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木の葉燃朗の読房より愛を込めて

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2004年8


2004年8月1日(日)
秋葉原にも、

 ストリートミュージシャンがいる。38へえ。
 へえの数は自己評価。まあ、人の集まる町なら不思議じゃないですが、今日見たのは、三人編成でボーカルがメイドの格好の女性。他二人はギターとベース(多分)の男性。
 さすが秋葉原。ちなみに、曲は聴かずに通り過ぎたのでよく分かりません。

 というわけで、

2004.8.1(日)本日の、

※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
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●読んでいる本
・ヒーロー倶楽部『君は、ハリマオを覚えているか』(1985年,PHP文庫)
→各項目の紹介文はそれほど量が多くないが、なかなか細かなネタまで紹介していて面白い。
 『ゲゲゲの鬼太郎』がもともと『墓場の鬼太郎』というタイトルで、更に昭和初期の紙芝居『ハカバ奇太郎』にヒントを得ているとか、『魔法使いサリー』はもともと「サニー」だったが、日産からサニーが発売されたことで、テレビ化の際にスポンサーの関係から「サリー」に変えたとか、色々な話が出てくる。
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●読み終えた本
・なし
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●購入した本
・泉麻人『けっこう凄い人』(1992年,新潮文庫)
→1985-86年に『小説新潮』で連載された人物コラム。みうらじゅん・いとうせいこう・高橋利幸(名人)・遠藤雅伸(テレビゲーム「ゼビウス」の作者)などが紹介されているので、購入。

・フリーマガジン『もっと! おいしい途中下車 特別編』(京成電鉄)
→京成沿線のお店を紹介するPR誌。今号は「千葉のラーメン」ということで、千葉県の沿線のラーメン屋を紹介している。
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●気になる本
・とくになし
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●その他の話題
・本日の購入もん
【中古CD】
・小林幸恵『BIG STAR SUPERSTAR』(2001年,FLCF-3844)
・サディスティック・ミカ・バンド『天晴』(1989年,CT32-5432)

→「晴」の字は、正確な表記では「月」の部分が「円」。
・バナナフリッターズ『BANANA SENSATION』(1992年,MECH-30031)
→日高のり子・山寺宏一・関俊彦のユニット。
 しかし! 中身が全然違うCDだった! 明日CD屋に連絡をしよう。
・藤井隆『ナンダカンダ』(2000年,ARDJ-5098)
・TWO-MIX『TWO→(RE)MIX』(1996年,KICS-532)

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●コラムは毎日更新していますので、以前の分は下の[ バックナンバー ]からどうぞ。



2004年8月2日(月)
柳沢慎吾って

 最近テレビで見ないなあ。元気なんだろうか。

 というわけで、

2004.8.2(月)本日の、

※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
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●読んでいる本
・ヒーロー倶楽部『君は、ハリマオを覚えているか』(1985年,PHP文庫)
→今日は休み。
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●読み終えた本
・なし
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●購入した本
・なし
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●気になる本
・恩田陸『夜のピクニック』(2004年,新潮社)
→恩田氏の最新小説は、高校を舞台にしたものらしい。
 俺、この人の小説では学園ものが好きなので、ちょっと興味がある。
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●その他の話題
・今日は休みだったが、外出はせず、さぼっていた部屋の掃除を行う。
 中高生の頃に買った8インチのシングルCDや、大学の卒論を見つける。

・本日見たテレビ。
→全部録画していたものです。また、放送局は関東のものです。リンク先は公式サイト。

・テレビ東京『出没!アド街ック天国 特集:西荻窪』(7/31放映)
→また西荻窪に行きたくなった。特に、ご飯を食べるところが多く紹介されていたのが興味深かった。
 あまり西荻窪でご飯を食べる経験がないので(その分古本屋めぐりに時間を使ってしまう)、今度行ったときはなにか食べてこよう。

・フジテレビ『NONFIX だから、私は歌い継ぐ−アイヌのウポポ、八重山の島唄−』(7/23=7/24深夜放映)
→アイヌと沖縄八重山の人々に歌い継がれる歌を紹介する。
 俺は、音楽に対して歴史的背景を考えることはほとんどないのだが、「生まれた土地に伝わる音楽」について色々と考えさせられた。
 そう思うと俺、本当になにも考えずに音楽聴いているような気がする。

・NHK総合『オンエアバトル爆笑編 サマースペシャル2004』(7/31=8/1深夜放映)
→NHKで臨時ニュースがあったので、途中で録画が切れてしまったが、それでもなかなか面白かった。
 過去にオンエアされたネタのVTRとして、ラーメンズ・ますだおかだ・品川庄司・バナナマン・ドランクドラゴンなどが流れた。中でも特に面白かったのは、北陽のネタ。困ったときに伊藤さんが「オノデラさーん!」と叫ぶと、虻川さんが登場するというネタ。虻川さんは、いい表情と動きをするよなあ。
 あと、若手の芸人とトークで進行役を務めたアンタッチャブル山崎氏、やっぱり面白いなあ。

・アニメ『ルパン三世「盗まれたルパン」』(7/30放映)
→テレビ用スペシャルのアニメ。監督などのスタッフによって、同じ『ルパン三世』でも随分違った雰囲気になるよなあ。
 個人的には、敵と味方がくるくる変わる展開と、ルパンにあこがれる若き女泥棒というキャラクターが登場したことで、なかなか面白かった。
 銭型警部があまり登場しなかったのは残念だけれど。

 こんな話でいいのだろうか。
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2004年8月3日(火)
サッカーおもしれえ!

 今日もサッカー日本代表のアジアカップをテレビで観戦。本日は準決勝、対バーレーン戦。
 しかしあれだけ怪我人がいて、ベストメンバーがそろわない中、それでも勝ち続けるってのは、やっぱり日本はアジアの中で実力があるんだと思う。

 というわけで、

2004.8.3(火)本日の、

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●読んでいる本
・岡崎武志・CWS:編『本屋さんになる! 書店・古書店を独立開業するためのアイデアとノウハウ』(2004年,メタローグ)
→タイトルは起業のノウハウ本みたいだが、俺は書店・古本屋の店主へのインタビュー集として楽しんで読んでいる。
 行ってみたいと思わされるお店も多い。中には「若くして成功したベンチャー起業者」みたいな話をしている人もいるけれど、おおむね好感が持てる人ばかり。
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●読み終えた本
・ヒーロー倶楽部『君は、ハリマオを覚えているか』(1985年,PHP文庫)
→懐かしのマンガ・アニメ・ドラマのヒーローを紹介するコラムを集めた本。あまり期待していなかったが、面白かった。
 当時そのテレビやマンガを見たり読んだりした人が、しっかりと調べて書いていると感じた。紹介の仕方が薄っぺらくない。
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●購入した本
・なし
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●気になる本
・特になし
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●その他の話題
・柳沢慎吾続報
→昨日「最近テレビで見ないなあ。元気なんだろうか」と書いた柳沢慎吾ですが、NHKの連続テレビ小説『天花』に出演していましたね。
 どうでもいいですか?
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2004年8月4日(水)
今日はちょっぴり早起きして

 会社に行く前に本屋に行きました。「そんなに早くから営業している本屋があるのか」とお思いでしょうが、JR上野駅に隣接する明正堂書店アトレ上野店は、8:00開店(22:00閉店)なのですよ。
 こう書くと、「時間をうまく使える、できるサラリーマン」みたいですが、買ったのは『テレビブロス』(東京ニュース通信社)ですよ。

 というわけで、

2004.8.4(水)本日の、

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●読んでいる本
・岡崎武志・CWS:編『本屋さんになる! 書店・古書店を独立開業するためのアイデアとノウハウ』(2004年,メタローグ)
→今日はお休み。『テレビブロス』を読んでいたので。
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●読み終えた本
・なし
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●購入した本
雑誌『テレビブロス』(東京ニュース通信社)
→特集は「アテネオリンピック」。一応テレビ雑誌らしい。
 他の特集は、ドラマ『牡丹と薔薇』のDVD発売特集、スーツアクター(特撮ドラマで変身後や怪人を演じる役者さん)特集、など。このあたりは『テレビブロス』らしい。

・伊藤守『コーチングマネジメント』(2002年,ディスカヴァー)
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●気になる本
・出久根達郎『古本・貸本・気になる本』(2004年,河出書房新社)
→古書店主であり直木賞作家でもある著者の、本に関するエッセイ集。
 まだ現物は見ていなくて、ネットの紹介を読んだだけだが、ちょっと興味がある。
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●その他の話題
・まあいろいろな商品が出てくるわけで。
 DVDソフトなんだけれど、見るためにはパスワードの入力が必要、という商品が出る。
 ひとつのパスワードは1週間有効、それ以降も見たければ、またお金を払ってパスワードを取得する。
 レンタルと違って、返却や延滞料金がないのが利点らしい。
 俺は、なんだか中途半端だと思うなあ。買うんだったら自由に見られるようにしたいし、どうせ期限が決まっているならレンタルでもいいと思う。
 果たして普及するのでしょうか。

○1週間525円のDVDソフトをコンビニで発売、イービストレード
 http://nikkeibp.jp/wcs/j/pc/322096

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2004年8月5日(木)
NOVAうさぎ!

∩ ∩
(^Э^)
< N >
∠ 

 …しょうもないな、我ながら。

 というわけで、

2004.8.5(木)本日の、

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●読んでいる本
・岡崎武志『古本めぐりはやめられない』(1998年,東京書籍)
→3、4年位前に図書館で借りて読んだのだが、先日古本で購入して、再読。

今読むと、前に読んだときには分からなかったことが色々分かってきて、面白い。俺もそれなりに古本に詳しくなったものだ。

このように、古本についての知識がつくことを、俺は「古本力が上がった」と勝手に呼んでいます。
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●読み終えた本
・岡崎武志・CWS:編『本屋さんになる! 書店・古書店を独立開業するためのアイデアとノウハウ』(2004年,メタローグ)
→個性的で、主に個人で経営している書店・古本屋(オンラインだけでなく、店も持っている人が中心)の紹介、店主へのインタビューなどを掲載した本。インタビューは岡崎氏が担当。

各店主の店に対する考えがわかって、興味深かった。いくつかの店には、行ってみたくなる。

また、店主が日常を書いた文章(「Calo Bookshop&cafe」店主、石川あき子氏、「文雅新泉堂」店主、野崎正幸氏、「日月堂」店主、佐藤真砂氏)もあり、実際に開業したい人にも役に立つかもしれない。

でも、書店って大変だと思うわ、つくづく。
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●購入した本
・なし
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●気になる本
・吉村克己『全員反対! だから売れる』(2004年,新潮社)
→現物は見ていないのだが、bk1の紹介によると「『こんなもの売れるわけない!』 罵倒、嘲笑、陰口。社内の誰からも反対されながら、信念を貫き、ヒット商品を作り出した技術者たちの9つの開発物語」とのこと。

変なビジネス書の可能性もあるけれど、紹介されているエピソードによっては面白そう。
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●その他の話題
・前に掲示板にも書いたけれど一応。

明日8/6『笑いの金メダル』、「ワラキンネタ祭り」ということで、下記14組が登場し、ネタを披露します。

ドランクドラゴン・カンニング・フットボールアワー・ホリ・ロバート・劇団ひとり・笑い飯 ・インスタントジョンソン ・長井秀和・シャンプーハット・テツandトモ・バナナマン・はなわ・ヒロシ
http://www.asahi.co.jp/waraking/
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2004年8月6日(金)
安田大サーカスの名付け親は、

 ますだおかだの岡田。

 上の話とは全然関係ないですが、今朝久々に高校生の頃の夢を見ました。
 嫌な数学の授業の予習を忘れていて、焦る夢。
 高校時代の夢を見ると、だいたい数学の授業に関する嫌な夢。もう「それしかないんか」というくらい。

 というわけで、

2004.8.6(金)本日の、

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●読んでいる本
・岡崎武志『古本めぐりはやめられない』(1998年,東京書籍)
→古本にまつわるエッセイ集。

 俺が古本を買い始めた頃に影響を受けたのは、この岡崎氏の本と、唐沢俊一氏の本。
 その後も色々な人の本を読んで影響を受けたけれど、一番初めはこのふたりの本だったなあ。
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●読み終えた本
・なし
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●購入した本
・なし
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●気になる本
・大野雄二『ルパン三世ジャズノート&DVD』(2004年,講談社)

→大野雄二氏といえばアニメ『ルパン三世』のBGMでおなじみ。他にも、CM・映画・テレビの音楽も手がけている。その氏によるエッセイ集。
 氏のエッセイは、昔『テレビブロス』に短期連載されたのを読んだことがあるが、なかなか洒脱な雰囲気があってかっこよかった。

 演奏の様子を収録したDVDもついています。
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●その他の話題
・またお笑いの番組ですが

・「登龍門F 88祭り!!〜朝まで生ライブSP〜」
 フジテレビ 8/7 深夜1:45-5:30 http://www.fujitv.co.jp/toryumon/index2.html→関東ローカルかもしれないですが、お笑いと音楽のライブを生放送します。公式サイトによると、お笑い芸人の出演者としては、下記が予定されている模様。

青木さやか・アンガールズ・アンジャッシュ・アンタッチャブル・井上マー・エレキコミック・ガリットチュウ・カンニング・キングオブコメディ・品川庄司・スピードワゴン・タイムマシーン3号・タカ&トシ・千鳥・東京ダイナマイト・南海キャンディーズ・ハローバイバイ・パンクブーブー・ヒロシ・マイケル・マギー審司・安田大サーカス・中村豪(やるせなす)

 ただ、前にゴールデンウイークに放送された分では、ネタの間にフジテレビの社員による推薦コメント(多分、準備の間の場つなぎだと思いますが)が入ったり、うまく進行がされなかったりでだれる感じなので、録画して見たい部分を見ていくのがよろしいかと思います。
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2004年8月7日(土)
またサッカーの話でもいいですか?

 中国で行われていたサッカーのアジアカップ、久々に面白かったなあ。

 選手の起用方法とか、交代選手の投入とか、日本の戦術に釈然としない部分もあったけれど、とにかく結果を出したことは立派だと思う。

 正直に言って主力となる選手が欠けた今のチームがアジアで一位になったということは、やっぱり日本代表は底力があるんだなあ。

 あと、これで来年のコンフェデレーションズカップ(各大陸の選手権を勝ち抜いた代表チームが、翌年ワールドカップを行うドイツで戦う大会。ドイツにとってはワールドカップの予行練習の意味合いもある)に出場できるのも嬉しい。

 というわけで、

2004.8.7(土)本日の、

※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
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●読んでいる本
・岡崎武志『古本めぐりはやめられない』(1998年,東京書籍)

・伊藤守『コーチングマネジメント』(2002年,ディスカヴァー)
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●読み終えた本
・なし
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●購入した本
・雑誌『ぼくドラえもん 第12号』(2004年,小学館)
→特集は「のび太式ぐうたら生活」。
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●気になる本
・特になし
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●その他の話題
・最近飲んだジュースの話

『抹茶とカルピス』
http://www.calpis.co.jp/kigyou/n/nr0407_48.html
→事前に想像していたような甘みは薄くて、本当にカルピスを抹茶でわったような味。すっぱくて、ちょっと苦味がある。

『森永 クリームソーダオ・レ』
http://www.morinagamilk.co.jp/release/04/b/b0617.htm
→名前に反して、クリームも炭酸も入っていない。しかし、そんなに変な味でもない。
 ネットで飲んだ人の感想を読むと酷評されているけれども、ちょっと濃い目のメロン風味の牛乳という感じ。
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2004年8月8日(日)
改名すりゃいいってもんじゃ

 ないと思うぞ。

・おさるが「モンキッキ」に改名
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/kiji/2004/08/07/02.html
kiji/2004/08/07/02.html
→昔、「手裏剣トリオ」って名前に改名したけれど、結局泣かず飛ばずだったお笑いコンビもいるし(まあ彼らは、最初からまわりに流されていた感じだけれど)。

 …ここで念のために「手裏剣トリオ」で検索したら、今その名前を名乗っているミュージシャンがいるのね。いやあ、これは「手裏剣トリオといえば猿岩石の中途半端な改名」という認識は今後改めなければ。

 というわけで、

2004.8.8(日)本日の、

※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
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●読んでいる本
・岡崎武志『古本めぐりはやめられない』(1998年,東京書籍)
→今日は休止中。
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●読み終えた本
・伊藤守『コーチングマネジメント』(2002年,ディスカヴァー)
→仕事に関する勉強で読んでいた本。あんまり詳しく書くのもなんですがちょっとだけ。

 コーチングとは、ものを教えることではない。むしろ相手の話を聞いて、相手が進むべき道筋に気づかせることを意味している、ということは、初めて知りました。
 ビジネスやスポーツの世界でも、誤解されて使われていることが多いみたいだけれど。
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●購入した本
・なし
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●気になる本
大住良之『がんばれ!女子サッカー』(2004年,岩波アクティブ新書120)
→まだ現物は見ていないのだが、著者は『新・サッカーへの招待』(1998年,岩波新書新赤版556)などの著作があり、サッカー関係のジャーナリストの中では好感を持っている人のひとり。

 ということで、本の内容はちょっと気になる。
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●その他の話題
・今日は休みでしたが、
 家から一歩も出ずに、録画していたテレビ番組を見まくる日でした。どんなのを見たかというと、

(放送日、放送局は関東地方のものです)
・8/7、フジテレビ、NONFIX『是枝監督作品カンヌ主演男優賞受賞記念特別番組「しかし…福祉切り捨ての時代に」』
→今や映画監督で、監督作『誰も知らない』が2004年のカンヌ国際映画祭で最優秀男優賞を受賞した是枝裕和氏。その氏が1991年に製作したドキュメンタリーの再放送。

 福祉を提供する役人にも、福祉を受ける一般の人にも、苦しんでいる人がいるというのが、見ていて非常に重い気分になった。まっとうだけれど弱い人の方が苦しまなきゃいけないという現実には、心苦しくなってくる。
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・8/6、テレビ朝日、『「笑いの金メダル」、ワラキンネタ祭り』
→ドランクドラゴン・フットボールアワー・ロバート・劇団ひとり・笑い飯・テツandトモ・はなわ、が登場。ネタはなかなか面白かったが、ネタの途中で頻繁に観客(特にゲスト)を映すのに興醒め。

 ちなみに、下記の組は来週登場。
 カンニング・ホリ・インスタントジョンソン・長井秀和・シャンプーハット・バナナマン・ヒロシ。
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・8/7、フジテレビ『登龍門F 88祭り!!〜朝まで生ライブSP〜』
→深夜に4時間近く、お笑いとミュージシャンのライブの生中継。想像通り、無駄なVTRやトークが多かったので、録画で見て正解だった。それから、やたらと紹介時に「新生」とか「新しい」とか「初の」という言葉が使われたのはうっとおしかった(それでいて特に違うことをやっているわけでなかったので)。

 色々印象に残るライブはあったが、一番はセクシー衣装を身にまとい、ギャグ一切抜きで「太陽のseason」を歌い切った青木さやか。なんだったんだ、あれは? 真夏の夜の夢?
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・8/7、NHK総合、『笑いの棲家』
→ある館を舞台に、お笑い芸人がネタを披露する番組。単発だと思う。
 出演は、アンジャッシュ・鉄拳・バナナマン・劇団ひとり・ペナルティ。

 コントを館の中をセットにして行うとか、ネタでは入らないBGMや効果音を使用するとか、そういう部分が普通のネタ番組と違う。でも、ちょっとテンポが悪くて、それぞれの芸人の持ち味が消え気味だった。

 こんな休日でした。いいんだろうか。

・もうひとつ
 自分のサイトで、古本日記を更新しました。JR中央線沿線の荻窪・西荻窪・吉祥寺の古本屋を回った際の記録です。
 下の「がらくた放送局」トップページからジャンプできるようになっています。
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2004年8月9日(月)
「冬のソナタ」効果なのか、

 韓国の歌がまた日本で流行のきざしみたいですね(あまりに興味なさそうな書き出しですみません。この後が本題です)。

 どうせなので、どさくさにまぎれてイ・パクサ(李博士)氏のCDも全部復刻してくれ! あと、日本未発売のCDも発売してくれ!
 もしもどこかのレコード会社が実現してくれたら、カムサハムニダですよ。

 ちなみに、イ・パクサ氏についてくわしく知りたい方は下記のサイトにどうぞ。
 ・イパクサ(李博士、E-PAKSA)の部屋

 というわけで、

2004.8.9(月)本日の、

※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
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●読んでいる本
・洋泉社編集部:編『「本屋さん」との出会い』(1987年,洋泉社)
→書店や古本屋に関するエッセイを集めた本。1976年から1985年にかけて書かれたもの。

 詳しくはまた書きますが、結構幅広い人が書いていて面白い。こういうアンソロジーでもないとその人の書いた文書を読む機会がない、なんて人もいるからねえ。
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●読み終えた本
・岡崎武志『古本めぐりはやめられない』(1998年,東京書籍)
→氏が見つけた変わった古本の紹介があって、これが面白い。多分私家版であろう竹下彦一『柔道詩集』(1953年,竹下同上柔友会)なんて、タイトルも最高だが中身も最高。ちょっと孫引きで引用しましょう。「月」というタイトルの詩です。

こゝろもまるくみもまるく
柔道やつたらなつてきた
まるくなるほどさへわたる
あきのよふけのおつきさま
(『古本めぐりはやめられない』p.119から引用)


 こういう詩を書く人のも、それを紹介して面白がる岡崎氏も、俺は好きだなあ。
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●購入した本
・なし
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●気になる本
・特になし
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●その他の話題
・見にいけないかもしれないけれど、なんとなく気になった展示会
 
「デザインによる解決 〜Suica改札機のわずかな傾き」
8月16日(月)まで、中央区銀座3-6-1松屋銀座7階、デザインギャラリー1953
http://www.matsuya.com/ginza/art/suica/wd.html


 「プロジェクトX」みたいな感じで、なんとなく気になる。
 「1996年、JR田町駅で、昼間、使っていない改札機を使い、Suicaの実験が、繰り返された」(田口トモロヲ風に)なんてナレーションが聞こえそうじゃないですか。
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2004年8月10日(火)
今日は東京を歩く日

 仕事が終わってから、秋葉原→御茶ノ水→水道橋と、神田川沿いに歩いてきました。
 夕方の暑さもやや弱まった中を久々に歩いたので、気持ちよかったです。

 水道橋では、掲示板でも話題になったに天下一品のこってりラーメンを久々に食べた。
 麺は普通でスープだけ大盛りのラーメンに、めんたいご飯のセットがあって、これがなかなかよかった。

 その後、東京ドームの近くのラクーアの中をうろうろしてきました。ドームは試合がなかったけれど、ラクーアや後楽園は多くの人でにぎわっていた。
 夏休みなんだなあと実感する。

 というわけで、

2004.8.10(火)本日の、

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●読んでいる本
・洋泉社編集部:編『「本屋さん」との出会い』(1987年,洋泉社)
→書店や古本屋に関するエッセイを集めた本。
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●読み終えた本
・なし
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●購入した本
・大住良之・大原智子『がんばれ!女子サッカー』(2004年,岩波アクティブ新書120)
→タイトルどおり、日本を中心に世界の女子サッカーを紹介した本。
 もうすぐオリンピックも始まるし、サッカーは男子だけでなく女子の代表にも注目です。
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●気になる本
・今週の『週刊ポスト』(小学館)、青木さやかのグラビアが4ページ載っています。ビキニ姿を披露。

 先日のフジテレビ『登龍門F』での「太陽のseason」の熱唱(8/8の俺のコラムでも紹介しました)といい、青木さん、あーたどこに行こうとしているんですか。

 ちなみに今回のグラビアについては、俺は消極的賛成派の立場をとります。
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●その他の話題
・本日の購入もん
【CD】
・BOB MARLEY「NATURAL MYSTIC」
→ラクーアの中のヴィレッジヴァンガードで購入。ボブ・マーリィのCDって初めて買った。

 一説によれば、夏といえば「ビーチ、ビール、ボブ・マーリィ」らしいですね(我ながら無責任な言い方だ)。

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・明日もドームに行く予定です。
 東京ドームシティ・プリズムホールで行われる『特別展「プロジェクトX21」』を見に行こうと思うので。

 ちなみに、行かれる方は事前に公式サイトで割引券(100円引き)を印刷して持参されるのをおすすめします。8月25日(木)まで開催です。
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2004年8月11日(水)
行ってきました東京ドーム

 東京ドームシティ・プリズムホールで行われている『特別展「プロジェクトX21」』を見てきました。
 番組で過去に放送された中で、人気が高かったプロジェクトの紹介パネルと、プロジェクトにまつわる製品・機械などの展示がされていました。

 パネルを見ているだけで、感動して目がうるうるしてきた。特に、スバル360とか、電気炊飯器とか、「ものづくり」の様子には感動するなあ。なかなか面白かった。
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 そういえば、上の展示会を見た後、東京ドームのそばを通ったら、ドームの中で「雅-miyavi- VS東京ドーム戦 日本全国 1億2000万人(ペアで6000万組)完全“無料”ご招待!!!」という無料のイベントをやっていた。

 帰ってきて調べたら、「雅-miyavi-」の公式サイト(http://www.o-re-sa-ma.com/)が見つかりましたが、誰ですか、この人?
 結構な数の人が入っていたみたいだけれど、俺は全然興味がないので、そのままお茶の水へ行きました。

 というわけで、

2004.8.11(水)本日の、

※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
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●読んでいる本
・洋泉社編集部:編『「本屋さん」との出会い』(1987年,洋泉社)
→中に、書店で万引きをした話を書いている人がいる。自分自身が万引きしたという西部邁や、泥棒をしていた祖父に万引きを依頼し失敗したつげ義春など。
 他にも、他人から聞いた話もかなり登場する。

 万引きが減らないのって、あんまり万引きを問題視しないような文章が書かれているからではなかろうか。万引きって、泥棒だからねえ。なにか色々な理屈をつけている人もいるようだが、俺は万引きの容認・肯定には断固反対します。もちろん万引きそのものもね。
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●読み終えた本
・なし
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●購入した本
・則枝忠彦『文庫びっくり箱』(2001年,青弓社)
→過去のものも含めた各社の文庫の紹介と、文庫に関するコラムからなる本。

・『まるごと川原泉 第1号』(2004年,白泉社:公式サイト
→マンガ家川原泉氏の過去の作品、単行本未収録作品、書き下ろしエッセイなどを集めた本。
 ここで書くのは初めてかもしれないが、俺、川原泉は好きなんだよなあ。単行本は全部読みました。

 ちなみに『まるごと川原泉』は、全3巻。第2号は10月5日(火)発売です。
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●気になる本
・特になし
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●その他の話題
・本日の購入もん
【中古CD】お茶の水と神保町のディスク・ユニオンにて

・ROCO『コミカルライフ』(2004年,APPR-2001)
→前に別のCD屋で試聴して、気になっていたのだが、中古で見つかったので購入。
 ROCOについての詳しい情報は公式サイトでどうぞ。

・嶺川貴子『CHAT CHAT』(1995年,PSCR-5381)
→初期L⇔Rのメンバーであり、現在はコーネリアス(小山田圭吾)夫人でもある嶺川貴子のCD。
 このCDには、「風の谷のナウシカ」のカバーなんかも入っている。

・プラスチックス『FOREVER PLASTICO』(1988年,VDR-28049)
→ベスト盤。プラスチックスは立花ハジメ・中西俊夫・佐藤チカ・佐久間正英などが結成していたテクノポップバンド。

・東京パノラママンボボーイズ『マンボ天国』(1991年,TECN-30093)
→なんとなく欲しくて買いました。今や「マン盆栽」でもおなじみのパラダイス山元氏の在籍していたバンド。
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・今日はこれからサッカーみなきゃ
 アテネオリンピック、日本代表のサッカーは開会式の前から始まるんです!

 と、川平慈英氏のようにりきんでしまいましたが、本日深夜0:00からオリンピックの女子サッカーの試合が行われます。対スウェーデン戦。

 ちょっと時間は遅いが、俺は見る。いや、見せてください!
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2004年8月12日(木)
ただいま深夜4:30

 深夜2:30にごそごそと起き出し、アテネオリンピック男子サッカー、日本対パラグアイを見ていました。
 ゲームとしては面白かったが、結果がついてこなかったなあ。
 ツメの部分でどういうプレーが出来るたが勝敗を分けたんじゃないかと思う。

 あと、「深夜4時の顔は怖い」と評判の耳カキのトップページですが、はじめてみました。
 怖いというか、悪そう。
 朝から仕事なので、これからもうちょっと寝ます。

 というわけで、

2004.8.12(木)本日の、

※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
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●読んでいる本
・洋泉社編集部:編『「本屋さん」との出会い』(1987年,洋泉社)
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●読み終えた本
・大住良之・大原智子『がんばれ!女子サッカー』(2004年,岩波アクティブ新書120)
→8/11深夜のオリンピック女子サッカーの感動が覚めないうちに、一気に読み終えた。

 小さい本だけれど、世界と日本の女子サッカーの様子がうまくまとめられている。
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●購入した本
・なし
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●気になる本
・特になし
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●その他の話題
・「イラストからのコミュニケーション 真鍋博展」 http://www.ejrcf.or.jp/gallery/index.html
 2004年8月7日(土)〜9月12日(日)(休館日:毎週月曜日)、
 東京ステーションギャラリー(JR東京駅・丸の内中央口下車・赤煉瓦駅舎内)にて

→真鍋博氏といえば、星新一氏の本の挿絵で知られている。
 これはちょっと見たいなあ。
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2004年8月13日(金)
Wo-kingと書いてウォーキンと読んでください

 会社帰りに秋葉原→湯島→根津と歩きました。
 根津では古本屋のオヨヨ書林に立ち寄り。うわさに聞いていた通り、珍しい本の多い面白い店だ。
 
 その後、根津→千駄木は地下鉄に乗って、千駄木にある古本屋古書ほうろうに寄る。
 ここも何度か来たことがあるが、やっぱり面白い。

 最後は千駄木→谷中ぎんざ→日暮里と歩いて帰ってくる。買った本は下で紹介。

 というわけで、

2004.8.13(金)本日の、

※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
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●読んでいる本
・山田風太郎『魔界転生(上・下)』(1994年,講談社ノベルス)
→リンク先は講談社文庫版上巻の紹介ページ。

 小説は久々だし、時代小説はほとんど読まないのだが、これは面白い。
 柳生十兵衛が、死から甦り魔人となった天草四郎・宮本武蔵などと戦う、という発想がまずすごい。
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●読み終えた本
・洋泉社編集部:編『「本屋さん」との出会い』(1987年,洋泉社)
→書店や古本屋に関するエッセイを集めた本。

 面白かったのだが、もう少しひとりひとりの分量が多ければよかった。
 あとは、なるべく具体的な書店の名前が出てくると嬉しかった。東京近郊に今もあれば、実際に行ってみることもできるわけですし。
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●購入した本
すべて古本

【オヨヨ書林にて】
・山口瞳『居酒屋兆治』(1986年,新潮文庫)

・『広告用語事典』(1985年,電通)

・赤間剛、ルネ・ヴァン・ダール・ワタナベ、太田東孝、天童竺丸『秘密結社がわかる』(1995年,日本文芸社)

【古書ほうろうにて】
・雑誌『レコード・コレクターズ 2000年5月号』(ミュージック・マガジン)
→特集「細野晴臣」
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●気になる本
・特になし
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●その他の話題
・昨日紹介した「イラストからのコミュニケーション 真鍋博展」、明日見てくる予定です。

 ついでにお盆休みで人がいないであろう東京駅周辺のオフィス街も見てこようかな。
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2004年8月14日(土)
買っちゃった

 今日、小型のデジカメを買いました。それほど高性能ではないし、デジカメは1台持っているのですが、安かったのと小さくて持ち運びに便利そうなので。
 どのくらい小さいかというと、▼くらい。



 下のCDケースと比べていただければ、大きさが分かっていただけるかと。これならいつでも持っていけそうです。

 多くの人は「携帯電話のカメラでいいじゃん」とお思いでしょうが、俺のPHSは▼なので、そういうわけには行かないのです。



 これでこのコラムも、これまで以上に写真を掲載できるかもしれません。

 というわけで、

2004.8.14(土)本日の、

※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
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●読んでいる本
・山田風太郎『魔界転生(上・下)』(1994年,講談社ノベルス)
→リンク先は講談社文庫版上巻の紹介ページ。

 読んでいると、面白いエンタテインメント小説をつくるために必要な要素がよく分かる。
 いやあ、よく出来ているなあ。
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●読み終えた本
・なし
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●購入した本
・フリーペーパー『東京メトロ沿線だより』
・フリーペーパー『東京メトロニュース』


→どちらも東京の地下鉄の駅でもらえる無料のPR誌。
 沿線の店や催し物の情報がわかって、なかなか面白い。
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●気になる本
・特になし
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●その他の話題
・Re:8月13日 零まどかさんコラム

 そして俺は「大泉洋」さんの名前を見ると、故「大泉滉」氏よりも「大泉実成」氏を思い出してしまいます。
 まあ、大泉実成氏の本もほとんど読んだことがないのですが。

「イラストからのコミュニケーション 真鍋博展」、今日は行けなかったのでまた今度。
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2004年8月15日(日)
iTUNESがねえ、

 AppleのiTUNESが、パソコンで音楽を聴くときになかなか便利なんですよ。

 iTUNESというと、iPodに音楽データを転送するためのソフトというイメージがあるかもしれませんが、実は単体でも音楽が再生できて、なかなか使えるのです。手持ちのCDをパソコンに取り込んで、パソコンをジュークボックス代わりに使えます。
 また、パソコンのOSがMac OSでもWiondowsでも、iTUNESは使えます。そして、iTUNESは無料です。

 なんだか、だんだんCMみたいな口調になってきましたが、興味がある方は下のページもどうぞ。

・Apple、iTUNES紹介ページ http://www.apple.com/jp/itunes/jukebox.html

・All About Japanより「究極のCD収納法って!?」 http://allabout.co.jp/house/sumai/closeup/CU20040119A/index.htm
→パソコンに音楽CDを取り込んで、CDを整理しようという話題。
 iTUNESが使用されています。

 というわけで、

2004.8.15(日)本日の、

※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
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●読んでいる本
・山田風太郎『魔界転生(上・下)』(1994年,講談社ノベルス)
→リンク先は講談社文庫版上巻の紹介ページ。

 今日は読んでいません。
 例によって休みの日は別の本を読んだり、別のことをしてしまうので。
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●読み終えた本
・『まるごと川原泉 第1号』(2004年,白泉社:公式サイト
→マンガ家川原泉氏の過去の作品、単行本未収録作品、書き下ろしエッセイなどを集めた本。

 久々に読み返したけれど、やっぱり面白いなあ。
 唯一といっていいくらい、抵抗がなく読める少女マンガ。
 未収録作品も、最近雑誌に掲載された読みきりだけれど、面白さは衰えていない。
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●購入した本
・なし
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●気になる本
・いしいひさいち『山田家の人びと』(2004年,双葉文庫)
→明日でも買ってこようっと。
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●その他の話題
・オリンピックで思い出した
 「こち亀」には、今頃日暮さんが登場しているのだろうか。もうここ何年も『週刊少年ジャンプ』を読んでないので、分からんのですわ。
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2004年8月16日(月)
うぬう、あと一歩のところで

 仕事帰り、家の近所を歩いていたら、一風変わった車を見つけました。
 いわゆる普通のバンなのですが、後ろが開いたままで走っていたのです。

 信号で止まったところで、ちょっと見てみました。おそらく行商用なのでしょうが、なにを売っているのか分かりません。
 そのまま通り過ぎて家に向かいました。そして2〜3分後、俺の耳に聞こえたのは、

 「♪ぎょおざあー、ぎょおざあー」という「♪たーけやー、さおだけー」と同じメロディの歌でした。

 こ、これ、掲示板でも話題になり、吉村編集長も7/19のコラムで紹介した「餃子の行商」じゃないか!
 しかし、それに気づいた時は、車ははるか遠くに行ってしまっていたのでした。ああ。

 しかしとりあえず、東京都葛飾区でも目撃。

 というわけで、

2004.8.16(月)本日の、

※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
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●読んでいる本
・山田風太郎『魔界転生(上・下)』(1994年,講談社ノベルス)
→リンク先は講談社文庫版上巻の紹介ページ。

 もうすぐ上巻が終了です。大勢の人物が登場するのだが、それぞれにうまく見せ場が作ってあるし、登場するタイミングもうまいので、話の流れがしっかり頭に入る。
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●読み終えた本
・なし
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●購入した本
・いしいひさいち『山田家の人びと』(2004年,双葉文庫)
→早速買ってきました。少しずつ楽しみながら読もう。
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●気になる本
・特になし
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2004年8月17日(火)
もえろうも観た!

 タイトルはしらゆり荘3号室(→)のふつぞうさんの、毎週水曜日のレギュラーコーナーのものを勝手にお借りしました。

 というわけで、テレビを録画したビデオを見ました。

 ここから下はひなぎく荘2号室の零まどかさん風で(「おまえオリジナリティないんかい!」と言われたら、「ない!」と答えます)。

**********
『時をかける少女』
1983年、角川書店、オリジナル104分、今回見たのはカットされて94分

原作:筒井康隆
監督:大林宣彦
脚本:剣持亘
音楽監督:松任谷正隆
出演:原田知世(芳山和子)
   高柳良一(深町一夫)
   尾美としのり(堀川吾朗)
   岸部一徳(福島利男)

鑑賞日:8月16日(月) 21:00〜
場所:俺んち(テレビは14インチ)
==========
【あらすじ】goo、映画紹介より

土曜日の放課後、掃除当番の芳山和子は実験室で不審な物音を聞きつけ、中に入ってみるが人の姿はなく、床に落ちたフラスコの中の液体が白い煙をたてていた。フラスコに手をのばした和子は不思議な香りに包まれて気を失ってしまう。
==========
【感想】

 かつて、この映画を見た大の大人たち(ゆうきまさみ、とり・みき、火浦功をはじめとするクリエーターの面々などが特に有名)が、一気に原田知世に夢中になってしまったという伝説の映画。
 そういう話は知っていたのですが、実は今回初めて見ました。

 分かる、分かるよ!

 見て最初に、「こりゃあ原田知世に夢中になるのもむべなるかな」と思いました。映画初主演だし、決して演技がうまいわけじゃないのですが、それが帰って自然に見える。

 それから、タイムリープ(時間移動)という、ちょっとややこしくなりがちな題材を扱っていながら、見せ方がうまいので分かりやすくなっている。ファーストシーンとラストシーンの類似なども、うまくできているよなあ。

 あとは、映像も音楽も、なんとなく懐かしさを感じさせる。特撮も、今のGCなどとは比べようもない程度だが、それが味を出しているんだよなあ。
 主題歌「時をかける少女」(作詞・作曲:松任谷由美、編曲:松任谷正隆、唄:原田知世)も、この映画のラストで流れるといいなあ。

 とにかく、見てよかった。ただ、何年か前に見てもよかったかは分からない。今の年齢になってみたからこそよかった気がする。
 それだけに、カットされてCMも入ったテレビ版だったのはちょっと悔やまれる。

 それでも、☆16個です!(満点が☆いくつかは秘密。まあ、満天の星ってことで)
==========
【どうでもいい鑑賞ポイント】
→全体に漂うそこはかとないエロス。
 幼い頃の和子が怪我をした際、手から流れる血を吸う男の子のシーンとか、和子が不安から、深町にしばらく抱きしめていて欲しいと言うシーンとか。
==========
 『時をかける少女』、見たい方はどこかでテレビ放送されるのを待つか、ビデオやDVDを借りるか買うかしてみてください。
 ただし、同タイトルの映画・ドラマがいくつかあるので、違うものを手にしないように注意だ!
==========

 いつもの本の話も書きますよ。
 ということで、

2004.8.17(火)本日の、

※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
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●読んでいる本
・山田風太郎『魔界転生(上・下)』(1994年,講談社ノベルス)
→リンク先は講談社文庫版上巻の紹介ページ。

 事情により今日はこの本はお休み。その代わり下の本を読んでいました。
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・泉麻人『三十五歳たちへ。』(1996年,新潮文庫)
→「同世代の読者を客席の最前列に据えて、そこに向かって『いま思っていること』なんかをストレートに語ろう」(p.249)ということで書かれたエッセイ。

 1993年に刊行された本の文庫化で、あとがきによると「『週刊読売』に一年間連載していた」(p.249)ということなので、90年代前半の文章だろう。

 泉氏の思い出話も面白いし、当時の時事ネタも、今となっては懐かしく思えて面白い。
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●読み終えた本
・なし
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●購入した本
・図録『まんが道 藤子不二雄A展』
→今日、品川プリンスホテルで開催されていた「まんが道 藤子不二雄A展」に行ってきたんです。
 詳しい話はまた今度。
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●気になる本
・特になし
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2004年8月18日(水)
「まんが道 藤子不二雄A展」行ってきました。

 品川プリンスホテルで昨日まで開催されていた「まんが道 藤子不二雄A展」、ぎりぎり間に合って最終日に行ってきました。



 原画の展示が主だったけれど、面白かった。A先生も結構色々なジャンルの漫画を描いているなあと思った。

 個人的には、トキワ荘時代の作品、思い出の品(手紙など)のコーナーが、興味深かったなあ。トキワ荘に入る前に寺田ヒロオ先生からもらったという手紙を見ることが出来て、感動。

 実はこの日、A先生も訪れたらしいのですが、俺は拝見できませんでした。

公式サイト:http://www.princehotels.co.jp/shinagawa/event/fujiko/

 そういえばこの展覧会で、この夏公開される映画「NIN×NIN 忍者ハットリくん THE MOVIE」が紹介されていた。ハットリくんの父役で伊東四朗さんが出演しているんだなあ。
 絶対どっかで「にん!」って言ってんだろうなあ。

 ということで、

2004.8.18(水)本日の、

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●読んでいる本
・山田風太郎『魔界転生(上・下)』(1994年,講談社ノベルス)
→リンク先は講談社文庫版上巻の紹介ページ。

 今日は『テレビブロス』を読んでいたのでお休み。
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・泉麻人『三十五歳たちへ。』(1996年,新潮文庫)
→「同世代の読者を客席の最前列に据えて、そこに向かって『いま思っていること』なんかをストレートに語ろう」(p.249)ということで書かれたエッセイ。

 『テレビブロス』を読んでいたので、こちらもやっぱりお休み。
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●読み終えた本
・いしいひさいち『山田家の人びと』(2004年,双葉文庫)
→かつての「おじゃまんが山田くん」、現在の「となりの山田くん(「ののちゃん」にタイトル変更)」と似た雰囲気を持つ山田一家ものの傑作集。
 のんきな母と息子を描く「アップくん」も収録。

 おもしれえよなあ。
 ちなみに、いしい氏の公式サイトはこちら:(笑)いしい商店本店
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●購入した本
・雑誌『テレビブロス』(東京ニュース通信社)
→特集は、「キティちゃん」、「水曜どうでしょう」、「ウルトラQ」、「やりにげコージー」など。
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●気になる本
・とり・みき『とり・みきの映画吹替王』(2004年,洋泉社,別冊映画秘宝VOL.3)
→新聞の広告とネットの情報を読んだ限りですが、洋画の吹き替えについて、声優などへのインタビューをまとめた本らしい。

 とり・みき・吹替愛好会『吹替映画大事典』(1995年,三一書房)のような本だろうか。実はこの本も未読なのだけれど。
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2004年8月19日(木)
小ネタ3連発

1.掲示板でマジックの話が盛り上がっているので、マジック関連の小ネタ。

 少女隊のトモ(引田智子)は、初代引田天功の娘。

 まあ、これは有名な話か。
---
2.野球=ライブドアが新球団設立構想発表、9月中に申請へ
http://news.goo.ne.jp/news/reuters/sports/20040819/JAPAN-154599.html
sports/20040819/JAPAN-154599.html

 俺はあまり詳しくないのだが、ライブドアの堀江社長は野球が好きなのかねえ。
 なんとなく迷走しているように見えるなあ、この人。

 どうせなら、Lリーグ(日本の女子サッカーリーグ)に投資してくれよ。
---
3.カルピスの「からだまめラテ」を飲んだ



 カルピスのニュースリリースによると「大豆由来の健康成分である大豆イソフラボン、大豆オリゴ糖、大豆ペプチドを配合し、豆乳をベースにやさしい口当たりに仕上げた自然派サプリメントウォーター」とのこと。

 キワモノと思うなかれ。なかなかいけます。
---

 ということで、

2004.8.19(木)本日の、

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●読んでいる本
・山田風太郎『魔界転生(上・下)』(1994年,講談社ノベルス)
→リンク先は講談社文庫版上巻の紹介ページ。

 下巻に入りました。上巻から引き続き変わらぬ面白さ。
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・泉麻人『三十五歳たちへ。』(1996年,新潮文庫)
→「同世代の読者を客席の最前列に据えて、そこに向かって『いま思っていること』なんかをストレートに語ろう」(p.249)ということで書かれたエッセイ。
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●読み終えた本
・なし
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●購入した本
・なし
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●気になる本
明日は、
 ・雑誌『ぼくドラえもん 13号』(小学館)の発売日

そして、
 ・フリーペーパー『メトロミニッツ』(公式サイトの配布日
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2004年8月20日(金)
展示会情報

 東京のものばっかりですみません。俺自身が行ってみようかなあと思っている展示会です。
---
・江戸川乱歩と大衆の20世紀展
 http://rampo.rikkyo.ac.jp/
 8/19(木)-8/24(火)
 東武百貨店池袋店本館10F催事場

 上記入場券で、立教大学旧江戸川乱歩邸の「旧江戸川乱歩邸・土蔵の特別公開」にも入場可能。
 こちらも開場は8/24(火)まで。

 その他にも関連イベントありますので、興味がある方は公式サイトをご覧ください。
---
・イラストからのコミュニケーション 真鍋博展 http://www.ejrcf.or.jp/gallery/index.html
 8/7(土)-9/12(日)月曜休館
 平日10:00-19:00、土日祝10:00〜18:00(入場は閉館30分前)
 東京駅 東京ステーションギャラリー
---
・テレビゲームとデジタル科学展 http://www.kahaku.go.jp/game/index.html
 7/17(土)-10/11日(月)
 上野 国立科学博物館
---
 ということで、

2004.8.20(金)本日の、

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●読んでいる本
・山田風太郎『魔界転生(上・下)』(1994年,講談社ノベルス)
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 色々説明するのがもどかしいくらい、「とにかく読んでくれ」と言いたくなるような面白さ。

 死から甦り魔人となった天草四郎・宮本武蔵・荒木又右衛門などの剣豪と、柳生十兵衛が戦うという発想も、その話の読ませ方もうまい。

・泉麻人『三十五歳たちへ。』(1996年,新潮文庫)
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●読み終えた本
・なし
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●購入した本
・雑誌『ぼくドラえもん 13号』(小学館)
→DVDのソフトが付録についてきます。でも価格はいつもと同じ650円。

 DVDは、ドラえもんのアニメももちろんなのだが、藤子・F・不二雄先生のインタビューなどの映像も収録されている。これも嬉しい。
 特集は9月3日がドラえもんの誕生日ってことで、ドラえもんの特集。

・フリーペーパー『メトロミニッツ』(公式サイト
→東京の一部の地下鉄の駅でもらえる無料の雑誌。

 無料といっても山田五郎氏や木村祐一氏の連載もあって、内容は充実している。
--------
●気になる本
・「植草甚一スクラップ・ブック」復刻
→俺は植草甚一氏の本は『古本とジャズ』(1997年,角川春樹事務所)しか読んだことがないのだが、そんな俺でもこれは気になる。

 好きな人にはたまんないよなあ。

---[書評]のメルマガ vol.176(2004.8.20発行)内、「南陀楼綾繁のホンのメド」 より引用 ---
★晶文社から「植草甚一スクラップ・ブック」復刻
 誰もが必死になって集めた、あの「植草甚一スクラップ・ブック」全41巻
が再刊されます。しかも、四六判・ビニールカバー装という刊行当時の体裁で。
もちろん月報だって付いている! 9月から毎月3冊ずつ刊行されるので、こ
の機会に全巻揃えるのもよし、一冊だけでも買ってみるのもよし、です。1990
年代以降、植草甚一の再編集本が何冊も出たが、けっきょくはこのシリーズに
は適わないという気がします。
--- 引用終わり ---

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2004年8月21日(土)
U.UTU(T.UTUじゃないよ)

 理由もなく憂鬱な状態に見舞われているので、今日は短めです。
 とりあえず今日は早めに寝て、明日下の展示会を見てくる予定です。

・江戸川乱歩と大衆の20世紀展
 http://rampo.rikkyo.ac.jp/
 8/19(木)-8/24(火)
 東武百貨店池袋店本館10F催事場

 ついでに「池袋西武 夏の古本まつり」も覗いてきます。

 ということで、

2004.8.21(土)本日の、

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●読んでいる本
・泉麻人『三十五歳たちへ。』(1996年,新潮文庫)
→とはいえ、今日は読んでいません。
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●読み終えた本
・山田風太郎『魔界転生(上・下)』(1994年,講談社ノベルス)
→リンク先は講談社文庫版上巻の紹介ページ。

 ごろんと横になって本を読むことは出来たので、読み終える。
 後半に行くに従って話が大きくなり、それゆえに期待が広がったので、最後がちょっと盛り上がりに欠けた気がした。

 でも、そこに行き着くまで散々盛り上がって面白かったので、十分堪能しました。
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●購入した本
・なし
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●気になる本
・なし
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2004年8月22日(日)
「うつし世は夢、夜の夢こそまこと」

 なんつってな。

 行ってきました、「江戸川乱歩と大衆の20世紀展」。東武百貨店池袋店の展示と、立教大学内にある「旧江戸川乱歩邸・土蔵の特別公開」を見てきた。



 見に来ている人が多くて、行列や入場待ちには閉口したが、展示そのものは興味深かった。
 自筆の原稿、メモ、自分に関する色々な記録のスクラップブック「貼雑年譜」など、色々なものが見られて面白かった。

 乱歩先生には、「自分にとって一番興味があるのは自分。だから自分に関するものをコレクションするのは当たり前」という考え方があったようだ。なにしろ、他人に書いた手紙のカーボンコピーをとって自分で保管していたらしい。

 それから、旧江戸川乱歩邸の一部(書斎部分)と、蔵書を保管した土蔵も、興味深かった。
 もちろん、どちらも外から一部を見る程度なのだが、それでも貴重な経験であった。

▼旧乱歩邸土蔵





▲この写真がゆがんでいるのはきっと乱歩先生の魔術だ。俺の写真の腕がへぼいからじゃないぞ。

 東武百貨店の展示と旧乱歩邸の公開は8/24(火)までです。
 その他の関連イベントには、これから開催されるものも、まだ開催中のものもありますので、詳しくは公式サイトをどうぞ。
 http://rampo.rikkyo.ac.jp/

ということで、

2004.8.22(日)本日の、

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●読んでいる本
・みうらじゅん『グレイト余生』(2001年,ヌーベルグー)
→1999年春から2001年夏にかけての日記と、10代の頃の日記をまとめた本。

 日記に書かれていることが後のみうら氏および周辺の方々の仕事につながっていて、面白い。例えば映画『アイデン&ティティ』など。
 しかしまあ、そういう興味とは別に、ほめ言葉として「みうらさんって、変なおじさんね」と思ってしまうのであった。
----------
●読み終えた本
・泉麻人『三十五歳たちへ。』(1996年,新潮文庫)
→行列の待ち時間が長かったので、その間に読破。

 俺も10年くらい経ったらこの頃の泉氏みたいな30代になりたいねえ。
 マニアックでコレクターなんだけれど、エンタティナーとしてのサービス精神も忘れないという。

 そんな人に私はなりたい。
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●購入した本
・図録『江戸川乱歩と大衆の20世紀展』

 それから、「池袋西武 夏の古本まつり」で古本三冊。

・情報センター出版局:編『THE DAY 崩御から24時間の東京・全瞬間』(1989年,情報センター出版局)

・竹下節子『カルトか宗教か』(1999年,文春新書)

・一億人の手塚治虫編集委員会:編『一億人の手塚治虫』(1989年,JICC出版局)



 その他、二件池袋の古本屋を巡るが、購入はなし。精神的にまだ憂鬱から脱しきれていないので、なかなか手が出なかった。
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●気になる本
・なし
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2004年8月23日(月)
オリーンピック

 といってもスーパーマーケットのオリンピックじゃないですよ。

 アテネオリンピック、日本のメダル獲得も多くて、盛り上がっていますね。
 たまたまオリンピック関連のニュースを検索していて、偶然見つけたのが次の記事。

[アテネ五輪:ニッポン大活躍!]
女子マラソン金メダル! 日本お家芸を支えたのは“もみがら入り”シューズ!

http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/biz/326608

 はあびっくり! 俺、「“もみがら入り”ジュース」だと思って、
「さすがだなあ。金メダル取るためには、やっぱり食生活から変えるんだなあ」と、本気で思った。

 もみがら入りジュースなんて飲んだら、のどが詰まって大変でしょうが。

ということで、

2004.8.23(月)本日の、

※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
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●読んでいる本
・みうらじゅん『グレイト余生』(2001年,ヌーベルグー)
→1999年春から2001年夏にかけての日記と、10代の頃の日記をまとめた本。

 みうら氏の交遊録や、仕事の様子がよくわかって面白い。いとうせいこう、山田五郎、安斎肇、田口トモロヲ、泉晴紀などの面々が登場する。
 あと、みうらさんが飛行機嫌いというのは、この本を読んで初めて知った。
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●読み終えた本
・なし
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●購入した本
・なし
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●気になる本
・上大岡トメ『キッパリ! たった5分で自分を変える方法』(2004年,幻冬舎)
 って、売れてるよなあ。自分を変えるための小さな行動をイラストと文章で紹介した本です。

 この本を読む気はないが(立ち読みはしたけれど)、なんでこの本が売れるのかを考えるのは勉強になる。

 例えば、この本が売れている要因にこんなことがあるのではないでしょうか(これ、あくまで想像ね)。

 ・なんでもいいから断言しちゃう

 ・主としてどっちでもいい、些細なことを取り上げる(読む人が出来なくても悩まないようなこと)

 ・時々当たり前のことを堂々と書く(誰でもできることなので、読む人が真似して、できて、小さな達成感を得られること)

 ・なかなかうまくいかない自分、出来なかった自分のことも書く(読む人に親近感を与える)

 しかし、幻冬舎って商品としての本をつくるのがうまいよなあ。

 あと、著者が「上大岡トメ」っていうから、おばあちゃんの知恵袋みたいな本かと思ったら、著者はまだ若いのね。
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2004年8月24日(火)
風邪ひいてまんねん

 ということで、今日は小ネタ3本で、お茶を濁させてください。

・経営再建中の「青山ブックセンター」、営業再開へ
 http://www.asahi.com/culture/update/0824/002.html
→青山本店と六本木店は9/29営業再開。広尾店は「流水書房」の広尾店としてオープン。
 8/30-9/11まで、六本木店で洋書を中心に「青山ブックセンター再開支援フェア」を開く、とのこと。

・テレビ「北陽のなりたい!」
 フジテレビ、8月25日深夜2:58〜3:53

http://www.fujitv.co.jp/b_hp/0825nari/index.html
→関東ローカルかもしれません。
 虻川さんが「保育士」、伊藤さんが「メイクアップアーティスト」に挑戦するドキュメンタリーのよう。
 もともとテレビ静岡で放送されていて、このたびDVDが発売されたとのこと。その宣伝を兼ねた番組だろう。

・気になったフィギュア「帰ってきたサラリーマンヒーローズ ウルトラマン」
http://www.popy-bg.co.jp/datasheet/2004_06/sarari_man.html
→名前のまんま。
 ウルトラマンがサラリーマンだったらということで、色々な場面をフィギュアにしたもの。

ということで、

2004.8.24(火)本日の、

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●読んでいる本
 明日からは、
・則枝忠彦『文庫びっくり箱』(2001年,青弓社)
 を読もうと思っています。
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●読み終えた本
・みうらじゅん『グレイト余生』(2001年,ヌーベルグー)
→1999年春から2001年夏にかけての日記と、10代の頃の日記をまとめた本。

 おまけの中学三年(1973年)、高校一年(1974年)、浪人生(1977-78年)の頃の日記の一部は、読んでいる方が恥ずかしい。

 これを公開してしまうみうら氏は、かっこいいといえばかっこいいよなあ。
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●購入した本
・なし
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●気になる本
・上原さくら『結論は、サイアク!!』(2004年,メディアファクトリー)
→どう転んでも買うことはないと思うが、どこに需要がある本なのかが気になった。

 bk1の内容紹介によると、「幹事、キカイおんちの奇跡、気ィ遣い屋さん、一攫千金、ゲコ、モルガナイト、歯医者と私の歴史など、自分を主人公にした爆笑エッセイ」とのこと。
 「気ィ遣い屋さん」って、ドキッとしたよ。
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2004年8月25日(水)
いやあ、こういうのって、

 ほんとうに、すごいもんですねえ。

 というわけで、カバヤの名作DVD映画ソフト付き玩具菓子「水野晴郎シネマ館」を買いました。「バリ島珍道中」(1952年)を購入。

 ダイジェストではなく、映画がまるごと一本入っています。しかも、開ける前から中身が分かるので、自分が欲しいものが買えます。

 つまりこれって、コンビニエンスストアやスーパーで、315円(税込)で欲しいDVDソフトが買えるってことですよ。
 著作権の切れた古い映画だからこそできたことだと思うけれど、このアイデアを実行したのは、すごいと思うなあ。

 次の休みに見るのを楽しみにしておこう。

ということで、

2004.8.25(水)本日の、

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●読んでいる本
・則枝忠彦『文庫びっくり箱』(2001年,青弓社)
→日本の文庫の種類を調べた成果を紹介する本。

 あくまで「こんな文庫がある」ということを紹介するのが主なので、特定の文庫について深く紹介している部分は少ない。
 ただ、カバヤ文庫(カバヤキャラメルを集めるともらえた文庫)と、アダルト文庫はラインアップ紹介にも力が入っていて、ちょっと面白い。
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●読み終えた本
・なし
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●購入した本
・フリーペーパー『京成らいん』
→京成電鉄のPR誌。駅に行くと無料でもらえます。

 今回は、京成沿線のうまいもの屋の特集。
 紹介の仕方がそれほど宣伝くさくなくて、でもちょっと行ってみたくなるという、なんともうまく出来ている雰囲気の誌面。
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●気になる本
・矢口史靖『スウィングガールズ』(2004年,メディアファクトリー)
→bk1の内容紹介:「『ジャズやるべ!』−ビッグバンドジャズに魅せられた田舎の少女&少年の、瑞々しくも大爆笑の日々。2004年9月ロードショーの映画『スウィングガールズ』の原作本。映画では語られなかったエピソードも満載!」

 映画が待ちきれない人はどうぞ。
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2004年8月26日(木)
私は相変わらず体調不良ですが、

 みなさんは隊長というとどの隊長を思い出しますか?

「はい」

 はいどうぞ。

「谷隊長です」

 谷隊長、懐かしいですね。「風雲たけし城」ですね。他には?

「はい!」

 元気ですねえ。どうぞ。

「中山隊長です!」

 Jリーガーのジュビロ磐田の中山雅史選手ですね。サポーターの間では中山隊長と呼ばれています。

ということで、

2004.8.26(木)本日の、
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●読んでいる本
・串間努『ザ・おかし』(1999年,扶桑社文庫)
→日本の色々なお菓子の歴史を紹介した本。

 「チョコレート」「キャラメル」「キャンデー」などの商品別の歴史紹介。
 文章に無駄なく色々な知識が織り込まれていて、非常に面白い。

 お菓子のパッケージ写真(カラー)や年表も掲載されていて、資料としての価値もある。
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●読み終えた本
・則枝忠彦『文庫びっくり箱』(2001年,青弓社)
→日本の文庫の種類を調べた成果を紹介する本。

 既存の文庫シリーズの紹介も面白いのだけれど、著者が自分でジャンルを決めたコレクションも面白かった。
 猿飛佐助の登場する文庫ばっかり集めたりとか、本に仕掛けのある「遊んだ文庫、ふざけた文庫」(pp.118-121)など。
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●購入した本
・なし
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●気になる本
・特になし
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2004年8月27日(金)
パーラー耳カキの話題に

便乗。

・ブリーフ&トランクス、2000年に解散しちゃってますね。

 CDは今でもたまに聞きます。俺は結構好きだったけれど、メジャーになりきれなかったなあ。

 ちなみに、ブリーフ&トランクスのプロモーションビデオにだいたひかるが出演しているんですよね。
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・耳カキのトップの編集前記の下、「出演依頼」の写真の男性。

 俺は高嶋政伸だと思ってました。「随分テンション上がっているなあ」と思いながら見ていました。
 エスパー伊藤だったのかああ。

ということで、

2004.8.27(金)本日の、
※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
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●読んでいる本
・串間努『ザ・おかし』(1999年,扶桑社文庫)
→日本の色々なお菓子の歴史を紹介した本。

 お菓子が食べたくなる。俺が子どもの頃の懐かしいお菓子も登場し、読んでいて楽しい。

 ただ、大きな誤植や誤記があるのが気になる。

 例えば、「カバヤ」のキャラメルにつけられたキャプションが「カヤバ」(p.49)。
 それから、前田製菓のクラッカーについて「NHK『てなもんや三度笠』の番組内CMで全国的に知られるようになった」(pp.130-131)って。「俺がこんなに強いのも、当たり前田のクラッカー」というCMですが、NHKで番組内CMなんかやるかい!(関西は朝日放送、関東はTBSの放送でした)

 というような点は、少し気になる。
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●読み終えた本
・なし
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●購入した本
・なし

 ただ、明日は古本を買いに行こうと思っています。

 予定では、神保町の古書会館の古書展→高円寺の古書会館の古書展→吉祥寺・西荻窪の古本屋と見て歩くつもりです。
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●気になる本
・特になし
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2004年8月28日(土)
なう・らいてぃんぐ

 予定通り、「神保町の古書会館の古書展→高円寺の古書会館の古書展→吉祥寺の古本屋→西荻窪の古本屋」と歩いてきました。

 本は、久々に相当買いました。「購入した本」の部分、あとで差し替えるかもしれません。あるいは明日のコラムに載せます。

ということで、

2004.8.28(土)本日の、
※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
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●読んでいる本
・泉麻人『大東京バス案内』(2001年,講談社文庫)
→東京のバス路線、路線上の町を紹介した本。

 俺は普段、電車を利用するのだが、バスも面白そうだなあ。町の面白さはもちろん、意外な町と町がバスでつながるのも面白い。
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●読み終えた本
・串間努『ザ・おかし』(1999年,扶桑社文庫)
→日本の色々なお菓子の歴史を紹介した本。

 昨日書いたように誤記誤植は多いのだが、それでも「お菓子」というテーマと、テーマについての丁寧な調査は興味深かった。
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●購入した本
・あり。しかもたくさん。

※8/29のコラムにも載せますが、買った本のデータ入力が終わりましたので掲載します。
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神保町 古書会館 ぐろりや会
・佐山一郎『サッカー細見'98-'99』(1999年,晶文社)
・別冊宝島134『編集の学校』(1991年,JICC出版局)

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高円寺 古書会館 好書会
・フローベール『紋切型辞典』(2000年,岩波文庫)
・文芸春秋:編『戦後生まれが選ぶ洋画ベスト100』(1995年,文春文庫ビジュアル版)

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吉祥寺 古本センター
・川本三郎:著・武田花:写真『私の東京町歩き』(1998年,ちくま文庫)
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吉祥寺 藤井書店
・出久根達郎『古本綺譚』(1990年,中公文庫)
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吉祥寺 よみた屋
・出久根達郎『古本夜話』(2003年,ちくま文庫)
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吉祥寺 すうさい堂
http://suicidou.fc2web.com/contentsmenu.htm
・伊藤早苗『東京草紙』 ※新刊、自費出版
・泉麻人『東京ディープな宿』(2003年,中央公論新社)
・山田風太郎『いまわの際に言うべき一大事はなし。』(1998年,角川春樹事務所)
・月刊宝島編集部:編『彼らの若き日々』(1989年,JICC出版局)
・別冊宝島450『音楽師が書かないJポップ批評2』(1999年,宝島社)
・横田順彌『菊花大作戦』(1994年,芸術出版社)
・CD『LES DEMOISELLES DE ROCHEFORT』
→映画『ロシュフォールの恋人たち』のサントラ

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西荻窪 興居島屋

・ウィリアム・ギブスン『クローム襲撃』(1987年,ハヤカワ文庫SF)
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西荻窪 音羽館
・唐沢俊一『育毛通』(1998年,ハヤカワ文庫JA)
・出久根達郎『人さまの迷惑』(1996年,講談社文庫)
・出久根達郎『漱石を売る』(1995年,文春文庫)
・出久根達郎『思い出そっくり』(1997年,文春文庫)
・糸井重里『イトイ式コトバ論序説』(1992年,マドラ出版)
・南正時『オジさんの玉手箱』(2001年,桜桃書房)

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西荻窪 北尾堂ブックカフェ
・川本三郎『朝日のようにさわやかに』(1986年,ちくま文庫)
・宝島特別編集『1990年代大百科』(2001年,宝島社)


で、うちに帰ったら、ネットで注文していた古本が届いていました。

杉並北尾堂(ネット)
http://www.vinet.or.jp/~toro/

・雑誌『Studio Voice194号 1992年2月号 特集/文学へ。まだ死ねずにいる文学のために』(INFAS)
・雑誌『Studio Voice215号 1993年月号 特集/マンガのパースペクティブ』(INFAS)
・雑誌『Studio Voice252号 1996年12月号 特集/CUT UP CINEMA! 90年代東京の映画環境はどうなっているのか』(INFAS)
・雑誌『東京人NO.116 特集:Tokyo1986-1997〜大変貌の時代』(1997年,都市出版)
・雑誌『東京人NO.159 特集:東京23区大事典〜知らなかった東京が見えてくる』(2000年,都市出版)
・別冊宝島430『よいこの広告』(1999年,宝島社)

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久々に大量に買ったので、記念写真を一枚。

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●気になる本
・特になし
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2004年8月29日(日)
オリンピックも今日で終わりですが、

 俺にとっては、「興味がある特定の競技の国際大会が同時に開催された」という感じでした。

 見たい競技は、熱心に見ました。一旦寝て夜中に起き出してサッカー見たり、女子バレーボールの結果に一喜一憂したり。

 でも、水泳や柔道や陸上などは、ほとんど印象に残っていないなあ。民法テレビのしょうもない芸能人を使った中継も見ず、NHKと衛星放送ばかり見ていたので、変なお祭り気分も自分にはなかったです。だから、いわゆるオリンピックそのものに夢中だった人とは少し違った楽しみ方をしたのだと思います。

 以上、日暮熟睡男でした(違う)。

ということで、

2004.8.29(日)本日の、
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●読んでいる本
・泉麻人『大東京バス案内』(2001年,講談社文庫)
→東京のバス路線、路線上の町を紹介した本。

 バスって、なんとなく電車よりものんびりした感じがあって、いいなあ。
 今度あまり急ぎでない用事で出かけるときは、バスで行けないか調べてみよう。
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●読み終えた本
・伊藤早苗『東京草紙』(自費出版)
→昨日買ってきた本の一冊。俳句集。東京を感じさせる句を自薦したもの。

 著者の内面や、重い経験がむき出しになっている句もあって、心に残る。
 たぶん、時々本棚から出して、何度か読むだろうなあという気がする。

 あと、俺も文章を書きたいという思いがすごくわいてくる(もちろん俳句は書いたことがありませんので、それ以外の文章ですが)。
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●購入した本
 8/28に、神保町・高円寺・吉祥寺・西荻窪で購入した本です

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神保町 古書会館 ぐろりや会
・佐山一郎『サッカー細見'98-'99』(1999年,晶文社)
・別冊宝島134『編集の学校』(1991年,JICC出版局)

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高円寺 古書会館 好書会
・フローベール『紋切型辞典』(2000年,岩波文庫)
・文芸春秋:編『戦後生まれが選ぶ洋画ベスト100』(1995年,文春文庫ビジュアル版)

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吉祥寺 古本センター
・川本三郎:著・武田花:写真『私の東京町歩き』(1998年,ちくま文庫)
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吉祥寺 藤井書店
・出久根達郎『古本綺譚』(1990年,中公文庫)
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吉祥寺 よみた屋
・出久根達郎『古本夜話』(2003年,ちくま文庫)
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吉祥寺 すうさい堂
http://suicidou.fc2web.com/contentsmenu.htm
・伊藤早苗『東京草紙』 ※新刊、自費出版

・泉麻人『東京ディープな宿』(2003年,中央公論新社)

・山田風太郎『いまわの際に言うべき一大事はなし。』(1998年,角川春樹事務所)

・月刊宝島編集部:編『彼らの若き日々』(1989年,JICC出版局)

・別冊宝島450『音楽師が書かないJポップ批評2』(1999年,宝島社)

・横田順彌『菊花大作戦』(1994年,芸術出版社)

・CD『LES DEMOISELLES DE ROCHEFORT』
→映画『ロシュフォールの恋人たち』のサントラ

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西荻窪 興居島屋
・ウィリアム・ギブスン『クローム襲撃』(1987年,ハヤカワ文庫SF)
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西荻窪 音羽館
・唐沢俊一『育毛通』(1998年,ハヤカワ文庫JA)

・出久根達郎『人さまの迷惑』(1996年,講談社文庫)

・出久根達郎『漱石を売る』(1995年,文春文庫)

・出久根達郎『思い出そっくり』(1997年,文春文庫)

・糸井重里『イトイ式コトバ論序説』(1992年,マドラ出版)

・南正時『オジさんの玉手箱』(2001年,桜桃書房)

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西荻窪 北尾堂ブックカフェ
・川本三郎『朝日のようにさわやかに』(1986年,ちくま文庫)

・宝島特別編集『1990年代大百科』(2001年,宝島社)


で、うちに帰ったら、ネットで注文していた古本が届いていました。

杉並北尾堂(ネット)
http://www.vinet.or.jp/~toro/

・雑誌『Studio Voice194号 1992年2月号 特集/文学へ。まだ死ねずにいる文学のために』(INFAS)

・雑誌『Studio Voice215号 1993年月号 特集/マンガのパースペクティブ』(INFAS)

・雑誌『Studio Voice252号 1996年12月号 特集/CUT UP CINEMA! 90年代東京の映画環境はどうなっているのか』(INFAS)

・雑誌『東京人NO.116 特集:Tokyo1986-1997〜大変貌の時代』(1997年,都市出版)

・雑誌『東京人NO.159 特集:東京23区大事典〜知らなかった東京が見えてくる』(2000年,都市出版)

・別冊宝島430『よいこの広告』(1999年,宝島社)

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久々に大量に買ったので、記念写真を一枚。

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●気になる本
・特になし
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2004年8月30日(月)
行きたいイベント情報

 自分のための防備録もかねて、毎週金曜日あたりに掲載しようと思っていましたが、先週はすっかり忘れていたので、今日書いておきます。

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・イラストからのコミュニケーション 真鍋博展 http://www.ejrcf.or.jp/gallery/index.html
 8/7(土)-9/12(日)月曜休館
 平日10:00-19:00、土日祝10:00〜18:00(入場は閉館30分前)
 東京駅 東京ステーションギャラリー
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・テレビゲームとデジタル科学展 http://www.kahaku.go.jp/game/index.html
 7/17(土)-10/11日(月)
 上野 国立科学博物館
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・映画「スウィングガールズ」http://www.swinggirls.jp/index.html
 いよいよ9/11-公開
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ということで、

2004.8.30(月)本日の、
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●読んでいる本
・法月綸太郎『法月綸太郎の新冒険』(1999年,講談社ノベルス)
→推理小説の短編集。リンク先は文庫版。

 久々に推理小説が読みたくなって、まだ読んでいない本から選びました。
 まだ最初の短編だけれど、やっぱり面白い。

 ああ、この頃の講談社ノベルスは面白かったなあ。
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●読み終えた本
・泉麻人『大東京バス案内』(2001年,講談社文庫)
→東京のバス路線、路線上の町を紹介した本。

 土地勘がないと、なかなかイメージの沸かない路線もあったが、読んでいるととにかくバスでどこかに行きたくなる。
 前に阿佐ヶ谷から渋谷までバスに乗ったのを思い出したよ。あれはなかなか面白い経験だった。

 それから、この本には載っていないのだが、俺が今猛烈に気になっているのは、都営バスの「急行05」系統。土日祝日限定で一時間二本くらいしかないのだが、「錦糸町駅⇔新木場駅⇔東京テレポート駅」を結ぶ路線。

 なんと東京ビッグサイトと亀戸・錦糸町がバスでつながってしまう! うーん、気になる。多分、東京東部の人にしか伝わらないだろうが。今度ビッグサイトに行くときは、帰りはこれを使うことも考えておこう。
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●購入した本
・なし。むしろ、8/28に買った本をどんどん読まなきゃ。
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●気になる本
さまぁ〜ず『さまぁ〜ずの悲しい俳句』(2004年,宝島社)
→bk1の紹介は、「『降る雪に埋もれてみようと想ひます』『悲しいよ!重いよ!何があったんだよ!』 『オレ無職けれど楽しい盆踊り』『のんきかよ!』 イッキに読める! 笑える! ベストセラー『さまぁ〜ずの悲しいダジャレ』に続く第2弾」とのこと。

 買うのは躊躇してしまうけれど、読みたいなあ。この間立ち読みしたら面白かったんだよなあ。
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2004年8月31日(火)
メガドライブって知ってます?

 オメガドライブじゃないっすよ。

 メガドライブは、かつてセガが出していた家庭用のゲーム機です。
 なんでそんな話を持ち出したかというと、メガドライブのゲームが遊べるおもちゃを、セガトイズが発売するからです。

 その名も「メガドライブプレイTV」、9月9日発売予定。機械をケーブルでテレビ(ビデオ用の端子)につなげると、「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」や「ぷよぷよ」など懐かしのテレビゲームが6つ遊べます。正確には、海外版のメガドライブ、「ジェネシス」のゲームを収録していますが、内容はほとんど変わらないです。
 希望小売価格4,179円だったら、ちょっと心が動くなあ。

 「もうちょっと詳しく」という方は、下の記事でどうぞ。

・セガトイズ、テレビにつなぐだけですぐに楽しめる
 「メガドライブプレイTV」を9月9日発売決定

http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20040708/playtv.htm

ということで、

2004.8.31(火)本日の、
※本に貼ってあるリンクは、断りがなければオンライン書店bk1へのリンクです。
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●読んでいる本
・法月綸太郎『法月綸太郎の新冒険』(1999年,講談社ノベルス)
→推理小説の短編集。リンク先は文庫版。

 小説に登場する探偵の名前も「法月綸太郎」なのだが、この名探偵が必ずしも万能の天才でないのが面白い。
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●読み終えた本
・なし
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●購入した本
・なし
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●気になる本
・安恒理『「巨人の星」から「ルパン三世」まで“アフター・ストーリー”全掲載!!』(2004年,辰巳出版)
→bk1の紹介は、「一大ブームを巻き起こして連載が終了したはずのコミックの続編が別途作られていた、そんな意外性と実際の展開を追跡した一冊。当時の絵もふんだんに紹介します」とのこと。

 この手の本は、当たりはずれが非常に大きいので、買うにしても書店で内容を確認してからにします。
 あと、「巨人の星」の続編って、「新巨人の星」のことかな。実は星飛雄馬は右利きで、右腕投手として球界に復帰するという話ですね。
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