がらくたフリートーク 2004年11月 2004.11.26(金) ほぼ週刊イベント情報11月26日号★いえーい、躁しげるです。 ■はあ、先週は鬱で「鬱み宮土理」だったのが、今週は躁で「躁しげる」なわけですね。 ★あなたは躁たけしですよ。♪ふたりはフーターゴー ■なんですかそのオリジナル曲は。しかし、あまりにノリが悪いのもやりにくいが、 ここまでハイテンションだとやりにくい。 ★じゃあ、イベント情報です。 ■あ、戻った。ちなみに◎はぜひ行ってみたいイベント、○は気になるイベントです。 【もうすぐ終了】 ○工藤強勝「書物の形・色・素材」展 12月3日(金)まで 千代田区神田錦町3-18-3 竹尾 見本帖本店2階(http://www.takeo.co.jp/) http://www.typo.or.jp/news/ ★「工藤強勝氏がデザインした数点の本について、サムネイルスケッチから 原寸指定紙、 DTP出力見本、色校正紙、そして完成本まで、 デザインの生成のプロセスが展示されます。」 ■紹介文そのままですね。ちなみに最寄り駅は地下鉄東西線竹橋駅。 神保町からも歩いて行けるようです。 ★帰りに神保町の古本屋街によるのもいいかもしれませんね。 ◎『パトレイバーの源泉展』 ・名古屋 2004年11月20日(土)〜23日(火・祝) 明治安田生命ホール(愛知県名古屋市中区新栄町1-1 明治安田生命名古屋ビル16F) ・東京 2004年11月26日(金)〜28日(日) 上野 鈴の屋 東京都台東区上野1-20-11 鈴之屋ビル ★げ、気がついたら名古屋は既に終了。東京も今週末で終わりじゃないですか。 ちょちょちょ、ちょっと出かけてきます。 ■待ちなさい。そんなに焦らないで大丈夫ですから。 【まだまだ継続中】 ○流行するポップ・アート 2004年11月6日(土)〜12月26日(日) 開催期間中無休 10:00〜19:00(入館は18:30まで)毎週金・土曜日21:00まで(入館は20:30まで) Bunkamuraザ・ミュージアムにて http://www.bunkamura.co.jp/museum/event/popart/ ★デートにもどうぞ。 ■また適当な。 ★道玄坂も近いし。 ■余計なお世話でしょうが。 ◎日本サッカーミュージアム特別企画「TOYOTA CUP 栄光の歴史」 日時:2004年11月2日〜2005年1月末(予定) 場所:日本サッカーミュージアム B2 ピッチ 企画ゾーン http://www.11plus.jp/plan.html ★「TOYOTA CUP」は、サッカーのヨーロッパと南米のクラブチームのチャンピオンが クラブチーム世界一を決める試合です。 ■今年も東京の国立競技場で行われます。その「TOYOTA CUP」の 歴史を振り返る展示です。 ★これは見たい。 ■俺も。ちなみにJR線・地下鉄丸ノ内線の御茶ノ水駅、 地下鉄千代田線新御茶ノ水駅から歩いて行けます。 ★帰りに神保町の古本屋街によるのもいいかもしれませんね。 ■それ、さっきも言った。 ◎「エノケンと浅草の笑い」展 http://www.taitocity.net/taito/shitamachi/event.html 10月1日(金)〜17年1月30日(日)。 休館は、毎週月曜日(月曜祝日の場合は翌火曜日)。午前9時〜午後4時30分 下町風俗資料館(台東区上野公園2−1)にて ◎大(Oh!)水木しげる展 江戸東京博物館にて 2004年11月6日(土)から2005年1月10日 http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/kikaku/page/2004/1106/200411.html ■もうこのふたつは我々が忘れないためのメモですね。 ★まあ、このコーナー始めた本当の理由はそこですから。 ■言っちゃったよ。 【これから開始】 ◎KIRIN WORLD CHALLENGE キリンチャレンジカップ2004 日本女子代表 対 チャイニーズ・タイペイ女子代表 日時:平成16年12月18日(土) 昼のゲームを予定 会場:東京・西が丘サッカー場(東京都北区西が丘3-15-1) http://www.jfa.or.jp/CGI/top/top.cgi?key=pick&0=2477&lf=lady&yymm= ★お、なでしこジャポン! ■なんでフランス語っぽくなってるんだよ。 ★もう、応援に行っちゃうよ。私はミッドフィルダーの酒井選手のファンなので、 酒井選手が活躍が見たいです。 ■はい、小学生の作文のような意気込みありがとうございました。 ちなみに会場までは、地下鉄三田線の本蓮沼駅から徒歩、またはJRの 赤羽駅からバスとなります。 ★ということで、今週のイベント情報は終了です。 ■これから12月に入ると、また色々なイベントがあると思うので、お楽しみにー。 ★にー。 ■だから思いついたことを適当に言わない。 ★(へっぽこのほっぺたをつまんで)にー。 ■やめなサーイ! 2004.11.24(水) 小さんと花緑の両師匠の落語のテレビを見た。 ●いー、久々に、この間見たテレビの話なんぞをしたいと、こう思っとるわけですが。 ■誰ですかそれは? ●見たのはこれですね。『NHKアーカイブス「柳家小さん・花緑 超時空二人会」・ 柳家小さん「笠碁」』 (11月7日(日)放送、http://www.nhk.or.jp/archives/program/back041107.htm) ■ひょっとして、噺家さんっぽく話て見たの? ●さいでござんす。お、熊さん。 ■めちゃくちゃじゃないかよ。 ●番組の内容は下記の通りです。 ■あ、戻った。なお、今回は人名は敬称略です。 1.リレー落語「狸の札」 2.超時空落語「二人旅」 3.演劇落語「粗忽長屋」 4.対談「あの世からこんにちは 小さん今を語る」 5.柳家小さん「笠碁」 ●今回の見所は、小さんの映像と花緑の実演・映像をつなぎ合わせる というところなんですよ。 ■なるほど。1.は、前半が小さんのビデオ、後半が花緑の実演。だからリレー落語と。 ●そうです。別に花緑が座布団の周りをぐるぐる走り回るわけじゃないですよ。 ■誰もそんなこと想像しないよ。 ●2.は二人組の会話が中心の噺なのだが、それぞれの人物を 小さんのビデオと花緑の実演が担当し、進めていく。 ■あ、それはありそうだけれど、なかなかなくて面白そう。 ●面白かった。少しタイミングが合わない部分もあったが、こういう形式は 初めて見たので新鮮だった。実演でも誰かやったら面白そうだと思った。 演劇や漫才・コントみたいな雰囲気だと思うけれど、実験的で興味深い。 ■そして3.では、ひとつの噺をふたりが演じたビデオを編集したものです。 ●八五郎を小さん、熊公と世話人を花緑が演じる。演者が途中で代わっても、 話の雰囲気に統一感があるのは、小さんの芸を花緑が受け継いでいることの 証拠だと思う。 ■お、なんかもっともらしい。でもよく考えたら当たり前のような話だ。 ●俺も自分で言っていてそう思った。 ■そして4.は、花緑の質問に小さんが答えるというインタビュー形式。 小さんの台詞は過去の発言を編集したものです。 ●しかし、花緑作の脚本がうまくできていて、本当に対談しているようだった。 「最近は天国でなにをしていますか?」、「剣道」、 「ほお、どんな方と対戦しているんですか」、「座頭市」なんて、 なんとも言えないおかしみがあったなあ。 ■そして5.は、1992年、小さん77歳の時のNHK「日本の話芸」の再放送。 囲碁の勝負をめぐってけんかをする旦那の噺だが、やっぱり なんともいえない面白さがあります。 ●それから、花緑の話で印象に残ったのは、これから自分が 噺家として成長するにしたがって、小さんの映像がライバルになってくる、 比較されていくのが怖いという言葉。 ■特に、自分が歳をとるにつれて、同じ歳の「○○歳の小さん」の映像が増えてくると 怖いと言うのは、「そうだろうなあ」と思いましたね。 ●こういう落語関連や、漫才関連の番組も、どんどんNHKアーカイブスで 放送してほしいですね。色々面白そうな映像が残っていそうだからね。 あ、最後にひとつだけ気になったことが。 ■なんでしょう? ●司会の方が、「小さん師匠」、「花緑さん」という呼び方をしていたんだけれど、 やっぱり「小さんさん」だといいにくかったのだろうか。 ■わざわざなにを付け加えるかと思ったら、そんなことかよ。 2004.11.19(金) 週刊イベント情報11月19日号 ★だるい。 ■いきなりそんな始まり方ですか。ほら、もっとテンション上げて! ★どうも! 鬱み宮土理です。 ■それ、うつみ宮土理さんとかけているの?。 ★そうです。だからあなたはキンキンこと愛川欽也さんです。 ■いや、俺はへっぽこだし、君は木の葉萌美だし。 ★「おまっとさーん」と言いなさい。 ■イベント情報です。おまっとさーん! ★いい年して恥ずかしくないんですか? ■俺はどうすりゃいいんだよ。 【もうすぐ終了】 ○「NINTENDO WORLD Touch! DS」 http://www.nintendo.co.jp/n10/nwt/ 任天堂の新しい携帯用ゲーム機「ニンテンドーDS(12/2発売)」で 実際に遊ぶことができるイベント。全国で開催。 ■残すは11月23日(火・祝)札幌・アクセスサッポロ 大展示場、 11月28日(日) 福岡・西日本総合展示場 新館A・B、いずれも9:00〜16:00です。 ★そしてニンテンドーDSのライバルといえばはこちら。 ○PSP実物設置広告 http://www.playstation.jp/psp/ad_041115.html ■東京・大阪・名古屋の主要駅構内で展示されています。 現物が置かれて、ゲームの映像が流されているとのこと。 ★持って行かれちゃうんじゃないの? ■そういう君のような人に備えて、警備員さんが立っています。 ★さすがソニーはお金の使い方がま……ふごふご。 ■(口を押さえて)それ以上は言わなくていいです。なお、ほとんどが 21日(月)までの展示なので、興味がある方はお早めに。 【まだまだ継続中】 ○流行するポップ・アート http://www.bunkamura.co.jp/museum/event/popart/ 2004年11月6日(土)〜12月26日(日) 開催期間中無休 10:00〜19:00(入館は18:30まで)毎週金・土曜日21:00まで(入館は20:30まで) Bunkamuraザ・ミュージアムにて ■燃朗は先日行ってきたそうです。感想は11月16日のブログで。 ★しかし、なぜ行ったのか謎ですね。 ■俺もそう思う。ポップ・アートのポの字も似合わないような男なのに。 ★ぽっ。 ■思いついたことを適当に言わないように。 ◎「エノケンと浅草の笑い」展 http://www.taitocity.net/taito/shitamachi/event.html 10月1日(金)〜17年1月30日(日)。 休館は、毎週月曜日(月曜祝日の場合は翌火曜日)。午前9時〜午後4時30分 下町風俗資料館(台東区上野公園2−1)にて ◎大(Oh!)水木しげる展 江戸東京博物館にて 2004年11月6日(土)から2005年1月10日 http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/kikaku/page/2004/1106/200411.html ■どっちも年内には行きたいな、と。 ★まあ、毎週紹介していれば忘れないのではないでしょうか。 【これから開始】 ◎『パトレイバーの源泉展』 ・名古屋 2004年11月20日(土)〜23日(火・祝) 明治安田生命ホール(愛知県名古屋市中区新栄町1-1 明治安田生命名古屋ビル16F) ・東京 2004年11月26日(金)〜28日(日) 上野 鈴の屋 東京都台東区上野1-20-11 鈴之屋ビル ■初期OVAから劇場版までの設定画や原画を展示するようです。 ゆうきまさみ、高田明美、出渕裕、田島照久の諸氏の作品を出展するとのこと。 ★あたしはゆうきまさみの漫画というと、『究極超人あ〜る』の方が好きなんですが、 展覧会になるとやっぱり『パトレイバー』になりますよね。 でも、『あ〜る』の展覧会で自転車や電気釜が展示されたら、それはそれで面白そう。 ■それ、どっちかというとポップ・アートに近い。 ★というわけで、今週のイベント情報はこんなところで。 ■最後まで中途半端なテンションの二人がお送りしました。 ★あ、そういえば! ■え、なに? ★あー、時間がない。面白い話があったのに残念。 ■どうせなにもないのだろうが。 ★えへへ、ばれたか。 2004.11.12(金) 週刊イベント情報 11月12日号 ■えー、先週はイベント情報をさぼってしまいましたが。 ●例によって反応はありませんでした。これは、 我々がやる気を持続できずに終わるコーナーの典型的な雰囲気になっているね。 ■そういうことを言うな。もしこのイベント情報が楽しみな人は、 我々のやる気を高めるためにぜひ掲示板に書き込みを。 【もうすぐ終了】 ◎新世紀書店 仮店舗営業中 http://www.super-jp.com/shinseiki/ 11月5日〜17日、渋谷パルコPart1地下のロゴスギャラリー。 架空の書店のアイデアを展示し、同時に古本などの販売も行うイベント。 ●行ってきました。感想は俺のブログをどうぞ。会期中にもう一回くらい行きたいなあ。 ■会場はそれほど広くないのですが、書店についてたくさんのアイデアが詰まっています。 ○秋の 「東京メトロ沿線ウォーキング」 11月13日(土) 〜麻布十番・芝公園・カレッタ汐留・六本木ヒルズ〜 http://www.tokyometro.jp/news/2004/2004-16.html 東京メトロの沿線を各自のペースで歩くイベント。 ■行くの? ●うーん、一応この日は仕事休みなんだけれど、どうしようかなあ。疲れそうだなあ。 ■それ、興味がどうこう以前の話じゃないのか? 【まだまだ継続中】 ○佐藤可士和展 BEYOND http://www.dnp.co.jp/gallery/ggg/index.html 11月27日(土)まで、ギンザ・グラフィック・ギャラリーにて。 佐藤氏はキリンの「極生」・「体質水」、六本木の 「TSUTAYA TOKYO ROPPONGI」などを手がけたアートディレクター。 ■またアート好きを気取って。 ●まあね。(小さな声で)ところでこの人の名前なんて読むの? ■知らんのか! 「さとう・かしわ」さんです。 ○「NINTENDO WORLD Touch! DS」 http://www.nintendo.co.jp/n10/nwt/ 任天堂の新しい携帯用ゲーム機「ニンテンドーDS(12/2発売)」で 実際に遊ぶことができるイベント。全国で開催。 ■今後の会場は、11月13日(土)・14日(日)東京・ビッグサイト 東4ホール、 11月23日(火・祝)札幌・アクセスサッポロ 大展示場、 11月28日(日) 福岡・西日本総合展示場 新館A・B、いずれも9:00〜16:00です。 ●俺、福岡に行ってくる。 ■おまえは東京会場に行け。 ◎映画『お父さんのバックドロップ』 http://www.cqn.co.jp/backdrop/backdrop.html 10月9日より公開。原作は中島らも。監督:李闘志男、主演:宇梶剛士。 ●見てきたよ。感想は俺のブログに書きました。 ■泣いたか? ●泣いたね。なんたって最後にさあ……。 ■えー、それ以上最後のいいところは言わないでクダサーイ。 ●じゃあ映画の悪いところを言おう。…うーん、ない! ■なんだその狙い済ましたようなギャグは。 ○南洋一郎と挿し絵画家展 鈴木御水・椛島勝一・梁川剛一の挿し絵を中心に 〜密林冒険小説から怪盗ルパン全集まで〜 http://www.yayoi-yumeji-museum.jp/ 文京区弥生2−4−3・弥生美術館にて、12月25日まで ■ちなみに弥生美術館の隣には竹久夢二記念館があります。こちらでは 「生誕百二十周年記念 竹久夢二展 vol.5 竹久夢二名作選」を開催中。 ●興味のある方はどうぞ。 ■素っ気ねえなあ。 ◎「エノケンと浅草の笑い」展 http://www.taitocity.net/taito/shitamachi/event.html 10月1日(金)〜17年1月30日(日)。 休館は、毎週月曜日(月曜祝日の場合は翌火曜日)。午前9時〜午後4時30分 下町風俗資料館(台東区上野公園2−1)にて 入館料:一般300円、小中高生100円 ●いつでも行けると思うと、なかなかタイミングが難しいね。 ■でも、これは機会を見つけて行きましょう。 ◎大(Oh!)水木しげる展 江戸東京博物館にて 2004年11月6日(土)から2005年1月10日 http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/kikaku/page/2004/1106/200411.html ●これも、まだまだ時間はありますが、忘れずに行きたいですね。 ■「水木しげる人生絵巻」という「氏の人生すべてを盛り込んで特別に描き下ろした 10メートルにも及ぶ大作」(公式サイト紹介分)も展示されているようです。 【これから開始】 ○『パトレイバーの源泉展』 ・名古屋 2004年11月20日(土)〜23日(火・祝) 明治安田生命ホール(愛知県名古屋市中区新栄町1-1 明治安田生命名古屋ビル16F) ・東京 2004年11月26日(金)〜28日(日) 上野 鈴の屋 東京都台東区上野1-20-11 鈴之屋ビル ●「機動警察パトレイバー」、懐かしいなあ。大学生くらいの頃、マンガを全巻読んだよ。 ■この源泉展は、初期OVAから劇場版までの設定画や原画を展示するようです。 ゆうきまさみ、高田明美、出渕裕、田島照久の諸氏の作品を出展するとのこと。 ●俺は名古屋会場に…。 ■だから東京に行け! 上野は近いんだし。 ●よし、エノケン展とハシゴだ。 ■好きにしたまえ。 ●ということでお送りした5時間30分。 ■そんなにしゃべってねえよ。まあ、これらの情報が少しでもみなさんのお役に立てば、 我々としては本望です。 ●本望猛。 ■それ、本郷猛な。変身前の仮面ライダー1号です。 ●それでは、また来週! ■こんな終わり方かよ。 2004.11.3(水) 漫才「愉快なサラリーマン」の巻 ●ぼく、こう見えても勤め人やねん。 ■はあ。 ●なんやったか、あの、なべリーマンちゅうやつや。 ■えー、今日はそのいとし・こいし師匠の漫才風にお送りするわけね。 ●そうやで。なべリーマンやなかったか。えーと、かまリーマン。 ■読んでる皆さんには悪いけど、こうなると少し長うなるで。ちょっと待ったってや。 ●えー、(指を折って)なべ、かま、はし、茶わん、さら。あー、ぼく、サラリーマンやねん。 ■サラリーマンか。えらい時間かかったなあ。 ●でも、普通のサラリーマンとは時間がちょっとずつずれてるかもしれん。 ■どういうことや? ●会社に行く電車も、普通よりちょっと遅いし、昼ごはんに行くのもちょっと遅い。 ■さよか。 ●昼ごはんは1時から2時ごろやからね。よく行く食堂、いつ行っても空いてんねん。 「この店、大丈夫かいな」思ってたら、この間12時ごろにいったらえらい混んでたわ。 あれやったら安心やわ。 ■なにを心配しとんねん。しかしあれやね、そういうのオフピーク言うんやね。 ●な、なんて? ■オフピーク。 ●なにがやねん。 ■なにがて、電車も食堂も、ようけ混んどるのがピークや。その時間をはずれたら オフピークや。ぎょうさん人が集まらんちゅうことやね。 ●ははー。きみなかなかむつかしい言葉知っとるなあ。インテリゲンチャや。 ■別にそんなんインテリゲンチャやあらへんで。 ●オフピークか。 ■オフピークや。せやから楽やろ。 ●楽やけど、大変なこともある。 ■なんやねん。 ●ぼくらの漫才もオフピークやねん。 ■どういうことやねん、漫才がオフピークて。 ●しゃべってても、ようけ人が集まらん。漫才のオフピークや。 ■そらあかんがな。 ●せやから給料もオフピークやねん。 ■しょうもな。もうええわ。 |