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木の葉燃朗の週刊ほんトーク

およそ週刊ペースで、気になる本の小ネタ、最近読んだ・読んでいる本を紹介していきます。

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木の葉燃朗の週刊ほんトーク(2007-12-03号)

■今週の本の小ネタ

3分LifeHacking:プリンタでブックカバーを自作する - ITmedia Biz.ID
 私は読んでいる間は元のカバーも外すのですが、カバー必須の方は参考にしてみては。

Japan.internet.com Webテクノロジー - 図書館カウンターを無人化? NEC などが「図書自動返却・仕分けシステム」納入
 本の返却と、返却された本の仕分けを自動的に行なうシステム。平成19年11月29日会館ののさいたま市立中央図書館に納入されたとのこと。
さいたま市図書館ホームページへようこそ

カココミ - マンガ人生、雑誌で占い。コミック無料試し読み!
Japan.internet.com Webマーケティング - 「マンガタイプ」を診断、自己紹介にも使える簡易検索ツール「カココミ」
 コミックパークのいちコンテンツ。

米アマゾン、電子ブックリーダーKindle発売開始 | 東京IT新聞
アマゾンの電子ブックリーダ「Kindle」、早くも品切れに:ニュース - CNET Japan
 直接ネットからデータがダウンロードできる点が特徴、らしい。
 個人的には読めるコンテンツの質と、リーダビリティ(紙の本に比べて読みやすさはどうなの、ってこと)が購入の決め手になるので、現時点で日本語版が出たとしてもあまり惹かれない。

読書端末「Words Gear」に松下幸之助パッケージ - ITmedia Biz.ID

Words Gear ワーズギア 携帯読書端末 マルチBookプレーヤー BKE-T3
ワーズギア (2006/12/22)
売り上げランキング: 9813


 日本でも各社から電子ブック端末が出ているけれど、なかなか浸透しないよなあ。この「松下幸之助電子書籍パッケージ『道』」だって、PHP文庫で松下幸之助の著作をまとめて買うのとどっちがいいのかって話になってくるし。

■今週読んだ本

システム手帳新入門! (岩波アクティブ新書)舘神 龍彦『システム手帳新入門!』(2004年、岩波アクティブ新書):Amazon.co.jpオンライン書店bk1楽天ブックス

システム手帳の極意 アイデアも段取りもきっちり整理舘神 龍彦『システム手帳の極意 アイデアも段取りもきっちり整理』(2006年、技術評論社)Amazon.co.jpオンライン書店bk1楽天ブックス

 舘神 龍彦氏の手帳本を二冊読みました。パソコンや携帯電話が当たり前のように使われている現状で、システム手帳をどう使うか、という観点から、コンパクトにまとめられている。
 今の手帳ブームの中で、本やwebサイトを読んでいる人にとっては、物足りないという印象もあるかもしれない。しかし、システム手帳を使ってみたいけれどどこから手をつければいいかも分からないし詳しい人もまわりにいない、という人には参考になると思う。
 手帳本の中には、自分の成功した方法を紹介する(そしてだいたいオリジナルの手帳が発売されている)ものもありますが、それとも違ってちょっと距離をおいているので、最初に読む一冊として参考になる。

 特集は「我らの証。J FINAL Emotions of 2007」。サッカーのJリーグ特集。しかし、今年のリーグがあの結末になろうとは。

■今読んでいる本

ゲーム職人 (第1集)鴫原 盛之『ゲーム職人 (第1集)』Amazon.co.jpオンライン書店bk1楽天ブックス

 ゲームクリエイターへのインタビュー集。クリエイターというと、ゲームデザイナー(プランナー)やプログラマへのインタビューが多いのだけれど、この本ではグラフィックデザイナーとか、雑誌の編集者など、1980年代から現在まで現役で活躍する人々が登場している。  1980年代からゲームを遊んでいる者としては、懐かしい名前や懐かしいゲームが多数登場する。『ファミマガ』の「金田一技彦」こと三浦昭彦氏なども登場しています。

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木の葉燃朗の週刊ほんトーク(2007-12-09号)

■今週の本の小ネタ

印刷博物館:企画展示
・「日本とドイツの美しい本展2006」
会期 : 2007年11月3日(土)〜2008年2月3日(日)

多田道太郎さん死去 : 出版トピック : 本よみうり堂 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
 大学生の頃、多田 道太郎氏が翻訳を担当したロジェ・カイヨワの『遊びと人間』を読んだなあ。
 ご冥福をお祈りします。

■今週読んだ本

ゲーム職人 (第1集)鴫原 盛之『ゲーム職人 (第1集)』
Amazon.co.jpオンライン書店bk1楽天ブックス

 印象的だったのは、ゲーム業界を目指す若い人へのアドバイス。ほとんどの方が、ゲームだけに興味を持っている人はだめ、とコメントしている。そうだよなあと思う。

東京日記2 ほかに踊りを知らない。 (東京日記 (2))川上 弘美『東京日記2 ほかに踊りを知らない。』(平凡社 、2007/11/17)
Amazon.co.jpオンライン書店bk1楽天ブックス

 フィクションともノンフィクションともつかない不思議な日記だが、五分の四くらいは本当のことらしい。本当かな? っていうくらい、面白い出来事を面白く書いている。
 それから、川上さんのお子さんの話もいくつか出てくるが、『東京日記1』の頃よりも幼いお子さんのような印象を受けて、ちょっと不思議な気分。

■今読んでいる本

J・J氏の男子専科 (植草甚一スクラップ・ブック)植草 甚一 『J・J氏の男子専科 (植草甚一スクラップ・ブック)』 (2004/11、晶文社)
Amazon.co.jp で詳細を見るオンライン書店bk1楽天ブックス

 持ち物・食べ物・ボクシング・西部劇・ムシ風呂(サウナ?)・旅行と、テーマごとの文章をまとめた本。
 なんというか、私はあまりがつがつ仕事をせずに、休みの日に遊びに行ったり仕事帰りにあちこち寄り道を(本屋とか映画館などですけれどね)したりしている。一応、そういう生活になんとなく後ろめたさを感じてもいる(感じているんだよ)。
 でも、植草甚一さんの本を読むと、そういう文化に夢中になる生活もいいじゃないか、という気分になって、元気に(誰にも気兼ねなく)遊ぶことができる。
 この本もそんな気持ちになれる本。

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木の葉燃朗の週刊ほんトーク(2007-12-15号)

■今週の本の小ネタ

GUMBO.JP でコマジェネしよう!!
 無料の漫画雑誌『コミックガンボ』、休刊ですって。

Fujisan WEBサービス API KITについて
Japan.internet.com Webマーケティング - 雑誌のオンライン書店 Fujisan.co.jp が「Fujisan WEB サービス API KIT」を提供開始

Sir Arthur C Clarke's 90th Birth day(英語)
「アーサー・C・クラーク90歳の誕生日」専用ブログ WIRED VISION

■今週読んだ本

たかぎなおこ『ひとりたび2年生』(メディアファクトリー)楽天ブックスオンライン書店bk1Amazon.co.jp

 感想は早速読書録にアップしました。
・「木の葉燃朗のがらくた書斎」トップ>>木の葉燃朗のばちあたり読書録>>著者別「た」:たかぎなおこ『ひとりたび2年生』

日本SF全集・総解説日下 三蔵『日本SF全集・総解説』 (2007/11、早川書房)Amazon.co.jp で詳細を見るオンライン書店bk1楽天ブックス

 架空のSF全集の解説というスタイルのブックガイド。読んでいると、久々に日本のSF小説が読みたくなり、またなぜか自分でも久々に小説を書きたくなる。

■今読んでいる本

田口 善弘『砂時計の七不思議 粉粒体の動力学』(1995年、中公新書)
オンライン書店bk1楽天ブックスAmazon.co.jp

 粉粒体についての本。最初の首都圏の通勤電車の話や、アシモフの「ファウンデーション・シリーズ」の話が出てきて、「おっ」と惹きつけられる。

J・J氏の男子専科 (植草甚一スクラップ・ブック)植草 甚一 『J・J氏の男子専科 (植草甚一スクラップ・ブック)』 (2004/11、晶文社)Amazon.co.jp で詳細を見るオンライン書店bk1楽天ブックス

 ほとんど読み終えているのですが、最後の数ページが未読で、出かけるときに持っていくのがちょっともったいない(他の本を持っていきたくなって)ので、まだ読み終えていないような状態です。

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木の葉燃朗の週刊ほんトーク(2007-12-24号)

■今週の本の小ネタ

デアゴ、「科学忍者隊 ガッチャマン」アニメDVD付き隔週刊誌 - 日経トレンディネット
マニアのハートを刺激するデアゴスティーニの仕組み - 日経トレンディネット
 ただ、「分冊とトータルとどっちが得か、よーく考えてみよう」という気分にならないでもない。

・2007年度 読書週間「書店くじ」
 10月〜11月に加盟店で本を買うと配布されたくじ。当選番号が発表されています(私は外れた)。ハズレ券10枚を送ると図書カードがあたるWチャンスもあるので、券をお持ちの方はまず当選番号をチェックしてみてはいかがでしょう。

読者投票「好きなSF作品」ランキング+クラークからのビデオ・メッセージ | WIRED VISION
 「好きなSF作品」はワイアード・ブログで募集されたものなので、ほとんど(全部かな?)英語圏の作品。ただ、日本語にも翻訳されているメジャーなものばかりなので、見てみると面白い。

■今週読んだ本

J・J氏の男子専科 (植草甚一スクラップ・ブック)植草 甚一 『J・J氏の男子専科 (植草甚一スクラップ・ブック)』 (2004/11、晶文社)Amazon.co.jp で詳細を見るオンライン書店bk1楽天ブックス

 読み終わりました。

藤子 不二雄A『まんが道 1 藤子不二雄Aランド』(ブッキング) オンライン書店bk1楽天ブックスAmazon.co.jp

 まだ序盤の序盤ですが、ものをつくる情熱が沸く。ここでの「もの」というのはソフトウェア。文章や音楽や絵や、そういったもの。

風雲児たち (1)みなもと 太郎『風雲児たち (1)』(リイド社、2002/03/28)Amazon.co.jpオンライン書店bk1楽天ブックス

 幕末の話なのだが、話は関ヶ原の戦いから始まる。しかし、ここでの国(大名・藩)の状況が、後々幕末に影響することがほのめかされていたいたり、 「信長の野望」などのゲームで聞き覚えのある武将のエピソードが紹介されていたり、いきなり面白い。これは読み続けることになりそうです。

■今読んでいる本

田口 善弘『砂時計の七不思議 粉粒体の動力学』(1995年、中公新書)
オンライン書店bk1楽天ブックスAmazon.co.jp

 そんなに簡単な内容の本ではないので、じっくりじっくり読んでいる。ようやく最終章。最終章は、それまでの粉粒体の話からは少し離れて、物理学がどんなものをどんな風に研究してきたかという話になっている。これも結構熱っぽく書かれていて、興味深い。

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