がらくたフリートーク

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2003年11月
11月22日(土) 輝く汗は美しい! の巻
女子バレーのワールドカップ、あたしは結構夢中になって見たわけですが、偶然とはいえ 色々な意味でドラマチックだったと思います。今回はこの盛り上がりを分析してみようと思い ます」
「また、大それたことを」
「でも、へっぽこさんも見ていたでしょ」
「ええ。応援しながら見ていて、力が入りましたけれどね。じゃあ、とにかくしゃべってみな よ、とりあえず」
「まず、バレーボールという競技の一般性がありますよね。ルールも理解しやすいし、学 生時代に男女とも一度は経験したことがあるでしょう。体育の授業で、必ずと言っていいほ どやりますからね。そのあたりが、野球やサッカーに比べて、熱心なファンでない人もなんと なく見て、引き込まれてしまう原因ではないでしょうか」
「そうかもしれないなあ」
「また、チームの選手構成もドラマを感じさせるものになっていました
「そうなの
「ええ。アトランタオリンピックに出場したキャプテンの吉原選手。シドニーオリンピックの予 選で敗れた竹下・杉山・高橋選手。新世代の栗原・大山・木村選手と、見る人それぞれが 思い入れを強く持てる個性を持った選手がいるわけですよ。それから、出場予定だった鈴 木洋美選手が怪我のためメンバーから外れて、それでもベンチに入っていた、なんていうエ ピソードもあるわけです」
「にわかファンのわりに詳しいね」
「そりゃあ毎日のようにテレビみてましたから」
「ああ、その毎日のようにテレビで放送していたことは、やっぱり影響が大きいよね。特に独 占中継をしているフジテレビ系列では、ニュースなどでも大々的に取り上げていたわけだ し」
「まあ、たしかに選手のエピソードを紹介して盛り上げる方法は、最近のスポーツではよくあ りますよね。しかし、本当に盛り上がった理由は、やっぱり試合ですよ、試合のよさ。 てそうな相手にはしっかり勝つ。勝てそうにない相手にも何試合かは勝った。そうして最終 戦までオリンピック出場の可能性を残す成績というのが、狙ったってできない一番の盛り上 がりにつながったわけですよ」
「ちなみに、試合の結果は下のような内容です。『3-0』などとあるのは、勝ったセットの数で す」
東京:国立代々木体育館
 11月1日 日本 3-0 アルゼンチン/11月2日 日本 3-0 エジプト/ 11月3日 日本 3-2 韓
名古屋:名古屋レインボーホール
 11月5日 日本 1-3 イタリア/11月6日 日本 0-3 アメリカ
北海道:北海道立総合体育センター
 11月8日 日本 3-0トルコ/11月9日 日本 3-1ドミニカ/11月10日 日本 3-2 ポーランド
大阪:なみはやドーム
 11月13日 日本 0-3 ブラジル/11月14日 日本 3-2 キューバ/11月15日 日本 0-3 中国
「特に北海道での3連勝と、あとがないキューバ戦での勝利は、すごかったですよ。特にキュ ーバって、『強い』というイメージがあるから、第5セットまでもつれて勝って、最終戦にオリン ピック出場への望みをつなぐなんて、ドラマですよ。でも、最後の中国は強すぎた。イタリア やアメリカ相手なら決まっていたようなスパイクも、ことごとく止められてましたからね」
「ということで、日本は5位となり、残念ながらワールドカップでのオリンピック出場権獲得は 逃しました。でも、まだチャンスがあります。来年、アジア予選を兼ねて行われる世界 最終予選で4位以内に入れば、出場できます
「また来年、応援しましょう。それから、ワールドカップバレーは現在男子が行われています ので、これも見たいと思います」
「ということでえらくまともなスポーツの話。お送りしたのはへっぽこと」
「木の葉萌美でした」

11/14(木) またまた、映画の話 の巻
「個人的に楽しみな映画といえば、実写版ルパン三世ですね」
「ルパン三世を目黒祐樹が、次元大介は田中邦衛、銭形警部は伊東四朗が演じるのか な?」
「それは日本でつくられた実写版の『ルパン三世 念力珍作戦』(1974年,東宝・国際放映) のキャスティングだろうが」
「実は、今日の本題はルパン三世ではありません」
「じゃあ話を振るな!」
「この冬の燃朗の注目映画を紹介します」
「また中途半端にマイナーな映画ですか?」
「なにを言うか! えー、一部では原作:みうらじゅん、脚本:宮藤官九郎、監督:田口トモロ ヲというなかなかすごいスタッフの『アイデン&ティティ』が話題です。たしかに俺もちょっと見 たい」
「『アイデン&ティティ』は、舞台は1980年代、主人公はロックバンドをやっていた若者たちと いう青春映画です。俺も興味が惹かれるなあ」
「おまえも昔バンドやってたからなあ。名前はたしか『モダン・タイムス・オーケストラ』だっ け?」
「えー、俺はバンドはおろか音楽は聴く方専門だからね。それから、『モダン・タイムス・オー ケストラ』というのは、元電気グルーヴのまりんこと砂原良徳氏がアマチュア時代にやって いたバンドですね。これ、何人の人がわかるんだ?」
「しかし、ロックもいいけど俺はやっぱりテクノ。ということで、ケラリーノ・サンドロヴィッチ監 督作の『1980』も見に行きたい」
「これは、タイトルどおり1980年の東京を舞台にした映画。生徒・教育実習生・教師として同 じ学校で過ごすことになった3姉妹を主人公とし、当時の雰囲気が描かれた青春映画です」
「ということで、この冬も楽しみな映画がいっぱいです。ちなみに、全国一斉ロードショーのよ うな映画にどんなのがあるのかはわかりませんので、そのあたりは皆さん自身で調べてくだ さい」
「まあ、我々は我々に似合う映画を見ようということです」

11月1日(土) 燃朗の名盤・珍盤・ミニスカパンの巻
ミニスカパンって、三浦理恵子・来栖あつこ・上良早紀が2001年に結成した企画物の音楽 ユニットですね」
「そんな注釈が必要なタイトルをつけるな!」
「つけたのはおまえだ! そもそも、この企画の正式タイトルは『名盤・珍盤・バンバンバ ン』だからね」
「(無視して)さあ、今日紹介するのは、『1+1 ISHIDATE+NAGOYA Feat dj takawo』 KAERUCAFE,KACA1093)です」
「えー、絶対ジャケット写真で選んだだろう、これ」
「めっそうもない、その通りです」
「どっちなんだよ!」
「白状しますと、どんな音楽かは知らずに買いました。ちなみに、インディーズ盤なのでどこ CDショップにもあるわけではないと思います。ご注意を」
「カエルカフェは、サンプリング用のCDを中心に出しているレーベルのようです。詳しくは webサイトをご覧ください」
「それで、このCDはディスコサウンドにあわせてサンプリングされた石立鉄男、故・名古屋 章の両氏の声が発せられるという、非常にかっこいい内容です」
「たしかに、これはクセになるかもしれない」
「ばっかも〜ん」
「えー、今燃朗が名古屋章さんの真似をしましたが、誰もわからんですな。ちなみに名古屋 さんの『ばっかも〜ん』もこのCDで聞くことができます。しかし、今となっては貴重じゃない か、これは」
「そうかもしれない。更に、両氏が競演したwebドラマ『1+1』も、東芝のサイトから無料で見 ることができます」
「また、ふたりの声をもっと堪能したい方には、名古屋氏石立氏の声を収録したCDもカエ ルカフェから出ていますのでどうぞ」
「いやあ、久々に有益な情報を読む人に提供できたね」
「自分で言うな!」
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