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木の葉燃朗の週刊ほんトーク

およそ週刊ペースで、気になる本の小ネタ、最近読んだ・読んでいる本を紹介していきます。

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木の葉燃朗の週刊ほんトーク (2007-11-05号)

■今週の本の小ネタ

原哲夫インタビュー「巨匠の夢、そしてビジネス」【第1回】ボノロンは子供たちへのプレゼントです - 日経トレンディネット
 「ボノロン」ってのは、セブン・イレブンで配付されているフリーペーパーの絵本『森の戦士ボノロン』。絵の雰囲気は、『北斗の拳』などとは随分違います。

みなもと太郎特集:オンライン書店ビーケーワン
 11月30日までに対象作品を購入すると、直筆サイン色紙などが当たるキャンペーン。『みなもと太郎君の画業40周年等を祝う会』 のレポートもあり。
 みなもと太郎先生の『風雲児たち』を読んでみたいと思いつつ、未だ手が出ない私。
みなもと 太郎『風雲児たちワイド版(SPコミックス) 全20巻』(リイド社)オンライン書店bk1

オンライン書店ビーケーワン ビーケーワンの100冊
 私も応募しようと思ってすっかり忘れていた。

■今週読んだ本

GAME SIDE (ゲームサイド) 2007年 12月号 [雑誌]

マイクロマガジン社 (2007/11/02)

定期購読しているゲーム雑誌。
 2ヶ月に一回、この雑誌を読むと、ゲームがやりたくなる。
 今回の特集は「グラディウス」。編集長が相当なファンらしいので、かなり熱い特集になっています。

■今読んでいる本


 ちくま学芸文庫の、「Math & Science」という理数系のシリーズの新刊。
 数学の理論を有名だったり身近立ったりするエピソードから説明する、というもの。
 よくある「数学の雑学」の本を読むくらいなら、この本を読んだ方がいいと思う。
 数学は苦手な私ですが、平行線に針を落とした落ち方の確率がΠに近くなるとか、10個のコインでつくった三角形を逆三角形にするパズルとか、他にも有名な魔法陣やメビウスの輪や、読んでいると面白い。

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木の葉燃朗の週刊ほんトーク (2007-11-11号)

■今週の本の小ネタ

オンライン書店ビーケーワン みなもと太郎先生ロングインタビュー
 『風雲児たち』についてのお話。
 ちなみにインタビュー第二弾は、フェア対象商品購入者限定で閲覧できるページになるようです。
 俺もこれを機に『風雲児たち』読み始めるかなあ。
みなもと 太郎『風雲児たちワイド版(SPコミックス) 全20巻』(リイド社)オンライン書店bk1

原哲夫インタビュー「巨匠の夢、そしてビジネス」【第2回】「ビジネスマンに告ぐ」──命がけで楽しめ!── - 日経トレンディネット
 経営者としての視点で、仕事について語る。

●全集が各社から出ています。
 いくつかの出版社から、違う形での「全集」の刊行が始まりました。

世界文学全集|河出書房新社
オンライン書店ビーケーワン:池澤夏樹個人編集・世界文学全集
 河出書房新社の世界文学全集は、池澤夏樹氏個人編集。第1回配本はジャック・ケルアック 著・青山南 訳『オン・ザ・ロード』(『路上』の新訳)です。

オン・ザ・ロード
オン・ザ・ロード
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ジャック・ケルアック 青山南
河出書房新社 (2007/09/09)
売り上げランキング: 431

 

筑摩書房 ちくま日本文学 全30巻
 かつて刊行された文庫サイズの『ちくま日本文学全集』をリニューアルしたもの。
 開高健・色川武大・澁澤龍彦などが入っているのが、筑摩書房らしいなあ。

小学館:日本の歴史
 旧石器時代から1990年代以降まで、日本史を全16巻にまとめる。第一巻『列島創世記』が刊行されています。

 

■今週読んだ本


 結構じっくり読みました。数学の問題や数学のパズルなどがあると、納得できるまで読んでしまうので、なかなか前に進まない。でも、こういう本はそうやって読んだ方がいいのかな、と思う。

■今読んでいる本

草野球をとことん楽しむ (新潮新書)
降籏 学
新潮社 (2007/10)
売り上げランキング: 15925


 まだ読み始めたところです。

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木の葉燃朗の週刊ほんトーク (2007-11-18号)

■今週の本の小ネタ

就職氷河期に増えたブックカフェ今、書店と飲食の距離が急接近中 - 日経トレンディネット
 就職難の時代に、若者が古本屋、そしてブックカフェを開業し始めたのがブックカフェ増加の理由らしい。ただし、記事内に根拠となるデータの提示はないです。
 長野県・高遠の「高遠 本の家」も紹介されている。

文化デリック のPOP寄席12月のゲストは、ブルボン小林さんです。 - livedoor Blog(ブログ)
 「文化デリック」は川勝正幸・下井草秀というライター(であり編集者)の両氏によるユニット。
 「POP寄席」は高円寺のイベントスペース「円盤」で行われるトークライブです。

紀伊國屋書店 OCLC NetLibrary
Japan_internet_com Webマーケティング - 紀伊國屋書店、国内学術・教養書の電子版提供サービスを開始
 紀伊國屋書店は電子書籍の販売を開始。

weblibrary-chiyoda
千代田図書館、ネットで電子書籍を貸し出すサービスを開始:日経パソコンオンライン
 千代田図書館は電子書籍の貸し出しを開始。2007年11月26日から。

コクヨ ニュースリリース 就職活動生向け書籍「ジョブック」を発刊
コクヨなど異業種8社、就職活動を行う学生向け書籍「ジョブック」を発刊 - 日経トレンディネット
 コクヨを中心に、「ジョブスタディ」という企業主導の(求人情報を提供する企業を使わない)新卒採用合同セミナーを行なっているらしい。その関連書籍ということで、「ジョブスタディ」会場とwebで販売するようです。
 人材募集広告にお金を払うくらいなら、直接学生にお金を払ってもらって情報提供しようという考えなのかな。

●「ローズマリーの赤ちゃん」原作者のアイラ・レビンさん死去 国際ニュース : AFPBB News
 ご冥福をお祈りします。
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■今週読んだ本

草野球をとことん楽しむ (新潮新書)
降籏 学
新潮社 (2007/10)
売り上げランキング: 15925


 良くも悪くも、草野球のことだけを書いている本。「草野球が好きなんだなあ」とは思ったけれど、「草野球をやってみたい」とは思わなかった。

ネット未来地図 ポスト・グーグル時代 20の論点 (文春新書 595)
佐々木俊尚
文藝春秋 (2007/10/19)
売り上げランキング: 945


 今、ネットでなにが主流になりつつのあるのか、これからなにが主流になりそうかをまとめた本。
 ネット上の記事を読んでいれば、だいたい分かる話題。でも、インターネット・デジタルの旬の話題にあまり詳しくない人には、まとまっていて分かりやすいのではないかと思う。

■今読んでいる本

最強のプロ野球論 (講談社現代新書)
二宮 清純
講談社 (2000/06)
売り上げランキング: 12936


 思い入れとか感情を抜きにして、技術面でプロ野球、プロ野球選手について考察する本。
 超一流の選手(江夏豊のピッチングや、イチローのバッティング)はなにが超一流なのか、そしてそうした選手にもある弱点が、よく分かる。

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木の葉燃朗の週刊ほんトーク(2007-11-25号)

■今週の本の小ネタ

BCCKS / ブックス - Preview版 - BCCKSはカンタンにwebの「本」が作れるサイトです
ウェブ上に「本」を作成できるサービス「BCCKS」--著名デザイナーと組みイベント開催:ニュース - CNET Japan
 web上で閲覧できる本(FLASHではなくHTMLファイルのようです)を作成できるサイト(サイト自体はまだ準備中)。

「ペーパーバックより軽い」:アマゾン、電子ブックリーダ「Kindle」発表:ニュース - CNET Japan
 電子ブックは未だ普及していないけれど、これはどうなんでしょうか。

ニューストップ > トピックス > 芸能 > ハリー・ポッター > 海外芸能ニュース J・K・ローリングが「ハリポタ事典」の出版元を告訴 - Infoseek ニュース - Infoseek ニュース
 J.K.ローリングもそうだし、日本語に翻訳している静山社の松岡佑子社長もそうなのだが、なんとなく寛容さがない気がして好きになれない。

livedoor ニュース - 朝日新聞、新風舎提訴を「実名」で報道
 以前(2007年7月)新風舎に関する記事で、朝日新聞は社名を伏せて報道したそうです。その理由が、新風舎が朝日新聞の広告主だったからではないかと指摘されていたとのこと。
 今回(2007年11月)は実名で報道したとのこと。
 朝日新聞も問題なのだが、自費出版の著者から何度も訴訟を起こされている新風舎も問題だと思う。

■今週読んだ本

最強のプロ野球論 (講談社現代新書)
二宮 清純
講談社 (2000/06)
売り上げランキング: 12936


 プロ野球選手がすごいことを、素直に感じる本。ピッチャーがどのタイミングでボールを離すか、バッターがどこまで打つ方向を考えているのか、ミリとかコンマ数秒の単位の話が出てくる。素人とプロ、プロの中でも平凡な選手と超一流を隔てる壁の大きさを感じる。
 最強のバッター・ピッチャーについて、元・現選手へのインタビューから考察する文章も興味深かった。

●岡谷公二『郵便配達夫シュヴァルの理想宮』(河出文庫)
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 自分一人で石や岩を拾い集め、それを使って建築物を作り上げたフランスの郵便配達夫の評伝。
 ものすごい執念と異様さを感じるが、読んでいる限りではシュヴァルは比較的淡々と作業を進めていたようで、それもまた意志の強さというか迫力を感じる。


 手帳・ノートについて紹介したムック。普段手帳の本はあまり買わないのですが、この本は手帳術というよりもカタログのような感じで、写真も多数掲載されているので、面白そうで買いました。
 読んでいると、ノートとか手帳とか、あれこれ欲しくなって困ってしまう。たくさんあっても使い切れないのだが、それでも欲しくなってしまう。

■今読んでいる本

 次は下の本を読もうと思います。

システム手帳新入門! (岩波アクティブ新書)
舘神 龍彦
岩波書店 (2004/11)
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