がらくたフリートーク
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2005年9月
2005.09.27(火) ひさかたぶりのイベント情報
●ちょっとこう、気になるイベントをまとめておいて覚えておこうと思ってさ。
■はあ。
●だからこれは読んでいる人用というより自分用です。
■なら、手帳にでも書けばいいのに。
●それをおすそ分けしたいのが人情ってもんよ。
「江戸っ子だってねえ」、「神田の生まれよ」。
■なんで森の石松なんだよ。
●昔広沢虎造の浪曲全集のカセットテープのCMがテレビでよくやっていてさあ、
必ずこの場面が流れるんだ。だから子どもの頃から覚えていてさ。
■「広沢虎造の浪曲全集のカセットテープのCM」って、また渋い話だ。しかし、
その話をしていると本編にたどり着けないので、早速イベント情報に参ります。
【 展覧会 】
●ローリー・アンダーソン『時間の記録』展
http://www.ntticc.or.jp/Schedule/2005/THERECORDOFTHETIME/index_j.html
10月2日(日)まで、初台の東京オペラシティタワー内、NTTインターコミュニケーション・センターにて
■アメリカのパフォーマンス・アートの第一人者、ローリー・アンダーソンの展示です。
●今日行こうと思ったら休館日だった。終了間近なので、忘れないように行かなくちゃ。
●D-akihabara Temporary(D-秋葉原テンポラリー)
9/6-10/23、D-秋葉原テンポラリー (旧千代田区立練成中学校)にて
・ジャン・プルーヴェ展 / 機械仕掛けのモダン・デザイン(9/6-10/23)
・スモール&ビューティフル:スイス・デザインの現在展(9/27-10/23)
・9坪ハウス展-こどもと暮らす9坪ハウス(10/1-10/10)
http://www.d-akihabara.jp/
●来年秋葉原の駅前にできるUDXビルに、ミュージアムがつくられるようで、
そのプレイベントとして閉校した中学校を使用した展覧会が開かれます。
■展示内容は全部で三点、それぞれ期間が異なるのでご注意を。
●「谷岡ヤスジ展〜ニッポンの〈アサー!〉と丸い地平線〜」
10月23日(日)まで、三鷹市美術ギャラリーにて
http://www.mitaka.jpn.org/calender/gallery/
■ギャラリーは、JR三鷹駅南口のすぐ前です。
【 本の催し 】
●ABC六本木トークイベントinストライプハウスギャラリー
『おじさん入門』(イースト・プレス)刊行記念「せつなくて楽しいおじさんになる方法」
http://www.aoyamabc.co.jp/events.html#ro20050930_1
9月30日(金)19:30〜21:00、六本木のストライプハウスギャラリーにて。
●もしかしたら予約満員かもしれませんが、興味がある方はお問い合わせください。
■ストライプハウスギャラリーは、芋洗坂にある東京ランダムウォークという本屋さん(六本木ストライプハウス店)と同じ建物です。
●「印刷解体vol.2―失われゆく活版印刷、その「技術」の魅力」
9月30日〜10月17日、に、渋谷パルコ・ロゴスギャラリーにて
http://www.parco-art.com/web/logos/insatsukaitai_2/
■上のサイトによれば「活版および写植に関する物品の展示販売企画」とのこと。パルコと古書日月堂による企画とのこと。
●実演なども行われるようです。
●「第20回 早稲田青空古本祭」
10月1日(土)〜6日(木)、早稲田の穴八幡宮境内にて
http://www.w-furuhon.net/
■年に一度の早稲田の古本祭りですね。
●秋になると、神田古本祭りもあるし、古本熱が高まるなあ。
■お前は一年中高いじゃねえか。
●「アンダーグラウンド・ブック・カフェ 〜地下室の古書展vol.6〜」
10月16日(日)〜18日(火)、神保町東京古書会館にて
http://underg.cocolog-nifty.com/tikasitu/
●古書展とともに、トークショーなどのイベントが行われます。
■カフェも併設されます。
●秋になると、神田古本祭りもあるし、古本熱が高まるなあ。
■それ、さっきも言った。
●こんな感じですかね。
■しかし、おまえは色々と興味が尽きないねえ。
●ええ。気になるだけならただですから。
■なぜちょっと自慢げなのか分からんが。ともあれ、みなさんも気になるイベントがあったら
行ってみてください。
2005.09.17(土) カレーライス、一皿いちまんえーん、の巻
■「横濱カレーミュージアム」で、一皿一万円のカレーが販売されているそうですよ。
●俺がこの日本を離れているうちに、すっかりインフレかい?
■おまえ今まで日本を出たこともないじゃないかよ。
●じゃあ、ぼったくりだ。
■ぼったくりではないですよ。
●じゃあ、カレーを運んできたウェイトレスさんと色々できて一万円……。
■そういう方向に話を持っていくのはやめてクダサーイ。
材料・つくり方にこだわったカレーですよ。
・横濱カレーミュージアム「究極の萬カレー」
http://www.currymuseum.com/news/index050803.html
「40種類のスパイス、肉、野菜、米、隠し味、一つ一つの食材に徹底してこだわり、全てに最高を追求したカレー。今までに体験した事のない上品な味が楽しめます」(上記サイト)
■9月30日(金)までの限定販売。2日前までに2名以上で要予約とのことです。
●どんな味がするんだ、一万円カレー。一万円札の味か。
■一万円は煮込んでねえよ。無駄な想像をするな。
●しかし、俺なんか一万円のカレー食っても味分かんねえなあ。
五百円のカレーで十分よ。お、らっきょうはついてねえのかい。
■おまえは食堂で昼飯食ってるおっさんか!
●でも、そんなにうまいのかねえ。
■限定1000個で冷凍したものの通信販売も行っています。こっちは二人前で
一万円(税込・送料別・手数料別)。買ってみたら?
・DIME:「究極の萬カレー 誌上販売」
http://www.digital-dime.com./information/050901_kari.html
●いいよ別に。♪どんなにお高い、カレーといえど、
■なんだその歌。
●都々逸だから、最後まで聞きなさい。
■「都々逸だから」って、理由になってないからな
●♪どんなにお高い、
カレーといえど、
あのコの手づくりにゃ
かなわない
■はあ。で、なんなんですか?
●誰かボクにカレーを作ってください。
■どういう話だよ。
●肉は入っていなくても、愛情が入っていれば何杯でも食べます。
■うまいこと言ったつもりかもしれないが、うまくないからな。
●最後はカレーなのに甘ったるい話で終わりです。
■くだらねえよ。しかも終わりかよ。
2005.09.05(月) 燃朗の買い物日記(@新宿2005.08.23)
8月23日、新宿でかなりまとまった買い物をしました。忘れないうちに書いておきます。リンク先は、特に書いていなければAmazon.co.jpです。
【 グッズ 】
●ヴィレッジヴァンガード ルミネ新宿にて
「Nintendo 連射測定機能付コントローラ型アラームクロック」
どうやら、もともとはゲームセンターのプライスゲームの景品だったようです。それが、どういうルートでか販売されていました。
大きさも質感も、ファミコンのコントローラーにそっくりです。時計の機能もあり、連射測定機能もあります。アラーム音は「スーパーマリオブラザーズ」のコインと1UPの音の二種類。
【 CD 】
●タワーレコード新宿店にて
再発されたナゴムコレクションから二枚を購入。
Omd
Orchestral Manoeuvres in the Dark
Virgin Records (1992/06/29)
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Sigue
Sigue Sputnik
Emi (2001/02/12)
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そして「タワレコ良盤発掘隊」というフェアでニューウェーブのCDが並んでいた中から二枚を購入。OMD『Organisation』の一曲目が「ENOLA
GAY(エノラ・ゲイの悲劇)」です。
ヒューマン・リーグ
東芝EMI (2005/07/06)
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さらに、ヒューマンリーグのベスト盤が期間限定プライスダウンだったので購入。
いやあ、新品のCDをこんだけ一度に買ったのは久々だ。もしかしたらはじめてかもしれない。 |
しかし、タワーレコードではDVDも買ってしまう。
【 DVD 】 ●タワーレコード 新宿店にて
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明和電機のDVD。カセットテープ付きの初回限定盤の方です。
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これでおしまいかと思いきや、次はディスクユニオンに行き、中古CDを探してしまう。
【 中古CD 】
●ディスクユニオン 新宿本館にて
クライズラー&カンパニー
EPICソニー (1996/12/01)
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クライズラー&カンパニーの解散コンサートのライブ盤。 |
●ディスクユニオン 新宿中古センターにて
Pet
Shop Boys
Capitol (1993/10/05)
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・LONG
VACATION『LONG VACATION'S TOUCH Vol.3』(SW-005) |
ロング・バケーションは、ケラ、中野テルヲ、みのすけの三氏によるユニット。「SING SING SING」や「エノラ・ゲイの悲劇」のカバーソングも収録されています。
こんな感じでした。他にも、ブックファーストや紀伊國屋書店などの本屋や、無印良品、LOFTなどにも立ち寄りましたが、購入はなし。
2005.09.03(土) 映画感想『リンダリンダリンダ』
★シネセゾン渋谷で『リンダリンダリンダ』(http://www.linda3.com/)を見てきましたよ。
■監督は山下敦弘、出演は前田亜希、香椎由宇、ペ・ドゥナ、関根史織、他。
高校最後の文化祭で、女子高生のバンドがブルーハーツをコピーするという内容ですね。
★そう。もう乱暴に言ってしまうと、「ただ、それだけ」なんですよ。
■「ただ、それだけ」ですか。
★でも、それがすごく面白い。シンプルな力強さがあります。「女子高生のバンドが
ブルーハーツをコピーする」というシチュエーションと、主演の四人のキャスティングで、
映画の面白さの半分は決まったと思う。
■あらすじは?
★いやもう、ストレートに「女子高生のバンドが文化祭本番に向け、わずか三日で
ブルーハーツをコピーする」というそれだけですよ。もちろん、他にも色々な場面や
エピソードがあるんだけれど、それはいい意味で無駄なシーンなんです。贅沢な無駄というか。
■ほう。もう少し詳しく説明してよ。
★つまり、どのシーンにもあまり必然性がない。ラストに向けた伏線らしい伏線もない。
でも、それは欠点ではなく魅力なんです。文化祭の直前とか当日のわくわくする雰囲気には、
その方がリアリティがあるんですよ。
■それはなんとなく分かる。たしかに、高校生特有のパワーで突っ走る時間に、
後から「実はあの場面は」とか意味付けするのって、なんとなくそぐわないよな。
★あのごちゃごちゃした勢いとか熱っぽさって、うらやましい。もうあたしは経験できないかも
なあ。わけのわからないことで悩んでいるうち老いぼれてしまうから。
■なんで「襟裳岬」の歌詞みたいな話になっているんだよ。
★青春ですよ。
■前後がうまくつながっていないですよ。
★あと、ペ・ドゥナがブルーハーツの歌を歌うのを見ていると、ブルーハーツを歌う
気持ちよさを思い出しました。カラオケで歌っちゃったもん。
■ラストはやっぱりライブのシーンなの?
★それは秘密。でも、クライマックスに近づくと、結構意外な場面が出てきて、気分が
盛り上がります。これは映画の内容に予備知識がない方がびっくりできる。
「あ、あなたもあなたもそうだったの!」という。
求めるものによって満足度は違うと思いますが、「文化祭」、「ブルーハーツ」、
「青春」なんていう言葉に惹かれる方にはおすすめします。
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