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木の葉燃朗の週刊ほんトーク

およそ週刊ペースで、気になる本の小ネタ、最近読んだ・読んでいる本を紹介していきます。
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2009年5月 5月2日号 05.09号


2009年5月2日号

●本の小ネタです。

・青山ブックセンター:「ドボク・サミット 巨大建築に魅せられて」フェア (六本木店:開催中)
http://www.aoyamabc.co.jp/12/12_200904/post_421.html
 工場・団地・ダムなどの巨大建築物の解説本・写真集を集めたブックフェア。
 ブックフェアができるくらい本が出ているというのがすごい。

・あずまきよひこも参戦!月刊サンデー“ゲッサン”に勝機あり? - エンタ - 日経トレンディネット
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20090421/1025609/
 記事によると、あずまひよひこ氏の連載は『あずまんが大王』の復活らしい。

・【kotobank】時事問題、ニュースもわかるネット百科事典コトバンク
http://kotobank.jp/
 「朝日新聞、朝日新聞出版、講談社、小学館などの辞書、事典44冊43万語から、用語を一度に検索できるサービス」(上記サイト)。これが無料というのは、結構すごいと思う。

・第32回西荻ブックマーク | 西荻ブックマーク
http://nishiogi-bookmark.org/2009/nbm32/
2009年5月24日(日)
第32回西荻ブックマーク
気弱な古本屋入門 〜ある古本屋の生活と意見〜
出演:広瀬洋一(古書音羽館店主) +大物ゲスト出演予定
会場:今野スタジオマーレ
開場16:30/開演17:00
料金:1000円(会場でお支払い下さい)

・青山ブックセンター:カフェ古典新訳文庫 小川高義トークイベント 「フィッツジェラルドとその時代」 (本店:2009年5月16日)
http://www.aoyamabc.co.jp/10/10_200905/2009516.html
カフェ古典新訳文庫
小川高義 トークイベント 「フィッツジェラルドとその時代」
■2009年5月16日(土) 14:00〜15:30(開場:13:30〜) 
■会場:青山ブックセンター本店内・カルチャーサロン青山
■定員:100名様
■参加費:¥500(税込)

・GWは読書三昧! 人気連載陣がお薦め 大人の読書計画 春の100冊 - L-Cruise - 日経トレンディネット
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/lcs/20090403/1025230/

・オンライン書店ビーケーワン 春の音楽散歩道 
http://www.bk1.jp/books/contents/booklist/0903_recordmap?s=wm042202
 ディスクガイドなど。

・時事ドットコム:「最後のパレード」回収へ
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009050100745
・サンクチュアリ出版
http://www.sanctuarybooks.jp/pc/

 版元は回収を決めたが、著者中村克氏は下記のような記事を書いている。

・「なぜ最後のパレードだけが」の不思議
http://gpscompany.blogdehp.ne.jp/article/13443841.html

 オリエンタルランドから「この在籍者だけが知り得るエピソードを掲載したことに対しても何のおとがめもありませんでした」(上記記事より)、「私はディズニーランド在籍中も今も「パークバリューを高める」ことだけを考えてきました。「パークバリューを下げる本」など書く理由がまったくありませんでした」(上記記事より)とある。そして、別の方の著作を「パークバリューを下げる」本として批判している。

 しかし、問題は『最後のパレード』がオリエンタルランドにとってどうかではなく、他人の著作権を侵害している文章を著作に載せたことなんです。サンクチュアリ出版のページでも「著作権を侵害している可能性が高いエピソードが複数存在することが明らかに」(http://www.sanctuarybooks.jp/pc/)なったことが回収の理由と書いてある。

 その点について言及しない限り、中村氏は信頼を失い続けるのではないか。

●読んだ本です。

 今週はとっちらかった感じの読み方をしていて。読み終えたのは下記の本。

・綱本 将也(原作)・ツジトモ『GIANT KILLING 10』(講談社モーニングKC)
 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4063727890/garakuta07-22/ref=nosim/
 Jリーグを舞台に、若き監督を主人公にしたマンガ。

・いしいひさいち『未曾有だよプロ野球』(双葉文庫)
 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4575713554/garakuta07-22/ref=nosim/
 双葉文庫のいしいひさいち傑作選。今回はプロ野球がテーマ。

・たかぎなおこ「ひとりぐらしも9年め」
 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4840127662/garakuta07-22/ref=nosim/
 イラストレーターである著者が、東京での一人暮らしについて綴ったコミックエッセイ。

 今読んでいるのが下記の本。合間に雑誌やフリーペーパーもちらほらと読んでいる。

・暮沢 剛巳『現代美術のキーワード100』(2009年・ちくま新書)
 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480064826/garakuta07-22/ref=nosim/
 現代美術を、年代・テーマごとに解説したキーワード集。

・いしいひさいち『ツーショットワールド日本顔面崩壊』(講談社漫画文庫)
 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/406370646X/garakuta07-22/ref=nosim/
 いしい氏にしてはちょっと珍しい2コマ時事マンガ集。

・おおこしたかのぶ・ほうとうひろし『昭和ちびっこ広告手帳 〜東京オリンピックからアポロまで〜』
 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4861521815/garakuta07-22/ref=nosim/
 昭和40年代の子ども向け広告をカラーで掲載したもの。以前発行されたものから広告を抜粋し、文庫サイズにしたもの。

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2009.05.09号

●本の小ネタです。

・多摩図書館が雑誌中心の「東京マガジンバンク」としてリニューアル - ライフ - 日経トレンディネット
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/news/20090507/1025995/

・長嶋有公式サイト[エトセトラ……近況、よもやま、感想、アンケート]
http://www.n-yu.com/etc.html
■新栄堂書店池袋サンシャインシティアルパ店で「長嶋有(ブルボン小林)全作品フェア開催中」!

●読んだ本です。

・久松 ゆのみ『ゆのみみっくす』(マイクロマガジン社・ゲームサイドブックス)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4896373162/garakuta07-22/ref=nosim/
 雑誌『ゲームサイド』に連載されたエッセイマンガ「25歳以上のお姉さんゲーマーは好きですか」の単行本。
 ゲームといっても、どちらかというとソフトよりハードが好きで、かつゲームへの愛や日常を赤裸々に語るのが、面白い。
 ただ、タイトルは連載時のままの方が、女性作家によるコミックエッセイ棚に並びやすいという点でよかったのではないかと思う。『ゆのみみっくす』って、ちょっと分かる人だけにやりとできる感じのタイトルになっちゃったよね。

・こうの 史代『この世界の片隅に 下』(双葉社・ACTION COMICS)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4575942235/garakuta07-22/ref=nosim/
 昭和10年代の広島を舞台にしたマンガ。全三巻の最終巻。
 最終巻で昭和20年8月も含めた時期が描かれるのだが、このマンガでは広島に原爆が投下されたことや、敗戦をことさらに強調してはいない。
 それは、作者がどんな時代でも普通に生きた普通の人がいた、ということを描きたかったからではないかと思う。これはこうのさんのマンガには共通するテーマだと思うのだけれど。だからこそ、生きることの尊さがひしひしと伝わってくる。
 もう一度、三巻を最初から読みたいと思う。

 あとは定期購読している雑誌『ゲームサイド』の最新号や雑誌『Number』のサッカー特集などを読む。

・雑誌『Sports Graphic Number (スポーツ・グラフィック ナンバー) 2009年 4/30号』(文藝春秋)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0025M3B52/garakuta07-22/ref=nosim/
・雑誌『GAME SIDE6月号 vol.18』(マイクロマガジン社)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0025XIKES/garakuta07-22/ref=nosim/

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