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木の葉燃朗の読房より愛を込めて

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2004年10月


2004年10月1日(金)
Jリーグの話

・浦和レッズのユニフォーム型マウスが登場
http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/pc/334207
→ちなみに、同じ会社で野球のヘルメット型のマウスをつくっています。

・Jリーグ・横浜F・マリノスのホームスタジアム「横浜国際総合競技場」と同じ芝生が手軽に育てられる
 缶入り芝生栽培キット『Little Pitch(リトルピッチ)』を新発売
http://www.sakataseed.co.jp/hotnews/2004/040928LP.html
→発売は株式会社サカタのタネ。

サカタのタネの会社名は「株式会社サカタのタネ」なんだなあ。
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木の葉燃朗、メールマガジンを始めます。サンプルと申し込み方法は下のURLにて(もちろん無料)。
http://www.h5.dion.ne.jp/~garakuta/page141.html

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ということで、

2004.10.1(金)本日の、
※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
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●読んでいる本
・山崎浩一『なぜなにキーワード図鑑』(1987年,新潮文庫)
→1980年代中頃のキーワードを紹介するコラム集。紹介されているのは「世紀末」、「パフォーマンス」、「偏差値」など。

 読んでいると、1980年代が空疎だったように感じてしまう。これは山崎氏の書き方というよりは、書かれている内容自体の問題なんだろう。
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●読み終えた本
・なし
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●購入した本
 マンガを2冊。
・MEE『はいぱーぽりす 10』(2004年,角川書店)
・川原泉『ブレーメンII 5』(2004年,白泉社)

 フリーペーパーを2冊もらう。
・『うえの 2004年10月号』(上野のれん会)
→上野周辺のお店や催し物のPR誌
・『さんぽけっと』(公式サイト
→民間鉄道の沿線情報を掲載したPR誌。
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●気になる本
・なし
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俺の情報
★9月10日に六本木のヴェルファーレで行われたダンスイベントのレポートを、下記のサイトに書きました。
・スタジオクリエイト(下記URL)>レポート
http://s-nakagawa.jp/

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●コラムは毎日更新していますので、以前の分は下の[ バックナンバー ]からどうぞ。



2004年10月2日(土)
なんかこういかにも普通の日記を書いてしまった。

 漠然と行こうと思っていた「第19回早稲田青空古本祭」に、やっぱり行くことにする。

 場所は穴八幡宮(早大文学部前)。テントを貼っていたけれど、野外ということで、なんとなくお祭りっぽい感じがする。こういう古本市もいいなあ。今日は暑かったけれどね。

 購入したのは3冊。
 
・鈴木康之『新・名作コピー読本』(1987年,誠文堂新光社)
 広告のコピーを紹介した本。

・『人気ゲーム 裏ワザ大全集 1・2』(1985年,二見書房)
 ファミコンのゲームの攻略本。1985年なので、初期の頃。この本、小学生の頃持っていたのを思い出して、懐かしさのあまり購入。

 なお、古本市は6日(水)まで。雨天決行とのことです。


 行きは地下鉄だったが、帰りは都電に乗ってくる。早稲田大学のキャンパスを横目に見ながら都電の駅まで。

 ↓大隈講堂。


 大学は学園祭も近いのだろう、活気があった。しかし、俺は学生特有のあのノリや勢いは苦手だ。別に年をとったからではなく、大学生の頃から苦手だった。その頃から、図書館や古本屋に入り浸っていた人間だったので。

 でも、周辺の商店街はなんとなくいい感じだった。大学の同好会や卒業生の記念ペナントをつくる店なんて、なかなかないよなあ。

 都電で早稲田から町屋まで。


 町屋のまわりでも少しうろうろする。中古のテレビゲームショップでゲームを買う。
 
・プレイステーション用『ダンス! ダンス! ダンス!』(1998年,コナミコンピュータエンタテイメント新宿)
 音楽にあわせてキャラクターを踊らせるゲーム。自分の持っている音楽CDを使える点が面白そうだったので購入。

 町屋でこんな写真も撮りました(↓)。

 しかも、同じ台詞をスピーカーから流していた。
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ということで、

2004.10.2(土)本日の、
※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
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●読んでいる本
 明日から、
・佐山一郎『サッカー細見 '98-'99』(1999年,晶文社)
 を読みます。
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●読み終えた本
・山崎浩一『なぜなにキーワード図鑑』(1987年,新潮文庫)
→1980年代中頃のキーワードを紹介するコラム集。紹介されているのは「リクルート」、「カルトムービー」、「新人類」など。

 取り上げる物事も取り上げ方も、つくり話(といって差しさわりがあれば「物語」)としての面白さはある。でも、なんとなく嘘っぽい。パロディみたい。

 だから、当時の物事を経験していないと、どこまでが本当でどこまでがパロディかわからない。それが原因なのか、俺は読んでいて居心地の悪さを感じたな。
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●購入した本
 上で書いた本に加え、家に帰ったらネットで注文していた
・天牛新一郎『われらが古本大学』(1988年,ブレーンセンター)
 が届いていた。

 大阪の天牛書店の創業者の話をまとめた本。

 それから、
・フリーペーパー『Tokyoメトロ』
 をもらってくる。東京メトロ(旧:営団地下鉄)の沿線情報が載っている。こんかいの特集は銀座周辺。

 しかし、俺地下鉄や電車の駅でいろんなPR誌もらっているなあ。
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●気になる本
・夏目房之介『マンガの深読み、大人読み』(2004年,イースト・プレス)
→bk1の紹介文は「戦前マンガのひとコマから手塚治虫のマンガ思想を解き明かし、「ドラゴンボール」の永遠性から鳥山明の天才的な企みを見抜く…。マンガ読みの達人・夏目房之介が拓く、大人の悦楽。マンガはここまで深く読めるのか!」。

 漫画論は色々な人が書いていて、それぞれ観点も違うし内容も玉石混交だけれど、俺は夏目氏の本が一番面白いし興味深い。
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俺の情報
★9月10日に六本木のヴェルファーレで行われたダンスイベントのレポートを、下記のサイトに書きました。
・スタジオクリエイト(下記URL)>レポート
http://s-nakagawa.jp/

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2004年10月3日(日)
不定期でお送りしています「ほぼ週刊イベント情報」、今週末まで行われているものばかりなので、興味がある方はどうぞ。

 ただし、東京近郊のイベントばっかりでごめんなさい。

【まだまだ継続中】

・テレビゲームとデジタル科学展
http://www.kahaku.go.jp/game/index.html
 7/17(土)-10/11日(月)
 上野 国立科学博物館
→先日行ってきました。

 ソフトウェアよりもハードウェアに注目した内容でした。古いコンピュータやゲーム機の実機や部品が展示されていて、俺は見ていてわくわくした。

・創刊号のパノラマ - 近代日本の雑誌・岩波書店コレクションより -
http://www.uam.urawa.saitama.jp/
 10月11日(月)まで、うらわ美術館にて

・映画「スウィングガールズ」
http://www.swinggirls.jp/index.html
 日比谷:シネ・シャンテ・渋谷:シネ・クイント・新宿文化シネマ 他全国にて

・映画「珈琲時光」
http://www.coffeejikou.com/
 新宿:テアトルタイムズスクエア・渋谷:ユーロスペース 他全国にて

【これから開始】

・sonarsound tokyo 2004
http://www.sonarsound.jp/
10月9日(土)開場 / 開演 22:00、10月10日 (日・祝前日)開場 / 開演 17:00
恵比寿 ザ・ガーデンホール&ザ・ガーデンルーム 他にて

→もともと、「ソナー」というのが、スペインで行われているエレクトロニカ中心の音楽フェスティバル。

 その関連イベントとして行われるのが、今回の「ソナーサウンド」。

 テイ・トウワとか、KARAFUTOこと田中フミヤなども出演しますが、話題はSKETCH SHOWと坂本龍一のユニット「Human Audio Sponge」でしょう。俺はちょっと行けそうにないけれど、興味がある方はどうぞ。

・第21回 かっぱ橋道具まつり
http://www.kappabashi.or.jp/home/matsuri2004.html
 10/5(火)-10/11(月)
 東京都台東区、合羽橋道具街にて。
→合羽橋道具街は、料理器具などを中心とした専門店の商店街で、毎年恒例の「道具まつり」では、セールやイベントが開催される。

・「下北沢シュワッチ! 2004」
 10/8(金)-10/22(金) 下北沢駅周辺にて
http://www.shimo-kita.com/
→公式サイトによると、

 「下北沢の街全体で遊べる総合イベント。映画上映、演劇上演、音楽ライブ、クラブイベント、お笑い公演、写真展…などなど、これらすべてのイベントが下北沢で同時に行われるという、大胆不敵で前代未聞なデッカイ「文化祭」なのだ」

 とのこと。
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ということで、

2004.10.3(日)本日の、
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●読んでいる本
・佐山一郎『サッカー細見 '98-'99』(1999年,晶文社)
→フランスワールドカップ前後の日本サッカーの状況のレポート。

 色々な作家や思想家の言葉が引用されていて、これまで読んだサッカーノンフィクションの書き手とは少し違うという感じがする。
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●読み終えた本
・なし
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●購入した本
・なし
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●気になる本
・紀田順一郎『私の神保町』(2004年,晶文社)
→bk1の紹介は、「街にうもれ、語りつがれてきた記憶と、一愛書家の自分史を重ねながら、神田古書街・神保町の戦後の隆盛、現在立ち至っている苦境を愛惜を込めてつづる。」とのこと。
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俺の情報
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2004年10月4日(月)
もう一回、俺のメルマガの宣伝をさせてください。いよいよ明日創刊なので。

 にしても、ワードゲームの庭「俳諧連歌大会!第二回」に自分の名前が出るとは思わなんだ。「夜も更けて 木の葉燃朗 ハニーハント」って、深夜こっそりハチミツのつぼに潜む俺の絵が浮かびます。

 そしてその次の、「零まどかの バッグにいつも 東京ヘップバーン」。

 …なるほど「”まどか”繋がり」か!

 で、

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ということで、

2004.10.4(月)本日の、
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●読んでいる本
・佐山一郎『サッカー細見 '98-'99』(1999年,晶文社)
→フランスワールドカップ前後の日本サッカーの状況のレポート。

 前半に岡田武史氏へのインタビューがあって、これが面白い。フランスワールドカップ出場決定から本戦までの、日本でのフィーバーぶり(言い方を変えれば浮かれっぷり)と、それを当時日本代表監督として冷静に見ていた岡田氏が、はっきりと対比される。

 当時は、多くのファンやマスコミが、日本代表に対して過剰な期待を抱いていたように思う。もちろん俺もそうだったけれど。それを当時の日本代表側の岡田氏がどう見ていたかは、非常に興味深かった。
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●読み終えた本
・なし
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●購入した本
・なし
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●気になる本
 明日は、
・雑誌『まるごと川原泉 第2号』(白泉社・公式サイト
 の発売日。
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2004年10月5日(火)
ついついやってしまうテレビゲームの話

 この間中古で買った、

・プレイステーション用ゲーム『ダンス! ダンス! ダンス!』(1998年,コナミコンピュータエンタテイメント新宿)

 が面白い。

 内容は、音楽に合わせてコントローラのボタンを押し、キャラクターを踊らせるという、よくあるゲーム。

 しかし、音楽に自分が持っているCDを使えるところがミソ。自分の好きなCDをセットして、それにあわせて踊れる。

 これがまあ面白い。打ち込みのノリのいい曲だと、リズムも取りやすいので、キャラクターが面白いようにノリノリで踊る。

 四拍子の曲でないとリズムが合わないのだが、あえて変則的な曲にあわせるのもまた面白い。

 今度は漫才や落語のCDを使ってみようかなあ。

 ただし、多分中古でないと買えないと思います。会社がコナミコンピュータエンタテインメントジャパンに吸収されているので。それから、「音楽に自分が持っているCDを使える」以外は、それほどアピールポイントのあるゲームでもないので、それなりの値段だったらおすすめです。
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ということで、

2004.10.5(火)本日の、
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●読んでいる本
・佐山一郎『サッカー細見 '98-'99』(1999年,晶文社)
→フランスワールドカップ前後の日本サッカーの状況のレポート。

 この著者の書き方は、読んでいてなんとなく肌に合うと感じる。
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●読み終えた本
・別冊宝島450『音楽誌が書かないJポップ批評2』(1999年,宝島社)
→Jポップについてのコラムを集めたもの。今も続くシリーズだが、この頃は時評的な内容だったようだ。

 1999年といってももう5年前か。

 当時、宇多田ヒカルのデビューアルバムが話題になり、小室哲哉のプロデュース作品はまだまだヒットチャートを賑わし、モーニング娘。は「LOVEマシーン」がヒットする直前で、単なる「企画もの」と思われていた。

 なんとも懐かしいなあ。

 吉村編集長もkiroro、広末涼子、ディープスについてコラムを書かれていました。
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●購入した本
・雑誌『まるごと川原泉 第2号』(白泉社・公式サイト
→マンガ家川原氏の傑作選を中心に、単行本未収録・書下ろしのエッセイなどが収録された雑誌。
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●気になる本
・特になし
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俺の情報
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・スタジオクリエイト(下記URL)>レポート
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2004年10月6日(水)
iPodについて色々調べるため、Appleのサイトを見ていたら、

「クレイジーケンバンド」や「くるり」が選んだ曲目リストが載っていました。

 下のURLの右の部分。誰かのリストを開くと、そのページの右に他の人のリストへのリンクも掲載されています(リスト一覧のページはないみたい)。
http://www.apple.com/jp/itunes/index.html

 で、で。
 
 話は俺の作った曲目リストになるわけです。下のような感じで。
 
 ボーカルが女性ということをルールにしてつくってみました。あんまりシンセサイザーが使われていない曲もあるけれど、そこはまあご勘弁。

歌姫はシンセサイザーと踊る(69分17秒)
曲順 曲名 ミュージシャン
1. 「コミカルライフ」 ROCO
2. 「Milky Way 〜君の歌〜」 BoA
3. 「LOOPな気持ち」 tohko
4. 「Future's Memories(HORIZON mix)」 The gardens
5. 「最後の果実」 深田恭子
6. 「月夜のドルフィン」 PSY・S
7. 「FROM FAR DISTANCE」 TWO-MIX
8. 「true gate」 Favorite Blue
9. 「心の鍵 -HEARTS MIX-」 PAMELAH
10. 「BE TOGETHER (BAND MIX)」 鈴木あみ
11. 「Final Fun-Boy」 Folder 5
12. 「タイムマシンにおねがい」 サディスティック・ミカ・バンド
13. 「ミドリポップで」 Kayo
14. 「Handsome Boy」 overrocket
15. 「1969-1999」 TOKYO PORCUPINE COLLECTION featuring 犬山犬子
16. 「風の谷のナウシカ」 嶺川貴子
17. 「流星」 倉橋ヨエコ


 いかがかしら?
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ということで、

2004.10.6(水)本日の、
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●読んでいる本
・天牛新一郎『われらが古本大学』(1988年,ブレーンセンター)
→大阪の古本屋「天牛書店」創始者の語る店・大阪の古本屋の歩み。

 大阪府が主催する「なにわ塾」での講演(進行役の方との対話)をまとめた本。

 当時天牛氏は94歳という年齢だったそうだが、本を読む限り話の内容は非常にしっかりしていて、まずそこにすごいと感じた。

 話の内容も、かつて大阪の日本橋に古本屋街があった、など、大阪の地理にあまり詳しくない俺も非常に興味深い。
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●読み終えた本
・佐山一郎『サッカー細見 '98-'99』(1999年,晶文社)
→フランスワールドカップ前後の日本サッカーの状況のレポート。

 サッカーを見に行きたくなった。決して日本代表やJ1だけでなく、J2やJFL、Lリーグなども含めて、実際にスタジアムに行きたくなる。

 そんな気持ちさせてくれる本。
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●購入した本
・なし
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●気になる本
・赤瀬川原平『新正体不明』(2004年,東京書籍)
→bk1の紹介では「いったいこれは何なのだ。田舎の道端や都会の陰でひっそりと見つけた不思議な風景、物体、看板…。老人力をカメラにやどし、赤瀬川原平がたどりついた風情の世界。意味はないけど味がある、笑いと癒しに満ちた「読む」写真集」

 路上観察で見つけた変わった風景の写真を集めた本だと思う。

 原平氏の本の中では、このジャンルが好き。氏の「面白いもの見つける才能」が堪能できるので。
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俺の情報
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2004年10月7日(木)
「体調不良を気力で押して、行ってきました神保町。"no book,no enjoy","no music,no enjoy"だ」の巻

 ということで購入したCDの一覧です。

【新品 アルバム】
・V.A.『STEPS TO VILLAGE』(2004年,DGR30018A-C)
→3枚組みのJAZZのコンピレーション。

【中古 アルバム】
・平沢進『AURORA』(1994年,POCH-1328)

・ザ・コレクターズ『虹色サーカス団』(1988年30CH-309)

・島谷ひとみ『シャンティ』(2002年,AVCD-17095)

・東京パノラママンボボーイズ『マンボスパイ2』(1992年,TECN-30154)

・coba『conscious nega(subconscious)』(1998年,TOCT-10222)

・ホブルディーズ『ゴールデン プアー ボーイズ』(1994年,SRCL-2902)

・L⇔R『LAUGH+ROUGH』(1992年,PSCR-5172)


【中古 シングル】
・石野卓球『stereo nights』(2001年,KSC-372)

・シーガル・スクリーミング・キス・ハー・キス・ハー『sentimental journey』(2001年,PSCR-5952)


 久々に買う気満々でCD屋を回ったので、気になるものは値段との折り合いで買ってしまいました。しかし、自分でも共通点が見出せない。

 あと、最近真心ブラザースのCDが欲しくなってきた。今回は探したけれど見つかりませんでした。
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2004.10.7(木)本日の、
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●読んでいる本
・岡田忠『観戦論。』(2000年,海拓舎)
→日本のプロ野球に関するコラム集。

 まだ読みはじめ。掲載されているコラムは1995年から1998年頃のものが多いようだが、この頃指摘されていた問題点が放置された結果が、今の状況という気がする。
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●読み終えた本
・天牛新一郎『われらが古本大学』(1988年,ブレーンセンター)
→大阪の古本屋「天牛書店」創始者の語る店・大阪の古本屋の歩み。

 話の端々ににじみ出る天牛氏の商売に対する誠実さに感動させられる。

 大阪の古本屋で初めて正札(値札)をつけて本を販売したとか、本は「(お客さんから)高く買い、(お客さんへ)安く売る」ことを信念にしていたとか。

 しかし、1907年に16歳で露店の古本屋をはじめ、1915年に店を構えてから、ずっと古本屋を続けたというのはすごい。なにしろ、織田作之助『夫婦善哉』にも、天牛書店は登場するのだから、その歴史が感じられる。
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●購入した本
・雑誌『ぼくドラえもん 16号』(小学館)
 買い忘れていました。特集は「のび太の二十世紀生活。」。20世紀の子ども文化をドラえもんから振り返る、という内容のようだ。
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●気になる本
・特になし
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俺の情報
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・スタジオクリエイト(下記URL)>レポート
http://s-nakagawa.jp/

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2004年10月8日(金)
本日は、ほぼ週刊イベント情報でございます。

 早速行ってみましょう。

【もうすぐ終了】

・テレビゲームとデジタル科学展
http://www.kahaku.go.jp/game/index.html
 7/17(土)-10/11日(月)
 上野 国立科学博物館

・創刊号のパノラマ - 近代日本の雑誌・岩波書店コレクションより -

http://www.uam.urawa.saitama.jp/
 10月11日(月)まで、うらわ美術館にて

・sonarsound tokyo 2004
http://www.sonarsound.jp/
 10月9日(土)開場 / 開演 22:00、10月10日 (日・祝前日)開場 / 開演 17:00
 恵比寿 ザ・ガーデンホール & ザ・ガーデンルーム 他にて

・「TOKYO DESIGNER'S WEEK 2004」
http://www.tdwa.com/04/index.html
→お台場、新宿、赤坂などで開催されているデザイン関係のイベント。

・第21回 かっぱ橋道具まつり
http://www.kappabashi.or.jp/home/matsuri2004.html
 10/5(火)-10/11(月)
 東京都台東区、合羽橋道具街にて。

【まだまだ継続中】

・「エノケンと浅草の笑い」展
http://www.taitocity.net/taito/shitamachi/event.html
10月1日(金)〜17年1月30日(日)。
休館は、毎週月曜日(月曜祝日の場合は翌火曜日)。午前9時〜午後4時30分
下町風俗資料館(台東区上野公園2−1)にて
入館料:一般300円、小中高生100円

・「下北沢シュワッチ! 2004」
 10/8(金)-10/22(金) 下北沢駅周辺にて
http://www.shimo-kita.com/

【これから開始】

・地下室の古書展
http://underg.cocolog-nifty.com/tikasitu/
・2004年10月17日(日)〜19日(火)
・午前10時〜午後6時30分
・東京古書会館地下ホール:千代田区神田小川町3-22
→古本市と、それに関連するイベント。
 イベントは「本の街のガリ版展」、「草間彌生作品展開催」、「八木福次郎夜話」、「実況生中継 ラジオの学校 河内紀(かわちかなめ)トークライブ」など。

・映画『お父さんのバックドロップ』
http://www.cqn.co.jp/backdrop/backdrop.html
10月9日より公開。原作は中島らも。監督:李闘志男、主演:宇梶剛士。
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●読んでいる本
・岡田忠『観戦論。』(2000年,海拓舎)
→日本のプロ野球に関するコラム集。

 次のような部分を読むと、今の日本プロ野球が面白くない理由が分かる。

「日本球界は保守的で縮小安定型。経営基盤が薄く、人的資源も乏しい。しかも、球団の後ろには親会社がいて、赤字は宣伝費感覚で補填したりする『親方日の丸型』」(p.23)。

 その他、プロ野球の試合で発表される入場者数は、日本シリーズを除いて実数ではないなんていう話も、興味深い(pp.28-29)。
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●読み終えた本
・なし
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●購入した本
 仕事で行ったセミナーでもらってきた
・中原英臣:監修『お医者さんも知らない健康の知恵300』(2004年,光文社知恵の森文庫)
→食べ物やダイエットに関する知識を紹介する本。

 こういう本はあまりに多く出過ぎていて、どれを信用したらいいか分からない。

 しかし、少なくともテレビでやっている「○○が健康にいい!」という番組よりは信用できると思う。医師が自分の名前を出して本を出すってことは、それなりの責任が発生するからね。
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●気になる本
・喜味こいし、戸田学:編『いとしこいし漫才の世界』(2004年,岩波書店)
→bk1の紹介は「近代的で上品な話芸で、漫才の最高峰と評価される夢路いとし・喜味こいしの演目の中から選びぬいた14編の速記を、喜味こいしの解説とともに収める。織田正吉らによる「いとこい論」やエッセイもあわせて収録」。

 2,730円(税込)という値段だが、これは欲しい。
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俺の情報
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2004年10月9日(土)
な、なんですかこれは?(今日あったいいことは購入した本の部分で)

 近所の電気屋の折り込みチラシです。



 左下の部分を拡大してみましょう。



 イチローの安打数にちなんで262円というのはまあわかる。しかし、その他はつっこみどころ満載。

・なぜ「イチローおめでとう記念」「本物の虫のキーホルダー」を安売りするのか?

・そもそも電気屋で「本物の虫のキーホルダー」を売るってどういうこと? しかも普段は580円。

 ついでなので同じチラシからもう一箇所。



 なんで29才以下限定なんだよ! ひょっとして「ドント トラスト オーバー サーティー」ってこと?

 ちなみにこの電気屋、東京都の小岩にあります。一回見に行きたくなるなあ。
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http://www.h5.dion.ne.jp/~garakuta/page141.html

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ということで、

2004.10.9(土)本日の、
※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
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●読んでいる本
・唐沢俊一『育毛通』(1998年,ハヤカワ文庫JA)
→髪の毛に関する「読んで役にはたたないが楽しい雑学の本」(p.285)。

 俺も結構髪の毛が薄くなっていて、気になっているんですよ。
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●読み終えた本
・岡田忠『観戦論。』(2000年,海拓舎)
→日本のプロ野球に関するコラム集。

 色々と苦言が呈されている。

 タイトル争いの際にタイトルを取るためのプレーを問題だと指摘した「タイトル争いを冒涜する醜い援護」(pp.168-169)、「盗塁王争いでのアンフェアなプレー」(pp.174-175)。

 円熟期に入った選手を大金で獲得して短期活用する特定の球団を批判する「ご都合主義の非常な世界」(pp.194-195)

 こういう部分を読むと、「スーパープレーには相手チームの選手にも大きな拍手を惜しまない。偉大な記録の達成にもスタンディングオベーションで祝福する」(p.181)アメリカのメジャーリーグにはまだまだ遠いよなあ。

 その一方で、「戦争中は後楽園球場が高射砲陣地になり、甲子園球場も軍需工場とイモ畑に化けていた」(p.206)なんていうエピソードもあって、面白い。
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●購入した本
 中古CD屋で、YMO関連の本が大量に売られていた。
 しかも、サブカルチャー系の古本屋の相場に比べたらビックリするほど安い!
 有無を言わさず買いました。下記の3冊。

・GORO特別編集『YMO写真集 OMIYAGE』(1981年,小学館)

・『MOMIAGE』(1999年,東芝EMI)
→おそらく、CDの特典の非売品パンフレット。

・1983 YMO JAPAN TOUR パンフレット『CHAOS』(1983年)
→活動記録、参加したレコードなどの記録も収録されている。ハードカパーのかなりしっかりしたつくり。
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●気になる本
・特になし
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2004年10月10日(日)
ポパイとマンガさんの、ザックザク情報局〜。

 タイトルは特に意味はないです。意味を見出した方は笑ってやってください。

 さて。

 甘井桃さんの10月7日のコラムを読んで、「俺が聞いていた当時はどうだったっけ」と思いながら色々検索していたら、ニッポン放送のサイト内で年表を見つけました。

・21世紀にのこしたい! オールナイトニッポンヒストリー
file:///"http://www.allnightnippon.com/history/index.html///"
→1999年3月までの分です。

 俺がいちばん聞いていたのは1990年〜1995年くらいなので、当時のパーソナリティー(第1部)を調べてみると。

月曜:デーモン小暮→大槻ケンヂ→さくらももこ→加藤いづみ→中居正広→福山雅治
火曜:とんねるず→電気GROOVE→石川よしひろ
水曜:木根尚登→大江千里→TOSHI(X)→裕木奈江→松村邦洋
木曜:ビートたけし→古田新太→福山雅治→ナインティナイン
金曜:ウッチャンナンチャン
土曜:松任谷由実

 ぐわー懐かしい。見事に懐かしい。中でも電気GROOVEのオールナイトニッポンに受けた影響は計り知れないものがあります。

 裕木奈江もなんだかんだで聴いていたなあ。

 セイヤング派、パックインミュージック派、ラジオは聴かない派など、色々な方がいらっしゃるでしょうが、オールナイトニッポンを聴いた経験のある方は、上のサイトはなかなか懐かしいと思いますよ。

 あと、意外な人が若い頃にパーソナリティを担当していたのも面白いですね。
 
 そういえばオールナイトニッポンでプレゼントされた限定の「スーパーマリオブラザーズ」なんてものもあったなあ。

 ……思い出し始めると際限がなさそうなので、このへんでおしまい。
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ということで、

2004.10.10(日)本日の、
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●読んでいる本
・唐沢俊一『育毛通』(1998年,ハヤカワ文庫JA)
→髪の毛に関する「読んで役にはたたないが楽しい雑学の本」(p.285)。

 髪に関する雑学の本なのだが、そこは唐沢氏の本なので、トンデモ本にはなっていない。

 むしろ、「海草はハゲに効くか?」(pp.35-36)の中で、海草をよく食べる「日本人は世界に比してハゲの少ない国民でなくてはならないハズではないか、理屈では。/しかし、日本だって欧米並みにハゲが多いことは見てのとおり。してみれば、海草食は必ずしもハゲの予防には役立たないように思えるのだがどうだろう」(p.36)など、なかなか面白い指摘をしている。

 その上で、海草は「体の中の熱を取り去り、体毒を消す作用を持っている」(p.36)ので、「髪の毛が抜けることにはあまり効果がないが、いま生えている髪の毛を美しくする効果はある」(p.36)と紹介している部分など、「なるほど」と思わされる。
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●読み終えた本
・なし
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●購入した本
 地下鉄の駅でフリーペーパーをもらってくる。

・『Bonjour METRO 2004秋』(東京地下鉄株式会社 運輸営業部)
→東京メトロのPR誌。特集は「おいしい秋 紅葉スポット」

・『メトロガイド 11月号』(日刊工業新聞社)
→特集は「色づく秋の散歩道 東京を歩こう」、「夜店も楽しい! 酉の市」。
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●気になる本
・特になし
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2004年10月11日(月)
色々募集中のようです。

我こそはクリエイター、またはびっクリエイター(もういいか、これは)という方は、興味があればどうぞ。

○第19回 ハンズ大賞
http://www.tokyu-hands.co.jp/
→オリジナルで未発表な手作り作品を募集。11月22日(月)消印有効。

○「新世紀書店」プロジェクトにおいて、オススメの本5冊を募集。
http://www.super-jp.com/shinseiki/
→11月5日〜17日に、渋谷のパルコ・ロゴスギャラリーで行われるイベントで展示されることが前提となっています。
 本人の顔写真も掲示されるのですが、問題ないという人は応募してみては。
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ということで、

2004.10.11(月)本日の、
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●読んでいる本
・出久根達郎『古本夜話』(2003年,ちくま文庫)
→古本にまつわる様々な話をまとめた本。

 エッセイ風の話もあれば、創作だろうと思わされるような一風変わった話もある。

 色々なエピソードが、作家で古書店主の著者の筆により面白く紹介されている。
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●読み終えた本
・唐沢俊一『育毛通』(1998年,ハヤカワ文庫JA)
→髪の毛に関する「読んで役にはたたないが楽しい雑学の本」(p.285)。

 まあ色々な話が出てきて面白い。「おそ松くん」のチビ太はもともとハゲじゃなかったとか、フランク・シナトラは実はハゲだったとか、髪が薄いのが気になったらむしろ短髪にした方がいいとか。
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●購入した本
 駅でまたもやフリーペーパーをもらってくる。

・『ぐるっと東京』(東京都交通局)
→都バス・都営地下鉄・都電に乗って出かけましょうよ、というPR誌。

 本郷、馬込・山王、赤坂・溜池、早稲田など、なかなかいい場所の紹介がされている。
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●気になる本
・特になし
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2004年10月12日(火)
本日は「いそしむ日」

 いやあ、今日は色々なことにいそしむ日であった。

・たまっていた洗濯にいそしむ

・部屋の掃除にいそしむ

・録画したまんまだったテレビ番組を見るのにいそしむ

・自分のサイトの更新準備にいそしむ

 しかしなによりも。
 
・16日のイベントで出品する小冊子の作成にいそしむ

 そして完成しました。小冊子をコピーして作るのは、なかなか大変だった。肩が凝った。内容は後日紹介しますが、自分自身ではいいものができたと思っています。
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>鈴々舎南風 さんの10/12のコラム
 南風さんもご存知なのではないかという予感はしていました。やっぱりチラシの雰囲気どおりの店なのですね。よし、今度行ってみよう。
 あと、NTTDoCoMoの携帯電話に29歳以下割引があるなんて知らなかったです。勉強不足、勉強不足。
 でも、本当に「ドント トラスト オーバー サーティー」だったら、それはそれで面白いけれど。
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2004.10.12(火)本日の、
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●読んでいる本
・出久根達郎『古本夜話』(2003年,ちくま文庫)
→古本にまつわる様々な話をまとめた本。

 子どもの頃に読んだ本は、思い出の中で豪華な本に美化されている、という話(「しんでれら」pp65-68)など、たしかにそうだよなあと思う。
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●読み終えた本
 マンガを2冊。いずれもこの巻で完結。
・MEE『はいぱーぽりす 10』(2004年,角川書店)
・川原泉『ブレーメンII 5』(2004年,白泉社)
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●購入した本
・なし
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●気になる本
・特になし
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2004年10月13日(水)
「アド街を見た」と言っても、なにも出ませんので。

 先日、テレビ東京の「出没! アド街ック天国」で、秋葉原が取り上げられていました。

 秋葉原で働くおじさんとして思ったことがいくつか。

・メイドカフェで働く一番人気の女の子や、コスプレをしている女の子が出ていましたが、非常に微妙な容姿だった。しかもみんな似た傾向の顔立ちだった。秋葉原に来る男性の異性への好みの独特さが感じられたなあ。

・ゲストの伊集院光が、5000円あれば一昔のパソコンが今のパソコンと変わらない性能にパワーアップできるなんてとんでもないことを言っていた。
 4、5年前なら、5000円くらいでパーツを買って、さらに設定を変更すれば、当時の最新機種と遜色ない性能に感じることもなくはなかった。
 でも今じゃそれは古い考えだよ。伊集院光は勘違いや記憶違いを本当のことのように言うから注意しないと。

・ところで秋葉原の駅前は、急ピッチで再開発が進んでいる。今でも、ビックリするくらいでかいビルが外側だけだができている。完成したら、六本木・汐留・品川・丸の内みたいな雰囲気になるんだろう。
 そうしたら、電気街はどうなるのかねえ。電気街口と線路を挟んだ反対側にはヨドバシカメラもできるし、駅ビルに色々な商業施設もできるしなあ。

 しかし、この間の土日は人が多かった。親子連れのようないつもとちょっと違う客層も。テレビの影響だろうなあ。
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ということで、

2004.10.13(水)本日の、
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●読んでいる本
・出久根達郎『古本夜話』(2003年,ちくま文庫)
→古本にまつわる様々な話をまとめた本。

 今日はテレビブロスを読んだので休み。
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●読み終えた本
・なし
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●購入した本
・雑誌『テレビブロス』(東京ニュース通信社)

→今回の主な特集は「及川光博(表紙も)」、「市川雷蔵」、「モロッコ音楽」など。

 なんとなくイマイチだった。良かったのは、モンキッキー(元「おさる」)の「すんまそん」というギャグが生まれた裏話。ちょっと泣けた。
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●気になる本
・市川慎子『海月書林の古本案内』(2004年,ピエ・ブックス)
→bk1の内容説明は「生活の絵本、花森安治装釘本、暮らしの手帖etc…。ネット古書店をひらく著者が気になったきれいでいい顔をした古本を集めました。古本の見方、選び方、視点など、もっと楽しく古本とつきあうためのコツも一緒に紹介」

 著者の経営しているネット古書店、海月書林は、俺は買ったことはないけれど、知っています。女性のファンが多いみたいです。URLは下記のとおり。
http://www.kurageshorin.com/
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2004年10月14日(木)
久々に小ねたで勝負!

■10/16の耳カキのイベント、いよいよ近づいてきましたね。楽しみです。
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■下のニュースについて色々考える。
 俺のサイトのフリートークでも取り上げました。

・カズ・ゴン代表復帰!ジーコ仰天人事
http://news.goo.ne.jp/news/fuji/sports/20041014/20041014-f-30.html
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■NHKの「趣味悠々『強くてキレイ」をめざす カンフー・フィットネス」の講師の女性(陳静)がかっこいいと思う。
http://www.nhk.or.jp/syumiyuuyuu/kungfu.html
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■他の方のコラムの感想

>10/13のあ・そ・び盛りさんのコラム
→俺は仕事で振込みの準備をすることがあるのですが、あれは名前の読み方は注意しないといけないですね。
 「ず」と「づ」が違ってもはじかれちゃうし、詳しい仕組みは分からないんですが、振込みをやり直すと再度手数料が取られるみたいなんで、結構気を使います。

>10/14の鈴々舎南風さんのコラム
→バカボンのフィギュアの「本官さん」を「本さん」だと読み間違えて、「はて、そんなキャラクターいたっけなあ」としばし考えてしまった秋の夜。
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ということで、

2004.10.14(木)本日の、
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●読んでいる本
・出久根達郎『古本夜話』(2003年,ちくま文庫)
→古本にまつわる様々な話をまとめた本。

 フィクションかノンフィクションか分からないようなエピソードもあって、それがまた面白い。

 古本をカモフラージュするために、古い新聞紙で包装してもらったお客さんについての「弁当箱」(pp.42-43)は、短い話だが、家庭と古本を両立させようとしたマニアの悲哀が感じられる。
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●読み終えた本
・なし
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●購入した本
・なし
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●気になる本
・下村彦四郎『書店はどうすればよいのか』(2004年,出版メディアパル)
→bk1の内容説明は「今、出版販売の最前線にいる書店人のために、激動の時代に生み出された下村彦四郎の著書を復刻。書店復興への智恵とヒントが満載された書籍販売実務書。1965年刊私家本の新装版」

 著者は「1927〜2004年。京都市生まれ。オーム社書店勤務を経て、エムエス経営研究所を設立。著書に「書店の人と商品をどうする」「棚の生理学」など」とのこと。
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2004年10月15日(金)
古本屋めぐりでこういうところに醍醐味を感じるのは…、趣味が悪いだろうか。

 今日は『マイブック』(新潮文庫)の話です。

 『マイブック』は、文庫サイズの手帳です。1ページごとに1日分の日付だけが記入されていて、なんでも自由に書き込めるようになっています。毎年来年の手帳が販売される頃、『マイブック』も書店の店頭に並びます。

 実は、俺は古本屋で『マイブック』を見つけて買ったことがあります。しかも過去2回。しかもいずれも書き込みあり。

 しかしつくづく思うのは、「なぜ自分の日記を売ってしまうかなあ」ということです。買ってしまった俺のことは棚に上げますけれどね。

 多分、外見は完全に文庫本なので、間違えて他の本と一緒に処分してしまったということなんだと思う。そして、古本屋も知らずにそのまま売りに出してしまったと。

 あるいは、日記を書いた人のまわりの人が悪意を持って盗み出し、売ったとかね。すごく嫌な想像だけれど。

 もちろん、中身を読んだからって、どこの誰が書いたものかは分からないし、人名などはイニシャルになっていたけれど、やっぱりどきどきするよ。その古本屋の近くの地名は実名で出てきたりして、「やっぱりあの辺の人が売ったのかなあ」と思いをはせたり。

 たぶん、また古本屋で『マイブック』を見つけたら、買ってしまうんだろうなあ。

 ちなみに、明治・大正・昭和の戦前くらいの無名の人の日記帳は、古本屋で売られていることもあります。俺はお目にかかったことがないけれど。これも、表紙のハードカバーのしっかりした日記帳で、一見単行本に見えるものが売られることが多いようです。

 なかにはその無名の人の日記帳に、当時の有名人(作家とか芸術家とか)との交友が書かれていて、研究上すごく貴重な資料になることもあるとか。

 でも、今やインターネットで日記を公開する時代になっているので、日記が古本屋に出回ることも少なくなるのかなあ。
 そう考えると、古本屋に並ぶ書き込みがされた『マイブック』は、なかなか貴重なのかもしれない。

 …とりとめがなくなってきちゃったよ。
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ということで、

2004.10.15(金)本日の、
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●読んでいる本
・プロ野球助っ人研究会:編『君はソレイタを見たか!』(2004年,東邦出版)
→日本プロ野球の「外国人助っ人」を紹介した本。

 プロ野球に興味はないのに、プロ野球に関する本だけは読んでしまう俺。色々なエピソードは好きなんだよなあ。

 名前を聞くだけで懐かしい選手がたくさんいる。カムストック、ブコビッチ、モスビー、パチョレック、ディステファーノ、デシンセイ、アップショー、バーナード、マドロック、オグリビー、など、名前のインパクトで思い出しても、色々な選手がいたよなあ。
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●読み終えた本
・出久根達郎『古本夜話』(2003年,ちくま文庫)
→古本にまつわる様々な話をまとめた本。

 古本を求める無名の人々をめぐるエピソードが、結構印象に残る。

 目の不自由な人のために本の朗読をするおばあちゃんの話(pp.196-197「声美人」)や、戦時中に古本屋から棚の書名を書いた紙を送ってもらい、本が読めない飢餓感を癒した男性の話(pp.184-185「赤い糸」)は、なんとなく心に染みた。
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●購入した本
・田宮俊作『田宮模型をつくった人々』(2004年,文藝春秋)
→田宮模型の現社長による、田宮模型にかかわった人々のエピソードの紹介。

 俺、前に同じ著者の『田宮模型の仕事』(2000年,文春文庫)を読んで感動しかなり泣いた思い出がある。

 そんなわけで書店で見つけて即購入。
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●気になる本
そんなわけで、
・『マイブック』(新潮文庫)
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2004年10月16日(土)
速報! 10/16イベント『吉村智樹のひとりVOW! 〜街がいさがし〜』at新宿ロフトプラスワン

 今帰りました。新宿ロフトプラスワンでのイベント、『吉村智樹のひとりVOW! 〜街がいさがし〜』、行ってまいりました。詳しくはみなさんからも感想があると思いますが、まずは速報まで。

 いやあ、面白いイベントであった。吉村編集長の面白写真はこのサイトでもみなさん御承知の通りだけれど、出演者のみなさん(吉村さん、フィリップ君、磯田さん、ハセベさん)のコメントが写真の面白さを何倍にも増幅させてくれた。
 俺も、あそこまで笑ったのは久々だったなあ。

 それから屯田(名人)の風貌が、印象的(衝撃的)だった。その外見と、柔らかい物腰のしゃべり方のギャップが、なんとも面白かった。屯田(名人)撮影の写真も、面白かったなあ。俺は「犬が車を運転している写真」が非常に面白くて、迷わずポストカードを購入しました。今改めて見ても、面白いなあ。

 イベントの内容以外の部分では、初めてお会いするコラムニストの方々、いつも投稿していただいている方と会うことができたのが嬉しかった。
 そういえば、時間の都合で打ち上げ途中で抜けて、あまり色々とお話できなくてすんませんでした(ちょっと私信)。

 また俺のつくった冊子をご購入いただいた方には、心より感謝いたします。

 今回残念ながら参加できなかったみなさんも、これからまた色々なイベント(プチイベントも含めて)が行われると思いますので、ぜひその時にお会いしましょう。

 なんだか、普通の感想文になってしまいましたが、甘い酒の飲み過ぎで酔っているのです。ご勘弁を。
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●10/17追記
イベントの詳しいレポート、自分のサイトに掲載しました。
下のURLから直接表示されます。
http://www.h5.dion.ne.jp/~garakuta/page146.html

または、http://www.h5.dion.ne.jp/~garakuta/index.htmlから、「レポート集」をご覧ください。

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ということで、

2004.10.16(土)本日の、
※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
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●読んでいる本
・赤瀬川原平『学術小説 外骨という人がいた!』(1991年,ちくま文庫)
→明治から昭和にかけて活躍したジャーナリスト、宮武外骨を紹介したフィクションとノンフィクションの中間のような本。

 外骨は単なるジャーナリストとしてはくくれなくて、今日までに読んだ部分だけでも、200点近い雑誌や新聞を発行し、罰金刑15回、入獄4回という経験をしたり、明治時代に選挙の不正を正すために衆議院選挙に立候補したりと、まあ色々な活動をしている。

 その宮武外骨の文章の現物とともに、赤瀬川氏らがその面白さを発見する様子も書かれていて、面白い。
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●読み終えた本
・プロ野球助っ人研究会:編『君はソレイタを見たか!』(2004年,東邦出版)
→日本プロ野球の「外国人助っ人」を紹介した本。

 2003年シーズンまでの全外国人選手の通算成績一覧があったり、金村義明・デーブ大久保・パンチ佐藤の三氏による外国人助っ人の思い出があったりと、最初の印象よりもしっかりした本だった。

 レオン・リーの写真を見て、なんとなくハリガネロックのユウキロックに似ていると思った(しょうもない感想)。
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●購入した本
・パラダイス山元『ザ・マン盆栽2』(2003年,文春文庫PLUS)
→このサイトでも何度か話題になっているのでご存知の方も多いと思うが、マン盆栽を詳しく知りたい方は下のサイトをどうぞ。

・日本マン盆栽協会公式サイト マン盆栽パラダイス
http://www.mambonsai.com/

 あとはフリーペーパーを何冊かもらってくる。

・『R25 No.15』(リクルート)
→高橋名人のインタビューが載っているので、久々にもらってくる。

 しかし、俺はつくづくこの雑誌のターゲットから外れたところにいると思うよ。年齢は「25歳〜35歳くらいのサラリーマン」ということで、当てはまるんだけれどねえ。

・『関鉄Pocket 2004 Vol.6』(関東鉄道)
・『スニーカー倶楽部 2004/10』(千葉ニュータウン広報協議会)
・『Keisei Bus Fun Boarding』(京成バス)

→駅でもらえる電車の沿線・地域の広報誌をみっつ。
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●気になる本
・今日は特になし
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2004年10月17日(日)
今日は本の話以外は昨日のままにしておきます。なぜなら10/16のイベントの感想なので。

 下の青い部分は、昨日掲載した内容のまま。イベントの感想です。本の話は更新しているよ。
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 いやあ、面白いイベントであった。吉村編集長の面白写真はこのサイトでもみなさん御承知の通りだけれど、出演者のみなさん(吉村さん、フィリップ君、磯田さん、ハセベさん)のコメントが写真の面白さを何倍にも増幅させてくれた。
 俺も、あそこまで笑ったのは久々だったなあ。

 それから屯田(名人)の風貌が、印象的(衝撃的)だった。その外見と、柔らかい物腰のしゃべり方のギャップが、なんとも面白かった。屯田(名人)撮影の写真も、面白かったなあ。俺は「犬が車を運転している写真」が非常に面白くて、ポストカードを購入しました。今改めて見ても、面白いなあ。

 イベントの内容以外の部分では、初めてお会いするコラムニストの方々、いつも投稿していただいている方と会うことができたのが嬉しかった。時間の都合で、打ち上げ途中で抜けて、あまり色々とお話できなくてすんませんでした(ちょっと私信)。

 また俺のつくった冊子をご購入いただいた方には、心より感謝いたします。

 今回残念ながら参加できなかったみなさんも、これからまた色々なイベント(プチイベントも含めて)が行われると思いますので、ぜひその時にお会いしましょう。

 なんだか、普通の感想文になってしまいましたが、甘い酒の飲み過ぎで酔っているのです。ご勘弁を。
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イベントの詳しいレポート、自分のサイトに掲載しました。
下のURLから直接表示されます。
http://www.h5.dion.ne.jp/~garakuta/page146.html

または、http://www.h5.dion.ne.jp/~garakuta/index.htmlから、「レポート集」をご覧ください。

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ということで、

2004.10.17(日)本日の、
※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
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●読んでいる本
・赤瀬川原平『学術小説 外骨という人がいた!』(1991年,ちくま文庫)
→明治から昭和にかけて活躍したジャーナリスト、宮武外骨を紹介したフィクションとノンフィクションの中間のような本。
 今日はちょっと読むのは休み。
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●読み終えた本
・中原英臣:監修『お医者さんも知らない健康の知恵300』(2004年,光文社知恵の森文庫)
→食べ物やダイエットに関する知識を紹介する本。

 色々な話が出てきて面白い。

 花粉症の原因は、スギ花粉ではなくディーゼル車の排気ガスという説が有力なんて話(pp.183-185)は、知らなかったなあ。

 それから、食べ物のと健康の話が出てくるのだが、人間にとってはなんでも適度に食べれば体にいいし、食べ過ぎれば体に悪いと思った。
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●購入した本
・なし
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●気になる本
・いしいひさいち『んなアホな!』(2004年,双葉文庫)
→このところ双葉文庫で刊行されているいしいひさいち傑作選の一冊。そろそろ書店に出ていると思います。買おう。
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2004年10月18日(月)
うーん気になる気になる。

【気になる、その1】
・フジテレビ「お笑い登竜門」(毎週月曜深夜)
http://www.fujitv.co.jp/toryumon/owarai/index2.html

 本日は深夜1:04〜1:31、出演は「千鳥」、「POISON GIRL BAND」、「上々軍団」とのこと。ネタコーナーと企画コーナーをやる模様です。

【気になる、その2】
・トークショー「古書通信編集長・八木福次郎夜話…私がであった本・人・街…」
http://underg.cocolog-nifty.com/tikasitu/2004/08/post_3.html
10月19日(火)19:00〜、東京古書会館地下ホールにて

 古書情報誌『日本古本通信』の、昭和9年の創刊から現在に至るまで現役の編集長である八木福次郎氏に、「その長い古書の世界とのつきあいのなかで出合った『本』『人』『街』について」聞く、というイベント。
 聞き手はイラストレーター池谷伊佐夫氏、司会進行はライター・編集者の南陀楼綾繁(河上進)氏。

 行きたい。19:00に神保町の東京古書会館だと、めちゃくちゃぎりぎりだけれど行きたい。
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【気にして、その1】
 10/16のロフトプラスワンのイベントの詳しいレポート、自分のサイトに掲載しました。下のURLから直接表示されます。
http://www.h5.dion.ne.jp/~garakuta/page146.html
 または、http://www.h5.dion.ne.jp/~garakuta/index.htmlから、「レポート集」をご覧ください。
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ということで、

2004.10.18(月)本日の、
※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
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●読んでいる本
・赤瀬川原平『学術小説 外骨という人がいた!』(1991年,ちくま文庫)
→明治から昭和にかけて活躍したジャーナリスト、宮武外骨を紹介したフィクションとノンフィクションの中間のような本。

 宮武外骨が、非常にしつこい人だということが分かる。

 例えば、自分の雑誌にとある女性の絵を載せて、これが罰金刑となるや、同じ絵を同じまま、あるいは見せ方を変えてその後10号以上も載せ続けたりする。その執念はすごいなあ。
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●読み終えた本
・なし
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●購入した本
 全部新刊です。
・夏目房之介『マンガの深読み、大人読み』(2004年,イースト・プレス)
→目次は「1部 マンガ読みの快楽」、「2部 『あしたのジョー』&『巨人の星』徹底分析」、「3部 海の向こうから読むマンガ」

・いしいひさいち『んなアホな!』(2004年,双葉文庫)
→このところ双葉文庫で刊行されているいしいひさいち傑作選の一冊。

 この本は「とくにさだまったキャラクターをもたないものを吹き寄せ風に編んで一本としたもの」(p.158)とのこと。
 寝る前に少しずつ読もう。

・長山靖生『「人間嫌い」の言い分』(2004年,光文社新書)
→光文社のサイトから紹介文を引用すると、「変わり者の多かったあまたの文士の生き方などを引きながら、煩わしい人間関係や世間との距離の取り方を説く」本、とのこと。
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●気になる本
・特になし
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木の葉燃朗のサイトはこちら→本の話と小説と、身辺雑記のページ:がらくた放送局
●メールマガジンもやっています。サンプルと申し込み方法は下のURLにて(もちろん無料)。
http://www.h5.dion.ne.jp/~garakuta/page141.html

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●コラムは毎日更新していますので、以前の分は下の[ バックナンバー ]からどうぞ。



2004年10月19日(火)
古本界の長老の話を聞いてきた。

 昨日行きたいと思っていた下記のトークショー、行ってきました。

・トークショー「古書通信編集長・八木福次郎夜話…私がであった本・人・街…」
http://underg.cocolog-nifty.com/tikasitu/2004/08/post_3.html
10月19日(火)19:00〜、東京古書会館地下ホールにて

 八木福次郎氏は、古書情報誌『日本古本通信』の現役の編集長。聞き手はイラストレーター池谷伊佐夫氏、司会進行はライター・編集者の南陀楼綾繁(河上進)氏。

 八木氏は89歳という高齢なのだが、声も、話し方も、歩き方も非常にしっかりしており、とても89歳には見えなかった。
 また、語られる人や出来事、本の話が、非常に面白かった。江戸川乱歩が古本屋を営業していた頃の話を、本人から聞いたことがあるとか、吉川英治が新聞社に勤めていた頃に本名で書いた小説(幻の本といわれているらしい)とか、色々な話を聞いているうちにあっという間に時間が過ぎてしまった。

 ちなみに、会場には観客として岡崎武志氏の姿も。たぶん、古本の情報誌『彷書月刊』のサイト内の日誌コーナーでも、今日の模様を書かれるのではなかろうか。

 いやあ、無理にでも仕事を定時で終わらせて行ってよかった。会場の古書会館までの最短ルートを事前に検討しておいてよかったよかった。
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●10/16のロフトプラスワンのイベントのレポート、自分のサイトに掲載しました。下のURLから直接表示されます。
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ということで、

2004.10.19(火)本日の、
※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
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●読んでいる本
・赤瀬川原平『学術小説 外骨という人がいた!』(1991年,ちくま文庫)
→明治から昭和にかけて活躍したジャーナリスト、宮武外骨を紹介したフィクションとノンフィクションの中間のような本。

 しかしまあ、宮武外骨の雑誌の中には、前衛芸術なみの色々な仕掛けがある。

 例えば、伏字を命じられることに反発し、あらかじめ文章に「○」をやたらと入れたページをつくっている。これは、その「○」を無視して読めば意味のある文章になる、というからくり。

 それから、普段は雑誌の新年号には絶対に付録を付けない外骨が、ある年は付録を付けた。
 それを見てみると、古新聞に「新年付録」と大書してあり、挙句次のページに「紙屑買の大馬鹿者」と大書してある。

 いやあ、おもしれえなあ。
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●読み終えた本
・なし
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●購入した本
 新刊です。
・池谷伊佐夫『神保町の蟲』(2004年,東京書籍)
→本日のトークショーの会場で購入。

 神保町にまつわるエッセイと、神保町の古書店のイラストをまとめた本。
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●気になる本
 明日は、
・雑誌『ぼくドラえもん』(小学館)
 の発売日。そして、

・フリーペーパー『メトロミニッツ』(スターツ出版)
 の配布日。
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2004年10月20日(水)
皆様に何事もないことをお祈りします。東京も相当な雨風です。

 台風が猛威を振るっています。東京は、たぶんこれからが最も風雨の激しい時間帯だと思います。

 今日は休みでしたが、この天候なので一日中家に閉じこもっていました。玄関のドアを開けさえしなかったよ。

 久々に、本・書店の話をいくつか。

●今月末、神田神保町で祭りがあります。普段よりも人が多くて疲れるのだが、なんだかんだで行くんだろうなあ。
・第45回東京名物神田古本まつり
http://www.book-kanda.or.jp/news/2004/
・第14回神保町ブックフェスティバル
http://www.tnews2.jp/bookfes2004/bookfes2004.html

●講談社現代新書、カバーデザインを一新
http://shop.kodansha.jp/bc/books/gendai/
→白地に四角という、シンプルな形。

●昨日聴いてきた八木福次郎氏のトークショーについて、司会の南陀楼綾繁氏のブログに掲載されています。
http://d.hatena.ne.jp/kawasusu/200410

●下の本は、明日手に入れよう。
・雑誌『ぼくドラえもん』(小学館)
・フリーペーパー『メトロミニッツ』(スターツ出版)
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ということで、

2004.10.20(水)本日の、
※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
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●読んでいる本
・赤瀬川原平『学術小説 外骨という人がいた!』(1991年,ちくま文庫)
→明治から昭和にかけて活躍したジャーナリスト、宮武外骨を紹介したフィクションとノンフィクションの中間のような本。

 外骨の雑誌の中の、漢字と絵を並べた読み物が掲載されているのだが、これも面白い。

 例えば、「女 好 子」と書いてあって、その下にそれぞれ「女性 子を抱く女性 子」の絵が描いてある。
 まあ、もっと際どい絵もあります。

 この読み物も面白いが、それを見ていて、なぜ「俗」は「人+谷」なのか、と考える原平氏も面白い。
 原平氏は俗人の反対は仙人ではないのか、山の上に住む仙人が「人+山」だから、俗世間の俗人は「人+谷」なのではないか、と考える。
 正しいかどうかは分からないけれど、この想像は面白い。
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●読み終えた本
・雑誌『ぼくドラえもん』(小学館)
→未読だった13号から16号までを一気に読む。

 短編映画『のび太の結婚前夜』の紹介文を読んで泣く。20歳過ぎてから、ドラえもんが泣ける。
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・いしいひさいち『んなアホな!』(2004年,双葉文庫)
→3コママンガがあったり、おなじみのキャラクターは登場しなかったり、他のいしい作品とはちょっと雰囲気が違う。

 でも、そのためギャグのアイデアが目立つマンガが多くて、俺はこういうのも好きだなあ。
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●購入した本
・なし。
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●気になる本
・糸井重里『ほぼ日刊イトイ新聞の本』(2004年,講談社文庫)
→ほぼ日刊イトイ新聞(http://www.1101.com/)の成立・運営について紹介した本。

 俺は元の単行本を読んで、自分のサイトづくりに随分影響を受けました。
 「ほぼ日」への好き嫌いはあると思いますが、この本は面白いと思うし、参考になると思う。
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2004年10月21日(木)
【問題】1980年代、日本の「テクノポップ御三家」といえば?

【答え】ヒカシュー、P-MODEL、プラスチックス。

 で、俺もファミコンで育った世代なので、テクノポップが染み付いています。
 
 実はヒカシューは聴いたことがないけれど、P-MODELとプラスチックスはこの間立て続けにCDを買って、結構聴いています。

●Plastics『ALL ACROSS THE U.S.A. 80 LIVE』(1997年,VICL-50157)

 タイトルどおり、1980年のU.S.A.ツアーのライブ音源を集めたもの。
 ライブらしい荒さが、逆に魅力になっている。「DELUXE」という曲のNGバージョンも収録されているが、これも含めてライブの臨場感がある。

 プラスチックは色々なファンサイトがあるが、俺は下のサイトがデザインも内容も良くできていると思う。
http://k-katsuk.hp.infoseek.co.jp/index.html

●P-MODEL『P-MODEL ゴールデン☆ベスト』(2004年,UPCY-6022)

 「P-MODEL」(1992年)と「big body」(1993年)の2枚のアルバムを1枚にまとめたもの。メロディが東洋的な雰囲気を持っていて、これがなんとも言えずいい。
 歌詞は意味を考え始めると難解だが、音楽に乗った言葉の響きを楽しむと、かっこいい。
 
 P-MODELは、公式サイトらしきサイトがいくつかあるようなのですが、たぶん下のサイトが公式ではないかと思う。
http://www.chaosunion.com/p-model/
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ということで、

2004.10.21(木)本日の、
※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
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●読んでいる本
・赤瀬川原平『学術小説 外骨という人がいた!』(1991年,ちくま文庫)
→明治から昭和にかけて活躍したジャーナリスト、宮武外骨を紹介したフィクションとノンフィクションの中間のような本。

 最後の原平氏から宮武外骨への架空インタビューを読んでいるのだが、これも面白い。原平氏が言いたいことも、原平氏が外骨へ言わせたいことも、自由に書けるので、ふたりとも嬉々としてしゃべっているような印象を受ける。
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・田宮俊作『田宮模型をつくった人々』(2004年,文藝春秋)
→田宮模型の現社長による、田宮模型にかかわった人々のエピソードの紹介。

 まだ最初のあたりを読んだばかりなのだが、なんとなく前に同じ著者が書いた『田宮模型の仕事』(2000年,文春文庫)に比べると、読んでいて気持ちが盛り上がってこない。

 『田宮模型の仕事』の、会社の歴史を書く形式に対し、色々なエピソードを紹介する形式だからかなあ。
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●読み終えた本
・なし
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●購入した本
・雑誌『ぼくドラえもん』(小学館)
→特集は「スネ夫」。大槻ケンヂ氏へのインタビューもあるよ。

・フリーペーパー『メトロミニッツ』(スターツ出版)
→今回は、特に大きな特集はなし。

 一応巻頭にセントラルイースト東京2004(公式サイト)というイベントのアフターレポートがある。

 山田五郎氏や木村祐一氏の連載もあります。
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●気になる本
・中野晴行『球団消滅 幻の優勝チーム・ロビンスと田村駒治郎』(2004年,ちくま文庫)
→今の時期にあった、タイムリーな本ではあると思う。まだ実物を見ていないのでなんとも言えないが、
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2004年10月22日(金)
久々の、「ほぼ週刊イベント情報」です。

 最近はあんまり週刊ペースで更新できていないけれどね。相変わらず東京のイベントが多いのもご勘弁を。

【もうすぐ終了】

●疾風迅雷―杉浦康平の雑誌デザイン半世紀展
 10月30日(土)まで
 ギンザ・グラフィック・ギャラリー(中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル)
http://www.dnp.co.jp/gallery/ggg/index.html
→来年には大阪・名古屋・福岡でも開催されるようです。

【まだまだ継続中】

●「エノケンと浅草の笑い」展
http://www.taitocity.net/taito/shitamachi/event.html
10月1日(金)〜17年1月30日(日)。
休館は、毎週月曜日(月曜祝日の場合は翌火曜日)。午前9時〜午後4時30分
下町風俗資料館(台東区上野公園2−1)にて
入館料:一般300円、小中高生100円

●映画『お父さんのバックドロップ』
http://www.cqn.co.jp/backdrop/backdrop.html
10月9日より公開。原作は中島らも。監督:李闘志男、主演:宇梶剛士。

●南洋一郎と挿し絵画家展
 鈴木御水・椛島勝一・梁川剛一の挿し絵を中心に
 〜密林冒険小説から怪盗ルパン全集まで〜
http://www.yayoi-yumeji-museum.jp/
文京区弥生2−4−3・弥生美術館にて

【これから開始】

●第17回東京国際映画祭
http://www.tiff-jp.net/index_j.html
10/23(土)〜10/31(日)まで。
渋谷のBunkamura、六本木ヒルズを中心に都内各地で開催。

●「NINTENDO WORLD Touch! DS」
http://www.nintendo.co.jp/n10/nwt/
任天堂の新しい携帯用ゲーム機「ニンテンドーDS(12/2発売)」で
実際に遊ぶことができるイベント。全国で開催。
→11月中に、名古屋・大阪・東京・札幌・福岡の五都市で行われます。入場無料。

●第45回東京名物神田古本まつり
http://www.book-kanda.or.jp/news/2004/
●第14回神保町ブックフェスティバル
http://www.tnews2.jp/bookfes2004/bookfes2004.html
10月29日〜31日(一部は11月3日)にかけて、神田神保町の書店・古本屋街で開催。

●大(Oh!)水木しげる展
 江戸東京博物館にて
 2004年11月6日(土)から2005年1月10日
http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/kikaku/page/2004/1106/200411.html
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 10/16のロフトプラスワンのイベントのレポート、自分のサイトに掲載しました。下のURLから直接表示されます。
http://www.h5.dion.ne.jp/~garakuta/page146.html

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ということで、

2004.10.22(金)本日の、
※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
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●読んでいる本
・赤瀬川原平『学術小説 外骨という人がいた!』(1991年,ちくま文庫)
→明治から昭和にかけて活躍したジャーナリスト、宮武外骨を紹介したフィクションとノンフィクションの中間のような本。

 今日はちょっと休み。
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・田宮俊作『田宮模型をつくった人々』(2004年,文藝春秋)
→田宮模型の現社長による、田宮模型にかかわった人々のエピソードの紹介。

 読み進めていると、田宮模型に色々な人が集って来る様子が、やっぱり興味深い。

 日本で模型にかかわる仕事をする人は、田宮氏ももちろん、例えば海洋堂の宮脇修氏(館長)など、みんなかっこいいんだよなあ。

 前に読んだ、宮脇修氏の『創るモノは夜空にきらめく星の数ほど無限にある 海洋堂物語』(2003年,講談社)も面白かったよ。
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●読み終えた本
・なし
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●購入した本
・なし
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●気になる本
・今野勉『テレビの嘘を見破る』(2004年,新潮新書)
→新潮社のサイトの紹介文を引用します。下記のとおり。

 初日に釣れたのに、最終日に釣れたとして盛り上げる釣り番組。新郎新婦はニセ物、村人が総出で演技する山あいの村の婚礼シーン。養蚕農家の生活苦を、擬似家族が訴えたドキュメンタリー作品――。視聴者を引きつけようと作り手が繰り出す、見せるための演出、やむを得ない工夫。いったいどこまでが事実で、どこからが虚構なのか? さまざまな嘘の実例を繙くことで明らかになる、テレビ的「事実」のつくられ方!
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2004年10月23日(土)
本の話だけ書いてみると、どんな感じなのかテストしてみたいと思います。そのため今日はいきなり本の話。

 実際は、地震の衝撃で色々書く気力がなくなっていることも事実(東京でもそれなりの揺れがあり、会社でかなり驚いた)。

ということで、

2004.10.23(土)本日の、
※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
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●読んでいる本
・長山靖生『「人間嫌い」の言い分』(2004年,光文社新書)
→世間一般から「人間嫌い」と呼ばれる人たちを紹介した本。

 この本で言われる「人間嫌い」は、読んでいて「俺のことだ」って感じる。必要以上に、あるいは必要もないのにみんなと一緒でいたがることには、俺は抵抗がある。これは昔からそうだったな。
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●読み終えた本
・赤瀬川原平『学術小説 外骨という人がいた!』(1991年,ちくま文庫)
→明治から昭和にかけて活躍したジャーナリスト、宮武外骨を紹介したフィクションとノンフィクションの中間のような本。

 とにかく、宮武外骨自身とその仕事がまず面白い。しかし、その面白さを見つけて、我々にもわかりやすいように紹介してくれる原平氏も、また面白い。
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・田宮俊作『田宮模型をつくった人々』(2004年,文藝春秋)
→田宮模型の現社長による、田宮模型にかかわった人々のエピソードの紹介。

 最初の正直な感想としては、成功者の思い出話のように感じた。

 しかし読み進めるうち、田宮模型の苦労の様子、その苦労をともに乗り越えた人々の話に、やっぱり感動した。
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●購入した本
 夕飯を食べた松屋でもらってきた
・フリーペーパー『メシカモ』

 はがきサイズのフリーペーパー。紙も厚手で結構お金がかかっていることが感じられる。

 この雑誌で、新宿駅西口のガード下にある「和定食の店松屋」が、日本で唯一の店だと知る。
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●気になる本
・山田五郎『20世紀少年白書 同世代対談集』(2004年,世界文化社)
→みうらじゅん、やくみつる、唐沢俊一など、山田氏の同世代である昭和30年代生まれの諸氏との対談集。
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2004年10月24日(日)
秋の夜長は、気になる美人を見て過ごすことにします。

 最近気になる女優さんなどの話を、アトランダムに。
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
●NHK朝ヒロインに17歳・本仮屋
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/kiji/2004/09/16/01.html
本仮屋ユイカプロフィール
http://www.stardust.co.jp/file/profile/motokariya.html

 映画「スウィングガールズ」での演技が印象に残る彼女。来年4月からは毎日見ることができます。
 個人的には、メガネをかけていた方がかわいいと思うなあ。
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
●フジテレビのサイトで見つけた写真。
 女子アナウンサーが女子高生のコスプレをしている写真。好きな人は存分に見てください。
http://www.fujitv.co.jp/ana/index2.html

 え、俺? 俺は女子高生はあんまり。むしろフットサル大会に出場した時のユニフォーム姿の方が。ああ、これこれ。
http://www.fujitv.co.jp/ana/face/face20040802.html
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
●グリコ「ポッキー」のCM
http://www.glico.co.jp/pocky/cm/index_p.htm

 出演は松浦亜弥・仲間由紀恵・柴咲コウ・石原さとみ。
 特に「ポッキー四姉妹」ということではないようです。
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
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ということで、

2004.10.24(日)本日の、
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●読んでいる本
・長山靖生『「人間嫌い」の言い分』(2004年,光文社新書)
→世間一般から「人間嫌い」と呼ばれる人たちを紹介した本。

 この本で、「人間嫌い」に対して「つるみ系」という表現がされている。

 「つるみ系」とは「とにかく人が集まっているのが好きで、逆に誰かとつるんでいないと不安になる」(p.31)人を指す。単純に集団で行動するかどうかではなく、考えもせずになんとなくみんなと一緒でいようとするのが「つるみ系」である。そして、「世間で、どちらがよしとされているかというと、断然、つるみ系である」(p.32)ということになる。

 そこから例えば、「日本社会では、真面目に仕事や学習をして、付き合いをしたがらない人間を、軽んずる風潮がある」(p.34)と指摘する。

 俺はやっぱり、この本で言う「人間嫌い」だな、と思う。
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●読み終えた本
・なし
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・なし
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・特になし
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2004年10月25日(月)
直近に行われる本に関するイベントについて、改めて紹介します。

 前に紹介した内容も含みますが、ご了承ください。あと、東京近郊のものばかりなのはすみません。
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■疾風迅雷―杉浦康平の雑誌デザイン半世紀展
 10月30日(土)まで
 ギンザ・グラフィック・ギャラリー(中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル)
http://www.dnp.co.jp/gallery/ggg/index.html
『銀花』『SD』『都市住宅』『エピステーメー』『遊』『噂の真相』『自然と文化』などの雑誌のデザインの展示。

来年には大阪・名古屋・福岡でも開催されるようです。
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■第45回東京名物神田古本まつり
http://www.book-kanda.or.jp/news/2004/
■第14回神保町ブックフェスティバル
http://www.tnews2.jp/bookfes2004/bookfes2004.html
10月29日〜31日(一部は11月3日)にかけて、神田神保町の書店・古本屋街で開催。

各イベントのスケジュールは、上のURLにてご確認ください。
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■新世紀書店 仮店舗営業中
http://www.super-jp.com/shinseiki/
11月5日〜17日、渋谷パルコPart1地下のロゴスギャラリーにて。

架空の書店のアイデアを展示し、同時に古本などの販売も行うイベント。

プロデュース役は、ライターでオンライン古書店「杉並北尾堂」店主の北尾トロ氏。
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■南洋一郎と挿し絵画家展
 鈴木御水・椛島勝一・梁川剛一の挿し絵を中心に
 〜密林冒険小説から怪盗ルパン全集まで〜
文京区弥生2−4−3・弥生美術館にて
http://www.yayoi-yumeji-museum.jp/
南洋一郎(池田宣政・荻江信正の名義も)の小説の挿絵を集めた展示会。
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ということで、

2004.10.25(月)本日の、
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●読んでいる本
・夏目房之介『マンガの深読み、大人読み』(2004年,イースト・プレス)
→マンガ評論集。

 まだ読みはじめだが、面白い。

 例えば、「鳥山明『DRAGON BALL』試論 『強さ』とはなにか?」(pp.26-35)では、『DRAGON BALL』では「連載人気マンガのセオリーからすれば、驚くべきこと」(p.27)ができたとされている。

 それは、「主人公が絶対的な危機に陥っても死なない永遠のバトル反復マンガ」(p.26)であり、かつ「主人公たちがちゃんと成長する」(p.26)ことである。

 「バトルものでは、必殺技が変わって登場人物が強くなったように見えても、じつは人間として成長しないのがふつう」(p.27)なのである。

 言われてみればたしかにそうだ。この部分を読んだだけでも、この先も面白そうな気がする。
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●読み終えた本
・長山靖生『「人間嫌い」の言い分』(2004年,光文社新書)
→世間一般から「人間嫌い」と呼ばれる人たちを紹介した本。各章のタイトルは下記の通り。

 第一章 人間嫌いの世界観
 第ニ章 人間嫌いVS.つるみ系
 第三章 人間嫌いの考えるモラル
 第四章 友達がこわい
 第五章 怒る理由、不機嫌の矛先
 第六章 人間嫌いの喧嘩作法
 第七章 縁遠くなる人々−かぐや姫症候群と「人間嫌い」
 第八章 結婚しても孤独
 第九章 わがままの達人は美人になる
 第十章 晩年に強い人間嫌い

 何度か書いたが、自分が「人間嫌い」の方に分類されるからこそ、この本は面白かった。

 色々引用したい部分はあるのだが、ここでは「はじめに」の部分で一番最初に印象的だった部分を。

 「『みんなと同じ』は、そんなにいいことなのか。みんなで赤信号を渡ってばかりきたから、今の日本はこのような状況になってしまったのではないか」(p.6)

 「そうだそうだ」と思った俺は、やっぱり人間嫌いだと思う。
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●購入した本
・なし
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●気になる本
・特になし
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2004年10月26日(火)
「十万円・七万円・五万円 運命の分かれ道」

 「がっちり買いまショウ」。

 いとし・こいし師匠へ敬意を表しまして。

 さて、本日久々に大きな買い物をしました。それをそのまま紹介するのではなく、クイズにしたがるのが俺の悪い癖

 ということで、本日俺がなにを買ったのか、下の中から予想してください。答えは明日。
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1.これでもうビデオの置き場に困らない!
→PanasonicのDVD+HDDレコーダー「DMR-E220H」

2.これからの季節にこの一着!
→ハーフコート(TAKA:Qで購入)・

3.「No Music,No Life」だぜ!
→Appleの「iPod」

4.T.P.O.に応じてもう一つ!
→チェーン店のメガネ屋Zoffで買ったテイ・トウワみたいなフレームのメガネ

5.これさえあればまだまだ本が買える!
→御徒町のディスカウントショップ多慶屋で見つけた組み立て式の本棚。背が高くて厚みがないので、文庫本の収納に使えそう。
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 さあ、一つを除いて全部嘘です。正解は明日のこの時間に。

 それじゃ、シンキング・ターイム!
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 10/16のロフトプラスワンのイベントのレポート、自分のサイトに掲載しました。下のURLから直接表示されます。
http://www.h5.dion.ne.jp/~garakuta/page146.html

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ということで、

2004.10.26(火)本日の、
※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
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●読んでいる本
・夏目房之介『マンガの深読み、大人読み』(2004年,イースト・プレス)
→マンガ評論集。
 1部 マンガ読みの快楽
 2部 『あしたのジョー』&『巨人の星』徹底分析」
 3部 海の向こうから読むマンガ」

 1部を読み終えたところでは、比較的気軽に読めるマンガ評論が多い。最近の夏目氏の仕事は、比較的学究的な、硬めの内容が多いと勝手に思っていたので、意外だった。
 特に、この本の前に読んだのが『マンガ/世界/戦略』(2001年,小学館)だったので。

 しかしこの本は、俺が比較的好きな「描き方からみたマンガの魅力」を研究していて、面白い。
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●読み終えた本
・なし
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●購入した本
・なし
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●気になる本
・たかおかおり『なっちゃん』(2004年,彩図社)
→お、星井七瀬の写真集かな? それとも田中麗奈かな?

 意表を突いて小島奈津子かな?

 しかし、副題は「樋口一葉ものがたり」

 bk1の紹介によれば、「樋口一葉ってペンネームだって知ってました? 本名は奈津、あだ名はなっちゃんっていうんです。かわいくてたくましい、マンガで読む樋口一葉」とのこと。

 知らなかったなあ。

 あと、ある意味小島奈津子がニアピン賞。
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●木の葉燃朗のサイトはこちら→本の話と小説と、身辺雑記のページ:がらくた放送局
●メールマガジンもやっています。サンプルと申し込み方法は下のURLにて(もちろん無料)。
http://www.h5.dion.ne.jp/~garakuta/page141.html

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2004年10月27日(水)
「○○○○がやって来たよ、やぁやぁやぁ!」

 さて、昨日出題しましたクイズの答えです。まずは問題から。
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【問題】木の葉燃朗が、珍しくまとまったお金を出して買ったものとは?

1.これでもうビデオの置き場に困らない!
→PanasonicのDVD+HDDレコーダー「DMR-E220H」

2.これからの季節にこの一着!
→ハーフコート(TAKA:Qで購入)・

3.「No Music,No Life」だぜ!
→Appleの「iPod」

4.T.P.O.に応じてもう一つ!
→チェーン店のメガネ屋Zoffで買ったテイ・トウワみたいなフレームのメガネ

5.これさえあればまだまだ本が買える!
→御徒町のディスカウントショップ多慶屋で見つけた組み立て式の本棚。背が高くて厚みがないので、文庫本の収納に使えそう。
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 それでは、正解発表です。

888.これでいつでも新鮮なハチミツが!
→「やまだ養蜂場」謹製、初心者でも扱いやすい養蜂セット。

 でした!

 …違いました。

 正解は、

3.「No Music,No Life」だぜ!
→Appleの「iPod」

 でした! 記念撮影もしてみました。







 まだちょこっとしか、いじっていないけれど、これは面白い!
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ということで、

2004.10.27(水)本日の、
※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
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●読んでいる本
・夏目房之介『マンガの深読み、大人読み』(2004年,イースト・プレス)
→マンガ評論集。

 今日は『テレビブロス』を読んでいたのでお休み。
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●読み終えた本
・なし
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●購入した本
・雑誌『テレビブロス』(東京ニュース通信社)
→特集は、映画『ハウルの動く城』、新ドラマ第一回の感想、「西部警察」などなど。

 個人的には今号は読みどころに欠けた。
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・嵐山光三郎:編『山口瞳「男性自身」傑作選 熟年編』(2003年,新潮文庫)
→山口瞳氏のエッセイを再編集したもの。

 柳原良平氏のイラストも入っています。
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●気になる本
長井好弘『寄席おもしろ帖 第2集 おかわりッ』(2004年,うなぎ書房)
→bk1の紹介文「前作から1年。寄席の世界も様変わり。若手パワーを迎え撃つベテラン連、軽妙な芸人噺と鮮やかな紙切り、おまけにとっとき「お席亭噺」。やっぱり高座は面白い! 極上の落語・演芸ハンドブック第2弾」。

 前作の『寄席おもしろ帖』(2003年,うなぎ書房)、面白かったですよ。
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2004年10月28日(木)
『電車男』って、読む気になるかい?

 久々にのっけから本の話です。

 中野独人『電車男』(2004年,新潮社)という本が出た。著者の「中野独人」というのは架空のペンネームで、この本はインターネットの掲示板2ちゃんねるの書き込みをまとめて本にしたもの。

 オンライン書店bk1の内容紹介によると、「電車で酔っ払いから女性を救った青年は、彼女をデートに誘うべくモテない男が集うサイトに助けを求める。この『電車男』を暖かく見守る仲間達。果たして彼は告白できるのか? 100万人を感動させた、今世紀最強の純愛物語」とのこと。

 どうやら売れているらしく、下のニュースでは「10月22日の発売から、3日あまりですでに5刷、12万5000部を出荷したという」と書いてある。売れたとは書いていなくて、「出荷」というところがなんだかあいまいだが。

・eiga.com:「電車男」、次は映画化?出版元にオファー殺到!
http://www.eiga.com/buzz/041026/03.shtml

 で、この間本屋で立ち読みしました。

 お、俺には読めねえ。これ、内容以前の問題だよ。

 まず、俺は2ちゃんねるには行きません。時々検索していて、たどり着いた先が2ちゃんねるで、「あ、はずれだ」と思って戻るくらい。その俺に言わせていただければ、あの書き方じゃ読めない。
 下のURLから、ページのサンプルを見ることができるので、興味がある人は覗いてみてください。

・e-hon:『電車男』立ち読みページ
http://www1.e-hon.ne.jp/content/photo_4104715018_01.html

 半角のカタカナとか、アスキーアート(「(^_^)」のように記号で書いた絵)とか、独特の造語とか、受け付けない。

 俺は「内容さえ良ければ表現方法は問わない」という考え方には、賛成できない。これは俺には読むのは無理。

 そう思ってもう一度本の紹介を見ると、「電車で酔っ払いから女性を救った青年は、彼女をデートに誘うべくモテない男が集うサイトに助けを求める。この『電車男』を暖かく見守る仲間達。果たして彼は告白できるのか? 100万人を感動させた、今世紀最強の純愛物語」って、なんか違うよなあ。

 ネット書店では軒並みランキング上位に登場しているようだが、俺が立ち読みした書店では普通にパソコン関係の本の中に置いてあったし、ネット書店と書店で人気に温度下がるのかもしれない。今度本屋を注意して見てきます。
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ということで、

2004.10.28(木)本日の、
※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
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●読んでいる本
・夏目房之介『マンガの深読み、大人読み』(2004年,イースト・プレス)
→マンガ評論集。

 第2部の「『あしたのジョー』&『巨人の星』徹底分析」には、川崎のぼる、ちばてつやの両氏をはじめ、梶原一騎夫人の高森篤子氏、当時の『週刊少年マガジン』の副編集長宮原照夫氏、担当編集者の方々へのインタビューも掲載されている。

 これらのインタビューと、夏目氏の評論を読むと、『あしたのジョー』も『巨人の星』も読みたくなるなあ。

 俺はどちらも通して読んだことがないのである。
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●読み終えた本
・なし
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●購入した本
・フリーペーパー『R25』(リクルート)
→「糸井重里インタビュー」と「よゐこ有野と劇団ひとりが『なつゲー』に挑戦」に興味を惹かれて、もらってくる。

 読んだあと、そういえばこの雑誌は見出しほど期待できる内容の充実さがないことを思い出す。
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●気になる本
・川野将一『ラヂオブロス』(2004年,バジリコ)
→bk1の紹介文「ラジオへの熱きオマージュ、全国ラジオ100番組リスニングコラム集。『TVBros.』の連載コラム「ラヂオブロス」2000年10月14日号〜2003年12月6日号掲載分に書き下ろしを加えて再構成したもの」

 『テレビブロス』では「星野スミオ」名義で書かれていたコラム。連載当時は結構楽しみにして読んでおりました。
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2004年10月29日(金)
はい、イベント情報です。

 情報だけをひたすら掲載していますので、興味がある方はリンクをたどってみてください。
 では、参ります。

【もうすぐ終了】

●疾風迅雷―杉浦康平の雑誌デザイン半世紀展
 10月30日(土)まで
 ギンザ・グラフィック・ギャラリー(中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル)
http://www.dnp.co.jp/gallery/ggg/index.html
→「『銀花』『SD』『都市住宅』『エピステーメー』『遊』
 『噂の真相』『自然と文化』」などの雑誌のデザインの展示です。
来年には大阪・名古屋・福岡でも開催されるようです。

●第17回東京国際映画祭
http://www.tiff-jp.net/index_j.html
10/23(土)〜10/31(日)まで。
渋谷のBunkamura、六本木ヒルズを中心に都内各地で開催。

●第45回東京名物神田古本まつり
http://www.book-kanda.or.jp/news/2004/
●第14回神保町ブックフェスティバル
http://www.tnews2.jp/bookfes2004/bookfes2004.html
10月29日〜31日(一部は11月3日)にかけて、神田神保町の書店・古本屋街で開催。

●ハローキティ30周年記念イベント
http://kitty30.com/30th/e010.html
11月上旬まで、全国各地で開催
→関連イベントが色々あるようなので、興味がある人はキティちゃん30周年記念行事の公式サイト(http://kitty30.com/)でご確認を。

【まだまだ継続中】

●COLORS ファッションと色彩:VIKTOR&ROLF&KCI
12月5日(日)まで
森美術館53階ギャラリー
港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー
03-5777-8600(NTTハローダイヤル)
http://www.mori.art.museum/contents/colors/index.html

●TOKYO NIGHTSCAPE2050 〜21世紀の東京夜景〜
 11月8日(月)まで
 デザインギャラリー1953
 中央区銀座3-6-1 松屋銀座7階
 03-3567-1211(松屋銀座代表)
http://www.matsuya.com/ginza/art/1108e_tokyo/index.html

●「エノケンと浅草の笑い」展
http://www.taitocity.net/taito/shitamachi/event.html
10月1日(金)〜17年1月30日(日)。
休館は、毎週月曜日(月曜祝日の場合は翌火曜日)。午前9時〜午後4時30分
下町風俗資料館(台東区上野公園2−1)にて
入館料:一般300円、小中高生100円

●映画『お父さんのバックドロップ』
http://www.cqn.co.jp/backdrop/backdrop.html
10月9日より公開。原作は中島らも。監督:李闘志男、主演:宇梶剛士。

●南洋一郎と挿し絵画家展
 鈴木御水・椛島勝一・梁川剛一の挿し絵を中心に
 〜密林冒険小説から怪盗ルパン全集まで〜

http://www.yayoi-yumeji-museum.jp/
文京区弥生2−4−3・弥生美術館にて、12月25日まで
→弥生美術館の隣には竹久夢二記念館があります。こちらでは「生誕百二十周年記念 竹久夢二展 vol.5 竹久夢二名作選」を開催中。

【これから開始】

●「NINTENDO WORLD Touch! DS」
http://www.nintendo.co.jp/n10/nwt/
任天堂の新しい携帯用ゲーム機「ニンテンドーDS(12/2発売)」で
実際に遊ぶことができるイベント。全国で開催。

●チャールズ&レイ・イームズ 創造の遺産
 戦後のアメリカで活躍した夫婦デザイナーのいすから映画まで
 11月2日(火)〜12月26日(日)
 和歌山県立近代美術館(和歌山市吹上1-4-14)
http://www.moma-w.com/

●大(Oh!)水木しげる展
 江戸東京博物館にて
 2004年11月6日(土)から2005年1月10日
http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/kikaku/page/2004/1106/200411.html

●秋の「東京メトロ沿線ウォーキング」
http://www.tokyometro.jp/news/2004/2004-16.html
11月13日(土) 〜麻布十番・芝公園・カレッタ汐留・六本木ヒルズ〜
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ということで、

2004.10.29(金)本日の、
※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
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●読んでいる本
 明日からは、今日買った
長井好弘『寄席おもしろ帖 第2集 おかわりッ』(2004年,うなぎ書房)
 を読みます。
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●読み終えた本
・夏目房之介『マンガの深読み、大人読み』(2004年,イースト・プレス)
→マンガ評論集。「1部 マンガ読みの快楽」/「2部 『あしたのジョー』&『巨人の星』徹底分析」/「3部 海の向こうから読むマンガ」

 「3部 海の向こうから読むマンガ」で興味深かったのが、「日本マンガは世界を制したか」という論考。日本の出版業界が、他の業種に比べて特異であることが感じられて面白い。

 出版不況について、「いいものをつくれば売れる」と考える編集者に対する、「『いいもの』であるだけでは売れず、いかに『いいもの』かを伝達し、それを欲しいと思っている消費者にアピールするかという時代に、とっくになっているはずだが」(p.251)という疑問など、たしかにそうだよなあと思う。
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●購入した本
長井好弘『寄席おもしろ帖 第2集 おかわりッ』(2004年,うなぎ書房)
→bk1の紹介文「前作から1年。寄席の世界も様変わり。若手パワーを迎え撃つベテラン連、軽妙な芸人噺と鮮やかな紙切り、おまけにとっとき『お席亭噺』。やっぱり高座は面白い! 極上の落語・演芸ハンドブック第2弾」。

 立ち読みしたらやっぱり面白そうで、購入。
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・フリーペーパー『京成らいん 11月号』
・フリーペーパー『京成沿線 駅から散策』

→どちらも、京成電鉄のPR用の小冊子。

 電車に乗って出かけて、駅の周辺を歩きませんかという紹介。

 しかし、京成沿線はのどかな雰囲気の駅が多いよなあ。
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●気になる本
・喜味こいし・戸田学:編『いとしこいし漫才の世界』(2004年,岩波書店)
→bk1の紹介は「近代的で上品な話芸で、漫才の最高峰と評価される夢路いとし・喜味こいしの演目の中から選びぬいた14編の速記を、喜味こいしの解説とともに収める。織田正吉らによる『いとこい論』やエッセイもあわせて収録」

 探しているのだが見つからない。明日神保町で探してこよう。
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2004年10月30日(土)
雨の神保町、なんとはなしの寂しさよ

 休日出勤を昼で終えて、神保町へ行く。開催中の「神田古本まつり」「神保町ブックフェスティバル」に行くのが目的である。

 このイベント、厳密には別のものですが、行われているのは神保町の書店、古本屋街なので、訪れる人にとってはひとつの大きなイベントだと思います。

 ちなみに、今回は店の名前が出てきますので、よかったら下の地図を参照してください。燃朗作成のものです。
http://www.h5.dion.ne.jp/~garakuta/page093.html

 神保町に向かう途中からだんだんと雨が強くなる。不安に思いつつも、まずは東京古書会館で開催されている古書展(古本市)へ行く。
 今日は、出店している店もいつも以上に気合が入っていて、本当の古本好きの人に向けた本がばっちりと並んでいた。小僧の俺が気軽に買えるような本は少なく、購入なしで出てくる。人も結構多かったし、やや疲れた。

 それから、雑貨も売っている本屋ヴィレッジ・ヴァンガードと、中古CD屋ジャニス2へ。店の中を一通り歩くが、今日はどちらでも購入はなし。天候のせいか、いまいち気分が乗らない。

 それから三省堂書店へ。ここで一冊購入。
 
・毎日ムック『神田神保町古本屋散歩』(2004年,毎日新聞社)
 毎年10月中頃、神田の古本まつりや、読書週間にあわせて発行される神保町の古本屋を紹介する本。
 神保町だけでなく、JR中央線・東急東横線・地下鉄千代田線の沿線の古本屋や、古書の似合う喫茶店の紹介、世界の古書店めぐりなどの記事も掲載されている。

 三省堂では、北方謙三氏のサイン会も開催されていた。
 それから、すずらん通りをぶらぶらする。晴れだったら、すずらん通りには各出版社などのワゴンが出て、大勢の人でにぎわうのだが、雨天のため中止。雨にぬれるワゴンが、物悲しい感じを沸き起こさせた。
 
 すずらん通り沿いでは、中古CD屋のジャニス3東京堂書店、地方出版社の本屋ミニコミの多い新刊書店書肆アクセスなどを見て歩く。古本まつりにあわせて神保町に来た人が多いようで、どの店にも人が多かった。そんな感じで、なんとなく見てまわるだけでも疲れてしまう。
 それでもジャニス3でCDを購入。
 
・桜井秀俊『インテリア』(1999年,KSC2-270)
・D&D『LOVE IS A MELODY』(1998年,AVCD-11639)


 それから、神保町交差点を渡って、靖国通り側へ出る。
 岩波ブックサービスセンターで探していた本を購入。
 
・喜味こいし・戸田学:編『いとしこいし漫才の世界』(2004年,岩波書店)

 その後、日本特価書籍を覗く。ここは新刊本の割引や、ぞっき本(特価本。色々な事情があって、定価よりも安く販売される本)が並ぶ。
 しかし、購入はなし。

 天気も悪いし、なんとなく疲れてしまったので、今日は不本意ながらこのくらいで帰ってくる。

 2年前に大量に本を買ったものの、昨年、今年と、古本まつりの時期の神保町では惨敗しているなあ。

 ちなみに過去の古本まつりの様子は、俺のサイトの古本日記のコーナーに掲載しています。興味がある方はどうぞ。下のURLです。
http://www.h5.dion.ne.jp/~garakuta/page015.html
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ということで、

2004.10.30(土)本日の、
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●読んでいる本
・長井好弘『寄席おもしろ帖 第2集 おかわりッ』(2004年,うなぎ書房)
→寄席の芸人たちのエピソード集。噺家さんの話題が中心。

 細かなエピソードや、寄席で披露される小噺などが紹介されていて、面白い。
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●読み終えた本
・なし
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●購入した本
・喜味こいし・戸田学:編『いとしこいし漫才の世界』(2004年,岩波書店)

・毎日ムック『神田神保町古本屋散歩』(2004年,毎日新聞社)
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●気になる本
・とくになし
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2004年10月31日(日)
其ノ二十六「我、怪電波哲学者ニ遭遇ス」ノ巻

 タイトルは適当です。本文ともあんまり関係ありません。

 さて、昨日は神田神保町をうろうろしていたのですが、三省堂書店で立ち読みしている時に、久々に怪電波を発信しているおじさんを見かけました。

 最初、「誰かとしゃべっているのかな? それにしちゃ声がでかいなあ」と思っていたら、ひとりごとでした。

 しかし、その内容がやけに難しくて、しかも理路整然としている。例えば、

・電車の中、「携帯電話のご使用はご遠慮ください」の車内放送。しかし、車内放送に意味はあるか。あれは対話か?

・英語の構造は非常に不思議だ。「It is ◎&$▲(燃朗には発音不明)」。この時の「It」とはなにか? 文章の最後にならないと、それは分からない。

・(しばらくの沈黙の後)大江健三郎君も英語をしゃべるんですよ(燃朗には真偽は不明です。たぶんしゃべれると思うけれど)。


 こんな話を、結構大勢の人がいる本屋の中でよどみなくしゃべっていた。よどみないところが逆に怖い。

 ちなみに同じフロアで、北方謙三氏のサイン会が開かれていました。北方先生は気づいていただろうか。
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ということで、

2004.10.31(日)本日の、
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●読んでいる本
・森村泰昌『芸術家Mのできるまで』(1998年,筑摩書房)
→森村氏のエピソードをまとめた半生記。

 最初の「私がゴッホになった日」は、1980年代、大学の講師をしながら芸術活動を続けていたころの話。森村氏も30代半ば頃まで、色々と苦悩していることが分かる。

 なんだか、勇気付けられた気がする。
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●読み終えた本
・長井好弘『寄席おもしろ帖 第2集 おかわりッ』(2004年,うなぎ書房)
→寄席の芸人たちのエピソード集。噺家さんの話題が中心。

 昨日も書いたけれど、紹介されるエピソードが面白い。本当は本を読んでほしいので、あまり紹介したくないのだが、ひとつだけ。

 著者が昭和のいる・こいる師匠に、「随分昔、僕は、ご本人たちに素朴な疑問をぶつけたことがある」(p.150)という。

「あのー、どちらがこいる先生なんでしょうか?」
「あ、オレオレオレオレ」
 演芸ファンなら、この答えで分かってもらえたと思う。
(p.150)

 分からない人には分からないかもしれないが、俺は「いい話だなー」と思ったよ。
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●購入した本
・なし
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●気になる本
・新書マッププレス:編集『新書マップ』(2004年,日経BP社)
→下のサイトの内容を本にしたもの。サイトそのものも面白い。

・新書マップ
http://shinshomap.info/

 あるキーワードを入力すると、そのキーワードにあった新書の紹介と、関連キーワードの表示をしてくれる。新書は一部背表紙も表示されるし、画面のレイアウトもなかなかしゃれている。
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