「古本日記」目次へ戻る
2005年3月の購入本一覧−3月は復活に向け、まだ冬眠中− (2005.5.23掲載)

 2月は久々に買った本が少ない日々でしたが、3月も同じようなものです。それでも、徐々に復活してきました。まさに春に花が咲くのを待つつぼみのような。
 ……適当に書いてしまいましたが。それでも、あちこちに出かけていますし、少しは行動的になったかなと。
 そんな3月の購入本、早速紹介します。

2005.3.1(火)
 約一週間、本屋に行っていなかったので、なんだか気持ちが落ち着かず、久々に寄り道する。
【新刊】
神津友好『笑伝 林家三平』(2005年,新潮文庫)
 昭和の爆笑王、故林家三平師匠の伝記です。表紙の南伸坊氏のイラストもいいなあ。
今柊二『ガンダム・モデル進化論』(2005年,祥伝社新書)
 立ち読みしたら、俺もやっぱりガンダムに夢中になった世代で、気になってきて、買ってきました。
 ガンダムのプラモデルに焦点を当てて紹介される、ガンダムの歴史。これが新書で出るっていうのは、すごいなあ。
齋藤一郎『本屋でコーヒーブレイク』(2005年,遊友出版)
 書店でのエピソード、個性派書店の紹介、テーマごとの面白本紹介、書店への本の営業の中でのエピソードなどをまとめた本。
 著者がどのような方かも存じ上げないし、出版社の名前も聞きなれないが、ちょっと立ち読みして面白そうな予感がしたので購入。

2005.3.2(水)
【新刊】
・雑誌『テレビブロス』(東京ニュース通信社)
 特集は、「氣志團インタビュー」、「大南南朋インタビュー」、「一人鍋の楽しみ方」など。
 しかし、一番目立つのは、表紙・裏表紙および真ん中の広告の中の記事が掲載された、アニメ「ビックリマン」のDVDである。俺、広告のページっていつも読まないから、ここに記事があるなんて最初気づかなかったよ。
 多分、広告記事だろうなあ。金かかってんなあ。

2005.3.3(木)
【古本】自由が丘西村文生堂にて
・星新一『きまぐれ読書メモ』(1981年,実業之日本社)
・『現代デザイン事典 1991年』(平凡社)
・広末涼子『No Make』(1998年,集英社)

 広末涼子の写真集は、なんだか欲しかったんです。今の彼女も嫌いではないが、16歳から18歳頃までは奇跡的なかわいらしさだったと思う。

2005.3.6(日)
 新宿のプーク人形劇場で行われたぜんじろう単独ライブを「ぜん自動〜ぜんじろうピンチ〜」を見に行く。その前に、新宿のタワーレコードに寄り道してCDを購入。
【CD】
・映画「moog」サウンドトラック
moog

 先日見た映画がよくて、特にやっぱり音楽がよくて、サウンドトラックが欲しくて買ってきました。映画館で一緒に販売すればいいのにと思っていたが、まだ輸入版しかないのね。
 「moog」は、moogシンセサイザーを開発し、電子音楽の生みの親と言われるロバート・A・モーグ博士のドキュメンタリー映画です。
【参考】 映画「moog」公式サイト:http://www.nowonmedia.com/MOOG/

2005.3.9(水)
 オープン当日のヴィレッジヴァンガード新宿ルミネ店に行ってきました。新宿ルミネ2の4階、前はブックファーストのあった場所です。
 ブックファーストの頃は行ったことがないため、前との比較は出来ませんが、ヴィレッジヴァンガードの感想を。

【第一印象】
・オープン当日ということもあり、さっぱりした感じだった。商品はたくさん並んでいるが、なんとなくおしゃれできれいな雰囲気。
・入口まわりはCDや雑貨が多く、奥の方に本、という棚の構成だった。
・大きいBGMは流れていない(ビルの一フロアのためだと思う)。ただし、試聴機が5台くらいあって、画像を流すモニタも2台くらいあった。

【他のヴィレッジヴァンガードと比較して】
・ビルの一フロアということで、ヴィレッジヴァンガード特有の「秘密基地っぽさ」はやや薄かった。階段を下りて地下に向かうとか、ものすごく広いお店に足を踏み入れるとか、そういうことがないのが理由かな。
 ラクーア店(東京ドームシティ)に近い印象を受けた。
・POPは、まだまだ少ない。これはこれから増えていくのだと思う。
・通路が、比較的余裕のある部分と、かなり狭い部分がある。
・品揃えは、ヴィレッジヴァンガードらしさにあふれていた。

 オープン当日なので、これから徐々にビルの中に馴染んでくるのではないかと思います。POPも増えていくだろうし。
 なにより、東京でここまで大きなターミナル駅に隣接してヴィレッジヴァンガードが出来るのは初めてなので、新宿に行く機会があれば定期的に行ってみたいな、と思います。
 あわせて、ルミネ2の5階に移動したブックファーストにも行ってみる。下記購入。

【新刊】
・雑誌『お笑い通信 Vol.2』(2005年,日経BP社)
 DVD付きのムック。DVDの出演は、トークがアンタッチャブル・アンガールズ&キングオブコメディ。ネタがチョップリン・流れ星・せんたくばさみ・ダーリンハニー・タイムマシーン3号・東京03。
【参考】公式サイト:http://www.wara2.jp/wara2/pc/index.html

  また購入はしなかったが、ここで、話題になっている「本」の現物を見た。

●トイレットブック『建築する身体』発売! http://www.shunjusha.co.jp/news/2005/02/toile.html

 トイレットブックとは、トイレットペーパーに文字を印刷したもの。これだとそのまんまですね。もう少し詳しく紹介しましょう。
 まず、もとになる本として、荒川修作・マドリン・ギンズ:著・河本英夫:訳『建築する身体−人間を超えていくために』(2003年,春秋社)がある。
 そしてこのトイレットブックは、「書籍『建築する身体』からエッセンスを抜き出し、それを26字×112行(約3000字)にまとめたもの」を印刷したトイレットペーパーです。サイズは一般的なものと同じなので、トイレで使用することもできます。
 上記の出版社のサイト、または下記の著者のサイトから、購入することができます。
・荒川修作+マドリン・ギンズ ARCHITECTURAL BODY
 http://www.architectural-body.com/
・荒川 修作 / Gins Madeline『建築する身体』(2004.9,春秋社)
オンライン書店ビーケーワン:建築する身体


【古本】自由が丘 東京書房にて
・雑誌『電撃 HOBBY MAGAZINE 6周年記念特別号Vol.4』・『同・vol.2』(2004年・2005年,メディアワークス)
 ぞっき本(新刊書店で販売されず、返品もされず、古本屋で販売される本)。  この間『vol.3』を買った古本屋さんへ行ったら、その時買わなかった二冊が残っていた。そうなったら、そりゃ買うよ。
・久住 昌之『工夫貧乏のシアワセ』(2003.10,双葉社)
オンライン書店ビーケーワン:工夫貧乏のシアワセ

「家族に呆れられながらも全くめげることなく、身近な物を利用して発明と工夫を繰り返すオジハル老人を、息子である著者が時にはキビシク、時には愛情たっぷりに紹介するエッセイ。99年刊「工夫癖」を大幅に加筆訂正」(オンライン書店bk1の紹介文)
 久住氏の本をちゃんと読んだことはないのだが、立ち読みしたらなんとなく面白そうだし、写真も多いし、買ってみる。

2005.3.12(土)
 会社帰りに、久々にお茶の水・神保町に行ってきた。新しい店が出来ていたり、店が変わっていたりした。でも、夜だったので開いている店はほとんどなかった。
 今度、久々に昼間に神保町に行きたい。一部のお店に行ったり、古書会館での古本市に行ったりはしているが、「神保町を歩く」というのは、ごぶさたしているなあ。

【中古カセットブック】ディスクユニオン神保町店
・有頂天『BECAUSE』(1986年,JICC出版局)
 有頂天のカセットと冊子がセットになったもの。やや値段が張ったけれど、カセットも冊子も内容に興味があって購入。
【中古CD】ディスクユニオンお茶の水店
・PSY・S『TWO HEARTS』(1991年,SRCL-1791)
PSYS_TWO_HEARTS

 当時の時点でのベスト盤。

・難波弘之『N氏の天球儀』(1986年,R32A-1007)
N氏の天球儀

 難波氏は作家でもあり、ミュージシャンでもある。

神保町 ジャニス3
・エレトロニコ『ラウンジ・アット・ザ・チムニー・パヴィリオン』(2001年,VRCD-3318)
 「ジャケ買い」というのをしてみました。

【中古DVD】ディスクユニオンお茶の水店
・YMO『Visual YMO:the Best』(2003年,MHBL-1)
 ライブ映像に加えて、テレビ放送での演奏、テレビCM、ビデオクリップなども収録されています。

 それから、三省堂書店でポイントカードサービスが開始されます。

・CLUB SANSEIDO クラブ三省堂のご案内
http://www.books-sanseido.com/club_sanseido/


 どちらかというと、ポイントカードというよりも、購入履歴に応じておすすめの本を紹介するとか、自分自身で購入履歴を確認するとか、そういう意味合いが強いようです。  ポイントも、金額ではなく1冊につき3ポイント(9円相当)付与となっていて、ポイントを景品に交換できるのも、年2回と、まだ試行錯誤の状態といった感じ。

2005.3.15(火)
 仕事帰りに高円寺へ行きました。
 先月に引き続き、古本酒場コクテイルで開催された「岡崎武志 フォークとトークの会 後編」に行ってきました。岡崎武志氏はライターで、古本関係の著作も多い方です。
 今回も、岡崎氏が上京して、物書きになったきっかけの話や、世田谷文学館で開催されている「生誕100年 映画監督・成瀬巳喜男展」の話など、色々と面白い話が聞けた。
 歌も、ギターの弾き語りで、吉田拓郎を中心にフォークソングを披露。さらに、岡崎氏の蔵書のオークションも行われました。
 フォークソングと古本という、いかにも高円寺らしい夜を過ごしたのでありました。
【参考】 ・古本酒場コクテイル http://www.koenji-cocktail.com/

 帰りに、高円寺の古本屋「ZQ」でに寄り道する。CDを1枚購入。
【中古CD】
・DEVO『FREEDOM OF CHOICE』(1980年,3435-2)
Devo_Freedom of Choice

 ディーヴォの三枚目。

2005.03.17(木)
【新刊】
・雑誌『テレビブロス』(東京ニュース通信社)
 特集は次の通り。  「春のドラマ特集」、「健康のススメ」、「ドラマ「聞かせてよ愛の言葉を」」、「サッカー日本代表」など。  しかし、なんと言っても興味深かったのは、「対談:清水ミチコ×大瀧詠一」だった。今の大瀧詠一氏はこういう風貌なんだねえ。

2005.3.18(金)
 久しぶりに、六本木の青山ブックセンターへ行く。2冊購入。
【新刊】
・吾妻 ひでお『失踪日記』(2005.3,イースト・プレス)
オンライン書店ビーケーワン:失踪日記

 キャッチフレーズは「全部 実話です(笑)」とのこと。マンガ家吾妻ひでお氏の、失踪時の日々を描いた漫画。

・日垣 隆 『売文生活』(2005.3,筑摩書房)
オンライン書店ビーケーワン:売文生活

「物書きたちは、いかにして自らの生活を成り立たせてきたのか?原稿料という、タブー視することの多かった側面に光を当てた、これまでにない作家論・文化論・日本論」(オンライン書店bk1の紹介文)

 それから、自宅に帰ったら、定期購読している雑誌が届いていた。
・雑誌『ユーゲー』(マイクロマガジン)
 中古ゲームと、比較的マイナーな新作を中心としたゲームの紹介が主な内容。

2005.3.20(日)
 家でテレビ番組「情熱大陸」を見た。この番組は、毎週一人の人間を取材する30分のドキュメンタリー。今回は、作家の角田光代氏。角田氏は、2005年1月、第132回直木賞を『対岸の彼女』(2004年,文藝春秋)で受賞した。
 俺は、角田氏の本は『愛してるなんていうわけないだろ』(2000年,中公文庫)をつい先日読んだだけだが、なんとなく興味があって、見てみた。

 なんというか、強い人だと思った。見た目は、優しそうでほんわかした雰囲気なのだが、心とか、意志とか、強いんだろうなあと思った。
 執筆は平日の8時から17時、それでも締め切りは必ず守るとか、小学校一年生の頃に作家になりたいと作文に書いていたとか、週に一回はボクシングジムに行くとか、結構意外な話がたくさん出てきて興味深かった。
 あと、小学校一年生の時の作文で、悲しい話ではなく楽しい話を書いて、読む人に楽しい気持ちを持って欲しいと書いていたのは、すごいよなあ。

 それと、最後に印象に残ったのは、自分の仕事場にカメラが入るのはいとわなかった彼女が、自宅にはカメラが入らないことを取材の条件にしていること。その理由が、小説とプライベートとは切り離しで読んで欲しいと思っているから。作家のプライベートではなく、想像力と作品が関係あるという話をしていた。

 ううむ、かっこいい。俺はこの番組で、角田さんのファンになりました。まだ本は一冊しか読んでいないけれど。

2005.3.24(木)
 会社帰りに御茶ノ水へ。丸善の前(店外)で、バーゲンブック(ぞっき本)の販売をしていたので、そこから三冊購入。
・雑誌『電撃 HOBBY MAGAZINE 6周年記念特別号Vol.1』(2004年,メディアワークス)
 あちこちのぞっき本で見かける、ガンダムのプラモデルが付録についたムック。

・スポーツスピリット21『No.8 イングランドサッカー「黄金の軌跡」』(2003年,ベースボールマガジン社)
オンライン書店ビーケーワン:イングランド・サッカー「黄金の軌跡」。


・『連続写真で見るプロ野球20世紀のスター100人の群像II』(2002年,ベースボールマガジン社)
オンライン書店ビーケーワン:100人の群像 2

 いずれもA4サイズのビジュアル多数の本。こういう本を眺めるのはなかなか楽しい。 今の日本プロ野球には失望している俺だが、昔の野球スターの本は好きなのである。

 それから、CD屋を見てまわり、久々に新品を一挙5枚購入。  YMO関連のCDですが、CD屋の棚の前に立ったら色々欲しくなってしまいまして、結局5枚購入。
【CD】
・細野晴臣&イエロー・マジック・バンド『はらいそ』
細野晴臣_はらいそ


・細野晴臣『フィルハーモニー』
細野晴臣『フィルハーモニー』


・坂本龍一・土取利行『ディスアポイントメント・ハテルマ』
ディスアポイントメント・ハテルマ


・高橋幸宏『音楽殺人』
高橋幸宏『音楽殺人』


・細野晴臣『コインシデンタル・ミュージック』(TECN-15337)


 全部あわせてわりといい金額になりましたが、いいんだ。酒もほとんど飲まないし、ギャンブルは一切やらないんだから、本とCDくらい欲しい分は好きなだけ買ってやる。

2005.3.27(日)
 休みでしたが、遠出はせずに近所の本屋・古本屋へ。本の購入はなく、中古CDを何枚か買いました。

【中古CD】
・THE真心ブラザーズ『けじめの位置〜栄光の軌跡II〜』(1993年,KSC2-52)
 初期の頃のベスト盤。「どか〜ん」、「真夏といえども」、「モルツのテーマ」を収録。高田渡「自転車に乗って」のカバーもいいなあ。

・The d.e.p『地球的病気』(2001年,SRCL-5055)
The d.e.p『地球的病気』

 初めて知ったのですが、メンバーがなかなか豪華。佐久間正英(キーボード・ギター)、屋敷豪太(ドラム)、土屋昌巳(ギター)、ミック・カーン(ベース)、ビビアン・スー(ボーカル)だからねえ。かっこいいです。

・FATBOY SLIM『LONG WAY,BABY』(1998年,ESCA-7350)
FATBOY SLIM『LONG WAY,BABY』

 ファットボーイ・スリムは、名前しか知らなかったですが、このあたりもちょっと聴いていこうと思いまして

2005.3.28(月)
 家に帰ったら、ネットで注文していた本が届いていました。

【新刊】
・天辰 むつ紀『懐ゲーキャラ名鑑』(2004.3,キルタイムコミュニケーション)
オンライン書店ビーケーワン:懐ゲーキャラ名鑑

「中古ゲームソフトの情報に合わせて様々なゲームに登場するユニークなキャラクター達を紹介。ゲーム専門誌『ユーゲー』連載を書下ろしを加えて単行本化。今甦る懐かしのゲーキャラたち!」(bk1の内容紹介)

 色々なテレビゲームのキャラクターのイラストと、ゲームにまつわるエッセイマンガ、ゲームの紹介文をまとめた本。  ファミコンのドット絵から想像してきれいなイラストを描いているのが、元のゲームとのギャップも感じられて面白い。

・いしいひさいち『フン!』(2004年,徳間書店 )
オンライン書店ビーケーワン:フン!

 マンガ『ののちゃん』に出てくる犬のポチを主人公にしたマンガ。  四コマではありませんが、一ページのギャグマンガ集です。

2005.3.29(火)
 吉祥寺の「kiss cafe」で行われたイベント、「すうさい堂プロデュース《バリヤバい映像の夕べ》」に行ってきました。
 吉祥寺の古本屋、古本すうさい堂ご主人の秘蔵の映像を流すというもの。
 なんとなくゆるゆるした雰囲気の中、みうらじゅん氏の「笑っていいとも」テレフォンショッキング出演時のビデオ(19993年)、ゆらゆら帝国デビュー当時のライブ映像、戸川純のライブ映像、映画『ミミズバーガー』のクライマックスシーン、日本版(東映版)特撮ドラマ『スパイダーマン』、イギーポップのライブ映像、宮崎吐夢のDVDなどを堪能してまいりました。
 ただ、特に会場で古本を販売するようなことはなく、購入もなし。

【参考】古本すうさい堂:http://suicidou.fc2web.com/

2005.3.30(水)
 所用があって新宿に行きました。
 書店のブックファーストやヴィレッジヴァンガード、紀伊国屋書店を見て、それからCD屋のディスクユニオンを見てきました。買ったのは下記の本。

【新刊】ヴィレッジヴァンガード 新宿ルミネ店
・雑誌『テレビブロス』(東京ニュース通信社)
 特集は、「春の新ドラマ」、アニメ「ドラえもん」(肝付兼太・たてかべ和也両氏の対談あり)、台湾スター(「韓流」のように「華流」と書いて「ファーリュー」と呼ぶらしい)、ゴールデンウィーク映画、ドラマ「怪奇大家族」DVD記念小特集、などなど。
 表紙がドラえもんだったので、ヴィレッジヴァンガードでちゃんとドラえもんのマンガ単行本と一緒に並べられていました。こういうところがさすがヴィレッジヴァンガード。

紀伊国屋書店 新宿本店
・春風亭昇太『はじめての落語。』(2005年,東京糸井重里事務所)
 昇太師匠の落語のCD付きの本。本の内容も、噺を活字にしたものと、昇太師匠の解説。  紀伊国屋書店で買ったら、手ぬぐいをおまけにもらいました。

ディスクユニオン 新宿中古センター
・雑誌『THE DIG No.40』(2005年,シンコーミュージック・エンタテイメント)

 特集は「YMO」、「はっぴいえんどファミリーの今昔」、「ジェスロ・タル」。表紙もYMOのアルバム『増殖』で使われたあの人形です。これでこの雑誌が欲しくなった。
【参考】出版社webサイトの紹介ページ http://www.shinko-music.co.jp/mag/di/40.html

【中古CD】ディスクユニオン 新宿本館
・明和電機『提供 明和電機』(1998年,SRCL-3462 )
明和電機『提供 明和電機』

・明和電機『道』(1996年,SRCL-4226)
明和電機_道


ディスクユニオン 新宿中古センター
・小島麻由美『ソングス・フォー・ジェントルメン 小島麻由美のセクステット−ライヴ』(2000年,PCCA-01412)
小島麻由美『ソングス・フォー・ジェントルメン 小島麻由美のセクステット−ライヴ』


・PET SHOP BOYS『BILINGUAL』(1996年,7243-8-53102-2-5)
PET SHOP BOYS『BILINGUAL』

 輸入版

 帰りには、3月一杯で閉店の伝説の喫茶店「談話室滝沢」へ入りました。最初で最後の経験となりました。
談話室滝沢
 いいなあ、ここ。
 コーヒーとケーキとアイスクリームのセットが1300円なのだが、これは普通の味である。驚くほどうまいわけではない。

 でも、ここは雰囲気に金を払う場所なんだと思った。なんというか、コーヒーを飲みながらぼんやりして、まわりの人々の会話を聞いていると、落ち着く。駅前にあるチェーンのカフェとも、老舗と言われる喫茶店とも違う、独特の居心地のよさ。
 絶妙の「放っておかれぶり」というか、気にされていないわけではないが、気にされすぎていないわけでもない感じがよかった。
 あと、ウェイトレスさんの立居振舞もいいですね。メイドカフェなんて目じゃないぜ!  残念なことに最初で最後になってしまいましたが、一度でも行けたことはよかった。レジで清算したときにもらった「謝恩券」は、大事にとっておきます。
談話室滝沢_謝恩券
2005.3.31(木)
 bk1に注文していた本が届く。

【新刊】
・たごもり のりこ作・絵『ばけばけ町のべろろんまつり』(2005.3,岩崎書店)
オンライン書店ビーケーワン:ばけばけ町のべろろんまつり

「夏の日、ばけばけ町のあんぐり地蔵さまが、べろろんっとお口をあけて、お供えものを食べたら、年に1度の「べろろんまつり」のはじまりです。けんちゃんととらこちゃんは、ゆかたに着がえてお祭りへでかけました」[bk1の内容紹介]

 イラストレーターたごもりさんの絵本。この方の絵本は、独特の絵と、飽きの来ない話の展開が面白い。
【参考】  たごもりさんのサイト http://www.tagoya.org/illust.html

・田中 雄二『電子音楽In The〈Lost〉World』(2005.3,アスペクト)
オンライン書店ビーケーワン:電子音楽In The〈Lost〉World

「未来派、ミュージック・コンクレート、電子音楽、シンセサイザー音楽、ジョン・ケージからサンプリングまで電子技術を駆使した世界の音楽を記録した「レコード芸術」1600余枚を、一冊にまとめたオールカラーガイド」[bk1の内容紹介]
 この本をちょっとずつ読みながら、また欲しいCDが出てきて、色々思いを馳せるのが楽しみ。

 こんな感じで3月は終了です。いよいよ4月は、再び購入しまくりの日々が戻ってまいりますので、ご期待ください。




「古本日記」目次へ戻る

inserted by FC2 system