がらくたフリートーク

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2005年3月

2005.3.30(水) ヘイ・タクシー、の巻
●いやあ、タクシーの運ちゃんの洞察力は、すごいねえ。
■「運ちゃん」って、いきなりなれなれしいな。
●この間の三連休の真ん中に、深夜一時ごろにタクシーに乗って家に帰ったんだ。
 その時に、こんな会話があったんだ。ほわんほわんほわん…

運転手さん(以下:運)「お客さんは、今日は旅行かなにかで?」
燃朗(以下:燃)「いや、仕事だったんですよ」
運「はあ。…。お客さんみたいな若い方だと、やっぱりパソコン関係ですか」
燃「そうなんですよ」

 はい、一度止めます。運ちゃんの「やっぱりパソコン関係ですか」は、あてずっぽうかも
 しれないが、経験に基づいたなかなか鋭い推測ではなかろうか。

■えー、お前一人で話を進めすぎだ。いきなり回想しやがって。しかも
 「ほわんほわんほわん…」って恥ずかしくないのか。
●ちょっと恥ずかしかったです。
■正直だな。とりあえず話を戻すと、お前がパソコン関係の仕事をしていることが
 タクシーの運転手さんに分かったことが鋭いと。
●「運ちゃん」な。
■じゃあ運ちゃんでもいいけどさあ。
●つまり、「三連休の真ん中」、「深夜一時に」、「スーツ姿で」、「仕事から帰宅する」、
 「三十歳前後の男性」には「パソコン関係の仕事が多い」という経験則があるわけですよ。
 5W1Hに当てはめて。
■5W1Hになっていないけれどね。
●まあ、そこは大目に見てください。たしかに、土日祝日関係なく、しかも深夜まで
 働くというのは、IT業界に働くIT戦士に多いのかもなあ。
■お前は別に「IT業界に働くIT戦士」じゃねえだろ。だいたいお前その日は
 遊んだ帰りだろうが。それに運転手さんとしたら、とりあえず質問すれば
 「そうです」でも「違います」でも返事があるだろうから、そこから色々話そうとしただけ
 なんじゃないの?
●あー!
■な、なんだよ。
●お前、台無し。さっきまでの俺の分析、台無し。
■だって分かんねえだろうが。だいたいお前、運転手さんに「なんで分かったんですか、
 すごいですねえ」とか聞いたのか。
●そんなこと人に積極的に話しかけるのが相当苦手な俺に出来るわけねえだろ。
■いばるな。そこでいばるな。
●ちゅうかないばるな。主演は島崎和歌子さんでした。
■えー、それ、「ちゅうかないぱねま」ですね。そういうドラマがありました。
●で、まあ、運ちゃんとIT談義に華が咲いたわけよ。
■運転手さんはともかく、お前が相手じゃ華は咲かねえよ。
●咲いたさ。「これから、自動車もアジアの技術力が伸びてくるんじゃないか。
 日本で日本製の車が売れなくなるんじゃないか」とか。
■それ、面白くて有意義な話だとは思うけど、ITか?
●後は、俺が「最近の秋葉原の駅前がいかに様変わりしたか」を話した。
■お前、最近いろんなところでその話をしているねえ。
●「昔の神田青果市場跡の、しばらくなにもなかった所に、大きなビルが
 いっぱい出来ましてねえ」なんつってな。ただ単に「駅前の空き地」というのではなく、
 「昔の神田青果市場跡」と付けると、「おっ」と思われるよ。ぜひ試してみようね。
■しょうもない一口メモ、ありがとうございました。
●ともかく、タクシーって便利だなという話でした。
■最初の部分からポイントがずれている気がしますが。
●そんなぐでぐでな感じでも、終わってしまうのがこのトークのすごいところ。
■すごかねえよ。しかも本当に終わりです。

2005.3.26(土) 予定通りほぼ週刊でお送りするイベント情報
★いえい! フジテレビのアナウンサーでは中野美奈子よりも長野翼派の木の葉萌美で す。
■派閥があるんだ?
★さあ。
■さあって。
★そんなへっぽこさんは昔から西山喜久恵派ですが。
■それは間違っていないけれど、言わなくていいからね。
★ということで、イベント情報です。
■なんかこのはじまりのトーク、俺は知られなくていいことを知られただけに
 終わった気がするんだが。

【もうすぐ終了】

◎月刊『明星』の表紙を飾った…青春歌謡スターパレード展’05
http://www.matsuzakaya.co.jp/ginza/hot/ginza_h.shtml#myojo
3月23日(水)〜29日(火)、銀座松坂屋にて
主な内容
・明星タイムトンネル:「明星」表紙を飾ったスターのパネル展示
・スター特別展:当時スターが身につけていた衣装などを展示
・郷愁グッズ販売:ブロマイドをはじめスターが日頃愛用しているおすすめ商品、CD、書籍 などを販売いたします。

★なつかしー。あたしが子どもの頃に読んでいた
 真理ちゃんが表紙の頃の『明星』もあるかしら?
■真理ちゃんって、どの?
★天地真理ちゃん。
■どう考えても年齢が合わないだろうが。

◎小島麻由美展『Note Book』
 東京・下北沢mona recordsにて、
 2005年3月1日-3月31日 12:00から16:00、21:30から24:00
 http://www.mona-records.com/

■あー、仕事の忙しさに、このイベントを忘れていた。行けるかなあ。
★♪あーあああ、あーあああ、ちゅるっちゅちゅちゅ…
■それ、小島麻由美さんの歌う「おしゃべり!おしゃべり!」のイントロらしいことは
 分かったので、黙ってくれ。
★ちえ、おこられちった。クラブチッタ。

【まだまだ継続中】

○「文化遺産としてのモダニズム建築―DOCOMOMO100選展」
http://www.docomomojapan.com/docomomoexhibition.html
3月12日(土)〜5月8日(日)、松下電工汐留ミュージアム(東京都港区東新橋1-5-1)にて

■「同潤会アパートメントハウス」や「東京中央郵便局」などの「カラー写真パネル、
 設計原図、模型、資料、年表、地図など。約300点」が展示されているようです。
★東大で建築を学んだあたしとしては、気になります。
■東大で建築を学んだのは、あなたではなくて菊川怜さんですね。
★じゃあ、菊川さんと行きたい。
■むちゃくちゃだな。

○「タイタニック日本人生存者の手記」公開
 2/19(土)〜4/10(日)
 横浜マリタイムミュージアム特別展示室
 http://www.nippon-maru.or.jp/04_55.html

■タイタニック号に乗船し救助された、唯一の日本人、鉄道院副参事の細野正文氏の
 手記が公開されます。この方は、実は細野晴臣氏のおじいさまです。
★じゃあ、細野さんと、
■そのパターンはもういいです。

○ドラえもんとはらっぱー土管は、ワンダーランドの入り口
 平成16年12月7日(火)〜平成17年4月10日(日)
 東京都小金井市桜町3-7-1 江戸東京たてもの園 展示室
 9:30〜16:30(入園は16:00まで)
 http://www.tatemonoen.jp/special/index.html

★「土管は、ワンダーランドの入り口」って聞くと、故鈴木義司先生を思い出します。
■『お笑いマンガ道場』な。
★あるいは、『スーパーマリオブラザーズ』
■まあ、たしかに土管の中に入るけれどね。
★タイムドカン。
■それ、『タイムボカン』。なんでもありだな。

◎映画「MOOG(モーグ)」(2004年,アメリカ,ハンス・フェルスタッド監督)
http://www.nowonmedia.com/MOOG/
2月19日より、シブヤ・シネマ・ソサエティで上映

○「瀧口修造 夢の漂流物」展
 世田谷美術館(世田谷区砧公園1−2)にて2005年4月10日まで
 http://www.setagayaartmuseum.or.jp/exhibition/exhibition.html

■詩人・美術評論家の瀧口修造氏。氏の書斎に集まった、デュシャン・赤瀬川原平などの
 諸氏の芸術作品、オブジェなどが展示されています。

○映画『ハサミ男』(池田敏春 監督)
3月19日より、東京台場・シネマメディアージュにて上映。
出演は豊川悦司・麻生久美子・阿部寛、他。原作は殊能将之氏の小説。
http://www.media-b.co.jp/hasami/

★「麻生久美子さんが出ていますね」、「あそう」ってのは、前にやった?
■先週燃朗とやった。
★じゃあ、「トヨエツ!」。
■頼むから、奇をてらったことをしないでクダサーイ。なんだよ、「トヨエツ!」って?

○「チャールズ&レイ・イームズ」展 創造の遺産
 3月24日(木)→4月4日(月) 大丸ミュージアム梅田店
 4月14日(木)→25日(月) 大丸ミュージアム京都店
http://www.daimaru.co.jp/museum/index.html

■イームズチェアと呼ばれる椅子で知られた、あのイームズの展覧会です。
★ジャズのミュージシャンじゃないですからね。
■レイ・チャールズとごっちゃになってるでしょうが。

【これから開始】

○ブルボン小林のゲームソムリエ
4/23(土)17:30-20:30 青山ブックセンター本店内・カルチャーサロン青山にて
入場料500円(税込・電話予約の上、当日精算)

■ブルボン小林『ジュ・ゲーム・モア・ノン・プリュ』(2004年,太田出版)という、
 テレビゲームについてあれこれ語った本がありまして、このイベントはその本を
 補完するイベントです。
★ゲーム画面を実際に見せてくれるみたいですね。
■ゲストとして、スチャダラパーのボーズさん、ゲームデザイナーの米光一成、
 飯田和敏、斉藤由多加などの諸氏が参加予定とのこと。
★名人は?
■名人って、高橋名人?
★そりゃあこの流れで名人といえば将棋の米長名人のことじゃないでしょう。
■(無視して)名人は出ません。
★そうか…。
■落ち込みすぎです。

◎すうさい堂プロデュース《バリヤバい映像の夕べ》
 3/29(火)20時〜22時頃 吉祥寺kiss cafeにて
 http://kiss-cafe.jp/  古本すうさい堂 http://suicidou.fc2web.com/

■燃朗は行くそうです。どんな感じのイベントになるか、俺も楽しみです。

◎明和電機事業報告ショー
 東京:ルミネthe よしもと(新宿ルミネ2・7F)にて、4月2日(土)19:00〜21:00
 大阪:うめだ花月にて、4月10日(日)20:00〜22:00
 http://www.maywadenki.com/news/050218.html

■ということでお送りしましたイベント情報。
★そういえば、先週「このトークを読んでいる人は掲示板に書き込みしてね」
 と言った結果、書き込みがなかったそうで。
■よく覚えているねえ。
★そのわりには、このコーナーはそれなりに続いていますねえ。
 過去、フリートーク内で起こっては消えた企画がいくつあったことか。
■そんな話をラストに持ってくるなー。不吉です。
★で、だいたい止めると決めると「えー」って言うんですよね。『笑っていいとも』の客か っ!
■読む人にケンカを売らないでクダサーイ。

2005.3.21(月) 犬用メニューもあるユニークなカフェをご紹介、の巻
★どうも、木の葉萌美です。
■お、久しぶりだね。
★ねえー聞いて聞いてー。
■なんですかその甘えん坊のような話し方は。不気味ですよ。
★べらんめえ。先日、自由が丘に行きまして。
■えー、しゃべり方が変わりすぎです。
★まあ自由が丘という街は、犬同伴OKのカフェも多く見られる、
 まさに自由な街なんですが。
■今、むりやり「自由」って入れようとしたでしょ。
★べらんめえ。そのとおりです。
■それ、「べらんめえ」の使い方が違う気がするけど。
★そんなハイソでワンちゃんに優しいこの街、あ、別に王監督にやさしい
 という意味ではないですよ。
■分かるよ。どっちかというと、ここまでの話の流れで王監督を思い浮かべる方が
 少数派だよ。
★そんな街の中にあっても、このお店にはちょっとビックリしました。
 さすがにセレブなあたしも。

・「BABY DEAR CAFE」 http://www.precious-place.co.jp/
 
■自分でセレブという人には、たぶんセレブはあんまりいないね。それはさておき、
 この店は、一階が犬用のグッズで、二階は犬用のメニューもあるカフェなんですね。
★さっすが東急沿線。
■そのほめ方が正しいかは後で検討しましょう。しかし、「わんちゃんミール」、
 「わんちゃんワッフル」って、本格的だねえ。
★あたしは人間だけでお茶を飲んできましたが、店内には犬同伴の方もいました。
 マナーもちゃんと守られているので、なかなかいい雰囲気でしたよ。
■webサイトにも守って欲しいマナーが載っています。「小型犬のみ」、
 「店内での排泄は固くお断り」、「無駄吠えはさせない」、「人間との食器の共用はしない」
 などなどがあります。犬を飼っている人には当たり前でも、俺なんかは
 ちょっと不思議に思う内容もあるね。
★「食器の共用はしない」というのは、へっぽこさんみたいに床に這いつくばって
 犬の食べ物を一緒に食べないようにということですね。
■えー、「へっぽこさんみたいに」は、明らかに語弊がありますね。
★床に這いつくばってあたしの靴を…、
■どこがどうなったらそんな言葉が出て来るんだよ。
★あと、「無駄吠えはさせない」というのは、時と場合によっちゃ吠えるのもやむなし
 というわけですね。
■いや、違うと思うぞ。
★男には戦うべき時がある、犬には吠えるべき時がある。
■どんなキャッチフレーズだよ。
★そんなわけで、「たくのポチちゃんも一緒にカフェでくつろぎたいでごわす」
 というご婦人方にもオススメですよ。
■どこのご婦人だよ。
★あ、王監督をご招待して「僕はワンちゃんだけど、さすがにわんちゃんミールは
 食べられないなあ」と言っていただくのもまた楽し。
■なにが「また楽し」だよ。

2005.3.19(土) 久々に二週連続掲載 イベント情報0319の巻
●「それじゃコロッケの作り方だよっ!」
■えー……。なにそれ?
●さあ、イベント情報です。
■え? さっきのは。
●さあ、イベント情報です。
■押し切ったな。

【もうすぐ終了】

◎マルセル・デュシャンと20世紀美術 -芸術が裸になった、その後で
 3月21日(月)まで、横浜美術館(横浜市西区みなとみらい3-4-1)
 http://www.yma.city.yokohama.jp/kikaku/duchamp/index.html

●ああ、色々計画はしていたけれど、行けそうにないよ。代わりに家の便器を眺めて、
 デュシャンに思いをはせるよ。
■たしかに、マルセル・デュシャンには便器をそのまま展示した「泉」という作品が
 ありますが、お前が自宅で便器を眺めても仕方ないからね。
●これがほんとの金隠し。
■いや、どこも「これがほんとの」じゃないですから。

【まだまだ継続中】

○「文化遺産としてのモダニズム建築―DOCOMOMO100選展」
http://www.docomomojapan.com/docomomoexhibition.html
3月12日(土)〜5月8日(日)、松下電工汐留ミュージアム(東京都港区東新橋1-5-1)にて

■開催趣旨を要約しますと、「国際組織DOCOMOMO(=The Documentation and
 Conservation of buildings, sites and neighbourhoods of the Modern Movement) は、
 1988年にオランダで設立された 『モダンムーブメントにかかわる建物や周辺環境の
 記録調査と保存を提唱する』国際組織」とのこと。
 今回の展示では「全国的な規模で選ばれたさまざまな建物のすがたを通して、
 日本の近代建築がもつかけがえのない意義を理解し、これからの建築や都市のあり方を
 深く考える機会となることを目的にしている」そうです。
 具体的には「同潤会アパートメントハウス」や「東京中央郵便局」などの「カラー写真
 パネル、設計原図、模型、資料、年表、地図など。約300点」が展示されています。
●くー。
■寝るなー!
●DOCOMOMOとNTTdocomoは関係ないことは分かりました。
■とりあえず、お前はそこからスタートしなさい。

◎小島麻由美展『Note Book』
 東京・下北沢mona recordsにて、
 2005年3月1日-3月31日 12:00から16:00、21:30から24:00
 http://www.mona-records.com/

●オレンジ色した極楽特急に乗り込んで行きたいですね。
■それ、小島麻由美さんの名曲、「恋の極楽特急」の一節ですね。
●本当は新宿から小田急線で行くんだけれどさ。
■それは言わんでよろしい。

○「タイタニック日本人生存者の手記」公開
 2/19(土)〜4/10(日)、横浜マリタイムミュージアム特別展示室にて
 http://www.nippon-maru.or.jp/04_55.html

■タイタニック号に乗船し救助された、唯一の日本人、鉄道院副参事の細野正文氏の
 手記が公開されます。この方は、実は細野晴臣氏のおじいさまです。
●くれぐれも。
■それ、最近やっているサントリーのウーロン茶のCMの細野晴臣さんのナレーションな。
●いちいち長い説明をさせるな!
■それ、俺が言いたい。

○ドラえもんとはらっぱー土管は、ワンダーランドの入り口
 平成16年12月7日(火)〜平成17年4月10日(日)
 東京都小金井市桜町3-7-1 江戸東京たてもの園 展示室
 9:30〜16:30(入園は16:00まで)
 http://www.tatemonoen.jp/special/index.html

■これはどうするよ。
●ドラえもんもアニメの声優が代わっちゃうからなあ。
■それとこれとは別問題だからね。

◎映画「MOOG(モーグ)」(2004年,アメリカ,ハンス・フェルスタッド監督)
http://www.nowonmedia.com/MOOG/
2月19日より、シブヤ・シネマ・ソサエティで上映

■上映期間は未定のようなので、興味がある方は終了前にどうぞ。
●実は俺、機会があればもう一回見たいんです。
■はあ、それほど感銘を受けた、と。
●どちらかというと、劇中に流れた音楽に陶酔して、内容をいまいち覚えていない
 という言い方が正確です。
■正確もなにも、全然別の理由じゃねえか。

○「瀧口修造 夢の漂流物」展
 世田谷美術館(世田谷区砧公園1−2)にて2005年4月10日まで
 http://www.setagayaartmuseum.or.jp/exhibition/exhibition.html

■詩人・美術評論家の瀧口修造氏。氏の書斎に集まった、デュシャン・赤瀬川原平などの
 諸氏の芸術作品、オブジェなどが展示されています。
 世田谷美術館へは、東急田園都市線「用賀」駅・小田急線「成城学園前」駅・
 「千歳船橋」駅・東急東横線「田園調布」駅などからバスを使うのが準備です。

【これから開始】

◎月刊『明星』の表紙を飾った…青春歌謡スターパレード展’05
http://www.matsuzakaya.co.jp/ginza/hot/ginza_h.shtml#myojo
3月23日(水)〜29日(火)、銀座松坂屋にて
主な内容
・明星タイムトンネル:「明星」表紙を飾ったスターのパネル展示
・スター特別展:当時スターが身につけていた衣装などを展示
・郷愁グッズ販売:ブロマイドをはじめスターが日頃愛用しているおすすめ商品、
 CD、書籍などを販売

●おー、これはなんだか心惹かれる。
■お前も中学生の頃『明星』を愛読していたからなあ。
●そうです。トシちゃんに憧れていました。
■それだと時代が合わないだろう。
●あ、トシちゃんといっても、元ずうとるびの江藤博利さんですよ。
■お前そういうこと言っているから、年齢をごまかしてるっていう噂が絶えないんだよ。

○映画『ハサミ男』(池田敏春 監督)
3月19日より、東京台場・シネマメディアージュにて上映。
出演は豊川悦司・麻生久美子・阿部寛、他。原作は殊能将之氏の小説。
http://www.media-b.co.jp/hasami/

■お前の好きな女優の麻生久美子さんも出演しているんですね。
●あ、そう。
■燃朗の受け答えはつまらないですが、映画はなかなか面白そうです。
●原作を読んでいたので、「うまく映画に出来るのか」と思ったのですが、映画の公式サイト を
 見たら、どういう風に映画化したかなんとなく分かった。でも、ますます見たくなった。
■麻生久美子さんも出ていますし。
●(無視して)しかし、現時点で上映がお台場だけというのは、見に行くのにつらいなあ。
 渋谷・新宿・池袋あたりで上映しないかしら。

○「チャールズ&レイ・イームズ」展 創造の遺産
 3月24日(木)→4月4日(月) 大丸ミュージアム梅田店
 4月14日(木)→25日(月) 大丸ミュージアム京都店
http://www.daimaru.co.jp/museum/schedule/tokyo/index.html

■我々、東京は残念ながらいけませんでしたが、大阪・京都はこれからなので、
 興味がある方はどうぞ。
●行けなかったのは残念ですが、仕方ないいむず。
■むりやりだな。

◎すうさい堂プロデュース《バリヤバい映像の夕べ》
 3/29(火)20時〜吉祥寺kiss cafeにて
 http://kiss-cafe.jp/
 古本すうさい堂http://suicidou.fc2web.com/

■すうさい堂のサイトによりますと、「みうらじゅん氏が『笑っていいとも』の
 テレフォンショッキングに登場した日のビデオ(93年)をフルで流そうと思います。
 あとはシークレット」とのことです。
●ということで、ぃよろしくうぅ! これ、すうさい堂のご主人の真似です。
■真似といっても、ネットの掲示板の書き込みの真似で、すうさい堂のご主人は
 普段はそういう話し方をする方ではありません。

◎明和電機事業報告ショー
 東京:ルミネthe よしもと(新宿ルミネ2・7F)にて、4月2日(土)19:00〜21:00
 大阪:うめだ花月にて、4月10日(日)20:00〜22:00
 http://www.maywadenki.com/news/050218.html

●俺、仕事で行けないのが決定。
■残念でございます。

■ということで、先週に引き続き、連続でお送りできましたイベント情報。いかがでしたか?
●まあ、自分たち用だからね。誰も読んでないし。
■いや、読んでいるよ。
●読んでいるのならば、掲示板に「このイベントがちぇけらっちょ」のタイトルで、
 みんなもオススメのイベントを書きたまえ。
■偉そうに。
●オススメのお弁当でもいいよ。
■いいのかよ!


2005.3.11(金) 今回はちょっと荒削りなイベント情報
●いやあ、色々多忙です。「ぼく、たあ忙」
■それだけでお前の余裕のなさが分かるな。
●今日はとりあえず、イベントの情報だけでも載せていきます。
■あまりコメントははさめないかもしれません。
●読む人にとってはその方がいいかもしれませんね。
■それは俺たちの存在意義に関わるから、あまり言わないでクダサーイ。

【もうすぐ終了】

○荒俣宏コレクション 博物画の至宝・幻の名作図譜
 3/1-3/14 ロゴスギャラリー(渋谷パルコパート1地下)
 http://www.parco-art.com

■「鳥類、昆虫、魚類、植物、果実など18-19世紀の博物図譜約300点を展示即売」
 とのことです。

○「チャールズ&レイ・イームズ」展 創造の遺産
 3月3日(木)→14日(月) 大丸ミュージアム東京店
 3月24日(木)→4月4日(月) 大丸ミュージアム梅田店
 4月14日(木)→25日(月) 大丸ミュージアム京都店
http://www.daimaru.co.jp/museum/schedule/tokyo/index.html

■東京は【もうすぐ終了】ですが、大阪・京都は【これから開始】です。
●イームズの椅子はいいむず
■それ、前にも聞いた。

◎「林哲夫素描展 読む人 en lisant」
 高輪・啓祐堂ギャラリーにて 3月13日(日)まで 13:30〜19:30(水曜休)
 http://www.keiyudoh.com/

●あー、すっかり忘れていた! 今日品川に行く用事があったのに!
 13日が休みだから、行けるかなあ。
■頑張ってください。

【まだまだ継続中】

◎マルセル・デュシャンと20世紀美術 -芸術が裸になった、その後で
 3月21日(月)まで、横浜美術館(横浜市西区みなとみらい3-4-1)
 http://www.yma.city.yokohama.jp/kikaku/duchamp/index.html

○「タイタニック日本人生存者の手記」公開
 2/19(土)〜4/10(日) 横浜マリタイムミュージアム特別展示室にて
 http://www.nippon-maru.or.jp/04_55.html

■タイタニック号に乗船し救助された、唯一の日本人、鉄道院副参事の細野正文氏の
 手記が公開されています。この方は、実は細野晴臣氏のおじいさまです。

○ドラえもんとはらっぱー土管は、ワンダーランドの入り口
 平成16年12月7日(火)〜平成17年4月10日(日)
 東京都小金井市桜町3-7-1 江戸東京たてもの園 展示室
 9:30〜16:30(入園は16:00まで)
 http://www.tatemonoen.jp/special/index.html

○おでかけルミネtheよしもと「よしもと水中漫才」若手芸人「水中漫才」
 2/22 〜 4/5 サンシャイン国際水族館にて
 http://www.sunshinecity.co.jp/aquarium/event/1108714781925.html
 
○キャメルボックスと演技する魚たち水槽 
 2/17 〜 3/27 サンシャイン国際水族館にて
 http://www.sunshinecity.co.jp/aquarium/event/1106738353997.html

◎映画「moog(モーグ)」(2004年,アメリカ,ハンス・フェルスタッド監督)
 2月19日より、シブヤ・シネマ・ソサエティで上映
 http://www.nowonmedia.com/MOOG/

●「moog(モーグ)」は、俺この間行ってきました。感想は俺のブログを読んでね。

2/21 その1 映画『moog(モーグ)』を見る
http://blog.goo.ne.jp/konohamoero/e/70da59a5707c8f0d8c935b60483d66b4

■このすぐ下の3月3日のトークも、「moog(モーグ)」の話です。

○「瀧口修造 夢の漂流物」展
 世田谷美術館(世田谷区砧公園1−2)にて、2005年4月10日まで
 http://www.setagayaartmuseum.or.jp/exhibition/exhibition.html

●「ぶーらり途中下車の旅。本日は……」
■えー、それは滝口順平さんです。
●いっけね!
■詩人・美術評論家の瀧口修造氏。氏の書斎に集まった、デュシャン・赤瀬川原平などの
 諸氏の芸術作品、オブジェなどが展示されています。
 世田谷美術館へは、東急田園都市線「用賀」駅・小田急線「成城学園前」駅・
 「千歳船橋」駅・東急東横線「田園調布」駅などからバスを使うのが便利です。
●用賀駅からは20分くらい歩けばつきます。用がなくても行きましょう。
■くだらねえよ。

【これから開始】

◎岡崎武志 フォークとトークの会
 高円寺の古本酒場「コクテイル」http://koenji-cocktail.com/にて、
 3/15、19:30より。料金:\2,000(予約制・25名限定)
 『古本生活読本』(ちくま文庫)サイン会、岡崎武志古本オークション、トーク、歌など
 ※期間中、石丸澄子のシルクスクリーンによる古書展ポスター展
 「古本屋のグラ◆ヒック展」を開催。

●お、俺予約した。
■なんであわてているんだよ。
●また楽しんでくるぞー!
■楽しそうですね。

◎すうさい堂プレゼンツ《バカ映像カフェ(仮題)》
 3/29(火)20時〜吉祥寺kiss cafeにて
 http://kiss-cafe.jp/
 古本すうさい堂http://suicidou.fc2web.com/

●詳しくは準備中のようですが、行ってきます! 楽しんでくるぞー!
■楽しそうですね。

◎小島麻由美展『Note Book』
 東京・下北沢mona recordsにて、
 2005年3月1日-3月31日 12:00から16:00、21:30から24:00
 http://www.mona-records.com/

◎明和電機事業報告ショー
 東京:ルミネthe よしもと(新宿ルミネ2・7F)にて、4月2日(土)19:00〜21:00
 大阪:うめだ花月にて、4月10日(日)20:00〜22:00
 http://www.maywadenki.com/news/050218.html

■以上、駆け足で見てまいりました、イベント情報。いかがでしたでしょうか。
●では、家元は帰るぞ。
■それもわかんねえって。

2005.3.3(木) 映画『moog(モーグ)』を見てきたよの巻
●(ロボットのような声で)えー、それでは、はじめさせてじじじじ……、
■なんだなんだ。
●(ロボットのような声で)えー、好みのタイプの女性はどんんんんな、
■いきなりそんな話かよ。
●(ボコーダーを通したような声で)ハイ、エー、「好みのタイプの女性は、
 たくさんのコードでシンセサイザーにつながるような人で、
 時にはふたりで一晩中ピコピコと電子音を奏でたいです」。
■なんじゃおまえはあ!(燃朗の頬をビシビシと数回叩く)
●はっ!
■気がついたか。
●まあ、シンセサイザーにつながる女の子と一晩中電子音を奏でたいのは、
 へっぽこの理想です。
■どんな理想だよ。
●「ボクは、
■「ボク」って、
●まあまあ。「ボクはプロフェット5とオーバーハイム8ボイスあたりを、彼女は
 アープオデッセイやポリモーグあたりをピコピコやるんですよ。
 あ、ローランドのVP330もあったらいいなあ」。
■えー、VP330はボコーダーで、あとはシンセサイザーです。
 いきなりそんな固有名詞羅列しても分かるかー!
●さて、そんな電子音大好きな俺が見てきましたこの映画。紹介します。

映画「MOOG(モーグ)」(2004年,アメリカ,ハンス・フェルスタッド監督)。

■MOOGシンセサイザーを開発し、電子音楽の生みの親と言われる
 ロバート・A・モーグ博士のドキュメンタリー映画ですね。
●ちなみに、「MOOG」は日本語で「ムーグ」と発音されていましたが、
 正しい発音は「モーグ」とのことです。
■映画のパンフレットを読むと、2002年に商標権を取り戻すまで、
 モーグ博士は表記や発音について権利を行使できなかったというのがすごいな。
●多分、「moon」が「ムーン」だから、「moog」は「ムーグ」と思われていたんだろうなあ。
 正しくは「モーグ」ってことで。
■で、映画はどうだった。
●開演前から、雰囲気が盛り上がるんだよ。開演前から、館内でニュー・オーダーの
 「ブルー・マンデー」とか、ガーション・キングスレーの”Baroque Hoedown”
 (ディズニーランドの「エレクトリカル・パレード」で使われた曲)とか、シンセを使った曲が
 流れていて、わくわくした。それから、Minimoogのシンセサイザーも展示されていたぞ。
 現時点では単館上映だから、映画を盛り上げたいという思いをひしひしと感じたね。
■ふうん。行ってきたシブヤ・シネマ・ソサエティって、ミニシアターなの。
●多分そうだと思う。渋谷のマークシティ脇の坂を上がったところにあって、
 地下に降りるようになっている。なんとなく、映画を見るのに良い雰囲気だった。
■で、映画のみどころは?
●内容はもちろんいいんだけど、劇中に流れるシンセの電子音がたまらない。
 最初にちょっとアニメーションが挿入されるのだが、そこからBGMに惹きつけられる。
 俺はテクノポップも好きだけれど、シンセサイザーの音がなにより好きなんだということを
 再確認したね。
■なるほど。実は俺、モーグ博士ってあんまりよく知らないんだけれど、どういう人なの?
●それがちょっと意外な感じだった。科学者なんだけれど、神秘的な思想も
 持っているみたいで、基板の電子回路を見ているだけで音楽を感じるとか、
 物理的には知覚できないものが空気中を漂っていて、シンセサイザーで
 それが表現できるとか話していた。あと、農園で野菜を有機栽培する姿も意外だった。
■でも、テクノミュージックと神秘思想って、なんとなくあっているのが分かる。
 アンビエントテクノなんかも、なんとなく両者が一緒になった印象があるよな。
●テクノには、なんというか陶酔して高揚するような雰囲気があるしね。
 俺は世界の終わりを感じさせるようなテクノも、結構好きです。
■非常に漠然とした物言いですが、言わんとすることは分かります。
●あと、ムーグシンセサイザーはライブでこそ聴いて欲しいとか、音楽は
 演奏者と聴衆の相互作用だという話などは、なるほどと思った。
 あとは、ムーグシンセサイザーを使った各種のライブ映像。これがいい。
■あ、それは見たい。
●流れるのがさわりだけだから、もっと見たくなるんだよ。特に、ガーション・キングスレーも
 参加していたというFirst Moog Quartetの演奏風景など、モーグシンセサイザー黎明期の
 演奏風景は、もっと見たかった。
 ということで、70分ってあっという間だったなあ。面白かった。
■俺も行ってみたいなあ。
●行ったらいいんだよ、つむじの横にMIDI端子があってシンセサイザーにつながる彼女と。
■だからいないってば!
●映画「モーグ」は、現在のところ、シブヤ・シネマ・ソサエティで、
 レイトショー(21:20-)のみの上映です。

【参考】
・映画の公式サイト:http://www.nowonmedia.com/MOOG/
 三月末まで、毎週木曜日は、上映前にトークショーが予定されています。
 毎週火曜日には上映前にテルミンの演奏もあります。
 映画の公式サイトでチェックしてみてください。
・シブヤ・シネマ・ソサエティのサイト:http://www.cinema-voice.com/place/scs. html

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