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木の葉燃朗の週刊ほんトーク
およそ週刊ペースで、気になる本の小ネタ、最近読んだ・読んでいる本を紹介していきます。
メールマガジンでも配信。
■今週の本の小ネタ ●東京都写真美術館
> 文学の触覚 ■今週読んだ本 田口
善弘『砂時計の七不思議 粉粒体の動力学』(1995年、中公新書) 高原
直泰著『病とフットボール エコノミークラス症候群との闘い』(2007.12、角川SSC新書) 楽天ブックス・オンライン書店bk1・Amazon.co.jp 滝田ゆう『滝田ゆう傑作選「もう一度、昭和」』(祥伝社新書) 柳家小三治『落語家論』
(2007.12、ちくま文庫) オンライン書店bk1・楽天ブックス・Amazon.co.jp ■今読んでいる本 丸山 圭三郎『言葉・狂気・エロス―無意識の深みにうごめくもの』 (講談社現代新書) Amazon.co.jp決して簡単な内容ではないですが、「イカ天」とか「ドラクエ」とか『薔薇の名前』とか、私にも身近な固有名詞から始まる話が多いので、面白い。 私が読んでいるのは古本で買った講談社現代新書版ですが、今は講談社学術文庫にも入っています。 :Amazon.co.jp・オンライン書店bk1・楽天ブックス |
■今週の本の小ネタ ■今週読んだ本 島田 虎之介『東京命日』(2005年1月、青林工芸舎) Amazon.co.jp・楽天ブックス・オンライン書店bk1 小津安二郎の命日に、鎌倉の円覚寺に人々が集うシーンから始まる。そこから、その場にいた人々にまつわる様々な場面、時間が次々と現れてくる。 中島 真奈美『家族のたからもの―夫・カンニング中島が遺した最期の日記』(2007年12月、日本テレビ放送網) Amazon.co.jp・オンライン書店bk1・楽天ブックス 元お笑い芸人カンニングの、故中島忠幸さんが闘病中に記していた日記の抜粋と、中島さんの奥様による中島さんの子どもの頃からカンニング結成まで、闘病中の様子を綴った記録からなる本。 ■今読んでいる本 丸山 圭三郎『言葉・狂気・エロス―無意識の深みにうごめくもの』 (講談社現代新書) Amazon.co.jp 結構難しいですが、サルトルとフロイトの比較とか、言語のイメージとか、興味深い。 |
■今週の本の小ネタ
・「声に出して読みたい日本語」の草思社が民事再生法の適用申請 - ニュース - nikkei BPnet ・関係者の皆様へ:新風舎
| 表現する人のための出版社 ・マンガのクチコミサイト[リコミック] http://recomic.jp/
・iPodで本を聞く!? 意外なヒット作も生まれた「オーディオブック」とは何か? - 日経トレンディネット http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20080107/1005881/ ・クオリティの高い映像で楽しむ百科事典 事典TV http://www.jiten.tv/
・Japan.internet.com Webマーケティング - 「楽天ブックス」、商品がサークルKサンクスの店頭で受け取り可能に
■今週読んだ本 下関
マグロ 北尾 トロ『おっさん糖尿になる!―コンビニ・ダイエットでいかに痩せたかをチラホラ語ってみる。 (おっさん問答 2)』 (2007/12、ジュリアン)
ダイエット(期間を決めてある体重まで落とそうという考え方)だとリバウンドをするので、食生活・運動の習慣から変えた方がいいとか、和食は米を食べ過ぎてしまうとか、参考になる話が多かった。 ■今読んでいる本 最相 葉月:監修『星新一空想工房へようこそ とんぼの本』(新潮社) 星新一氏にまつわる写真・所蔵品・星氏の文章などから、在りし日の氏を偲ぶ、という内容。 星氏の作家として(人間として)の喜怒哀楽も感じられて、改めて魅力を感じる。 岸田 麗子『父 岸田劉生』(1987年、中公文庫): 「麗子像」のモデルとしても知られた、娘の麗子氏が書いた、岸田劉生のエピソード。 身内のことを隠しすぎることもなく、偏りもなく、比較的冷静で淡々と書かれている。 丸山 圭三郎『言葉・狂気・エロス―無意識の深みにうごめくもの』 (講談社現代新書) Amazon.co.jp もうすぐ読み終わります。シュールレアリズムとか、世阿弥とか、色々な話題が出てきて、難しいけれど刺激を受ける。 |
■今週の本の小ネタ ・ブックファースト秋葉原店がオープンします! '08/01/18 ・自費出版大手「新風舎」が破産、印刷会社など支援断念 社会 YOMIURI ONLINE(読売新聞) http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080118i316.htm
(上記読売新聞記事より引用) 民事再生が上手くいかなかったとのこと。「破産手続きに移行」ということは、会社更生法の手続きも難しいのでしょう。 ・ロゴヴィスタ、DVD-ROM版「広辞苑 第六版」発売 - 日経トレンディネット http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/news/20080116/1006172/ ・文藝春秋|各賞紹介|芥川賞 http://www.bunshun.co.jp/award/akutagawa/index.htm
・文藝春秋|各賞紹介|直木賞 http://www.bunshun.co.jp/award/naoki/index.htm
■今週読んだ本 下関マグロ『たった10秒で人と差がつくメモ人間の成功術』
(幻冬舎文庫) オンライン書店bk1・楽天ブックス・Amazon.co.jp 舘神
龍彦『アイデアを生むデジアナ道具術』(2007/12、エイ出版社) Amazon.co.jp
で詳細を見る・オンライン書店bk1・楽天ブックス 最相 葉月:監修『星新一空想工房へようこそ とんぼの本』(新潮社) 丸山 圭三郎『言葉・狂気・エロス―無意識の深みにうごめくもの』 (講談社現代新書) Amazon.co.jp ■読んでいる本 岸田 麗子『父 岸田劉生』(1987年、中公文庫): |
週刊ほんトーク(2008.01.27)
■本の小ネタ web Newtype 公式サイト ホットニュース:ギネス認定!漫画の王様「石ノ森章太郎 萬画大全集」発売中! http://pc.webnt.jp/hotnews/news660.htm bpspecial ITマネジメント:コラム「「ドラゴンボール」はハリウッドで戦えるか? 」 http://premium.nikkeibp.co.jp/itm/col/suzuki/113/
■読んだ本
岸田 麗子『父 岸田劉生』(1987年、中公文庫): ■読んでいる本 不在の鳥は霧の彼方へ飛ぶ
(ハヤカワ文庫SF)
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on 08.01.20
パトリック オリアリー Patrick O’Leary 中原 尚哉
早川書房 (2003/05) 売り上げランキング: 440184 マイケルとダニエルという、40〜50歳くらいの兄弟が、奇妙な組織の対立に巻き込まれていく。そして分かる自分たちの秘密。 まだ途中なので、なにを書くとネタバレになるか分からず、ちょっとあいまいな書き方になってしまいます。ともかく、このストーリーは面白い。 ふたりの登場する場面が交互に登場する点や、全体的な雰囲気に、村上春樹の『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』と似たものを感じる(ストーリーや文体は特に似ていないのだけれど)。 |
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