がらくたフリートーク
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2006年2月
2006.2.24(金) ハットしてグー!
●最近帽子が欲しくてね。
■へえ、あまり服には頓着しないおまえにしては珍しいね。
●俺本当に服には神経行かないよなあ。昔はよくアメ横で服を買って、
「アメカジだ」とか言っていましたが。
■くだらねえよ。
●でも帽子が欲しいんです。今持っている帽子といえば、冬用のニットキャップがふたつ。
どっちも笑っちゃうくらい安く買った記憶があります。多分、それぞれ500円程度だったと思う。
買ったのは渋谷のThree Minute Happiness。
■コムサブランドを展開するファイブフォックスの運営する店舗ですね。
●だからまあコムサ系の帽子なんですけれどね。
■「系」っちゃあ「系」かもしれないけどさあ。500円程度だろう。
●なに言ってんだ! 有名なパン屋でパンの耳が売っていたり、有名なせんべい屋で
欠けせんを袋に詰めて売っていたって、「有名店のパン」であり「有名店のせんべい」だろうが。
■そうか? だいたい、なんで「欠けせん」の話になるんだよ。あ、ちなみに、欠けせんって、
形が悪かったり、割れてしまったせんべいのことです。正式名称かは分かりませんが。
●うちの死んだじいちゃんばあちゃんはそう呼んでいたぞ。
■まあ、欠けせんの話はこのへんにしよう。
●あとは、一応季節を問わず使えるハットがふたつ。それぞれユニクロとGAPで買ったもの。
■しかし、写真の撮影がうまくないからなんだか分からんな。
●やっぱりかぶった写真の方がよかったか。
■多分ね。
●じゃあ、俺の持っている頭部のマネキンの土偶林君にかぶせて写真を取り直すか。
■誰だー、「どぐうばやし」。
●俺が美容師の専門学校に通っていた頃のマネキンをそのままもらってきてさあ。
■お前美容師の専門学校なんて行ったことないだろうが!
●美容学校を卒業して美容師を志したのだが、指をケガしてあきらめたんだ。
■それ、だいたひかるさんのエピソードじゃねえか。
●クリーム色の方がユニクロのものですが、ちょっと小さいので最近はかぶっていません。
黒いGAPの方は自分ではそれなりに気に入っているのですが、周りには不評です。
■いきなり帽子の話に戻ったな。
●しかし、GAPの帽子の不評はなぜだ? 裏地が黒と赤のチェックだからか。
リバーシブルだから待ち合わせのときにふざけてチェックの方をかぶっているからか?
■それはGAPの帽子が不評なんじゃなくてお前が不評なんだよ。
●まあ、それはいいとして、そろそろ新しい帽子が欲しいところなわけだ。
でも、自分にあう帽子を探すのは難しいね。
■お前そもそも帽子似合わないぞ。
●それは俺がちょっと髪が薄くなってきたから
帽子よりカツラがお似合いってことかこのやろー!
■考えすぎだ。
●しかし、どんな帽子がいいかなあ。まずキャップはNG。これは昔から似合わない。
■たしかに。でも野球のユニフォームみたいなシャツならいけるんじゃないか。
●BOOMERの伊勢さんみたいにな。
■なぜ伊勢さん限定なんだ。河田さんだってユニフォーム方のシャツだろうが。
●野球のユニフォームを着た芸人は、ストリークの前にBOOMERがいるんだ、忘れるな!
あとポップコーン。
■ポップコーンは野球がうまいのは事実だけれど、ネタの時にユニフォームを着ていたか?
●野球のユニフォームを着た芸人の話はもういいんだ!
■お前が始めたんだお前が。
●欲しい帽子はハンチングです。最近ライブで見たミュージシャンで、
何人かハンチングの人がいて、ちょっとかっこいいと思ったの。
■「思ったの」って、なにそのかわいい感じの語尾は。でも、お前がハンチングだと、
怪しい私立探偵みたいになりそうだなあ。
●あれだ、「探偵物語」。
■探偵物語の松田優作はどっちかというとお前のGAPの帽子みたいな黒いハットだったろうが。
●じゃあここはよくある締めで、読んでいる方々からオススメの帽子を教えてもらおう。
みんな、メールしてね!
■久々に出たなあ、無責任なメール募集告知。
●というところで、終わりです。
2006.2.19(日) 2月17日の日記:六本木の書店に行く
またまた日記ですね。
今日は仕事帰りにお茶の水に行こうと思っていたのだが、久々に新刊本をじっくり見たかったので六本木へ行く。
先に、駅そばのウェンディーズで晩ごはんにする。ここ、金曜の夜はピアノ(エレピ)の生演奏がされていてちょっとびっくり。ムーディーな中でハンバーガーを食う俺。店内にはこの後どこかへ繰り出そうという人々でいっぱい。俺も繰り出すぜ! 一人で本屋に行くんだけど。
ウェンディーズを出て、芋洗坂を下る。芋を洗うような人の数、ではなかったが、金曜夜の六本木は人が多いなあ。
しょうもないことを考えながら坂を下って、けやき坂と交差するところにあるTSUTAYA TOKYO ROPPONGIに入る。ここは一般的な書店と比べて、本の並べ方が違うから、普段見ないような本に目が行って面白い。デザインならデザイン、料理なら料理と、ジャンルごとに和書も洋書も大きな本も小さな本も並んでいる。そのため、目的の本がないという可能性はあるけれど、知らない本に出会うためには中をぶらぶら歩くと面白い。
普段見ないような建築やアートの洋書の写真集などを開いては、「ふむふむ」なんて思ってみたりする。英語は読めないけれど。和書では、ピエ・ブックスの本に面白そうなものが多かった。
いずれもそそられる。他にも、下のようなヴィジュアル本が面白そうだった。
みっつとも飛行機のデザインに関する本。これは好きな人も多そうだなあ。
マーケティングの本も、六本木ヒルズの書店らしく並んでいる。このあたりもざっと眺める。1時間くらいうろうろしてから、地下鉄の六本木駅に向かって戻る。六本木ヒルズの中を抜けてから、青山ブックセンターへ。
ここはジャンルはオーソドックスだけれど、やっぱり面白い本が目に付く。 新刊を中心に、やっぱり1時間くらい見る。単行本で気になるのは下の本。
ここでも一冊写真集が気になってしまう。
・韓
亜由美・ステュディオ ハン デザイン ほか:編著『工事中景』(2006.2,鹿島出版会)
「デザインの空白地帯であった「工事現場」に、トップクリエイターたちが注目。そのボーダレスな発想力とプロジェクトをドキュメントする、工事現場のデザイン集。狭い日本の眠れる資源は工事現場だ!」(オンライン書店bk1の紹介文)
あとは新書や文庫にも面白そうな本が。
あとは、赤瀬川原平さんの『反芸術アンパン』が並んでいたのを見て、読んだかどうか分からなくなってしまう。欲しいんだけれど、原平さんによる読売アンデパンダンに関する文章は、何冊か読んでいる記憶があって分からなくなってしまった。
・赤瀬川
原平『反芸術アンパン』(1994.10,ちくま文庫)
青山ブックセンターを出て、帰ってくる。買ったのは下の二冊でした。
【新刊】
■青山ブックセンター 六本木店にて
・いしい
ひさいち『くるくるクロニクル』(2006.2,双葉社ひさいち文庫)
双葉文庫で刊行されているいしいひさいち氏の傑作選です。これは無条件で購入。
■TSUTAYA TOKYO ROPPONGIにて
・週刊新潮別冊『「創刊号」完全復刻版』(新潮社)
昭和31(1956)年の創刊号の復刻版(広告は除く)を中央に挟み、前後に関係者による創刊当時のエピソードを挟んでいる。
普段『週刊新潮』なんて買っていないのですが、ちょっと気になって購入。
・新潮社サイトの紹介ページ http://book.shinchosha.co.jp/50th/reprint_index.html
久々にあまり行かない書店を見て、面白かったなあ。
2006.2.15(水) 2月11日(土)のレアーな日記
ここでの「レアーな」というのは、「珍しい」という意味ではなくて、「生の(そのまんまの)」という意味です。お肉の焼き方のレアと同じね。
さて、2月11日(土)は、前の日に行った倉橋ヨエコさんのワンマンライブ(@渋谷O-WEST)の興奮冷めやらず、夜中の3時くらいまでライブレポートを書いてしまった(そのレポートは俺の畝慰しているブログ「いちファンによる倉橋ヨエコ応援ブログ」http://blog.goo.ne.jp/yoekofan/でどうぞ)。
しかし、10時くらいには起きる。この日オープンの表参道ヒルズを野次馬根性丸出しで見に行こうと思ったのだ。
ということで12時過ぎに家を出る。表参道へ向かう前に、近所のコンビニエンスストアでライブのチケットを買う。HARCOワンマンライブ(3月24日@原宿アストロホール)のチケット。
それから地下鉄を乗り継いで表参道へ。しかし、駅中の専門店街「Echika(エチカ)表参道」からしてすごい人。地上に出ると更にすごい人。昼のニュースで、行列ができたことは知っていたが、午後になれば人出も落ち着くだろうと思ったのが甘かった。
表参道ヒルズそのものに入るために、行列ができている。並んで待ってもよかったのだが、特に今日どうしても見たい店もないし、またくればいいかと思い、中に入るのはあきらめる。
しかし、原宿側からもたくさんの人が歩いてくるし、表参道ヒルズ以外の店もたくさんの人。表参道や原宿を歩いてもどうにもなりそうにないので、何枚か写真を撮ってから新宿か渋谷に向かおうと決める。初老のご婦人の表参道ヒルズをバックにした記念撮影のためにシャッターを押したり、ラフォーレ原宿周辺の人の多さにまたまたうんざりしたりしながら、原宿駅まで歩く。
天気がいいのと、駅にもたくさんの人がいるのを見て、ふとこのまま渋谷まで歩こうと思いたつ。JRで渋谷まで行って、また通り(坂)を上るくらいなら、公園通りのてっぺんから駅に向かって坂を下ろうと思ったのである。
いったん山手線の線路に沿って歩き、代々木の体育館の南をぐるりと回り、SHIBUYA-AXなどを見ながら歩くと、公園通りを登りきった、NHKの前に出る。egg-manの近くのあたり。ここは見慣れた光景だ。
そのまま公園通りを下り、まずGARAKUTA貿易に入る。ここは雑貨・インテリア・服などのショップ。俺はここでは、主に雑貨を見ています。今日はカラビナ(Karabiner)を買う。金属製のリングです。元々は登山・ロッククライミングで使われる道具ですが、最近はキーホルダー代わりにも使われていますね。俺も、小さめのポーチをズボンのベルトに固定するために欲しいと思っていたので、買ってみました。
それから、途中で昼ごはんにうどんを食べて、たばこと塩の博物館の前を通りかかる。特別展で「広告の親玉 赤天狗参上! 〜明治のたばこ王 岩谷松平(いわやまつへい)〜」を開催していたので、ちょっと興味を惹かれて入館料100円を払って入ってみる。
俺はタバコは吸わないし、岩谷松平のことも詳しくは知らなかったのだが、明治時代のタバコのポスターや引札(チラシ)、タバコのパッケージなどを見ることができて、面白かった。常設展も面白そうだったのだが、時間の都合上今回はパスして出てくる。
それから、Three Minutes Happinessで、やっぱり雑貨を見る。今日はなんとなくCDや本よりも雑貨を見て歩きたい気分だった。
ということで、Three Minutes Happinessを出てからセンター街の方へ道を曲がる。東急ハンズに入る前にpicnic on
picnicへ。ここ、コクヨのパイロットショップです。ちなみにThree Minutes Happinessは、コムサデモードなどコムサブランドを展開するファイブフォックスが運営する店です。
picnic on picnicでは文房具を色々と見る。面白そうなものは色々あるが、本日は買わず。でも、このあたりの雑貨屋や文房具店(Loftや東急ハンズなども含む)をぶらぶらするのは、やっぱり楽しい。俺には表参道ヒルズよりもこっちの方が落ち着く気がする。
その後、隣の東急ハンズへ。カバンとか、文房具を色々と見る。トートバッグの中に入れるインナーバッグ(中を仕分けられる)が面白そうだと思いつつ、迷ってしまい結局買わず。他にも小さいポーチや、ウェストバッグなどもあれば便利そうなのだが、とりあえず今使っているトートバッグにもショルダーバッグにもなるバッグがあるので、まあいいかと思ってしまうのである。
この辺で、原宿から歩いてきた疲れが出てきたので、Apple Storeとかタワーレコードとかいくつかの書店・古本屋にも行きたかったが、今日はあきらめて帰ることにする。
というような休日でありました。
2006.2.2(木) 2006年大予想(後編):いよいよ2006年を予想
■えー、すっかり2006年の予想を忘れていました。
●やろう! 俺、予想! おまえ、太鼓!
■た、たいこ? 太鼓ってなんだよ。
●俺が予想を叫んだら、太鼓を叩け!
■必要か、それ?
●必要どころか重要です。バンドだって、ドラムがいないとリズムの力強さが……。
■そういう話なのか?
●まずは最初の予想です。
「サッカーのドイツワールドカップは、一次リーグで全敗で敗退するか、一次リーグを2勝1引き分けで突破して、決勝トーナメント一回戦も勝ってベスト8まで進出するかのどちらかでしょう」
■はあ。
●太鼓!
■あ、ででん!
●ワールドカップはふたつにひとつでしょう。
■しかし、「2勝1引き分け」って、やけに具体的ね。
●鍵を握るのはフォワードの久保竜彦選手だと思います。
■また適当にそれっぽいことを。
●サッカーではもうひとつ
「ワールドカップ後の日本代表監督は、ベンゲル監督(現イングランドプレミアリーグ・アーセナル監督)、オシム監督(現Jリーグ・ジェフユナイテッド千葉監督)などが候補として話題になりますが、交渉が難航し、結局過去にJリーグで監督経験のある方が選ばれるでしょう。日本人かもしれないし、外国人かもしれない」
■ででん!
●しかし、我ながらあいまいな予想だ。
■自分で言うなよ。
●まあ、そんなもんだよ。次。
「日本プロ野球は、また「球界再編」問題が起きそうな予感がします。チームの身売り(親会社変更)や、場合によっては合併もありうるのではないでしょうか」
■ででん! そうかあ。2004年に色々あって、しばらくは落ち着くんじゃないの?
●3月に行われる野球の国別対抗戦「ワールドベースボールクラシック」で日本がいい成績を
残せば、日本プロ野球も盛り上がると思うけれど、あまりいい成績が残せなければ、
影響があるんじゃないかなあ。
■おー、もっともらしい。
●えー、次。
「音楽では、弾き語りのソロミュージシャンが注目を集めるでしょう。それもギターではない楽器の。具体的にはキーボードやウクレレ、ウッドベースの弾き語り。更に、リズムマシーンやパーカッションなどを駆使したパフォーマンスのようなミュージシャンも話題になるでしょう」
■ででん! これって、単にお前が好きな音楽が流行ったらいいなあという、そういうことでしょ。
●ばれたか。ででん!
■お前は太鼓叩かなくていいよ。
●でんでん、でんで、でででんでん。
♪はるか太古の昔から、太鼓を叩いて歌っていた。太閤秀吉も歌ってた。
■適当な歌を歌うな! お前がパフォーマーとしてデビューしたいのか?
●あ、それいいかも。
■よくねえ! 次に行ってクダサーイ。
●「占い師、超能力者などが出演するテレビ番組について、インターネットを中心に批判が多くなり、その影響で9月の番組改変で軒並み終了するでしょう」、ででん!
■結局太鼓もお前が叩いてるよ。しかし、お前は占い師とか超能力者とか嫌いだよね。
●まあ、番組は飽きられて終わるという側面もあると思うけれどね。多分なんらかの問題が
起きて終わります。
■まあ、それもお前の占いですが。
●違うぞ。これは単なる予想だから、来年の初めにちゃんと結果を検証します。
占いみたいに別の出来事にこじつけて、「パワーが違う方向に向かった。
結果として当たった」とか、たわけたことを言い張ったりはしません。
■はあ。まあその「占いみたいに別の出来事にこじつけて」には同意します。では次。
●「『モンティ・パイソン』のリバイバルブームが起こるでしょう。街にはシリーウォークを真似する若者が現れます」
■いや、これはないわ。リバイバルブームはあっても、シリーウォークはないわ。
ちなみに「シリーウォーク」は、『モンティ・パイソン』のスケッチ(コント)に出てくる
変な歩き方です。
●変な歩き方に役所から補助金が出るんだよな、たしか。
■たしか、そんなコントだったねえ。
●まあ、シリーウォークはないね。
■じゃあ予想するなよ!
●えー、次。「杉作J太郎さんブーム到来!」
■ででん! なんの予想だ!
●これは少し説明が必要だ。
■全部説明が必要だろう。
●まず、若手芸人を中心に、「名前の中にカタカナやアルファベットが入っている人」が
注目されます。具体的には、イワイガワの岩井ジョニ男とか、ハイキングウォーキングの
鈴木Q太郎とか。
■今年一発屋になる危険をはらみつつも、ブレイクしそうな芸人さんだねえ。
●で、「名前の中にカタカナやアルファベットが入っている人といえば、
あの人を忘れちゃいけねえ」ということで、杉作J太郎さんのところに注目が集まる、と。
■はあ。
●実はこれが一番当たりそうな気がする。
■そうかあ?
●そして、最後の予想はこちら!
「木の葉燃朗は、またどこかの雑誌か本に原稿が載るといいなあ」
■それ、予想じゃなくてただの願望だ。そのためには努力しろ!
●なんだよ新年早々説教かよ。おまえ俺のおふくろかよ。
■もう新年早々でもないけどね。
●さあ、このうちどれだけが的中するかねえ。
■ねえ。
●果たして今年の12月31日時点の日本の総理大臣は誰なのか?
■そんな話ひとことも出てこなかったじゃねえかよ!
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