
人生 ナゴムコレクション
 「人生」は、現電気GROOVEの石野卓球、ピエール瀧らが結成していたバンド。
 かつて発売された『SUBSTANCE(サブスタンス) III』、『SUBSTANCE V』からも、全曲が収録されているわけではない(『SUBSTANCE V』は持っているので分かったのです)。たしかに、「オールナイトロング」のライブバージョンなんて、イントロがNew Order(ニュー・オーダー)の「BLUE MONDAY(ブルー・マンデー)」のサンプリング(というか録音してそのまま使っているんじゃなかろうか)だからねえ。これはCDに入れられないよなあ。
 でも、「オールナイトロング」のオリジナルバージョンを聴くことができたし、他にも『SUBSTANCE III』の収録曲も聴けるので、これは個人的には貴重だ。
 あと、音源がリマスタリングされていて、明らかに音質がいい。これは気のせいじゃないと思う。

・エレクトリックギュインズ『VICB-60012』
VICB-60012
 エレクトリックギュインズのことはほとんど知らなかったんですけれどね。まず、レーベルのサイト(ビクターのBabeStarレーベル。俺の好きな倉橋ヨエコさんもこのレーベル所属)で、2曲目の「たりない言葉」のPVを見て(曲を聴いて)、「お、これはいい曲」と思って。
 それで詳しくプロフィールを読んだら、平均年齢34歳で、それぞれミュージシャン以外に定職を持っているというところが気になって(俺も一応サラリーマンだから、こういうミュージシャンって応援したくなる)。ニューアルバム『VICB-60012』買ってきました。ちなみに製品番号のようなタイトルですが、これがタイトルです(製品番号も「VICB-60012」なのですが)。
 かっこいいですわ。俺の音楽の趣味には、どうやら「POPサイド」と「Avant Garde(アバンギャルド)サイド」があるようなのですが(もちろん勝手な区分ですけれどね)、このメロディーは「POPサイド」の琴線に触れるなあ。
 下のサイトで一部試聴もできます(「たりない言葉」はプロモーションビデオが期間限定で試聴できます)ので、興味がある方はどうぞ。

・BabeStar>エレクトリックギュインズ アーティストページ:http://www.babestar.net/babestar/-/Artist/A020111.html
・『VICB-60012』特設ページhttp://www.babestar.net/guins/index_content.html
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【中古CD】
■ジャニス3 にて
 ジャニス3は、昨年末に元の店舗が火事に見舞われ、心配していたのだが、ジャニス本店(こちらはCDレンタル中心。販売はほんのわずか)の真下のフロアで仮営業を再開しています。で、行くとやっぱりCDが買いたくなってしまう。

・砂原良徳『LOVEBEAT』
LOVEBEAT
 元電気GROOVEのまりんこと砂原氏のソロアルバム。

・ECHO & THE BUNNYMEN(エコー&ザ・バニーメン)『ポーキュパイン』
ポーキュパイン
 1983年にリリースされたサード・アルバム。今回買ったのは、1997年の再発盤。

・TELEX(テレックス)『アイ・ドント・ライク・リミキシーズ』
アイ・ドント・ライク・リミキシーズ
 TELEXのベスト盤。TELEXはニューアルバム『How Do You Dance?』が出ているので、あったら買おうと思ったのですが、置いていないようだったので、ひとまずこちらを購入。

 エコー&ザ・バニーメンもそうなんだけれど、とにかくこうしたニュー・ウェーヴとかエレ・ポップ(まあ、テクノポップと呼んでもよいのですが)は、リアルタイムで聴いていないので、せっせとCDを集めるわけです。
 CD屋でもまとまったコーナーはほとんどないので、だいたい洋楽のロックやテクノ(テクノポップではない今のテクノ)、またはエレクトロニカ(音響系とかアヴァンギャルドなども含む)あたりのコーナーを探しています。

 あと、TELEXのニューアルバムを含む話は下記のサイトが参考になると思います。

・All About>テクノポップ>ガイド記事(テレックスを取り上げている記事です)
http://allabout.co.jp/entertainment/technopop/closeup/CU20060313A/index.htm

・七緒香『はじまりのうた』
はじまりのうた
 七緒香さんのセカンドアルバム。失礼ながら、セカンドが出ているとは思わなかった。
 元々はBeing系のレーベルZAIN RECORDSからデビューして、曲はB'zの松本孝弘氏の作曲・編曲だった(作詞は本人)。声の質が元LINDBERGの渡瀬マキさんに似ているのと思ったことを覚えている。デビュー曲「恋は舞い降りた」は、同名の映画の主題歌になり、結構人気もあったと思うのですが。
 この2ndアルバムでは、レコード会社もBMGファンハウスへ移籍し、プロデュースも小澤正澄(当時PAMELAH)に変更となっている。イルカの「なごり雪」のカバーも収録。
 いいアルバムだと思うのですが、七緒さんはこの『はじまりのうた』を最後に活動を休止。
 ちなみに、俺は1stアルバム『七音』も持っています。こちらも好き。
 
・七緒香『七音』
七音

・flex life『Japonica』
Japonica
 flex life(フレックス・ライフ)は、先日偶然買ったライブ盤がよくて、最近気になっているミュージシャン。ちなみにジャケットのイラストは富永一朗先生です。


2006.03.24

 ラフォーレミュージアム原宿で開催中のBRIAN ENO(ブライアン・イーノ)の音楽映像インスタレーション展、「77 MILLION」を見てきました。



 これは、人によっては退屈、というか、なにがなんだか分からないだろうが、人によっては面白くて、長い時間いても飽きないだろうなあと思った。そんなふうに、捉え方によって全然意味が違ってくる展覧会。

 会場内には、イーノによるアンビエント・ミュージックが流れ、会場内の大小のモニタに画像が映る。この画像は、イーノによる絵画や写真が、プログラムに沿って、ランダムに、重なって映し出されたもの。また音楽も、プログラムで複数の旋律がランダムに重なって流れている。

 だから、モニタから少し目を離して再び見ると、いつの間にか全然違う映像になっている。会場内で、これが初めて理解できた時は「おおっ!」と思った。
 ちなみに、組み合わされて表示される映像の総数は7700万通りなので(これが展示会の名称の由来)、全部を見るのは不可能に近い。
 むしろ逆に、会場内でぼーっとできるという、自分の経験では非常に珍しい経験ができた。静かなアンビエントを聴き、次々に変わる映像を眺める(会場内には椅子もあります)。これが面白いと思えないと10分くらいで会場を出てしまうかもしれないが、面白いと思えばずっと会場にいることができるだろう。俺もなんだかんだで1時間弱会場にいました。
 更に、勝手な作品鑑賞の方法として、iPodで細野晴臣『メディスン・コンピレーション』を小さなボリュームで聴きながら映像を見たが、また違った面白さがあった。細野さんのアンビエントとイーノのアンビエント、ふたつの音楽がうまくシンクロして、それまでと違う気持ちで映像を見ることができたのは面白かった。アンビエントとか、ミニマル・ミュージックを小さい音で聴いて、会場内のBGMと重ねると、面白いんじゃないかなあと思った。

 映像も、まったくの抽象画もあれば、記号や文字、写真などもあり、見る側がそのイメージの組み合わさった映像に意味付けをすることができ、想像力が刺激される。
 出来れば、比較的人の少ない時間帯の方が、作品に集中(というか没頭)できるように思う。



 4月3日(月)まで開催中です。それから会場では、今回の展示と同じように画像・音楽を表示できるソフト「77 MILLION Paintings」も一般発売に先駆けて先行発売されています。

・LAPNET>展覧会紹介
http://www.lapnet.jp/event_info/ lm/swf/060324_77million/77million.html
日時:2006年3月24日(金)〜4月3日(月) 無休 11:00〜20:00
会場:ラフォーレミュージアム原宿(ラフォーレ原宿6F)
問合せ先:03-3475-0411(ラフォーレ原宿)

(参考)
・BRIAN ENO『Another Day On Earth』
Another Day On Earth
 久々にBRIAN ENOのCDも聴いてみたくなったなあ。

・bounce.com>「77 MILLION PAINTINGS」関連の記事
http://www.bounce.com/news/daily.php/7544

【CD】
■原宿アストロホール(HARCO LIVE TOUR 2006 "Wish List"会場) にて
・Quinka,with a Yawn『wintry ep』

 原宿アストロホールで行われた、HARCOさんのワンマンライブ「HARCO LIVE TOUR 2006 "Wish List"」に行ってきました。その会場の物販コーナーで購入。
 Quinka,with a Yawn(キンカ,with a ヨオン)というのは、今回のライブにキーボード、コーラスで参加した青木美智子さんのソロユニット。ちなみにHARCOさんの奥様でもあります。

 このCDは「前を向く人」と「はるにれ」の二曲入り。一部CDショップでの販売と、公式サイトでの通販がされています。
 「前を向く人」の、すごく色々な要素の詰まった感じも(矢野顕子さんっぽいメロディーもあったりする)、「はるにれ」の、シンプルで切ない感じも、いいなあ。

・公式サイト:http://www.quinka.org/

 CD欲しいなあ。この間渋谷のタワーレコードで探してみたけれど見つからなくて。Amazon.co.jpなら買えるので、注文するかなあ。

・Quinka,with a Yawn『火曜日のボート』(2003年)
火曜日のボート(Amazon.co.jpの紹介ページ)

・Quinka,with a Yawn『QY7』(2002年)
QY7(Amazon.co.jpの紹介ページ)


 元々はバンドesrevnoc(エスレフノック)のメンバー(ボーカル&ギター)。esrevnocの「sweet strawberry toast」は、テレビ朝日「あしたまにあ〜な」のテーマソングで使われていたので、聞いたことがある方も多いと思います。

・esrevnoc『eb - esrevnoc better」(1999年)
eb - esrevnoc better

 こうしてまた聴きたいCDは増えてゆく。


2006年3月25日(土)

【新刊】
・田口 元、他『ライフハックプレス デジタル世代の「カイゼン」術 』(2006.4,技術評論社)
オンライン書店ビーケーワン:ライフハックプレス

「lifehacksとは、仕事をシンプルかつ楽しくするような習慣を生み出そうという考え方。シンプル&ストレスフリーの仕事術GTDや、Google全サービス活用、プレゼンが簡単にうまくなる方法を特集する」(オンライン書店bk1の紹介文)

 気になっていた本、即買ってきました。
 まだちょっとしか読んでいませんが、色々ヒントになりそうでわくわくする。


2006.03.26(日) 購入本
【新刊】
■時代屋 神田小川町店 にて
・川渕三郎『日本サッカーが世界一になる日』(NHK出版)


 これは、NHK教育の「知るを楽しむ この人この世界」(毎週月曜日・10:25-10:50)という番組のテキストです。
 4月・5月は、日本サッカー協会の川渕三郎キャプテンが話をするそうです。このテキストは、キャプテンのしゃべった内容(多分、収録は終わっているのだと思う)をまとめたもの。番組を見るときに参考になるわけです。

 番組を欠かさず見ることができるかは分からないが、テキストだけ読んでも面白そうなので買ってきました。

 あと、この本を買ってきた「時代屋」は、歴史・時代物の専門の書店で、なかなか面白いのです。「時代屋」は時代小説、歴史に関する本・DVD・グッズを扱う店。茶屋(カフェ)も併設されている。



 webサイトを見ると、「店長」ではなく「女将」、他にも「奉公人」や「丁稚」という呼び方が使われています。みな和服が制服など、かなり一貫したコンセプトを持っている。
 2月10日にオープンした当初から気になっていたのですが、先日(3/26)行ってきました。
 印象をひとことで言うと、「本を中心にした時代物のセレクトショップ」という感じ。あまり歴史に興味がない(どちらかと言えば苦手な)俺でも、見ていて面白い店になっています。
 入口まわりには一般の雑誌や単行本、文房具なども置いてある。しかし奥には、時代小説専門の文庫・単行本コーナーがあったり、歴史物中心のDVD・ゲーム、フィギュアや雑貨なども置いている。
 二階には一般の映画DVDが少しと、雑貨やグッズ。また歴史に関する本も、ずいぶん棚を使って並べられています。そして奥には茶屋。



 都営地下鉄新宿線の小川町駅・東京メトロ丸の内線の淡路町駅から、5分もかからずに着きます。駿河台交差点からも歩けるので、神保町の古本街を歩いてからもう一軒、という感じでも行けると思います。

 店の試みとして面白いので、これから更にお店がどんな風に進化して行くのか気になる。夜11:00まで営業しているので、会社帰りに時々行こうかと思います。

・「時代屋」公式サイト:http://www.jidai-ya.com/

【CD】
■ヴィレッジヴァンガード お茶の水店 にて
・LINDA&THE BIG KING JIVE DADDIES『LINDA&THE BIG KING JIVE DADDIES』
LINDA&THE BIG KING JIVE DADDIES(Amazon.co.jpの紹介ページ)
1.Route 66
2.Johnny Jingo
3.Tweedle Dee
4.Come On-A My House
5.Jump,Jive An’ Wail
6.Yes My Darling Daughter
7.I’m Beginning To See The Light
8.Mellow Saxophone
9.I Want You To Be My Baby
10.Shout
11.Caldonia
12.You&Me&The Bottle Makes 3 Tonight
13.Barflies At The Beach“Sing Sing Sing”

 2000年に発売された下のCDの再発(2003年)。ヴィレッジヴァンガードのお茶の水店のBGMで、しばらく前から流れていて、その音がノリノリでずっと気になっていました。
 ちょっと調べてみたら、「ネオスウィング」と分類されるらしい。ビックバンドジャズに乗せた女性ボーカルLINDAの歌声が力強い。はじめ海外のバンドだと思っていたら、日本のバンドなんですね。LINDAさんも日本人ですが、英語の発音もまったく違和感がない。「Route 66」や「Sing Sing Sing」のカバーなど、かっこいいなあ。

 ちなみにLINDAさんは、アメリカで別のバンドとともに下記の2枚のCDも製作しているようです。
 
・LINDA & The Hollywood Combo『JUMP AROUND THE WEST COAST』
JUMP AROUND THE WEST COAST(Amazon.co.jpの紹介ページ)

・LINDA with RIP MASTERS 『ROCKIN’GOLDIES SHOW』
ROCKIN’GOLDIES SHOW(Amazon.co.jpの紹介ページ)


2006.03.29(水)購入本

【新刊】
・雑誌『TV Bros.』(東京ニュース通信社)

 特集は下記の通り。今回は特集だけ見るとなんとなく普通のテレビ雑誌みたいですね。
・春のドラママッサージ(春のドラマ+マッサージ)
・子供達をナメないで(子役特集)
・これでいいのか!最終回(ドラマ最終回)
−−−
■青山ブックセンター 六本木店 にて
・『ローリー・アンダーソン時間の記録』(2005.7,NTT出版)
オンライン書店ビーケーワン:ローリー・アンダーソン時間の記録

「リヨン現代美術館によって企画された「ローリー・アンダーソン時間の記録」展の日本での開催に際し出版されたもの。パフォーマンス・アートのスーパースターであるローリー・アンダーソンの全貌がわかる! 」(オンライン書店bk1の紹介文)
 昨年夏に行われたローリー・アンダーソン展の図録です。会場で買いそびれて、なかなか見つからなかったのだが、青山ブックセンター六本木店で見つけて購入。

 ちなみに青山ブックセンター六本木店で、『高橋幸宏の本棚』として、ユキヒロさんのセレクトによる本の棚がありました。



 下のCDの発表に伴う期間限定だと思いますが、興味のある方は見に行ってみてもよろしいのでは。釣り関連の本はもちろん、ビートニック、犬、ジャン・コクトー、椎名誠や岸田秀に宮沢章夫、さらにはモンティ・パイソンやしりあがり寿、谷口ジローまで、幅の広いセレクトで、見ていると面白いですよ。

・高橋幸宏『BLUE MOON BLUE』
BLUE MOON BLUE(Amazon.co.jpの紹介ページ)

・青山ブックセンターサイト内の紹介ページ(写真あり)
http://www.aoyamabc.co.jp/#takashi

【CD】
■ヴィレッジヴァンガード 自由が丘店 にて

・indigo jam unit『demonstration』(Amazon.co.jpの紹介ページ)

 俺はこのCDのことも、ミュージシャン「indigo jam unit」のことも知らなかった。ジャケットもシンプルで、特に説明もない。一応、ヴィレッジヴァンガードのJAZZ(というかラウンジ、というかclub jazzというか)のCDの中に並んでいたので、そのあたりのジャンルだとは思った。
 でも、買ったんだよなあ。

 というのも、レーベルbasis records(大阪の会社で、オンラインショップ運営やイベントの企画もしている)から、以前同じようなデザイン(タイポグラフィ)のCDを買って、それが「当たり」だったから。そのCDというのは下のCDなのですが。

・Percussion Session『Percussion Session Lesson.1 2003.12.24』(2004年,bss005)(Amazon.co.jpの紹介ページ)
・Percussion Session『Percussion Session Lesson.2 2005.01.30』(2005年,bss008)(Amazon.co.jpの紹介ページ)

 Percussion Sessionは沼直也(ドラム)と辻コースケ(パーカッション)によるユニット(現在はユニットでの活動は終了)。これが、リズムだけなのにメチャメチャかっこいい。

 そんなこともあって『demonstration』を購入。indigo jam unitは「2005年結成。関西在住の4人、笹井克彦(WB)、樽栄嘉哉(Pf)、和佐野功(Dr・Per)、清水勇博(Dr) からなるインストCLUB JAZZ UNIT」(indigo jam unitのwebサイトより)とのこと。
 打ち込みとは違う、人力によるビート(ってうまい表現が分からないのだけれど)のかっこよさを感じる。ノリのいい感じの曲が多くて、個人的には好き。1500円という値段も、比較的手が出やすいね。

・レーベルbasis recordsのwebサイト
http://betterzdepot.com/basisrec/

・indigo jam unitのwebサイト
http://www.basisrecords.com/indigo/


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