「木の葉燃朗のがらくた書斎」トップ>>アーカイブス>>木の葉燃朗の読房より愛を込めて

木の葉燃朗の読房より愛を込めて

<<2006年8月 ▲目次へ 2006年6月>>

2006年7月


2006年7月1日(土)
欲しいけど入手していないCD:VA『テクノロイド-JAPANESE 80's NEW WAVE SAMPLER-』

 ネットで記事を見て、気になっていながら入手できていないCDを紹介します。

テクノロイド ~JAPANESE 80's NEW WAVE SAMPLER
オムニバス PLASTICS P-MODEL リザード 一風堂 81/2 ゲルニカ
徳間ジャパンコミュニケーションズ (2006/06/28)

 1980年代の日本のNEW WAVEのコンピレーションだー! 監修・選曲は、自主レコードレーベル「いぬん堂」。
 収録曲を、いぬん堂のwebサイトから引用します。

=== http://inundow.shop-pro.jp/?pid=1386554より引用 ===
01.PLASTICS/PATE
02.P-MODEL/美術館で会った人だろ
03.リザード/浅草六区 -SINGLE VERSION-
04.一風堂/ブレイクアウト・ジェネレーション(狂育世代)-SINGLE VERSION-
05.81/2/踊れない
06.ゲルニカ/戒厳令-DEMO VERSION-
07.ヒカシュー/プヨプヨ -LIVE VERSION-
08.ジューシィ・フルーツ/ジェニーは御機嫌ななめ
09.ムーンライダーズ/彼女について知っているニ・三の事柄
10.ビジネス/うわきわきわき
11.WONDER CITY ORCHESTRA/HIGHWAY CRACKER
12.GATE BALL/THE MODEL
13.Shampoo/Tonight
14.Mio Fou/ミラノの奇蹟
15.portable rock/アイドル -DEMO VERSION-
16.MUSCLE BEAT/Bed-Room Queen
17.HERE IS EDEN/金属バットとスペースシャトルの唄
18.有頂天/べにくじら
19.GROOPY/かさをさしてライトで照らして
20.DIE OWAN/さびた組曲
21.原マスミ/トラキアの女
22.EP-4/5・21

簡単な解説

01.2nd SingleのB面。アルバム未収録曲。廃盤。
02.Debut Single。
03.2nd Single。アルバム未収録ヴァージョン。
04.2nd Single。アルバム未収録ヴァージョン。ゲストにエンケン。
05.解散後に発表されたデモ集『81/2』より。廃盤。
06.ゲルニカBOX『IN MEMORIA FUTURI』より。戸川純参加。廃盤。
07.Best Album『ヒカシュー・スーパー』より。初CD化!
08.Debut Single。近田春夫プロデュース作品。
09.5th Single。
10.Debut Single。廃盤。鈴木慶一編曲。
11.1st Solo Album『INFORMATION』より。久石譲のテクノ。廃盤。
12.Debut Album『スマートなゲートボール』より。近田春夫参加。廃盤。
13.Debut Single。平沢進プロデュース作品。廃盤。
14.Debut Album『Mio Fou』より。ゲストに野宮真貴。
15.デモ集『ビギニングス』より。野宮真貴参加。
16.Debut Album『MUSCLE BEAT』より。廃盤。
17.Debut Album『夜になっても遊び続けろ』より。P-MODELの秋山勝彦参加。廃盤。
18.メジャー移籍後の2nd Single。アルバム未収録曲。廃盤。
19.Debut Single『I LOVE YOU』より。広島県は尾道のギャルバン。初CD化!
20.Debut Album『OWANISM』より。関西パンクでも異色中の異色。初CD化!
21.3rd Album『夜の幸』より。廃盤。
22.配布ソノシートより。初CD化!

=== 引用終わり ===
 正直言って、ミュージシャンの名前でも知っているのは半分くらいというところ(1980年代は小学生だったもので)。でも、このCDは気になるわあ。
 同じくいぬん堂のサイトでジャケットを見ることが出来ますが、江口寿史氏によるニューウェーブなバンドのメンバーといった感じの女の子のイラスト。これも気になる。

 そして、色々見ていたら、別の80's JAPANESE NEW WAVEのコンピレーションが! これもまた気になる。

ALT.ELECTRO 80’JP
ALT.ELECTRO 80’JP
posted with amazlet on 06.07.01
オムニバス FRICTION KIRIHITO EP-4 PHEW LOGIC SYSTEM CHANCE OPERATION
ミュージックワゴン (2005/08/31)
売り上げランキング: 32,711

 収録曲と解説は、いぬん堂のサイトより引用。

=== http://inundow.shop-pro.jp/?pid=1347499より引用 ===
01.FRICTION/ZONE TRIPPER
02.KIRIHITO/GAME OVER GENERATION
03.EP-4/MINERALOID
04.Phew/FALL
05.LOGIC SYSTEM/TRAFFIC CIRCUIT
06.CHANCE OPERATION/WINECOLOR SICK
07.NON BAND/DANCE SONG
08.LIZARD/KINGDOM
09.CHIKO HIGE×KAORU SATO/LE CHANT DE LA HONTE!
10.YASUAKI SHIMIZU/IQ-179
11.URBAN DANCE/WHY
12.JAGATARA/HEY SAY!

簡単な解説

01.4th Album『ZONE TRIPPER 』より。廃盤。輸入盤ならあるけど。
02.2nd Album『DOKURO』より。廃盤。
03.12inch Single『The Crystal Monster』より。初CD化!
04.2nd Solo Album『VIEW』より。
05.CD『Patch Work』より。
06.1st Album『CHANCE OPERATION』より。廃盤。
07.10inch LP『NON BAND』より。廃盤。
08.1st Album『LIZARD』より。
09.12inch Single『Chiko Hige×Kaoru Sato』より。初CD化!
10.1st Solo Album『IQ-179』より。
11.1st Album『URBAN DANCE』より。廃盤。
12.Major Debut Album『それから』より。
=== 引用終わり ===

 なお、同じ徳間ジャパンコミュニケーションズから、同じくいぬん堂の関わった1980年代のパンク&ニューウェーブのコンピレーションも発売されています。正直なところ、パンク系は俺にはちょっと縁遠いのですが、お好きな方はチェックを。

Impossibles! 80’s JAPANESE PUNK&NEW WAVE
オムニバス ゲートボール シャンプー P-MODEL EDPS あぶらだこ ザ・スターリン
徳間ジャパンコミュニケーションズ (2002/11/21)
売り上げランキング: 16,424

 収録曲と解説を、同じくいぬん堂のサイトより引用します。

=== http://inundow.shop-pro.jp/?pid=752259より引用 ===
1.ザ・スターリン/GO GO スターリン
2.ザ・ラビッツ/バ ーチャンのバージンでいってみよー
3.あぶらだこ/ROW HIDE
4.吉野大作&プロスティテュート/闇の中のドッペル・ゲンゲル
5.午前四時/ト・ビ・ラ
6.コクシネル/少年の木
7.サボテン/エメラルドの山彦
8.NON BAND/DUNCAN DANCIN'
9.突然段ボール/くそまみれ
10.アーント・サリー/ローレライ   
11.スーパーミルク/さようなら
12.P-MODEL/ATOM SIBERIA
13.Shampoo/ストック
14.すきすきスウィッチ/売り込みの時代
15.ゲートボール/You Really Got Me 
16.ザ・コンチネンタル・キッズ/POWER&PRIDE
17.ザ・スタークラブ/HELLO NEW PUNKS
18.アレルギー/Plastic Toy
19.E.D.P.S/Chippoke
20.ザ・フールズ/わけなんかないさ
21.マッスル・ビート/暗い所へ
22. ヤプーズ/フリー トーキング

簡単な解説
1.12inch Single『GO GO スターリン』より。シングル・ヴァージョン。
2.2nd Album『WINTER SONGS』より。宮沢正一参加。何しろこれを聴いてくれ!廃盤。
3.1st Album『あぶらだこ(木盤)』より。
4.1st Album『死ぬまで踊り続けて』より。廃盤。
5.未発表スタジオ・テイク。後にCD『LIVE BOOTLEG』に収録。
6.1st Album『Boys Tree』より。
7.1st Album『サボテン』より。
8.10inch LP『NON BAND』より。廃盤。
9.3枚組CD『アイ・ラブ・ラブ』より。80年のライヴ。ド・パンク!
10.CD『AUNT SALLY LIVE 1978-1979』のディスクユニオン限定特典カセットより。79年のライヴ。   
11.CD『LIVE ELEC.DANCE 1979-1980』より。
12.4th Album『ANOTHER GAME』より。オリジナル・アナログ・ヴァージョン!廃盤。
13.1st Single『Tonight』のB面。平沢進プロデュース作品。初CD化!
14.5枚組ソノシート『忘れてもいいよ』より。佐藤幸雄参加。廃盤。
15.1st Album『スマートなゲートボール』より。近田春夫参加。廃盤。
16.3rd Single『POWER&PRIDE』より。
17.Best Album『RADICAL REAL ROCK』より。
18.2nd Album『El Dorado』より。84年のライヴ。廃盤。
19.Live Album『グレイトフル・ライヴ』より。84年のライヴ。廃盤。
20.未発表ライヴ。90年名古屋ハックフィンでの収録。ここでしか聴けません!
21..1st Album『MUSCLE BEAT』より。81/2のカヴァー。廃盤。
22.未発表ライヴ。88年クラブチッタ川崎での収録。ここでしか聴けません!

=== 引用終わり ===

 しかし、色々理由があって(要するに時間がないんです)、なかなかディスクユニオンとかタワーレコードとかジャニスとかにCDを買いに行けない日々。一応いい大人なので我慢してはいますが。本屋と古本屋とCDショップは俺の人生に欠かせないものだと改めて実感しますな。

(参考)いぬん堂
http://www.inundow.com/

━━━━━━━━━━━━
※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
━━━━━━━━━━━━
●読んでいる本

━━━━━━━━━━━━
●読み終えた本

━━━━━━━━━━━━
●買った本

━━━━━━━━━━━━
●気になる本
 「ポエム」と「番長」って、普通くっつきそうにない単語がくっついてるな。そのミスマッチぶりが気になる。 
 宮村優子さんのCDに『ケンカ番長』っつうのはあったけれどね。

オンライン書店ビーケーワン:ポエム番長★マッコイ斉藤監修 / ピエール滝解説『ポエム番長』(2006.7,サンクチュアリ・パブリッシング)
「全国47都道府県の元ヤクザ・ギャング・暴走族たちが書いた、純粋でまっすぐで生きる力に満ちあふれた詩集。人間観察力に定評のある「電気グルーヴ」ピエール滝氏の鋭いツッコミ解説付き」(オンライン書店bk1の紹介文)

ケンカ番長
ケンカ番長
posted with amazlet on 06.07.01
宮村優子 SHO AIKAWA 桐生千弘 みやむらゆうこ 長谷部徹 高浪敬太郎 泉水敏郎 保刈久明 岩田光央 川崎ヒロユキ
ビクターエンタテインメント (1996/06/21)


スペース ケンカ番長
スペース ケンカ番長
posted with amazlet on 06.07.01
宮村優子 みやむらゆうこ 田中公平 大槻ケンヂ 工藤隆 SHO AIKAWA 望月智充 山川恵津子 青島雪男 山本健二
ビクターエンタテインメント (1996/12/18)

━━━━━━━━━━━━
●木の葉燃朗のサイト:本の話と小説と、身辺雑記のページ:がらくた放送局
モバイル用 
target=_blank >http://www.h5.dion.ne.jp/~garakuta/m
 携帯電話にURLをメールで送る(メールソフトが起動します)

●コラムは毎日更新しています。以前の分は下の[ バックナンバー ]からどうぞ。



2006年7月2日(日)
IKEA船橋、行ってきました

 千葉県船橋市にできた、スウェーデンの家具店「IKEA」の船橋店、行ってきました。店舗の外側だけでも撮影してこようと思っていたのですが、ちょうど天候の悪い時間帯だったので、忘れてしまいました。

 日曜日だったので、結構な人出だったなあ。場所はJRの南船橋駅のそば。元々室内スキー場「SSAWS(ザウス)」のあった場所です。ちなみに、1970年代〜1980年代にも日本に出店していたらしいのですが、俺は当時の記憶はないなあ。

 店を見てみて、印象に残ったことを。

・店はとにかく広い。とりあえず1階・2階の両フロアを歩いてみましたが、それでも2時間くらいいたかもしれない。また、家具や雑貨をセッティングしたモデルルームのような展示もあり、売り場のところどころにセールのワゴンもあり、飽きなかったです。
・商品によって、驚くほど安いものがある。置くスペースがなかったり、使い様がなくて購入はしなかったけれど、大きいものではサイドテーブル、パソコンデスク、スツール(イス)、CDラックなど、びっくりするくらい安いものもあった。
・ただ、物によっては日本のホームセンターや東急ハンズの方が安いように感じることもあった。また、よくも悪くもデザインが個性的な物が多く、中には使い方が難しそうに感じる物もあった。

 でも、時々行ってぶらぶら商品を見ると楽しいと思う。あとは、特定の商品を探すのにも役に立つかもしれませんね。
 今回は、卓上用のライト(スポットライト)を買ってきました。電球は別売りですが、690円という安さで、つくりもまずまず。
 サイトでも一部の商品(家具が中心です)を見ることが出来ますので、興味をお持ちの方はどうぞ。

(参考)
・IKEA日本
http://www.ikea.com/ms/ja_JP/


IKEAマニアの著者によるIKEAの紹介本。
オンライン書店ビーケーワン:IKEAファンブック・森井 ユカ著『IKEAファンブック』(2006.6,河出書房新社)
「不思議なほど安い価格、記憶に残るデザイン、カタログに載っていない雑貨たち、IKEA発祥の地・スウェーデン訪問、IKEAショッピングコースガイド、世界のIKEA巡り…。誰もが気になるIKEAの秘密が満載」(オンライン書店bk1の紹介文)
━━━━━━━━━━━━
※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
━━━━━━━━━━━━
●読んでいる本
オンライン書店ビーケーワン:泉麻人の大宴会・泉 麻人著『泉麻人の大宴会』(1993.5,新潮社)
 最初が「ディスコパーティ」。後日引用して紹介しようと思うのだが、当時のディスコの店の名前やファッションブランドの名前が、全然分からん。
 あと、俺は、1980年代に(1990年代の初め頃までかな)ディスコで遊んでいた人たちへの恨みつらみというものが根強くある。「ああいう人たちが日本をだめにした」くらいのことを思うときもある。
 同世代の人と話をしたことはないが、これは俺たちの世代(1975年〜1980年くらいに生まれた世代)には比較的共通した思いではないかと思っている。

 それで今読みたいのが下の本なんですよ。

オンライン書店ビーケーワン:若者殺しの時代・堀井 憲一郎著『若者殺しの時代』(2006.4,講談社)
「「若者だってことだけで得をする時代」と「若者だってことだけで損をする時代」というものは確かにある。そして、ある時期を境に、日本は後者の時代になってしまった。その境目「80年代」の謎を、ずんずん調べてつきとめる」(オンライン書店bk1の紹介文)
━━━━━━━━━━━━
●読み終えた本

━━━━━━━━━━━━
●買った本

━━━━━━━━━━━━
●気になる本
 ビジネス書のようです。しかし、「ちょっとアホ!」とか「超V字回復」という表現が出てくるというギャップが、ちょっと気になる。

オンライン書店ビーケーワン:ちょっとアホ!理論・出路 雅明著『ちょっとアホ!理論 倒産寸前だったのに超V字回復できちゃった! 』(2006.6,現代書林)
「アホが世界をひっぱっているのだ! 「ちょっとアホ!」になることにより、倒産寸前の会社を立て直して「大成幸!」をつかんだ著者とその仲間、ヒューマンフォーラム軍団の、血と汗のほぼ真実の物語」(オンライン書店bk1の紹介文)

 著者の経営するヒューマンフォーラムは、全国で衣料・雑貨を販売する会社とのこと。ショップとしては「SPINNS」、「moohoop」、「CONQUEST」、「device.」「古着屋本舗」、「にこちゃん商店」などを運営しているようです。
 なんというか、会社のwebサイトからも得体の知れないパワーを感じる。著者の社長がプロレスのマスク被っていたり、アフロ(カツラかもしれないが)だったりするし。

・(株)ヒューマンフォーラム
http://www.humanforum.co.jp/


・出版社の紹介ページ
http://www.gendaishorin.co.jp/newbooks/aho/


 ただ、失礼ながら、芸能人で言う「一発屋」に近い雰囲気を感じてしまうのは俺だけだろうか。
 あと、会社のサイトで紹介されている「オススメ本」に、わりと人生訓や生き方に関する本が並んでいるのも、ちょっと意外な感じで気になる。
━━━━━━━━━━━━
●木の葉燃朗のサイト:本の話と小説と、身辺雑記のページ:がらくた放送局
モバイル用 
target=_blank >http://www.h5.dion.ne.jp/~garakuta/m
 携帯電話にURLをメールで送る(メールソフトが起動します)

●コラムは毎日更新しています。以前の分は下の[ バックナンバー ]からどうぞ。



2006年7月3日(月)
杉浦日向子さんの本が、三冊文庫化

━━━━━━━━━━━━
※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
━━━━━━━━━━━━
●気になる本
 杉浦日向子さんの本が、三冊まとめて新潮文庫に入りましたよ。
 NHKで放送されていた「コメディーお江戸でござる」の解説コーナーを本にした『お江戸でござる』と、短編小説集の『ごくらくちんみ』・『4時のオヤツ』の全三冊。

オンライン書店ビーケーワン:お江戸でござる・杉浦 日向子監修『お江戸でござる』(2006.7,新潮社)
「日本中にお江戸ブームを浸透させたNHK人気番組の名物コーナーがついに文庫化。「瓦版」「浮世絵」「花魁」「戯作者」「相撲」「花見」「蕎麦」「豆腐」「富くじ」など、江戸の庶民の日常が手に取るようにわかる。日向子さんは、江戸の街角からこちらに語りかけているからだ。幽霊と共に生き、娯楽を愛し、かかあ天下だった世界都市・お江戸の最良のハンドブック。著者イラスト入り」(新潮社サイトの紹介文)

オンライン書店ビーケーワン:ごくらくちんみ・杉浦 日向子著『ごくらくちんみ』(2006.7,新潮社)
「未婚の母を決意したタマヨが食べたいという「たたみいわし」。幼なじみの墓参の帰りに居酒屋で味わう「かつおへそ」。元放蕩息子のロクさんが慈しみつつ食す「ひょうたん」。ほかにも、「青ムロくさや」「からすみ」「ドライトマト」など68種。江戸の達人が現代人に贈る、ちんみと酒を入り口にした女と男の物語。自筆イラスト付き。粋でしみじみ味わい深い、著者最後の傑作掌編小説集」(新潮社サイトの紹介文)

オンライン書店ビーケーワン:4時のオヤツ・杉浦 日向子著『4時のオヤツ』(2006.7,新潮社)
「都庁の前でばったりあった父娘とクリームパン、深夜にボーイフレンドのグチを訴えつつかぶりつく稲荷寿司、人生への不安に目覚める女子高生とソフトクリーム。4時という不確かな時間で切り取られた、昭和の東京。父娘、母娘、女同士、女と男の何気ない日常の、絶妙な会話の応酬。実兄・鈴木雅也のオヤツ写真を添えた、杉浦日向子の小説世界の結実33編。荒木経惟の恋写真を添えて」(新潮社サイトの紹介文)

 俺は杉浦さんの本は、『入浴の女王』という、銭湯を巡るエッセイ集しか読んだことがなく、正直なところあまりいい読者ではないのだが、それでも路上観察学会関連の文章は好きだったし、初期の(伊東四郎さんが出ていた頃の)「コメディーお江戸でござる」は結構頻繁に見ていました。
 だから、今回の文庫化は気になります。

オンライン書店ビーケーワン:入浴の女王・杉浦 日向子著『入浴の女王』(1995.9,講談社)

オンライン書店ビーケーワン:路上観察学入門・赤瀬川 原平〔ほか〕編『路上観察学入門』(1986.5,筑摩書房)

 ちなみに、杉浦さんのマンガ作品は、ちくま文庫を中心に、今でも数多く読めますので、気になる方はこちらもチェックをどうぞ。

オンライン書店ビーケーワン:合葬・杉浦 日向子著『合葬』(1987.12,筑摩書房)

オンライン書店ビーケーワン:東のエデン・杉浦 日向子著『東のエデン』(1993.7,筑摩書房)

オンライン書店ビーケーワン:とんでもねえ野郎・杉浦 日向子著『とんでもねえ野郎』(1995.7,筑摩書房)

オンライン書店ビーケーワン:百日紅 上・杉浦 日向子著『百日紅 上』(1996.12,筑摩書房)
オンライン書店ビーケーワン:百日紅 下・杉浦 日向子著『百日紅 下』(1996.12,筑摩書房)

オンライン書店ビーケーワン:二つ枕・杉浦 日向子著『二つ枕』(1997.12,筑摩書房)

オンライン書店ビーケーワン:YASUJI東京・杉浦 日向子著『YASUJI東京』(2000.3,筑摩書房)

 以上はちくま文庫。

オンライン書店ビーケーワン:風流江戸雀・杉浦 日向子著『風流江戸雀』(1991.6,新潮社)

オンライン書店ビーケーワン:百物語・杉浦 日向子著『百物語』(1995.11,新潮社)
 以上二冊は新潮文庫です。

オンライン書店ビーケーワン:ゑひもせす・杉浦 日向子『ゑひもせす』(2005.12,双葉社)
━━━━━━━━━━━━
●読んでいる本

━━━━━━━━━━━━
●読み終えた本
オンライン書店ビーケーワン:泉麻人の大宴会・泉 麻人著『泉麻人の大宴会』(1993.5,新潮社)

━━━━━━━━━━━━
●買った本

━━━━━━━━━━━━
●木の葉燃朗のサイト:本の話と小説と、身辺雑記のページ:がらくた放送局
モバイル用 
target=_blank >http://www.h5.dion.ne.jp/~garakuta/m
 携帯電話にURLをメールで送る(メールソフトが起動します)

●コラムは毎日更新しています。以前の分は下の[ バックナンバー ]からどうぞ。



2006年7月4日(火)

━━━━━━━━━━━━
※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
━━━━━━━━━━━━
●読んでいる本
オンライン書店ビーケーワン:ちんちん電車・獅子 文六著『ちんちん電車』(2006.4,河出文庫)

 関川夏央氏の解説によれば、獅子文六氏が「一九六六(昭和四十四)年、七十三歳となる年」(p.188)に書かれた文章とのこと。当時既に消えつつあった都電に乗り、かつての都電や沿線を思い出すという内容になっている。メインとなるのは、品川〜上野、浅草までの路線。

 昭和四十四年当時の様子も、大正時代から戦前、戦後すぐの思い出も、興味深い。特に都電が好き、という人でなくとも、昔の東京の様子に興味がある人にとっては面白く読めるだろう。

 俺も、もっと色々なところへ都電で行ってみたかった。物心ついた頃には、都電荒川線(三ノ輪橋〜早稲田)しかなかったからなあ。
━━━━━━━━━━━━
●気になる本
 古道具ニコニコ堂は、作家長嶋有(=コラムニストブルボン小林)氏の御父様の経営する古道具屋。下の『古道具ニコニコ堂のなんとなくコレクション』は、ニコニコ堂に集まった道具を紹介した本。長嶋有氏のメールマガジンによると、オールカラーとのことです。
 おお。気になる。

オンライン書店ビーケーワン:古道具ニコニコ堂のなんとなくコレクション・長嶋 康郎著『古道具ニコニコ堂のなんとなくコレクション』(2006.7,新紀元社)
「東京・恋ヶ窪の名物古道具店「ニコニコ堂」。集まった道具のなかから、店主自らの愛着深い品々をエッセイとともに紹介する。洗った百円札、牛乳瓶のフタ、地球ゴマ、塗ったおじぞうさん…。ちょっと風変わりな古道具が満載」(オンライン書店bk1の紹介文)

 以前、下の『古道具ニコニコ堂です』を読みましたが、なんともいえないユーモアがあって、面白かったなあ。息子の有氏のエッセイと、御父様の康郎氏には、共通する面白さを感じた。やっぱり親子なんだなあ。

オンライン書店ビーケーワン:古道具ニコニコ堂です・長嶋 康郎著『古道具ニコニコ堂です』(2004.6,河出書房新社)
「東京・国分寺名物の古道具「ニコニコ堂」。狭い間口から中を覗くと、由緒がありそうな、なさそうなモノが店いっぱいにあふれている。古道具を売る人、買う人、ただ見る人、通りがかりの人のなんともおかしなエピソード」(オンライン書店bk1の紹介文)

オンライン書店ビーケーワン:ニコニコ通信・長嶋 康郎著『ニコニコ通信』(2005.8,アセテート)
「古道具屋の日常を十数年にわたり書き綴った不定期刊行物『ニコニコ通信』の完全復刻版。著者による手書原稿を通信そのままの形で掲載。著名人を含む愛読者たちのコメントを収録。古物をめぐる様々な人間模様が活写されている」(オンライン書店bk1の紹介文)

(参考)
・古道具ニコニコ堂
http://homepage.mac.com/soranet/niconico/"


・長嶋有公式サイト
http://www.n-yu.com/

━━━━━━━━━━━━
●読み終えた本

━━━━━━━━━━━━
●買った本
2006.07.03(月)購入本
【新刊】
■定期購読雑誌
GAME SIDE (ゲームサイド) 2006年 08月号 [雑誌]

マイクロマガジン社 (2006/07/03)

公式サイト:http://www.microgroup.co.jp/gs/

 元々『ユーゲー』という名前だった雑誌が、タイトルも新たにリニューアル。懐かしいゲームと、地味ながら名作ゲームを紹介する雑誌です。
 編集者はこれまでどおりで、内容も新コーナーなどは始まっているものの、雰囲気はそれほど大きくは変わっていないので、いい意味でこれまでどおりと言った感じです。

 特集は「プレイステーション10年史」。初代プレイステーションの特集。
━━━━━━━━━━━━
●木の葉燃朗のサイト:本の話と小説と、身辺雑記のページ:がらくた放送局
モバイル用 
target=_blank >http://www.h5.dion.ne.jp/~garakuta/m
 携帯電話にURLをメールで送る(メールソフトが起動します)

●コラムは毎日更新しています。以前の分は下の[ バックナンバー ]からどうぞ。



2006年7月5日(水)

━━━━━━━━━━━━
※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
━━━━━━━━━━━━
●読んでいる本
オンライン書店ビーケーワン:ちんちん電車・獅子 文六著『ちんちん電車』(2006.4,河出文庫)
 関川夏央氏の解説によれば、獅子文六氏が「一九六六(昭和四十四)年、七十三歳となる年」(p.188)に書かれた文章とのこと。
━━━━━━━━━━━━
●気になる本
 知人のイラストレーターであり絵本作家であるたごもりのりこさんの新刊が出ました。この「ばけばけ町」は前の2冊も持っているのですが、内容も面白くて、かつ自分自身が物語をつくることがしたくなる。
 ということで、新刊も気になります。また、たごもりさんのサイトは下記のとおりです。

・たご舎 http://tagoya.org/

オンライン書店ビーケーワン:ばけばけ町でどろんちゅう・たごもり のりこ作・絵『ばけばけ町でどろんちゅう』(2006.6,岩崎書店)
「ばけばけ町の噂のどろぼう、どろんちゅうのすけ。けんちゃんのお母さんの作った、おいしいチーズケーキがヤツに狙われて…。不思議で楽しい、おばけの町の絵本」(オンライン書店bk1の紹介文)

オンライン書店ビーケーワン:ばけばけ町へおひっこし・たごもり のりこ作・絵『ばけばけ町へおひっこし』(2004.5,岩崎書店)
「けんちゃんとお父さん、お母さんは、ばけばけ町へおひっこしすることになりました。ところが、この町はちょっとへんてこな町なんです…。ふしぎいっぱいのたのしい絵本」(オンライン書店bk1の紹介文)

オンライン書店ビーケーワン:ばけばけ町のべろろんまつり・たごもり のりこ作・絵『ばけばけ町のべろろんまつり』(2005.3,岩崎書店)
「夏の日、ばけばけ町のあんぐり地蔵さまが、べろろんっとお口をあけて、お供えものを食べたら、年に1度の「べろろんまつり」のはじまりです。けんちゃんととらこちゃんは、ゆかたに着がえてお祭りへでかけました」(オンライン書店bk1の紹介文)

オンライン書店ビーケーワン:とうふこぞうとなっとうむすめ・たごもり のりこ作 絵『とうふこぞうとなっとうむすめ』(2006.1,教育画劇)
「「とうふとなっとうをくださいな」 ななちゃんがお買い物をしていると、とうふこぞうがやってきました。そしてななちゃんは…。いろいろな食べ物の成り立ちが紙芝居で学べるシリーズ」(オンライン書店bk1の紹介文)

オンライン書店ビーケーワン:なぞなぞごてん・もとした いづみ作 / 新沢 としひこ作 / たごもり のりこ絵『なぞなぞごてん』(2005.7,鈴木出版)
「1日1問、1年中なぞなぞ三昧。「どんなにどんなに食べたくても、昼や夜には食べられない。お姫様でも食べられない。はてなんざえもん?」 シナリオとペープサートの型紙つきで、お楽しみ会でも使えます」(オンライン書店bk1の紹介文)
━━━━━━━━━━━━
●買った本
2006.07.05(水) 購入本
【新刊】
・雑誌『テレビブロス』(東京ニュース通信社)

 特集や主な記事は下記のとおり。

■'06夏 博多華丸Presents 新ドラマアタック25
デジキューブ ベストセレクション パネルクイズ アタック25
デジキューブ (2003/03/27)
売り上げランキング: 4,918


■6人の放送作家と1人の千原ジュニアたち
 千原ジュニアと高須光聖・樋口卓治・中野俊成・都築浩・鈴木おさむ・宮藤官九郎との座談会。下記DVDの発売記念。
6人の放送作家と1人の千原ジュニア
アール・アンド・シー (2006/07/19)


■これでいいのか! 最終回(ドラマ最終回批評)

■FUJI ROCK FESTIVAL'06 10th Anniversary
 久保憲司インタビュー、ザ・キングトーンズインタビュー、など。
オンライン書店ビーケーワン:ロックの神様・久保 憲司著『ロックの神様』(2004.4,マーブルトロン)
「80年代に十代で単身渡英し、フォトグラファーとしてロックの最前線を体験してきた著者が、新しい音楽の動きと、そこから感じる時代の変化について綴ったメッセージ集。「リキッドルーム」のフリーペーパー連載をまとめる」(オンライン書店bk1の紹介文)

COMPLETE COLLECTION
COMPLETE COLLECTION
posted with amazlet on 06.07.05
ザ・キング・トーンズ
ポリドール (2001/07/25)
売り上げランキング: 16,388


オンライン書店ビーケーワン:やるかFuji Rock・日高 正博著『やるかFuji Rock』(2003.7,阪急コミュニケーションズ)
「天神山、豊洲、苗場と動き続けたフジロック・フェスティバル。伝説の97年から7年。フェスティバルへの熱き思い、アーティストブッキング秘話など、さまざまなエピソードをフェスティバル主催者である著者がはじめて語る」(オンライン書店bk1の紹介文)

オンライン書店ビーケーワン:Fuji rock 1997−2001・『Fuji rock 1997−2001』(2001.10,スマッシュ)
「台風直撃で2日目中止になった伝説の第1回から史上最高の動員を記録した5回目まで−。フジ・ロックフェスティバルの全て。収録アーティスト100組以上、会場風景やオーディエンスも満載のフジ・ロック完全ドキュメント」(オンライン書店bk1の紹介文)

・「FNS地球特捜隊ダイバスター」小特集(1ページ)
FNS地球特捜隊ダイバスター
ポニーキャニオン (2006/07/14)

━━━━━━━━━━━━
●読み終えた本

━━━━━━━━━━━━
●木の葉燃朗のサイト:本の話と小説と、身辺雑記のページ:がらくた放送局
モバイル用 
target=_blank >http://www.h5.dion.ne.jp/~garakuta/m
 携帯電話にURLをメールで送る(メールソフトが起動します)

●コラムは毎日更新しています。以前の分は下の[ バックナンバー ]からどうぞ。



2006年7月6日(木)

━━━━━━━━━━━━
※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
━━━━━━━━━━━━
●読んでいる本
オンライン書店ビーケーワン:ちんちん電車・獅子 文六著『ちんちん電車』(2006.4,河出文庫)
 関川夏央氏の解説によれば、獅子文六氏が「一九六六(昭和四十四)年、七十三歳となる年」(p.188)に書かれた文章とのこと。

 1893(明治26)年生まれの獅子文六氏が、1966年(昭和44年)の東京を描き、思うところを述べている。当時の東京は、獅子文六氏にとっては変わり行く、新しい東京なわけです。
 それは例えば、日本橋が「大変なことになったもので、単に高速道路の下になったぐらいの事態では、ないのである。橋がどこかへ、見えなくなったのである」(p.95)とか、神田について「よくまあ、こんなに電機屋さんばかり、集まったものだと思う」(p.114)とか。
 ちなみにここでいう「神田」は、今の秋葉原電気街を指すのだが、当時の感覚としては、「万世橋」、「神田須田町」という呼び名の方が一般的だったのかもしれない。秋葉原の電気街は、現在も正式な地名は「千代田区外神田」ですから。

 しかし、獅子文六氏にとって新しい、そして必ずしも好ましくない風景が、俺にとっては生まれる前からあるものである。そして、見たことがない風景だったり、子どもの頃に見た懐かしい風景だったり、今でも当たり前の風景だったりする。

 このギャップというのが、読んでいてなんだか面白い。本を読んで、本の中と今読んでいる自分の時間の差を感じることはあるが、久々にその時間の差が印象的な本。
━━━━━━━━━━━━
●気になる本
 俺はこう見えてもデザインには興味があって、時々展覧会を見に行ったり、書店で気になる本を眺めたりしているのですが、いかんせんこの分野をちゃんと勉強したことがない。学生自体もアート・デザイン関連の講義はほとんど受けたことがないしなあ。
 だから、下のような本は気になります。「バウハウス」、「ロシア構成主義」、「ポップアート」、「ポストモダニズム」なんて言葉を見るだけでわくわくする。しかも図版や写真も多数のようです。
 うむ、気になる

オンライン書店ビーケーワン:WHAT IS MODERN DESIGN?・Lakshmi Bhaskaran著 / 山田 聡子訳 / バベル訳『WHAT IS MODERN DESIGN?』(2006.4,ビー・エヌ・エヌ新社)
「アーツ・アンド・クラフツ運動、バウハウス、ロシア構成主義、ポップアート、アンチデザイン、ポストモダニズムなど20世紀の代表的ムーブメントを紹介。新しい視点でデザイン史を学ぶ一冊」(オンライン書店bk1の紹介文)
 出版社のサイトからも紹介文と目次を引用しますね。

=== http://www.bnn.co.jp/books/archives/2006/04/what_is_modern.htmlより引用 ===
本書では、アーツ・アンド・クラフツ運動を初めとする、20世紀を代表する40もの歴史的なムーブメントやスタイルが、その頃、どのように発展していったかというデザイン史の解説と共に、それらが現代のデザインにどのように生かされているのかという点についても、写真や図版を挙げグラフィカルに説明しています。デザイン史を学ぶ上での資料としての価値はもちろんのこと、21世紀のデザインを理解するためのガイドとしても役立つ1冊です

目次:

はじめに

年表
 ムーブメントとスタイル
 デザイン
 デザイナー
 出来事

ムーブメントとスタイル
 アーツ・アンド・クラフツ運動
 審美主義
 ジャポニズム
 アール・ヌーヴォー
 モダニズム
 ボザール
 ユーゲントシュティール
 ミッション・スタイル
 分離派
 ウィーン工房
 ドイツ工作連盟
 未来派
 アール・デコ
 チェコ・キュビズム
 ヴォーティシズム
 ダダイズム
 デ・スティル
 バウハウス
 モダン
 構成主義
 シュールレアリスム
 機能主義
 流線形
 オーガニック・デザイン
 インターナショナル・スタイル
 ビオモーフィズム
 スカンジナビアン・モダン
 コンテンポラリー・スタイル
 スイス派
 ポップ・アート
 スペース・エイジ
 オプ・アート
 アンチデザイン
 ミニマリズム
 ハイテク
 ポストインダストリアリズム
 ポストモダニズム
 カリフォルニア・ニューウェイヴ
 メンフィス
 脱構築主義

付録
 作品所蔵
 参考文献
 図版一覧

=== 引用終わり ===

 また、シリーズとして下記の2冊も出ているとのこと。こちらも気になる

オンライン書店ビーケーワン:What is graphic design?・Quentin Newark著 / 郷司 陽子訳 / 栗原 明則訳 / 高田 素子訳『What is graphic design?』(2003.10,ビー・エヌ・エヌ新社)
「グラフィックデザイナーとは何か? 政治的思想としてのスタイルとは? デザインは広告と同じか? ヴィジュアルに託された世界の俊英達のメッセージを収録した、ベストセラーデザイン論考」(オンライン書店bk1の紹介文)」(オンライン書店bk1の紹介文)
「グラフィックデザインを考える。 ヴィジュアルに託された、世界の俊英たちのメッセージを読み解きます。本書は世界7ヶ国語で出版されたベストセラーデザイン論考書となります。グラフィックデザインとは何か? を著名デザイナーの言葉や作品から紐解きます。マーシャル・マクルーハンからグルーヴィジョンズまで、その思想や仕事から考えてゆきます」(出版社紹介ページhttp://www.bnn.co.jp/books/archives/2004/01/what_is_graphic_1.htmlの紹介分)

オンライン書店ビーケーワン:What is packaging design?・Giles Calver著 / 井上 広美訳 / バベル訳『What is packaging design?』(2004.3,ビー・エヌ・エヌ新社)
「そのパッケージには理由がある。先進諸国の厳しい市場競争に勝ち残った200点強のプロダクツを実例に、差別化要因の分析から陳列・環境への配慮まで製品パッケージを深く考察。ブランド開発〜デザインワークの本格解説書」(オンライン書店bk1の紹介文)
「本書は、現在も好評を博している前作“WHAT IS GRAPHIC DESIGN?”のシリーズ2作目となります。前作同様に全頁フルカラー仕様で、パッケージデザインについて構造デザインや陳列法、マーケティングミックス、環境配慮など多方面 からアプローチを行い検証していきます。なぜ、あの商品はそのパッケージであるのか?を実例約200点をあげながら解説します」(出版社紹介ページhttp://www.bnn.co.jp/books/archives/2004/03/what_is_packagi_1.htmlの紹介文)

・BNN(出版社公式サイト)

━━━━━━━━━━━━
●買った本

━━━━━━━━━━━━
●読み終えた本

━━━━━━━━━━━━
●木の葉燃朗のサイト:本の話と小説と、身辺雑記のページ:がらくた放送局
モバイル用 
target=_blank >http://www.h5.dion.ne.jp/~garakuta/m
 携帯電話にURLをメールで送る(メールソフトが起動します)

●コラムは毎日更新しています。以前の分は下の[ バックナンバー ]からどうぞ。



2006年7月7日(金)
タワーレコード渋谷店で「のこ いのこ」インストアライブ(7月8日(土)14:00-)! 

 「のこ いのこ」さんの初のベストアルバムが、6月21日に発売されていて、話題になっています。
 「のこ いのこ」さんと聞いて、どのくらいの世代までピンと来るか分かりませんが、俺はめちゃめちゃピンと来る世代です(1977年生まれ)。
 それは例えば、テレビ番組『ひらけ! ポンキッキ』で聴いた、「まるさんかくしかく」、「はたらくくるま」、「パタパタママ」などの曲であり、「オノデン」、「カップスター」などのCMソングであり、その独特の歌声は印象的で、いずれも今でも歌えます。
 その「のこ いのこ」さんのベストアルバム、これは欲しいわあ。

 そして、なんと7月8日(土)、14:00から、タワーレコード渋谷店でインストアライブが行われます。おお、すげえ! 本人が歌う姿をライブで見ることができます。思えば、ご本人の実物はおろか、写真も拝見したことがない。いったいどんな人なのか?
 当日休みなので、行く予定です。

(参考)
・@Victor Entertainment(発売元)作品紹介ページ
http://www.jvcmusic.co.jp/-/Discography/A008375/-.html
・CD Jounal記事
http://www.cdjournal.com/main/news/news.php?nno=11793
・TOWER RECORDS>インストアイベント
http://www.towerrecords.jp/store/instore.html

のこいのこ大全
のこいのこ大全
posted with amazlet on 06.07.01
のこいのこ
ビクターエンタテインメント (2006/06/21)

収録曲(http://www.jvcmusic.co.jp/-/Discography/A008375/-.htmlより引用)
1 ヤセタンとコロンタン
2 パタパタママ
3 オノデンボーヤCMソング
4 めくる のせる たべる ボーデンチーズ
5 エバラ焼肉のたれ「今日は焼肉デー」
6 緑屋
7 中央自動車工業「パームエアーロータリー」
8 味の素マリーナ
9 のんびりとメルシャン
10 せんば子狸まんじゅう
11 コメッコ
12 グリコ「カプリソーネ」
13 ヤマギワ住まいの灯りフェア
14 任天堂「シャルマントランプ」
15 ナショナルエアコンクール&クール
16 サントリーレッド
17 ハートのある機械です
18 旭食品
19 わたしとあなたの間に
20 まるさんかくしかく
21 森永スコッチパイ
22 大正製薬パブロン
23 ドッドウェル「チャム」
24 サンヨーファンヒーター
25 サクラクーピー
26 味の素プチマリーナ
27 セイカノート プロペラジャグラー
28 資生堂メイクアップファンデーション  卵のお顔
29 資生堂メイクアップファンデーション  お料理上手
30 資生堂メイクアップファンデーション  三ツ指ついて
31 レゴ レゴ レーゴ
32 やさしさを忘れず旭タクシー
33 森永ヨーグルトなかよし
34 SSK オードブルツナ
35 カネボウ モグ
36 味の素マヨネーズ
37 苺の花嫁さん
38 平和な日曜日 幸せをプレゼント
39 お誕生日おめでとう
40 カネボウアイス A
41 カネボウアイス B
42 カネボウ ブーガムランデブー
43 片岡物産バンホーテンココア
44 セノー ポポーン
45 はたらくくるま
46 ニッカサラダ油
47 三菱ふとん乾燥機ほすべえ
48 武田製薬プラッシー
49 サンヨー食品カップスター
50 吉忠ロマン
51 浅草玩具ミロゲーム
52 ハクキンカイロ
53 日本ペイント自分のことは自分でしよう
54 ハウス豆乳SOY200
55 アダム氏とイヴちゃん
56 タカラ パットちゃん
57 味の素ハイミー
58 旭化成セルセル
59 お月さまの願い
60 今ここに
61 きのう きょう あした
62 トイレにねっ!

━━━━━━━━━━━━
※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
━━━━━━━━━━━━
●読み終えた本
オンライン書店ビーケーワン:ちんちん電車・獅子 文六著『ちんちん電車』(2006.4,河出文庫)
━━━━━━━━━━━━
●気になる本
 海野弘氏の名前は色々な人の文章で目にするのだが、実は本を読んだことがない。下の本、気になるので、これを期に読んでみようかなあ。

オンライン書店ビーケーワン:海野弘本を旅する・海野 弘著『海野弘本を旅する』(2006.4,ポプラ社)
「本の中を歩き回って旅し、世界を本のように読みたい−。ベンヤミン、バルト、バシュラール、夏目漱石、池波正太郎、滝沢馬琴…。博覧強記の著者が初めてあかす、読書遍歴。書き下ろしと、単行本未収録の文章をまとめる」(オンライン書店bk1の紹介文)

 下の、都市に関する著作も気になります。

オンライン書店ビーケーワン:私の東京風景・海野 弘著『私の東京風景』(2006.1,右文書院)
「歩く人・海野弘が見た、私的東京風景。単行本未収録の文章による東京論を集成。第1巻は、江戸から現代までをあつかいながら、青春時代との関わりをちりばめた「私の東京風景」などを収録」(オンライン書店bk1の紹介文)

オンライン書店ビーケーワン:都市風景の発見・海野 弘著『都市風景の発見』(2006.7,右文書院)
「清水登之、村山知義、藤牧義夫…。「都市風景」の表現者たちのポートレートなど、日本の「1920〜30年代」美術を論じる名著の復活。都市のアンダーワールドを辿る、見る人・海野弘の真骨頂というべき一冊」(オンライン書店bk1の紹介文)
━━━━━━━━━━━━
●読んでいる本

━━━━━━━━━━━━
●買った本

━━━━━━━━━━━━
●木の葉燃朗のサイト:本の話と小説と、身辺雑記のページ:がらくた放送局
モバイル用 
target=_blank >http://www.h5.dion.ne.jp/~garakuta/m
 携帯電話にURLをメールで送る(メールソフトが起動します)

●コラムは毎日更新しています。以前の分は下の[ バックナンバー ]からどうぞ。



2006年7月8日(土)
渋谷でのこいのこさんのインストアライブを、原宿で倉橋ヨエコさんのライブを見てくる。

 今日のことを簡単に書いておきます。



 14:00〜、タワーレコード渋谷店で行われたのこいのこさんのライブに行ってきました。
 子どもの頃から聴き慣れた歌・声をライブで聴けたというのは、感動もの。「わあ、ご本人!」という興奮を覚えたライブというのは、久々だったなあ。
 披露されたのは下記5曲。

1.オノデンボーヤCMソング
2.はたらくくるま
3.まるさんかくしかく
4.パタパタママ
5.ヤセタンとコロンタン(アコースティック・弾き語り)

 CDも購入して、サイン会にも参加。CD、しばらくヘビーローテーションで聴きたいと思います。

のこいのこ大全
のこいのこ大全
posted with amazlet on 06.07.01
のこいのこ
ビクターエンタテインメント (2006/06/21)


 のこいのこさんの話は、下記の記事でも書いていますので、興味のある方はぜひご覧ください。

060707-02 タワーレコード渋谷店で「のこ いのこ」インストアライブ(7月8日(土)14:00-)! 気になる!
http://blogs.dion.ne.jp/konohamoero/archives/3714225.html



 その後、18:00〜、原宿のアストロホールで行われたイべント「WA vol.2」へ行く。ステージではパフォーマンスを、フロアでは和物の販売を行うイベント。
 ステージの出演者は下記のとおり。

・弾き語りライブ:倉橋ヨエコ(Pf&Vo)
・和太鼓演奏:小泉謙一
・活弁:活弁士 坂本頼光
・金魚絵ライブペインティング:金魚絵師 深堀隆介

 個人的なお目当ては倉橋ヨエコさんでしたが、イベント全体として楽しめました。坂本頼光さんの活弁は、詳しくは書けないのですが、すごく面白かった。
 ヨエコさんのセットリストをご紹介。

[ 倉橋ヨエコ:Vo.&Key.](本日はソロでのキーボード弾き語りでした)
1.はないちもんめ
2.線を書く
3.卵とじ
MC
4.ラジオ
5.部屋と幻
MC
6.夏
MC
7.流星
8.束京
MC
9.楯
アンコール
MC
10.白い旗

 詳しくは、倉橋ヨエコさんの話題専門のもうひとつのブログに書きましたので、こちらもどうぞ。

・いちファンによる倉橋ヨエコ応援ブログ>■ライブセットリスト「WA vol.2」2006.7.8@原宿アストロホール
http://blog.goo.ne.jp/yoekofan/e/2ca78a9ec0f375fa51d25d8f753b444c

ただいま
ただいま
posted with amazlet on 06.07.08
倉橋ヨエコ
Babestar/ビクターエンタテインメント (2005/12/16)


御中元
御中元
posted with amazlet on 06.06.08
倉橋ヨエコ ビクターエンタテインメント (2006/07/26)

(VICB-60016):1. 夏(新曲)/2. ラジオ/3. 追跡(新曲?)/4. 東京/5. 部屋と幻/6. 楯



 実は色々買い物もしているのですが(7/7も買い物しているのです)、事情があって時間がなくて、紹介は後日にします。
━━━━━━━━━━━━
※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
━━━━━━━━━━━━
●読んでいる本
GAME SIDE (ゲームサイド) 2006年 08月号 [雑誌]

マイクロマガジン社 (2006/07/03)

公式サイト:http://www.microgroup.co.jp/gs/
 懐かしいゲームと、目立たないながらも名作の現在のゲームを紹介する雑誌です。

━━━━━━━━━━━━
●読み終えた本

━━━━━━━━━━━━
●気になる本
 明治時代に野球の害毒を巡って論争が起きたことは、横田氏の他の明治研究・古本研究の著作で読んだ記憶がある。新渡戸稲造が野球反対、押川春浪が野球推進に、それぞれいたという。
 このテーマを掘り下げて書かれたのが下記の本。現在の日本野球には興味がない俺ですが、この本は気になる。

・横田 順彌編著『嗚呼!!明治の日本野球』(2006.5,平凡社)
オンライン書店ビーケーワン:嗚呼!!明治の日本野球

「新聞紙上で闘われた奇妙奇天烈な野球害毒論争。19年間に及ぶ早慶戦中止にまで発展した応援合戦事件等、明治時代に起こった野球騒動の文献を復刻しつつ、平成の野球問題解決のヒントを探る異色の野球史」(オンライン書店bk1の紹介文)
 「Webcat Plus」のデータページから目次を引用します。
=== http://webcatplus-equal.nii.ac.jp/libportal/DocDetail?txt_docid=NCID%3ABA76745147 より引用 ===
1 僕らの野球時代
2 競技中止事件 一高対慶応
3 野球界大怪事早慶紛争回顧録
4 野球とその害毒
5 野球と学生(野球と学生;学生界のために弁ず;野球は実際的修身科なり;野球について父兄に告ぐ)

=== 引用終わり ===

 ちなみに俺がそのエピソードを知ったのは、下記の『探書記』です(この本は横田氏が明治時代の冒険小説・スポーツ・世相風俗に関する本を買い、読む記録を書いた内容です)。また『熱血児押川春浪 野球害毒論と新渡戸稲造』という著作もありますが、残念ながら現在はどちらも品切れのようです。

オンライン書店ビーケーワン:探書記・横田 順彌著『探書記』(1992.12,本の雑誌社)


オンライン書店ビーケーワン:熱血児押川春浪・横田 順彌著『熱血児押川春浪 野球害毒論と新渡戸稲造』(1991.12,三一書房)
「」(オンライン書店bk1の紹介文)

(参考)
 新渡戸稲造といえばかつての五千円札。だけでなく、『武士道』ですね。
オンライン書店ビーケーワン:武士道・新渡戸 稲造著 / 矢内原 忠雄訳『武士道』(1984,岩波書店)

 押川春浪は明治時代の冒険小説家。のみならず、雑誌「冒険世界」・「武侠世界」などの主筆、スポーツなどを通じた社交団体「天狗倶楽部」の主宰などで知られている。詳しくは横田氏の明治関連の著作を読んでいただくと、更によく分かります。

オンライン書店ビーケーワン:明治探偵冒険小説集 3・『明治探偵冒険小説集 3 押川春浪集』(2005.6,ちくま文庫)


オンライン書店ビーケーワン:少年小説大系 第2巻・『少年小説大系 第2巻 押川春浪集』(1987.10,三一書房)
━━━━━━━━━━━━
●買った本

━━━━━━━━━━━━
●木の葉燃朗のサイト:本の話と小説と、身辺雑記のページ:がらくた放送局
モバイル用 
target=_blank >http://www.h5.dion.ne.jp/~garakuta/m
 携帯電話にURLをメールで送る(メールソフトが起動します)

●コラムは毎日更新しています。以前の分は下の[ バックナンバー ]からどうぞ。



2006年7月9日(日)
雑誌『Pen 7/15号』の文房具特集を買って、また色々「文房具本」が気になる。

━━━━━━━━━━━
※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
━━━━━━━━━━━━
●買った本
2006.07.07(金) 購入本
【新刊】
■ヴィレッジヴァンガード お茶の水店にて

・雑誌『Pen 7/15号』(阪急コミュニケーションズ)
(Fujisan.co.jp)


 特集は「使うほどに楽しくなる! スタイルのある文房具を選べ。」と「日常を心地よく過ごすために、男のヒーリング・アロマ」。
 俺のお目当ては文房具の特集。

 他にも文房具関係の本が多数並んでいて、気になったのですが、とりあえず『Pen』を購入。雑誌はその場で買わないと、後からはなかなか手に入りにくいからね。

(参考)阪急コミュニケーションズ>『Pen』公式サイト
http://pen.hankyu-com.co.jp/



 気になった文房具本、紹介しておきましょう。

オンライン書店ビーケーワン:文房具と旅をしよう・寺村 栄次著、デザイン / 浅井 良子著、デザイン『文房具と旅をしよう』(2001.10,ブルース・インターアクションズ)
「文房具好きの2人が、まだ見たことのない文房具を探しに北欧・ヨーロッパを旅した時に書きとめた日記のような、旅行ガイドのような1冊。エルコの紙製品、ダイモ、スーパーマーケットのビニール袋などを写真で紹介」(オンライン書店bk1の紹介文)

オンライン書店ビーケーワン:頑張る日本の文房具・「シリーズ知・静・遊・具」編集部編『頑張る日本の文房具』(2006.6,ロコモーションパブリッシング)
「ニッポンの文具は、やっぱりすごかった。そこにはハイテクと職人技と情熱があった。TOMBOWのデザインコレクション、MAXのホッチキスなど、全23メーカーを総力取材し、実力派ステーショナリーのすべてを紹介」(オンライン書店bk1の紹介文)

オンライン書店ビーケーワン:店員さんがすすめる良品ステーショナリー・「シリーズ知・静・遊・具」編集部編『店員さんがすすめる良品ステーショナリー』(2005.8,ロコモーションパブリッシング)
「ステーショナリーを扱う老舗やセレクトショップのスタッフが、文具ファンのために素敵な宝物を選ぶ。書く、綴る、整理する、使う、癒されるの5つのパートに分けて、オールカラーで紹介する」(オンライン書店bk1の紹介文)

オンライン書店ビーケーワン:Stationery wonderland・『Stationery wonderland』(2004.10,プチグラパブリッシング)
「創業100周年を迎える銀座の文具店「伊東屋」のオフィシャルブック。伊東屋に並ぶ逸品をヴィジュアルに紹介し、その魅力に迫る。社長の貴重なインタビューも掲載」(オンライン書店bk1の紹介文)

オンライン書店ビーケーワン:究極の文房具カタログ マストアイテム編・高畑 正幸著『究極の文房具カタログ マストアイテム編』(2006.2,ロコモーションパブリッシング)
「「優れた文房具」とは何か。文房具が「優れている」とはどういうことなのか−。テレビ東京系列「TVチャンピオン」で「全国文房具通選手権」3連覇中の文具王が、道具の本質を鋭く抉ったエキサイティングな文具読本」(オンライン書店bk1の紹介文)
━━━━━━━━━━━━
●気になる本
 先日書店で現物を立ち読みして、ちょっと興味を惹かれました。この設定が面白そうだなあ。
 草上氏の本は、学生の頃に『こちらITT』という短編集を読んだなあ。

オンライン書店ビーケーワン:文章探偵★草上 仁著『文章探偵』(2006.5,早川書房)
「錯綜する叙述、入れ替わる視点、真実を語っているのは誰だ? 謎が謎をはらむ、スリリングな展開。読者を欺く要素を満載して、短篇小説の妙手がしかける本格ミステリ」(オンライン書店bk1の紹介文)
「中堅ミステリ作家・左創作は、文章からそれを書いた人間をプロファイルする文章探偵である。彼は、審査を務める新人賞に応募された作品の中に、自分が講師をしている創作講座の生徒のものらしき作品を発見する。しかしその作品内容に酷似した殺人事件が起こり、左は文章プロファイリングを開始する。真実を述べているのは誰か? 謎が謎をはらむ、スリリングな展開! 妙手、草上仁がしかける本格ミステリ」(出版社の紹介ページhttp://www.hayakawa-online.co.jp/product/books/123940.htmlの紹介文)

オンライン書店ビーケーワン:こちらITT・草上 仁著『こちらITT』(1987.8,早川書房)

━━━━━━━━━━━━
●読んでいる本
GAME SIDE (ゲームサイド) 2006年 08月号 [雑誌]

マイクロマガジン社 (2006/07/03)

公式サイト:http://www.microgroup.co.jp/gs/
 懐かしいゲームと、目立たないながらも名作の現在のゲームを紹介する雑誌です。

━━━━━━━━━━━━
●読み終えた本

━━━━━━━━━━━━
●木の葉燃朗のサイト:本の話と小説と、身辺雑記のページ:がらくた放送局
モバイル用 
target=_blank >http://www.h5.dion.ne.jp/~garakuta/m
 携帯電話にURLをメールで送る(メールソフトが起動します)

●コラムは毎日更新しています。以前の分は下の[ バックナンバー ]からどうぞ。



2006年7月10日(月)
なっつかしいわー、「ゴールドライタン」

 かつて、というのは1981年〜1982年、『黄金戦士ゴールドライタン』というテレビアニメがあった。俺も全部を見た記憶はないのだが、主人公のメカは印象に残っている。

 なぜなら、「ライターが変形するロボット」が主人公だから。ライターという、本来なら子どもが持つべきもんじゃないアイテムが正義の主人公に変形するのが、強烈に印象に残っている。
 当然おもちゃも発売されたが、それを持つのが「いいのかな?」と子ども心に思ったのを覚えている。変形前の見た目は、いわゆる金属型のライターだったので。

 なぜこんな話が出てきたかというと、この「ゴールドライタン」のフィギュアが復刻して発売されるからなんですねえ。

・バンダイ>プレスリリース
http://www.bandai.co.jp/releases/J2006050801.html


 7月の発売を予定とのことですが、もう発売されているのかな? 買うかどうかは置いておいて、懐かしくて気になるなあ。

超合金魂 GX-32 ゴールドライタン
バンダイ (2006/07/25)


 ちなみに、アニメのDVDも発売されています。

黄金戦士ゴールドライタン DVD-BOX 1
ジェネオン エンタテインメント (2001/09/21)
売り上げランキング: 29,217


黄金戦士ゴールドライタン DVD-BOX 2
ジェネオン エンタテインメント (2001/12/21)
売り上げランキング: 61,647

━━━━━━━━━━━━
※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
━━━━━━━━━━━━
●買った本
 吾妻ひでお氏のマンガを三冊購入しましたので紹介します。

2006.07.08(土)購入本
【新刊】
■ブックファースト 渋谷店にて

オンライン書店ビーケーワン:うつうつひでお日記・吾妻 ひでお〔画〕『うつうつひでお日記』(2006.7,角川書店)
 2004年7月〜2005年2月までの日記マンガ。2004年の7月から8月にかけては『産直あづまマガジン増刊 うつうつひでお日記』(2004年,アズママガジン社)という同人誌として発売されていて、俺はこの本は持っています。それ以降の分は、角川書店の雑誌『Comic 新現実』、『コンプエース』に掲載されたもの。
 ちょうど、『失踪日記』が出る(2005年3月)前、いわば「吾妻ひでお復活前夜」の日々です。とはいえ、それほど劇的な話はなく、仕事のスケジュールを進めつつ、ご飯を食べ図書館で本を借りて読みテレビ(お笑いとか格闘技とか)を見るような日々。
 でも、ちょっと読んだだけでも非常に面白い。

スクラップ学園 天真爛漫編
吾妻 ひでお
秋田書店 (2006/05)

 元は1981年1月〜1983年6月、秋田書店『月刊プレイコミック』に連載されていた作品。俺は元の作品は読んだことがないのですが、おそらく傑作選のような感じでいくつかの話を選んでまとめたものでしょう。
 コンビニエンスストア向けに流通される廉価版のコミックです。でも、ブックファーストの渋谷店では売っていました。また、Amazon.co.jpでも購入できます。
 不条理なギャグとかわいらしいキャラクターという、吾妻氏らしい雰囲気。読むのが楽しみ。

2006.07.09(日)購入本
【新刊】
■オンライン書店bk1 より

オンライン書店ビーケーワン:ときめきアリス・吾妻 ひでお著『ときめきアリス』(2006.6,チクマ秀版社)
「吾妻版アリス・ワンダーランド。かわいい女の子が不思議な体験をする、ちょっとHな物語。ボーナストラックとして、「少女」をモチーフとしたカラーイラスト集を収録。山本直樹による特別解説書き下ろしも掲載」(オンライン書店bk1の紹介文)
 1984年・1985年に発表された作品をまとめた本。吾妻氏書下ろしのあとがきマンガによると「昔双葉社で出したものの再刊でちょっとおまけがついています」(p.204)とのこと。
 内容は、同じくあとがきから「判りやすい/メジャーなもので/行こうと模索してました/かわいい女の子と/Hをガンガン入れて/よし!これで受けると思って/たんですが/読み返してみたら/わけわからん変な話/ばっか」(p.204)とのこと。
 たしかに、ちょっと読んでみた印象では、シュールと美少女とちょっぴりHという感じ。

・チクマ秀版社>LEGEND ARCHIVES>吾妻ひでお
http://www.chikuma-shuhan.co.jp/books/special/l-a/azuma.html

・吾妻ひでお公式サイト
http://azumahideo.nobody.jp/
━━━━━━━━━━━━
●気になる本
 先日『スーツ男子』という本が出たときに、「前にメガネ女性の本が出たように、今度も『スーツ女性』の写真集が出るのかなあ」と思ったのですが、出たのは「メガネ女性」の写真集パート2でした。
 これはこれで、大変よろしい(誰だ俺は)。

オンライン書店ビーケーワン:ビジョメガネ 2・『ビジョメガネ 2』(2006.6,ソニー・マガジンズ)
 登場しているのは下記のみなさんです。
小野真弓/夏帆/香里奈/工藤里紗/小向美奈子/浜田翔子/堀北真希/森下千里/安めぐみ/吉岡美穂/若槻千夏
 おお! 堀北真希! 森下千里! 吉岡美穂! 小向美奈子! みな、メガネ!
 気になります。

 ちなみに第一弾は下記の本です。

・『ビジョメガネ』(2005.11,ソニー・マガジンズ)
オンライン書店ビーケーワン:ビジョメガネ


「雑誌『デジモノステーション』創刊号から連載されているグラビア企画をまとめたオムニバス写真集。旬なタレントの貴重な写真が満載」(オンライン書店bk1の紹介文)
 登場している女優・アイドルのみなさんは下記のとおり。みなさんメガネをかけて登場しているようです。
ほしのあき/加藤ローサ/小倉優子/片瀬那奈/小西真奈美/若槻千夏/綾瀬はるか/上野樹里/杏さゆり/蒼井優/浅見れいな/麻生久美子
/新垣結衣/石田未来/和希沙也/小林恵美


 そしてスーツ男子、メガネ男子の本は下記のとおり。

オンライン書店ビーケーワン:スーツ男子・タイムマシンラボ編『スーツ男子』(2006.6,アスペクト)
「映画・ドラマ・音楽・お笑い・マンガ・スポーツの世界にあふれるスーツ男子総勢126名を掲載! 要潤、保阪尚希、藤村俊二など、ナイススーツ男子インタビューも収録。「メガネ男子」に続くシリーズ第2弾」(オンライン書店bk1の紹介文)

・ハイブライト:編『メガネ男子』(2005.9,アスペクト)
オンライン書店ビーケーワン:メガネ男子

「『メガネがあれば男前3割増』『メガネがなきゃダメなの』 そんな全国のメガネ男子好き女性に贈るビジュアル満載、初のメガネ男子本。総勢120名掲載のメガネ男子名鑑、ナイスメガネ男子インタビューなどを収録」(オンライン書店bk1の紹介文)
━━━━━━━━━━━━
●読んでいる本
GAME SIDE (ゲームサイド) 2006年 08月号 [雑誌]

マイクロマガジン社 (2006/07/03)

公式サイト:http://www.microgroup.co.jp/gs/
 懐かしいゲームと、目立たないながらも名作の現在のゲームを紹介する雑誌です。

━━━━━━━━━━━━
●読み終えた本

━━━━━━━━━━━━
●木の葉燃朗のサイト:本の話と小説と、身辺雑記のページ:がらくた放送局
モバイル用 
target=_blank >http://www.h5.dion.ne.jp/~garakuta/m
 携帯電話にURLをメールで送る(メールソフトが起動します)

●コラムは毎日更新しています。以前の分は下の[ バックナンバー ]からどうぞ。



2006年7月11日(火)
読んだ本:ロスタイム17分&気になるいしいひさいち本

━━━━━━━━━━━━
※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
━━━━━━━━━━━━
●読み終えた本
オンライン書店ビーケーワン:ロスタイム17分・いしい ひさいち著『ロスタイム17分』(2006.6,双葉社)
 双葉文庫で出ているいしいひさいち氏の四コママンガ傑作選。タイトルどおり、4分の3くらいがサッカー関連の作品で、残りもスポーツネタ。サッカーの話は、1993年〜1998年くらいの話題が中心。懐かしい。
 いしい作品は、実在の人物を茶化す(おちょくる)内容が多いのだが、ネタにする対象をよく分かっているよなあと思う。

 例えば、Jリーグの某クラブの呼び方をネタにしたマンガ(p.30)。某新聞社の偉い人が、当時のJリーグチェアマンと話をする、という設定。一コマ目で「今シーズンからチーム名を『ヴェルディ川崎』に統一します」といい、三コマ目「そこで『ヴェルディ』の名もかえて心機一転!」。そして出てくる名前が「ヨミウーリ川崎」。
 俺はこういうの、大好きです。

 それから、ひとひねりしてあるネタも好き。例えば、かつての日本代表監督ファルカン氏が代表メンバーを選ぶネタ(p.44)。三コマ目ピックアップされた選手の名前に「ベージョ/ディアス/ビスマルク/アルシンド」などの名前が並び、四コマ目で「帰化申請したら連絡してください」と去っていく監督。
 これだけでも平均以上の面白さなのだが、三コマ目のリストの一番下に「勝矢」と書かれているのが俺にはすごく面白かった。勝矢選手は、たしかに当時の名ディフェンダーなのだが、なぜ外国選手ばかりのリストに一人だけ。
 こういうのも好きだなあ。
 ちなみに、最近いしい氏の新刊が一気に出ています。気になる方はチェックしてみてください。
 俺は、まず『コミカル・ミステリー・ツアー 4』は買いたいと思います。他二冊は、マンガだけではなく、別の方による文章も一緒になっている(と思うので)、現物を立ち読みしてみて、と思っています。

オンライン書店ビーケーワン:コミカル・ミステリー・ツアー 4・いしい ひさいち著『コミカル・ミステリー・ツアー 4 長〜いお別れ』(2006.7,東京創元社)
 「コミカル・ミステリー・ツアー」シリーズは、創元推理文庫で出ているミステリーのパロディ。四コマもあれば、4〜8ページくらいのマンガもあります。学生時代、ミステリー好きだったので、このシリーズも好きだなあ。

オンライン書店ビーケーワン:コミカル・ミステリー・ツアー・いしい ひさいち著『コミカル・ミステリー・ツアー 赤禿連盟 』(1992.11,東京創元社)

オンライン書店ビーケーワン:コミカル・ミステリー・ツアー 2・いしい ひさいち著『コミカル・ミステリー・ツアー 2 バチアタリ家の犬』(1995.3,東京創元社)

オンライン書店ビーケーワン:コミカル・ミステリー・ツアー 3・いしい ひさいち著『コミカル・ミステリー・ツアー 3 サイコの挨拶』(1998.6,東京創元社)

オンライン書店ビーケーワン:現代思想の遭難者たち・いしい ひさいち著『現代思想の遭難者たち 増補版』(2006.6,講談社)
「いしいワールドに分け入ったハイデガーやマルクス、ニーチェ、カフカら現代思想の冒険者たちは、鬼才漫画家の頭脳内部で氾濫、溶解し、そして遭難! 変わり果てた遭難者たちの姿がここにある」(オンライン書店bk1の紹介文)
 これは、増補版ではない元の版を持っていて、読んだのだが、いかんせん現代思想というテーマが俺には難しい。ただ、いしい氏のマンガは面白い。このテーマでもパロディができるって、すごいよな。

オンライン書店ビーケーワン:現代思想の遭難者たち・いしい ひさいち著『現代思想の遭難者たち』(2002.6,講談社)
「「現代思想の冒険者たち」に登場の思想家34人を、いしいひさいちが4コマ漫画で傑作パロディ化。96〜99年刊「現代思想の冒険者たち」の月報に掲載されたものに、書き下ろしを多数加えて単行本化」(オンライン書店bk1の紹介文)

オンライン書店ビーケーワン:大問題 ’06・いしい ひさいち漫画 / 峯 正澄文『大問題 ’06』(2006.5,東京創元社)

 創元ライブラリ(文庫版)。これは、その時々の時事ネタを扱った四コマ集。ほぼ毎年刊行されています。表紙には(良くも悪くも)その年を象徴する懐かしい顔ぶれが。
━━━━━━━━━━━━
●買った本

━━━━━━━━━━━━
●気になる本
 『笑う大天使』がまもなく公開される川原泉氏の新刊が出ます。これは買ってこよう。

オンライン書店ビーケーワン:レナード現象には理由がある★★★川原 泉『レナード現象には理由がある』(2006.6,白泉社)

映画『笑う大天使』

・川原 泉著『笑う大天使(ミカエル) 第1巻』(1996.9,白泉社文庫)
・川原 泉著『笑う大天使(ミカエル) 第2巻』(1996.9,白泉社文庫)

オンライン書店ビーケーワン:笑う大天使(ミカエル)・川原 泉原作 / 吉村 元希脚本 / 小田 一生脚本 / 下山 由起子著 / オダ イッセイ著『笑う大天使(ミカエル)』(2006.7,竹書房)
 竹書房文庫。川原氏のマンガを原作にした今回の映画の小説化(ああ、ややこしい)。



 映画『笑う大天使』のサントラは、METALCHICKSによるもの。METALCHICKSって、「BUFFALO DAUGHTER」のシュガー吉永と、元「DMBQ」・「OOIOO」の吉村由加のユニット。映画の雰囲気からするとちょっと意外。どんな感じなんだろうか。

St.Wonder
St.Wonder
posted with amazlet on 06.07.11
メタルチックス
インディペンデントレーベル (2006/07/21)


━━━━━━━━━━━━
●読んでいる本
GAME SIDE (ゲームサイド) 2006年 08月号 [雑誌]

マイクロマガジン社 (2006/07/03)

公式サイト:http://www.microgroup.co.jp/gs/
 懐かしいゲームと、目立たないながらも名作の現在のゲームを紹介する雑誌です。

━━━━━━━━━━━━
●木の葉燃朗のサイト:本の話と小説と、身辺雑記のページ:がらくた放送局
モバイル用 
target=_blank >http://www.h5.dion.ne.jp/~garakuta/m
 携帯電話にURLをメールで送る(メールソフトが起動します)

●コラムは毎日更新しています。以前の分は下の[ バックナンバー ]からどうぞ。



2006年7月12日(水)
最近買ったCD

2006.07.07(土)
【CD】
■ディスクユニオン お茶の水駅前店 にて

テクノロイド ~JAPANESE 80's NEW WAVE SAMPLER
オムニバス PLASTICS P-MODEL リザード 一風堂 81/2 ゲルニカ
徳間ジャパンコミュニケーションズ (2006/06/28)

 自主レコードレーベル「いぬん堂」監修・選曲による1980年代の日本のNEW WAVEのコンピレーション。気になっていたCD、買ってきました。いやあ、ニューウェーブ、幅広いわ。軽くてポップなものから、重い感じのものまで。
 ざっと聴いて印象に残ったのは、女性ボーカルの曲だったなあ。Shampooとか、Mio Fou、portable rock(ボーカルは野宮真貴)、GROOPY、などなど。あと、久石譲が中心となったというWONDER CITY ORCHESTRAも、意外なかっこよさ。
 収録曲と解説を、いぬん堂のwebサイトから引用しておきます。

=== http://inundow.shop-pro.jp/?pid=1386554より引用 ===
01.PLASTICS/PATE
02.P-MODEL/美術館で会った人だろ
03.リザード/浅草六区 -SINGLE VERSION-
04.一風堂/ブレイクアウト・ジェネレーション(狂育世代)-SINGLE VERSION-
05.81/2/踊れない
06.ゲルニカ/戒厳令-DEMO VERSION-
07.ヒカシュー/プヨプヨ -LIVE VERSION-
08.ジューシィ・フルーツ/ジェニーは御機嫌ななめ
09.ムーンライダーズ/彼女について知っているニ・三の事柄
10.ビジネス/うわきわきわき
11.WONDER CITY ORCHESTRA/HIGHWAY CRACKER
12.GATE BALL/THE MODEL
13.Shampoo/Tonight
14.Mio Fou/ミラノの奇蹟
15.portable rock/アイドル -DEMO VERSION-
16.MUSCLE BEAT/Bed-Room Queen
17.HERE IS EDEN/金属バットとスペースシャトルの唄
18.有頂天/べにくじら
19.GROOPY/かさをさしてライトで照らして
20.DIE OWAN/さびた組曲
21.原マスミ/トラキアの女
22.EP-4/5・21

簡単な解説

01.2nd SingleのB面。アルバム未収録曲。廃盤。
02.Debut Single。
03.2nd Single。アルバム未収録ヴァージョン。
04.2nd Single。アルバム未収録ヴァージョン。ゲストにエンケン。
05.解散後に発表されたデモ集『81/2』より。廃盤。
06.ゲルニカBOX『IN MEMORIA FUTURI』より。戸川純参加。廃盤。
07.Best Album『ヒカシュー・スーパー』より。初CD化!
08.Debut Single。近田春夫プロデュース作品。
09.5th Single。
10.Debut Single。廃盤。鈴木慶一編曲。
11.1st Solo Album『INFORMATION』より。久石譲のテクノ。廃盤。
12.Debut Album『スマートなゲートボール』より。近田春夫参加。廃盤。
13.Debut Single。平沢進プロデュース作品。廃盤。
14.Debut Album『Mio Fou』より。ゲストに野宮真貴。
15.デモ集『ビギニングス』より。野宮真貴参加。
16.Debut Album『MUSCLE BEAT』より。廃盤。
17.Debut Album『夜になっても遊び続けろ』より。P-MODELの秋山勝彦参加。廃盤。
18.メジャー移籍後の2nd Single。アルバム未収録曲。廃盤。
19.Debut Single『I LOVE YOU』より。広島県は尾道のギャルバン。初CD化!
20.Debut Album『OWANISM』より。関西パンクでも異色中の異色。初CD化!
21.3rd Album『夜の幸』より。廃盤。
22.配布ソノシートより。初CD化!

=== 引用終わり ===

【中古CD】
■神保町 ジャニス2にて

魂
posted with amazlet on 06.07.09
宮村優子 平沢進 みやむらゆうこ 保刈久明 タケカワユキヒデ 及川眠子 井上日徳 大槻ケンヂ 野村義男
ビクターエンタテインメント (1998/03/25)
売り上げランキング: 54,412

 「みやむー」のCDです、「みやむー」の(久々にこの単語を書いた気がする)。収録曲は下記の通り。これ、今考えるとすごい豪華だなあ。ちなみにジャケットの『魂』の文字は、格闘家のフランシスコ・フィリォによるもの。これもすごい。
 まだちょこっとしか聴いていませんが、平沢進作詞・作曲の2曲などは、平沢作品独特の世界観が宮村さんの声で歌われていて、なんだかすごい。

1.Mother(作詞:平沢進 / 作曲:平沢進)
2.あーあ。(作詞:みやむらゆうこ / 作曲:新居昭乃)
3.あなたは神を信じますか(作詞:みやむらゆうこ / 作曲:タケカワユキヒデ)
4.愛なんて(作詞:及川眠子 / 作曲:田中公平)
5.MOON(作詞:平沢進 / 作曲:平沢進)
6.タマシー(作詞:大槻ケンヂ / 作曲:野村義男)

 俺は一時期、宮村さんのかなりのファンだったなあ。今は結婚されてお子さんもいるので、あまりお仕事をされていないようなのですが、でも今でも気になる。
 ファンになったきっかけは、『ぼくのマリー』というマンガのラジオドラマ・OVA(ビデオアニメ)化の時に主役を演じたこと。俺が高校生から大学生の頃ですね。
 だから、『新世紀エヴァンゲリオン』の前からファンだったんですよ(他の人にはどうでもいいことかもしれないが、個人的にはこれ重要)。俺は大学生の途中くらいからアニメーションを見たり、ラジオ番組を聴いたりということはほとんどなくなったのですが、でも宮村さんは今でも気になる。



「ぼくのマリー」 CDシネマ(1)“マリー誕生”
イメージ・アルバム 宮村優子 青島雪男 高浪敬太郎 浅田葉子 林延年 岩田光央
ビクターエンタテインメント (1995/08/23)
売り上げランキング: 423,868


 下記のアルバム『不意打ち』も持っていますが、これも個人的には好き。今でも時々聴きます。

不意打ち
不意打ち
posted with amazlet on 06.07.09
宮村優子 高井健 米光亮 青島雪男 高浪敬太郎 保刈久明 Love Palette 周防義和 及川眠子 ハイ島邦明
ビクターエンタテインメント (1997/09/22)
売り上げランキング: 299,875


宮村優子ベストコレクション めっちゃベスト
宮村優子 青島雪男 長谷部徹 みやむらゆうこ 高浪敬太郎 弥勒 CHiBUN 長谷川智樹 大槻ケンヂ 野村義男
ビクターエンタテインメント (1998/12/02)
売り上げランキング: 31,637


ほぼシングルベスト
ほぼシングルベスト
posted with amazlet on 06.07.09
宮村優子 高井健 Love Palette 保刈久明 OKI 井上日徳 藤林聖子 佐橋俊彦 岩田光央 青島雪男
ビクターエンタテインメント (1999/12/01)
売り上げランキング: 54,402


ロスト・レアリティーズ
L-R
ポリスター (1997/07/25)
売り上げランキング: 156,728


 久々にL⇔R(エル・アール)のCDを買ってきました。高校生から大学生の頃にかけて、よく聴いたなあ。
 やっぱり、今聴いてもいいわ。とにかくメロディーがいい。ポップな名曲ぞろい。一方で、メンバー個々がものすごいロックやポップスが音楽好きで、その嗜好を曲に反映させているんだろうなということも感じられる。

 初めて聴く方は、やはり下記のようなベスト盤から入るのがいいかもしれません。オリジナルアルバムのどれを聴いても、曲のレベルは高いけれどね。

Last Roll~11 years of L⇔R
Last Roll~11 years of L⇔R
posted with amazlet on 06.07.09
L-R
ポニーキャニオン (2002/09/19)
売り上げランキング: 19,250


Looking Back~11years of L・R~
Looking Back~11years of L・R~
posted with amazlet on 06.07.09
L-R 黒沢健一 L.R.D.O. 海野祥年
ポリスター (2002/10/30)
売り上げランキング: 42,370

━━━━━━━━━━━━
※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
━━━━━━━━━━━━
●読んでいる本
長嶋 有『夕子ちゃんの近道』(2006.4,新潮社)
オンライン書店ビーケーワン:夕子ちゃんの近道

「アンティーク店の2階で居候暮らしをはじめた「僕」。のんきでしたたかな店長、大家の八木さん、その2人の孫娘、初代居候の瑞枝さん、相撲好きのフランソワーズ…。人生の春休みのような日々を描く、初の連作短篇集」(オンライン書店bk1の紹介文)
 最初の方を読んだ限りでは、そんなに派手な事件などが色々起こるわけではないのだが(というかほとんど起こらない)、読んでいると引き込まれてしまう。

GAME SIDE (ゲームサイド) 2006年 08月号 [雑誌]

マイクロマガジン社 (2006/07/03)

公式サイト:http://www.microgroup.co.jp/gs/
 懐かしいゲームと、目立たないながらも名作の現在のゲームを紹介する雑誌です。
━━━━━━━━━━━━
●買った本
2006.07.08(土) 購入本
【新刊】オンライン書店bk1より
 知人のイラストレーターであり絵本作家であるたごもりのりこさんの新作。

オンライン書店ビーケーワン:ばけばけ町でどろんちゅう・たごもり のりこ作・絵『ばけばけ町でどろんちゅう』(2006.6,岩崎書店)
「ばけばけ町の噂のどろぼう、どろんちゅうのすけ。けんちゃんのお母さんの作った、おいしいチーズケーキがヤツに狙われて…。不思議で楽しい、おばけの町の絵本」(オンライン書店bk1の紹介文)

 前2作は下記のとおり。

オンライン書店ビーケーワン:ばけばけ町へおひっこし・たごもり のりこ作・絵『ばけばけ町へおひっこし』(2004.5,岩崎書店)
「けんちゃんとお父さん、お母さんは、ばけばけ町へおひっこしすることになりました。ところが、この町はちょっとへんてこな町なんです…。ふしぎいっぱいのたのしい絵本」(オンライン書店bk1の紹介文)

オンライン書店ビーケーワン:ばけばけ町のべろろんまつり・たごもり のりこ作・絵『ばけばけ町のべろろんまつり』(2005.3,岩崎書店)
「夏の日、ばけばけ町のあんぐり地蔵さまが、べろろんっとお口をあけて、お供えものを食べたら、年に1度の「べろろんまつり」のはじまりです。けんちゃんととらこちゃんは、ゆかたに着がえてお祭りへでかけました」(オンライン書店bk1の紹介文)

・たご舎 http://tagoya.org/
━━━━━━━━━━━━
●読み終えた本

━━━━━━━━━━━━
●気になる本
 装丁に関して、装丁者自らが語る本は色々出ていますが、南伸坊さんも出していたんだねえ。これは知らなかった。気になる。
 表紙の職人風の伸坊さんの写真も気になる。

オンライン書店ビーケーワン:装丁 南伸坊・南 伸坊著『装丁 南伸坊』(2001.3,フレーベル館)
「装丁の職人・南伸坊が実作を通して、その手口を、その工夫を、そのウラ話を、その冗談とホラ話で語る。全119冊のカラー図版を収録。『月刊現代』連載をもとに編集」(オンライン書店bk1の紹介文)

 特定の装丁家に注目した本というと、例えば下記のような本が思い浮かびます。

オンライン書店ビーケーワン:柳原良平の装丁・柳原 良平著『柳原良平の装丁』(2003.11,DANぼ)
「アンクル・トリスの生みの親、柳原良平が装丁した本約300冊。うち200冊以上を収録した著者初の装丁作品集。山口瞳、開高健、遠藤周作、八切止夫らの数々の名装丁を網羅。柳原良平インタビュー、装丁本データも収録」(オンライン書店bk1の紹介文)

オンライン書店ビーケーワン:文字の力・平野 甲賀著『文字の力』(1994.10,晶文社)
「文字を描く。文字にひそむ力をさぐり、かたちを与える。描き文字装丁のうちから選りすぐった54点に、未発表「架空装丁」12点を加えた珠玉の作品集。甲賀流「踊る描き文字」の極意を紹介」(オンライン書店bk1の紹介文)

 装丁全般を紹介する本とすると、例えば下記のような本もあります。

オンライン書店ビーケーワン:装丁の仕事187人・日本図書設計家協会編『装丁の仕事187人』(2005.11,玄光社)
「現在活躍中のブックデザイナー、イラストレーター187人の作品を、ひとり1ページの構成で8〜10点ずつ、総計約1800点紹介したブックデザインの「現在」が詰まったカタログ」(オンライン書店bk1の紹介文)

オンライン書店ビーケーワン:装丁の仕事160人・日本図書設計家協会編『装丁の仕事160人』(2003.11,玄光社)
「現在活躍中のブックデザイナー、イラストレーター160人の作品を、ひとり1ページの構成で8〜10点ずつ、総計1500点以上を紹介したブックデザインカタログ」(オンライン書店bk1の紹介文)

オンライン書店ビーケーワン:デザイナーと装丁・小泉 弘著『デザイナーと装丁』(2005.11,印刷学会出版部)
「「デザイナーが造った本」という言葉をキーワードに、装丁、ブックデザインに立ち向かった日本のグラフィックデザイナー31人のブックデザインを、約60点のカラー図版とともに紹介する」(オンライン書店bk1の紹介文)

オンライン書店ビーケーワン:グラフィック・デザイナーの仕事・祖父江 慎 / 角田 純一 / グルーヴィジョンズ / クラフト・エヴィング商會 著『グラフィック・デザイナーの仕事』(2003.7,平凡社)
「デザインの最前線で活躍する人気クリエイターたちが、発想の原点からビジュアルの扱い方、紙や印刷の魅力を楽しく伝授。デザイナー・編集者志望、グラフィック好き必携の一冊」(オンライン書店bk1の紹介文)

オンライン書店ビーケーワン:日本の名随筆 別巻87・『日本の名随筆 別巻87 装丁』(1998.5,作品社)
「」(オンライン書店bk1の紹介文)
━━━━━━━━━━━━
●木の葉燃朗のサイト:本の話と小説と、身辺雑記のページ:がらくた放送局
モバイル用 
target=_blank >http://www.h5.dion.ne.jp/~garakuta/m
 携帯電話にURLをメールで送る(メールソフトが起動します)

●コラムは毎日更新しています。以前の分は下の[ バックナンバー ]からどうぞ。



2006年7月13日(木)
第135回芥川賞・直木賞発表。芥川賞受賞者は角田光代さんの夫。って角田さん結婚していたの!?

 第135回(平成18年度上半期)芥川賞・直木賞が決定しました。
 芥川賞は伊藤たかみ『八月の路上に捨てる』(文學界六月号)。文藝春秋の文芸誌『文學界』に掲載された作品が、新潮社の文芸誌『新潮』に掲載された他の四作品を抑えて受賞

・文藝春秋>第135回(平成18年度上半期)芥川賞
http://www.bunshun.co.jp/award/akutagawa/

候補作
・伊藤たかみ『八月の路上に捨てる』(文學界六月号)
・鹿島田真希『ナンバーワン・コンストラクション』(新潮一月号)
・島本理生『大きな熊が来る前に、おやすみ。』(新潮一月号)
・中原昌也『点滅……』(新潮二月号)
・本谷有希子『生きてるだけで、愛。』(新潮六月号)

 直木賞は森絵都『風に舞いあがるビニールシート』(文藝春秋)と三浦しをん『まほろ駅前多田便利軒』(文藝春秋)の、文藝春秋から刊行されている二作のダブル受賞

・文藝春秋>第135回(平成18年度上半期)直木賞
http://www.bunshun.co.jp/award/naoki/

候補作
・伊坂幸太郎『砂漠』(実業之日本社)
・宇月原晴明『安徳天皇漂海記』(中央公論新社)
・古処誠二『遮断』(新潮社)
・貫井徳郎『愚行録』(東京創元社)
・三浦しをん『まほろ駅前多田便利軒』(文藝春秋)
・森絵都『風に舞いあがるビニールシート』(文藝春秋)

オンライン書店ビーケーワン:まほろ駅前多田便利軒・三浦 しをん著『まほろ駅前多田便利軒』(2006.3,文芸春秋)
「お困りの節はお電話ください。多田・行天コンビが迅速に解決いたします−。東京のはずれに位置する“まほろ市”。この街の駅前でひっそり営まれる便利屋稼業。今日の依頼人は何をもちこんでくるのか…」(オンライン書店bk1の紹介文)

オンライン書店ビーケーワン:風に舞いあがるビニールシート・森 絵都著『風に舞いあがるビニールシート』(2006.5,文芸春秋)
「国連で難民事業に携わる里佳は、上司で元夫のエドがアフガンで死んだという知らせを受ける。そして、エドがアフガンで助けた少女のことを伝え聞き−。大切な何かのために懸命に生きる人たちの、6つの物語」(オンライン書店bk1の紹介文)

 で、一番驚いたのが下記の記事。

・読売新聞記事
http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20060713i214.htm

「伊藤さんは、昨年2月に第132回直木賞を受賞した作家・角田光代さん(39)の夫」「これまで角田さんの意向もあり、結婚の事実は親しい出版関係者をのぞいては伏せられてきた」(いずれも上記URLより引用)とのこと。

 俺、そもそも伊藤たかみさんって女性だと思っていた。いかに俺が現代日本文学を読んでいないかが丸分かりですが。
 しかし、角田光代さんが結婚されていたとは。びっくりだ。
 事実は小説より奇なりだ。小説なんて読んでる場合じゃ(むにゃむにゃ)。

 ちなみに角田光代さんの直木賞受賞作はこちら。

オンライン書店ビーケーワン:対岸の彼女・角田 光代著『対岸の彼女』(2004.11,文芸春秋)
「【第132回直木賞受賞】30代、既婚、子持ちの「勝ち犬」小夜子と、独身、子なしの「負け犬」葵。立場が違うということは、時に女同士を決裂させる。女の人を区別するのは、女の人だ。性格も生活環境も全く違う2人の女性の友情は成立するのか…? 」(オンライン書店bk1の紹介文)
━━━━━━━━━━━━
※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
━━━━━━━━━━━━
●気になる本
 実相寺昭雄監督の『ウルトラマン』関連の本は、ちくま文庫に入っているのですが、また新たに一冊入りました。
 かつて「ちくまプリマーブックス」(現在の「ちくまプリマー新書」とは別シリーズ)で刊行された『ウルトラマンのできるまで(ちくまプリマーブックス 13)』と『ウルトラマンに夢見た男たち(ちくまプリマーブックス 37)』を一冊にまとめて文庫化したものとのこと。
 俺は元の2冊を持っているのですが(でも未読……)、手に入りにくい可能性もありますので、気になる方はこちらの文庫をどうぞ。

オンライン書店ビーケーワン:ウルトラマン誕生・実相寺 昭雄著『ウルトラマン誕生』(2006.6,筑摩書房)

 実相寺監督の、これまでちくま文庫に入っている本はこちら。

オンライン書店ビーケーワン:ウルトラマンの東京・実相寺 昭雄著『ウルトラマンの東京』(2003.3,筑摩書房)

オンライン書店ビーケーワン:怪獣な日々・実相寺 昭雄著『怪獣な日々 わたしの円谷英二100年』(2001.7,筑摩書房)
「ゴジラ、ウルトラマンなど日本が世界に誇る伝統技能・特撮。ウルトラシリーズのなかでも、ジャミラ、シーボーズなど異色の怪獣を送り出し、ファンを魅了した実相寺昭雄が、特撮の神様・円谷英二の生誕百年を節目に、みずから怪獣な日々を振り返る」(オンライン書店bk1の紹介文)

 それから、実相寺監督の著作を検索していたら、下記のような本も見つけました。これも気になる。

オンライン書店ビーケーワン:昭和電車少年・実相寺 昭雄著『昭和電車少年』(2002.1,JTB)
「映画監督であり鉄道ファンの著者が、思い入れのある名列車や風景を様々なエピソードとともに振り返る。電車の形式の説明はもちろん、その電車が走り始めた頃の環境や時代背景も、懐かしさを込めて丁寧に描く」(オンライン書店bk1の紹介文)
━━━━━━━━━━━━
●読んでいる本
オンライン書店ビーケーワン:ポップ中毒者の手記・川勝 正幸著『ポップ中毒者の手記』(1996.12,大栄出版)
「ホッパーを呼び、スチャダラを押し、ヴィアンの映画を発掘し…。好きの病が高じて火中の栗を拾うエディターが書いた、初のポップカルチャーコラム集。ここ10年の映画と音楽の動きがかなりわかる本」(オンライン書店bk1の紹介文)
 家ではこの本を読み始めてしまった。

長嶋 有『夕子ちゃんの近道』(2006.4,新潮社)
オンライン書店ビーケーワン:夕子ちゃんの近道

「アンティーク店の2階で居候暮らしをはじめた「僕」。のんきでしたたかな店長、大家の八木さん、その2人の孫娘、初代居候の瑞枝さん、相撲好きのフランソワーズ…。人生の春休みのような日々を描く、初の連作短篇集」(オンライン書店bk1の紹介文)
 会社の行き帰りの電車の中ではこの小説。

GAME SIDE (ゲームサイド) 2006年 08月号 [雑誌]

マイクロマガジン社 (2006/07/03)
公式サイト:http://www.microgroup.co.jp/gs/
 懐かしいゲームと、目立たないながらも名作の現在のゲームを紹介する雑誌です。
 この雑誌も家で読んでいます。
━━━━━━━━━━━━
●買った本

━━━━━━━━━━━━
●読み終えた本

━━━━━━━━━━━━
●木の葉燃朗のサイト:本の話と小説と、身辺雑記のページ:がらくた放送局
モバイル用 
target=_blank >http://www.h5.dion.ne.jp/~garakuta/m
 携帯電話にURLをメールで送る(メールソフトが起動します)

●コラムは毎日更新しています。以前の分は下の[ バックナンバー ]からどうぞ。



2006年7月14日(金)

2006.07.08(土)購入もん
【CD】
■タワーレコード渋谷店 にて

Galaxie 500 #Fairy
Galaxie 500 #Fairy
posted with amazlet on 06.07.09
オムニバス
インディペンデントレーベル (2006/06/21)

収録曲
1.Lem「ハル ノ ヒダマリ」
2.Leander「Idaho」
3.Hod Fudge Sundae「Soda Float Splash」
4.muffin「Landschaft」
5.drawing4-5「プロメテウスの憂鬱」
6.Halfset「Come On Citron!」
7.Hiroaki Asai「But Ourlife Keep On」
8.4 Bonjour's Parties「Il Cortile Grigio」
9.sonml「Parallel Lines Are Bad」
10.Rumskib「Where Are The Flowers」
11.あじさい切符で「人の生活」
12.Ulor「Sleeping Waltz」
13.amato「Rain Rain」

 コンピレーションなのですが、500円という価格と、エレクトロニカ・ポストロックという言葉に反応して購入。
 これは「500円でいいの!?」というくらいいいCDです。エレ・ポップやテクノポップのようなキラキラ・ピコピコしたメロディというよりは、リズムや音の組み合わせが気持ちいい曲が並ぶ。
 アコースティックな楽器で奏でられる曲もあれば、打ち込みでドラムンベースのような曲もある。インストもあればボーカル曲も。バラエティに富んでいますわ。
 レーベルの在庫は完売していて、ショップ在庫のみらしいので、気になる方はお早めに。

 レーベルのサイトから紹介文を引用します。

・レーベル:FINDERPOP LABEL http://www.finderpoplabel.com/

=== http://www.finderpoplabel.com/catalog/fpcd033.htmlより引用 ===
夢見心地フォークトロニカアルバム「put a lem in your pocket」が好評発売中で国内外のレーベルより音源を発表しているLem / クリーンなギター、心地よいリズム、多様な音が中毒性あり。ドイツのLeander/ 浮遊感あるサウンドとひねくれたポップセンスの持ち主Hot Fudge Sundae / サポートにトクマルシューゴやApartmentが参加している期待のサイケデリックユニットmuffin/ 音響、ポストロック、エレクトロニカを縦横無尽に縦断するコラージュロックバンドdrawing4-5 / 独自のプログラミングと楽器の組み合わせが心地よいサウンドを織りなすアイルランドのHalf Set / FINDERPOPともなじみの深い関西を代表するエレクトロニカユニットHiroaki Asai / 生楽器とエレクトロニカの自然な融合がステンドグラスのような色彩を描き出す4 bonjour's parties / アメリカのアートスクールに通う若きソフトサイケユニットsonmi / デンマークのシューゲイザードリームポップユニットRUMSKIB/ 懐かしくあたたかく、シンプルでいながら実は非常に練られたアレンジで聴かせてくれる あじさい切符で / 「kalk seeds」(karaoke kalk)、「ドレミでうたおう」に参加しているKan DaisukeのユニットUlor / 自然音+エレクトロ+アコースティックなサウンドを奏でるamato による全13曲。
=== 引用終わり ===
━━━━━━━━━━━━
※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
━━━━━━━━━━━━
●気になる本
 夏目房之介氏の新刊です。これは気になる、買ってきます。

オンライン書店ビーケーワン:マンガに人生を学んで何が悪い?★★★夏目 房之介著『マンガに人生を学んで何が悪い?』(2006.7,ランダムハウス講談社)
「青春と恋愛、結婚と育児、そして老いと死。戦後マンガはいかに人生を描いてきたのか? マンガと社会の変化を身をもって体験してきた著者が読み解く。ウェブサイト『ポプラビーチ』連載「マンガと人生」を加筆訂正し、再構成」(オンライン書店bk1の紹介文)

 夏目氏のブログより目次を引用します。

・夏目房之介の「で?」 http://www.ringolab.com/note/natsume2/

=== http://www.ringolab.com/note/natsume2/archives/004610.html より引用 ===
プロローグ 息抜きと本気 佐藤秀峰『ブラックジャックによろしく』

第T部 マンガの歴史編
第1章 マンガはいかにして人生を語りうるようになったか?
 大人の論理 ゆうきまさみ『機動警察パトレイバー』 横山光輝『鉄人28号』 桑田次郎『まぼろし探偵』
 思春期と青年 関谷ひさし『ストップ!にいちゃん』 石ノ森章太郎『龍神沼』
 「大人」の崩壊 東海林さだお『新漫画文学全集』
 子供・青年・大人
 過激化する青春 梶原一騎『巨人の星』 永井豪『デビルマン』
第2章 人生を語り始めたマンガ
 「青春」と貸本劇画
 「マンガと人生」近・現代史
 世代とマンガ ダディ・グース『神様の代理人』
 空虚な目と人生 永島慎二『漫画家残酷物語』 つげ義春『沼』 西原理恵子『ぼくんち』
 熱血マンガとITベンチャー 本宮ひろ志『男一匹ガキ大将』他
第U部 人生論編
第3章 青春とは何だ?
 青春とは何だ?
 マンガと文学 竹宮恵子『風と木の詩』
 自分との対話 萩尾望都『半神』
 自分とは何者か? 萩尾望都『イグアナの娘』
 親と「大人」の違い 山岸凉子『汐の声』『天人唐草』 よしながふみ『愛すべき娘たち』
 恋愛と独我論 山岸凉子『日出処の天子』
第4章 運命とは何だ?
 善人の寓話 西岸良平『夕焼けの詩 三丁目の夕日』
 運命 吉田ゆろゆき『Y氏の隣人』 杉浦日向子『百日紅』
 もうひとつの「人生」 水木しげる『幸福の甘き香り』 山下和美『昨日の君は別の君、昨日の私は別の私』
 前を向いて絶望せよ 岡崎京子『リバーズ・エッジ』『私は貴兄のオモチャなの』他
 他者と出会う CLAMP『ちょびっツ』 高橋しん『最終兵器彼女』 原一雄『のらみみ』
終章 人生とは何だ?
 結婚の思想 ジョージ秋山『浮浪雲』 猫十字社『小さなお茶会』 業田良家『自虐の詩』
 育児と不安 森本梢子『わたしがママよ』 内田春菊『私たちは繁殖している』
 老い 弘兼憲史『黄昏流星群』 大島弓子『8月に生まれる子供』
 少女マンガと老い 大島弓子『秋日子かく語りき』
 死 しりあがり寿『弥次喜多in DEEP』
 笑う人生 けらえいこ『あたしンち』 福本伸行『最強伝説 黒沢』他
あとがき

=== 引用終わり ===

 その他、最近の夏目氏のマンガ評論を紹介しておきます。

オンライン書店ビーケーワン:マンガは今どうなっておるのか?・夏目 房之介著『マンガは今どうなっておるのか?』(2005.9,メディアセレクト)
「夏目の目がとらえた、今、面白いマンガとは? マンガの面白さ・うまさって何だ? うまいヘタ問題、儲かるのか問題、マンガ家の遺族問題まで、マンガは今、こうなってる! 「コミックパーク」サイト連載に大幅加筆」(オンライン書店bk1の紹介文)

オンライン書店ビーケーワン:マンガの深読み、大人読み・夏目 房之介著『マンガの深読み、大人読み』(2004.10,イースト・プレス)
「戦前マンガのひとコマから手塚治虫のマンガ思想を解き明かし、「ドラゴンボール」の永遠性から鳥山明の天才的な企みを見抜く…。マンガ読みの達人・夏目房之介が拓く、大人の悦楽。マンガはここまで深く読めるのか! 」(オンライン書店bk1の紹介文)

オンライン書店ビーケーワン:マンガ学への挑戦・夏目 房之介著『マンガ学への挑戦』(2004.10,NTT出版)
「マンガを語る「枠組み」の問題を整理する必要を感じ続けてきた著者が、様々な領域にまたがる問題群に橋をかけ、筋道をつける。進化し続けるマンガ批評の現在を見渡す地図を作る試み」(オンライン書店bk1の紹介文)
━━━━━━━━━━━━
●読んでいる本
オンライン書店ビーケーワン:ポップ中毒者の手記・川勝 正幸著『ポップ中毒者の手記』(1996.12,大栄出版)
「ホッパーを呼び、スチャダラを押し、ヴィアンの映画を発掘し…。好きの病が高じて火中の栗を拾うエディターが書いた、初のポップカルチャーコラム集。ここ10年の映画と音楽の動きがかなりわかる本」(オンライン書店bk1の紹介文)

長嶋 有『夕子ちゃんの近道』(2006.4,新潮社)
オンライン書店ビーケーワン:夕子ちゃんの近道

「アンティーク店の2階で居候暮らしをはじめた「僕」。のんきでしたたかな店長、大家の八木さん、その2人の孫娘、初代居候の瑞枝さん、相撲好きのフランソワーズ…。人生の春休みのような日々を描く、初の連作短篇集」(オンライン書店bk1の紹介文)

GAME SIDE (ゲームサイド) 2006年 08月号 [雑誌]

マイクロマガジン社 (2006/07/03)
公式サイト:http://www.microgroup.co.jp/gs/
 懐かしいゲームと、目立たないながらも名作の現在のゲームを紹介する雑誌。
━━━━━━━━━━━━
●買った本

━━━━━━━━━━━━
●読み終えた本

━━━━━━━━━━━━
●木の葉燃朗のサイト:本の話と小説と、身辺雑記のページ:がらくた放送局
モバイル用 
target=_blank >http://www.h5.dion.ne.jp/~garakuta/m
 携帯電話にURLをメールで送る(メールソフトが起動します)

●コラムは毎日更新しています。以前の分は下の[ バックナンバー ]からどうぞ。



2006年7月15日(土)
買ったCD:ムジカラグー『popsica』

2006.07.08(土)購入もん
【CD】
■タワーレコード渋谷店 にて


popsica
popsica
posted with amazlet on 06.07.09
ムジカラグー
インディペンデントレーベル (2006/07/05)

1. keep on
2. ハイウェイ
3. Lovin' You
4. 新しい季節
5. Friday
6. おさんぽ
7. くじらのうた
8. さんふらわぁ

 ムジカラグーは、去年ライブを見て以来、気になっているバンドです。ヴォーカル&キーボード、ギター、ベース、ドラム、パーカッション&コーラスの5人。曲の雰囲気は、エキゾチックな感じの、ラテンアメリカを感じさせる音楽。
 細野晴臣さんのエキゾ三部作(『トロピカルダンディー』・『泰安洋行』・『はらいそ』)が好きな人などは、好きなんじゃないかなあ。
 また、今回のアルバムは、「Lovin' You」のようにジャズを取り入れた日本の歌謡曲っぽい(「和ものグルーヴ」なんて呼ばれるのかな)雰囲気の曲もあり、更に曲の幅が広がっている。まさに「ムジカ(音楽)ラグー(煮込み)」という、バンドの名称にあった雰囲気。
 それから、ヴォーカル(&キーボード)・(パーカッション&)コーラスの女性陣二人の声のハーモニーも魅力的。

 ちなみに昨年発売されたミニアルバムはこちら(↓)。

デイドリーム
デイドリーム
posted with amazlet on 06.07.09
ムジカラグー
インディペンデントレーベル (2005/11/09)


・ムジカラグー公式サイト
http://flat5th.com/musicalagu.html
━━━━━━━━━━━━
※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
━━━━━━━━━━━━
●気になる本
 集英社新書。著者は古代日本文学の研究者とのこと。
 面白そうなのだが、「トンデモ本」じゃなかろうかという思いもする。まずは立ち読みしてみたい。

オンライン書店ビーケーワン:日本神話とアンパンマン・山田 永著『日本神話とアンパンマン』(2006.7,集英社)
「日本人なら知っておきたい、神話の神々とアンパンマンの意外な関係とは? 「それいけ! アンパンマン」の神話的研究を目的に、日本の神話を誰もが知っているアンパンマンワールドで説明する」(オンライン書店bk1の紹介文)
「アンパンマンは「アマテラス」!? ばいきんまんは「スサノヲ」!? ――そう考えると、神話の世界もぐっと身近に思えてきませんか? この本は、『古事記』をはじめとする神々の物語を、アンパンマンワールドにそって説明しようというものです。そして子供たちに大人気の物語にひそむ「神話的手法」とはどんなものなのでしょうか。 類いまれなこの二つの物語世界の魅力をやさしく解説した「1冊で2度おいしい」本です」(メールマガジン「集英社新書ニュース【043】」の紹介文)

 著者のその他の著作はこちら。

オンライン書店ビーケーワン:「作品」として読む古事記講義・山田 永著『「作品」として読む古事記講義』(2005.2,藤原書店)
「「古事記」の謎を読み解く入門書。個々の神話に分解して、一つ一つの神話の解釈をすることが主流であったこれまでの古事記研究に対し、テクストに徹底的に忠実になることで見えてくる「作品」としての無類の面白さを紹介する」(オンライン書店bk1の紹介文)

オンライン書店ビーケーワン:古事記スサノヲの研究・山田 永著『古事記スサノヲの研究』(2001.10,新典社)
「スサノヲ研究史を辿ったのち、古事記のスサノヲ神話をほぼ順序どおりに取り上げ、検討。アマテラスへの協力者としての役割を果たすスサノヲ像を導き出す」(オンライン書店bk1の紹介文)

 「アンパンマン」の絵本は下記を始め多数出ていますので、気になる方はどうぞ。

オンライン書店ビーケーワン:あんぱんまん・やなせ たかし作・絵『あんぱんまん』(1980,フレーベル館)

オンライン書店ビーケーワン:にじのピラミッド・やなせ たかし作・絵『にじのピラミッド』(2006.7,フレーベル館)
「アンパンマンたちは、森でじょうろ形のUFOが墜落しているのを発見しました。そこに乗っていたのは、虹の星のあめふりおにとアメちゃん。アメちゃんは元気になったけれど、あめふりおには起き上がることができなくて…。 」(オンライン書店bk1の紹介文)

オンライン書店ビーケーワン:てのひらをたいように・やなせ たかし作・絵『てのひらをたいように』(2006.7,フレーベル館)
「町に、大根役者の旅の一座とオカリナを吹くリナちゃんがやってきました。行方不明になったシャイン王子を探したいというリナちゃんを、アンパンマンたちも助けることに。ところが、バイキンマンがじゃまをして…。 」(オンライン書店bk1の紹介文)
━━━━━━━━━━━━
●読んでいる本
オンライン書店ビーケーワン:ポップ中毒者の手記・川勝 正幸著『ポップ中毒者の手記』(1996.12,大栄出版)
「ホッパーを呼び、スチャダラを押し、ヴィアンの映画を発掘し…。好きの病が高じて火中の栗を拾うエディターが書いた、初のポップカルチャーコラム集。ここ10年の映画と音楽の動きがかなりわかる本」(オンライン書店bk1の紹介文)

長嶋 有『夕子ちゃんの近道』(2006.4,新潮社)
オンライン書店ビーケーワン:夕子ちゃんの近道

「アンティーク店の2階で居候暮らしをはじめた「僕」。のんきでしたたかな店長、大家の八木さん、その2人の孫娘、初代居候の瑞枝さん、相撲好きのフランソワーズ…。人生の春休みのような日々を描く、初の連作短篇集」(オンライン書店bk1の紹介文)
━━━━━━━━━━━━
●買った本

━━━━━━━━━━━━
●読み終えた本
スクラップ学園 天真爛漫編
吾妻 ひでお
秋田書店 (2006/05)


GAME SIDE (ゲームサイド) 2006年 08月号 [雑誌]

マイクロマガジン社 (2006/07/03)
公式サイト:http://www.microgroup.co.jp/gs/
 懐かしいゲームと、目立たないながらも名作の現在のゲームを紹介する雑誌。
━━━━━━━━━━━━
●木の葉燃朗のサイト:本の話と小説と、身辺雑記のページ:がらくた放送局
モバイル用 
target=_blank >http://www.h5.dion.ne.jp/~garakuta/m
 携帯電話にURLをメールで送る(メールソフトが起動します)

●コラムは毎日更新しています。以前の分は下の[ バックナンバー ]からどうぞ。



2006年7月16日(日)
購入CD:『のこいのこ大全』

2006.07.08(土)購入もん
【CD】
■タワーレコード渋谷店 にて


のこいのこ大全
のこいのこ大全
posted with amazlet on 06.07.01
のこいのこ
ビクターエンタテインメント (2006/06/21)

収録曲(http://www.jvcmusic.co.jp/-/Discography/A008375/-.htmlより引用)
1 ヤセタンとコロンタン / 2 パタパタママ / 3 オノデンボーヤCMソング / 4 めくる のせる たべる ボーデンチーズ / 5 エバラ焼肉のたれ「今日は焼肉デー」 / 6 緑屋 / 7 中央自動車工業「パームエアーロータリー」 / 8 味の素マリーナ / 9 のんびりとメルシャン / 10 せんば子狸まんじゅう / 11 コメッコ / 12 グリコ「カプリソーネ」 / 13 ヤマギワ住まいの灯りフェア / 14 任天堂「シャルマントランプ」 / 15 ナショナルエアコンクール&クール / 16 サントリーレッド / 17 ハートのある機械です / 18 旭食品 / 19 わたしとあなたの間に / 20 まるさんかくしかく / 21 森永スコッチパイ / 22 大正製薬パブロン / 23 ドッドウェル「チャム」 / 24 サンヨーファンヒーター / 25 サクラクーピー / 26 味の素プチマリーナ / 27 セイカノート プロペラジャグラー / 28 資生堂メイクアップファンデーション  卵のお顔 / 29 資生堂メイクアップファンデーション  お料理上手 / 30 資生堂メイクアップファンデーション  三ツ指ついて / 31 レゴ レゴ レーゴ / 32 やさしさを忘れず旭タクシー / 33 森永ヨーグルトなかよし / 34 SSK オードブルツナ / 35 カネボウ モグ / 36 味の素マヨネーズ / 37 苺の花嫁さん / 38 平和な日曜日 幸せをプレゼント / 39 お誕生日おめでとう / 40 カネボウアイス A / 41 カネボウアイス B / 42 カネボウ ブーガムランデブー / 43 片岡物産バンホーテンココア / 44 セノー ポポーン
45 はたらくくるま / 46 ニッカサラダ油 / 47 三菱ふとん乾燥機ほすべえ / 48 武田製薬プラッシー / 49 サンヨー食品カップスター / 50 吉忠ロマン / 51 浅草玩具ミロゲーム / 52 ハクキンカイロ / 53 日本ペイント自分のことは自分でしよう / 54 ハウス豆乳SOY200 / 55 アダム氏とイヴちゃん / 56 タカラ パットちゃん / 57 味の素ハイミー / 58 旭化成セルセル / 59 お月さまの願い / 60 今ここに / 61 きのう きょう あした / 62 トイレにねっ!


 このCDは、すごいボリューム。そして、懐かしい。テレビ番組『ひらけ! ポンキッキ』で聴いた、「まるさんかくしかく」、「はたらくくるま」、「パタパタママ」などは覚えているし、数々のCMソングも懐かしい。「オノデンボーヤ」や、「カップスター」、それから「♪エッ・バッ・ラ、焼肉のっ、タッレー」などなど。
 それから、これは俺は初めて知ったのだが、のこいのこさんは元々フォークソングを歌っていて、中津川フォークジャンボリーにも出演していたとのこと。「60 今ここに」などは、まさしくフォークソングです。
━━━━━━━━━━━━
※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
━━━━━━━━━━━━
●気になる本
 書店で立ち読みしてちょっと面白そうだと思った本。
 見開き2ページに、似たような絵が2枚並ぶ。片方は普通なのだが、もう片方はちょっと「へん」な絵になっている。間違い探しなのだが、じっくり見て違いを探すというよりも、ぱっと見て判断するようになっている。
 お子さんがいらっしゃる方は、一緒に遊ぶと面白いかもしれませんね。

オンライン書店ビーケーワン:どっちがへん?・岩井 俊雄〔作〕『どっちがへん?』(2006.6,紀伊国屋書店)
「空を飛ぶ魚と、空を飛ぶ鳥。雨を降らす雲と、花を降らす雲。さあーわかるかなー、「どっちがへん?」 ちょっとおかしな絵が満載。「どっちがへん?」と問いかけて、子どもと一緒に楽しく遊べる絵本」(オンライン書店bk1の紹介文)

 ちなみに、岩井 俊雄さんが娘さんと色々なおもちゃや遊びを考える様子を写真と文章で紹介したのが下の本。この本も親子で楽しめるのではないでしょうか。

オンライン書店ビーケーワン:いわいさんちへようこそ!・岩井 俊雄著『いわいさんちへようこそ!』(2006.2,紀伊国屋書店)
「キャラクター商品やハイテクなおもちゃがあふれる世の中。でも、岩井さんちでは、父と娘が一緒になっておもちゃを手作りしながら、新しい遊びを考え出します。欲しい物は自分でつくる、岩井さん親子のフォトエッセイ」(オンライン書店bk1の紹介文)
━━━━━━━━━━━━
●読んでいる本
オンライン書店ビーケーワン:ポップ中毒者の手記・川勝 正幸著『ポップ中毒者の手記』(1996.12,大栄出版)
「ホッパーを呼び、スチャダラを押し、ヴィアンの映画を発掘し…。好きの病が高じて火中の栗を拾うエディターが書いた、初のポップカルチャーコラム集。ここ10年の映画と音楽の動きがかなりわかる本」(オンライン書店bk1の紹介文)

長嶋 有『夕子ちゃんの近道』(2006.4,新潮社)
オンライン書店ビーケーワン:夕子ちゃんの近道

「アンティーク店の2階で居候暮らしをはじめた「僕」。のんきでしたたかな店長、大家の八木さん、その2人の孫娘、初代居候の瑞枝さん、相撲好きのフランソワーズ…。人生の春休みのような日々を描く、初の連作短篇集」(オンライン書店bk1の紹介文)
━━━━━━━━━━━━
●買った本

━━━━━━━━━━━━
●読み終えた本

━━━━━━━━━━━━
●木の葉燃朗のサイト:本の話と小説と、身辺雑記のページ:がらくた放送局
モバイル用 
target=_blank >http://www.h5.dion.ne.jp/~garakuta/m
 携帯電話にURLをメールで送る(メールソフトが起動します)

●コラムは毎日更新しています。以前の分は下の[ バックナンバー ]からどうぞ。



2006年7月17日(月)
読んだ本:長嶋 有『夕子ちゃんの近道』

━━━━━━━━━━━━
※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
━━━━━━━━━━━━
●読み終えた本
長嶋 有『夕子ちゃんの近道』(2006.4,新潮社)
オンライン書店ビーケーワン:夕子ちゃんの近道

「アンティーク店の2階で居候暮らしをはじめた「僕」。のんきでしたたかな店長、大家の八木さん、その2人の孫娘、初代居候の瑞枝さん、相撲好きのフランソワーズ…。人生の春休みのような日々を描く、初の連作短篇集」(オンライン書店bk1の紹介文)
 わりとスリリングなことが起こりそうなのに(そして時々は起こるのに)、登場人物があたふたしない。だから、なんだかほのぼのとした雰囲気を持っている不思議な小説。
 それから、なんでもないような会話や主人公の心情の中に、印象的な言葉ややりとりがいくつもある。「女の子はかわいければ、オタクでも恋愛する」(p.83)とか、「電車マニアってのは、いろいろなマニアがいる中でも、なんだか一番尊敬するな、俺は」(p.226)、「『(略)電車はどうしたって手に入らないから、乗ったり、写真におさめたり、切符を代わりに集めたりする」それは、なんだか途方もない好きのあり方だ」(p.226)とか。
 中でも印象的だったのが、化粧品に関係する単語のイメージを考えるシーン。コンシーラが「松本零士のSF漫画に出てくる宇宙人の美女みたいに聞こえた(私の名前はコンシーラ)」(p.127)に始まり、「『じゃあ、アイシャドーは』それは、悪の軍団って感じですね(おのれアイシャドーめ)」、「ファンデーションは、そうだなあ、物体を解析するための光線みたいなものじゃないですか(ファンデーションをもっと強くあててみろ)」、「『ゲランは』怪獣だ(ゲランの尾っぽを狙え!)」、「『ソフィーナは』美貌の乗組員(そんな心配そうな顔するなよ、ソフィーナ)」、「マックスファクターが宇宙船だな」(以上すべてp.127)というやりとりが続く。本筋と関係ないといえば関係ないが、なんかいいなあ。
━━━━━━━━━━━━
●買った本
2006.07.16(日) 購入本
【古本】
■荻窪 ささま書店 にて

オンライン書店ビーケーワン:テクノドン・後藤 繁雄編・著『テクノドン』(1993.7,小学館)
「坂本竜一「『テクノドン』ってテクノのドン(親分)でもある。」 細野晴臣、坂本竜一、高橋幸宏の生の発言により、テクノポップグループYMOの再生の秘密が明かされる」(オンライン書店bk1の紹介文)
 YMOの本はどうしても気になって、買ってしまう。

■西荻窪 古書音羽館 にて
・雑誌『H(ROCKIN'ON JAPAN 5月増刊号)』(1996年)
 特集が「H特製! 96年モデルズ&ガールズ・マニュアル」。登場しているのは ミッシェル・リー、ソフィア・コッポラ、緒川たまき、渡辺満里奈、小日向しえ、篠原ともえ、嶺川貴子、日暮愛葉(ex.SEAGULL SCREAMING KISS HER KISS HER)、などなど。
 永瀬正敏・田中フミヤ・ヒックスビルなども登場しています。
 今見ても結構豪華なメンバー。これが均一台で見つかったので、即購入。
---
オンライン書店ビーケーワン:残業しない技術・梅森 浩一著『残業しない技術』(2004.7,扶桑社)
「残業しない技術=「サクっ!」と仕事術。21種類の「技術」をマスターすると、今日からあなたも定時に帰れます。人事のプロがこっそり教える秘伝の技」(オンライン書店bk1の紹介文)
 古本屋の均一台見つけたので気になって買ってきました(多分そうじゃなければ読みはしても買いはしなかったと思う)。

 同じテーマに、下記の本もありますね。

オンライン書店ビーケーワン:「お先に失礼!」する技術・柴田 英寿著『「お先に失礼!」する技術』(2005.7,WAVE出版)
「いちばんに帰るのはどうして気がひけるんだろう…。あなたに必要なのは、勇気よりも技術! 資料作成のスピードを上げる議事録の使い方、ひとりで抱え込まないための仕事の頼み方、一気に盛り上げる秘伝の幹事術などを紹介」(オンライン書店bk1の紹介文)

 ちなみに著者は『「クビ!」論。』という本で有名になった方です。

オンライン書店ビーケーワン:「クビ!」論。・梅森 浩一著『「クビ!」論。』(2003.6,朝日新聞社)
「1000人の社員のクビを切り、「クビキラー」と恐れられた元外資系人事部長が語る異色の体験的雇用論。正しいクビ切りは企業を再生し、経済を再生するという、まったく新しい見解を披露する」(オンライン書店bk1の紹介文)
━━━━━━━━━━━━
●気になる本
オンライン書店ビーケーワン:missmatch・シノヤマ キシン〔撮影〕『missmatch』(2006.7,小学館)
 映画『着信アリ final』で共演した堀北真希さんと黒木メイサさんの写真集ですね。俺はやっぱり堀北真希さんが気になる。

オンライン書店ビーケーワン:Castella・栗山 秀作撮影『Castella(カステラ) 堀北真希写真集』(2006.4,ワニブックス)
「注目度No.1若手女優堀北真希の最新写真集。ポルトガルロケを敢行し、17才の等身大の魅力はもちろんフレッシュな水着姿も収録」(オンライン書店bk1の紹介文)

 上の写真集のDVDも出ているそうです。

オンライン書店ビーケーワン:堀北真希 Castella DVD・栗山秀作 スチール撮影『堀北真希 Castella DVD』(2006.5.1,ワニブックス)
「ポルトガルの地にてその史跡、歴史を巡ったり、とある現地の家族を訪れたり…初の海外ロケに感動の嵐! ドキュメンタリータッチで“素顔のほりきた”に急接近します。絶賛発売中の写真集『Castella〜カステラ』の撮影メイキングシーンも収録」(オンライン書店bk1の紹介文)

 下の写真集も気になる。堀北さん以外のメンバーも豪華です。

オンライン書店ビーケーワン:少女小説・アライ テツヤ撮影 / 高倉 文紀文『少女小説 市川由衣 堀北真希 末永遥 岡本奈月 石田未来 仲根かすみ 若槻千夏』(2006.3,双葉社)
「アイドルトレーディング大全『Girls!』の特別編。創刊時から撮りためた、今をときめく7人のアイドルたちの少女時代の秘蔵カットが盛りだくさん」(オンライン書店bk1の紹介文)
━━━━━━━━━━━━
●読んでいる本
オンライン書店ビーケーワン:ポップ中毒者の手記・川勝 正幸著『ポップ中毒者の手記』(1996.12,大栄出版)
「ホッパーを呼び、スチャダラを押し、ヴィアンの映画を発掘し…。好きの病が高じて火中の栗を拾うエディターが書いた、初のポップカルチャーコラム集。ここ10年の映画と音楽の動きがかなりわかる本」(オンライン書店bk1の紹介文)
━━━━━━━━━━━━
●木の葉燃朗のサイト:本の話と小説と、身辺雑記のページ:がらくた放送局
モバイル用 
target=_blank >http://www.h5.dion.ne.jp/~garakuta/m
 携帯電話にURLをメールで送る(メールソフトが起動します)

●コラムは毎日更新しています。以前の分は下の[ バックナンバー ]からどうぞ。



2006年7月18日(火)
なんとスターボー(STARBOW)のアルバム再発!

スターボーI たんぽぽ畑でつかまえて(紙ジャケット仕様)
スターボー
インディペンデントレーベル (2006/07/19)

収録曲
1. プロローグ
2. 月世界ナイト
3. TOKYOベイブルース
4. 火星のプリンセス
5. 100億光年の恋人
6. ハートブレイク太陽族
7. エピローグ
8. たんぽぽ畑でつかまえて
9. 踊れLA・TA・TA
10. センチメタリックナイト
11. 摩天楼パラダイス
12. テレパシーライダー
13. CAN’T SLEEP
14. WA・KA・RE
15. 不思議★テレパシー
16. サマー・ラブ
17. ミストラル (地中海微風)

 7月19日発売です。

 スターボーですよっ! ご存知ない人は俺がなにを言っているのか分からないと思いますが。

 スターボーは、1982年にデビューした三人組のアイドルグループ。コンセプトは「宇宙人」。そうです、スターボーは「太陽系第10惑星『新惑星スターボー』からやってきた宇宙三銃士」なのです。
 初期の曲は、細野晴臣作曲・松本隆作詞。デビュー曲の「ハートブレイク太陽族」は、YMOの「MASS」をファンクにしたような曲に、あえて男言葉の歌詞を低音で歌うという、すごいといえばすごいし、変といえば変な曲。でも俺は大好きです。

 そして後期は、地球人に帰化して、キャンディーズのようなアイドルポップスを歌うようになります。あんまりといえばあんまりな展開。
 とはいえ、これらはあくまでテクノ歌謡関連の本などで仕入れた情報。俺が実際に聴いたことがあるのは「ハートブレイク太陽族」だけ。唯一のアルバム「STARBOW I(スターボーI)」も、1999年にCD化されたものの現在は廃盤のようで、中古CDショップでもほとんど見かけません。コンピレーションでは、『イエローマジック歌謡曲』に「ハートブレイク太陽族」が収録されているのが、現在最も入手しやすいだろう、という状況。

 それがこの度、上記のようにアルバムが再発となります。前半がテクノ歌謡(宇宙人の頃、ですね)、後半がアイドルポップス(地球人帰化後、ですね)。しかも「不思議★テレパシー」・「サマー・ラブ」・「ミストラル(地中海微風)」がボーナス・トラックとして追加。

 うおー、絶対買う!

(参考)
・VIVID SOUND(発売元)の紹介ページ
http://www.vividsound.co.jp/dtl.php?dtlid=VSCD3743

 スターボーというか、「テクノ歌謡」に関連して一冊本を紹介。下記の本では、藤原正弘「スターボーの想い出」や細野晴臣氏インタビューなども掲載されています。その他にも、松本隆・松武秀樹・サエキけんぞうなどの皆さんへのインタビューや、テクノ歌謡のディスクガイドなど盛りだくさんで、オススメです。

オンライン書店ビーケーワン:テクノ歌謡マニアクス・コイデ ヒロカズ編『テクノ歌謡マニアクス』(2000.4,ブルース・インターアクションズ)
「テクノ+歌謡=テクノ歌謡? YMOから伊藤つかさまで、80年代日本が生んだ、ジャンルを超越する奇跡の音楽の全て。200を越えるテクノ歌謡のディスコグラフィーに、細野晴臣らのインタビューを収録」(オンライン書店bk1の紹介文)
━━━━━━━━━━━━
※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
━━━━━━━━━━━━
●読み終えた本
オンライン書店ビーケーワン:テクノ・ポップ エレポップ・鈴木 祐監修 / ストレンジ・デイズ編 / 鈴木 祐〔ほか〕著『テクノ・ポップ エレポップ』(2000.9,エクシードプレス)
「テクノ・ポップ/エレポップを中心に、その周辺に位置したと考えられる80年代のアルバム367枚を集めたエレポップ・ガイドブック」(オンライン書店bk1の紹介文)
 いやあ、こういう本を読むとまた色々CDが欲しくなっちゃうなあ。
━━━━━━━━━━━━
●買った本

━━━━━━━━━━━━
●気になる本
 普段見ることの出来ない場所の写真集を三冊紹介。地下とか、大きな装置の中とか、ちょっと怖いけれど心惹かれるものがある。

オンライン書店ビーケーワン:トーキョー・アンダー・内山 英明写真 / 杉江 松恋文 / 佐藤 直樹著『トーキョー・アンダー』(2006.6,グラフィック社)
「地下を流れる洪水、都心の真下に建設中の高速道路や地下鉄、ライフラインを支える地下トンネル…。あなたの足下にはこんな地下世界が広がっている! 2006年現在の東京の地下事情を紹介した写真集」(オンライン書店bk1の紹介文)

オンライン書店ビーケーワン:Deep Inside・西沢 丞著『Deep Inside』(2006.6,求竜堂)
「地震に備えるための巨大なたて穴、素粒子ミュオンの実験装置、高速道路を建設中の地下空間、ゴミを集める集積所、原子力発電所の心臓部…。そんな、驚異の先端技術の現場をとらえた写真集。巻末に詳細情報を掲載」(オンライン書店bk1の紹介文)

オンライン書店ビーケーワン:Underground・畠山 直哉著『Underground Cimmerian darkness and Stygian gloom』(2000.6,メディアファクトリー)
「この真っ暗闇の中のすべての存在のうち、光を必要としているのは、僕一人だけだった。光などなくとも、こうしてこの世界はずっとここにある−。東京・渋谷の地底5メートルをひそかに流れる闇の川をおさめた写真集」(オンライン書店bk1の紹介文)

 内山英明氏には「Japan underground」という写真集のシリーズもあるようです。

オンライン書店ビーケーワン:Japan underground・内山 英明著『Japan underground』(2000.9,アスペクト)
「地下ではSFの世界が現実のものである。20世紀に作られた日本各地の地下のライフラインや大深度の研究施設、地下壕の要塞から天然の洞窟まで61箇所を、7年の歳月をかけて撮影したフォト・ルポルタージュ」(オンライン書店bk1の紹介文)

オンライン書店ビーケーワン:Japan underground 2・内山 英明著『Japan underground 2』(2003.4,アスペクト)
「熱狂的な支持を受けた第一弾から3年。北海道から沖縄までの地下施設61施設を撮り下ろした待望の第二作。カムランド、六本木ヒルズ地域冷暖房施設、国会図書館地下書庫、吉見百穴地下工場等、驚くべき日本の地下空間を巡る」(オンライン書店bk1の紹介文)

オンライン書店ビーケーワン:Japan underground 3・内山 英明著『Japan underground 3』(2005.12,アスペクト)
「ヘソ山地下工場跡、汐留北地区地域冷暖房施設、岡山大学人工肝臓実験室…。今や文明の中核を成し、未来を暗示し予兆する巨大な装置である日本の地下世界を、13年の歳月をかけ撮り下ろした3部作、堂々の完結編」(オンライン書店bk1の紹介文)

 こうした不思議な写真集で俺が好きなのが、人間が写っていない東京の風景を撮影した『Tokyo nobody』です。

オンライン書店ビーケーワン:Tokyo nobody・中野 正貴著『Tokyo nobody』(2000.8,リトル・モア)
「街から人がいなくなり、残されたのは建物だけ。今まで人間が行ってきたことは何だったのか。自然との共存を拒否し、破壊と創造を繰り返した人間が作り出した街の姿を捉えた写真集」(オンライン書店bk1の紹介文)

 その他共通するテーマの写真集をいくつかご紹介。

オンライン書店ビーケーワン:東京デーモン・内山 英明著『東京デーモン』(2005.4,アスペクト)
「東京の夜は悪夢のように美しい−。地下ブームの嚆矢となった写真集「Japan underground」の内山英明が撮り続けた、魔都TOKYOの夜景写真集」(オンライン書店bk1の紹介文)

オンライン書店ビーケーワン:東京窓景・中野 正貴著『東京窓景』(2004.11,河出書房新社)
「内容説明
不可思議でダイナミックな都市・東京をさまざまな部屋の窓を通して捉えた写真集。まだまだ知らない、見たことのない東京がそこにはある
(オンライン書店bk1の紹介文)

オンライン書店ビーケーワン:スモールプラネット・本城 直季写真『スモールプラネット』(2006.4,リトルモア)
「リアリティに溢れすぎているミニチュアの世界を収めた写真集。白川郷もコンテナーも屋外プールも、どの写真を見ても感動(もしくは驚嘆)にも似た新しい感覚を与えてくれる、脳にとっての初めての体験を得られる一冊」(オンライン書店bk1の紹介文)
━━━━━━━━━━━━
●読んでいる本
オンライン書店ビーケーワン:マンガに人生を学んで何が悪い?・夏目 房之介著『マンガに人生を学んで何が悪い?』(2006.7,ランダムハウス講談社)
「青春と恋愛、結婚と育児、そして老いと死。戦後マンガはいかに人生を描いてきたのか? マンガと社会の変化を身をもって体験してきた著者が読み解く。ウェブサイト『ポプラビーチ』連載「マンガと人生」を加筆訂正し、再構成」(オンライン書店bk1の紹介文)

オンライン書店ビーケーワン:残業しない技術・梅森 浩一著『残業しない技術』(2004.7,扶桑社)
「残業しない技術=「サクっ!」と仕事術。21種類の「技術」をマスターすると、今日からあなたも定時に帰れます。人事のプロがこっそり教える秘伝の技」(オンライン書店bk1の紹介文)
 古本屋の均一台見つけたので気になって買ってきました(多分そうじゃなければ読みはしても買いはしなかったと思う)。色々と書きたいことはありますが、まだ最初の部分ですので、読み終えてから書こうと思います(良くも悪くもすぐに読める本です)。

オンライン書店ビーケーワン:ポップ中毒者の手記・川勝 正幸著『ポップ中毒者の手記』(1996.12,大栄出版)
「ホッパーを呼び、スチャダラを押し、ヴィアンの映画を発掘し…。好きの病が高じて火中の栗を拾うエディターが書いた、初のポップカルチャーコラム集。ここ10年の映画と音楽の動きがかなりわかる本」(オンライン書店bk1の紹介文)
━━━━━━━━━━━━
●木の葉燃朗のサイト:本の話と小説と、身辺雑記のページ:がらくた放送局
モバイル用 
target=_blank >http://www.h5.dion.ne.jp/~garakuta/m
 携帯電話にURLをメールで送る(メールソフトが起動します)

●コラムは毎日更新しています。以前の分は下の[ バックナンバー ]からどうぞ。



2006年7月19日(水)
nikkeibpのサイト内に町田忍氏のインタビュー掲載

 nikkeibpのサイトに、町田忍さんのインタビューが掲載されていますのでご紹介。
 町田氏のライフワークともいえる、身近なものの収集がインタビューのテーマ。

・その1
http://www.nikkeibp.co.jp/style/secondstage/jinsei/jyujitu_060703.html
・その2
http://www.nikkeibp.co.jp/style/secondstage/jinsei/jyujitu_060710.html

 俺は、「そのまま放っておくと忘れられてしまいそうなものほど記録して収集したい」という町田氏の考え方には影響を受けている部分があるかもしれません。今回のインタビューでも、下のような話をされています。

「僕が興味を持つのは,身近なモノで,消耗品,そして誰も集めていないモノ。ポイと捨てられてしまうモノの中にこそ,期間限定,地域限定の情報が詰まっていることが多いんです」(http://www.nikkeibp.co.jp/style/secondstage/jinsei/jyujitu_060703_2.html)

 興味がある方は上のリンクからインタビューをご覧ください。
 町田氏の著作もいくつか紹介しておきます。

オンライン書店ビーケーワン:昭和レトロ商店街・町田 忍著『昭和レトロ商店街』(2006.1,早川書房)
「ケロリン、正露丸、グリコキャラメル、赤チン、都こんぶ…。時代を超えて愛されてきた商品たちのおもしろエピソードをめぐるコラム集。月刊誌『パックピア』連載「庶民文化の旗印」を加筆修正し、図版を加えて単行本化」(オンライン書店bk1の紹介文)

オンライン書店ビーケーワン:懐かしの町散歩術・町田 忍著『懐かしの町散歩術』(2004.11,ちくま文庫)
「」(オンライン書店bk1の紹介文)

オンライン書店ビーケーワン:痛快「捨てない!」技術・町田 忍著『痛快「捨てない!」技術』(2001.3,岳陽舎)
「高価なものでもなくお店に行って買えるものでもない、そんな対象に興味を持ち毎日の生活を楽しくしよう。紅茶のティーバック、コーヒーのミルク蓋、ティッシュペーパーの公告、納豆ラベルなど著者が捨てずに集めたモノを紹介」(オンライン書店bk1の紹介文)

オンライン書店ビーケーワン:貧しくても元気だった懐かしの昭和30年代・町田 忍著『貧しくても元気だった懐かしの昭和30年代』(2002.12,扶桑社)
「喫茶店や映画館に人気が集まった。街中に活気が満ちていた。家にテレビがやってきた。お菓子についてたおまけに一喜一憂した。今もあの時代の薫りが色濃く残る建物、場所、モノたち…。あなたの昭和へタイムスリップ!」(オンライン書店bk1の紹介文)

オンライン書店ビーケーワン:昭和浪・浚崢 style=・町田 忍著『昭和浪漫図鑑 私が原っぱの少年だったころ (1998.4,WAVE出版)
「鉄腕アトム、コッペパン、オート三輪車、虫下し、チンチン電車、力道山など、懐かしいものが満載。昭和30年代の「山の手」の風景を、著者自らのイラストと貴重な資料で綴ったエッセイ」(オンライン書店bk1の紹介文)
━━━━━━━━━━━━
※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
━━━━━━━━━━━━
●読み終えた本
オンライン書店ビーケーワン:残業しない技術・梅森 浩一著『残業しない技術』(2004.7,扶桑社)
「残業しない技術=「サクっ!」と仕事術。21種類の「技術」をマスターすると、今日からあなたも定時に帰れます。人事のプロがこっそり教える秘伝の技」(オンライン書店bk1の紹介文)
 わりと恵まれた勤め人向けの本。「残業しない技術」以前のひどい職場に勤める人とか、個人事業主の人なんかには、役に立たない。
 書いてあることの中には興味深いこともあるが、これで1,050円というのは、読者にとってはえらくコストパフォーマンスが悪い。著者も書店も出版社もコストパフォーマンスがいいのだが、その分のコストを読者が負担する感じ(著者はお手軽に書いてそれなりの印税が得られ、出版社もある程度の収入が見込め、書店は薄い割りに値段が高いので在庫コストと販売数のバランスがいい)。
 それから、ビジネス系のメルマガとかサイト・ブログを探せば、同じような内容がタダで読めそうにも思える。
 ということで、古本屋で、100円(以下)で売られているのを探すか、図書館で借りるか、目次だけ立ち読みするのがいいかもしれない(なんだったら俺が読んだこの本差しあげますよ)。
━━━━━━━━━━━━
●買った本
2006.07.19(水)購入本
・雑誌『テレビブロス』(東京ニュース通信社)

 主な特集。
■I LOVE 下北沢…ワタナベイビー・信藤三雄インタビュー(下北沢を舞台にした映画『男はソレを我慢できない』公開)

今夜はブギーバック
今夜はブギーバック
posted with amazlet on 06.07.20
竹中直人&ワタナベイビー K.OZAWA M.KOSHIMA S.MATSUMOTO Y.MATSUMOTO ワタナベイビー
Aer-born (2006/07/05)

(『男はソレを我慢できない』主題歌)
WATANABABY SESSION
WATANABABY SESSION
posted with amazlet on 06.07.20
ワタナベイビー 渡辺慎 山川ノリオ
ポニーキャニオン (1999/11/17)
売り上げランキング: 51,385

■細川徹&五月女ケイコPresents 男子はだまってなさいよ! 宇宙テスト
男子はだまってなさいよ! バカワールドカップ
コロムビアミュージックエンタテインメント (2005/11/02)
売り上げランキング: 18,973

■毛皮族ジュンリー&マリー&末井の 脳みそぐちゃぐちゃカラオケ対談…「末井」は末井昭氏です。下記DVD発売記念。
スーパーヒッツ・ダンスコレクション~カラオケ汗燦々~
コロムビアミュージックエンタテインメント (2006/07/19)

オンライン書店ビーケーワン:絶対毎日スエイ日記・末井 昭著 / 神蔵 美子写真『絶対毎日スエイ日記』(2004.4,アートン)
「名物編集長・末井昭が書き続けた極私的日記と写真家・神蔵美子のプライベートポートレートで綴る3年間のもたもたした愛の記録。「ONLINEパチンコ必勝ガイド」の人気web連載を単行本化」(オンライン書店bk1の紹介文)
オンライン書店ビーケーワン:スエイ式人生相談・末井 昭著『スエイ式人生相談』(2004.5,太田出版)
「「タトゥーを入れるか迷っています」「風邪をひきやすくて困っています」「国際結婚を反対されています」「リストラに合い困っています」など、あらゆる悩みに末井昭が答える! 『バリヤバ』連載を単行本化」(オンライン書店bk1の紹介文)
■ここがヘンだよ! 第一回…新ドラマ批評

 相変わらず一部連載コラム以外読み応えのない雑誌になってしまったなあ。ここ数ヶ月の特集は、絶望的につまらない。
━━━━━━━━━━━━
●気になる本
 ペナルティのふたりが、「セパタクロー」なんかのスポーツに挑戦する本。わりと写真も多かったですよ。

オンライン書店ビーケーワン:日本代表になろう!・ペナルティ著『日本代表になろう!』(2006.7,主婦と生活社)
「ようこそ、知られざるマイナースポーツの世界へ! スポーツ万能のぺナルティが12種類のマイナースポーツに挑戦。『マンスリーよしもと』掲載の「ペナルティのよしスポ!」を大幅に加筆・再編集」(オンライン書店bk1の紹介文)

 ちなみに、体験ではなく観戦ですが、同じくマイナースポーツを取り上げたのが下記の本。著者は『絶対音感』や『青いバラ』で知られる最相葉月さんです。

オンライン書店ビーケーワン:熱烈応援!スポーツ天国・最相 葉月著『熱烈応援!スポーツ天国』(2005.1,筑摩書房)
「マイナースポーツの世界にようこそ! 試合会場に足を踏み入れると、そこには「観戦症」の人たちがあふれていた。スポーツの楽しさと魔力をとらえた熱きレポート」(オンライン書店bk1の紹介文)

 ペナルティのその他の本やDVDもあわせて紹介しておきます。

オンライン書店ビーケーワン:ペナルティのひみつ・ペナルティ著『ペナルティのひみつ』(2006.2,竹書房)
「コントバカ一代、ペナルティの広辞苑。2006年ワールドカップイヤーにペナルティが放つ、学年誌風ハイパーお笑いブック。チビッコには読みやすくてためになり(?)、大人には懐かしくて役に立つ(?)一冊」(オンライン書店bk1の紹介文)

ワッキーの地名しりとり Vol.1
ビデオメーカー (2004/12/10)
売り上げランキング: 7,534

ペナルティ単独ライブ2005
アール・アンド・シー (2005/11/30)

ペナルティ 単独ライブ2004
アール・アンド・シー (2005/01/26)
売り上げランキング: 5,301

━━━━━━━━━━━━
●読んでいる本
オンライン書店ビーケーワン:マンガに人生を学んで何が悪い?・夏目 房之介著『マンガに人生を学んで何が悪い?』(2006.7,ランダムハウス講談社)
「青春と恋愛、結婚と育児、そして老いと死。戦後マンガはいかに人生を描いてきたのか? マンガと社会の変化を身をもって体験してきた著者が読み解く。ウェブサイト『ポプラビーチ』連載「マンガと人生」を加筆訂正し、再構成」(オンライン書店bk1の紹介文)

オンライン書店ビーケーワン:ポップ中毒者の手記・川勝 正幸著『ポップ中毒者の手記』(1996.12,大栄出版)
「ホッパーを呼び、スチャダラを押し、ヴィアンの映画を発掘し…。好きの病が高じて火中の栗を拾うエディターが書いた、初のポップカルチャーコラム集。ここ10年の映画と音楽の動きがかなりわかる本」(オンライン書店bk1の紹介文)
━━━━━━━━━━━━
●木の葉燃朗のサイト:本の話と小説と、身辺雑記のページ:がらくた放送局
モバイル用 
target=_blank >http://www.h5.dion.ne.jp/~garakuta/m
 携帯電話にURLをメールで送る(メールソフトが起動します)

●コラムは毎日更新しています。以前の分は下の[ バックナンバー ]からどうぞ。



2006年7月20日(木)
買った本:夏目房之介氏&いしいひさいち氏

━━━━━━━━━━━━
※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
━━━━━━━━━━━━
●買った本
2006.07.17(月) 購入本
【新刊】
■オンライン書店bk1 より
オンライン書店ビーケーワン:コミカル・ミステリー・ツアー 4・いしい ひさいち著『コミカル・ミステリー・ツアー 4 長〜いお別れ』(2006.7,東京創元社)
 創元推理文庫で出ているミステリーのパロディ。これまで三冊出ています。

オンライン書店ビーケーワン:マンガに人生を学んで何が悪い?夏目 房之介著『マンガに人生を学んで何が悪い?』(2006.7,ランダムハウス講談社)
「青春と恋愛、結婚と育児、そして老いと死。戦後マンガはいかに人生を描いてきたのか? マンガと社会の変化を身をもって体験してきた著者が読み解く。ウェブサイト『ポプラビーチ』連載「マンガと人生」を加筆訂正し、再構成」(オンライン書店bk1の紹介文)

 気になっていた本、なかなか買いに行く時間がなく、bk1に注文していました。
━━━━━━━━━━━━
●気になる本
 この「プロサッカーチーム」は、Jリーグのアルビレックス新潟です。アルビレックス新潟は、とにかくサポーターが熱心で、観客動員数もJリーグで1、2を争う。また、サッカーチーム以外にもバスケットボールなどのクラブチームも持っている。
 この本も気になるのだが、アルビレックス自体も気になる。

オンライン書店ビーケーワン:神主さんがなぜプロサッカーチームの経営をするのか・池田 弘著『神主さんがなぜプロサッカーチームの経営をするのか』(2006.7,東洋経済新報社)
「愛宕神社の神主がなぜ、日本最大級の学校やサッカークラブ経営に乗り出し、様々な事業を展開しているのか? 神主であり経営者であるという体験をもとに、私流のまちおこし、人とまちを元気にする経営について語る」(オンライン書店bk1の紹介文)

 アルビレックス新潟はやはりテーマとして話題になるようで、取り上げた本がいくつか出ています。

オンライン書店ビーケーワン:ニイガタ現象・『サッカー批評』編集部編『ニイガタ現象』(2004.5,双葉社)
「新潟のサッカームーブメントとは何なのか? J2のチームでありながらJリーグ最高の観客動員を記録したアルビレックス新潟。そのJ1昇格の原動力と今期の戦力を検証する。『サッカー批評』緊急ルポルタージュ」(オンライン書店bk1の紹介文)

オンライン書店ビーケーワン:アルビレックス新潟の奇跡・飯塚 健司著 / 滝井 寿紀著『アルビレックス新潟の奇跡』(2005.4,小学館)
「アルビレックス新潟が「企業」として成功した秘密は「地域密着」にあった。『ビッグコミックスペリオール』で連載した実録コミック「白鳥スタジアムに舞う」を再録し、社長・監督らのインタビュー等を交え加筆、修正し再構成」(オンライン書店bk1の紹介文)

 下の本はオフィシャルブックです。

オンライン書店ビーケーワン:熱戦の軌跡 2005・新潟日報事業社編集『熱戦の軌跡 2005』(2005.12,アルビレックス新潟)
「J1リーグ2年目のリーグ戦全試合を完全収録。2005年の活動、今期辞任した反町康治監督や選手のインタビュー、新潟市合併記念国際親善マッチなどを収録した、アルビレックス新潟公式イヤーブック」(オンライン書店bk1の紹介文)

・アルビレックス新潟 http://www.albirex.co.jp/
━━━━━━━━━━━━
●読んでいる本
オンライン書店ビーケーワン:マンガに人生を学んで何が悪い?・夏目 房之介著『マンガに人生を学んで何が悪い?』(2006.7,ランダムハウス講談社)
「青春と恋愛、結婚と育児、そして老いと死。戦後マンガはいかに人生を描いてきたのか? マンガと社会の変化を身をもって体験してきた著者が読み解く。ウェブサイト『ポプラビーチ』連載「マンガと人生」を加筆訂正し、再構成」(オンライン書店bk1の紹介文)

オンライン書店ビーケーワン:ポップ中毒者の手記・川勝 正幸著『ポップ中毒者の手記』(1996.12,大栄出版)
「ホッパーを呼び、スチャダラを押し、ヴィアンの映画を発掘し…。好きの病が高じて火中の栗を拾うエディターが書いた、初のポップカルチャーコラム集。ここ10年の映画と音楽の動きがかなりわかる本」(オンライン書店bk1の紹介文)
━━━━━━━━━━━━
●読み終えた本

━━━━━━━━━━━━
●木の葉燃朗のサイト:本の話と小説と、身辺雑記のページ:がらくた放送局
モバイル用 
target=_blank >http://www.h5.dion.ne.jp/~garakuta/m
 携帯電話にURLをメールで送る(メールソフトが起動します)

●コラムは毎日更新しています。以前の分は下の[ バックナンバー ]からどうぞ。



2006年7月21日(金)
大山 のぶ代著『ぼく、ドラえもんでした。』の感想文が、bk1の「今週のオススメ書評」に選ばれました

 先日bk1に投稿した下の本の感想文が、7月21日から一週間の「今週のオススメ書評」に選ばれました。

オンライン書店ビーケーワン:ぼく、ドラえもんでした。・大山 のぶ代著『ぼく、ドラえもんでした。』(2006.6,小学館)
「声優時代を中心とした大山のぶ代の自伝。ドラえもんとの運命の出会いから、テレビや映画、藤本先生の思い出など、26年間の涙と笑いにあふれたエピソードをつづる。貴重な写真満載の「大山のぶ代グラフィティ」も収録」(オンライン書店bk1の紹介文)

 感想文のタイトルは「大山さんのドラえもんへの思いの強さがひしひしと伝わる本」。本文は上のリンクからご覧ください。
━━━━━━━━━━━━
※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
━━━━━━━━━━━━
●気になる本
 特にネット上で、「Lifehacks(ライフハック)」とか「GTD(Get Things Done)」などの言葉が流行しています。
 定義は使う人によって多少異なりますが、どちらも「仕事を効率的に、快適に実行する方法」というような意味です。更に、そのように仕事を進めることで余裕をつくり、創造的な仕事をする、という意味も含まれているようです。これまでの「仕事術」とも共通する部分があります。

 このテーマについての本もいくつか出始めていますが、また一冊出たようです。この手の本は、実際に読んでみないと自分に合う合わないが分からないのですが、とりあえず立ち読みしてみたい。気になります。

オンライン書店ビーケーワン:アイデアハック!・原尻 淳一著 / 小山 竜介著『アイデアハック!』(2006.7,東洋経済新報社)
「ライフ・ハックは、こんがらがった生活(ライフ)を簡単に解決(ハック)するという意味。このコンセプトから、情報、時間管理、整理、五感、思考、発想、意思決定と7つのハックに分けて、シンプル仕事術を解説する」(オンライン書店bk1の紹介文)

 これまでに俺が読んだのは下記の二冊。

オンライン書店ビーケーワン:ライフハックプレス・田口 元〔ほか〕著『ライフハックプレス』(2006.4,技術評論社)
「lifehacksとは、仕事をシンプルかつ楽しくするような習慣を生み出そうという考え方。シンプル&ストレスフリーの仕事術GTDや、Google全サービス活用、プレゼンが簡単にうまくなる方法を特集する」(オンライン書店bk1の紹介文)

オンライン書店ビーケーワン:ストレスフリーの仕事術・デビッド・アレン著 / 田口 元監訳『ストレスフリーの仕事術』(2006.6,二見書房)
「生産性に関する世界で最も影響力を持つ思想家のひとりと言われるGTDメソッド考案者が明かす、ストレスのない仕事を実現する52の法則とは? ストレス激減の秘策をわかりやすくアドバイス」(オンライン書店bk1の紹介文)
━━━━━━━━━━━━
●読んでいる本
オンライン書店ビーケーワン:マンガに人生を学んで何が悪い?・夏目 房之介著『マンガに人生を学んで何が悪い?』(2006.7,ランダムハウス講談社)
「青春と恋愛、結婚と育児、そして老いと死。戦後マンガはいかに人生を描いてきたのか? マンガと社会の変化を身をもって体験してきた著者が読み解く。ウェブサイト『ポプラビーチ』連載「マンガと人生」を加筆訂正し、再構成」(オンライン書店bk1の紹介文)

オンライン書店ビーケーワン:ポップ中毒者の手記・川勝 正幸著『ポップ中毒者の手記』(1996.12,大栄出版)
「ホッパーを呼び、スチャダラを押し、ヴィアンの映画を発掘し…。好きの病が高じて火中の栗を拾うエディターが書いた、初のポップカルチャーコラム集。ここ10年の映画と音楽の動きがかなりわかる本」(オンライン書店bk1の紹介文)
━━━━━━━━━━━━
●買った本

━━━━━━━━━━━━
●読み終えた本

━━━━━━━━━━━━
●木の葉燃朗のサイト:本の話と小説と、身辺雑記のページ:がらくた放送局
モバイル用 
target=_blank >http://www.h5.dion.ne.jp/~garakuta/m
 携帯電話にURLをメールで送る(メールソフトが起動します)

●コラムは毎日更新しています。以前の分は下の[ バックナンバー ]からどうぞ。



2006年7月22日(土)
新庄、オールスターでいろいろパフォーマンス

 詳しくは下のニュースをどうぞ。

・スポニチアネックス記事
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2006/07/22/01.html

 俺は日本野球は好きじゃないが、新庄は好き。
 新庄剛志とサッカーの中田英寿という、今年現役引退する(した)ふたりについて、今度サイトかブログで書いてみたい。「応援される力の違い」という観点から。

 とにかく、新庄、最後のシーズン頑張って!
 でも、引退後に欽ちゃん球団にだけは入るなよ!
━━━━━━━━━━━━
※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
━━━━━━━━━━━━
●気になる本
 お、「出没!アド街ック天国」の本。俺結構この番組好きなんですよ。ちょっと気になる。

オンライン書店ビーケーワン:出没!アド街ック天国東京下町歩き・『出没!アド街ック天国東京下町歩き』(2006.6,日経BP社)
「テレビ東京系の地域密着系都市型エンタテイメント「出没!アド街ック天国」がおくる、浅草・上野などの東京下町歩きガイドブック。「アド街ベスト30」最新情報ほかを収録。データ:2006年4月現在」(オンライン書店bk1の紹介文)

 ちなみに、3年前にも同じようなテーマで本が出ていて、こちらもまだ入手可能なようです。読み比べてみるのも面白そうだなあ。

オンライン書店ビーケーワン:出没!アド街ック天国MAGAZINE・『出没!アド街ック天国MAGAZINE』(2004.1,インフォレスト)
「TV東京「出没!アド街ック天国」で過去に放送された東京23区の街を誌上で再現! ビジネスの街からプレイスポット、さらに下町まで23区の主だった街をここに紹介。見忘れた人ももう安心。データ:2003年11月現在」(オンライン書店bk1の紹介文)

 あと、俺は「ぶらり途中下車の旅」も好きです。下の本は現在残念ながら品切れのようですが。

オンライン書店ビーケーワン:ぶらり途中下車の旅・日本テレビ「ぶらり途中下車の旅」制作班編・著『ぶらり途中下車の旅』(1997.4,徳間書店)
「日本テレビで放映中の人気番組の単行本化。東京の盛り場はもちろん埼玉、千葉、神奈川の郊外の「ぶらり」ならではの名所、名店。18線を選び路線別に構成、最寄り駅からの道筋と番組内での情報を提供」(オンライン書店bk1の紹介文)

 ちなみに下の本は「ぶらり途中下車の旅」とは直接関係ないけれど、なんとなく似た雰囲気を持っています。実は俺は持っているのですが、ゆるい感じだけれど味がある感じの本だった。

オンライン書店ビーケーワン:車だん吉ぶらり旅 京成線編・車 だん吉著『車だん吉ぶらり旅 京成線編』(2001.6,風塵社)
「京成線の車窓から見る、ことに江戸川を越えて東京に入っていったあたりの風景には気持ちを微妙にくすぐる安らぎが漂う。昔ながらの一軒家が目立ち、やや時代に乗り遅れた気配の見える庶民の街々を気ままに歩く」(オンライン書店bk1の紹介文)
━━━━━━━━━━━━
●読んでいる本
オンライン書店ビーケーワン:マンガに人生を学んで何が悪い?・夏目 房之介著『マンガに人生を学んで何が悪い?』(2006.7,ランダムハウス講談社)
「青春と恋愛、結婚と育児、そして老いと死。戦後マンガはいかに人生を描いてきたのか? マンガと社会の変化を身をもって体験してきた著者が読み解く。ウェブサイト『ポプラビーチ』連載「マンガと人生」を加筆訂正し、再構成」(オンライン書店bk1の紹介文)

オンライン書店ビーケーワン:ポップ中毒者の手記・川勝 正幸著『ポップ中毒者の手記』(1996.12,大栄出版)
「ホッパーを呼び、スチャダラを押し、ヴィアンの映画を発掘し…。好きの病が高じて火中の栗を拾うエディターが書いた、初のポップカルチャーコラム集。ここ10年の映画と音楽の動きがかなりわかる本」(オンライン書店bk1の紹介文)
━━━━━━━━━━━━
●買った本

━━━━━━━━━━━━
●読み終えた本

━━━━━━━━━━━━
●木の葉燃朗のサイト:本の話と小説と、身辺雑記のページ:がらくた放送局
モバイル用 
target=_blank >http://www.h5.dion.ne.jp/~garakuta/m
 携帯電話にURLをメールで送る(メールソフトが起動します)

●コラムは毎日更新しています。以前の分は下の[ バックナンバー ]からどうぞ。



2006年7月23日(日)
映画『ZIDANE(ジダン 神が愛した男)』を見る

 7月18日、映画『ZIDANE(ジダン 神が愛した男)』を見てきました(シネカノン有楽町にて)。

 2005年4月23日の、所属クラブレアル・マドリードでの実際の試合(対ビジャレアル戦)を17台のカメラでジダンに注目して撮影した映像。基本的に試合の映像・音のみで、ところどころBGMと字幕でジダンの言葉が挿入される。
 映画というよりも、ビデオアートのような感じの映像だった。たしかに、ジダンを近くで見ているように感じる映像も多いし、なにより音が臨場感がある。それから、ジダンにつま先で地面をトントンと叩く癖があることや、ピッチ上でツバを吐いたり手鼻をかんだりしているのも分かる(ちなみに、ツバや手鼻はサッカーの試合ではそんなに特別なことではない)。
 ただ、見慣れない視点での映像なので、ちょっと戸惑う。テレビのサッカー中継のように、全体を俯瞰する映像は少なく、ゴールが決まった瞬間も、「そのときのジダン」が映し出される(一応、リプレイ映像として別のアングルからの映像が挿入されます)。そういう意味では、サッカーやジダンについてあまり知らない人にとっては、もしかしたら退屈かもしれない。
 でも、俺はジダンの動きのメリハリなど、見ていて興味深かった。常に走り回っているわけではないのだが、ここぞというときに一気にスピードを上げる様子はすごかったなあ。特に、ドリブルでディフェンダーを振り切り、ボールをゴール前に運んでアシストをするシーンは迫力があった。

 なお、ジダンの過去の映像や関係者の証言などをまとめたドキュメンタリーとはまったく違うので、そうしたものを想像している方は念のためご注意を。

・日本語版公式サイト
http://www.zidane.jp/(音が出ますのでご注意ください)
━━━━━━━━━━━━
※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
━━━━━━━━━━━━
●買った本
2006.07.23(日)購入本
【新刊】
■ときわ書房 新松戸店にて
オンライン書店ビーケーワン:同級生交歓・文芸春秋編『同級生交歓』(2006.7,文春新書)
「人の一生を左右するのは校風か、学歴か、友人か。意外な組み合わせ、納得の顔ぶれなど100組の「誌上同窓会」から、日本社会の縮図が浮かび上がる。月刊『文芸春秋』の名物グラビア50周年記念の忘れ得ぬ一冊」(オンライン書店bk1の紹介文)

 これはおもしろそうだわあ。気になって買ってきました。写真もたくさん掲載されています。
 例えば三遊亭円歌と滝田ゆうが小学校の同窓生で、東武線玉の井駅(現:東向島駅)のホームで写真を撮っていたり、岡本太郎と藤山一郎が慶應幼稚舎の同窓だとか、細野晴臣・西岸良平(『三丁目の夕日』)が立教高校で同級生だったとか、面白い。
━━━━━━━━━━━━
●気になる本
 恩田陸氏の『ロミオとロミオは永遠に』が文庫に入りました。恩田氏の小説の中で最も魅力的ともいえる「学園もの」の舞台設定で、かつ20世紀の日本のサブカルチャーがふんだんに盛り込まれた小説。俺は元の本が出たときにすぐ読んだのですが、面白かったなあ。

オンライン書店ビーケーワン:ロミオとロミオは永遠に 上・恩田 陸著『ロミオとロミオは永遠に 上』(2006.7,ハヤカワ文庫 JA)
オンライン書店ビーケーワン:ロミオとロミオは永遠に 下・恩田 陸著『ロミオとロミオは永遠に 下』(2006.7,ハヤカワ文庫 JA)
「日本人だけが地球に居残る近未来。エリートへの近道は「大東京学園」の卒業総代になること。苛酷な受験レースを潜り抜けたアキラとシゲルを待ち受けていたキャンパスとは…。絶望に満ちた学園からの、郷愁と哄笑の大脱走劇」(オンライン書店bk1の単行本の紹介文)

 当時書いた感想文を再掲します。

2002年11月16日(土)
・恩田陸『ロミオとロミオは永遠に』(2002,ハヤカワSFシリーズJコレクション)
 個人的には、非常に面白かった。ひとつめに、俺が「恩田陸が書く中で最も魅力 的」だと思う「学園」を舞台としていること。そしてもうひとつ、20世紀後半の日本と 日本のサブカルチャーがふんだんに盛り込まれた内容であること。このふたつだ けで、「やられた!」と思ってしまった。
 舞台は近未来の地球。日本人だけが地球に残り、汚染された環境の後片付けを している。そんな日本人の中で、「大東京学園」を卒業した者だけが将来を保証さ れていた。その「大東京学園」に入学した少年たちが見たものは、学園内のあちこ ちに見られる20世紀末の東京の残骸と、かつてのサブカルチャーだった。ある者 はこの学園の総代として卒業しようとし、ある者はこの学園からの脱走を試みる。
 …ううむ、こう書くとちょっと陳腐かなあ。しかし、この「大東京学園」の雰囲気に はなんともいえないわくわくした気持ちになる。パロディとして、あるいはそのままで 登場する数々の固有名詞。名前こそ出ないものの、わかる人にはわかるように書 かれた様々な小道具・人物・出来事。こうした情報を読むだけで、俺は本当に楽し かった。
 小説の完成度は、他の恩田作品に比べれば少し落ちるかもしれない。やや意外 性に欠ける。しかし、そこに至るまでの面白さが群を抜いている。
 わからないところはインターネットで調べながら読んでもいいし、自分にわかる部 分以外は無視してもよいだろう。その人なりの楽しみ方ができる。
 でも、やはりサブカルチャーが好きな人が一番楽しめるのかもしれない。

 恩田氏の学園ものの小説を紹介しておきましょう。『夜のピクニック』は、まもなく映画が公開ですね。

オンライン書店ビーケーワン:夜のピクニック・恩田 陸著『夜のピクニック』(2004.7,新潮社)
「高校最後のイベントに賭けた一つの願い。あの一夜の出来事は、紛れもない「奇跡」だった、とあたしは思う。ノスタルジーの魔術師が贈る、永遠普遍の青春小説。『小説新潮』隔月連載を単行本化」(オンライン書店bk1の紹介文)

オンライン書店ビーケーワン:六番目の小夜子・恩田 陸著『六番目の小夜子』(2001.2,新潮文庫)

オンライン書店ビーケーワン:球形の季節・恩田 陸著『球形の季節』(1999.2,新潮文庫)
「「5月17日」その日付にエンドウさんという子が宇宙人にさらわれる、という噂は現実となった。金平糖を使ったおまじないが流行り、第2の噂が流れる。東北の町を舞台にした高校生の生活を描いた傑作モダンホラー」(オンライン書店bk1の単行本の紹介文)

オンライン書店ビーケーワン:麦の海に沈む果実・恩田 陸〔著〕『麦の海に沈む果実』(2004.1,講談社文庫)
「三月以外の転入生は破滅をもたらすといわれる全寮制の学園。二月最後の日に来た理瀬の心は揺らめく。閉ざされたコンサート会場や湿原から失踪した生徒たち。生徒を集め交霊会を開く校長。図書館から消えたいわくつきの本。理瀬が迷いこんだ「三月の国」の秘密とは? この世の「不思議」でいっぱいの物語」(オンライン書店bk1の紹介文)
━━━━━━━━━━━━
●読んでいる本
オンライン書店ビーケーワン:ポップ中毒者の手記・川勝 正幸著『ポップ中毒者の手記』(1996.12,大栄出版)
「ホッパーを呼び、スチャダラを押し、ヴィアンの映画を発掘し…。好きの病が高じて火中の栗を拾うエディターが書いた、初のポップカルチャーコラム集。ここ10年の映画と音楽の動きがかなりわかる本」(オンライン書店bk1の紹介文)
━━━━━━━━━━━━
●読み終えた本
オンライン書店ビーケーワン:マンガに人生を学んで何が悪い?・夏目 房之介著『マンガに人生を学んで何が悪い?』(2006.7,ランダムハウス講談社)
「青春と恋愛、結婚と育児、そして老いと死。戦後マンガはいかに人生を描いてきたのか? マンガと社会の変化を身をもって体験してきた著者が読み解く。ウェブサイト『ポプラビーチ』連載「マンガと人生」を加筆訂正し、再構成」(オンライン書店bk1の紹介文)
━━━━━━━━━━━━
●木の葉燃朗のサイト:本の話と小説と、身辺雑記のページ:がらくた放送局
モバイル用 
target=_blank >http://www.h5.dion.ne.jp/~garakuta/m
 携帯電話にURLをメールで送る(メールソフトが起動します)

●コラムは毎日更新しています。以前の分は下の[ バックナンバー ]からどうぞ。



2006年7月24日(月)
『東京タワー』の本といえば、江國なんとかさんとかリリーなんとかさんの本じゃなくてノッポンの「ノッ本」なんだよ!

━━━━━━━━━━━━
※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
━━━━━━━━━━━━
●気になる本
 『東京タワー』というと、江國なんとかさんと、中川雅也さん(あ、ペンネームは「リリーなんとか」さんでしたか)の小説が有名ですが、そんな本を読んでいる場合ではありません。

 なぜならばノッポンによる『東京タワーのノッポン』が刊行されたからナノデース!

オンライン書店ビーケーワン:東京タワーのノッポン・ノッポン『東京タワーのノッポン』(2006年,講談社)

 ノッポンというのは、東京タワーのマスコットキャラクターです。下のような風貌で、東京タワーに行くと会えます。



 ……いや、俺の絵を見て「あはははは」と笑ってる場合じゃなくて。
 東京タワーのサイトで、このノッポン兄弟が質問に答える掲示板があります。それを本にして、更に著名人からの質問に答える書下ろしを加えた本。
 やっていることは生協のなんとかさんと同じなのだが、なんというか、この本は面白そうよ。気になります。

・東京タワー http://www.tokyotower.co.jp/333/

 東京タワーの写真集も出ているので、あわせて紹介しましょう。

オンライン書店ビーケーワン:東京タワーが建ったころ・岩永 辰尾著『東京タワーが建ったころ』(2005.10,第三書館)
「東京タワーが建ったころ、銀座の大通りに靴磨きが並んで座り、佃島の渡しがのどかな世間話を乗せて運び、ぬかるみ道でおんぼろバスが大きく揺れた…。50年前の東京周辺や浦安の風景及び人々の姿を写したモノクロ写真集」(オンライン書店bk1の紹介文)

オンライン書店ビーケーワン:東京タワー・安原 直樹著『東京タワー』(2005.8,新風舎)
「孤独で官能的なこのタワーこそが東京のランドマークであり、僕らの守護神なのだ。天王洲、レインボーブリッジ、月島、晴海ふ頭、東京都庁…。様々な場所から捉えた東京タワーの写真集」(オンライン書店bk1の紹介文)

 江國なんとかさんとリリーなんとかさんの「東京タワー」はこちら。

オンライン書店ビーケーワン:東京タワー・江国 香織著『東京タワー』(2006.3,新潮文庫)

オンライン書店ビーケーワン:東京タワー・リリー・フランキー著『東京タワー』(2005.6,扶桑社)
「それはまるで、独楽の芯のようにきっちりと、ど真ん中に突き刺さっている。東京の中心に。日本の中心に。ボクらの憧れの中心に。この話は、かつて、それを目指すために上京したオトンと、ボクと、オカンのちいさな話です」(オンライン書店bk1の紹介文)

 更に、明らかに江國なんとかさんに便乗したような内容の本もありますのでご紹介。

オンライン書店ビーケーワン:「東京タワー」に恋して…・さらだ たまこ文 / あやせ 理子マンガ『「東京タワー」に恋して…』(2005.12,日本文芸社)
「「東京タワーする」とは、年下の彼氏とラブラブになること。年下男と年上女の、おかしくも物哀しい恋愛模様。幸せな「負け犬」の生活とは…。大人の女性による、大人の女性のための、泣いて笑って癒されるコミックエッセイ」(オンライン書店bk1の紹介文)

 えーいついでだ、生協のなんとかさんの本もどさくさにまぎれて紹介。

オンライン書店ビーケーワン:生協の白石さん・白石 昌則著『生協の白石さん』(2005.11,講談社)
「東京農工大生協の「ひとことカード」に寄せられる要望やユニークなメッセージに、誠実で機知に富んだ回答をしてくれる生協の白石さん。おかしくて癒される、学生と白石さんとのコミュニケーション「ひとことカード」の傑作選」(オンライン書店bk1の紹介文)
━━━━━━━━━━━━
●読んでいる本
オンライン書店ビーケーワン:遺品逸品・森 茉莉ほか〔著〕 / 谷崎 松子ほか〔著〕 / 徳川 斉正ほか〔著〕 / 斎藤 茂太ほか〔著〕『遺品逸品』(2006.1,光文社)

オンライン書店ビーケーワン:ポップ中毒者の手記・川勝 正幸著『ポップ中毒者の手記』(1996.12,大栄出版)
「ホッパーを呼び、スチャダラを押し、ヴィアンの映画を発掘し…。好きの病が高じて火中の栗を拾うエディターが書いた、初のポップカルチャーコラム集。ここ10年の映画と音楽の動きがかなりわかる本」(オンライン書店bk1の紹介文)
━━━━━━━━━━━━
●買った本

━━━━━━━━━━━━
●読み終えた本

━━━━━━━━━━━━
●木の葉燃朗のサイト:本の話と小説と、身辺雑記のページ:がらくた放送局
モバイル用 
target=_blank >http://www.h5.dion.ne.jp/~garakuta/m
 携帯電話にURLをメールで送る(メールソフトが起動します)

●コラムは毎日更新しています。以前の分は下の[ バックナンバー ]からどうぞ。



2006年7月25日(火)
買ったCD

2006.07.23(日)購入もん
【CD】
■タワーレコード アリオ亀有店 にて

スターボーI たんぽぽ畑でつかまえて(紙ジャケット仕様)
スターボー
インディペンデントレーベル (2006/07/19)

収録曲
1. プロローグ
2. 月世界ナイト
3. TOKYOベイブルース
4. 火星のプリンセス
5. 100億光年の恋人
6. ハートブレイク太陽族
7. エピローグ
8. たんぽぽ畑でつかまえて
9. 踊れLA・TA・TA
10. センチメタリックナイト
11. 摩天楼パラダイス
12. テレパシーライダー
13. CAN’T SLEEP
14. WA・KA・RE
15. 不思議★テレパシー
16. サマー・ラブ
17. ミストラル (地中海微風)


 欲しかったスターボーのCDをようやく入手。まずさっと聴いた感想としては、前半のテクノ歌謡曲もいいし(ただ、一番インパクトがあるのはやっぱり「ハートブレイク太陽族」)、後半のアイドルポップス風(キャンディーズっぽい曲も何曲か)の曲もいい。曲はアイドル歌謡曲風だけれど、歌詞などの雰囲気はテクノ歌謡の名残を感じさせるのも、個人的には好き。
−−−−−
リリーポップライフ~complete songs~
堀下さゆり
インディペンデントレーベル (2006/07/12)


 堀下さゆりさんは、下のアルバム『カゼノトオリミチ』が良くて、最近気になるミュージシャンのひとり。柔らかい歌声とピアノの音色、色々な雰囲気をもった曲(本人作詞作曲)が印象的。
 『リリーポップライフ』は、インディーズ時代の音源をリマスターした、インディーズ期のベストともいえるCD。

カゼノトオリミチ
カゼノトオリミチ
posted with amazlet on 06.07.23
堀下さゆり
Babestar/ビクターエンタテインメント (2005/02/16)
売り上げランキング: 3,151


・堀下さゆり official website 「Lilylife」
http://www.lilylife.net/

 ライブのDVDも紹介します。

堀下さゆり ツアー ~ 君と笑った ~ ファイナル (初回限定版)
ビクターエンタテインメント (2005/08/24)
売り上げランキング: 4,454


 しかし、タワーレコードだとこういうCDもちゃんと置いてあるのがうれしい。家の近くにタワーレコードがあるのは結構うれしい。
━━━━━━━━━━━━
※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
━━━━━━━━━━━━
●気になる本
 似ている(パロディも含む)レコードジャケットを紹介した本。こういうのは面白いね。

オンライン書店ビーケーワン:レコジャケジャンキー!・CDジャーナルムック『レコジャケジャンキー!』(2006.3,音楽出版社)
「愛するがゆえに模してしまう、パロジャケの数々を徹底紹介! みうらじゅんや木村豊など著名人のインタビューも交えながら、「レコード・ジャケットとは何か?」を考え、パッケージ不要の時代に警鐘を鳴らす、音楽雑学本」(オンライン書店bk1の紹介文)

 ちょっと前にも同じテーマで下記の本が出ています。

オンライン書店ビーケーワン:すべてのレコジャケはバナナにあこがれる。・安田 謙一著 / 市川 誠著『すべてのレコジャケはバナナにあこがれる。』(2004.9,太田出版)
「芸術なのか、ただの模倣なのか? CDやレコードのジャケットを飾った模倣の作品ばかりを収録した、パロジャケ考現学。msn毎日インタラクティブ連載に書下ろしを加え単行本化」(オンライン書店bk1の紹介文)
━━━━━━━━━━━━
●読んでいる本
オンライン書店ビーケーワン:遺品逸品・森 茉莉ほか〔著〕 / 谷崎 松子ほか〔著〕 / 徳川 斉正ほか〔著〕 / 斎藤 茂太ほか〔著〕『遺品逸品』(2006.1,光文社)

オンライン書店ビーケーワン:ポップ中毒者の手記・川勝 正幸著『ポップ中毒者の手記』(1996.12,大栄出版)
「ホッパーを呼び、スチャダラを押し、ヴィアンの映画を発掘し…。好きの病が高じて火中の栗を拾うエディターが書いた、初のポップカルチャーコラム集。ここ10年の映画と音楽の動きがかなりわかる本」(オンライン書店bk1の紹介文)
━━━━━━━━━━━━
●買った本

━━━━━━━━━━━━
●読み終えた本

━━━━━━━━━━━━
●木の葉燃朗のサイト:本の話と小説と、身辺雑記のページ:がらくた放送局
モバイル用 
target=_blank >http://www.h5.dion.ne.jp/~garakuta/m
 携帯電話にURLをメールで送る(メールソフトが起動します)

●コラムは毎日更新しています。以前の分は下の[ バックナンバー ]からどうぞ。



2006年7月26日(水)
7/25購入CD(1)

2006.07.25(火) 購入もん
【CD】
■ディスクユニオン 新宿本館(日本のロック・インディーズ館) にて

恋するギュインズ
恋するギュインズ
posted with amazlet on 06.07.26
エレクトリックギュインズ
ブルース・インターアクションズ (2005/03/04)
売り上げランキング: 51,851


 エレクトリックギュインズは、下の『VICB-60012』を聴いて、かっこよくて気になっているバンド。なんというか、30歳代半ばだから歌える歌って感じが好きなんです。

VICB-60012
VICB-60012
posted with amazlet on 06.07.26
エレクトリックギュインズ
ビクターエンタテインメント (2006/03/15)

-----
・カクスコ『レゲエDEカクスコ』(1996年,VSCD-225)
1. シー・サイド・バウンド
2. 白い珊瑚礁
3. 花の首飾り
4. シー・サイド・バウンド [Remix] (グループサウンド・ミックス)

 ひゃあ、カクスコがCDを出しているとは思わなかった。
 カクスコとは、男性6人組の劇団(中村育二・岸博之・井之上隆志・山崎直樹・近藤京三・原田修一)。惜しくも2002年の1月に解散してしまったのですが、俺はテレビの劇場中継で何本か舞台を見ています。
 息が合った会話の中で醸し出されるなんとも言えないユーモアと、劇中で披露される歌のかっこよさが印象的だったなあ。わりと情けない感じの男の人たちという設定の内容が多く、それでも一生懸命生きているということが、なんだか見ていて人間がいとおしくなる。そして、元気になる。そんな舞台だったという記憶がある。
 そのカクスコのCD。棚でCDの背表紙を見たときは「カクスコって、あのカクスコじゃないよねえ」と思いながら見たら、まさに「あのカクスコ」だったのでちょっとびっくり。即購入。
 アカペラでのコーラスがかっこいい。

・カクスコHP(アーカイブス) http://www.jah.ne.jp/~yoji/kakusuko/
━━━━━━━━━━━━
※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
━━━━━━━━━━━━
●気になる本
 大学生の頃、一応は哲学や社会学を勉強したのです。今思うと「かぶれ」程度だけれど、それなりに本は読んだ。まあ、あくまでそれなりだし、外国語の本は全部日本語訳で読んだので、本格的に勉強した(している)人には鼻で笑われるとは思いますが。
 でも、ミシェル・フーコーは読まずじまいだったんだよなあ。フーコーの考え方は研究書や引用されている本で少しは知っているけれど。
 ちくま学芸文庫で、「フーコー・コレクション」が刊行されているので、興味がある。読んで全然歯が立たないかも知れないけれど、でも今からでも遅くないから読んでみたいとも思うんだよなあ。

オンライン書店ビーケーワン:フーコー・コレクション 1・ミシェル・フーコー著 / 小林 康夫編 / 石田 英敬編 / 松浦 寿輝編『フーコー・コレクション 1 狂気・理性』(2006.5,ちくま学芸文庫)

オンライン書店ビーケーワン:フーコー・コレクション 2・ミシェル・フーコー著 / 小林 康夫編 / 石田 英敬編 / 松浦 寿輝編『フーコー・コレクション 2 文学・侵犯』(2006.6,ちくま学芸文庫)

オンライン書店ビーケーワン:フーコー・コレクション 3・ミシェル・フーコー著 / 小林 康夫編 / 石田 英敬編 / 松浦 寿輝編『フーコー・コレクション 3 言説・表象』(2006.7,ちくま学芸文庫)

オンライン書店ビーケーワン:フーコー・コレクション(4) 権力・監禁・ミシェル・フーコー / 小林 康夫‐編『フーコー・コレクション(4) 権力・監禁』(2006.8.9,ちくま学芸文庫)
━━━━━━━━━━━━
●読んでいる本
オンライン書店ビーケーワン:遺品逸品・森 茉莉ほか〔著〕 / 谷崎 松子ほか〔著〕 / 徳川 斉正ほか〔著〕 / 斎藤 茂太ほか〔著〕『遺品逸品』(2006.1,光文社)

オンライン書店ビーケーワン:ポップ中毒者の手記・川勝 正幸著『ポップ中毒者の手記』(1996.12,大栄出版)
「ホッパーを呼び、スチャダラを押し、ヴィアンの映画を発掘し…。好きの病が高じて火中の栗を拾うエディターが書いた、初のポップカルチャーコラム集。ここ10年の映画と音楽の動きがかなりわかる本」(オンライン書店bk1の紹介文)
━━━━━━━━━━━━
●買った本

━━━━━━━━━━━━
●読み終えた本

━━━━━━━━━━━━
●木の葉燃朗のサイト:本の話と小説と、身辺雑記のページ:がらくた放送局
モバイル用 
target=_blank >http://www.h5.dion.ne.jp/~garakuta/m
 携帯電話にURLをメールで送る(メールソフトが起動します)

●コラムは毎日更新しています。以前の分は下の[ バックナンバー ]からどうぞ。

 なんか、俺のコラムって誰にも読まれていない気がする。どうモチベーションを高めるか、今の課題ですな。



2006年7月27日(木)
7/25購入CD(2)

2006.07.25(火) 購入もん
【CD】
■ディスクユニオン 新宿中古センター にて


Road to Louisiana
Road to Louisiana
posted with amazlet on 06.07.26
ハリーとマック マーク・ビングハム 細野晴臣 久保田麻琴 サンディー
ERJ (1999/10/21)
売り上げランキング: 28,003

 「ハリーとマック」というのは、細野晴臣さんと久保田麻琴さんのユニット。
-----
口笛とウクレレ
口笛とウクレレ
posted with amazlet on 06.07.26
関口和之 featuring 竹中直人 小倉博和 めいなCo. 鴨宮諒 柳満夫 IWAO
ビクターエンタテインメント (2000/11/22)
売り上げランキング: 2,056

1. BITTERSWEET SAMBA
2. 雨にぬれても
3. MOON RIVER
4. LOVE
5. 私の青空
6. 慕情
 サザンオールスターズの関口和之がウクレレ、竹中直人が口笛を担当したCD。
 「BITTERSWEET SAMBA(ビタースイート・サンバ)」は、「オールナイトニッポン」のテーマソングにもなっていますね。
-----
LIVE RECORDINGS 1994-1997
LIVE RECORDINGS 1994-1997
posted with amazlet on 06.07.26
L-R 黒沢健一 遠山裕 岡井大二 黒沢秀樹 BRIAN PECK
ポニーキャニオン (1997/09/19)
売り上げランキング: 93,693

 L⇔Rのライブ盤。1994年〜1997年と、各年ごとに1枚ずつ、計4枚組。最近またL⇔RのCDが聴きたくなって、未所有のものを少しずつ集めています。
 これはあくまで俺個人の記憶と印象に基づいた話ですが、L⇔Rって今も、例えばスピッツ(Spitz)と同じようなポジションで活動を続けていてもおかしくなかったよなあと思う。「スピッツと同じような」というのは、熱心なファンと、いくつかCDを持っている程度だけれど好き、という人たちに支持されている、ということを意味します。
 それくらい、今聴いてもいいんだよなあ。
━━━━━━━━━━━━
※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
━━━━━━━━━━━━
●読み終えた本
オンライン書店ビーケーワン:遺品逸品・森 茉莉ほか〔著〕 / 谷崎 松子ほか〔著〕 / 徳川 斉正ほか〔著〕 / 斎藤 茂太ほか〔著〕『遺品逸品』(2006.1,光文社)
 印象に残ったエピソードを紹介しましょう。

・福沢諭吉(孫:清岡(日英)一氏):「昔の英雄とか大学者といえば、偉い仕事をするばかりで細かいことや家庭のことは見向きもしない。子供も妻にまかせきりという人が多かったのですが、おじい様はいつもおばあ様と二人で九人の子供をひとりひとり育てあげました」(p.47)。これは俺が勝手に抱いていた福沢諭吉のイメージとギャップがあって興味深かった。

・高村光太郎(甥:高村規氏):父光雲の形見の彫刻刀を弟子に分けた時の話。弟子からは「末永く高村家に保存した方が良い」(p.71)と言われて、「家に保存するのも一つの考え方だが、末代光雲に全く関係の無い時代になって、この名刀で下駄の歯でも削られることにでもなったらそれこそやりきれない」(p.71)。
━━━━━━━━━━━━
●気になる本
 先日、青山ブックセンターで見かけて気になっていた本。ヨーロッパの図書館の写真集です。
 「Candida Hofer」は、「カンディダ・へーファー」というのが一般的な日本語の読み方のようです。ドイツの写真家。
 序文はウンベルト・エーコとのこと。エーコの『薔薇の名前』は、俺は映画しか見ていないのですが、修道院内の図書館も登場した記憶がある。 



オンライン書店ビーケーワン:薔薇の名前 上・ウンベルト・エーコ著 / 河島 英昭訳『薔薇の名前 上』(1990.1,東京創元社)
オンライン書店ビーケーワン:薔薇の名前 下・ウンベルト・エーコ著 / 河島 英昭訳『薔薇の名前 下』(1990.1,東京創元社)

薔薇の名前 特別版
薔薇の名前 特別版
posted with amazlet on 06.07.27
ワーナー・ホーム・ビデオ (2006/07/14)

━━━━━━━━━━━━
●読んでいる本
オンライン書店ビーケーワン:同級生交歓・文芸春秋編『同級生交歓』(2006.7,文春新書)
「人の一生を左右するのは校風か、学歴か、友人か。意外な組み合わせ、納得の顔ぶれなど100組の「誌上同窓会」から、日本社会の縮図が浮かび上がる。月刊『文芸春秋』の名物グラビア50周年記念の忘れ得ぬ一冊」(オンライン書店bk1の紹介文)

オンライン書店ビーケーワン:ポップ中毒者の手記・川勝 正幸著『ポップ中毒者の手記』(1996.12,大栄出版)
「ホッパーを呼び、スチャダラを押し、ヴィアンの映画を発掘し…。好きの病が高じて火中の栗を拾うエディターが書いた、初のポップカルチャーコラム集。ここ10年の映画と音楽の動きがかなりわかる本」(オンライン書店bk1の紹介文)
━━━━━━━━━━━━
●買った本

━━━━━━━━━━━━
●木の葉燃朗のサイト:本の話と小説と、身辺雑記のページ:がらくた放送局
モバイル用 
target=_blank >http://www.h5.dion.ne.jp/~garakuta/m
 携帯電話にURLをメールで送る(メールソフトが起動します)

●コラムは毎日更新しています。以前の分は下の[ バックナンバー ]からどうぞ。



2006年7月28日(金)
お茶の水女子大学の教授には、ユーモアの才があるのかねえ

 嫌いなことはえこひいき。木の葉燃朗です。

 さて、気になる本を紹介。
━━━━━━━━━━━━
※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
━━━━━━━━━━━━
●気になる本
 白楽ロックビルという不思議な名前のこの方は、お茶の水女子大学理学部教授(生化学・バイオ政治学)。氏が読売新聞に連載していたコラムは、科学欄に載っていて一応科学的なのに、なんだか面白くて変な(敢えていい意味で使っています)内容だった。でも大学教授の苦労とか、研究者として必要なこととか、興味深かった。
 その連載が本にまとまった。これは気になる。
 ちなみに、白楽ロックビルはペンネームのようです。俺最初、外国の人かと思ってたよ。

オンライン書店ビーケーワン:脱力系女子大教授・白楽ロックビル著『脱力系女子大教授』(2006.7,丸善)
「「不肖・ハクラク」こと白楽ロックビル先生は、伝統ある名門女子大の現役教授。しかしその実態は、おバカ・ふまじめ・ヘソ曲がり!? 『読売新聞』夕刊連載「白楽ロックビルの不肖無精」より抜粋・再構成して単行本化」(オンライン書店bk1の紹介文)

 しかし、白楽ロックビル氏といい、土屋賢二氏といい(ユーモアエッセイの新刊が出ました)、お茶の水女子大学の先生にはユーモアの才があるのかねえ。

オンライン書店ビーケーワン:貧相ですが、何か?・土屋 賢二著『貧相ですが、何か?』(2006.7,文芸春秋)
「穴があったらすかさず落ちる、犬にはかならず吠えられる…。相変わらずトラップだらけの人生を送る教授に今日もまた事件が起きる。笑う哲学者が自らの「貧格」を賭けた一冊! 『週刊文春』連載の爆笑エッセイを単行本化」(オンライン書店bk1の紹介文)
━━━━━━━━━━━━
●読んでいる本
オンライン書店ビーケーワン:同級生交歓・文芸春秋編『同級生交歓』(2006.7,文春新書)
「人の一生を左右するのは校風か、学歴か、友人か。意外な組み合わせ、納得の顔ぶれなど100組の「誌上同窓会」から、日本社会の縮図が浮かび上がる。月刊『文芸春秋』の名物グラビア50周年記念の忘れ得ぬ一冊」(オンライン書店bk1の紹介文)

オンライン書店ビーケーワン:ポップ中毒者の手記・川勝 正幸著『ポップ中毒者の手記』(1996.12,大栄出版)
「ホッパーを呼び、スチャダラを押し、ヴィアンの映画を発掘し…。好きの病が高じて火中の栗を拾うエディターが書いた、初のポップカルチャーコラム集。ここ10年の映画と音楽の動きがかなりわかる本」(オンライン書店bk1の紹介文)
━━━━━━━━━━━━
●読み終えた本

━━━━━━━━━━━━
●買った本

━━━━━━━━━━━━
●木の葉燃朗のサイト:本の話と小説と、身辺雑記のページ:がらくた放送局
モバイル用 
target=_blank >http://www.h5.dion.ne.jp/~garakuta/m
 携帯電話にURLをメールで送る(メールソフトが起動します)

●コラムは毎日更新しています。以前の分は下の[ バックナンバー ]からどうぞ。



2006年7月29日(土)
気になる本:『テレビCM崩壊』(2006.7,翔泳社)の話と、パレートの法則でもロングテールでもない部分で勝負する戦略の話

━━━━━━━━━━━
※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
━━━━━━━━━━━━
●気になる本

 ビジネス系を中心に、サイトやブログで話題になっている本です。インターネットによって世の中、特に商売の仕組みは変わりつつありますが、その中でも広告・マーケティングに注目した内容のようです。
 監訳者の織田氏のブログから、「第一部 問題」の部分のpdfファイルを読むこともできます。気になる本なので、まずpdfファイルを読んでみたい。

オンライン書店ビーケーワン:テレビCM崩壊・Joseph Jaffe著 / 織田 浩一監修 / 西脇 千賀子訳 / 水野 さより訳『テレビCM崩壊』(2006.7,翔泳社)
「マーケティングのフレームワークを再検討し、テレビCM、マス広告に代わる新時代のマーケティング手法としての10のアプローチを、解決策として実践的に紹介。新時代のマーケティング戦略のための実務書」(オンライン書店bk1の紹介文)

・Ad Innovator(織田浩一氏ブログ)>2006.07.27
http://adinnovator.typepad.com/ad_innovator/2006/07/cmcm.html
・pdfファイル直リンク http://www.digitalmediastrategies.com/lifeafter30/TVCM.pdf

 関連しそうな話をもうひとつ。
 今マーケティングの分野で話題なのが、「ロングテール」という考え方で、『ウェブ進化論』や『Google』を始め、いろいろな本でも紹介されている。『テレビCM崩壊』でも、この考え方に基づいているのではないかと思う(未読なので断言はできませんが)。

 この考え方は面白いのだが、もう少し視点を広げていて面白いのが、下のコラムで紹介されている話。

・nikkeibp NBonline>御立尚資の「経営レンズ箱」>7月28日「ロングテール礼賛を超えて」
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20060726/106857/

 ここでは、「頭(パレートの法則で言う、8割の利益を生む2割の商品群)」と「尻尾(ロングテール)」の間の「背中」の部分に注目している。以下、俺も100%理解できていないかもしれませんが、ちょっとまとめてみます。
 「頭」というのは、大衆に支持される商品。誰が買っているのか分からないが、100万個売れるもの、など。これらを買う人は自発性が低く、宣伝されているとか、テレビや雑誌で話題とか、そういうことを理由に買うとされている。
 「尻尾」というのは、少数の個人に支持される商品。例えば10人くらいしか買わないようなもの。でもこうした商品を10万種類集めて、それぞれ10人ずつに確実に売れれば、100万個売れるのと同じ利益が得られる可能性がある。これらを買う人は自発性が高い。自分でネットで検索して、アマゾンなどで探し出して買い、なおかつブログなどでも紹介をしたりする。
 これらに対し、「背中」というのは、いわばそこそこの数売れるもの。買う人の数の多さも、自発性もそこそこ。

 御立氏のコラムでは、こうした背中の部分の商品を買う顧客は、「企業側からの働きかけを受けて、初めて価値を生む行動をしてくれることも多い」ので、「この『働きかけ』に必要なコストよりも、その結果得られる価値の方が、大きくなるように仕掛け・仕組みを構築するのが、『背中』部分で成功するビジネスモデルの共通点」と定義している(引用はhttp://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20060726/106857/より)。

 このような「背中」の顧客に働きかける企業をバックアップする具体的な企業として、楽天やリクルートが上げられている。楽天の例などは、分かりやすいですね。そこそこの数売れる商品をもった中小の企業に、ネットでの販売の場やノウハウを提供して、企業の利益が上がるようにバックアップする。その対価として報酬(手数料)を得る、と。

 なんというか、ビジネスって色々な可能性があって面白い。
━━━━━━━━━━━━
●読んでいる本
オンライン書店ビーケーワン:高い城の男・フィリップ・K・ディック著 / 浅倉 久志訳『高い城の男』(1984.7,早川書房)
「【ヒューゴー賞受賞】第二次世界大戦が枢軸国側の勝利に終わってから15年、世界はいまだに日独二国の支配下にあった。日本が支配するアメリカ西海岸では連合国側の勝利を描く書物が密かに読まれていた……現実と虚構との間の微妙なバランスを、緻密な構成と迫真の筆致で描いた、P・K・ディックの最高傑作! (早川書房目録より) 」(オンライン書店bk1の紹介文)
 久々に小説が読みたくなって。

オンライン書店ビーケーワン:ポップ中毒者の手記・川勝 正幸著『ポップ中毒者の手記』(1996.12,大栄出版)
「ホッパーを呼び、スチャダラを押し、ヴィアンの映画を発掘し…。好きの病が高じて火中の栗を拾うエディターが書いた、初のポップカルチャーコラム集。ここ10年の映画と音楽の動きがかなりわかる本」(オンライン書店bk1の紹介文)
━━━━━━━━━━━━
●読み終えた本


━━━━━━━━━━━━
●買った本

━━━━━━━━━━━━
●木の葉燃朗のサイト:本の話と小説と、身辺雑記のページ:がらくた放送局
モバイル用 
target=_blank >http://www.h5.dion.ne.jp/~garakuta/m
 携帯電話にURLをメールで送る(メールソフトが起動します)

●コラムは毎日更新しています。以前の分は下の[ バックナンバー ]からどうぞ。



2006年7月30日(日)
買ったCD

いいぞ!BLUE BOY! 木の葉燃朗です。
ちなみに元BLUE BOYのドラムが、今のHARCOさんです。

2006.07.25(火) 購入もん
【CD】
■タワーレコード 新宿店 にて


御中元
御中元
posted with amazlet on 06.07.25
倉橋ヨエコ 根上誠二 蒲池愛 伊集加代 チャーリー・コーセイ 遠藤幹雄 タテタカコ
ビクターエンタテインメント (2006/07/26)

(VICB-60016)
収録曲:
1. 夏
2. ラジオ
3. 追跡(ゲスト ボーカル:伊集加代・ベース:佐藤征史(fromくるり))
4. 東京(ゲスト ボーカル:チャーリーコーセー・ベース:佐藤征史(fromくるり))
5. 部屋と幻(ゲスト ボーカル&ピアノ:タテタカコ)
6. 楯(ピアノ弾き語りバージョン)

 楽しみにしていた倉橋ヨエコさんのCD、買ってきました。
 うまい表現が見つからないのだが、なんというか、改めて彼女がピアノを弾いて歌うことをとにかく全肯定したくなる。「これからもずっと歌い続けて! みんな必ずついていくから!」とでも表現したらいいのか。なんだか変な感じの表現だけれど。

 倉橋ヨエコさんの話は、別にブログを作っていますので、興味のある方はぜひご覧ください。

・いちファンによる倉橋ヨエコ応援ブログ
http://blog.goo.ne.jp/yoekofan


 あと、タワーレコード新宿店は、くるりのベストアルバムの発売で、すごく人が多かった。くるり……、よく考えると、くるりの曲で知っている曲がない。言われたら「ああ」と思う曲もあるかもしれないけれど。

2006.07.26(水) 購入もん
【CD】
■タワーレコード 池袋店 にて


PEEKAN
PEEKAN
posted with amazlet on 06.07.29
RYUKYUDISKO
インディペンデントレーベル (2006/07/26)

 RYUKYUDISKO(琉球ディスコ・綴りはDISCOではなくDISKOが正式)は、沖縄の双子によるテクノユニット。石野卓球氏のレーベル「Platik」からCDをリリースしていることもあって、気になって試聴したこともありましたが、これまでのCDは正直言ってあまりピンと来なかった。
 でも、この間発売された『PEEKAN』は、試聴してすごくいい雰囲気だったので、買ってきました。沖縄の音楽とテクノが融合していて、なおかつ明るい雰囲気がいい。なるべくでっかい音で聴きたいCD。

・RYUKYUDISKO.com http://www.ryukyudisko.com/
━━━━━━━━━━━━
●買った本
2006.07.29(土)購入本
【新刊】
■オンライン書店bk1 より


オンライン書店ビーケーワン:レナード現象には理由がある・川原 泉『レナード現象には理由がある』(2006.6,白泉社)

 気になっていた川原泉氏の新刊がbk1から届きました。早速読もう。楽しみ。
━━━━━━━━━━━━
●気になる本
 『日本沈没』が映画として上映中の小松左京氏のエッセイが新潮新書から出ました。これは気になりますねえ。

オンライン書店ビーケーワン:SF魂・小松 左京著『SF魂』(2006.7,新潮新書)
「私が日本を沈没させました…。「日本沈没」でベストセラー作家となった日本SF界の巨匠が語る、その黄金時代、創作秘話、SFの真髄。今なお輝きを失わない作品群は、どのような着想で生まれたのか。波瀾万丈のSF半生記」(オンライン書店bk1の紹介文)

 また、『日本沈没 第2部』も刊行されています。谷甲州氏との共著のようです。こちらも気になる。

オンライン書店ビーケーワン:日本沈没 第2部・小松 左京著 / 谷 甲州著『日本沈没 第2部』(2006.8,小学館)
「ある日突然、彼らは帰るべき故郷を失った。身ひとつで放りだされ、難民となって世界各地に散っていった…。日本列島消失により「国」を失った日本人の運命は! 33年の時を経て、ベストセラーSF小説がついに完結する」(オンライン書店bk1の紹介文)

 文庫版の『日本沈没』はこちら。

オンライン書店ビーケーワン:日本沈没 上・小松 左京著『日本沈没 上』(2006.1,小学館文庫)
オンライン書店ビーケーワン:日本沈没 下・小松 左京著『日本沈没 下』(2006.1,小学館文庫)
━━━━━━━━━━━━
●読んでいる本
オンライン書店ビーケーワン:高い城の男・フィリップ・K・ディック著 / 浅倉 久志訳『高い城の男』(1984.7,早川書房)
「【ヒューゴー賞受賞】第二次世界大戦が枢軸国側の勝利に終わってから15年、世界はいまだに日独二国の支配下にあった。日本が支配するアメリカ西海岸では連合国側の勝利を描く書物が密かに読まれていた……現実と虚構との間の微妙なバランスを、緻密な構成と迫真の筆致で描いた、P・K・ディックの最高傑作! (早川書房目録より) 」(オンライン書店bk1の紹介文)

オンライン書店ビーケーワン:ポップ中毒者の手記・川勝 正幸著『ポップ中毒者の手記』(1996.12,大栄出版)
「ホッパーを呼び、スチャダラを押し、ヴィアンの映画を発掘し…。好きの病が高じて火中の栗を拾うエディターが書いた、初のポップカルチャーコラム集。ここ10年の映画と音楽の動きがかなりわかる本」(オンライン書店bk1の紹介文)
━━━━━━━━━━━━
●読み終えた本

━━━━━━━━━━━━
●木の葉燃朗のサイト:本の話と小説と、身辺雑記のページ:がらくた放送局
●木の葉燃朗のブログ「本と音楽の日々」

木の葉燃朗のがらくた書斎」トップ>>アーカイブス>>木の葉燃朗の読房より愛を込めて

inserted by FC2 system