がらくたフリートーク

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2005年6月

2005.6.19(日) 気になる映画をご紹介、の巻き
★木の葉萌美の、ムービー、ベイビー!
 (シンディ・ローパーの「Girls Just Wanna Have Fun」にあわせてノリノリで踊る)

■えー、なにを始めるんだ。
★このコーナーでは、私木の葉萌美が見に行きたい映画を紹介します。
■で、なんで「Girls Just Wanna Have Fun」がテーマソングなの?
★それは、あたしがただ盛り上がって踊りたかったからよ! ちなみにこの歌、
  最初につけられた邦題は、たしか「ハイスクールでヒップヒップシェイク」でしたっけ?

■どんな邦題だよ。「ダンステリア」でしょ。
★それだ! 「ダンステリアでヒップヒップシェイク」!
■そうじゃねえよ! どんだけお尻ふりふりなんだよ。えー、
  「ハイスクールはダンステリア」ですね。

へっぽこさんのお尻ふりふり好きも分かったところで、
  早速この夏見に行きたい映画の紹介です。まずはこちら!

■なんで俺がそんな趣味の持ち主にされてるんだよ。

●『リンダリンダリンダ』(山下敦弘 監督)
出演:前田亜希・香椎由宇・ペ・ドゥナ・関根史織 他
http://www.linda3.com/

■えーと、これは、高校三年の夏に、ひょんなことから学園祭でブルーハーツのコピーを
  演奏することになった女子高校生のバンドの姿を描く青春映画ですね。

★なんか、いいですよね。あたしも昔バンドやってて……。
■そんな話初めて聞いたぞ。
★まあ、あの、嘘なんですけどね。しかし、女子高生のバンドが
  ブルーハーツのコピーって、たーまんないっすねー。

■誰だよそれ。でも、演奏シーンなんかはかっこよさそう。
★ブルーハーツやるべ!
■それは「スウィング・ガールズ」じゃん。

★次はその「スウィング・ガールズ」に主演した上野樹里主演の映画です。
■そのつなぎ方、うまいけれど嫌な感じだね。

●『亀は意外と早く泳ぐ』(三木聡 監督)
出演:上野樹里・蒼井優・岩松了・ふせえり 他
http://www.kamehaya.com/

■これは、上野樹里演じる平凡な主婦が、スパイ募集に応募して、スパイとして
  平凡に生活する使命を受ける、という話らしいです。なんとなく面白そうだね。

★じ
■あ、「実はあたしもスパイなんです」って言わないでね。
★じ、……。
■なんですか?
★じゃんばらや!
■ジャンバラヤって、アメリカの米の料理な。
★アメリカだけに米料理。
■うまくねえよ。
★ジャンバラヤはけっこううまいですけれどね。
■(無視して)えー、次の映画ですね。

●『逆境ナイン』(羽住英一郎 監督)
原作:島本和彦
出演:玉山鉄二・堀北真希・田中直樹・藤岡弘、
http://www.gk9.jp/

■これは、高校野球を舞台にした映画です。校長か廃部を言い渡された野球部が、
  甲子園出場を目指して様々な逆境を乗り越えていく映画です。

★そう聞くと普通なんですけれどね。
■クライマックスが「9回裏、112対0」だからね。
★さすが原作が島本和彦先生。燃えます!
■「もえみ」だけにね。
★なに言ってるんですか。えー、この映画ですが、あたしは堀北真希ちゃんを
  見るだけでも行く価値があるのかなと思っています。萌えます!

■「もえみ」だけにね。
★なに言ってるんですか。帰ってカップラーメンでも食べててください。
■なんでそんな扱いなんだよ!
★それではみなさん、さいなら、さいなら、……………………………………………
  ……………………………………………さいなら。

■ずいぶんためたな。


2005.6.10(金) 縦列駐車ならぬ横列駐車を発見する、の巻き

●下の写真、非常に分かりにくいと思うのですが、よく見てみてください。

横列駐車

■なんですかこれは? しかし、すごい粗い写真だな。
●都内某所の会社の駐車スペースです。よく見てください、だんだん、
  車がカモノハシに見えてきませんか? だんだん、眠くなってきませんか?

■ああ……、そういえば……、そんなわけねえだろ! なんだその
  うそ臭い催眠術みたいな話し方は!

●(無視して)車が5台、横に並んでいます。
■なるほどね、なんとなく分かります。
●これ、どうやって駐車したの?
■俺に聞くなよ。しかし、そういえば不思議だな。車の前にあるのはガードレールだろ。
●そうです。しかも、車の目の前1mくらいのところです。あと、車と車の間の間隔も、
  大げさでなく30cmくらいです。

■しかもよく見ると、後ろにも車が止まってないか。
●お、目の付け所が松下、あ、いや、東芝。
■えー、それシャープな。
●そんな訳で、なにからなにまで謎だらけの駐車場なんですよ。
■単なるディスプレイなのかなあ。
●俺は宇宙人のしわざだと思うな。もしくはパックスのしわざ。
■えー、パックスって、1980年代後半のバブルの頃に色々派手なことをやった会社ですね。
  都内にテーマパーク作ったり、ファミコン用の「パワーグローブ」ってグローブ型コントローラを
  輸入販売したり。そしてバブルとともにはじけてしまいました。

●この車たちも、はじけてしまったバブルの遺産なのかもしれないなあ。
■そんなわけねえだろ。しかもお前さっきは宇宙人のしわざなんて言ってたくせに。

2005.6.2(木) 池袋で映画を見た、その2
●遅ればせながら、5月28日に見てきた映画の話を紹介するよ。
■えー、27日に引き続き行ってきた「追悼・岡本喜八監督の軌跡」(池袋の新文芸坐)ですね。
●ええ。普段仕事に行く日より早く起きて、最初の回から二本、がっつり見てきました。
  会社は遅刻してもこっちは、
■えー、それ以上は言わないようにしてクダサーイ。さっさと映画の感想に行きなさい。
●じゃあ、どうぞ。見てきたのは「殺人狂時代」(1967・東宝)と「ああ爆弾」(1964・東宝)です。

新文芸坐03
・「殺人狂時代」(1967年東宝、岡本喜八監督)

 都筑道夫氏の推理小説『なめくじに聞いてみろ』(当時のタイトルは『飢えた遺産』)を原作とした映画。天本英世演じる、殺人に美を感じる精神科医溝呂木とその刺客が、仲代達也演じるさえない犯罪心理学の教授桔梗信治に襲い掛かる。
 自分が狙われる理由も分からないまま、事件に巻き込まれた桔梗は、新聞記者鶴巻啓子、ひょんなことから子分になった大友ビルとともに、溝呂木一味に立ち向かうのであった!

 すっげえ面白かった! ファーストシーンの精神病院の描写から、狂気が画面からあふれ出す。基本的にサスペンスで、殺し屋達との対決が手に汗握る。一方で、随所に笑えるシーンも盛り込まれ、小気味よく最後まで楽しめる。
 クライマックスの溝呂木×桔梗の対決シーンも、かっこいいなあ。あとは、ラストに待ち構えるどんでん返しも、うまく出来ている。
 BGMも、なんとなくのんびりした感じのフランス、イタリアあたりのポップス風で、そのギャップもまた楽しい。
 あと、ヒロイン鶴巻啓子役の団玲子さんがかわいい。

・「ああ爆弾」(1964年東宝、岡本喜八監督)
 コーネル・ウールリッチ小説『万年筆』を原案に作られた映画。
 三年ぶりに出所したものの、組は乗っ取られ、落ちぶれてしまったやくざの親分が、乗っ取った相手に仕返しをしようとするコメディ。

 いきなり能狂言のように始まり、セリフに浪曲の節回しが使われたり、ジャズがBGMに使われたりと、独特のスピード感を持ったミュージカル仕立ての作品。
 タイトルにあるように、劇中で爆弾が使われるが、その使われ方が、見ていてハラハラする。途中でちょっと肩透しの展開になるが、最後にちゃんとまとまるのはさすが。それと、貧乏でも誠実に生きることが報われるシーンには、ちょっと感動。
 あとは、子分として爆弾作りを行う田ノ上太郎役の砂塚秀夫、乗っ取られた新しい親分の下で働きながらも、元の親分への忠義を捨てない椎野武三(通称しいたけ)と、その妻を演じた沢村いき雄・本間文子など、脇役陣の名演も光る。

■どっちも面白かったわけだ。よかったなあ。
●よかったよかった。よかたん半島。
■それ、ユカタン半島な。ちなみにメキシコにあります。
●ユカタン半島には…、あ、いいや。
■なんだなんだなんだよ。気になるだろう。
●ユカタン半島には、いろんなゆかたんがいるんだろうか?
■「いろんなゆかたん」ってなんだよ。
●大西結花たんとか。
■いきなり大西結花か。あとは?
●ダイヤモンド☆ユカたん。
■えー、あの人はダイヤモンド☆ユカイです。
●帰りに池袋のタワーレコード・HMV・東急ハンズへ寄り道しました。
■いきなり話が進んだよ。
●こんな物を買いました。

【DVD】 池袋HMVにて
●NONFIX 「その先の日本を見に。 ~少女と鉄道~」 堀北真希
NONFIX 「その先の日本を見に。 ~少女と鉄道~」 堀北真希

■女優堀北真希さんが電車に乗って、本州の北半分を旅するというドキュメンタリーです。
  フジテレビの「NONFIX その先の日本を見に。〜少女と鉄道・一筆書きの夏〜」
 再構成したDVDです。

●こんな女の子と、ローカル線で偶然出会ってみたいものです。
■お前ローカル線の旅なんてしねえだろうが。
●堀北真希ちゃんに会えるならする!
■(無視して)えー、CDも買ったんですね。

【中古CD】
●Tommy february6「Tommy Airline」(2004年,DFCL-1143)
Tommy february6_Tommy Airline


【CD】 池袋タワーレコードにて
●miles davis『movin'on』(2005年,PLSCD 742)
●FATS WALLER『AIN'T MISBEHAVIN'』(2001年,PLS CD 464)
●THE RAY ELLOMGTON QUARTET『THAT'S NICE』(2001年,PLS CD 482)

●タワーレコードで、ジャズの輸入版CDが安く販売されていました。どれもかっこいいですよ。
■なるほどね。で、トミーフェブラリーは?
●トミーフェブラリーはジャズじゃないよ。
■分かってるよ。
●DVD付きの限定盤を買い逃していたのだが、見つけて購入しました。
  それから、サンシャインシティの中で開催されている古本市も覗きました。

【古本】 サンシャインシティアルパ古本掘り出し市にて
・街ぐらしBOOKS 1『お茶の水・神田神保町』(2004.5,エフジー武蔵)
オンライン書店ビーケーワン:お茶の水・神田神保町

■古書店街だけではなく、ホテルや飲食店なども含め、
  お茶の水・神保町という街を紹介する本ですね。
●それから、ちょっと歩いて東池袋四丁目停留所から都電荒川線に乗って帰ってきました。
  下の写真は、停留所のそばにありました。

■これ、なんですか?
●俺が聞きたい。それより、土曜日で都電があまりに混雑していてさあ。
  乗ってから失敗したと思ったよ。大塚で降りて山手線に乗ればよかった。
  くたくたになって帰ってきました。
■なんだか、オチもなにもない話ですが、今日はこれでおしまいですね。


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