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木の葉燃朗の読房より愛を込めて

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2005年1月


2005年1月1日(土)
元旦らしいことを書くのもどうもなあ。

 盆も正月もない会社で働いてまもなく5年。どうも元旦らしく今年一年に思いを馳せたり、正月気分に浸ったりする気になりません。あまり特別な日という意識はなくて、365日中の1日という感じです。

 そこで、マギー審司(公式サイト)の話でもしましょうかね。

 「ん、この文章、どこかで読んだことがあるぞ」と思った方。それはデ・ジャヴというものです。ちなみに俺はでぶじゃ。

 さて。

 正月の特番をだらだらと見ていたら、マギー審司が同じ時間に別の局の番組に映っちゃっていた。

 で、思ったこと。

 さすがマジシャン。
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ということで、本日の、
※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
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●読んでいる本
・池谷裕二『記憶力を強くする』(2001年,講談社ブルーバックス)

→第6章の「科学的に記憶力を鍛えよう」(pp.185-221)の部分が面白そうなので、先に読んでいる。

 例えば、意味もなく丸暗記するよりも法則性を見つけて覚えた方が記憶しやすいという話。下の数字を覚えなさいといきなり言われても、多くの人には難しいだろう。

 1836547290

 しかし、この数字、実はこういう順序で並んでいる。

奇数が小さい順
1-3-5-7-9
-8-6-4-2-0
偶数が大きい順
1836547290

 これが分かると、すぐに覚えられる。

 俺も試してみたらその通りで、これは面白いなあと思った。
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●読み終えた本
・なし
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●購入した本
・なし
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●気になる本
・フロギストン『クイズの達人 挑戦編』(2005年,新紀元社)

「同じ問題を繰り返し解くことにより、クイズ力の基礎を固めることを目指す。初級から上級まで、約1400問を収録。コツコツ学ぶクイズドリル」(bk1紹介文)

 「クイズ力」、「クイズドリル」という用語の意味不可解さが逆に気になる。
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http://www.h5.dion.ne.jp/~garakuta/page141.html

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●コラムは毎日更新していますので、以前の分は下の[ バックナンバー ]からどうぞ。



2005年1月2日(日)
映画「僕の彼女を紹介します」を紹介します。

 この間テレビで見た「猟奇的な彼女」(2001年,韓国,クァク・ジェヨン監督)が良かったので、映画館で「僕の彼女を紹介します」(2004年,韓国,クァク・ジェヨン監督)を見てきました。

 最初に全体的な感想を書くと、面白かったのだが、終わらせ方が難しい映画だっただろうなあということ。見ていない人のために、ぼやかして書くため、こういうあいまいな書き方で申し訳ないですが。

 俺はラストには納得したし、最後ちょっと感動して泣いたけれど、納得がいかない人もいるのではなかろうか。

 それくらい、ラストに色々なことが起こりそうな予感がして、その中から一つの結末が選ばれたという感じ。

 ただ、とにかく約2時間飽きることがなかった。ファーストシーンの印象で、終盤近くまでぐっと引っ張るし、なにより主演の女優チョン・ジヒョン、男優チャン・ヒョクの魅力が大きくて、「ああいう男女の関係っていいなあ」と思わされる。

 「猟奇的な彼女」ほどコメディの要素は強くないが、笑うことを過剰に期待しなければ、ラブコメとしてよくできていると思う。

 それから、俺はひとりで見に行きましたが、お付き合いしている異性がいれば、一緒に見に行って絆を深めればいいじゃないの。映画館の中にもそういう雰囲気の人がいましたよ(ややひがみ)。

【参考】
「僕の彼女を紹介します」公式サイト
Amazon.co.jpの、DVD「猟奇的な彼女」紹介ページ
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ということで、本日の、
※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
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●読んでいる本
・池谷裕二『記憶力を強くする』(2001年,講談社ブルーバックス)

→第6章の「科学的に記憶力を鍛えよう」(pp.185-221)の部分が面白そうなので、先に読んでいる。

 記憶したことをきちんと覚えておくためには、よく寝た方がいいという話がでてくる。

 なぜなら、「夢が昼間あったことを思いおこすという行為」(p.212)であることや、「夢は脳の情報を整え、記憶を強化するために必須な過程である」(p.212)ことが分かってきたから。

 徹夜で暗記してテストに臨むと、すぐに忘れてしまうのは、このこととも関係があるらしい。
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
・『コンパクトYMO』(1998年,徳間書店)

→YMOに関するデータ・インタビューを集めた本。

 なんとなく読み始めたらのめり込んでしまった。

 細野晴臣・高橋幸宏の両氏へのインタビューから、YMOクロニクル(1978年〜1994年までのYMOに関連する出来事を網羅)、刊行当時での完全ディスコグラフィー、YMOのライブの歴史の振り返りなど、かなり充実している。

 ディスコグラフィーだけとっても、オリジナルアルバム以外のベスト版やリミックス版、ビデオ作品など、相当な数だなあ。

 この本を読んでいるため、最近のBGMはずっとYMOです。
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●読み終えた本
・なし
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●購入した本
・なし
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●気になる本
・大田垣晴子『モノ語り一題二話』(2005年,大和書房)

「モノについて語るから、モノ語り。大田垣家にある「衣」「食」「住」「美」の気になるモノのあんな話こんな話がてんこもり。執着はないけれど、愛着はある。そんなモノをセレクトしてみました」(bk1紹介文)

 おそらくイラストエッセイだと思う。この人の本はやっぱり気になる。
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2005年1月3日(月)
BGMが真空パックされたカセットを発見

 昨年末大掃除をしていたら、音楽カセットが見つかりました。

フィルハーモニー&チャンネル・グー01

 これが、細野晴臣『PHILHARMONY(フィルハーモニー)』(オリジナルは1982年)とシーナ&ザ・ロケッツ『CHANNEL GOOD(チャンネル・グー)』(オリジナルは1980年)という、個人的にナイスなカップリングのテープ。

 『フィルハーモニー』は、YMO在籍時の唯一のソロアルバム。1982年といえば、YMOの『BGM』、『テクノデリック』の二枚が発売された翌年で、このアルバムもどことなく似た雰囲気を感じさせる。今聴いてもかっこいい。

 『チャンネル・グー』は、前年の『真空パック』に引き続きYMOの全面協力によりつくられたアルバム。実はシーナ&ザ・ロケッツはこのアルバムしか聴いたことがなくて、でもこれはすごく好き。

フィルハーモニー&チャンネル・グー02

 多分、高校生の頃に公立図書館で借りてきてつくったのだろうが、今思うと「よくぞこの二枚をひとつのテープに入れた」という感じだ。

 でも、今やどっちも廃盤。ただし、『フィルハーモニー』は今年の三月に再販されるとのこと。やった。

【参考】Amazon.co.jpの紹介ページ
『フィルハーモニー』
『チャンネル・グー』
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ということで、本日の、
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●読んでいる本
・池谷裕二『記憶力を強くする』(2001年,講談社ブルーバックス)

→今度は「第1章 脳科学から見た記憶」の部分に戻って読み進んでいます。

 記憶力を高めるためには、刺激の多い環境で過ごした方がいいことが、ネズミを使った実験で分かっているらしい(pp.31-32)。

 この部分を読んで、俺は今年も色々なところへ行って、刺激を受けようという思いを強くした。
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●読み終えた本
・『コンパクトYMO』(1998年,徳間書店)

→YMOに関するデータ・インタビューを集めた本。

 細野晴臣・高橋幸宏の両氏へのインタビューから、YMOクロニクル(1978年〜1994年までのYMOに関連する出来事を網羅)、刊行当時での完全ディスコグラフィー、YMOのライブの歴史の振り返りなど、かなり充実している。

 この本を読んで、再結成時のアルバム『TECHNODON(テクノドン)』(Amazon.co.jpの紹介ページを聴きなおしてみました。買った当時(1993年)にしばらく聴いて、完全にしまいこんでしまっていたCD。

 今聴きなおすと、これはこれでいいと思える。個人的には一曲がやや長いと感じるのだが、(1993年)当時テクノをやるとなれば、こういう音楽になるよなあと思った。

 YMOの話ばっかりだな、今日。
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●購入した本
・なし
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●気になる本
・レッカ社:編・著『語ろうパ・リーグ!』(2005年,カンゼン)

「パ・リーグを愛するファンのための本。名勝負プレーバック、忘れられない名選手、名将列伝、懐かしのスタジアム、球団別パ・リーグ興亡ヒストリーで構成。パ・リーグファンによるパ・リーグ改造計画、声援も収録」(bk1紹介文)

 多分、過去のデータの紹介なので、パリーグの再編の話は出てこないだろう。それともきっちり入れているのかな? その辺は気になる。
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2005年1月4日(火)
そばブーム到来

 たまに、一日一食は特定のものが食べたくなる時期がありまして、それがラーメンだったり回転寿司だったりするわけです。

 そして今はそば。職場の近くに立ち食いそば屋ができたことと、駅の構内にあるそば屋に立ち寄ることが多くて、一日一食はそば。

 そういえば、いしいひさいちのマンガ
「バイトくん」に、こんな四コママンガがあります。マンガを文章で紹介する不毛なことをしますが、ご勘弁を。

【一コマ目】
(バイトくん、下宿の窓から外を見て、りりしい顔でこぶしを振り上げ)
「よしッ、今日は1日3食うどんにするぞッ」

【二コマ目】
(バイトくん、自分の部屋でどんぶりを持って)
「まず昼食はキツネうどん。」

【三コマ目】
(バイトくん、食堂で)
「晩めしはテンプラうどん。夜食は月見うどんだ。」

【四コマ目】
(バイトくんが夜空にこぶしを振り上げるのを後ろからみた光景で)
「明日は1日3食そばにしよう。」

(いしいひさいち『バイトくん3 お早うさん』(2004年,双葉文庫,p.49))


 この四コマ、全然意味がないんだけれど、好きなんだよなあ。
 
 「明日は1日3食そばにしよう」(それはちょっと)
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ということで、本日の、
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●読んでいる本
・池谷裕二『記憶力を強くする』(2001年,講談社ブルーバックス)


 本の中に、「記憶の三箇条」がが紹介されている。物事を記憶するためにどうすべきか、という話です。

「1.何度も失敗を繰り返して覚えるべし
 2.きちんと手順を踏んで覚えるべし
 3.まずは大きくとらえるべし」
(p.139)

 これは、実感としても分かっていることだが、脳の働きの研究でも分かっていることらしい。
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●読み終えた本
・なし
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●購入した本
・なし

 ちなみに明日は
・雑誌『ぼくドラえもん』(小学館)
 と、
・雑誌『テレビブロス』(東京ニュース通信社)
 の発売日
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●気になる本
・広田寛治編『ザ・ビートルズ大全』(2004年,河出書房新社)

歳月を経てますます評価の高まるビートルズ。彼らの情報を正確かつより深く知るために、ビートルズとそのメンバーの今日に至るまでの活動と発表した全作品、さらには関連する主要な作品や関係する人物などを事典的にまとめる(bk1紹介文)

 正直な感想として、俺はそれほど惹かれないが、好きな人には気になる本ではなかろうか。
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2005年1月5日(水)
新年らしく、webサイトの可能性に思いを馳せる。

 我ながら、「今ごろ新年らしいことをするのかよ」とは思うのですが。

 糸井重里氏が、「ほぼ日刊イトイ新聞」(http://www.1101.com/・通称「ほぼ日」)についてインタビューを受けています。記事全文は会員制のサイトで公開されていますが、抜粋は誰でも読めます。

インタビュー●タダの「ほぼ日」が儲かる秘密、糸井重里氏
http://nikkeibp.jp/wcs/j/biz/351801

 今、「ほぼ日」は一日100万アクセスですって。俺は「ほぼ日」は週一回くらい、特定のコーナーが更新されているかを見に行く程度なのですが、それでもほぼ日の考え方には影響を受けている。自分のサイトづくりにも、間違いなく影響している。

 今回のインタビューでも、「メディア=ブランド」、つまり「『誰それが言っているから』『どこそこで売っているから』それを信じる、信じない、ってこと」という話が出てくる。

 インターネットで公開されている情報は、ほとんどがタダである。じゃあそこでどうやって儲けを出すかというと、やはりタダで公開している情報をブランドにして、「何か」を買ってもらう、ということになるのだと思う。

 これがうまくできれば、個人が運営したサイトが利益を生むという可能性も出てくる。可能性というか、現に今も自分のサイトからショッピングサイトを案内して利益を得ている個人もいる。

 ただ、大切なのはどうやって公開している情報をブランド化するか。これがやっぱり難しいのだと思う。俺も個人でサイトをつくっている人間として、この点は考えて行きたい。

 「ほぼ日」については、糸井氏の書いた次の本もお勧めします。

・糸井重里『ほぼ日刊イトイ新聞の本』(講談社文庫)
・糸井重里『インターネット式』(PHP新書)
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ということで、本日の、
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●読んでいる本
・みうらじゅん・山田五郎・泉麻人・安斎肇『崖っぷちオヤジ』(1999年,毎日新聞社)


→あるテーマにもとづいて、「誰でも知っている常識」と「誰も知らない非常識」の間の崖っぷちを討論する本。

 とはいえ、しゃべっているのが上の四人なので、しょうもなくて面白い雑談になっている。
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●読み終えた本
・池谷裕二『記憶力を強くする』(2001年,講談社ブルーバックス)


 意識的に行動することで、記憶力が増やせることが分かった。自分の行動に影響を与えそうな本。
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●購入した本
・雑誌『テレビブロス』(東京ニュース通信社)
→主な特集は「新ドラマ紹介」、「前クールのドラマの採点」、「三国志」、「新春!お笑い大繁盛!」

 お笑い特集は「次長課長・東京ダイナマイト対談」、「アンガールズ・おおひなたごう(マンガ家)対談」、「サバンナ八木の怪獣大百科紹介」など。

 しかし、2005年の注目芸人紹介の記事がひどい。各芸人の写真とともに紹介文があるのだが、写真の誰が誰なのかがの説明がないなど、誰に向けた文章なのか分からない。

・雑誌『ぼくドラえもん』(小学館)は、後日買います。
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●気になる本
・山中伊知郎『浦和レッズはなぜ強くなったのか』(2004年,長崎出版)


「Jリーグがスタートして12年。長い苦闘や試行錯誤の時間をへて、レッズは「面白くて」「強い」チームに変身した。それはなぜなのか? フロント・現場・サポーターが闘い続けた13年を追う」(bk1紹介文)

 サッカー好きとしては、なかなか気になる
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2005年1月6日(木)
画一的でシステマチックなコンビニエンスストアにはないものがそこにはある。

 …我ながら、なに言ってんでしょうか。

 なにがあったかというと、近所のコンビニでお菓子を買ったら食パンをおまけにもらいました。そんだけ。

 でもこれは不思議な経験だぞ。そもそも「コンビニ」と「レジでおまけになにか貰う」とが結びつかなかったのでちょっとビックリした。そこにはたまに行くけど、おまけしてもらったのは初めてだ。

 ついでに、三枚で一パックの食パンを見たのも初めてだ(ひょっとしてよくあるのだろうか)。

 よく来るし、正月だしってことなんだろうか。あるいは、弁当やカップラーメンの棚も眺めた後で、お菓子とジュースを買ったから、「ちゃんとメシ食え」ってことなんだろうか。

 なんにしても、こういうコンビニ好きよ。オーナーらしきとうちゃん、かあちゃんと、バイトのねえちゃんのいずれかがレジに立っているので、「三ちゃんコンビニ」と呼ばせていただこう。

 あと、開店が7時で閉店が11時という一般市民の活動時間に即した営業時間もステキだ。品揃えが、昔ながらの酒屋やパン屋に近いのもステキだ。

 こういうコンビニがもっとたくさんあれば、日本はもっといい国になるんじゃないのか(適当だなあ)。
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ということで、本日の、
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●読んでいる本
・みうらじゅん・山田五郎・泉麻人・安斎肇『崖っぷちオヤジ』(1999年,毎日新聞社)


→あるテーマにもとづいて、「誰でも知っている常識」と「誰も知らない非常識」の間の崖っぷちを討論する本。

 面白いのに、うまく説明できん! もどかしい!

 例えば、「酒のつまみ」・「少年」・「横浜」・「黒澤明」などのテーマで、一般的に共通の話題となりうるぎりぎりはどこかを考える。

 で、さっきのテーマでそれぞれ「ツナピコ」・「雷門ケン坊」・「ジョニー」・「黒沢明とロス・プリモス」などが「崖っぷち」として認定される。

 と言っても、わかんない人にはどこが面白いのか全然わかんないと思う。面白さは、やはり四人がぐでぐでしゃべるところにある。テレビ番組の『タモリ倶楽部』にも似た空気が漂う。これがたまらなくいいんだよなあ。
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●読み終えた本
・なし
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●買った本
・なし
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●気になる本
・特になし
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2005年1月7日(金)
「キター」と言いたくなるのはこういうときなんじゃないかとちょっと思った。

 本当は別の話を書くつもりでしたが急遽差し替え。

 不肖、木の葉燃朗、この度オンライン書店bk1の「書評の鉄人」に選出されました。

 初めから順を追って話しますと、オンライン書店bk1は、一般の人々からの書評の投稿を受け付けています。

 で、投稿者の中から、サイト運営スタッフにより「オススメ評者」というものが選ばれる。俺はこのオススメ評者には、2003年の10月に選んでいただいていました。

 更に、「オススメ評者のなかでもとりわけ個性的な」投稿者を「書評の鉄人」として選定している。その書評の鉄人に、1月7日付で選定されました。

 いやあ、これは素直に嬉しいですよ。評価が形になって残るわけですからねえ。これからも精進します。

・参考:オンライン書店bk1 書評の鉄人紹介ページ
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ということで、本日の、
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●読んでいる本
・雑誌『レコード・コレクターズ 2000年5月号 特集:細野晴臣』
→最近YMO関連のCDを聴いたり、本を読んだりしているので、気になって保管しておいた雑誌を読み始める。

 ご本人へのインタビューなどはなく、他者の評論が中心だが、刊行当時のアルバムガイドもあるし、なかなか勉強になります。
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
・みうらじゅん・山田五郎・泉麻人・安斎肇『崖っぷちオヤジ』(1999年,毎日新聞社)


→あるテーマにもとづいて、「誰でも知っている常識」と「誰も知らない非常識」の間の崖っぷちを討論する本。

 上の『レコード・コレクターズ』を読み始めてしまったので、お休み。
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●読み終えた本
・なし
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●買った本
・雑誌『ぼくドラえもん 22号』(小学館)
→特集は「遊ぼう!笑おう!ドラえもんごっこ大作戦」。巻頭にスチャダラパーが登場しています。
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
・美馬亜貴子:監修『テクノ・ポップ』(2004年,シンコー・ミュージック)

「70年代後半〜80年代の音楽シーンを席巻したテクノ・ポップ。英・米・欧の重要アーティストはもちろん、YMOを始めとする日本のシーンもたっぷり紹介。定番から埋もれた名盤まで、強力執筆陣が徹底的にフォロー」(bk1の紹介文)

 こういう本が欲しくなってしまったところにも、ここのところの「俺だけのテクノポップブーム再来」の影響が。
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●気になる本
・特になし
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2005年1月8日(土)
「松の内 過ぎてようやく 寝正月」

 今日は普通の日記です。三連休一日目は、夕方から夜にかけて思い切り寝こけてしまいました。外出は歩いて10分くらいの図書館に行ったのみ。いかんなあ。

 後は昨日買ったビデオを見たり、CDを聴いたりして過ごす。ちなみに昨日は、お茶の水のCD屋「ディスク・ユニオン」、「ジャニス3」、本屋の「ヴィレッジ・ヴァンガード」を回ってきました。買ったものは下記の通り(リンク先はAmazon.co.jp)
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
【ビデオ】
・YMO『HURRAH』(1996年,ALVA-9701)
→1979年、アメリカでのライブ映像。YMOの三人と、渡辺香津美(ギター)、矢野顕子(キーボード)、松武秀樹(コンピュータ)のステージ。

 今日見ましたが、これはかっこいい。全体的になんとなく荒削りな感じで、画質も音もそれほど良くはないが、でもかっこいい。
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
【中古CD】
・辻香織『光る海』(2004年,DJCN-10011)
→プロデュース・編曲はザ・カスタネッツの小宮山聖。彼女は『春待ち詩(うた)』(2004年,DJCN-10010)というフォーク・ロックのカバーアルバムも出しています。

 声がかわいい。そして、曲調が声にあっている。
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
・越美晴『ボーイ・ソプラノ』(2001年,TECN-18753)
→復刻版。オリジナルは1985年発表。細野晴臣の設立した「ノンスタンダード」レーベルから発表され、細野晴臣withF.O.Eプロデュースのアルバム。クラシックの「野ばら」「アヴェ・マリア」のカバーも収録されている。

 しばらくはこのあたりの1980年代の細野晴臣氏に関連するCDを探してきて聴く日々が続くでしょう。
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
・D.F.O『White Hole』(2003年,TECN-20933)
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
・遊佐未森『ハルモニオデオン』(1989年,33-8H-5121)
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜

 明日はどこかに外出しよう。今の時点では高円寺と吉祥寺の古本屋回りを画策中。

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●読んでいる本
 明日からは、
・美馬亜貴子:監修『テクノ・ポップ』(2004年,シンコー・ミュージック)

 を読んでCD探しにいそしみます。

 この本は、テクノポップのCDガイド。
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●読み終えた本
・雑誌『レコード・コレクターズ 2000年5月号 特集:細野晴臣』
→CDガイド、評論などが主な内容。

 しかし、細野晴臣氏は、時期によって創り出す音楽が全然違うよなあ。例えば、細野氏が参加した「はっぴいえんど」と「YMO」と「スケッチ・ショウ」の音楽は、全然違う。

 俺は、1970年代後半のエキゾチックな音楽から、YMOを経て1980年代半ばの現代音楽っぽいあたりまでが特に好き。もちろんその前後も好きです。
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
・みうらじゅん・山田五郎・泉麻人・安斎肇『崖っぷちオヤジ』(1999年,毎日新聞社)


→あるテーマにもとづいて、「誰でも知っている常識」と「誰も知らない非常識」の間の崖っぷちを討論する本。

 いやあ、面白かった。特に、安斎肇氏(テレビ『タモリ倶楽部』の「空耳アワー」でもおなじみのイラストレーター・デザイナー)の天然ボケがいいなあ。例えば、「クリスマス」がテーマで、

「安斎 第五は?
 山田 第九でしょ(笑)。しかもそれは大みそかだよ」
(p.177)

 など。こういうことを言うのは、ほとんど安斎さんである。
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●買った本
・なし
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●気になる本
・特になし
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2005年1月9日(日)
古本と中古CD買いまくりの巻

 予定通り高円寺と吉祥寺で、古本屋とCDショップを回りました。ルートは下記の通り。

【高円寺】
西部古書会館→珍屋(CD屋)→RARE(CD屋)

【吉祥寺】
古本センター→RARE(CD屋)→マイティレコード(CD屋)→ヴィレッジ・ヴァンガード(本屋)→ディスクユニオン(CD屋)→アトモスフィアレコード(CD屋)→藤井書店(古本屋)→よみた屋(古本屋)→すうさい堂(古本屋)

 買った本は下の方にスクロールして見てみてください。本以外の購入もんは下記の通りです(リンク先はAmazon.co.jp)。

【中古ビデオ】
・YMO『プロパガンダ』(1993年,PCVA-50021)
→1984年の映画のビデオ。リンク先はDVDの紹介ページ

【中古CD】
・P-MODEL『ランドセル』(1992年,WPCL-604)
→オリジナルの発表は1980年。

・THE ART OF NOISE『THE BEST OF THE ART OF NOISE』(P32P-202156)

・YMO『公的抑圧(PUBLIC PRESSURE)』(2003年,MHCL-206)
→復刻版。オリジナルの発表は1980年。

・東京パノラママンボボーイズ『東京パノラママンボボーイズ完全盤』(2002年,TECN-35767-68)
→二枚組ベスト盤。

・『JAZZ 9 DJANGO REINHARDT(ジャンゴ・ラインハルト)』(1995年,DOH-3423009)

【CD】
・V.A.『ベスト・ヒット・スカ』(2004年,CTCR-14357)
→1980年代のポップスとスタンダード・ナンバーのスカ・アレンジを集めたコンピレーション。

※木の葉燃朗、この度オンライン書店bk1の「書評の鉄人」に選出されました。なんとトップページにも名前が!
・オンライン書店bk1トップページ
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●読んでいる本
・美馬亜貴子:監修『テクノ・ポップ』(2004年,シンコー・ミュージック)

→1970年代後半から1980年代を中心に、テクノポップのレコード・CDを紹介した本。

 自分の知りたい情報がまさに手に入る本。がつがつと読んでいます。
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●読み終えた本
・なし
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●買った本
・赤瀬川原平『その日の結論』(1998年,NHK出版)
・後藤健生『サッカーの世紀』(1995年,文芸春秋)
・後藤健生『ワールドカップの世紀』(1996年,文芸春秋)
・後藤健生『世界サッカー紀行』(1997年,文芸春秋)
・小齋秀樹『Goalへ 浦和レッズと小野伸二』(2001年,文芸春秋)
・高田文夫:責任編集『キンゴロー』(1992年,ワニブックス)

→かつて放送していたテレビ「たまにはキンゴロー」の番組本
・みうらじゅん『飲み屋のロック』(1997年,ソフトバンク)
・泉麻人『家庭の事情』(1998年,光文社)
・RPGギルド『RPG100の疑問vol.2』(1989年,BNN)
・梅棹忠夫:編『私の知的生産の技術』(1988年,岩波新書)
・藤本ますみ『知的生産者たちの現場』(1984年,講談社)

→著者は1966年〜1974年、梅棹忠夫氏の秘書を務める。
・川本三郎『微熱都市』(1985年,白水社)
・『イモ欽トリオの笑うんだランド 良い子・悪い子・普通の子』(1981年,ワニブックス)
・『電子ゲームの「快楽」』(1987年,日本ソフトバンク)

→遠藤雅伸・安田均、中沢新一・竹田青嗣の対談。
・神谷明『みんな声優になりたかった』(1994年,主婦の友社)
→中堅からベテランの声優との対談集。
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●気になる本
・アンディ・ドゥーガン『ディナモ』(2004年,晶文社)

ウクライナという祖国やチームのため? ナチスへの抵抗? 勝ったら命の保障はない、第二次世界大戦、占領下のゲーム。ディナモ・キエフVSナチスの伝説の試合の真実を、丹念に掘り起こした渾身のノンフィクション(bk1紹介文)

 単純なサッカーの興味だけでなく、歴史の知識もないと読むのは難しいと思うが、なかなか気になる
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2005年1月10日(月)
三連休なんてあっという間だ

 そんな三連休の最終日になにをしていたかというと。

●正月三日に録画した「初笑い東西寄席」のビデオを見る。
→爆笑問題(鈴本演芸場 進行担当)の進行・漫才に、ここまで腕が落ちてしまったかと悲しくなる。

●最近買ったCDを、せっせとiPodに取り込む。
→同時にCDを聞く。

 YMOの1979年のライブ版『公的抑圧(PUBLIC PRESSURE)』(Amazon.co.jpにしびれる。

 P-MODELのセカンドアルバム『ランドセル』(1992年,WPCL-604)(Amazon.co.jpを聴いて、有頂天はこの頃はP-MODELの影響を受けているんだろうなあと、なんとなく思う。

●YMOの映画のビデオ『プロパガンダ』(1993年,PCVA-50021・Amazon.co.jpを見る。
→感想は自分のサイトのトークコーナーに書きました。

・2005.1.10(月)YMOのビデオを見る休日
http://www.h5.dion.ne.jp/~garakuta/page006.html

●webサイトの更新など色々

 しかし、今は本当に2005年なんだろうかと思ってしまう。いつのCDやビデオだよ。

※木の葉燃朗、この度オンライン書店bk1の「書評の鉄人」に選出されました。
・オンライン書店bk1 書評の鉄人紹介ページ
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ということで、本日の、
※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
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●読んでいる本
・美馬亜貴子:監修『テクノ・ポップ』(2004年,シンコー・ミュージック)

→1970年代後半から1980年代を中心に、テクノポップのレコード・CDを紹介した本。

 今日はなんとなく読むのは休み。
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
・『テレビゲームとデジタル科学』(2004年)
→昨年、上野の国立科学博物館で行われていた「テレビゲームとデジタル科学展」の図録。

 そのままにしてしまって、レポートも書いていないので、思い出すために読んでいます。

 昔のパソコンやアーケード(ゲームセンター用)ゲームの写真がかっこいいなあ。
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
●読み終えた本
・なし
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●買った本
・なし
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●気になる本

・金原亭伯楽『小説・落語協団騒動記』(2004年,本阿弥書店)

「平成の世に落語の黄金期の再現を! 26年間の沈黙を破り、語る分裂騒動の真相。故人が作り上げた素晴らしい落語の世界を守り、発展させていくべきだという思いから執筆した小説」(bk1紹介文)

 この本に関するニュースもあります。気になる

・金原亭伯楽が落語協会痛烈批判、志ん朝の死きっかけ
http://news.goo.ne.jp/news/fuji/geino/20050105/20050105-f-25.html
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2005年1月11日(火)
「こういうDVD好きでしょ」と教えてもらったのだが、

 意外や意外、俺はあまり食指が動かないのです。懐かしのテレビ番組のDVDなんですけれどね。、
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
・DVD BOX『懐かしのこども番組グラフィティー』(2004年,NHKソフトウエア)
http://www.nhk-sw.co.jp/view/10998.html
→「夕方6時セレクション1」、「同2」、「教室のヒーロー」、「おかあさんといっしょクロニクル」として、単品でも販売されます。過去のNHKの番組のダイジェストを収録。

 「教室のヒーロー」の「できるかな」(ノッポさん!)、「たんけんぼくのまち」(チョーさん!)など、「おっ!」と思うラインナップもあるが、なんとなくNHKの子ども向け番組って、気恥ずかしいよねえ。

 俺、小学生くらいからそう思っていた。学校の授業中に、みんなで見た思い出があるからかなあ。要するに、一人でみて没頭できないから、なんとなく見入ることができなかったというか。
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
・DVD『水曜スペシャル 川口浩探検隊シリーズ』
http://www.universal-music.co.jp/non_music_dvd/tv_top/suiyo_special/
→俳優の川口浩氏が、「人類未踏の秘境」を旅し、「謎の生物」を探し求める、という番組でした。

 俺も当時はドキュメンタリーだと思って見ていました。多分当時の子どもの多くはそうだったでしょう。

 その後、大人になるにつれ、この番組については苦笑いとともに語られるようになりました。

 そんな思い出があるので、改めて番組を見るのが怖い。子どもの頃に真剣に見ていた記憶を思い出すのも怖いし、「こ、こんな映像だったのか」と愕然とするのも怖い。

 そもそも、今の10代になると、川口浩って言われても知らないんだろうなあ、。
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
 見た方いらっしゃったら、感想を教えてください。

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ということで、本日の、
※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
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●読んでいる本
・美馬亜貴子:監修『テクノ・ポップ』(2004年,シンコー・ミュージック)

→1970年代後半から1980年代を中心に、テクノポップのレコード・CDを紹介した本。

 いやあ、名前のみ知っていたバンドやレコードの情報がどんどん出てきて、わくわくする。

 俺は実はDEVOをちゃんと聴いたことがない、というレベルなので、これからどんどんCD買って聴きます。
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
・『テレビゲームとデジタル科学』(2004年)
→昨年、上野の国立科学博物館で行われていた「テレビゲームとデジタル科学展」の図録。

 本の中に、横井軍平氏の名前が登場して懐かしかった。

 横井氏は、任天堂で主にハードウエアの開発に携わり、「ゲーム&ウォッチ」、「ゲームボーイ」等を生み出した。「ファミリーコンピュータ」などコントローラで使用されている十字キーも、氏の発明。

 しかし、1997年交通事故により亡くなる。この方が存命なら、テレビゲームにもっともっと違うアイデアが生まれていたはずである。

 『横井軍平ゲーム館』(1997年,アスペクト)という著作もあるのだが、残念ながら絶版。俺も未所持・未読です。
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●読み終えた本
・なし
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●買った本
・とり・みき『とり・みきの映画吹替王』(2004年,洋泉社MOOK)

「大平透、小原乃梨子、大塚周夫、野沢那智、羽佐間道夫、山寺宏一…。あの名ゼリフを生んだ、22人のマエストロたちの吹替秘話を一挙公開。スカイパーフェクTV等で放映されたインタビューを中心にまとめる」(bk1紹介文)

 漫画家のとり・みき氏によるインタビュー集です。
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●気になる本
・特になし
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2005年1月12日(水)
のぶ代!アドビ!大相撲!

 そんな感じのニュース三連発です。
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
●セガ アミューズメント「クラブ セガ 新宿西口」オープン記念イベント開催 大山のぶ代さんが1日店長を務める!
http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20050112/sega.htm
→イベントは1月15日。

 大山のぶ代さんは、このゲームセンターが「新宿スポーツランド西口店」という店だった頃からの常連だったとのこと。ゲーセンと大山のぶ代って、ミスマッチな印象があって面白い。

 「なんと『アルカノイド』が得意」(上記リンク先記事)らしい。アルカノイドって、ブロック崩しのゲームです。
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
●PDF閲覧ソフト「Adobe Reader 7.0 日本語版」公開
http://www.adobe.co.jp/products/acrobat/readstep2.html
→対応するOSはWindows 2000/XP、Mac OS X v.10.2.8または10.3

 早速インストールしましたが、これまでよりも起動が速いです。色々な読み込みの画面が出ずに、いきなり作業できる画面が出ます。
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
●ブルボン「DVD付き菓子「Oh!相撲列伝」を新発売!」
http://www.bourbon.co.jp/news/00000039.html
「うわあ、全部そろえなくちゃ〜」(棒読み)
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
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・オンライン書店bk1 書評の鉄人紹介ページ
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ということで、本日の、
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●読んでいる本
 明日から
・糸井重里『イトイ式コトバ論序説』(1992年,マドラ出版)
 を読みます。

 テレビ東京で1991〜1992年に放送された「夜中の学校」という番組を本にしたシリーズの一冊。
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
・『テレビゲームとデジタル科学』(2004年)
→昨年、上野の国立科学博物館で行われていた「テレビゲームとデジタル科学展」の図録。

 家でちょっとずつ読んでいるので、今日は休み。
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●読み終えた本
・美馬亜貴子:監修『テクノ・ポップ』(2004年,シンコー・ミュージック)

→1970年代後半から1980年代を中心に、テクノポップのレコード・CDを紹介した本。

 一応通読はしたが、この本はこれからしばらく貴重な資料として使われることと思います。
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●買った本
・なし
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●気になる本
・山田優:文・渡辺達生:写真『yu』(2005年,小学館)
「モデルとして、タレントとしてNo.1の地位を築いた山田優の20歳を記念した初の単行本。プライベートに迫った写真の他、彼女自身の執筆によるエッセイも多数収録」(bk1紹介文)

 山田優のことはわりと好きなんでございますよ。ただ、「彼女自身の執筆によるエッセイも」とわざわざ紹介するのは気になる
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2005年1月13日(木)
2005年、Appleが「来る」予感がする。

 アメリカのApple社が、1月11日にMacworld Conference&Expo 2005で新製品を発表しました。

○iPod shuffleなどJobs氏が自ら紹介、Mac World
http://nikkeibp.jp/wcs/j/pc/353297

 もう既に色々なところで話題になっていますが、下の二つの製品はすごいと思います。

・Mac mini
http://www.apple.com/jp/macmini/
→これはパソコンの本体でして、16.5×16.5×50cm、重さは約1.3kgという小ささ。それでも、性能を見ると、例えば俺が普段やっている「メール」「インターネット」「文章を書く」「音楽を聴く」などはまったく問題なくできそうです。

 それから、本体だけ(モニタ、キーボード、マウス別売)とはいえ、安いモデルで58,590円、HDDとCPUの性能がいいモデルで70,140円というのは安い。正直な気持ちとして、欲しいです。「今持っているパソコンで十分じゃん!」と言われても、欲しいです。

・iPod Shuffle
http://www.apple.com/jp/ipodshuffle/
→これは、すごく乱暴に言うと、「機能を限定したiPod」です。本当は違う点が色々あるのですが、イメージとしてはそんな感じです。

 これもまず8.5×2.5×0.85cm、22gという小ささが目を引く。さらに容量が512MBで10,980円、1GBで16,980円という安さ。

 単純な比較はできないが、容量だけを見れば、他者の同じような商品よりiPod Shuffleの方が「同じ価格で倍の容量」くらいの差がある。

 こちらは、さすがにiPodを持っているのですぐ買う気にはならないが、多分iPodを持っていなかったらすぐに買ったことでしょう。他の人からおすすめ商品を聞かれたら、まずこれを答えます。

 やや興奮気味ですが、今年はApple製品が昨年以上に売れる予感がします。
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
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ということで、本日の、
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●読んでいる本
 明日からは
・川上弘美『物語が、始まる』(1999年,中公文庫)

 を読みます。小説です。
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
・RPGギルド『RPG100の疑問vol.2』(1989年,BNN)
→テレビゲームのロールプレイングゲーム(「ドラゴンクエスト」のようなゲーム)を遊んでいて思いつく疑問と、それに対する答えを一問一答で掲載した本。
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
・『テレビゲームとデジタル科学』(2004年)
→昨年、上野の国立科学博物館で行われていた「テレビゲームとデジタル科学展」の図録。

 寝る前にちょっとずつ読んでいます。展示会はゲームのハードの展示が中心だったが、この図録はゲームソフトについても多くのページが割り当てられている。
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●読み終えた本
・糸井重里『イトイ式コトバ論序説』(1992年,マドラ出版)
→テレビ東京で1991〜1992年に放送された「夜中の学校」という番組を本にしたシリーズの一冊。

 薄い本なので一日で読み終えてしまう。この本の元になったのは、1991年8月放送の30分×5回。各回のタイトルと、それぞれのまとめの言葉は下記の通り。

第一講 コトバだらけの世界
→「コトバの素の集まりがコトバである」(p.22)

第ニ講 ダジャレとナンセンス
→「コトバの素の集まりがつながりあったり動いたりしているのがコトバである」(p.39)

第三講 コトバと人間
→「キモチとコトバがうまくいっていると快感がある」(p.60)

第四講 感動と共振
→「コトバには共振作用があるけど、ただそういうものだ」(p.77)

第五講 コトバじゃ言えないコトバがほしい
→「なんだかありがとうございました」(p.97)。宮沢賢治「雨ニモマケズ」の引用で終わる。

 しゃべった内容を活字にした事もあり、なんとなくまとまりのない印象を受ける。しかし、興味を惹かれる部分もある。
 特に、最初から登場する「コトバの素」という考え方は面白い。これは、文字や話し言葉が含んでいる言葉にならない言葉のこと。これをどうやって他人に伝えるかを考えると、面白い。
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●買った本
・なし
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●気になる本
・野村宏平『ミステリーファンのための古書店ガイド』(2005年,光文社文庫)


 光文社のwebサイトを見ると、日本各地の古本屋のガイドブックのようだ。これは気になる
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2005年1月14日(金)
今日は、つれづれなるままにだらだら書いてしまいます。

・プロフィールをちょっと変えました。
 履歴書風になっています。読んでいただくと「へえ、そんなことが」と思っていただける部分もあるかと。 
 ↑からリンクされていますのでどうぞ。

・ジャストシステムに一太郎トリビアのページが出現
http://www.ichitaro.com/20th/trivia/
 一太郎誕生20周年記念ということらしい。
 音は出ませんが、ボタンも押せます。単位は「たろ〜」です。
 どうですか荒俣先生!(←意味はないです)

・今日はお茶の水と神保町で本とCDを買って来ました。
 なんだか毎週同じパターンですね。仕事のストレスを買い物で発散するというのが。
 買ったものは明日にでも紹介します。

・明日は休みですが、どこにも行かない予定です。
 東京は雪らしいです。
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ということで、本日の、
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●読んでいる本
・川上弘美『物語が、始まる』(1999年,中公文庫)

→短編小説集。

 表題作「物語が、始まる」は、女性が、男の形の雛形を拾ってきて、一緒に暮らすという、艶めかしくて気味が悪くてユーモラスで悲しい話。
 この人の小説には、引き込まれるなあ。
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
・RPGギルド『RPG100の疑問vol.2』(1989年,BNN)
→テレビゲームのロールプレイングゲーム(「ドラゴンクエスト」のようなゲーム)を遊んでいて思いつく疑問と、それに対する答えを一問一答で掲載した本。

 主に風呂で読んでいます。
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
・『テレビゲームとデジタル科学』(2004年)
→昨年、上野の国立科学博物館で行われていた「テレビゲームとデジタル科学展」の図録。

 寝る前にちょっとずつ読んでいます。
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●読み終えた本
・なし
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●買った本
・岡崎武志『古本生活読本』(2005年,ちくま文庫)
→古本にまつわるあれこれについてのエッセイ集。

 岡崎氏の古本の本は、とにかく出たら買ってしまう。
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●気になる本
・とくになし
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2005年1月15日(土)
またCDを買い込んでくる。

 昨日(1月14日)は、毎度おなじみの、お茶の水〜神保町のCD屋・書店めぐりをしてきました。ルートは下記の通り。

●ディスク・ユニオンお茶の水駅前店→ディスク・ユニオン神保町店→三省堂書店→ジャニス3→ジャニス2→ヴィレッジ・ヴァンガードお茶の水店

 そして、買ってきたのは次のCD。実はまだ聴いていないものもあるので、一部紹介文がないものもありますが、ご勘弁。あと、リンク先はAmazon.co.jpの紹介ページです。

【ディスク・ユニオンお茶の水駅前店】
・ネオちんどん かぼちゃ商会『チキチキドンドン』(1997年,KICS-631)
→色々な曲をチンドン屋の楽器で演奏する。2曲目の「タイトゥン・アップ」と「聖者の行進」をミックスした演奏で、「こりゃすげえ」と思いました。
・ザ・コレクターズ『コレクターナンバー5』(1991年,COCA-7747)
・COBA『ROOTS?』(1995年,TOCT-8725)

【ディスク・ユニオン神保町店】
・808STATE『Gorgeous』(1993年,WMC5-484)
・dip in the pool『dip in the pool』(1986年,32XM-17)
・dip in the pool『Retinae』(1989年,32XM-87)
・小川美潮『4to3』(1991年,ESCB-1120)
→dip in the poolの甲田益也子、小川美潮は、いずれも細野晴臣が1990年代半ばに手がけたユニットLOVE PEACE&TRANCEのメンバー(遊佐未森もメンバー)。そのあたりの興味から購入。

【ジャニス3】
・電気グルーヴ『The Last Supper(初回生産限定版)』(2001年,KSC2-394-5)
→ボーナスCD付。ブックレットには、ディスコグラフィー・年表・グッズ紹介などあり。
・TWO-MIX『COLLECTION BOX Categorhythm』(2002年,WPC7-10161-4)
→永野椎菜と高山みなみのユニット。4枚組みのベスト盤なのだが、「おお」と思うような金額で入手してしまいました。
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ということで、本日の、
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●読んでいる本
・川上弘美『物語が、始まる』(1999年,中公文庫)

→短編小説集。
 今日は読むのは休み。
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
・『テレビゲームとデジタル科学』(2004年)
→昨年、上野の国立科学博物館で行われていた「テレビゲームとデジタル科学展」の図録。

 ほぼ、読み終える。テレビゲームについて、歴代のハードの性能面から歴史を見る、という視点が、面白い。
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●読み終えた本
・RPGギルド『RPG100の疑問vol.2』(1989年,BNN)
→テレビゲームのロールプレイングゲーム(「ドラゴンクエスト」のようなゲーム)を遊んでいて思いつく疑問と、それに対する答えを一問一答で掲載した本。

 例えばこんな疑問が出される。
「いくら屈強な戦士でHPが高くても首や心臓を一突きされたら即死すると思うんですけれど」(p.13)
「なぜ、初対面なのにモンスターやアイテムの名前が分かるのか?」(p.57)
「ヴァンパイアは鏡に映らないと聞いたのですが、彼らは自分の容姿を知っているのですか?」(p.79)

 こうした質問に対し、ある時は納得の行く、ある時は屁理屈のような答えを返していく。あまり難しく考えずに読んでいくと楽しい本。
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
●買った本
・なし
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●気になる本
才園哲人『吾輩も猫である』(2005年,東京図書出版会)

→「吾輩も猫である。名前はミッキー。吾輩が、白黒の二毛ネコであり、ディズニー・アニメのミッキーマウスに似ていることから、主人が名付けたらしい。飼い猫ミッキーのおしゃべりを人間語に翻訳しました。〈ソフトカバー〉」(bk1紹介文)

 なんとなく皮肉の効いたエッセイ集といった内容をを予想させる。著者名が「サイエンティスト」のもじりなのかも含めて気になる
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2005年1月16日(日)
コラムアパートの話

1.コラムアパートひなぎく荘、001号室のフィリップ君は、トップページへお引越し。
 その跡地に建てられた、アパートで言うと「建設予定中」のような案内(↓)。気になるなあ。どんな人が来るんだろ。
−−−−−−−−−−
日刊耳カキに
あのコラムニストが遂に登場!!
シベリア寒気団を蹴散らし
あの人がやって来る。
我々に出来る事はただ待つことだけ。

−−−−−−−−−−
 ところでみなさんは、「コラムニスト」の肩書きがついた人で真っ先に思い出すのは誰ですか?

 俺は、えのきどいちろう。えのきど氏のコラムは、雑誌に載っているのを何本か読んだことはあるけれど、著作を読んだことはありません。
 でも、俺にとってコラムニストといえばえのきどいちろう。多分、ラジオやテレビで「コラムニストのえのきどいちろうさんです」と紹介される時の、名字の珍しさがインパクトになっているのだろう。
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
2.ふつぞうさん、1月16日のコラムで「かぼちゃ商会」情報を教えていただきありがとうございます(→)。俺が買ったCDの他にもCDやDVDが色々とあるようで。探してみます。

 しかしかぼちゃ商会、リズムがレゲエのスカみたい。これでオリジナル曲や、意外なカバーを演奏するのが、かっこいい。
 例えば、「365歩のマーチ(水前寺清子)→タラのテーマ(風とともに去りぬ)→ライディーン(YMO)→ジャンプ(ヴァン・ヘイレン)→デイドリーム・ビリーバー(モンキーズ)」というメドレーが、実にうまくはまっております。
━━━━━━━━━━━━
ということで、本日の、
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●読んでいる本
・川上弘美『物語が、始まる』(1999年,中公文庫)

→短編小説集。

 この短編集では、幻想小説のような小説が並ぶ。
 表題作「物語が、始まる」は女性が男の形の雛形を拾ってきて一緒に暮らす話しだし、ふたつめの「トカゲ」は、「幸運の座敷トカゲ」をめぐり、普通の主婦の日常がどこか歪んでいくような話。
 ずるずると話に引き込まれそうな、不安な快感がある。
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
・岡崎武志『古本生活読本』(2005年,ちくま文庫)
→古本に関するあれこれについてのエッセイ集。

 次のような言葉は、古本好きの気持ちを表してくれるなあ。
「古本屋の特殊性、ということで言えば、無目的に訪れる客が圧倒的に多いことも他の商売ではあまり見られない」(p.16)。「たとえ十五分でも二十分でも、古本屋の棚の前をうろうろし、背文字を追い、ときに目に止まった本を抜き出し、ぱらぱらとページをめくる。また棚に戻す。/そうした一連の動作、本棚との対話にすでに本好きの客を慰安する力があって、それはほかのどの場所でも得られない」(p.17)

 そう、古本屋の魅力はそこなんですよ。
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
・『テレビゲームとデジタル科学』(2004年)
→昨年、上野の国立科学博物館で行われていた「テレビゲームとデジタル科学展」の図録。
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●読み終えた本
・なし
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●買った本
・なし
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●気になる本
・竹山昭子『ラジオの時代』(2002年,世界思想社)


「日本モダニズム期に誕生したラジオとはどういうメディアであったのか? 大正から昭和初期の天皇報道やオリンピック放送、ラジオ体操、戦後の占領政策との関わり等の分析を通して、日本のラジオが生み出したものを再検証する」(bk1紹介文)

 硬い感じの内容だとは思うが、意外に面白いかもしれない。気になる
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2005年1月17日(月)
ミスター○○ック

 先日、近所をぷらぷら歩いていたら、時空のゆがみに遭遇しました。


 そして気がつくと、目の前に飲み屋が。


 もうちょっと近づいてみましょう。


 ついでに店の袖看板です。


 えー、「のみック」って、なに?
 たぶん、「飲み屋」と「スナック」をあわせた造語だと思うが、なぜ合体させる必要があるのだ。
 しかも「おてる」という純和風の名前。いったいどういう店なんだ。
 
 残念ながらまだ開店していなかったため、詳しいことは分かりませんでした。ただ、もし開店していても、俺には中に入ることは無理です。

 最後にひとつだけ、どうしても書きたいことがあるので書かせてください。
 のみック・ジャガー
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ということで、本日の、
※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
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●読んでいる本
・岡崎武志『古本生活読本』(2005年,ちくま文庫)
→古本に関するあれこれについてのエッセイ集。

 朝日新聞本社、毎日新聞本社には、ビルの屋上に鳩のモニュメントがあるそうな。平和の象徴ってことじゃないですよ。
 その理由を紹介したのが、この本に収録された「伝書鳩は空を翔るファックス」(pp.122-129)。

 こういう話も読めるのが、面白いなあ。
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
・『テレビゲームとデジタル科学』(2004年)
→昨年、上野の国立科学博物館で行われていた「テレビゲームとデジタル科学展」の図録。
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●読み終えた本
・川上弘美『物語が、始まる』(1999年,中公文庫)

→短編小説集。

 後半の二編、「婆」と「墓を探す」も、現実と現実じゃないところをあいまいにうろうろするような話。なんとなく不気味だけれど、夢中で読んでしまう。
 そして、小説の中に出てくる世界の関係は、本を読んでいる自分のいる現実と、本の中の現実でない物語の関係とどこか似ている。

 川上氏の著作として有名な『センセイの鞄』(文春文庫)とは、また違った魅力がある。

 ちなみに「婆」は家の中に「穴」を持つ「婆」の元へ、いつの間にか通うようになった「まり子」と「鰺夫」の話。
 「墓を探す」は、死んだ父の霊(?)の伝言で、自分たちの本家の墓を探す「はる子」と「なな子」という中年の姉妹の話。

 この内容紹介ではうまく伝わらないが、ドラマの「ウルトラQ」のような魅力がある。
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●買った本
・なし
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●気になる本
・日外アソシエーツ株式会社:編集『同名異人事典 新訂増補』(2002年,日外アソシエーツ)

「明治以降の知名人、文化人、執筆者などで、同姓同名表記の人物の確認ができる事典。読みが同じ人、異なる人を併せて一覧。人物同定に必要な、生没年月日、職業、肩書、著書などを記載。1988年刊の新訂増補」(bk1紹介文)
・日外アソシエーツ株式会社:編集『同名異人事典 外国人編』(2005年,日外アソシエーツ)

「外国人の同名異人15004種、45080人を収録した事典。人物同定に必要な、生没年月日、職業・肩書、専門分野を記載。姓の表記と名の頭文字が同じ外国人を一覧できる」(bk1紹介文)

 定価はそれぞれ30,450円、29,400円ですって。多分図書館で購入するのが主な本なんだと思う。でも、欲しい。買えないけれど。気になる
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2005年1月18日(火)
今日は全部本の話。

 ということで出版関係のニュースを。

「ちくまプリマー新書」創刊

 1月27日、筑摩書房より、新しい新書「ちくまプリマー新書」が創刊される。
 今月のちくま文庫にはさまれていたチラシによると、「まず、より若い読者にまっすぐ向き合っていきます。その上で、女性読者、中高年読者など、幅広い読者層にひろがっていくものにしていきたい」とのこと。
 プリマー(primer)は入門書という意味がある。「基本的にワンテーマで、原稿用紙150枚ぐらいというコンパクトな分量」になる模様。
 筑摩書房には「ちくまプリマーブックス」というシリーズがあるので、それと同じような本を新書のシリーズにしようということなのだろう。
 
 初回のラインナップは下記の通り。
 
橋本 治 ちゃんと話すための敬語の本
内田 樹 先生はえらい
玄侑宗久 死んだらどうなるの?
最相葉月 熱烈応援!スポーツ天国
吉村 昭 事物はじまりの物語

 玄侑宗久・最相葉月の二氏の本は読んでみたい。内田樹氏も気になる。
 今後の予定で気になるのは、次のような本

藤森照信 ヒトはどうやって家をつくってきたか
赤瀬川原平 五感をとぎすましてみよう
南伸坊 眼で考える

 筑摩書房らしい執筆者が並ぶ。それから、装丁がクラフト・エヴィング商會というのも、興味深い。
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ということで、本日の、
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●読んでいる本
・雑誌『ユーゲー 3月号』(マイクロマガジン)
→中古ゲームや「メジャーではないがいいゲーム」の紹介が中心のゲーム雑誌。

 特集は、次の通り。
・悠久のゲームメーカーF.O.G.のすべて
・帰ってきた外伝ゲームの逆襲
・パッと遊べてズルっとはまるパズルゲーム特集
・付録に、ファミコンソフト「クインティ」のサントラCDシングル

 「クインティ」は、「ポケットモンスター(ポケモン)」をつくった田尻智氏がファミコンで制作したアクションパズルゲーム。
 いつもながら面白い。ただし、F.O.G.(「久遠の絆」というゲームで有名だそうな)の特集は、まったくこのメーカーもこのメーカーのゲームも知らない俺にとっては、あまり興味を持って読めなかった。
 編集部・記事の執筆者は非常に気合が入っているのだが、それが余計に温度差を感じてしまう。
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
・『テレビゲームとデジタル科学』(2004年)
→昨年、上野の国立科学博物館で行われていた「テレビゲームとデジタル科学展」の図録。
 ちょっと読むのが停滞しています。
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●読み終えた本
・岡崎武志『古本生活読本』(2005年,ちくま文庫)
→古本に関するあれこれについてのエッセイ集。

 「十年前の本は古いが、三十年経てば新しい」(pp.233-238)というタイトルのエッセイ、いいなあ。具体例として、タレント名鑑や地図帖が挙げられている。たしかにその通りだよなあ。

 それから、「本の間には実にさまざまなものが挟まっている。ほとんどが、しおりの代用として、紙類が挟まっている例」(p.249)で、こうした「さまざまな紙類は本に閉じ込められたままほぼ密閉状態で、数年後、あるいは二十年後、三十年後まで保存される。まさにタイムカプセル」(p.249)という話も、古本好きにとってはまさにその通り。
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●買った本
 神保町の東京古書会館で行われていた「アンダーグラウンド・ブックカフェ−地下室の古書展」に行ってくる。三冊購入。

・星新一『ほら男爵 現代の冒険』(1973年,新潮文庫)
・夏目漱石 他『文豪ナンセンス小説選』(1987年,河出文庫)
・F.ガタリ・田中泯『週刊本35 高速と禅炎』(朝日新聞社)

 普段の古書展とは雰囲気が異なり、BGMが流れていたり、棚の配置がゆったりしていたり、コーヒーの販売もされていたり、「古書会館はこういう風にも使えるんだなあ」と可能性を感じた。

・アンダーグラウンド・ブックカフェhttp://underg.cocolog-nifty.com/tikasitu/
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●気になる本
・大田垣晴子『きょうのごはん』(2005年,メディアファクトリー)
「忙しいときのひとり家ごはん、ゆっくりごはん、おもてなしごはん、飲み会ごはん、旅館の食事…。いつでもどこでも食べることが大好き! くいしんぼうセイコのほっかほか食エッセイ。『週刊朝日』等の連載をまとめる」(bk1紹介文)

 正直に申し上げると、太田垣氏の本は「出たらすぐに買って読む!」ということはないのだが、いつもなんとなく気になる
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2005年1月19日(水)
じゃあ、ミムラの話でもしようかな

「俺かよ!」(三村)
「いやお前じゃねえよ」(大竹)

 さて。

 2003年、ドラマ「ビギナー」のヒロインオーディションでグランプリを獲得し、女優としてのキャリアを歩み始めたミムラさん。俺の周りでは賛否両論ありますが、俺はわりと「あり」です。

 しかし、初主演映画『着信アリ2』(2005年,塚本連平監督)のポスターの顔は、どうしても「なし」です。たしかに映画の雰囲気は伝わるけれど、この顔はちょっとなあ。

 下のページが、壁紙の画像になっていますので、興味ある方はどうぞ。
http://www.chakuari.jp/web/img/chakuari_vol2_01a.jpg

 ついでに書いてしまうと、所属事務所のプロフィールの写真(↓)も、個人的には「なし」。
http://www.stardust.co.jp/file/profile/mimula_.html
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ということで、本日の、
※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
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●読んでいる本
・中沢新一・細野晴臣『観光 日本霊地巡礼』(1990年,ちくま文庫)
 もとは1985年の本。両氏が下記の場所を訪ね、対談した様子をまとめたもの。

第1章 天河(天河大弁財天社)
第2章 戸隠(戸隠神社)
第3章 六本木
第4章 大山(大山阿夫利神社)
第5章 豊川(豊川稲荷)から伊勢(伊勢神宮)
第6章 富士(北口本宮富士浅間神社)
第7章 諏訪(諏訪大社)

 訪ねる場所が場所だけに、話はオカルトがかった方向に向かう。俺は、物語としてなら神秘思想なんかも好きなので、面白い。
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
・『テレビゲームとデジタル科学』(2004年)
→昨年、上野の国立科学博物館で行われていた「テレビゲームとデジタル科学展」の図録。
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●読み終えた本
・なし
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●買った本
・雑誌『テレビブロス』(東京ニュース通信社)
 特集は、450号を記念して、過去の連載を振り返る。
 これまでの全連載陣の紹介、過去のコラムの再録など、面白い。

 明日はフリーペーパー『メトロミニッツ』の配布日、雑誌『ぼくドラえもん』(小学館)の発売日。
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●気になる本
『萌えるるぶ東京案内』(2005年,JTB)
「キャラクターデザインにみさくらなんこつ氏と風上旬氏を迎えた萌え系ガイドブック『もえるるぶ東京案内』が登場! オリジナルキャラ「日帰るる」(5才、八重歯)が男性主人公を案内する。アキハバラ・イケブクロ・シンジュク・中央線沿線などの同人ショップやメイドカフェなどが満載(全個所地図つき)なのはもちろんのこと、アフターコミケ情報も大充実の一冊だ」(bk1の出版社コメント)

 うわ。なぜJTBからこんな本が。それが気になる。中身は、いいです。読みたくない。
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2005年1月20日(木)
ロフトプラスワンへ

 1月20日は、会社帰りに新宿歌舞伎町のロフトプラスワンで行われたトークライブ、『ぜんじろうの処方せん・一回め』に行ってきました。

 出演は、ぜんじろうさんと、吉本興業のピン芸人の方々。
 第一部第一パートは、あべこうじ、佐久間一行、第二パートは、吉田サラダ、はいじまともたけ、山本吉貴をそれぞれ向かえてのトーク。それぞれ、ぜんじろうさんが患者として悩みを投げかけ、若手に医者として答えてもらおうというもの。
 第二部は、全員で会場のお客さんの悩み・質問に答えたり、ぜんじろうさんの単独ライブのアイデアを出し合ったりする。

 詳しくは後日どこかで紹介するとして、印象に残った点をいくつか。

・ザリガニについて熱く語る佐久間一行さん。
・新宿ルミネtheよしもとの楽屋の様子を詳しく語るぜんじろうさん(エレベータを出たところからステージの上を歩いて説明)。
・「女性をベッドに誘うタイミングが分からない」というぜんじろうさんの悩みに対する、吉田・はいじま・山本の三氏三様の「俺はこうやって成功した」エピソード。
・ぜんじろうさんの「お笑い芸人の世界は、全国各地の面白い人間が集まる。だから、プロ野球の世界と同じく、自分がへこむくらいすごい人間を見ることができる」。例として松村邦洋さんのものまねを見たときのエピソード。
・あべこうじさんによる、吉本の芸人がルミネの舞台に立つまでにどんな過程を経るか、という話。
・出演者全員で決めた、今後のぜんじろうさん登場時のポーズ。

 いやあ、面白かった。次回は2月22日に開催とのことなので、今回行かれた方も行かれなかった方も、興味があればどうぞ。
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ということで、本日の、
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●読んでいる本
・中沢新一・細野晴臣『観光 日本霊地巡礼』(1990年,ちくま文庫)
 もとは1985年の本。両氏が霊地と呼ばれる場所を訪ね、対談した様子をまとめたもの。
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
・『テレビゲームとデジタル科学』(2004年)
→昨年、上野の国立科学博物館で行われていた「テレビゲームとデジタル科学展」の図録。
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●読み終えた本
・なし
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●買った本
・なし

 フリーペーパー『メトロミニッツ』雑誌『ぼくドラえもん』(小学館)は、明日手に入れます。
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●気になる本
相羽秋夫『上方お笑い系365日』(2005年,東方出版)


「平成9年から現在までのニュースから取り上げた、一日一話。1月1日「B1角座誕生」から、12月31日「京都発よしもとかうんとだうん」まで、漫才・落語と人と事件の現代裏話。詳細人名索引付き」(bk1の出版社コメント)

 今日トークライブを見たので、こういう本が気になる
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2005年1月21日(金)
_| ̄|○ _| ̄|○ _| ̄|○

 ↑かつて、イタリアのサッカーチーム「バーリ」の選手がゴールを決めたときに披露していた「ムカデパフォーマンス」。

 いや、そういう話じゃなくて。

 1月21日のせろりあんさんのコラム(←)で、最後にあった「orz 」というのが謎で。「『おるず』ってなんだ?」と思って調べました。

 …へええ、ほおお、そういう意味があったのか。時々色々なところで見かけて、「だから『おるず』ってなによ!?」と思っていたのが、疑問氷解。
 ちなみに、「 _| ̄|○ 」もこの間初めて知りました。インターネットって、色々面白いもんがあるんだね。
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ということで、本日の、
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●読んでいる本
・中沢新一・細野晴臣『観光 日本霊地巡礼』(1990年,ちくま文庫)
 もとは1985年の本。両氏が霊地と言われる場所を訪ね、対談した様子をまとめたもの。

 真偽が不明のなかなか怪しい話が多いのだが、一読するとこれはこれで面白い。

 「大衆歌手のアイドルと言うのは、新興宗教の御教祖様と似たような立場にたつわけ」(p.57・中沢)、とか、「オモチャとか遊戯というのは死と結びついているでしょ」(p.143・中沢)、「ゲームセンターって何か死体置場みたいなところもあるし」(p.144・中沢)とか。

 ただこれは、オウム真理教の事件などを経ていない、1980年代の無邪気なオカルティズムという印象も残る。
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・『テレビゲームとデジタル科学』(2004年)
→昨年、上野の国立科学博物館で行われていた「テレビゲームとデジタル科学展」の図録。
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●読み終えた本
・なし
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●買った本
フリーペーパー『メトロミニッツ』(スターツ出版)
→特集は、「今年の抱負は『1日1メイク』です!?」ということで、新年になにか始めようという話。

フリーペーパー『メトロガイド』(日刊工業新聞社)
→特集は「東京お風呂ツアー」。

雑誌『ぼくドラえもん』(小学館)
→特集は、ドラミちゃん&脇役キャラクター。

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●気になる本
・『分解マニア!』(2005年,講談社)

「一度は覗いてみたい大型施設・最新マシンの裏側、意識していないけど凄いモノ、知っているようで知らない生活・医療用品に隠された不思議など、身近な機械の仕組みを図解でわかりやすく解説する」(bk1の紹介文)

 よくあると言えばよくある本だが、気になる
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2005年1月22日(土)
便器に座って注意される。

 その前に。

_| ̄|○=3 コックさんも土下座。

 そうじゃなくってさ。

 1月22日のせろりあんさんの「_| ̄|○」の成り立ちの仮説(←)、国語の教科書にあった「漢字の成り立ち」みたいで面白いです。他の顔文字も成り立ちを絵から想像すると面白そう。「(゚Д゚)」とか(そのまんまだけれど)。

 で、某所のトイレの注意書き。

「次の使用者の事を考えて下さい」

 びしっと言っているのだが、なんだか抽象的という不思議な文章。
 「考えてきれいに使え」「考えて汚すな」という文章なら、よく分かる。でも、「考えて下さい」と言われても。
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ということで、本日の、
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●読んでいる本
・中沢新一・細野晴臣『観光 日本霊地巡礼』(1990年,ちくま文庫)
 もとは1985年の本。両氏が霊地と言われる場所を訪ね、対談した様子をまとめたもの。

 二人ともテレビゲームの「ゼビウス」をやりこんでいるのが興味深い。対談当時で、細野氏が40万点、中沢氏が15万点というスコア。
 それから、次のような話も面白い。

中沢 ふつうのゲームの場合、それをやるとあとですごく罪悪感が残るでしょ、ギャンブルしてすったみたいな。でも『ゼビウス』の場合だったら、ちょっと大げさかもしれないけれど、おさい銭あげてるみたいな感じあるんです」(p.143)

 テレビゲームにお金や時間の使うときの気持ちのごまかし方って、こういうところにあるよなあ。
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・『テレビゲームとデジタル科学』(2004年)
→昨年、上野の国立科学博物館で行われていた「テレビゲームとデジタル科学展」の図録。
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●読み終えた本
・なし
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●買った本
・なし
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●気になる本
・かまち潤『20世紀ポップス名曲事典』(2005年,平凡社)

「世代を超えて愛され歌い継がれるポップス、ロックの名曲550作品を、詳細データとともに楽しく案内。ファンのみならず資料としても必携。ありそうで今までなかった「楽曲」事典、登場! 総ジャケット写真付き」(bk1の紹介文)

 やや気になる
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2005年1月23日(日)
長崎には佐世保バーガーがあるとです。

 九州では「佐世保バーガー」が流行しているそうです。

・味なニュース:ブレイクの予感 佐世保バーガー
http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/news/20041227org00m100125000c.html

 そもそも、日本のハンバーガーの発祥の地が佐世保らしい。上の記事によると、1950年頃に、市内に駐留する米海軍からレシピを聞いてつくられたらしい。「マクドナルド」の第一号店ができたのが1971年なので、実に20年近く前。
 佐世保バーガーの特徴は、「手作り」、「ボリューム満点」、「マヨネーズ」とのこと。

 で、実は東京の高円寺でもこれが食べられるんですねえ。

・Let's Enjoy Tokyo−佐世保バーガーZATS(高円寺)
http://www.enjoytokyo.jp/id/ree/13308.html

 佐世保市出身のオーナーが、昨年5月にオープンさせたとのこと。気になるなあ。もう少し早く知っていれば、この間高円寺に行ったときに食べに行ったのに。
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ということで、本日の、
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●読んでいる本
・中沢新一・細野晴臣『観光 日本霊地巡礼』(1990年,ちくま文庫)
 もとは1985年の本。両氏が霊地と言われる場所を訪ね、対談した様子をまとめたもの。

 フラクタル理論の話が出てくる。俺はなんとなく知っているんだけれど、あまり詳しくない。
 それでもこの二人が話していると、なんとなくフラクタル理論の本が読みたくなってくる。影響力あるわ。徐々にこの本の内容にはまってきた。
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
・『テレビゲームとデジタル科学』(2004年)
→昨年、上野の国立科学博物館で行われていた「テレビゲームとデジタル科学展」の図録。
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●読み終えた本
・なし
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●買った本
・なし
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●気になる本
瀬戸川宗太『懐かしのアメリカTV映画史』(2005年,集英社新書)

「あのトキメキがよみがえる! 昭和30年代初頭から40年代にかけて日本のテレビで放送され、子どもたちを夢中にさせたアメリカ製TV映画、『スーパーマン』『ローン・レンジャー』『奥様は魔女』『コンバット』『逃亡者』…あの頃、あなたのごひいき番組は何でしたか? 思い出の名番組を網羅し、当時の時代状況も踏まえて解説した名作パノラマです。」(集英社のサイトの紹介文)

 俺が年齢の割に古いことを知っているのは、こういう本を喜んで読むからだ、多分。この本も気になる
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2005年1月24日(月)
ラジコン買いました

 今日はちょっと雑誌『ラピタ』(小学館)みたいな「少年の心を失わないオヤジ系」コラムです。

 ラジコン買いました。トミーのエアロアールシー(AERO RC)。税込1,050円というのが安い!

エアロアールシー01

 しかし、ちゃんと自分で組み立てるようになっていて、なかなか本格的。ただ、プラモデルやミニ四駆を組み立てた経験がある人ならそれほど難しくないと思います。

エアロアールシー02

 30分ほどかけて、完成。

エアロアールシー03

 ちゃんと動きます。こりゃ手軽だけどいいわ。

 ただ、目下の問題点は、どこで走らせるかということ。俺のがらくたで一杯の六畳間には、存分に走らせるスペースがありません。どこかにコースがあれば走らせてみたいけれどね。

エアロアールシー04

【参考】
・トミーの公式ページ
Amazon.co.jpの紹介ページ

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●読んでいる本
・中沢新一・細野晴臣『観光 日本霊地巡礼』(1990年,ちくま文庫)
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 フラクタルの話が引き続き面白い。特に細野さんの直感的な発言が、なかなか面白い。

細野 (中略)この前、ある雑誌でね、二つの写真を見比べたわけ。それは塩の写真でね、右に塩化ナトリウムの結晶、左に天塩の結晶。きれいなんだよ、その塩化ナトリウムはね、テクノな感じで。実をいうと僕らはそれを食べているわけ。左の天塩は、ギザギザなのね。でも左の方が最近はね、きれいに見えだした。
中沢 あ、フラクタルの方ね。
細野 フラクタルの方がきれいだという感覚がでてきたのね」

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
・『テレビゲームとデジタル科学』(2004年)
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●読み終えた本
・なし
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●買った本
・雑誌『おおきなポケット』(福音館書店)
→小学生向けの雑誌。なぜ買ったかというと、知り合いのイラストレーターたごもりのりこさんのマンガが掲載されているので。
※たごもりさんのサイト「たご舎(たごや)」http://www.tagoya.org/
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
・泉麻人『なぞ食探偵』(2005年,中公文庫)

→「ドイツ風ライス」、「ゼリーフライ」など、メニューに書かれた名前からは謎の料理を実際に食べに行った記録。

 もともと読売新聞で週一回連載していて、その頃から楽しみだった。連載当時と同じイラストも入っているし、これはなかなか面白そうだ。
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●気になる本
・木村義之・小出美河子:編『隠語大辞典』(2000年,皓星社)

「警察・検察関係の資料から雑誌資料まで、明治以降に出版された隠語資料を五十音順に再編集。時代による語釈の変遷、文献による語釈の異同、使用地域・集団ごとの語釈の異同もわかるようまとめる」(bk1の紹介文)

 この間チラシをもらって、面白そうだと思った。値段は29,400円なので、図書館などに入れてもらって読んでみたい(図書館に入れてもらう本って、本来はこういう本で、同じベストセラーを何十冊も入れるのは違うと思うのだが)。まあとにかく、気になる
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2005年1月25日(火)
気になる記事みっつ

 紹介します。

●『タイムスリップグリコ<大阪万博編>』新発売
http://www.ezaki-glico.com/release/index.html
 「1970年の日本万国博覧会がフィギュアで蘇る」とのキャッチフレーズ。
 2月8日に近畿地区、中部地区で新発売。企画の総監督は岡田斗司夫氏、フィギュアの企画制作は株式会社海洋堂。
 太陽の塔、国や企業のパビリオン、展示品、三波春夫氏などが封入されている。

 三波春夫のフィギュアは欲しい。
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
●お笑いチャンネル brstTV
http://www.brst.tv/
→無料・登録なしでお笑いの動画を配信するサイト。
 俺にとっては知らない芸人さんも多いが、ハマカーン・猫ひろしなどのネタも見ることができます。
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
●「それがPSPの仕様だ」、久多良木SCE社長がゲーム機不具合騒動を一蹴
http://nikkeibp.jp/wcs/j/biz/354840
→記事から感じるのは、ソニーは新しい技術をつくって、それをいかに製品に生かすかを考える会社なんだろうなあということ。

 これは俺の印象だが、任天堂は逆のアプローチをしていると思っている。ある製品をつくるために、現在普及している技術をどう使うか、という考え方。
 どっちがいい悪いではなく、考え方の違いを感じて面白いなあという話。
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●読んでいる本
 明日から
川本三郎著『東京おもひで草』(2002年,ちくま文庫)

 を読みます。「文学や映画、あるいは写真を通じて東京を論じた文章」(p.264・岡崎武志氏の解説)をまとめた本。
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・『テレビゲームとデジタル科学』(2004年)
→昨年、上野の国立科学博物館で行われていた「テレビゲームとデジタル科学展」の図録。
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●読み終えた本
・中沢新一・細野晴臣『観光 日本霊地巡礼』(1990年,ちくま文庫)
 もとは1985年の本。両氏が霊地と言われる場所を訪ね、対談した様子をまとめたもの。

 ご本人たちがどういう意図で対談したかはともかく、雑談だと思って読むとこれがまあ面白い。
 密教とかフラクタルとか、神道とか密教とか、なかなか怪しげな単語がどんどん登場し、個人的には非常に面白かった。
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●買った本
・なし
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●気になる本
・長山靖生『おたくの本懐 「集める」ことの叡智と冒険』(2005年,ちくま文庫)→長山靖生『コレクターシップ』(1992年,JICC出版)の文庫化。日本のコレクターを紹介し、コレクターのあり方を考える本。
 2年くらい前に元本を読んで、「今は絶版だが、ちくま文庫あたりで復刊されないかなあ」という感想を書いた(※)のだが、ようやく文庫になりましたね。再読してもいいかもと思う。気になる
※燃朗のばちあたり読書録→過去の読書録→著者な行
http://www.h5.dion.ne.jp/~garakuta/page085.html

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2005年1月26日(水)
「ウィーアー、ヲーターボーイズ!」

 この話前に書いた気もする。もしそうだったらごめんなさい。

 パソコンで「ウォーターボーイズ」と書こうとして、「wo」とキーボードを売ったら「ヲ」と出ました。そのまま書くと「ヲーターボーイズ」です。
 「ヲーター」で思い出すのは、いつからか「ヲタク」と書かれるようになった「オタク」。

 「ヲーターボーイズ」、たくさんのいかにもなオタクの男子が多数登場する映画。
 それだけで嫌だ。映画のストーリーとか、キャスティングとか、テーマソングとか、そんなのとは全然関係なく、「たくさんのいかにもなオタクの男子が多数登場する」というそれだけで嫌だ。
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ということで、本日の、
※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
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●読んでいる本
川本三郎著『東京おもひで草』(2002年,ちくま文庫)

 東京でずっと暮らしてきている俺にとっては、非常に面白い本。
 特に、「プロローグ 失われた町の香り」の「ノスタルジー都市 東京」(pp.12-15)での、なぜ東京は懐かしい町なのかという考察が興味深い。

 東京との対比として、「たとえば奈良や京都に残っている奈良時代や平安時代の寺社仏閣を見ても、ひとは『懐かしい』とは感じない。何百年と続いている歴史の厚みに驚きはするけれど、あまりに遠いものなので『懐かしい』とは思わない」(p.13)という。
 そして、「東京は実は失われた町である」(p.14)。これは、「関東大震災と東京大空襲という二度の大きな災禍を経験している。多数の死者を出したし、生活や風景がこれによって大きく変わってしまった」(p.14)ためであり、その後も東京は変わり続けている。
 そうした「変わることが宿命付けられている東京だからこそ『懐かしい』という感情が生まれてくる」(p.15)。

 なるほどねえ。
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
・泉麻人『なぞ食探偵』(2005年,中公文庫)

→「ドイツ風ライス」、「ゼリーフライ」など、メニューに書かれた名前からは謎の料理を実際に食べに行った記録。

 東京の店も多いので、行ってみたくなる。
 また行ってみたくなるような文章と、食べ物のイラストなんだこれが。
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●読み終えた本
・『テレビゲームとデジタル科学』(2004年)
→昨年、上野の国立科学博物館で行われていた「テレビゲームとデジタル科学展」の図録。

 展示を見に行ってから半年くらい経ってしまったが、近いうちにレポートを書いておこうと思います。
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●買った本
・なし
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●気になる本
・中相作・本多正一:監修・浜田雄介:編・乱歩蔵びらき委員会:発行『子不語の夢−江戸川乱歩小酒井不木往復書簡集』(2004年,皓星社・公式サイト
「作家・江戸川乱歩誕生の秘密が明らかに!!
探偵小説草創期、巨人二人の熱気あふれる交流がここに甦る。大正12年から不木逝去の昭和4年までの往復書簡計154通 を翻刻。脚注、論考、解説、索引を付す。
さらに自筆書簡収録のCD-ROM付。
探偵小説愛好家必携の一冊!」
(出版社サイトの紹介文より)

俺は小酒井不木の著作は一冊も読んでおらず、江戸川乱歩の著作も一冊のみ読んだという、とても「探偵小説愛好家」とは言えない人間だが、それでも気になる
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2005年1月27日(木)
パソコンが電話になる

 というニュース。

●バッファロー,IP電話「Skype」の日本語版を無償提供
http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/NCC/NEWS/20050114/154764/

 バッファローというのは、パソコン用の周辺機器のメーカー。パソコン業界ではそれなりに名を知られたメーカーです。そして、「Skype」はもともとスウェーデンで開発されたソフト。

 ブロードバンドでインターネットに接続しているパソコンに、この「Skype」をインストールし、マイクやヘッドセットを準備する。そうすると、同じ「Skype」を使用している人同士で、パソコンを電話にして通話ができる。

 携帯電話や固定電話への電話は、現時点では日本語版には対応していない(英文の公式サイトから、有料で申し込むことは可能な模様)。

 今までIP電話は仕組みがいまいち分からなくて、使うのを躊躇していたのだが、これは便利かもしれない。

【参考】バッファローサイト内「Skype」紹介ページ:http://buffalo.jp/skype/
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ということで、本日の、
※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
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●読んでいる本
川本三郎著『東京おもひで草』(2002年,ちくま文庫)

 この本からいろいろな本・作家に興味が広がる。
 例えば、俺は池波正太郎の本を読んだことがない。「剣客商売」のドラマはBS放送でたまに見るけれど。
 そんな俺だが、浅草で生まれ育った氏のエピソードを読むと、気になってくる。

 小学生の頃の池波氏は、大晦日になると祖母の手伝いで貰った五十銭を持って、「子どもどうし連れ立って浅草で映画を見て、並木の<藪>で年越し蕎麦を食べる」(p.119)のである。池波氏は1923年生まれだから、1930年代、昭和10年前後のことだろう。
 川本氏も「とてもかなわない」(p.119)と書いているが、こういう人が書いた小説は、俄然読みたくなる。
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
・泉麻人『なぞ食探偵』(2005年,中公文庫)

→「ドイツ風ライス」、「ゼリーフライ」など、メニューに書かれた名前からは謎の料理を実際に食べに行った記録。

 今日までで、読んで「うまそうだなあ」と思った料理の名前だけ紹介。

・洋風カキアゲ(東京・神田)
・ミルクワンタン(東京・有楽町)
・イタリアン(新潟)
→これはスパゲティのイタリアンではありません。新潟の人は誰もが知っているらしい。名古屋の「あんかけスパゲッティ」のような、特定の地方ではおなじみの食べ物なのだろうと思う。

 それぞれどんな料理かは、実際に本を読んでのお楽しみということで。
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●読み終えた本
・なし
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●買った本
・なし
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●気になる本
 いよいよ本日ちくまプリマー新書が創刊です。中でも次の二冊がやっぱり気になる
死んだらどうなるの?(ちくまプリマー新書 003)
玄侑宗久著

熱烈応援!スポーツ天国(ちくまプリマー新書 004)
最相葉月著

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2005年1月28日(金)
1月28日のせろりあんさんのコラム(←)を受けまして。

 そういえば、今は「オタク」、「ヲタク」のどちらがより多く使われるのかとふと疑問に思いました。
 使用の割合を知る一つの指標として、Google(http://www.google.co.jp/)でそれぞれの単語を検索して、どのくらいのページが表示されるかを調べてみました。
 結果、
・オタク:590,000ページ
・ヲタク:116,000ページ

 と、まだまだ一般的には「オタク」が良く使われることが伺えました。
 ちなみに、ひらがなの「おたく」は184,000ページでした。

 ここでふと思い立って、ひらがなの「をたく」はどのくらい使われるのかと検索してみますと。

 1,200,000ページ。

 ををを。
 ヲタ━(゚∀゚)━!!(←こんなの初めて使ったよ)

 我々の知らないところで、「をたく」という表現が、「オタク」の倍近く浸透していたんだなあ。

 …と思うのはちょっと待った!

 「をたく」で表示されるページは。「○○をたくさん……」という文章で、「ヲタク」のひらがな表示としての「をたく」は、少なくとも上位50サイトにはありませんでした。

 このように、物事は表面だけ見るのは危険なことです(はじめと趣旨が変わっていますね)。
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ということで、本日の、
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●読んでいる本
 明日から
・『電子ゲームの「快楽」』(1987年,日本ソフトバンク)
 を読みます。遠藤雅伸×安田均、中沢新一×竹田青嗣という二組の対談を収録した本。
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
・泉麻人『なぞ食探偵』(2005年,中公文庫)

→「ドイツ風ライス」、「ゼリーフライ」など、メニューに書かれた名前からは謎の料理を実際に食べに行った記録。
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●読み終えた本
川本三郎著『東京おもひで草』(2002年,ちくま文庫)

 本の中に、1997年に書かれた「新宿さまがわり」という文章が、東京の面白さを明快に、実感できるように書いていて、すごく興味深かった。

 「ひとが歩ける町というのが、町の原点である」(p.241)ということで、浅草・銀座・新宿・渋谷といった町が盛り場になるのは、人が歩けるからだと指摘する。
 それから、「今日、東京が世界に類のない大都市として発展しているのは、実は個人の家がウサギ小屋だからである」(p.245)というのも、逆説的だが、なるほどと思う。つまり「家に客間などないから町の喫茶店を使う。町のレストランで客をもてなす。さらに家は都心から遠く離れたところにあるからサラリーマンは新宿や池袋で途中下車して一杯やる」(pp.245-246)ことで、町が活気づいている。

 この本を読むと、東京のどこかをふらりと歩きたくなる。明日は休みだし、早速出かけてみようと思う。
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●買った本
・なし
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●気になる本
出版ニュース社:編『カバー、おかけしますか?』(2004年,出版ニュース社)

「書皮友好協会会員が選んだブックカバー大賞20点を含む、全国の書店のブックカバー191点を、十二支・ご当地・地図・作家のサイン・ブランドカバー等々のカテゴリー別にカラーで紹介。書皮に纏わるエッセイや蒐集記も収載」(bk1の紹介文)

 俺は正直なところ、書店のブックカバーにはあまり興味はなくて、本を買ったときにもカバーをしてもらうことは少ない。でも、というかそれゆえに、改めて書店のカバーを見てみたい。気になる
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2005年1月29日(土)
古本関連のイベントをひとつ

 高円寺にある古本酒場「コクテイル」http://koenji-cocktail.com/にて、2月と3月にライター岡崎武志さんのイベントが開催されます。

--- コクテイルのwebサイトから引用 ---
2/15 【岡崎武志 フォークとトークの会 前編】
19:30 \2,000(予約制・25名限定)
『古本生活読本』(ちくま文庫)サイン会
+岡崎武志古本オークション

3/15 【岡崎武志 フォークとトークの会 後編】
19:30 \2,000(予約制・25名限定)
『古本生活読本』(ちくま文庫)サイン会
+岡崎武志古本オークション 

※期間中、石丸澄子のシルクスクリーンによる古書展ポスター展
「古本屋のグラ◆ヒック展」を開催します。

--- 引用終わり ---

 俺は早速2月のイベントに予約をしました。
 予約はお店までお電話を。連絡先などはwebサイトにてご確認ください。
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ということで、本日の、
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●読んでいる本
・『電子ゲームの「快楽」』(1987年,日本ソフトバンク)
 遠藤雅伸×安田均、中沢新一×竹田青嗣という二組の対談を収録した本。

 遠藤×安田対談を読み終える。1987年当時で、将来を予見できていたりできていなかったりするのが面白い。

 例えば、ゲームセンターでは体を動かすゲームがまだない、という話。
 レーシングゲームなどの体感ゲームが出てきたという話の中で、
「安田 だけど、そういうハードが進歩していったら、全身で体感していくような形のアクションは人気出るんじゃないかな。
遠藤 ちょっと変わったところだと、ファミコンの『ファミリートレーナー』。
安田 アイデアが面白い(笑)。
遠藤 ああいった感じでコントロールするものは、いまだにゲームセンターには登場していません。」
(p.30)

 ちなみに、「ファミリートレーナー」とは、ファミコンにマットをつないで、その上を飛んだり跳ねたりすると、画面のキャラクターも動くというゲーム。
 対談当時にはたしかになかったが、今のゲームセンターには「ダンスダンスレボリューション」があるよねえ。

 そういったゲームの進化の途中を伺えて、興味深い本。
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・泉麻人『なぞ食探偵』(2005年,中公文庫)

→「ドイツ風ライス」、「ゼリーフライ」など、メニューに書かれた名前からは謎の料理を実際に食べに行った記録。
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●読み終えた本
・なし
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●買った本
【新刊】
・桜玉吉『御緩漫玉日記 1巻』(2005年,エンターブレイン)
→マンガ。雑誌『コミックビーム』(エンターブレイン)連載。

【古本】
・雑誌『レコード・コレクターズ 1996年7月号』
→特集:TVサントラ(国内編)。大野克夫、大野裕二インタビュー 他
・雑誌『レコード・コレクターズ 1997年3月号』
→特集:クラフトワーク 他
土佐信道『明和電機 魚コードのできるまで』(2002年,NTT出版)

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●気になる本
・『まいっちんぐマチコ先生伝説』(2005年,学研)
「81年に放映された「まいっちんぐマチコ先生」のすべてがわかる究極本。全95話ストーリーガイド、原作者&声優インタビューなどが満載。健康的なお色気のマチコ先生に憧れたかつての少年たち必読の書。袋とじコミック付き」(bk1の紹介文)

 俺もね、テレビアニメ版は見ていたよ、小学生の頃。「是が非でも読みたい」ということではないが、でも気になる
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2005年1月30日(日)
人にとっては「ふーん」という感じかもしれないけれど、

 たまには秋葉原の話でも。

●ヤマギワの東京本店、3月末に一旦閉店
http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20050122/etc_yamagiwa.html
「東京都が現在進めている区画整備事業によるもので、明神通りの拡張に伴ってビルが取り壊されることになったという。閉店は一時的なもので、2007年秋頃には同じ場所に新店舗が完成する予定」とのこと。

 ヤマギワ東京本店は、俺にとっては、子どもの頃「秋葉原といえば真っ先に思い浮かぶ建物」であった。
 秋葉原電気街の中心にある、一番大きな交差点に面した大きな建物、ということで、昔から印象に残っていた。

 中学生の頃、一番初めに「MSX2+」というパソコンを買ったのもここであった。俺にとって秋葉原の原点といえば原点だ。

 あの建物自体がなくなるというのは、時代の流れを感じる。実はこの東京本店は、運営しているのは石丸電気なんだけれどね。そういう意味ではかつてのヤマギワとは違うのだが、それでも建物自体が変わるのは、秋葉原の変化を思わせる話だ。
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ということで、本日の、
※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
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●読んでいる本
・『電子ゲームの「快楽」』(1987年,日本ソフトバンク)
 遠藤雅伸×安田均、中沢新一×竹田青嗣という二組の対談を収録した本。

 遠藤×安田対談で、インターネットなどまだ全然普及していない頃のネットワークについて話している部分が、興味深い。ちなみに「コモドール」とは、アタリというメーカーが当時出していたパソコンの名前です。
「遠藤 いまコモドール使ってゲームネットやってるんです。もう実験は始まってるみたいですよ。でも、電話代が高いし、ネットワークは日本だとできないでしょ。
安田 あれ、設定するのにものすごく金がかかるんでしょ。
遠藤 もうちょっと線(電話料金)が安いといいんですけどね。ファミコンもじつは、ファミコン同士でつなげないことはないんです。みんなどこでもやりたがってるんですけれども、実現してないのはつなぐ線がないからです。」
(p.86)

 今やゲーム機がブロードバンド回線につながるからねえ。
 この話に付随して、次のような話も出てくる。遠藤氏の発言。

「ファミコン二台つないでモニターを向かい合わせにして、こっちと向こうでピコピコやりながらレーダー作戦ゲームをやる。こっちでやっつけると、向こうでドーンと音がするとか。そういうことを企画する人は出てくるでしょうが、ファミコンを二台使ったゲームはやっちゃいかんぞ、という思想みたいなものがあるんですよね。」(p.86)

 俺はここを読んで、その「ファミコンを二台使ったゲームはやっちゃいかんぞ、という思想」を突き抜けた遊び方を提示したのが、任天堂のゲームボーイだと思ったのですよ。ゲーム同士をケーブルでつないで、まさに「こっちと向こうでピコピコ」できるようにしたわけだから。
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
・泉麻人『なぞ食探偵』(2005年,中公文庫)

→「ドイツ風ライス」、「ゼリーフライ」など、メニューに書かれた名前からは謎の料理を実際に食べに行った記録。

 ちょっと中断中。
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●読み終えた本
・なし
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●買った本
 ちくまプリマー新書の中から、二冊買う。
玄侑宗久『死んだらどうなるの?』(2005年,ちくまプリマー新書)

最相葉月『熱烈応援!スポーツ天国』(2005年,ちくまプリマー新書)

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●気になる本
ブルーガイド編集部:編『東京懐かしの昭和30年代散歩地図』(2005年,実業之日本社)


「オリンピック前の東京の街並みが、地図と写真で鮮やかに蘇る! 銀座、新宿渋谷、上野…厳選の26エリアを紹介し、現在の地図と昭和34年の地図のほか、定点観測写真も掲載。コラムや年表、特集なども盛りだくさん。」(bk1の紹介文)

 これは、なんとなく、じっくり眺めてみたい本。気になる
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2005年1月31日(月)
なんじゃなんじゃなんじゃなんじゃ

 頭がボーっとします。めまいもします。これはいかん、今日は寝ます。
 ここ数日で見つけておいたデジタル関連のニュースを、そのまま出します。

●ナムコ、描いたパックマンが動き出す 新感覚手描きアクションゲーム「パックピクス」
http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20050128/pac.htm
→ニンテンドーDS用のゲーム。

●バッファロー、容量1.6TBの「TeraStation」〜640GBの「TeraStation mini」も
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/0127/buffalo1.htm
●アイ・オー、1TBの外付けHDD
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/0126/iodata3.htm
→1TBとは1000GBです。

●USBメモリがドッキングした3色ボールペン「PEN-32M」シリーズ
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/items/8263.html
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 俺のサイト「木の葉燃朗のがらくた放送局」に、1月20日に行われたぜんじろうさんのトークライブ『ぜんじろうの処方せん・一回め』のレポートを載せました。よかったらご覧下さい。下記のURLです。
http://www.h5.dion.ne.jp/~garakuta/page154.html
 「ぜんじろう 旅の途中」http://www.mimi33.biz/zenjiro.htmlのコーナーもどうぞ。
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ということで、本日の、
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●読んでいる本
玄侑宗久『死んだらどうなるの?』(2005年,ちくまプリマー新書)

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・泉麻人『なぞ食探偵』(2005年,中公文庫)

→「ドイツ風ライス」、「ゼリーフライ」など、メニューに書かれた名前からは謎の料理を実際に食べに行った記録。
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●読み終えた本
・『電子ゲームの「快楽」』(1987年,日本ソフトバンク)
 感想のまとめは明日にでも。
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●買った本
・なし
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●気になる本
・松本晃一『アマゾンの秘密 世界最大のネット書店はいかに日本で成功したか』(2005年,ダイヤモンド社)
「2000年11月、ネット書店アマゾンが日本でオープン。直前まで立ち上げを隠し続けた同社の内部では何が行われていたのか? 巨大なシステムの裏側を当時のスタッフが語る門外不出の成功秘話」(bk1の紹介文)

 意外かもしれませんが、」こういう本もわりと気になる
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