「木の葉燃朗のがらくた書斎」トップ>>木の葉燃朗の週刊ほんトーク>>2006年9月
木の葉燃朗の週刊ほんトーク いきなり始まったこのコーナー。 タイトルどおり、およそ週刊ペースで 本に関するあれこれの情報を紹介しようと思います。基本的には、自分のブログ(木の葉燃朗の「本とデジタルと俺の日常と」)に
掲載したものの再録ですが、 ブログに載せきれなかった小ネタなども あわせて紹介していきます。 2006年9月 【2006.09.11-2006.09.17号】【2006.09.18-2006.09.24号】 2006.09.27掲載 ■文具のフリーペーパー「BUN2(ブンツウ)」 (ブログ未掲載) 文房具情報を掲載したフリーペーパーというのがあるんですね。誌名は、「文具通信」を略して『BUN2(ブンツウ)』とのことです。 なお、発行元である(株)ステイショナーは、「文具・事務用品・事務機器業界の専門新聞」(公式サイトより引用)の「旬刊ステイショナー」も刊行しているとのこと。色々な業界紙があるもんですねえ。 この間、書店で木楽舎の「ソトコト新書」が刊行されているのを知りました。『ソトコト』って、「ロハス」という考え方を広めている雑誌です。 ・福岡
伸一著『ロハスの思考』(2006.5,木楽舎) 藤子不二雄A先生の原作を、1986年・1987年にNHKでドラマ化した『まんが道』が、DVDで発売されます。「Vol.1」・「vol.2」がそれぞれ2枚組とのこと。
■『めぞん一刻』がドラマ化。むう、一抹の不安が。 ・Amazon.co.jpでアニメ版『めぞん一刻』のDVDを探す ぬり絵は相変わらずブームのようですね。そんな中、いよいよといった感じで、ニンテンドーDSでぬり絵ができるソフトも発売されています。 ・メーカーの商品紹介ページ http://nurie.ertain.com/ 塗り絵本についての記事は下記のブログの記事もどうぞ。 ・060624-02 なんという数の「塗り絵本」。そこまでブームなの? http://blogs.dion.ne.jp/konohamoero/archives/3624328.html 060814-03 「大人のぬり絵」用の色鉛筆セット、なるほど。次のアイデアは本と色鉛筆のセットだな、きっと。 http://blogs.dion.ne.jp/konohamoero/archives/3953330.html ちなみに同じメーカーから、相田みつをの書を書き写すソフトも発売が予定されているようです。 ひし美ゆり子さんの写真集が復刊されています。今でもきれいな方ですが、当時もやっぱり美人だよなあ。 ちなみに、『ウルトラセブン』のアンヌ隊員としての写真集はこちら。 ・『All of Anne』(2003.12,ジェネオンエンタテインメント) 「永遠のウルトラヒロイン=友里アンヌ隊員。ひし美ゆり子が演じた彼女の魅力のすべてを、貴重な写真で集大成した決定版写真集。未公開フォト、定番名ショット、本編フィルムからの新規カラーコマどりショットなど多数収録」(オンライン書店bk1の紹介文) 当時の思い出などをつづったエッセイは下記の本です。 ・ひし美 ゆり子著『セブンセブンセブン』(2001.4,小学館文庫) ・串間 努著『まぼろし小学校 ものへん』(2006.8,筑摩書房) ・串間 努著『まぼろし小学校 ことへん』(2006.8,筑摩書房) 串間努氏の『まぼろし小学校』の増補版が、ちくま文庫で出ています。昭和の小学校のものごとを紹介している本。 ・田沢 竜次著『東京名画座グラフィティ』(2006.9,平凡社) 「1960年代末から70年代、名画座は特別な場所であり、埋もれた名画の発掘、オールナイト等、熱気にあふれていた。名画座に通いつめた著者が、あの頃の映画と映画館を活写。支配人へのインタビュー、愉しいコラムも充実」(オンライン書店bk1の紹介文) 名画座って、心惹かれる言葉ですね。私は名画座に熱心に通った経験はありませんが、それでも大学生の頃、閉館する前の大井武蔵野館に映画を見に行ったことや、私の住む東京都葛飾区にかつてあった映画館のことなど、色々と思いは巡ります。 ・遠藤 寛子著『算法少女』(2006.8,ちくま学芸文庫) 江戸時代の和算をテーマにした物語。テーマは難しそうですが、興味を惹かれます。 ・フレドリック・ヘレーン著 / 中妻 美奈子監訳 / 鍋野 和美訳『スウェーデン式アイデア・ブック』(2005.3,ダイヤモンド社) 「北欧デザイン、ポップカルチャー、絵本…。アイデアとセンスの国、スウェーデンからやってきた、創造性を育む小さな本。「エジソンのアイデア・ノルマ」「はてなタクシー」等、ひらめきが生まれる小さなヒントが満載」(オンライン書店bk1の紹介文) ・フレドリック・ヘレーン著 / テオ・ヘレーン著 / 中妻 美奈子監訳 / フレムリング和美訳『スウェーデン式アイデア・ブック 2』(2006.7,ダイヤモンド社) 「スウェーデン式アイデア・ブック第2弾。スウェーデンの子供たちが贈る、ちょっと突飛で元気が出る小さなエピソードが満載。大人になると忘れてしまいがちな自由な発想法を、子供たちから学ぼう!」(オンライン書店bk1の紹介文) 大人と子どもの視点の違いを題材にした発想法の本のようです。ちょっと立ち読みしましたが、出てくるエピソード(というか、物語)が面白い。また、絵本のようなページもあり、アイデアを考える際に色々と想像力が高まるのではないかと思います。 ・『日本の商業デザイン』(2006.6,青幻舎) 「現代につながる都市文化のうまれた時代、大正〜昭和にかけての商業デザイン約200点を収録。広告、看板、ポスター、チラシなど、当時人々の生活を彩っていたモダンなデザインは、再び新鮮な驚きと発見を与えます」(オンライン書店bk1の紹介文) 文庫サイズで、カラーのようです。大正から昭和初期の広告って、なんともいえない雰囲気があって、気になります。 ・土橋 一夫編・著 / 高瀬 康一編・著『Beautiful Covers ジャケガイノススメ』(2006.5,毎日コミュニケーションズ) 「思わず「ジャケ買い」してしまいそうな美しいジャケットで、内容もおススメの素敵なレコードをオール・カラーで掲載。さらに「ジャケ買い」をキーワードに自身の思い出を綴った15人のコラムも収録したビジュアル・ブック」(オンライン書店bk1の紹介文) ちなみに、ジャケ買いをキーワードにしたコラムの執筆者は下記の通り。 「『ジャケガイトワタシ』執筆者:松尾清憲/杉真理/サエキけんぞう/鴨宮諒(ex:pizzicato five, Manna)/渚十吾/黒沢秀樹(L⇔R)/片岡知子(instant cytron)/長門芳郎/牧村憲一/金沢寿和/大江田信(Hi-Fi Record Store)/森勉(PET SOUNDS RECORDS)/鷲尾剛/土橋一夫/高瀬康一」 (出版社の紹介ページhttp://book.mycom.co.jp/book/4-8399-2090-7/4-8399-2090-7.shtmlより引用) ・柴 俊一編『アヴァン・ミュージック・ガイド』(1999.8,作品社) 「エレクトロニカ、エクスペリメンタル・ポップ、ミニマル&ポストミニマル、ポスト・アヴァンギャルドなど、「テクノロジー」と「脱ジャンル」を特徴とした「ニュー・ミュージック」へのガイドブック」(オンライン書店bk1の紹介文) このあたりのジャンルの音楽は気になる。まとまった情報が入手しにくいということもあるし、こういう本は欲しいなあ。 ・アーセン・ベンゲル著 / 〔岡田 紀子訳〕『勝者のエスプリ』(1997.8,日本放送出版協会) 「言葉も文化も分からない異国の地で、不振にあえぐ名古屋グランパスを優勝に導いたひとりの男、アーセン・ベンゲル。サッカーを通じて出会った日本という国を回想し、日本サッカーの未来に向けてメッセージを贈る」(オンライン書店bk1の紹介文) 日本代表の監督になるのではと何度も噂されつつ、いまだ実現していないアーセン・ベンゲル監督。それだけ、当時の名古屋グランパスを変えたインパクトは大きかったわけです。 上の本は日本での監督時代の回想のようです。気になる。 ・日垣 隆〔著〕『刺さる言葉』(2006.8,角川書店) 「愛と恋の違いは、わかりますか? なぜ、プライドが努力を妨げるのか? 創造力を高めるには? 辞書を調べても絶対に解らない、深く真摯な熟考からの、珠玉の人生定義270選」(オンライン書店bk1の紹介文) 「角川oneテーマ21」という、新書サイズの本です。ちょっとだけ立ち読みしましたが、ビアスの『悪魔の辞典』のように、単語を独自の視点で解説した本のようです。 ・ビアス著 / 西川 正身編訳『新編悪魔の辞典』(1997.1,岩波書店) ・山口 淳著『これは、欲しい。』(2006.5,阪急コミュニケーションズ) 「『pen』の好評連載「これは、欲しい」が本になりました! 洋服、靴、器、ガラス、ステーショナリー、雑貨など、目利きが厳選したモノたちの36篇の「モノ」語り。8年分から選りすぐったベスト・セレクション」(オンライン書店bk1の紹介文) 雑誌『pen』連載なので、私にはちょっとハイソ過ぎてついていけないかもしれないが、でもステーショナリー、雑貨などの紹介は興味を惹かれる。 ・日経BPムック『実践書類&情報整理術』(2006.9,日経BP社) 「溢れる書類を捨てる技術・保管する技術から、クリアファイルや赤ペンを使った情報管理術、できる人の机の整理術、カバンの中身の見直し方までを紹介。コレ1冊で仕事の能率が一気に高まる! 」(オンライン書店bk1の紹介文) お、こういう本、好きなんですよ。色々な人の方法を読んで、真似できそうな人のものを真似する。そうやって自分なりの方法を見つけていくというのが。 ・ミュージックマガジン増刊『めかくしプレイ』 ミュージシャンに事前の情報なしに曲を聴いてもらって、その感想を話してもらうインタビュー。登場するのは下記の方々。いぬん堂のサイトから引用します。 === http://inundow.shop-pro.jp/?pid=1766128 より引用 === 雑誌『ミュージック・マガジン』で松山晋也さんが好評連載中の「めかくしプレイ」が1冊の本に!100人のミュージシャンがレコードを聞いて発言!お馴染みの戸川純、遠藤ミチロウ、フリクションのレック、JOJO広重、Phew、HACO、工藤冬里などなど!1アーティストにつき3〜4Pのインタビューが載っています!ディスク・ガイドにも最適!表紙:夏木マリ。A5版。320頁。(2006年7月。発売元:ミュージック・マガジン) 発言するミュージシャン(掲載順) 山本精一/袖木隆一郎+會田茂一(エル・マロ)/スガシカオ/曽我部恵一/竹村延和/まりん(砂原良徳)/浅田祐介/坂本慎一郎(ゆらゆら帝国)/石垣窓+吉田奈邦子(フリーボ)/西脇一弘(さかな)/コモエスタ八重樫/大熊亘/直枝政太郎/サワサキヨシヒロ/青柳拓次/高木完/朝日美穂/吉田達也/シュガー吉永++大野由美子(バッファロー・ドーター)/七尾旅人/中原昌也/福間未紗/coba/もりばやしみほ/増子真二(DMBQ)/岸野雄一/豊田道倫(パラダイス・ガラージ)/灰野敬二/嶺川貴子/JOJO広重/戸川純/高野寛/オノ・セイゲン/井上薫(Chari Chari)/小西康陽/半野喜弘/Phew/岸田繁(くるり)/ホッピー神山/青山陽一/小島大介+畠山美由紀(ポート・オブ・ノーツ)/菊池成孔/アメフォン/レイ・ハラカミ/久保田麻琴/山口洋/大友良英/遠藤賢司/片岡知子+長瀬五郎(インスタント・シトロン)/柏原譲/YAMAUCHI/勝井祐二/鈴木祥子/ASA-CHANG/遠藤ミチロウ/タツヤ・オオエ/益子樹/上野洋子/中島優美+浜田亜紀子(Go!Go!7188)/サエキけんぞう/梅津和時/KOHKI/上野耕路/OKI/倉地久美夫/沢知恵/中川敦/ミト(クラムボン)/コンボ・ピアノ/浜田真理子/不破大輔/向井秀徳/今堀恒雄/清水靖晃/中川五郎/松永孝義/パンタ/工藤冬里/柴山伸二(渚にて)/フェルナンド・カブサッキ/ピエール・バルー/カルメン・マキ/ヤマジ・ヒデカズ/HACO/清水一登/日暮愛葉/鬼怒無月/レック/芳垣安洋/鈴木惣一朗/高橋鮎生/ヤドランカ/角松敏生/湯川潮音/山崎ゆかり(空気公団)/高橋敏幸/巻上公一/夏木マリ【ロング・ヴァージョン】/あがた森魚【スペシャル・ゲスト】/小山田圭吾【スペシャル・ゲスト】 === 引用終わり === すごいメンツだ。砂原良徳氏とか嶺川貴子さんなどは特に読んでみたい。 ちなみに、同じようなことを海外のミュージシャンに行なっているのが下記の本。 ・ザ・ワイアー編 / バルーチャ・ハシム訳 / 飯嶋 貴子訳『めかくしジュークボックス』(2000.3,工作舎) 「有名ミュージシャンに、あらかじめ何も教えずに音だけを聞かせて誰の曲かを当てさせる『ザ・ワイアー』の名物連載企画「めかくしジュークボックス」から抜粋、多彩なアーティストたちの素顔をかいま見る」(オンライン書店bk1の紹介文) こちらの参加者も、出版社工作舎のサイトから引用しておきましょう。お、フィリップ・グラスや808ステイトのグラハム・マッセイも参加してる。 === http://www.kousakusha.co.jp/DTL/jukebox.html より引用 === 「めかくしジュークボックス」テストを受けた32人(アルファベット順)/ 01 バリー・アダムソン (ex-マガジン、ex-ニック・ケイヴ&ザ・バッド・シーズ)/02 スティーヴ・アルビニ (ex-ビッグ・ブラック、ex-レイプマン)/03 ジャック・ブルース (ex-クリーム)/04 ギャヴィン・ブライアーズ (ex-ポーツマス・シンフォニア、現代音楽作曲家)/05 ハロルド・バッド (現代音楽作曲家)/06 ジョン・ケイル (ex-ヴェルヴェット・アンダーグラウンド)/07 ネナ・チェリ- (ex-リップ・リグ&パニック)/08 コールドカット (DJチーム、ニンジャ・チューン主宰)/09 エルヴィス・コステロ (シンガー・ソングライター)/10 ホルガー・シューカイ (ex-カン)/11 アン・ダッドリー (ex-アート・オブ・ノイズ)/12 フューチャー・サウンド・オブ・ロンドン (テクノ/アンビエント・アーティスト)/13 ディアマンダ・ギャラス (アヴァンギャルド・ヴォーカリスト)/14 ブルース・ギルバート (ex-ワイアー)/15 フィリップ・グラス (現代音楽作曲家)/16 ゴールディー (ジャングル/ドラムンベース・アーティスト)/17 ピーター・ハミル (ex-ヴァン・ダー・グラーフ・ジェネレーター)/18 アイス・T (西海岸ギャングスタ・ラッパー、俳優)/19 リディア・ランチ (ex-ティーンエイジ・ジーザス&ザ・ジャークス)/20 ジェイムズ・マクミラン (現代音楽作曲家)/21 グラハム・マッセイ (808ステイト)(テクノ・アーティスト)/22 ミックスマスター・モリス (DJ、イレジスタブル・フォース)/23 アレックス・パターソン (オーブ)/24 ジョン・ピール (BBC Radio One DJ)/25 コートニー・パイン (ジャズ・サックス奏者)/26 ヘンリー・ロリンズ (ex-ブラック・フラッグ、ロリンズ・バンド)/27 マーク・E・スミス (ザ・フォール)/28 ソニック・ユース (アヴァンギャルド・ロック・グループ)/29 アリ・ファルカ・トゥーレ (アフリカ・マリ共和国ギタリスト)/30 ポール・ウェラー (ex-ジャム、ex-スタイル・カウンシル)/31 ジャー・ウォブル (ex-パブリック・イメージ・リミテッド)/32 ロバート・ワイアット (ex-ソフト・マシーン、ex-マッチング・モウル) === 引用終わり === ・木島 俊介監修『東京の美術館』(2006.6,生活情報センター) 「いつか行きたい、ずっと過ごしたい場所がきっとこの中に。至福の時間、誌上鑑賞旅行。首都圏の美術館58館を厳選、その魅力と個性を豊富な写真と文で紹介。あわせて美術館所蔵の名作、優品は大きく掲載」(オンライン書店bk1の紹介文) ・吉野 昌晴著 / 樺山 紘一監修『東京の美術館・博物館選りすぐり200を歩く』(2006.6,中経出版) 「東京都内の美術館・博物館400施設以上を見て歩いた著者が、おすすめ200館を紹介。館の説明はもちろん、施設の成り立ちや周辺の街の表情なども記述。週末散歩にぴったりの知的ガイドブック。データ:2006年4月現在」(オンライン書店bk1の紹介文) 奇しくも『東京の美術館』というタイトルの本が、同時期に出ています。私は「ぼかあ美術館めぐりがシュミでねえ」というほど美術館に行くわけではないが、都内の美術展はチェックしているので、どの美術館がどこに、というガイドブックは欲しい。 【2006.08.28-2006.09.03号】 ■クチコミによる本のプロモーション(ブログ未掲載) (株)ドゥ・ハウスが、「本プレゼント・プロモーションサービス」というサービスを開始しました。 ■『ウォーリーをさがせ!』の新刊が出ています。懐かしいなあ。 『ウォーリーをさがせ!』シリーズって、まだまだ続いているんですね。今年に入ってからも新刊が出ています。最初に流行したのは、俺が中学生くらいだから15年くらい前か。ご存知ない方に説明しますと、『ウォーリーをさがせ!』シリーズは絵本。見開きのページに、とにかく人や物が細かくちりばめられた場面が描かれています。マンガで言う「モッブシーン」みたいな感じ。 その中に、主人公のウォーリー(大阪のくいだおれ人形みたいな風貌のキャラクター)が描かれていて、そのウォーリーやその他のキャラクターを探しながら、物語を読みすすめていく、というもの。 当時は非常に流行して、パロディやマネもあったなあ。ウッチャンナンチャンのテレビ番組のコーナーで、南原さんが隠れた映像(実写)をみてどこにいるかを当てる「ナンチャンを探せ」とかね。 ・マーティン ハンドフォード作・絵 / 唐沢 則幸訳『ウォーリーをさがせ!きえた名画だいそうさく!』(2006.6,フレーベル館) 「みんなで名画大捜索の旅に出発だ。目をあざむく30枚の「肖像画」を見つけて、額縁シールを貼ってくれ。難しいけど、ウォーリーと仲間たちがついてるからね! 特製シール50枚付きの楽しい絵本」(オンライン書店bk1の紹介文) 2000年に出たシリーズも、あわせて紹介しておきましょう。 ・マーティン・ハンドフォード作・絵 / 唐沢 則幸訳『新ウォーリーのふしぎなたび』(2000.12,フレーベル館) 「20カ国・300万人以上が夢中になった「ウォーリー」が新しくなって帰ってきたぞ! これまでの探し物に加え、あっと驚くしかけが満載。大食らいの国からウォーリーの国まで、不思議な旅の中のウォーリーをさがせ」(オンライン書店bk1の紹介文) ・マーティン・ハンドフォード作・絵 / 唐沢 則幸訳『新タイムトラベラーウォーリーをおえ!』(2000.12,フレーベル館) 「20カ国・300万人以上が夢中になった「ウォーリー」が新しくなって帰ってきたぞ! これまでの探し物に加え、あっと驚くしかけが満載。石器時代から宇宙時代まで、はるかな時の流れをさかのぼってウォーリーをさがせ」(オンライン書店bk1の紹介文) ・マーティン・ハンドフォード作・絵 / 唐沢 則幸訳『新ウォーリーをさがせ!』(2000.12,フレーベル館) 「20カ国・300万人以上が夢中になった「ウォーリー」が新しくなって帰ってきたぞ! これまでの探し物に加え、あっと驚くしかけが満載。おなじみのウーフ、ウェンダ、まほうつかい、オズローが加わって一段とにぎやかに。 」(オンライン書店bk1の紹介文) 光文社文庫より、海外の文学作品・思想書を新訳で刊行する「古典新訳文庫」が創刊しました。第一弾のラインナップは下記のとおり。『ちいさな王子』は、『星の王子様』の題名でも知られる、あの物語です。 こういう、海外の作品は、気になります。特に、高校生の頃新潮文庫でカフカの『変身』とか、カミュの『異邦人』、あとは岩波文庫のチェーホフ『桜の園』などを読んだ者としては、もう一回こういう文芸作品も読んでみたくなる。今回刊行されたものはすべて未読だし。 あと、カントの新訳も気になる。カントは、大学で倫理学の講義で、ほんとに数ページだけ著作を読んだことがあるが、ぜんぜん分からなかった。むしろ講義の中で聞いた、カント本人のエピソードが面白かった(すごくルールに厳格だったとか、そんな話)。今度は、私にも読めるだろうか。 ・サン=テグジュペリ著 / 野崎 歓訳『ちいさな王子』(2006.9,光文社) (リンク先はオンライン書店bk1の紹介ページ) ・ケストナー著 / 丘沢 静也訳『飛ぶ教室』(2006.9,光文社) ・シェイクスピア著 / 安西 徹雄訳『リア王』(2006.9,光文社) ・ドストエフスキー著 / 亀山 郁夫訳『カラマーゾフの兄弟 1』(2006.9,光文社) ・トゥルゲーネフ著 / 沼野 恭子訳『初恋』(2006.9,光文社) ・バタイユ著 / 中条 省平訳『マダム・エドワルダ 目玉の話』(2006.9,光文社) ・ロダーリ著 / 関口 英子訳『猫とともに去りぬ』(2006.9,光文社) ・カント著 / 中山 元訳『永遠の平和のために 啓蒙とは何か』(2006.9,光文社) ■グリコの『ぐりこえほん』シリーズ、色々展開しているようです 以前私も購入した江崎グリコの『ぐりこえほん』。グリコのキャラメルのオマケが小さな絵本になっています。 この間、『ワールドカップの世界史』という本を読んだので、サッカーと国際社会の関係というのが気になります。 ■読書録に載らない本の感想:雑誌『TV Bros.(テレビブロス)』 2006.09.01(金) 購入本 『サンダーバード』の全32話や関連情報を、全6巻で解説する『完全版サンダーバード全記録集』が刊行されています。現在は2巻まで。 |
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