2004年12月の購入本 −師走はそれなりに忙しかったが、それなりに本も買った−
(2005.2.19掲載)
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遅くなってしまいましたが、2004年12月の購入本を紹介します。
12月は、思ったほどは本を買っていないなあというのが正直な感想です。古本屋めぐりの代わ
りに、あちこちの展覧会などを見に行ったからかな。
まあ、そんなこんなで始まりです。
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2004.12.2(木)
【新刊】
ジュンク堂書店 新宿店にて
・川上弘美『ゆっくりさよならをとなえる』(2004年,新潮文庫)
新宿に行く。
いつもはJR線なのだが、今日はふと思い立って地下鉄大江戸線で行ってみる。大江戸線は、
東京で一番最近出来た地下鉄なので、とにかくどの駅も地下の奥深くに駅のホームがある。俺
は、地下街は嫌いではないのだけれど、駅だけで、しかも地下奥深くにあるとなんとなく不安にな
る。
そんな地下から地上に上がって、ルミネにある新刊書店ブックファーストへ。ここは少し前まで
青山ブックセンターだった場所。青山ブックセンターの倒産に伴う閉店の直前に来たことを思い
出す。
ちなみに、青山ブックセンターは経営再建中で、青山本店と六本木店は営業再開しましたが、
他の店は別の書店が入っているようです。
デザインの本や写真集も、独立してコーナーが取られていて(10平方メートルくらいの大きさ)、
普段はあまり見ないのだが、ざっと見て歩いた。たまにはこう普段全然見ない本を見るのも面白
いですね。
カフェも併設されていて、なかなかおしゃれ。「カフェが併設=おしゃれ」という俺の感じ方がすで
におしゃれじゃないけれど。
それから、画材・文具の店「世界堂」、三越の中のLOFT、東急ハンズなどで手帳を探す。その
途中、三越の中に新しく出来たジュンク堂書店を見る。
この本屋には本を縦に積む平台がほとんどなくて、図書館のような本棚に、本を表紙を出して、
あるいは背表紙を向けて並べている。
平台がなくても、目立つ本は目立つので、本棚の間を歩いているだけでも面白い。ここで川上
弘美のエッセイ集を購入。
そういえば、ここにもカフェが併設されています。おしゃれですね。
それからDISK UNIONの新宿本店でBOAのCDを買ってくる。
ちなみに、この新宿本店の地下に向かう階段は、漫画太郎や根本敬のイラストが壁に描かれ
ていて、なかなか強烈です。
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2004.12.4(土)
【新刊】
・雑誌『まるごと川原泉 第三号』(2004年,白泉社)
川原泉氏のマンガ、エッセイなどを再編集した雑誌。最終号の今号の主な収録作は、「銀のロ
マンティック…わはは」、「美貌の果実」、「笑う大天使 第三部」など。
このラインナップは、泣くね。読んだら。
公式サイト:http://www.hakusensha.co.jp/maru_kawahara/
・雑誌『ぼくドラえもん 20号』(2004年,小学館)
特集は、「コロコロコミックvs小学館の学年誌」。どちらも「ドラえもん」が連載された雑誌。
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2004.12.8(水)
【新刊】
・雑誌『テレビブロス』(東京ニュース通信社)
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2004.12.9(木)
【新刊】
ヴィレッジ・ヴァンガードお茶の水店にて
・川上弘美『あるようなないような』(2002年,中公文庫)
エッセイ集。この間読んだエッセイ集『ゆっくりさよならをとなえる』(2004年,新潮文庫)があまり
に面白かったので、2年前に出版されていて、未読だったこちらも購入。
三省堂書店神田本店にて
・雑誌『Number 617 12/23号』(文芸春秋)
特集はJリーグ、特に浦和レッドダイヤモンズ。
会社帰りにお茶の水に行ってくる。三省堂書店とヴィレッジ・ヴァンガードでそれぞれ本を購入。
ヴィレッジヴァンガードでは、CD付のお菓子も購入。
・「ReCD オリジナル+カバー」(北陸製菓)
http://www.horico-web.com/recd/product/index.html
「CDには60年代の名曲とそれらをリスペクトする現在のアーティストによるカバーの計2曲入り。カ
バー曲はほとんど新録音源。CDは全部で12種類+シークレットで、音楽を楽しんでほしいから
「プラスチックケース」入りです」(公式サイト)
収録曲は下記の通り。1枚のCDにオリジナルとカバーの2曲入り。()内はカバーしているミュー
ジシャン。
●荒木一郎「いとしのマックス」(クレイジーケンバンド with 荒木一郎)
●田辺靖男&中尾ミエ「Go!Go!レンタカー」(ゴーグルエース)
●越路吹雪「サン・トワ・マミー」(夜のストレンジャーズ)
●ザ・ゴールデン・カップス「本牧ブルース」(ザ・ヤング)
●中山千夏「ZenZenブルース」(渚ようこ)
●ザ・ピーナッツ「恋のバカンス」(スーツケースローズ)
●森山加代子「五ひきの仔ブタとチャールストン」(Umekichi)
●ザ・カーナビーツ「恋をしようよジェニー」(ザ・キャプテンズ)
●前川陽子&ヤングフレッシュ「ひょっこりひょうたん島」(花団)
●引田三枝子「砂に消えた涙」(メトロトリップ)
●ザ・フォーク・クルセダーズ「帰ってきたヨッパライ」(ミルクティース)
●いしだあゆみ「ブルー・ライト・ヨコハマ」(ザ・シロップ)
※ライナーノーツはすべてサエキけんぞう氏。
今回は「サン・トワ・マミー」が出ました。
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2004.12.10(金)
【新刊】
・明和電機『明和電機ナンセンス=マシーンズ』(2004年,NTT出版)
「明和電機ナンセンス=マシーンズ展」(公式サイト)の図録。会場だけでなく、書店でも販売され
ています。
初台の東京オペラシティ内、NTTインターコミュニケーション・センターで、開催されていた「明和
電機ナンセンス=マシーンズ展」に行く。このときの模様はレポートのコーナーにて詳細を紹介して
います。
その後、また新宿に寄り道し、ジュンク堂へ。2冊購入。
・『ゲームセンター「CX」』(2004年,太田出版)
よゐこの有野晋哉による、ゲーム作家へのインタビュー、ゲームへの挑戦などをまとめた本。C
S放送のフジテレビ721で放送中の番組の書籍化。
・うるまでるび『おれボテ志 デラックス 0・1・2歳編』(2004年,アドニス書房)
webサイト「ほぼ日刊イトイ新聞(通称:ほぼ日)」で連載されている、子育てイラストエッセイ。
うるまでるびは夫婦のイラストレーターで、そのふたりの息子「ボテ志(仮名)」の成長が、ほぼ
毎日描かれる。俺にとっては、最近の「ほぼ日」で唯一といっていいくらい楽しみなコーナー。
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2004.12.11(土)
【古本】
・佐久間英夫『テクノのススメ』(1999年,ブルース・インターアクションズ)
・山下武『古書礼讃』(1986年,青弓社)
ネットの古本屋、古本すうさい堂に注文していた本が届く。
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2004.12.14(火)
【新刊】
・たかぎなおこ『150cmライフ。 2』(2004年,メディアファクトリー)
著者は身長150cmのイラストレーター。日々の様々な出来事を、手書きのイラスト・文字で紹介
した本。
立ち寄った書店で、DVDも売っていたので、その中からひとつ購入。
【DVD】
・映画『素晴らしき哉、人生!』(コスミックインターナショナル)
1946年のアメリカ映画。原題「It's a Wonderful Life」。監督フランク・キャプラ(Frank Capra)、主
演ジェームズ・スチュアート(James Stewart)。
この時期に、雑誌『テレビブロス』(東京ニュース通信社)やwebサイト(ライター岡崎武志氏の日
誌)でこの映画について紹介されていたのを読み、気になって購入。
それから、こんなDVD付のお菓子も買う。
【DVD付きお菓子】
・「よしもとお笑い劇場」(ブルボン)
・「とうきょうお笑い劇場」(ブルボン)
どちらもお笑い芸人のDVDがついてくるお菓子。
「よしもと」のラインナップは下記の五組。今回は「中川家」が出ました。
・やすしきよし/・B&B/・ザ・ぼんち/・中川家/・インパルス
「とうきょう」のラインナップは下記の五組。2枚買って、「18KIN」と「春日三球・照代」が出まし
た。
・春日三球・照代/・内海桂子・好江/・おぼん・こぼん/・18KIN/・シャカ
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2004.12.15(水)
【新刊】
・雑誌『テレビブロス』(東京ニュース通信社)
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2004.12.17(金)
【古本】
・雑誌『書斎の復活 知的生活の実践』(1980年,ダイヤモンド社)
・雑誌『続続・書斎の復活 知的生活の実践』(1982年,ダイヤモンド社)
・雑誌『書斎の復活 '83秋季号』(1983年,ダイヤモンド社)
全部古本。読書や書斎について、色々な人の方法を紹介した雑誌。
この日は、新宿のタワーレコードで行われたミュージシャン倉橋ヨエコさんのインストアライブに
行ってくる(その模様はレポートにて)。その前に、時間があったので御茶ノ水で古本屋の店頭を
覗き、上の三冊を購入。それから、御茶ノ水駅前のディスクユニオンにも寄って、CDも1枚購入。
【中古CD】
・竹内詩織里『The note of my eighteen years』(2003年,TCR-016)
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2004.12.18(土)
【DVD】
・明和電機『メカトロニカ』(2004年,MHBL-13)
明和電機のライブのDVD。12月10日に行った展覧会があまりにかっこよかったので、DVDも購
入。DVDもよかった。
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2004.12.20(月)
【新刊】
・いしいひさいち『バイトくん3 お早ようさん』(2004年,双葉文庫 ひさいち文庫)
双葉文庫で復刊されているいしいひさいち傑作選。発売されると無条件で買ってしまう。
特に「バイトくん」の、金がなく知恵もない大学生たちの、それでもなんだかのんびりしている生
活は好きだなあ。
・雑誌『ぼくドラえもん』(小学館)
特集は「【新春初夢企画】未来の国からはるばると! ドラえもんがやってきた!」
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2004/12/23(木)
【新刊】
ブックファースト銀座コア店にて
・雑誌『散歩の達人 2005年1月号』(交通新聞社・公式サイト)
特集は「中央線マニアックス」。
久しぶりに銀座に行く。初めてアップルストアに行ってみる。
マッキントッシュのPCの展示も、もちろんあるのだが、今はやはりiPodのコーナーに人が集まっ
ていた。
しかし、「いい気分で買い物をする」ための工夫が凝らされているのが、すごいと思った。エレベ
ータがガラス張りだったり、使われている棚もおしゃれだったりする。
「どうせAppleの製品を買うんだったら、ここ」と思わせるような雰囲気がある。
俺がこの日買ったのはiPod用のケースとフィルム
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2004.12.25(木)
【新刊】
三省堂書店神田本店にて
・ブルボン小林『ジュ・ゲーム・モア・ノン・プリュ』(2004年,太田出版)
ゲームの批評とのことだが、古今東西のゲームに関するエッセイのような雰囲気。
・池谷裕二『記憶力を強くする』(2001年,講談社ブルーバックス)
著者は脳の中の記憶を司る『海馬』という部分の研究者。糸井重里氏との対談本『海馬 脳は
疲れない』(2002年,朝日出版社)を前に読んで面白かったので、購入。
・とよ田みのる『ラブロマ 1巻』(2003年,講談社アフタヌーンKC)
マンガ。作者名も本の名前も初めて見るのだが、ヴィレッジ・ヴァンガードに並んでいて、面白そ
うだったので第一巻だけ買ってみる。
文京区本郷の日本サッカーミュージアムに行く。JRのお茶の水駅から10分くらいの場所なの
で、帰りにお茶の水・神保町に寄り道する。中古CDも何枚か買ってくる。
【中古CD】
・榎本健一『エノケンの大全集』(1991年,TOCT6019-20・Amazon.co.jpの紹介ページ)
・tohko『ベストアルバム 10+5』(2001年,PCCA-01507・Amazon.co.jpの紹介ページ)
【CD付きお菓子】
・「ReCD オリジナル+カバー」(北陸製菓)
http://www.horico-web.com/recd/product/index.html
今回は「ブルー・ライト・ヨコハマ」が出ました。
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2004.12.27(月)
【新刊】
・とよ田みのる『ラブロマ 2巻・3巻』(2004年,講談社アフタヌーンKC)
この間買った第一巻が面白かったので、現在までで出ている分買ってくる。
高校が舞台で、やや青春ものっぽいんだが、どこか変わったラブコメ。
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2004.12.28(火)
【古本】
・『コンパクトYMO』(1998年,徳間書店)
YMOに関するデータ・インタビューを集めた本。YMO関連の本は、どうしても気になって買ってし
まう。
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12月はこのような感じでございました。
書店や古本屋に行くことを目的とするよりは、どこかにいくついでに立ち寄ることの多かった
日々だったなあと思います。
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