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木の葉燃朗の読房より愛を込めて

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2004年9月


2004年9月1日(水)
テレビゲームの話をふたつ

1.プレイステーション2用ソフト『THE 変身特撮ヒーロー』メーカーの公式サイト)。

 公式サイトの紹介文が秀逸なので引用します。

「ヒーローデザインから、変身ポーズ、キメポーズ、技(キック、パンチ、投げ、打撃コンボ、必殺技)、武器まで、あらゆる要素が自由にカスタマイズ可能。100種類を超える技やポージングを組み合わせて、君だけの変身ヒーローを作り上げるのだ。もちろん名前もつけられるぞ。」

 そして、そのオリジナルのヒーローになりきって戦う3Dアクションゲーム。戦い方によってポイントがもらえて、それで更に新しい技が使えるようになる。

 なんかいいかも。しかも希望小売価格は2100円(税込)。お買い得かもしれない。
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2.でも俺は、未だにファミコンで遊んでいます。

 本日、ファミコンのソフトが遊べるゲーム機「ネオファミ」(メーカーの商品紹介)を購入。
 任天堂のライセンス商品ではないので、動作が必ずしも保証されているわけではないですが、手持ちのソフトを5-6本動かしてみたらちゃんと動きました。コンパクトだし、デザインも悪くないので、現時点ではいいんじゃないかと思います。
 家にはファミコンの本体もあるのですが、共用なので、自分専用に購入(↓)。



ということで、

2004.9.1(水)本日の、
※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
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●読んでいる本
・法月綸太郎『法月綸太郎の新冒険』(1999年,講談社ノベルス)
→推理小説の短編集。リンク先は文庫版。

 派手なトリックというよりも、論理的な話の筋の面白さに惹かれる。
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山口瞳:著・常盤新平:編『諸君! この人生、大変なんだ』(1992年,講談社文庫)
→新入社員、若手社員へのメッセージ集。かつてのサントリーの成人の日、四月一日の新聞広告を中心にまとめたもの。寝る前にちょっとずつ読んでいます。

 思えば、大学生の頃、会社に就職するのがなんとなく不安だった時、山口瞳を初めて読んだ。
 随分勇気づけられたんだよなあ。サラリーマンを続けることの素晴らしさを教えてもらった。

 自分の現状を考えながら読むと、改めて一層身に染みる。がんばんなきゃなあ。
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●読み終えた本
・なし
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●購入した本
・雑誌『テレビブロス』(東京ニュース通信社)
→特集は「スクール・ウォーズ」、「無意味良品(でもCGと番組内容の紹介が中心)」、「デカレンジャー」など。

 表紙はデカレンジャーの男性陣なのだが、デカグリーンの人を見て「千原Jr.だ」って思ったよ、俺は。

 この人この人! 伊藤陽佑さん(事務所のプロフィール)だ。
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●気になる本
・なし
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2004年9月2日(木)
食いもんの話。

 ではお話させていただきます、食いもんの話。

 燃朗、今日ね、中華料理を食べてきたの。

 そうしたら、そのお店のメニューに、「今や中華は、和の心」と書いてあったとです。
 …中華は今でも中華の心だと思うとです。燃朗です…。
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 それから、この間吉村編集長がかっこいい豆腐屋のサイト(↓)を紹介されていましたが、
http://sanwatouyu.co.jp/
 俺も食いもん関係の面白サイトを探してきました。

 京都のすき焼き屋のサイトです(↓)。
http://www.sukiyaki-iroha.com/
 すき焼きを焼く様子を動画で紹介してくれます。

 さすがにうまそう。この画像見ながらメシが食えるかもしれないと思った。

 あと、スタッフ紹介がいかしている。かるたのシルエットをクリックすると、「おかみ」、「だんな」などの写真が出てきます。

ということで、

2004.9.2(木)本日の、
※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
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●読んでいる本
山口瞳:著・常盤新平:編『諸君! この人生、大変なんだ』(1992年,講談社文庫)
→新入社員、若手社員へのメッセージ集。かつてのサントリーの成人の日、四月一日の新聞広告を中心にまとめたもの。

 いわゆる会社の管理職や経営者の言葉とは違って、自分の情けない部分も認めつつ、メッセージを送ってくれるのがかっこいい。
 山口瞳氏みたいな文章は、俺の理想とするところだなあ。
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●読み終えた本
・法月綸太郎『法月綸太郎の新冒険』(1999年,講談社ノベルス)
→推理小説の短編集。リンク先は文庫版。

 推理小説だから、あんまり色々書けないのだが、とにかく「謎を解いて終わり」じゃないのがいい。

 昔は謎解きに力を入れた推理小説も好きだったし、今も推理小説なのにろくな謎解きもない小説は読みたくないが、「謎解きさえあればいい」ってわけじゃない。うまく説明できないけれど。
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●購入した本
・なし
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●気になる本
・なし
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2004年9月3日(金)
真鍋博展に行ってきた。

 東京駅の東京ステーションギャラリーで開催されている「イラストからのコミュニケーション 真鍋博展」http://www.ejrcf.or.jp/gallery/index.htmlを見てきました。





 場所は、東京駅の丸の内出口を出てすぐ。赤煉瓦駅舎内です。ギャラリーそのものも古い建物だと思う。いい雰囲気だった。

 真鍋氏はイラストレーターを始めた頃から自分の作品をしっかりと保管している方だったようで、初期の頃からの原画、本が数多く展示されていた。几帳面な人だったことは、展示されていた氏の日記からも分かる。
 非常に細かな字で、一時間刻みに出来事が記録されていた。どのくらい書いていたのかは分からないのだが、あの詳細さには圧倒された。

 それから、真鍋氏の作品というと、幾何学的な印象があるが、決してそれだけではない。日本全国の街の鳥瞰図を描いた『真鍋博の鳥の眼』(1968年,毎日新聞社)などは、非常に実写的で、細かい。
 また、挿絵や表紙画も、ある作品はポップな感じで、別の作品はシュールな感じで、色々な雰囲気の絵を描く人だったんだなあと、あらためて思った。
 それでも、一目見ると真鍋氏の絵だと分かってしまうのが、氏のすごいところ。

 また、二本の短編アニメーションが上映されていた。モノクロの「時間」とカラーの「潜水艦カシオペア」。どちらも実験アニメーションのジャンルに分けられるのではないかと思う。

 9/12(日)まで、月曜休館、平日10:00-19:00、土日祝10:00〜18:00(入場は閉館30分前)で開催されていますので、興味のある方はどうぞ。

ということで、

2004.9.3(金)本日の、
※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
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●読んでいる本
・松田道弘『奇術のたのしみ』(1985年,ちくま文庫)
→単なるタネ明かしの本ではなく、奇術の根底にある発想や、奇術師の紹介などをしている本。

 俺は、奇術の現象の不思議さももちろん好きですが、そのタネが常識的なものの見方や考え方の盲点を突いている、という展がすごく好きです。
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山口瞳:著・常盤新平:編『諸君! この人生、大変なんだ』(1992年,講談社文庫)
→新入社員、若手社員へのメッセージ集。かつてのサントリーの成人の日、四月一日の新聞広告を中心にまとめたもの。
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●読み終えた本
・なし
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●購入した本
・カタログ『真鍋博展』
→いわゆる、図録ですね。

 以下は、東京駅そばの八重洲地下街にある「R.S.BOOKS」と「八重洲古書館」という二軒の古本屋で買った古本。

・最相葉月『なんといふ空』(2004年,中公文庫)
→ノンフィクション作家で、『絶対音感』(小学館文庫)でも知られる著者のエッセイ集。

・星新一『進化した猿たち(1-3)』(1982年,新潮文庫)
→星氏がアメリカ製の一こまマンガを紹介し、紹介文をつけたもの。三冊揃いを見つけたので、思わず購入。
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●気になる本
・なし
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2004年9月4日(土)
東京は雨です。

 そんなわけで今日は小ネタを三つ。

・コクヨ、タマゴ型ステープラー「たまほっち」
http://nikkeibp.jp/wcs/j/biz/329209
→名前はどこかで聞いたことがあるけれど、形はハンバーガーみたいでなんだかかわいい。

・ドリルが地中に潜行する驚異のギミック搭載!
 タカラ「フルアクションRCジェットモグラ」

http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20040722/toy151.htm
→あってもおかしくないとは思っていたけれど、やっぱりあるのね。

 小さいけれど、なかなか良くできているようだ。

・よっちゃんいかの形は意匠登録で守る
http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/biz/323785
→「よっちゃんいか」の形を意匠登録し、模倣されないようにしているとのこと。

 このニュースも面白かったが、「よっちゃんいか」をつくっている会社が「よっちゃん食品工業」というのも面白かった。

 上の会社のサイトの企業信条とか、企業姿勢とか、なんかすごく硬い経営哲学になっているので、一度見てみましょう。

ということで、

2004.9.4(土)本日の、
※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
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●読んでいる本
山口瞳:著・常盤新平:編『諸君! この人生、大変なんだ』(1992年,講談社文庫)
→新入社員、若手社員へのメッセージ集。かつてのサントリーの成人の日、四月一日の新聞広告を中心にまとめたもの。

 どういう言葉があるのかというと、例えばこんな言葉がいいんだよなあ。

「僕は、この人生、血も涙もないとばかりは思っていない。正直にマジメにやっていれば何か良いことがあると信じている。第一、そうするよりほかに手立てがないじゃないか。そうするよりほかに美味い酒を飲む方法がないじゃないか」(p.31。強調の部分は、原文では傍点)
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●読み終えた本
・松田道弘『奇術のたのしみ』(1985年,ちくま文庫)
→単なるタネ明かしの本ではなく、奇術の根底にある発想や、奇術師の紹介などをしている本。

 この本の中にあった、心理的錯覚を利用した問題をひとつ紹介しましょう。

「三びきのネコが三びきのネズミをとるのに三分かかります。
 では一〇〇ぴきのネコが、一〇〇ぴきのネズミをつかまえるのには何分かかるでしょうか」(p.91)


 答えを知りたい方は、掲示板にでもご自身の答えを書いてください。
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●購入した本
・なし
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●気になる本
 明日は
・雑誌『ぼくドラえもん』(小学館)
 の発売日ですね。
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2004年9月5日(日)
西荻窪に行ってきました。

 会社帰りに、西荻窪に行ってきました。

 本日最終日だった「北尾堂ブックカフェ2004」に遊びに行って、コーヒーを飲みながら店主の北尾トロさん他、色々な方とお話しする。
 古本も買ってきました。

ということで、

2004.9.5(日)本日の、
※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
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●読んでいる本
・最相葉月『なんといふ空』(2004年,中公文庫)
→雑誌『週刊読売』に連載されたものを中心としたエッセイ集。

 阪神タイガースの話とか、沢田研二(ジュリー)の話とか、やわらかい内容のエッセイも多い。
 それから、古本を両手に抱えるくらい買ってしまう話などを読むと、嬉しくなる。

 あと、これは本の内容と全然関係ないんですけれど、最相葉月氏は俺にとって理想の女性像の一人です。
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山口瞳:著・常盤新平:編『諸君! この人生、大変なんだ』(1992年,講談社文庫)
→新入社員、若手社員へのメッセージ集。かつてのサントリーの成人の日、四月一日の新聞広告を中心にまとめたもの。

 印象に残った言葉を、ちょっとずつ紹介しよう。

(新成人へのメッセージ。70歳まであと50年の時間があるとして、)
「君達のなかには面白くもない暮らしを強制されている人がいるかもしれない。それだって、一日のうち二時間か三時間の自分の時間を作ることは可能だろう。その三百六十五倍の五十倍という時間を君達の誰もが持っているんだ」(p.40)

 いい言葉だなあ。
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●読み終えた本
・なし
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●購入した本
・古館伊知郎『ハシモトシノブ人』(2004年,ワニブックス)
→ある人のいい間違いを紹介した本。

 これが本当に全部一人の人間のいい間違いだとすれば、そうとうな才能の持ち主だと思う。
 帰りの電車の中で少し読んだが、爆笑しそうなのでやめました。家でちょっとづつ読みます。

・雑誌『POPEYE』(1978年,平凡出版)
→念のため、平凡出版は今のマガジンハウスです。

 一冊まるまるSFの特集。横田順彌氏のSF関連の古本の話や、芦屋小雁氏のSF・怪奇映画のフィルムコレクションの話(吉村編集長の9/5分「GO!GO!恋愛三等兵」にも出ている話題)など、面白そうだったので購入。
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●気になる本
・雑誌『ぼくドラえもん』(小学館)は買いそびれました。
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2004年9月6日(月)
特筆すべき出来事はなし

 今日は本の話だけです。

ということで、

2004.9.6(月)本日の、
※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
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●読んでいる本
・ウィリアム・ギブスン『モナリザ・オーヴァドライヴ』(1989年,ハヤカワSF文庫)
→サイバーパンクSF小説。

 我ながら、最相葉月→ウィリアム・ギブスンという読書の流れはすごいと思う。

 まだ導入部を読み始めたところですが、面白そうな雰囲気が漂う。
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・古館伊知郎『ハシモトシノブ人』(2004年,ワニブックス)
→この間読んだ糸井重里:監修『言いまつがい』(2004年,東京糸井重里事務所)と同じような内容の本。まあ、良くあるアイデアだと思うので、どっちが先かとか野暮なことは考えません。

「オレはあいつをいつも目を細めながら、陰ながら目の前で応援してたわけさ」(p.60)というような話がたくさん紹介されている本です。
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山口瞳:著・常盤新平:編『諸君! この人生、大変なんだ』(1992年,講談社文庫)
→新入社員、若手社員へのメッセージ集。かつてのサントリーの成人の日、四月一日の新聞広告を中心にまとめたもの。

 今日はこの本を読むのは休み。
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●読み終えた本
・最相葉月『なんといふ空』(2004年,中公文庫)
→雑誌『週刊読売』に連載されたものを中心としたエッセイ集。

 そういえば、この本の中に、書店に行くとトイレに行きたくなるという話があった。色々なところで色々な人が書いているが、俺にはそれが全然わからない。

 当然、書店でトイレに行きたくなることもない。あまりにその話が流布しているので、みんな暗示にかけられているんじゃないか?
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●購入した本
・雑誌『ぼくドラえもん』(小学館)
→特集は大長編ドラえもん。
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●気になる本
・雑誌『東京人』(都市出版・公式サイト
→特集は「2004年版神田神保町の歩き方」。表紙は「一青窈」。彼女が主演し、神保町を舞台にした映画『珈琲時光』(監督・侯孝賢)も取り上げられている。
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2004年9月7日(火)
大予想、燃朗の明日の寄り道

 明後日は休みです。ということで、明日は久々に会社帰りに寄り道しようじゃないかと思っています。
 しかし、どこに寄り道するか決めかねています。

 ということで候補を挙げておきます。みなさん心の中で予想してみてください。そして明日のコラムを読んで、「はっはあ、それかあ」とつぶやいてみてください。

 それでは参ります。

◎秋葉原から歩いてお茶の水へ。中古CD屋(ディスクユニオンとかジャニスとか)を覗き、三省堂書店を覗き、最後はヴィレッジヴァンガードのお茶ノ水店で締めるコース。

○秋葉原の中古CD屋・古本屋(レコファン・古本市場)を覗き、そのまま御徒町、上野まで歩くコース。

▲なんとなく寄り道せずにまっすぐ帰ってきて、夜9時からサッカーワールドカップの予選「日本代表 対 インド代表」を酒飲みながらテレビ観戦コース。

△なぜか地下鉄で六本木へ行ってしまい、ヴィレッジヴァンガード六本木店が閉店した後の様子と、青山ブックセンターが再建中なのを見て帰ってくるコース。

ということで、

2004.9.7(火)本日の、
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●読んでいる本
・ウィリアム・ギブスン『モナリザ・オーヴァドライヴ』(1989年,ハヤカワSF文庫)
→五分の一くらい読んで、楽しんでいるのだが、なかなか話が把握できていない俺。

 現時点で、四つの場面が順番に登場する。

@日本人の少女、久美子がイギリスで過ごす話。
A《ファクトリイ》と呼ばれる場所に、謎の人物が隠される話。
Bアンジェラ(アンジイ)という女性が登場する話。
Cモナとエディという一組の男女の話。

 まだそれぞれの場面がばらばらに書かれているのだが、その場面場面もなかなかかっこいい。
 この四つの話がどう関係してくるかというのが、楽しみだなあ。
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・古館伊知郎『ハシモトシノブ人』(2004年,ワニブックス)
→言い間違いを集めた本。

 面白かった言葉を紹介します。

「大丈夫、オレは去るものは及ばざるがごとし」(p.106)
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山口瞳:著・常盤新平:編『諸君! この人生、大変なんだ』(1992年,講談社文庫)
→新入社員、若手社員へのメッセージ集。かつてのサントリーの成人の日、四月一日の新聞広告を中心にまとめたもの。
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●読み終えた本
・なし
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●購入した本
・なし
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●気になる本
・山口瞳『わたしの読書作法』(2004年,河出書房新社)
→単行本未収録エッセイ集が出るようだ。

 タイトルから、多分本の話を集めたものだろうと推測できる。
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2004年9月8日(水)
正解発表

 それでは正解発表です。

 まずは9月3日(金)の問題から。

「三びきのネコが三びきのネズミをとるのに三分かかります。
 では一〇〇ぴきのネコが、一〇〇ぴきのネズミをつかまえるのには何分かかるでしょうか」

(松田道弘『奇術のたのしみ』1985年,ちくま文庫,p.91)

 全然反応がなくて、思わず、

 ノーリアクションと
 世間の風は
 ひとりの夜には
 身に染みる


 などと都々逸(都々逸じゃないよそれ)を口ずさんでしまいましたが、ひなぎく3号室の屯田さん(名人)より回答を頂きました。ありがとうございます。
 しかも、「3分」、正解です。つい「100分」と答えてしまいがちですが、「では」の前が「ネコとネズミの数が同じ場合、ネコは3分ですべてのネズミを捕まえる」という意味なので、3分が正解です。
 さすが(名人)。
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 それから昨日書きました「9/8の燃朗の寄り道予想」です。昨日書いたのは次の四つ。

◎秋葉原から歩いてお茶の水へ。中古CD屋(ディスクユニオンとかジャニスとか)を覗き、三省堂書店を覗き、最後はヴィレッジヴァンガードのお茶ノ水店で締めるコース。

○秋葉原の中古CD屋・古本屋(レコファン・古本市場)を覗き、そのまま御徒町、上野まで歩くコース。

▲なんとなく寄り道せずにまっすぐ帰ってきて、夜9時からサッカーワールドカップの予選「日本代表 対 インド代表」を酒飲みながらテレビ観戦コース。

△なぜか地下鉄で六本木へ行ってしまい、ヴィレッジヴァンガード六本木店が閉店した後の様子と、青山ブックセンターが再建中なのを見て帰ってくるコース。

 正解は、「残業で寄り道どころじゃなくて、とにかく帰ってきてやさぐれながらテレビでサッカーを見るコース」になってしまったとさ。そんなの俺自身も予想できなかったよ!

ということで、

2004.9.8(水)本日の、
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●読んでいる本
・ウィリアム・ギブスン『モナリザ・オーヴァドライヴ』(1989年,ハヤカワSF文庫)
→面白いんだが、まだうまく説明できない。

 とにかく個々の場面がかっこいいんですよ。
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・古館伊知郎『ハシモトシノブ人』(2004年,ワニブックス)
→言い間違いを集めた本。
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山口瞳:著・常盤新平:編『諸君! この人生、大変なんだ』(1992年,講談社文庫)
→新入社員、若手社員へのメッセージ集。かつてのサントリーの成人の日、四月一日の新聞広告を中心にまとめたもの。
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●読み終えた本
・なし
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●購入した本
・なし
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●気になる本
・本郷陽二:編『アタマが良くなる!!だじゃれクイズ』(2004年,汐文社)
→まず買うことはない本ですが、どんな内容なのか気になるなあ。
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2004年9月9日(木)
神田神保町の思ひ出

 掲示板で「東京ディズニーランドの最寄り駅は?」というクイズが出ていて、思い出した話があります。

 ちなみにクイズの答えは、地下鉄の「カリブの海賊前」駅だと思います。あれ、「シンデレラ城裏門横」駅だったかな? まあいいや(駅名というかバスの停留所みたいな名前になってしまった)。

 高校生の頃、初めて神田神保町へ行ったとき、JR神田駅で降りてしまうというあまりに初歩的な間違いをしてしまいました。
 当然古本屋街は見つからず、さんざん迷ったあげく、ようやく三省堂の神田本店にたどり着いて体力を使い果たし、すごすごと帰ってきました。

 その後、JRなら御茶ノ水か水道橋、または地下鉄都営新宿線の神保町が最寄駅と分かり、「事前に調べておけばよかったよ」と思ったものです。

 でも、多くの古本マニアが「最初に神保町に行こうとして、JR神田駅で降りて道に迷う」という経験をしていることも知り、「これで俺も古本道の第一歩を踏み出したのだ」とわけもなく気分が高揚したことも覚えています。
 まさに情熱にあふれていた16歳の秋。

ということで、

2004.9.9(木)本日の、
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●読んでいる本
・ウィリアム・ギブスン『モナリザ・オーヴァドライヴ』(1989年,ハヤカワSF文庫)
→半分くらい読んだところ。

 まだ下の四つのエピソードは、つながってこない。BとCは、やや関連してきたかな。

【各エピソードのキーワード】
@久美子。サリイ。イギリス。幽霊(ゴースト)のコリン。
Aキッド・アフリカ。スリック。リトル・バード。チェリイ。ジェンントリイ。”伯爵”(カウント)《ファクトリイ》。”判事”。
Bアンジェラ(アンジイ)。ロア。「スティム」。
Cモナ。エディ。プライアー。ウィズ(ドラック)。

 固有名詞など、分からない言葉もあるのだが、それでも読み進めると徐々に面白くなってくる。
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山口瞳:著・常盤新平:編『諸君! この人生、大変なんだ』(1992年,講談社文庫)
→新入社員、若手社員へのメッセージ集。かつてのサントリーの成人の日、四月一日の新聞広告を中心にまとめたもの。
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●読み終えた本
・古館伊知郎『ハシモトシノブ人』(2004年,ワニブックス)
→言い間違いを集めた本。

 古館伊知郎自身が書いていることはまず持ってないと思うが、まあ誰の著書と考えてもそれなりに面白かった。

 どんな言葉があるかというと、次のような言葉。

「明日ゴルフだと思うとね。今から血騒ぎ、肉騒ぐよ」(p.146)

「オレは鍋大名だから」(p.166)

「おまえはすぐ、そうやって友達のアゴアシを取る!」(p.233)

「臨機を待って、天命を待つ」(p.247)

 面白かったが、著者と書名だけじゃこんな本だってわかんないよなあ。
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●購入した本
・なし
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●気になる本
・さかえだ書店:編『荻窪さかえだ書店の本を愉しむ人々』(2004年,本の森)
→bk1の内容紹介は「荻窪に根ざして20年。無店舗で注文宅配のさかえだ書店には今日もさまざまな注文が入る。さかえだ書店に縁のある本好きな人びとが一堂に会し、本にまつわるさまざまな思い、エピソードを綴る」とのこと。

 こういう本は、やっぱり気になる。
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2004年9月10日(金)
今日は小ネタで行きます

 なぜなら夜六本木に行ってきたので、ネタを練る時間がなかったのです。
 六本木で、生まれて初めてとある場所に行きました。さあ、どこだ?
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 ジョージアのCMの出演者が変わりました。
 米倉涼子、佐藤江梨子、矢田亜希子から、藤原紀香、佐藤江梨子、加藤あいへ。

 しかし、なんとなく前シリーズと似た雰囲気の女優さんが出演していると思う。その中で、佐藤江梨子は残留。
 サトエリの代わりはいないってことか。それとも、単にサトエリだけが続投を拒否しなかったのか。
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・バンダイ、洗い流せる落書きせっけんを9月中旬発売 http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/biz/328465

 「だからなんだよ」と言われてしまったらそれまででございます。
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 明日は俺の興味のあるイベントを紹介します。

ということで、

2004.9.10(金)本日の、
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●読んでいる本
・ウィリアム・ギブスン『モナリザ・オーヴァドライヴ』(1989年,ハヤカワSF文庫)
→四分の三くらい読みました。

 全部のエピソードがつながり始めてきて、ますます面白くなってきた。

【各エピソードのキーワード】
@久美子。サリイ。イギリス。幽霊(ゴースト)のコリン。
Aキッド・アフリカ。スリック。リトル・バード。チェリイ。ジェンントリイ。”伯爵”(カウント)《ファクトリイ》。”判事”。
Bアンジェラ(アンジイ)。ロア。「スティム」。
Cモナ。エディ。プライアー。ウィズ(ドラック)。
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山口瞳:著・常盤新平:編『諸君! この人生、大変なんだ』(1992年,講談社文庫)
→新入社員、若手社員へのメッセージ集。かつてのサントリーの成人の日、四月一日の新聞広告を中心にまとめたもの。
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●読み終えた本
・なし
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●購入した本
 地下鉄の駅でもらってきました。
・フリーペーパー『メトロガイド 2004年10月号』
→地下鉄関連の情報誌。特集は、東京近郊の動物園・水族館、生涯学習(これはやや宣伝)、秋の味覚狩り。

・フリーペーパー『Tokyoメトロ 2004年9月号』
→毎回一つの駅を特集する。今回は新高円寺駅。

・フリーペーパー『東京メトロ沿線だより 2004年9月号』
→駅周辺のややマイナーなイベントを紹介している。
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●気になる本
・特になし
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2004年9月11日(土)
気になるイベント情報

 今日はいつもより早めに更新。
 これでしらゆり荘はフィーバーになりました!

 さて。今日は毎週おなじみの「気になるイベント情報」です(俺自身にもあんまり定着していないけれど)。

【もうすぐ終了】

・イラストからのコミュニケーション 真鍋博展
http://www.ejrcf.or.jp/gallery/index.html
 8/7(土)-9/12(日) 月曜休館
 平日 10:00-19:00、土日祝 10:00〜18:00(入場は閉館30分前)
 東京駅 東京ステーションギャラリー

・「氣と遊ぶ」展
http://www.shiseido.co.jp/house-of-shiseido/html/exhibition.htm
 9月12日(日)まで
 中央区銀座7-5-5 HOUSE OF SHISEIDO

【まだまだ継続中】

・テレビゲームとデジタル科学展
http://www.kahaku.go.jp/game/index.html
 7/17(土)-10/11日(月)
 上野 国立科学博物館

・SF猫展
http://www.supakun.com/neko/neko.html
 高円寺 猫雑貨&猫ギャラリー「猫の額」
 9/1-9/30 12:00-20:00 木曜定休

【これから開始】

・映画「スウィングガールズ」
 9/11- 公開
 日比谷:シネ・シャンテ・渋谷:シネ・クイント・新宿文化シネマ 他全国にて
http://www.swinggirls.jp/index.html
 
・映画「珈琲時光」
 9/11- 公開
 新宿:テアトルタイムズスクエア・渋谷:ユーロスペース 他全国にて
http://www.coffeejikou.com/

ということで、

2004.9.11(土)本日の、
※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
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●読んでいる本
・ウィリアム・ギブスン『モナリザ・オーヴァドライヴ』(1989年,ハヤカワSF文庫)
→四分の三くらい読みました。

 今日はちょっと読むのは休み。

【各エピソードのキーワード】
@久美子。サリイ。イギリス。幽霊(ゴースト)のコリン。
Aキッド・アフリカ。スリック。リトル・バード。チェリイ。ジェンントリイ。”伯爵”(カウント)《ファクトリイ》。”判事”。
Bアンジェラ(アンジイ)。ロア。「スティム」。
Cモナ。エディ。プライアー。ウィズ(ドラック)。
---
山口瞳:著・常盤新平:編『諸君! この人生、大変なんだ』(1992年,講談社文庫)
→新入社員、若手社員へのメッセージ集。かつてのサントリーの成人の日、四月一日の新聞広告を中心にまとめたもの。

 『ニューロマンサー』の代わりにこっちを読んでいた。
 中にはやや古い考え方もあるのだけれど、なかなか説得力があるし、今でも色あせない意見も多い。

「大学へ行ってはいけない人が大学へ行っている」(p.115)、「いまでは誰でも彼でも大学へ行く。どうしたってそこに無理が生ずる」(p.116)とか、

「やさしい仕事から片付けてゆくというのは、きわめて常識的なことであるが、そうではなくて、やさしい仕事を確実に処理できるのでなくては困難な仕事にむかう資格がないと考えたらどうだろうか」(p.124)とか。
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●読み終えた本
・なし
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●購入した本
・なし。そもそも今日は家から一歩も出ていないや。
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●気になる本
一刀『バカ日本地図』(2004年,技術評論社)
→bk1の紹介は「名古屋は県名だと思っていた。富山は山だと思っていた…。インターネットによって初めて明らかになった本当の日本地図。『みんなの記憶をひとつにまとめたバカ地図』と『それぞれのバカ地図』の2本立て」

 なんとなくどういう本かイメージは沸くね。
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2004年9月12日(日)
アンケート

 「…男子では右足から歩き始める生徒が左足の倍も多いのか…」(吉田戦車『伝染るんです』より)。

 さて。ネットで見つけたアンケート結果です。

・infoseekリサーチ 「老後」に関するアンケート結果を発表
−50代の人が憧れる、上手に歳を重ねている著名人は「加山 雄三」と「森 光子」−

http://research.www.infoseek.co.jp/release/rs_resource_44.phtml

 この中の、「Q:上手に年齢を重ねていると思う著名人」への回答は次のとおり

男性著名人
1 加山 雄三
2 藤村 俊二
3 森繁 久彌
4 三國 連太郎
5 大橋 巨泉

女性著名人
1 森 光子
2 吉永 小百合
3 黒柳 徹子
4 十朱 幸代
5 八千草 薫

 でも、これ実は質問が難しいよなあ。

 「上手に年齢を重ねている」というのが、「年相応の魅力がある」ことを意味するか、「実年齢に比べて若く見える」ことを意味するかによって回答は違ってくるよねえ。

 そもそも、大橋巨泉って「上手に年齢を重ねている」か? あんな感じになりたいか?

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 ここからは全然別の話。
 零まどか姉さんの9/12のコラムを読んで。
 俺も早く『スウィングガールズ』見に行きてえ。半端ねえ行きてえ、半端ねえ(トータルテンボスのまね)。

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ということで、

2004.9.12(日)本日の、
※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
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●読んでいる本
・ウィリアム・ギブスン『モナリザ・オーヴァドライヴ』(1989年,ハヤカワSF文庫)
→もうすぐ終了。

 いかにもサイバーパンクって雰囲気になってきた。
 平沢進『サイエンスの幽霊』をBGMに読んでいたら、これが似合う似合う。なんとなく共通した世界観を持っているんだな。
 ※平沢進ディスコグラフィー

【各エピソードのキーワード】
@久美子。サリイ。イギリス。幽霊(ゴースト)のコリン。モリイ。レイディ・3ジェイン。《スプロール》。スウェイン。ペタル。レイニア。ティック。
Aキッド・アフリカ。スリック。リトル・バード。チェリイ。ジェンントリイ。”伯爵”(カウント)《ファクトリイ》。”判事”。
Bアンジェラ(アンジイ)。ロア。「スティム」。ヒルトン・スウィフト。ボビイ。
Cモナ。エディ。プライアー。ウィズ(ドラック)。ジェラルド。
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山口瞳:著・常盤新平:編『諸君! この人生、大変なんだ』(1992年,講談社文庫)
→新入社員、若手社員へのメッセージ集。かつてのサントリーの成人の日、四月一日の新聞広告を中心にまとめたもの。
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●読み終えた本
・なし
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●購入した本
・なし。
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●気になる本
・綾辻行人『暗黒館の殺人 上・下』(2004年,講談社ノベルス)
→リンク先は上巻。長編推理小説。

 著者の綾辻氏は、1987年の『十角館の殺人』(リンク先は講談社文庫版)でデビューし、1990年代の日本の推理小説の盛り上がりのきっかけになった一人。

 『○○館の殺人』のタイトルで知られるシリーズは、1992年の第6作『黒猫館の殺人』(リンク先は講談社文庫版)を最後に刊行が止まっていたが、このたび新作が出ました。

 もちろん、その間にも著作は出ていたのだが、ファンとしては待望だよ、この本は。
 しかも上下巻で原稿用紙2500枚を超えるボリュームらしい。

 気になる。
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2004年9月13日(月)
今日はパンダのお話だよ

 会社帰りに、京成上野駅そばの地下道を歩いていたら、パンダに関する写真などが展示されていた。

 「ふうん」と思いながら、ぷらぷら見ていたら、気になるものが。

▼この写真の左下あたりです。


 拡大してみましょう。


▲「これがパンダパンだ!」って、だじゃれでしょうか? それから、アドベンチャーワールドってなに?

 そもそも、そんなやっつけ仕事みたいな紹介文を書かれても…。

 「パンダのパン」といえば、吉村編集長の8月26日の「珍珍ぶらぶら宙返り」にも登場しましたが、このパンダのパンはまた趣が違うなあ。

 ただ、よくよく見るとなんとなくかわいらしく見えてきませんか?


ということで、

2004.9.13(月)本日の、
※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
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●読んでいる本
・川本三郎『私の東京町歩き』(1998年,ちくま文庫)
→東京の町の様子を紹介したエッセイ集。

 どちらかというと、雑多な町、それから比較的東の方の町(俺が住んでいる方面)が多く紹介されているようで、楽しみだ。
 まだ読みはじめたところ。
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山口瞳:著・常盤新平:編『諸君! この人生、大変なんだ』(1992年,講談社文庫)
→新入社員、若手社員へのメッセージ集。かつてのサントリーの成人の日、四月一日の新聞広告を中心にまとめたもの。
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●読み終えた本
・ウィリアム・ギブスン『モナリザ・オーヴァドライヴ』(1989年,ハヤカワSF文庫)
→ようやく読み終える。

 …すみません、俺にはうまく説明できません。
 面白かったし、雰囲気も登場する道具もかっこいいのだが、具体的にうまく説明ができないです。

 でもまあ、時にはそういう読書もいいのかな。
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●購入した本
・なし。
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●気になる本
・ジャック・タチ:原案・ジャン=クロード・カリエール:著『ぼくの伯父さんの休暇』(2004年,中央出版株式会社アノニマ・スタジオ)
→映画『ぼくの伯父さんの休暇』(1952年,監督・脚本・出演:ジャック・タチ)のノベライゼーション。
 1995年にリブロポートから出た本の再刊。

 あの映画がどう小説になっているかは、気になる。
 でも、俺は映画の方がいいかな、『ぼくの伯父さんの休暇』については。
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2004年9月14日(火)
映画を見てきたよ

♪ふたりで一緒に映画を見ようよ
 ゴジラとモスラの二本立て


 上のフレーズは昔とり・みき氏のマンガで読んで印象に残っているのですが、今回の話とは特に関係ありません。

 さて、新宿で映画を2本見てきました。「珈琲時光」(2003年,侯孝賢:監督)「スウィングガールズ」(2004年,矢口史靖:監督)。リンク先はどちらも公式サイトです。

 詳しい話は後日としますが、俺はどっちも見てよかったと思った。

 「珈琲時光」は、話の進み方は静かで、地味。でも、登場する東京の風景が見ていていいなあと思う。
 神保町や高円寺の古本屋も出てくるし、都電やJRの電車・駅、町の様子などが出てきます。
 登場人物たちも、静かで日常の風景に近い演技で、なんとなく平田オリザや岩松了の演劇を連想させる雰囲気があった。

 「スウィングガールズ」については、ひなぎく荘002号室の零まどか姉さんが詳しく書いてくれると思いますが、俺も単純に見ていて楽しかったな。
 矢口監督の「ウォーターボーイズ」(2001年)を見たときと同じ感想を持った。それは、「情熱っていいよな、若いっていいよな」ってこと。
 あと、吹き替えなしでのビッグバンドの演奏は、やっぱりすごいと思った。

ということで、

2004.9.14(火)本日の、
※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
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●読んでいる本
・川本三郎『私の東京町歩き』(1998年,ちくま文庫)
→東京の町の様子を紹介したエッセイ集。半分くらい読みました。

 色々な町を歩いている。読んでいると、これまで縁のない町でも行ってみたくなるなあ。例えば、新宿区大久保、大田区の羽田から蒲田にかけて、港区の高輪・二本榎などなど。

 決して最先端の町やおしゃれな町じゃなくて、ひとりでも気軽に歩けそうな商店街などがある町が中心。また、有名な町でも、気構えずに行ける部分を紹介してくれる。

 もとは1990年の本なので、変わってしまった部分もあると思うが、今でも参考になる部分も十分ありそう。
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山口瞳:著・常盤新平:編『諸君! この人生、大変なんだ』(1992年,講談社文庫)
→新入社員、若手社員へのメッセージ集。かつてのサントリーの成人の日、四月一日の新聞広告を中心にまとめたもの。
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●読み終えた本
・なし
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●購入した本
 映画のプログラムを買いました。

・プログラム「珈琲時光」
・プログラム「スウィングガールズ」

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●気になる本
・小谷野敦『すばらしき愚民社会』(2004年,新潮社)
→bk1の紹介文「『意見を言うバカ』がはびこる現代、日本の大衆社会は新たな段階に入った! 三流大学、エセ知識人、禁煙ファシズム…。日本をダメにする愚民どもをメッタ斬り。02〜04年『考える人』連載「大衆社会を裏返す」の改題加筆」

 著者は、『もてない男』(1999年,ちくま新書)『バカのための読書術』(2001年,ちくま新書)などの著作がある大学講師。

 この人の本には、たまにものすごく極端なことが書かれるので注意する必要があるのだが、ともかく読みたいと思わされるタイトル・内容だなあ。
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2004年9月15日(水)
テレビ情報

 関東ローカルもあるかもしれませんが、ご了承ください。
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・9/16 映画『ボウリング・フォー・コロンバイン』
 21:00-23:24 テレビ東京

→マイケル・ムーアにそれほど興味はないが、この映画自体は劇場公開の頃から気になっていた。
 一応録画しようっと。
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・9/15「映画『スウィングガールズ』メイキング」
 9/15日深夜26:58〜27:35

・9/17・9/20 「映画『スウィングガールズ』サイドストーリー」
 9/17 深夜26:30〜26:50、9/20 深夜27:18-27:48

→映画『スウィングガールズ』関連の特番。

 メイキングは他の地方では下のURLの通り放送。
http://www.swinggirls.jp/hotnews/bangumi.html
 CSのフジテレビ721・739でも放送しています。
http://www.fujitv.co.jp/cs/program/7214_026.html
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・9/24のテレビ東京「たけしの誰でもピカソ」は、「お笑い居酒屋」。
 9/24 22:00-22:54

→出演はまだ出ていないですが、『テレビブロス』には、キングコング・ヒロシ・チョップチン・おぎやはぎの名前があります。
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・10/1- テレビ東京「30minutes」
 10/1 25:00-25:30

→どんな番組か不明ですが、出演はバナナマン・おぎやはぎ・荒川良々・野波麻帆らしいです。
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とりあえずこんなところで。

ということで、

2004.9.15(水)本日の、
※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
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●読んでいる本
・川本三郎『私の東京町歩き』(1998年,ちくま文庫)
→東京の町の様子を紹介したエッセイ集。
 『テレビブロス』を読んでいたので、今日は休み。
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山口瞳:著・常盤新平:編『諸君! この人生、大変なんだ』(1992年,講談社文庫)
→新入社員、若手社員へのメッセージ集。かつてのサントリーの成人の日、四月一日の新聞広告を中心にまとめたもの。最近ちょっと読むのは休み。
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・宝島特別編集『1990年大百科 おニャン子からバブルまで』(2001年,宝島社)
→1985年から1995年までのサブカルチャーを紹介した本。

 当時を知りたくて楽しみにして読み始めたのだが、なんだか急にあの頃がつまらなかったように思えてきた。

 この本の書き方が悪いのか(なんとなく内容が薄っぺらい気はする)、本当に当時がどうしようもない時代だったののか。
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●読み終えた本
・なし
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●購入した本
・雑誌『テレビブロス』(東京ニュース通信社)
→個人的に気になったページは次のとおり。

・田宮二郎特集
・キリングセンスによるヒロシへのインタビュー

 他は特集も全体的にイマイチ(秋のドラマ、映画「恋の門」、映画「デビルマン」など)。
---
・PR誌「ほくそう」(北総鉄道)
→千葉県を走る鉄道のPR誌。

 いかにもといった感じの沿線情報。
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●気になる本
・特になし
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2004年9月16日(木)
マイケル・ムーア

 テレビでずっと『ボーリング・フォー・コロンバイン』(2002年,マイケル・ムーア監督)を見ていたら、更新が遅れてしまいました。

 あんまりまとまりがないけれど、映画を見て考えたことを色々と。

 映画は、なかなか面白かった。公開当時、見に行くかどうか迷って、結局行かず、DVDもビデオも未見だったのだが、劇場に見に行っても良かったなあと思うくらいの出来だった。

 あと、マイケル・ムーアの吹き替えが山寺宏一というのも、良かった。

 この映画になにが映っていて、なにが映っていないかは改めて考えなきゃいけない。この映画の内容だけがアメリカの真実だって思っちゃいけないと思う。

 でも、アメリカという国にも変な部分がたくさんあることが分かる。これは一側面としては間違いなくあると思う。

 それから、マイケル・ムーアは権威になったら危ないと感じた。多分、すごく情報操作がうまくできる人だと思うから。この映画を見る限りでは、権威になる気はさらさらないようだけれど。

 でも、『華氏911』は見に行こうと思わないなあ、現時点では。

ということで、

2004.9.16(木)本日の、
※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
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●読んでいる本
・川本三郎『私の東京町歩き』(1998年,ちくま文庫)
→東京の町の様子を紹介したエッセイ集。

 読んでいると、色々な町に行ってみたくなる。

 赤羽・三ノ輪・千住・三河島、などなど。とりあえず家から近いところには行ってみたいな。
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山口瞳:著・常盤新平:編『諸君! この人生、大変なんだ』(1992年,講談社文庫)
→新入社員、若手社員へのメッセージ集。かつてのサントリーの成人の日、四月一日の新聞広告を中心にまとめたもの。最近ちょっと読むのは休み。
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・宝島特別編集『1990年大百科 おニャン子からバブルまで』(2001年,宝島社)
→1985年から1995年までのサブカルチャーを紹介した本。こちらも読むのは休み。
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●読み終えた本
・なし
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●購入した本
・なし
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●気になる本
・デヴィッド・T.ハーディ、ジェイソン・クラーク:編著『アホでマヌケなマイケル・ムーア』(2004年,白夜書房)
→bk1の紹介は「マイケル・ムーアの正体は偽善者? それとも、世界の救世主? ムーアの映画にちりばめられた詭弁とトリックを、全米のマイケル・ムーア・ウォッチャーたちが暴く!」

 マイケル・ムーアについては、こういう本も出ているわけだ。
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2004年9月17日(金)
今日は、小ねたリレー

1.久々に中古CDを買いました。

 行ってきたのはお茶の水のディスク・ユニオンとジャニス。

・ナイスミュージック『NICE MUSIC NOW!』(1994年,VICL-496)
・Otoha『OtohaCD Volume1』(2002年,HDCA-10099)

→ジャングル・スマイルの「おなじ星」や斉藤由貴の「卒業」他、カバー曲多数。
・MJR『刑事[デカ]ジャズ』(2003年,MECA-2011)
→「ミッション・インポッシブル(スパイ大作戦)」、「Bad City(探偵物語)」、「刑事コロンボ」、「傷だらけの天使」などなどの、ジャズアレンジCD。
 選曲を見たら、個人的にははずれなしだったので購入。
・プラスチックス『ALL ACROSS THE U.S.A. 80 LIVE』(1997年,VICL-50157)
→ライブ盤。
・P-MODEL『P-MODEL ゴールデン☆ベスト』(2004年,UPCY-6022)※これは新品
→「P-MODEL」(1992年)と「big boy」(1993年)を1枚にまとめた復刻盤。

2.駅で見かけた女の人のTシャツに、
 「Kite Mite Sawatte」とプリントされていた。

 はじめ、「カイト、マイト、…」って読んでいたら、これ「来て、見て、触って」じゃんか!

 なにか、流行のTシャツなんですか? 雑誌「anan」のロゴみたいな字体だった。

3.明日から、
 ひさかたぶりに世間様並みの三連休。
 ひさかた謙三。
 …19日に来られる方は高円寺でお会いしましょう。

ということで、

2004.9.17(金)本日の、
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●読んでいる本
・川本三郎『私の東京町歩き』(1998年,ちくま文庫)
→東京の町の様子を紹介したエッセイ集。

 川本氏は、エッセイの中で食堂・酒場に立ち寄ることが多い。
 それも、その町々で昔からやっていて、それでいて一見の客でもそっとしておいてくれるような店。

 そこで氏がビールなどを飲みながらつまみを食べる様子が、町歩きの様子と同じくらい面白い。
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・宝島特別編集『1990年大百科 おニャン子からバブルまで』(2001年,宝島社)
→1985年から1995年までのサブカルチャーを紹介した本。時間を見つけてちょこちょこと読もうと思っています。今日は休み。
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●読み終えた本
山口瞳:著・常盤新平:編『諸君! この人生、大変なんだ』(1992年,講談社文庫)
→かつてのサントリーの成人の日、四月一日の新聞広告を中心にまとめたエッセイ集。

 山口瞳の本では、学校の勉強とは違う、大人としてみっともない様を魅せないための勉強ができる。

 子供の教育をどうしたらいいかという質問に、「それは言葉です。いい言葉をつかわせるようにしなさい」(p.189)なんて、しびれる。かっこいいなあ。
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●購入した本
 定期購読している、
・雑誌『ユーゲー 11月号』(キルタイムコミュニケーション)
 が届いた。中古ゲームとこだわりのある新作ゲームの雑誌。

 今号の特集は「セガサターン」と「ドラえもんのゲーム」。すごいでしょ。
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●気になる本
・早川いくを『へんないきもの』(2004年,バジリコ)
→bk1の紹介「音波兵器を持つエビ、足が85本のタコ、サイバーパンク深海魚…。地球にうごめく珍妙で奇怪な生きものたちを、すべて精緻なイラスト付で詳細解説。ほんとにこんないきものいるのか? どうしてこんなに変なのか!

 立ち読みして、よくある「架空の生物をそれっぽく紹介する本」だと思っていたら、どうやら全部実在する動物らしい。

 そう思うと、改めて読んでみたくなる。
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2004年9月18日(土)
ほぼ週刊イベント情報

 自分用の防備録になっちゃっていますが、読んでいただいた方に新たな発見があれば幸い。

【まだまだ継続中】

・創刊号のパノラマ - 近代日本の雑誌・岩波書店コレクションより -
http://www.uam.urawa.saitama.jp/
 10月11日(月)まで、うらわ美術館にて

・テレビゲームとデジタル科学展
http://www.kahaku.go.jp/game/index.html
7/17(土)-10/11日(月)
上野 国立科学博物館

・映画「スウィングガールズ」
http://www.swinggirls.jp/index.html
 9/11- 公開
 日比谷:シネ・シャンテ・渋谷:シネ・クイント・新宿文化シネマ 他全国にて

・映画「珈琲時光」
http://www.coffeejikou.com/
 9/11- 公開
 新宿:テアトルタイムズスクエア・渋谷:ユーロスペース 他全国にて

 映画二本はどちらもおすすめなので、興味がある方は公式サイトをどうぞ。
---
【テレビ番組情報】

 9/15のコラムにも書きましたが、これも自分用メモとして再掲載。

・9/20 「映画『スウィングガールズ』サイドストーリー」
 9/20 深夜27:18-27:48

→映画『スウィングガールズ』関連の特番。

 CSのフジテレビ721・739でも放送しています。
http://www.fujitv.co.jp/cs/program/7214_026.html
-----
・9/24のテレビ東京「たけしの誰でもピカソ」は、「お笑い居酒屋」。
 9/24 22:00-22:54

→公式サイトにて、おぎやはぎ・キングコング・チョップリン・ヒロシの出演が確認できました。
http://www.tv-tokyo.co.jp/pikaso/tokusyu/index.html
-----
・10/1- テレビ東京「30minutes」
 10/1 25:00-25:30

→まだ公式サイトもなく、情報も断片的ですが、出演はバナナマン・おぎやはぎ・荒川良々・野波麻帆らしいです。
-----
★9月10日に六本木のヴェルファーレで行われたダンスのイベントレポートを書きました。知り合いの方から依頼を受けたもの。文体も名義も普段とは違いますが、良かったら読んでやってください。
・スタジオクリエイト(下記URL)>レポート
http://s-nakagawa.jp/index.html

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ということで、

2004.9.18(土)本日の、
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●読んでいる本
・小谷野敦『軟弱者の言い分』(2001年,晶文社)
→エッセイ集。

 色々な媒体に書いたものをまとめている。共通したテーマとして、丈夫な人に対する軟弱者からの発言、という点がある。

 俺は、小谷野氏は極端な表現・意見を言うという印象を持っている。もちろん、意図的なものもあるとは思うが。
 だから、やや距離を置きつつ、それでも面白く読んでいる。

 こういう物言いをする人は、必要だよなあ。
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・宝島特別編集『1990年大百科 おニャン子からバブルまで』(2001年,宝島社)
→1985年から1995年までのサブカルチャーを紹介した本。時間を見つけてちょこちょこと読もうと思っています。
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●読み終えた本
・川本三郎『私の東京町歩き』(1998年,ちくま文庫)
→東京の町の様子を紹介したエッセイ集。

 読み終えると、東京の中でまだ行ったことのない町に行ってみたくなる。
 それも、比較的東の方。墨田区、足立区、荒川区なんてあたり。自分の住んでいるところから近いわりになかなか機会のない町に行ってみたい。
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●購入した本
・小谷野敦『すばらしき愚民社会』(2004年,新潮社)
→氏の本を読み始めたら、最新刊のこの本も気になって買ってしまった。

・雑誌『IN★POCKET 9月号』(講談社)
→講談社文庫のPRの意味合いが強い雑誌。文庫版で、だいたい文庫の新刊と一緒に並んでいる。

 今回の特集は、綾辻行人(インタビュー)、村上春樹(川本三郎他の諸氏によるエッセイ)、川上弘美(ブックガイド、インタビュー)。これだけ読めれば200円は惜しくない。
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●気になる本
・特になし
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2004年9月19日(日)
乙葉のCDを聴く27歳の秋

 この間買った乙葉のCDが想像以上に良かった。カバー曲の選曲もアレンジもいい。

 なにより意外なまでに(失礼!)歌声がいい。曲目は下記の通り。()の中はオリジナル曲の歌手。

Otoha『OtohaCD Volume1』(2002年,HDCA-10099)
01.初恋〜恋の羽根〜(オリジナル)
02.早春物語(原田知世)
03.おなじ星(ジャングル・スマイル)
04.恋しくて(BEGIN)
05.卒業(斉藤由貴)
06.かなしいことり(斉藤由貴)
07.every little thing every precious thing(LINDBERG)
08.君を想う時(オリジナル)


 特に、3、5、7はいいですよ。このCDは、おすすめです。中古で買ったんだけれど。
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俺の情報をふたつ
●自分のサイトに、「江戸川乱歩と大衆の20世紀展」レポートを掲載しました。
http://www.h5.dion.ne.jp/~garakuta/からどうぞ。

★9月10日に六本木のヴェルファーレで行われたダンスイベントのレポートを、下記のサイトに書きました。
・スタジオクリエイト(下記URL)>レポート
http://s-nakagawa.jp/

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ということで、

2004.9.19(日)本日の、
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●読んでいる本
・小谷野敦『軟弱者の言い分』(2001年,晶文社)
→エッセイ集。

 小谷野氏は、なんとなく変、または明らかに変なのだが、みんな言わないでいることをはっきりと言う。

 例えば、いじめについて、こんな風に書いている。
「いじめられっ子にも問題がある、という考え方は、ほとんど、西洋列強によるアジアの植民地支配を正当化する議論と同じで、『いじめ』は純然たる『悪』なのである。そしてその悪の根源は、いじめっ子の親にある、と断言しよう」(p.138)

 このように、表現がやや極端な場合があるが、内容はまっとうだ。それから、上からではなく下からものを言っている様子にも好感が持てる。
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・宝島特別編集『1990年大百科 おニャン子からバブルまで』(2001年,宝島社)
→1985年から1995年までのサブカルチャーを紹介した本。

 1985年から1995年は、俺は8歳-18歳だった。それなりに色々な影響を受けている。

 でも、この本を読むと、当時子どもでよかったと思う。「子どもで」というよりも、収入を得る必要がある立場にいなくて良かったというか。

 そのくらい変な時代だったなあと、今この本を読むと思う。
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●読み終えた本
・なし
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●購入した本
・なし
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●気になる本
・特になし
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2004年9月20日(月)
さらばサムライ野球

 プロ野球の試合が行われなかった週末、みなさんいかがお過ごしでしたか。

 俺は、日本の野球に失望して、試合やニュースも見なくなって3-4年経っているので、特になにも思わなかったです。
 そもそも、あれだけ金メダル確実と言っていたアテネオリンピックで銅メダルだったんですからね、日本チームは。

 そういえば、長嶋茂雄氏はアテネでの銅メダルを予感していたようです。

 ある人が長嶋さんに聞きました。
「日本チームは、アテネオリンピックで金メダルを取れるでしょうかね?」
 長嶋さんが答えました。
「うーん、どうでしょう」


 …わー、石を投げないでー。

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ということで、

2004.9.20(月)本日の、
※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
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●読んでいる本
・小谷野敦『軟弱者の言い分』(2001年,晶文社)
→エッセイ集。今日はなんとなく読まずに終わってしまった。
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●読み終えた本
・宝島特別編集『1990年大百科 おニャン子からバブルまで』(2001年,宝島社)
→1985年から1995年までのサブカルチャーを紹介した本。

 広く薄くだが、当時の色々な流行が書かれていたので面白かった。執筆者によって内容の質はかなり大きく違うけれどね。
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●購入した本
・なし
 雑誌『ぼくドラえもん』(小学館)の最新号を買い逃しているので買わないと。

 フリーペーパー『メトロミニッツ』の最新号ももらいに行かないと。
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●気になる本
・喜多村拓『古本迷宮』(2004年,青弓社)
→bk1の紹介文は「古本がうず高く積み上げられたラビリンス−。恐妻家と蔵書家の意外な接点。用もないのに自宅に呼ぶ客。捨てられる本を救おうと、在庫を増やすばかりの古書店主…。古本がもたらす不思議な巡り合わせを丹念につむぐ」。

 古本に関する小説とエッセイ。著者は現役の古書店主とのこと。
 こういう本は、気になるなあ。
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俺の情報をふたつ
●自分のサイトに、「江戸川乱歩と大衆の20世紀展」レポートを掲載しました。
http://www.h5.dion.ne.jp/~garakuta/からどうぞ。
★9月10日に六本木のヴェルファーレで行われたダンスイベントのレポートを、下記のサイトに書きました。
・スタジオクリエイト(下記URL)>レポート
http://s-nakagawa.jp/

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木の葉燃朗のサイトはこちら→本の話と小説と、身辺雑記のページ:がらくた放送局
●コラムは毎日更新していますので、以前の分は下の[ バックナンバー ]からどうぞ。



2004年9月21日(火)
石原豪人展開催中

・石原豪人展
 9月26日(日)まで、弥生美術館にて。
 東京都文京区弥生2−4−3

http://www.yayoi-yumeji-museum.jp/
→俺は行けそうにないし、紹介するタイミングも逃しちゃったけれど。

 石原豪人氏といえば、俺も雑誌の挿絵などで見覚えがあります。

 ちなみに、弥生美術館の隣には竹下夢二美術館もあるよ。こちらでは「生誕百二十周年記念 竹久夢二展vol.4 恋・旅、そして人生」を、同じく26日(日)まで開催中です。

 場所は地下鉄千代田線「根津駅」より徒歩10分のところです。興味がある方は上の公式サイトをどうぞ。
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ということで、

2004.9.21(火)本日の、
※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
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●読んでいる本
・小谷野敦『軟弱者の言い分』(2001年,晶文社)
→エッセイ集。

 文芸時評が載っているのだが、連載当時の文章とともに、なぜその本を選んだか、読んだけれど選ばなかった本はなにか、なども併せて書き下ろしで掲載している。場合によるとそっちの「裏話」の方が面白い場合もある。
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●読み終えた本
・雑誌『仮面ライダー 第0号』(2004年,講談社)
→月2回刊行されている仮面ライダー百科の創刊号。

 第10代目のZX(ゼクロス)までのライダーが紹介されている。

 個人的に良かったのは、敵の怪人をすべて紹介した「オール改造人間カタログ」。カラー写真と名前、登場する回が入っている。

 「仮面ライダーX」の後期に、「動物+歴史上の人物」というモチーフの怪人が出ているなんて知らなかったよ。

 「カブト虫ルパン」、「ヒトデヒットラー」、「クモナポレオン」、そして「アリカポネ」。最後ダジャレじゃねえか!
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●購入した本
・雑誌『ぼくドラえもん』(小学館)
→第15号。特集はしずかちゃん。

・フリーペーパー『メトロミニッツ』(スターツ出版)
→特集は「週末に上海へ旅行に行ってしまおう」とか、「東京の日本橋、神田、隅田川のあたりを『セントラル・イースト』と呼んで盛り上げよう」とか、そんな感じ。
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●気になる本
安田謙一・市川誠:著『すべてのレコジャケはバナナにあこがれる。』(2004年,太田出版)
→bk1の紹介「芸術なのか、ただの模倣なのか? CDやレコードのジャケットを飾った模倣の作品ばかりを収録した、パロジャケ考現学。msn毎日インタラクティブ連載に書下ろしを加え単行本化」

 この間立ち読みしたけれど、なかなか面白かった。似ているレコード(CD)のジャケットって、探せばたくさんあるんだなあというのが、改めて分かる。
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俺の情報をふたつ
●自分のサイトに、「江戸川乱歩と大衆の20世紀展」レポートを掲載しました。
http://www.h5.dion.ne.jp/~garakuta/からどうぞ。

★9月10日に六本木のヴェルファーレで行われたダンスイベントのレポートを、下記のサイトに書きました。
・スタジオクリエイト(下記URL)>レポート
http://s-nakagawa.jp/

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2004年9月22日(水)
宣伝させてください

 木の葉燃朗、メールマガジンを始めます。

 我ながら迷走とも暴走とも思える活動を続けている、わたくし木の葉燃朗ですが、この度メールマガジンを創刊することになりました。
 毎月5日と20日、自分のサイト「がらくた放送局」の更新情報とともに、気になるニュース・イベント・商品・その他色々な情報を紹介します。

 サンプルと申し込み方法は下のURLに掲載されています。購読はもちろん無料。
http://www.h5.dion.ne.jp/~garakuta/page141.html

 みなさんの申し込み、お待ちしています。

これだけじゃなんなので、もう一個情報を。
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 9/23、浅草でエノケン映画が上映
 直前の情報で申し訳ないですが。

●生誕百年記念エノケン映画祭
「アチャラカ誕生」(1956年東宝作品)
「エノケン18番らくだの馬さん」(1957年東映作品)

場所:台東区 浅草雷5656(ゴロゴロ)会館
時間:9月23日(木・祝) 午後1時と5時半の2回
入場料:3500円(当日券)
問い合わせ:日本喜劇人協会 TEL03(3588)8060
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20040916/eve_____sya_____002.shtml

行ける方は、俺の分まで楽しんで!
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ということで、

2004.9.22(水)本日の、
※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
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●読んでいる本
・雑誌『IN★POCKET 9月号』(講談社)
→文庫版の雑誌。講談社文庫のPRの意味合いが強く、文庫の新刊と一緒に置いてある。

 特集は、綾辻行人・村上春樹・川上弘美。綾辻氏の特集を読んでいたら、氏の最新刊『暗黒館の殺人』(2004年,講談社ノベルス)がますます読みたくなってきた。
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・小谷野敦『軟弱者の言い分』(2001年,晶文社)
→エッセイ集。
 今日は読むのは休み。もうすぐ読み終わります。
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●読み終えた本
・なし。
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●購入した本
・フリーペーパー『京成らいん 10月号』
→京成電鉄のPR誌。駅でもらえます。

 沿線の大学の学園祭情報とか、京成上野駅周辺のイラストルポとか、ローカルな話題だけれど、沿線住民にとっては楽しい。
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●気になる本
・恩田陸『夏の名残りの薔薇』(2004年,文芸春秋)
→bk1の紹介は「国立公園内の山頂にあるホテル、そこでは旧財閥系の沢渡グループの三姉妹が仕切る豪華なパーティーが開かれる。そこに集まる親戚や関係者は、そのつながりは不倫や近親相姦など複雑である。そこで次々と変死事件が起こる…」

 「本格ミステリ・マスターズ」という、日本の推理小説の書き下ろしシリーズのひとつ。
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俺の情報
★9月10日に六本木のヴェルファーレで行われたダンスイベントのレポートを、下記のサイトに書きました。
・スタジオクリエイト(下記URL)>レポート
http://s-nakagawa.jp/

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2004年9月23日(木)
PDF作成ソフトと作家のサイン会

 あんまり関係ない話題ですが、ふたつまとめて。

1.PDFファイルを作るためのソフト

 最近、安いソフトも出てきましたが、Windows用ならフリーウエアがあります。

・クセロPDF
http://xelo.jp/xelopdf/

 俺もダウンロードして使ってみましたが、使い方はパソコンを普通に使っている人なら理解できます。
 PDFファイルの作成は、人によって必要性が大きく違うと思いますが、必要になったときのために覚えておかれるとよいかと。
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2.三省堂書店 神田本店 サイン会のお知らせ

 特に気になったのは下記のおふたり。

・夏目房之介氏。『マンガの深読み、大人読み』刊行記念。
 10月1日(金) 18:00〜。1階にて、同書を予約・購入の先着100名に整理券配布。

・法月綸太郎氏。『生首に聞いてみろ』刊行記念。
 10月9日(金) 13:00〜。1階にて、同書を予約・購入の先着150名に整理券配布。

 その他の方の分はこちらでご確認を(三省堂書店の公式サイト)。
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http://www.h5.dion.ne.jp/~garakuta/page141.html

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ということで、

2004.9.23(木)本日の、
※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
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●読んでいる本
 明日からは、
・小谷野敦『すばらしき愚民社会』(2004年,新潮社)
 を読みます。
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●読み終えた本
・雑誌『IN★POCKET 9月号』(講談社)
→文庫版の雑誌。

 特集(綾辻行人・村上春樹・川上弘美の紹介)はいずれも面白かった。

 連載では、恩田陸・泉麻人の両氏のエッセイが面白かった。
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・小谷野敦『軟弱者の言い分』(2001年,晶文社)
→エッセイ集。

 氏は興味の守備範囲が広いというか、一定の範囲にこだわりを持つ人だと思う。

 うまい例が挙げられないのだが、例えば女性の容姿へのこだわりぶりは面白かった。「男好きのする女とは?」(pp.174-183)は面白かったし、女優だけでなく、作家や大学教授についても、「美人だ」「可愛い」と書いている。もちろん、容姿以外についてもきちんと書いている。
 俺も、そういうこだわりは結構好き。
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●購入した本
・フリーペーパー『ぱすねっとNAVI 2004年秋』
→「パスネット」というのは、関東地方の一部私鉄・地下鉄で使えるプリペイドカードのこと。

 このPR誌は、沿線の情報を乗せて、パスネットで出かけましょうという内容のもの。

 対象となる地域が広いから、色々な町や店が紹介されていて、なかなか面白い。
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●気になる本
 この間も紹介した本ですけれど、今日
・デヴィッド・T.ハーディ、ジェイソン・クラーク:編著『アホでマヌケなマイケル・ムーア』(2004年,白夜書房)
 を立ち読みしたら、ますます気になった。

 特に、マイケル・ムーアのつくった映像に、編集がされているという部分が興味深かった。『ボーリング・フォー・コロンバイン』(2002年,マイケル・ムーア監督)でも、実際は時間・場所に隔たりのある場面を同一の場面に見えるように編集しているらしい。
 もう一回立ち読みして、どうしても欲しくなったら買ってきます。
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俺の情報
★9月10日に六本木のヴェルファーレで行われたダンスイベントのレポートを、下記のサイトに書きました。
・スタジオクリエイト(下記URL)>レポート
http://s-nakagawa.jp/

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2004年9月24日(金)
お笑いのテレビの話

 なんだかすごく眠いので、今日見たテレビの話でかんべんしてください。

・テレビ朝日「笑いの金メダル」
→出演は号泣・レギュラー・チョップリン・ヒロシ・アンガールズ・ハリガネロック。

 ハリガネロックが、大上もユウキロックみたいな服装だったのが意外だった。スーツじゃなかったのは、たまたまだろうか。

 レギュラーのあるある探検隊を見たのは二回目だったけれど、客席は盛り上がるんだねえ。でも、なんとなくテンポが良くない気がした。前に見たものとちょっと違っていた気がする。

・テレビ東京「たけしの誰でもピカソ」、「お笑い居酒屋」。
→おぎやはぎ・ヒロシ・チョップリン・キングコング。

 キングコング、ネタが飛ぶ。あれを放送するのもちょっとすごいと思った。

 チョップリンは「笑いの金メダル」と同じネタだった。でも、面白かった。俺は好きだなあ、ああいうの。
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ということで、

2004.9.24(金)本日の、
※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
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●読んでいる本
・小谷野敦『すばらしき愚民社会』(2004年,新潮社)
→今日読んだのは次のあたりまで。

序 大衆論とその後
第1章 バカが意見を言う世の中
第2章 遺伝と階級

 第一章で、1990年代末の「『大衆社会』状況」の問題点を挙げている。「大学生の甚だしい学力低下」、「インターネット上での、(中略)知力とともにその『分際』を弁えない若本たちの公徳心や道義の欠如」、「携帯電話の恐るべき普及」、「この種の若者たちに媚びる文化人たち」の四点。これらのテーマについて論じていく。

 しかし、小谷野氏のテンションが高くて、読んでいると引き込まれるなあ。
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●読み終えた本
・なし
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●購入した本
・なし
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●気になる本
・ヒロシ『ヒロシです。』(2004年,扶桑社)
→ちょこっと立ち読みしました。

 ネタをそのまま並べた本。それぞれにヒロシのコメントもついていた。

 あとがきがちょっとかっこよかった。
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俺の情報
★9月10日に六本木のヴェルファーレで行われたダンスイベントのレポートを、下記のサイトに書きました。
・スタジオクリエイト(下記URL)>レポート
http://s-nakagawa.jp/

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2004年9月25日(土)
ほぼ週刊イベント情報

 関東地方ばっかりなのはごめんなさい。手取り三万円でごめんなさい(チャイルドマシーンの漫才のまね)。

【もうすぐ終了】

・石原豪人展
http://www.yayoi-yumeji-museum.jp/
9月26日(日)まで、東京都文京区、弥生美術館にて。

・東京ゲームショウ2004
http://tgs.cesa.or.jp/index.htm
9/25・26、幕張メッセにて

【まだまだ継続中】

・創刊号のパノラマ - 近代日本の雑誌・岩波書店コレクションより -
http://www.uam.urawa.saitama.jp/
10月11日(月)まで、うらわ美術館にて

・テレビゲームとデジタル科学展
http://www.kahaku.go.jp/game/index.html
7/17(土)-10/11日(月)
上野 国立科学博物館

・映画「スウィングガールズ」
http://www.swinggirls.jp/index.html
9/11- 公開
日比谷:シネ・シャンテ・渋谷:シネ・クイント・新宿文化シネマ 他全国にて

・映画「珈琲時光」
http://www.coffeejikou.com/
9/11- 公開
新宿:テアトルタイムズスクエア・渋谷:ユーロスペース 他全国にて

【これから開始】

・第21回 かっぱ橋道具まつり
http://www.kappabashi.or.jp/home/matsuri2004.html
10/5(火)-10/11(月)
東京都台東区、合羽橋道具街にて。

・「下北沢シュワッチ! 2004」
10/8(金)-10/22(金) 下北沢駅周辺にて
http://www.shimo-kita.com/

それから、忘れちゃいけない、

・おもしろ路上観察トークライブ『吉村智樹のひとりVOW! 〜街がいさがし〜』
http://www.mimi33.biz/event.php
・日時:10月16日(土) 開場:18:30 開演:19:30
・場所:新宿歌舞伎町『ロフトプラスワン』
・料金:1000円(飲食別) ・問い合わせ:03-3205-6864(同店)
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ということで、

2004.9.25(土)本日の、
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●読んでいる本
・小谷野敦『すばらしき愚民社会』(2004年,新潮社)
→今日は休み。下の雑誌を読んでいたから。
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●読み終えた本
・雑誌『ユーゲー 11月号』(キルタイムコミュニケーション)
→中古ゲームとこだわりのあるゲームの雑誌。

 今号の特集は「セガサターン」と「ドラえもんのゲーム」。なかなか密度が濃くて、面白い。
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●購入した本
・なし
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●気になる本
・平野敬子編・著『時代のアイコン 1950−2004 日本のグラフィックデザイン50年』(2004年,六耀社)
→bk1の紹介「2004年9月に松屋銀座で開催された展覧会の図録を書籍化。普遍性を有するデザイン、時代を象徴するデザイン、未来を予感させるものなどを選考し、それぞれの時代に生まれ、機能したデザインの意味について考察する」

 この展覧会(公式サイト)自体も行ってみたかったなあ。
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俺の情報
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2004年9月26日(日)
そういえばこのタイトルの部分は何文字書けるのだろうと思いながら、今日は小ネタでお送りします。なぜなら風邪をひいて頭が働かないので。すまんのう。

1.体が温まるドリンクはいかが?

 仕事から帰ってきてからどうも風邪気味で、気温も下がってきたので、とりあえず体が温まるものを飲もうと思い、冷蔵庫を開けました。

 …コーラがあるじゃないか。

 マグカップ(300mlくらい入る)に半分くらい入れて、電子レンジで3分くらい温める。そこにおろししょうがを入れる。
 その途端「しょわー」と音を立てるコーラ。

 気にせず割り箸でかき回して(当然しょわしょわ音を立てる)、その後ゆっくりすする。

 …わ、悪くない。むしろ癖になる味。これはなかなか。

 そういえば、中国ではコーラを温めて飲むという話も聞いたことあるし、この冬はホットコーラですね。
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2.本日の購入もん

・テレビゲーム『トラバース』(1996年,バンプレスト)
→スーパーファミコンのゲーム。

 ちなみに、阪神タイガースとは一切関係ありません。

 昨日まで読んでいた雑誌『ユーゲー 11月号』で紹介されていたのを読み、急に欲しくなって職場の近くの中古ゲーム屋に行ったら、果たして置いてありました。箱も説明書も付いていなかったが、安かったし迷わず購入。

 こういう時だけは職場が秋葉原でよかったと思う。

 しかし、ひとまず遊ぶのは明日以降。
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ということで、

2004.9.26(日)本日の、
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●読んでいる本
・小谷野敦『すばらしき愚民社会』(2004年,新潮社)
→現在、第六章の途中。

序 大衆論とその後
第1章 バカが意見を言う世の中
第2章 遺伝と階級
第3章 日本の中間階層文化
第4章 「近世」を忘れた日本知識人
第5章 「説得力ある説明」を疑え!―カール・ポパー復興
第6章 他人を嘲笑したがる者たち

 多くの人に肯定されている(または否定されていない)が、実は間違っていることについて、嫌われることを恐れずに書いている。

 今読んでいる第六章は、「2ちゃんねる」が「罪」ばかりでほとんど「功」がなく、にもかかわらずマスコミ、活字・映像メディアが「2ちゃんねる」を批判しないのか、について考えている。

 小谷野氏は、俺が違和感を持っている物事について、はっきり言葉にしてくれる。それを疑うべき部分ももちろんあるが、蒙を啓かれる部分も多い。
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●購入した本
・フリーペーパー『FILT 11号』(コネスール・公式サイト

 コネスールというのはシガーバーらしい。だからタバコに関する記事も結構載っている。

 しかし、編集がマガジンハウスとアルタイルとなっているので、なかなかしゃれた雑誌になっている。

 特集は「寝る」。表紙と巻頭インタビューは麻生久美子。他にもバナナマン、矢口史靖監督、おぎやはぎと倉本美津留の対談、さとう珠緒など、脈絡がないといえばないが、豪華といえば豪華な面々が誌面を飾る。

 こういうフリーペーパーがあるんだなあ。
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●気になる本
・特になし
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2004年9月27日(月)
絶賛風邪ぎみ中

 どうも。

 男子一読房こと木の葉燃朗です。

 …無意味な上に中途半端なパロディになってしまった。

 今日はIT関連のニュースを紹介。

・米Stamps.com,「悪ふざけユーザー続出」でカスタム切手発行サービスを見直し
http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/ITPro/USNEWS/20040927/150393/

 「ユーザーが選んだ写真やオリジナル・デザインを郵便切手に印刷して発行する」有料のサービスがあったそうだが、「『どこまでのジョークが許されるか』を試そうとするユーザーが続出。『ユナボマー』として知られる爆弾魔や,旧ユーゴスラビア大統領などの写真を使って注文することに成功している」ので、「受け付けるテーマを『赤ん坊/子供』『ペット/動物』の2カテゴリに絞り」、「ただし,風景,自然,野生生物,企業や慈善団体のロゴなどは引き続き受け付けている」とのこと。

 ニュースの詳細に興味がある方は上のURLをどうぞ。しかし、もしも自分で切手のデザインを決められるとしたらどんなのを作るかなあ。
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ということで、

2004.9.27(月)本日の、
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●読んでいる本
 明日からは、
・山崎浩一『なぜなにキーワード図鑑』(1987年,新潮文庫)
 を読む予定です。
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●読み終えた本
・小谷野敦『すばらしき愚民社会』(2004年,新潮社)
→各章の見出しは下記の通り。

序 大衆論とその後
第1章 バカが意見を言う世の中
第2章 遺伝と階級
第3章 日本の中間階層文化
第4章 「近世」を忘れた日本知識人
第5章 「説得力ある説明」を疑え!―カール・ポパー復興
第6章 他人を嘲笑したがる者たち
第7章 若者とフェミに媚びる文化人
第8章 マスメディアにおける性と暴力
第9章 アカデミズムとジャーナリズム
第10章 「禁煙ファシズム」を斬る

 不思議なもので、喫煙者である小谷野氏が禁煙を強要されることに異を唱える第10章を読むと、そこまで読みながら盛り上がっていた俺の気持ちが急に覚めた。

 それだけに、もう一度この本の内容を冷静に読んで、納得できる部分、できない部分について考えることができそうである。
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●購入した本
・なし
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●気になる本
 特定の本のことではなく、ニュースですが。

・「ココログブックス」創刊
http://www.cocolog-nifty.com/cocologbooks/

 要するに@ニフティのブログ「ココログ」を本にするということらしい。

 一般の人のブログを本にするコンテストも開催されています。

 だが、有名人ならともかく、著者の知名度では売れない一般の人のブログは、どんな内容だったら本になるのだろう。それがすごく気になる。
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俺の情報
★9月10日に六本木のヴェルファーレで行われたダンスイベントのレポートを、下記のサイトに書きました。
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2004年9月28日(火)
我こそはクリエイターだ、またはびっクリエイターだという方はご注目。

 ユニクロがTシャツのデザインを募集しています。賞金とともに、デザインが商品化もされるようです。

 詳しくは下のサイトでご確認を。

○ユニクロ・クリエイティブアワード2005
募集内容:「Tシャツを、もっと自由に面白く」がテーマのTシャツデザイン
締切:10月12日(火)必着
http://www.uniqlo.com/creative/
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http://www.h5.dion.ne.jp/~garakuta/page141.html

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ということで、

2004.9.28(火)本日の、
※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
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●読んでいる本
・山崎浩一『なぜなにキーワード図鑑』(1987年,新潮文庫)
→1980年代中頃のキーワードを紹介するコラム集。

 登場するキーワードは「アイドル」、「東京」、「MTV」、「グルメ」、「浅田彰」など。

 自分が知りたい時代について詳しく書かれているので、興味深い。しかし、注や図や写真が詰め込まれていて、山崎氏自身がまえがきで書いているように「まるで受験参考書のごとくシチ面倒臭そうな文字や図版が超過密に押し込められている」(p.3)のである。

 しかし、あまり気合を入れすぎずにとにかく読んでしまおう。
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●読み終えた本
・なし
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●購入した本
・フリーペーパー『SALUS』(東京急行電鉄)
→東京の南西部と神奈川県の一部(横浜のあたり)を走る私鉄、東急電鉄のPR誌。

 あちらの地域は、なかなかハイソな雰囲気が漂っていて、まことに結構ですな。

 俺は東京東部も好きだけれど(なにしろ京成電鉄で育っていますので)、東急沿線も好きよ。

 まあ、東急沿線といってもなかなか幅は広くて、大井町や蒲田は、二子玉川や自由が丘とはまた違った感じの街ですので、一概に「東急沿線」ではくくれないけれど。
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●気になる本
 明日は、
・雑誌『テレビブロス』(東京ニュース通信社)
 の発売日ですね。
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俺の情報
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2004年9月29日(水)
TVゲーム、ゴーズ、オーン! パックマン! マリオ! ニンテンドー!

 えー、タイトルは適当です。

 上野の国立科学博物館で開催されている「テレビゲームとデジタル科学展」に行ってきました。



 ソフト(ゲームそのもの)よりも、ハードウェア(ゲーム機そのもの)に注目した展覧会であった。

 俺は面白かったなあ。古いコンピュータやゲーム機の実機や部品が展示されていて、それを眺めるだけで心が躍る。ゲームセンター用のゲームの筐体も、一部展示されていました。

 開催は10/11日(月)まで。興味がある方は下の公式サイトで詳細をご確認ください。
http://www.kahaku.go.jp/game/index.html
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 その後、上野の街でゲームを買ってしまう。
・テレビゲーム「メガドライブプレイTV」(セガトイズ,公式サイト

 テレビのビデオ端子につなぐと、海外版のメガドライブ(セガが出していたゲーム機)のゲームが6種類遊べるおもちゃ。

 ただし、カセットをさすことはできません。遊べるのはあらかじめ内蔵されているゲームだけ。

 しかし、コントローラーはメガドライブとほぼ同じだし、これはなかなかいいと思う。
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http://www.h5.dion.ne.jp/~garakuta/page141.html

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ということで、

2004.9.29(水)本日の、
※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
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●読んでいる本
・山崎浩一『なぜなにキーワード図鑑』(1987年,新潮文庫)
→1980年代中頃のキーワードを紹介するコラム集。

 今日は『テレビブロス』を読んでいたのでお休み。
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●読み終えた本
・なし
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●購入した本
・雑誌『テレビブロス』(東京ニュース通信社)
→特集は、「新番組のドラマ紹介と終了したドラマの振り返り」、「ガンダム(テレビ新シリーズと、『Zガンダム』の映画化)」、「山口百恵」。

 それから、バッファロー吾郎・笑い飯・ネゴシックスの連載が始まっています。

・図録『テレビゲームとデジタル科学』
→今日見た展覧会の図録。

 ちょいと高かったが、古いパソコンや、ファミコン以前のテレビゲーム機の写真も多くて、魅力的だったので購入。

 資料としても貴重だろうし、なにより見てみて心躍る。
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●気になる本
・喜国雅彦『本棚探偵の回想』(2004年,双葉社)
→bk1の紹介文は「古書マニア達の話題を読んだ01年刊「本棚探偵の冒険」の第2弾。『小説推理』『ダ・ヴィンチ』の連載コラムに、描き下ろし漫画、蔵書票、月報も付いた盛り沢山の内容」

 古本に関するエッセイ集。前作『本棚探偵の冒険』は買った。今回も、凝ったつくりの本なんだろうなあ。

 なお11月末までにbk1で買うと、もれなく「喜国雅彦氏の特別書き下ろしエッセイをメールにてプレゼント」らしい。

 こういう特典を実施すること自体に、ちょっと興味を持った。販促物をつくるよりも、費用としては安くなるよなあ。あとは、コピーされる可能性にどう対応するかだと思う。
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俺の情報
★9月10日に六本木のヴェルファーレで行われたダンスイベントのレポートを、下記のサイトに書きました。
・スタジオクリエイト(下記URL)>レポート
http://s-nakagawa.jp/

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●コラムは毎日更新していますので、以前の分は下の[ バックナンバー ]からどうぞ。



2004年9月30日(木)
俺も映画「スウィングガールズ」の話題に便乗。ちなみに俺も本仮家ユイカ演じる関口がお気に入り。

 俺はこれから、「コラム欄のタイトルが無駄に長い人」として頑張ります。

 さて、この「日刊 耳カキ」でもあちこちで話題の映画「スウィングガールズ」。俺も便乗します。

 とはいえ、映画そのものの話ではありません(映画も見たけれどね)。映画に関連する本の話です。

 現時点で、「スウィングガールズ」関連の本は、現時点で下記の通りあります(リンク先はすべてオンライン書店bk1)。

・矢口史靖『スウィングガールズ』(メディアファクトリー) ※原作

・『スウィングガールズオフィシャルブック』(学研)

・『スウィングガールズ公式ガイドブック Swing a go go!!』(角川書店)

・『スウィングガールズ絵コンテ集』(キネマ旬報社)

・『スウィングガールズと始めるジャズ入門』(日経BPムック)

 で、俺が思ったこと。

1.「オフィシャルブック」と「公式ガイドブック」が同時に出るのって、おなじ店名のラーメン屋がそれぞれ「本家」と「元祖」を名乗るようなもんだよなあ。

2.制作にフジテレビも含まれているのだが、系列の扶桑社からは本が出ていないなあ。

 なんか複雑な事情を感じるのは、俺が考えすぎなのだろうか。
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ということで、

2004.9.30(木)本日の、
※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
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●読んでいる本
・山崎浩一『なぜなにキーワード図鑑』(1987年,新潮文庫)
→1980年代中頃のキーワードを紹介するコラム集。紹介されているのは「ニューミュージック」、「70年代」、「西麻布」などの言葉。

 完全な印象の話になってしまうが、山崎氏がなんとなく紹介している物事を突き放して見ている気がする。

 当時の空気・雰囲気は感じるんだけれど、「実は全部作り話だよ」と言われても、「そうかもしれない」と思ってしまう。そんな感じの書かれ方だと思っている。
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●読み終えた本
・なし
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●購入した本
・フリーペーパー『アーバンライフメトロ』
→地下鉄の駅で配られているPR誌。

 特集は「MARUNOUCHI 風と通りとビルディングたち」(東京駅周辺の丸の内の紹介)、「メトロで夕陽を見に行こう」など。

・フリーペーパー『マンスリーとーぶ』(東武鉄道広報センター)
→関東の北部を中心に(東京、千葉、埼玉、栃木、群馬を)走る私鉄のPR誌。

 特集は「田山花袋と館林」、「尾美としのりインタビュー」、「下今市・上今市(しもいまいち・かみいまいち)」の町歩きなど。
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●気になる本
・安藤健二『封印作品の謎』(2004年,太田出版)
→bk1の紹介は「いまだに、存在のみ知られながら決して目にはできず、密かに語り継がれる作品がある。これらの物語はなぜ「封印」されてしまったのか? 戦後の特撮、マンガ、ゲームを中心に、関係者の証言から謎に迫る新世代ルポルタージュ」

 ウルトラセブンの12話とか、そのあたりの話なのだろうか。
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俺の情報
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