がらくたフリートーク

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2002年11月
11月28日(木) 定番過ぎるぞ! こんな話 の巻
「ええと、紅白歌合戦の出場者が決まりましたが」
「俺の注目はジョン健ヌッツォさんです」
「言うと思った。ちなみにこの方はオペラ歌手です。しかし、中島みゆきが初出場っていうの はちょっと意外だったね」
「(田口トモロヲ風に)中島には、たくさんのヒット曲が、あった。しかし、紅白歌合戦には、な かなか呼ばれ、なかった。中島は悔しくて、年賀状のCMに、出たりも、した
「田口トモロヲさんは、NHK『プロジェクトX』のナレーターです。中島みゆきさんは、同番組の オープニングテーマ『地上の星』・エンディングテーマ『ヘッドライト・テールライト』を歌ってい ます。また、1993年から年賀ハガキのCMにも出演されていますね。しかし、長い説明を要 するギャグはやめてクダサーイ
「しかし、初出場歌手について語るだけでもかなりのネタが拾えるな。お、お前が好きな島 谷ひとみも出るぞ」
「俺はいつの間に島谷ひとみファンになったんだよ」
「たぶん『亜麻色の髪の乙女』を歌うんだろうね。ひょっとしてかつてこの歌を歌ったヴィレッ ジ・シンガーズと紅白で競演するかもな」
「ああ、それはあるかもな」
「間違えて偽者を呼んじゃったりして」
「あったねえ、そんな事件」
「まあ。俺は大晦日も仕事なので、見ませんけどね、紅白歌合戦なんか」
「だったら最初に言えよ!」

11月21日(水) 燃朗の脱力日記 の巻
「もう、恥も外聞もへったくれもないのよッ!」
「なんだ、そのおすぎが言いそうなフレーズは?」
「えー、ネタがないので、極めて普通の日記を書きます」
「またもや埋め草ですね」
「埋め草克秀。誰かが反応してくれるまで言い続けるよ、これ」
「いいよ、迷惑だよ」
「では、日記をどうぞ」
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 色々あって、仕事が終わるのが遅かったので、久々に夕飯は外食で済ますことにする。最 近頑張って自炊しているが、今日は家に帰ってつくる気力がなかった。ということでラーメン を食べて帰る。しかし、この頃食べていなかったとんこつラーメンだったので、ちょっと気分が 悪くなる。
 帰りに、家の最寄り駅のちょっと前で途中下車。駅前の古本屋に寄り道。いわゆる新古本 屋なのだが、小さい店なので全体を一回りしても疲れないし、たまに「おっ」と思うような本が 置いてあることもあるので、わりと好きな店だ。夜遅く(11時過ぎくらい)までやっているのもい いね。
 今日も5冊購入。星新一『きまぐれ博物誌・続』(1976,角川文庫)アンソロジー『人生読本  ダンディズム』(1980,河出書新社)雑誌『ur 特集ハイパーアート』(1990,ペヨトル工房) 別冊宝島18『現代思想のキーワード』(1990,JICC出版局)いしいひさいち『いしいひさいち の経済外論【ハイパー・エディション】』(1995,朝日文庫)。いずれも、人によっては「へえ」と 思うような値段であった。
 その後、再度電車に乗って今度は家に一番近い駅で下車。途中コンビニエンスストアに 寄り、雑誌『TVBros.』(東京ニュース通信社)と牛乳を買う。家で牛乳飲みつつ、テレビを見 ながらパソコンでメールをチェックしたりホームページを見たり。1日パソコンを開かなかった だけで新着メールが20通くらい。まあ、全部自分で頼んでいる無料のメールマガジンです が。掲示板に、吉祥寺とオンラインで店舗を構えるたご舎さんから、俺のページにリンクをし て頂いたとの連絡。恐縮しつつも嬉しい。
 その後だらだらと、サッカーの日本代表×アルゼンチン代表戦の結果など見る。テレビに 偶然映った小池栄子を見て、なんともいえず嫌な気分になる。生理的に受け付けないとはこ ういうことか。『TVBros.』をぱらぱらとめくっていて、市川実日子と市川実和子がごっちゃにな っていた自分に気付く。で、どっちが好きかと言われれば、俺は実和子派。
 などどやっていたら、結構いい時刻になってしまった。明日は健康診断だし、もう寝よう。
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「えー、おちもなく終わりです」
「本当に脱力しているな」


11月19日(火) 昔のネタ、お蔵出し! の巻
「へっぽこです」
「やあやあ。俺、木の葉燃朗」
「今日はなんの話だ?」
「実は、昔書いた漫才というか、コントというか、そんなものが出てきてさあ。ちょっと俺たち でそのネタをやってみないか」
「はあ。つまりは昔のネタを埋め草にするってわけだ
「埋め草克秀」
「えー。それは少年隊の植草克秀さんですね。いいから本題に入れよ」
「では、参りましょう。燃朗21歳の頃に書いたものです。ちょっとアレンジはしていますが、 ほぼ当時の文章のままです」
――――――――――
「『つのだ☆ひろ』って、いますよね」
「いますね」
「知ってますか? 『つのだひろ』ですよ」
「いいよ。なんでそんなにでかいんだよ!」
               ☆
「実は昔は、『つのだ☆☆☆ひろ』だったんですよ」
              ☆☆
「なんでそんなにいるんだよ! 」
「初めはグループだったのに、いつの間にかソロになっちゃった、みたいな。このうちひとつ は、実は『涙がキラリ☆』の『☆』なんですよ」
「再デビューだ」
「遠峯ありさが華原朋美になったようなもんですね」
「わかんねーよ、ほとんどの人には!」
「まあこの『☆』の中にも、故郷に帰って実家の喫茶店を継いでいるようなのもいるわけです よ。『実はうちの娘は昔☆やってたんだよ』、『へえー、じゃあアイドルだあ』、『いやだ、昔の 話よう』なんてね」
「どんな風景なんだよ、その小芝居は!」
「まあ、でも『☆』でよかったですね。『つのだ◎ひろ』だと目が回っちゃう。『つのだ?ひろ』だ と、本物かどうか迷っちゃう」
「いいよ、そんなのどうでも」
「我々も名前に色々な記号をつけてみよう。『♪がらくた探偵団〜』とかさ」
「ミュージカルになっちゃったよ」
「竃リの葉燃朗 汲ヨっぽこ」
「会社組織かよ! 法人格だよ」
「○ヘッポコ ▲コノハモエロー」
「競馬新聞になっちゃったよ!」
――――――――――
「というようなものなのだが、いかがかね」
「ええとね。お前が学生時代にやっていたことを知るにつれ、いつも思うのだが、おまえ世 紀末の日本でなにをやっていたんだよ。あと、これは爆笑問題の影響が色濃いなあ」
「それは認めるところだな。あ、ちなみに、最後の方は、木の葉燃朗やへっぽこに変えてあ ります。オリジナル版は別の固有名詞でした。しかし、『涙がキラリ☆』や『華原朋美』は時 代を感じるなあ」
「ちなみに『涙がキラリ☆』はSpitz(スピッツ)1995年のヒット曲。華原朋美さんが遠峯ありさ の芸名でグラビアアイドルをやっていたのも本当の話です」
「へっぽこは遠峯ありさ時代のグラビア写真が載った雑誌を持ってます」
「余計な情報はいいよ! しかし、こういうネタの公開って読む人に喜んでもらえるのだろ うか」
「そんなことどうでもいいよ」
「暴言吐くな!」


11月15日(金) 渋谷古本日記 予告編
「渋谷に行ってきたよ」
「おまえには本当に似合わない街だよな」
「なにを言うか。まあ、古本を買いに行ったんだけどね」
「結局それか。で、どこに行ったんだ?」
「パルコPart1で行われている「オンライン古書店顔見せ興業」を見て、それから渋谷古 書センターへ行ってきたよ。また古本日記を掲載する予定だけどね。まずは速報まで」
「パルコPart1というと、パルコブックセンターと洋書のロゴスがある建物か」
「そうそう。それらの本屋があるのと同じ地下一階にあるロゴスギャラリーが会場。ここに、 インターネットで販売を行っている8軒の古本屋が合同で出展しています」
「雰囲気はどんな感じだった?」
「いわゆる古本屋とも、最近よくある新古本屋とも違う独自の雰囲気だった。渋谷という場 所柄もあって、お洒落な雰囲気が漂っていたよ。洋書や、絵本・写真集などのビジュアル本 が多いのも、その理由のひとつかな。各古本屋の取扱商品も特徴があって、棚を眺めるだ けでも面白かったなあ」
「でも、お前が好きなジャンルとは少しずれるんじゃないか」
「洋書やビジュアル系の本はそうだね。でも、見ているだけでもなかなか面白かった。それ に、各店の棚には活字本も並んでいるので、本好きなら行ってみて損はないのでは。ちな みに、ここでの燃朗の購入本は下記のとおりです」
・雑誌『東京人 特集 ふるほんの宇宙』(1996年,都市出版)
・唐沢なおき『唐沢なおきのうらごし劇場』(2001年,メディアワークス)
・『FIFAワールドカップUSA94 アジア地区第1次予選グループF パンフレット』
「で、渋谷古書センターの方は?」
「ここは渋谷に来て時間があるときはだいたい寄るんだけどね。詳しくは古本日記で書こ う。とりあえず購入した本を紹介」
・オカシ屋ケン太『おやつストーリー』(1991年,講談社)
・ゆうきまさみ『マジカルルシィ』(1987年,ラポート)
・『マスコミによく出る 短縮語・略語解読辞典』(1992年,創拓社)
「『オンライン古書店顔見せ興業』は11月26日までですので、興味のある方はお早めにどう ぞ」


11月10日(日) それだけかよ! の巻
「どうも。ひさびさに登場、もえみんこと木の葉萌美です」
「あ、雰囲気が違う。ちなみに俺はへっぽこです」
「このフォントは、『みかちゃん』といいます。すべて手書きでつくられたという すごいフォントなのです」
「ふうん。たしかにすごいな。ひらがな・カタカナだけじゃなくて、ほとんどの漢字まで表示で きるじゃないか。オリジナルフォントって、表示されない文字も多いのに」
「そうです。薔薇(ばら)醤油(しょうゆ)麒麟児(きりんじ)魑魅魍 魎(ちみもうりょう)も、すべて表示されるのです」
「まあ、それはわかったけど、今日はどうしたのさ」
「ユニクロのタートルネックのセーターのCMって、なんとなくタモリ倶楽部のオ ープニングを連想させませんか」
「・・・。どこが」
「えええ!? 音楽とか、ちょっとお色気があるところとか、なんとなく似た雰囲気 がありますよ」
「これはもう、実物を見てもらうしかないな。ユニクロのCMは、ユニクロのトップページ らリンクがありますので見てください。タモリ倶楽部は実際にテレビを見てもらうしかないか な」
「『似てる』と思った人は、私と同じで物事に対する感覚が研ぎ澄まされた人 ですね」
「またそういういいかげんなことを言わないの」


11月3日(日) 速報! 神田古本祭りレポート(序章)
「燃朗です。今日は神田神保町で行われている『第43回神田神保町古本まつり』に行っ てきましたよ。同時開催の『第12回神保町ブックフェスティバル』も歩いてきました」
「しかし、そのレポートを古本日記ではなくなぜここに?」
「レポートを書くには時間がかかるが、明日までの開催なのでぜひ今日中に速報だけでも 紹介したいと思ったわけだ」
「なるほど。じゃあ俺は黙っているから好きなだけしゃべってくれ。あ、ちなみに俺、へっぽこ です」
「まあ、古本まつり、もっと言えば神保町に行ったことがあるかないかで伝える内容は変わ るのだが。まず昨年以前に行ったことのある方へ。今年は、すずらん通りのブックフェス ティバル(各出版社の特価本の販売)や、青空掘り出し市(三省堂・神保町交差点そば)だ けでなく、靖国通り南側の各古書店の前にもワゴンが出ています。切れ間なく特価棚・均一 棚が並んでいます。これは今年からの試みですが、神保町以外の古本屋の出店もあるよう でなかなか賑わいを感じさせます。また、俺はここで結構本を見つけました」
「本当に知っている人用の情報だな」
「そして、興味はあるけれど神保町に行ったことがない人は、この機会にぜひ行ってみ てください。店の人も、お客さんも、普段に輪をかけて活気があります。靖国通り、すずらん 通りの2本の通りをぶらぶら歩くだけでも、本好きの人ならわくわくすると思います。詳細は 古本まつり公式ページでチェックして見てください」
「ちなみに神保町への最寄り駅は都営地下鉄新宿線・三田線・半蔵門線の神保町JR だと総武線・中央線の御茶ノ水駅から徒歩10分くらいで到着します。JR神田駅からは 相当遠いので間違えないようにご注意!」
「最後に、俺が本日神保町で購入した本の一覧を掲載して速報の締めとしよう」
●2002.11.3 燃朗購入本リスト(神田神保町にて)
山田俊雄『ことばの履歴』(1991,岩波新書赤版)
爆笑問題『爆笑問題のザ・コラム』(2001,講談社)
安田均『安田均のFANTASY GAME FILE』(1996,冨士見書房)
磯田和一『東京[23区]でてくちぶ』(1994,東京創元社)
井出薫写真集『17才/セブンティーン』(1994,コンパス)
渡辺紳一郎『西洋語源物語』(1974,旺文社文庫)
石ノ森章太郎『墨汁一滴』(2000,H2O)
手塚治虫『手塚治虫ランド』(1977,大和書房)
『スポーツ20世紀E サッカー 名勝負の記録』(2000,ベースボールマガジン社)
『スポーツ20世紀@ サッカー 英雄たちの世紀』(2000,ベースボールマガジン社)
富田勝『だんぜんタブチくん!』(1983,二見書房)
山下武『大正テレビ寄席の芸人たち』(2001,東京堂出版)
ナポレオンズ『超カンタンおもしろマジック』(1997,日本文芸社)
『日本特撮・幻想映画全集』(1997,勁文社)
横田順彌『ヨコジュンのわんだあブック』(1985,角川文庫)
横田順彌『メビウスの8つの謎』(1993,廣済堂文庫)
荒俣宏『開化異国助っ人奮戦記』(1991,小学館)
南伸坊『5年1昔』(1990,小学館)
小出義雄『君ならできる』(2000,幻冬舎)
「もしもおまえに嫁さんがいたら、絶対に怒られてるな。『こんなに本を買ってきて!』とかな んとか言われちゃって」


11月2日(土) 久々に、面白ニュース紹介 の巻
「へっぽこです」
「燃朗です。面白いニュースを見つけたので、とりあえず紹介」

「夜だけ出現」のトイレお目見え=苦肉の小便対策−ロンドン(時事通信社)
 【ロンドン1日時事】夜になると歩道の下から公衆トイレが出現−。英国の首都ロンドンの繁 華街 では、深夜にあたり構わず立ち小便をする酔客が後を絶たず、苦慮したウェストミンス ター区は1日、新しいトイレの実用化にこぎつけた。人通りの多い昼間は地面の下に埋まっ ているため邪魔にならず、その上、景観も損なわないのが「ミソ」。
 この公衆トイレは高さ2メートル、直径1メートルのステンレスの円柱形。周囲に男性用の小 便器が3つ付いている。オランダ製で、1基当たりの価格は1万7000ポンド(約330万円)。 毎晩午後7時になると地表に出現。午前6時には再び地中に収まり、路面にはマンホール のふたのような天井だけが残る。
http://news.www.infoseek.co.jp/Content?arn=jiji_inter_021102X70602-11-02T06%3A02%3A00&ud9=-7&sec=inter&sv=SN&svx= 300504&pg=article.html

「SFだね」
「おまえ思いつきで適当なことを言うなよ」
「しかし、夕方になると、いきなりトイレがせり上がって来るんだぞ。で、早朝になるとまた地 面に沈んでいくんだ。トイレが沈む瞬間にちょうど用を足していたら、どうなるんだろう。 徐々にしゃがみながら最後まで用を足そうとしたりして」
「それじゃ昔のコメディ映画だろう」
「しかし、大の方じゃなくてよかったな。用を足している最中にトイレが地面に沈んだら、出 れらないからね」
「まあ、そうだけど。そんな危険な施設はつくらねえだろう」
「せっかく出すもの出したのに、自分が出られなくなっちゃった」
「いいよ! そんなオチいらないよ!」
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