がらくたフリートーク

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2002年5月
5月29日(水) お笑いを語る 後編 の巻
「で、昨日の続きの話ですが、結局いまお気に入りの芸人って誰なのよ?」
「うーん。それについて語る前に、まず今回は若手のお笑い芸人に限定しよう。でないと話 が際限なくなるんで」
「なるほど。そりゃそうだ」
「それから、範囲は『テレビでネタを披露する芸人』としよう。あと、これは今の時点の評価で あって、ずっとそうとは限らない。それと…」
「ええい、くどくど述べずにさっさと語れい!」
「わかったよ。今気になるのはアメリカザリガニ・アンジャッシュ・アンタッチャブル・いつ もここから・イヌがニャーと泣いた日・おぎやはぎ・COWCOW・号泣・陣内智則・スマ イリーキクチ・底抜けAIR−LINE・ダイノジ・テツandトモ・中川家・パックンマックン・ バナナマン・はなわ・パペットマペット・ハリガネロック・プラスドライバー・ペナルティ・ 北陽・マギー審司・ますだおかだ・ユリオカ超特Q・ラーメンズ・ルート33……」
「なんか、2002年注目の若手芸人名鑑みたいになってるぞ。しかも律儀に50音順 だよな」
「いやあ、これだけに絞るのも難しかったんだけどね。ここからさらに絞るとすると、注目は 漫才一本のハリガネロック・ますだおかだ。それからコントも漫才も演じるアメリカザリガニ・ アンタッチャブル・おぎやはぎ・ダイノジ・中川家。それから歌ネタのテツandトモ。人形コント /漫才のパペットマペット。手品と漫談を組み合わせたマギー審司。このあたりかな」
「このそれぞれについて語るだけでも長くなりそうだな」
「ということでまた明日!」
「ひっぱるねえ…」


5月28日(火) 「お笑い」について語ってみる の巻
「えー、フリートークのタイトルを変えてみました。ユニット名もひらがなで『がらくた探偵団』 にしてみました」
「せんだみつおが千田光雄からせんだみつおに戻ったみたいなもんだな」
「まあ、そうと言えばそうだけどね。『我楽多探偵団の雑談発信基地』ってのは、どうもわか りにくかったんで、シンプルにしてみました」
「せんだみつおといえばお笑いだけどさあ」
「強引過ぎねえか?」
「俺たちのトークは、爆笑問題の漫才の影響が色濃いという評判もあるけれど、実際色々 なお笑いの影響を受けてるよな」
「まあ、昔からお笑いは好きだけどね。それも漫才やコントなどの持ちネタが見られる番組 が好きです」
「今だったらNHKの『生活笑百科』だな」
「えー、『生活笑百科』は、生活の身近な問題が法律的にはどのように判断されるのかを紹 介するバラエティー番組です。その問題が、毎回漫才で紹介されるわけですね司会は笑 福亭仁鶴師匠です」
「キダ・タロー先生のテーマソングも素敵です。で、『爆笑オンエアバトル』だよな、やっぱり」
「自分で軌道修正したな。『爆笑オンエアバトル』(NHK)は、10組の芸人がネタを披露し、 その日の観客が選んだ上位5組だけオンエアされるというテレビ番組です。今、この番組で コンスタントにオンエアされている芸人が、若手の主流といっても過言ではないでしょう」
「この番組が、3〜4年前の『ボキャブラ天国』と圧倒的に違うのは、『ボキャブラ』が、『ダジ ャレ』という共通の土俵で勝負していたのに対し、『オンエアバトル』は、あくまでも自分の持 ちネタで勝負する点です。いわば、お笑い界の異種格闘技戦なわけですよ!」
「熱いなあ。ちなみに、『ボキャブラ天国』は、正式タイトル、放送時間、細かな番組内容など がちょこちょこ変わったのですが、基本は、『ある言葉が別の言葉に聞こえる』ということを 面白がる内容でした。今も続く『タモリ倶楽部』の『空耳アワー』の日本語版というか…」
「たとえば、『幼稚園児』と『甲子園児』という言葉が似ている、と。で、幼稚園児の中に甲子 園児が混ざって遊んでいる映像に、『幼稚園児』ってテロップが出て、そこに『甲子園児』っ てテロップがかぶさる。そんなネタを募集する番組だった」
「伝わってんのかなあ、この説明…」
「その中にお笑い芸人が自分のネタを披露するコーナーができて、そのコーナーがメインに なった、というわけだ」
「番組に出ていた芸人は大人気となり、一種のブームを起こしました。が、ブームはあくまで ブームでした」
「という時に、NHKは『お笑いダンクシュート』というネタを見せる正統派の番組を始めた。こ れが『オンエアバトル』のもとになったと、俺は思うんだよねえ」
「なんか、1990年代のお笑いを極私的に語っただけな気がするなあ。で、結局われわれ が今どんなお笑い芸人が好きで、このトークが誰の影響を受けているかを語るんじゃなか ったの?」
「それはまた明日!」
「ちなみに今回のトークは、『特集アスペクト28 平成「お笑い」最前線』(1977年)という本 を古本屋で見つけたのがきっかけでした。ただしまだこの本は読んでいません」


5月22日(水)
「へっぽこです」
「君は、メープルシロップをからだにぬりぬりされてぺろぺろされたことがあるか!」
「…え?」
オレはある! 燃朗です!」
「なんなんだよ! おまえなんなんだよ!」
「いやあ、この間学生時代の先輩と飲みに行ってさ」
「うん」
「そこに来た先輩の友達の言葉です。ちなみにその人とは初対面でした」
「むしろその先輩の友達がなんなんだよ!」
「いやあ、そのネタは盛り上がったなあ。みんなで誰かを指差して『あるか!』って言うのが はやってさ」
「そいつは楽しそうでよかったな。しかし、それはどうなんだろうね」
「その人は、それがいかにいいかを力説してた。まあ、人それぞれの嗜好ってものがありま すから、あまり深く追求するのはやめよう」
「そうだな。ところで、今日のトークの本題は?」
「…? ないよ。今ので終わり」
「終わりかよ! なんだったんだ、今日のトーク…」


5月20日(月)
「しまった!」
「なんだよ?」
「サッカーワールドカップ日本代表決定のニュースがあったのに、話しのネタにするのを忘 れてた!」
「ああ、たしかに話題沸騰だもんね。ちなみに、呂比須は選ばれたの?」
「えー、そういう話はここではなくトゥルーズでやってくれ」
「ちなみに、トゥルーズは1998年に日本がアルゼンチンと試合をした思い出の地ですね。 で、都並の足の怪我の具合はどうなの? 間に合いそうなの?」
「ええい、一人だけ際限なくタイムスリップするのはやめんか!」
「冗談だよ。まあ、100人いれば、100通りの日本代表があるのではないでしょうか? だ からみんな言いたいことは尽きないんじゃない。日本に関して、なにか注目していることは ある?」
「川平慈英とジョン・カビラのどっちがテンションが高いか」
「そんなところかよ! 日本は日本でも、中継するテレビ局の話じゃねえかよ!」
「まあ、波戸が選ばれなかったのは意外だったな」
「いきなりまともだな」
「後は名波が間に合わなかったこと」
「秋田と中山は? トルシエ監督は、『ヨーロッパ遠征に参加した選手の99%がワールドカ ップ代表だ』と言っていながら、2人を選んだわけだけど」
「トルシエ監督って、算数が苦手なんだね」
「そういうことじゃねえよ!」
「今回のワールドカップを機に、日本人の生活の一部にサッカーが根付くといいですね」
「なんて無難なまとめなんだ…」


5月19日(日)
「ブロードバンドを導入したいね」
「なんの前ふりもなくなんなんだよ?」
「いや、実は俺、モデムがPHSなんだよ」
「えっ!? デスクトップパソコンなのに?」
「そう。初めはメールしかやってなかったからさ、まあいいかと思ってたんだけど。でも、この ページもPHSでアップロードしてるんだよね」
「たぶん、このページ始まって以来の驚きがリスナーを見舞っていると思うぞ」
「しかも今はやりのPCカード型PHSじゃなくて、普通に電話ができるPHSをケーブルでパソ コンにつないでいるのよ。でも、他のページで画像を見るときはやっぱり遅いし、このページ へのデータアップロードにも時間がかかるんだよねえ」
「変えよう、今すぐブロードバンドに! 『へっぽこと燃朗のブロードバンドやろうぜ!』ってこ とで、経過を報告しよう!」
「えー、むかし『バンドやろうぜ!』って企画がとある雑誌でありまして…、ってなんで 俺がおまえの役をやってるんだよ」
「この企画に関しては、俺が主導権を握る! ということで、こうご期待!」


5月16日(木)
「えー、大きいことを言うようですが、木の葉燃朗といえば、いまや我が国では、私一人であ ります」
「いきなり春風亭柳昇師匠のあいさつのパクリから入ったな」
「ええ。柳家小さん師匠の訃報を聞きまして、落語会第二の年長者である柳昇師匠にはぜ ひ頑張っていただきたいと思いまして」
「たしかに、小さん師匠の訃報は突然だったので驚きましたね」
「俺たちも人々に笑いを提供する側の末席を汚すものとしては、頑張っていきたいね」
「その表現でも、ずいぶん大きく出たと思うぞ」
「小さん師匠といえば、俺が小学生の頃、ひとつ思い出がある」
「ふーん、どんな?」
「その頃はまだテレビの演芸番組も盛んでさ、『浅草演芸ホールから中継!』なんて番組が あったんだよ。で、初めて『柳家小さん』ていう名前を見てさ…」
「なんとなく先が見えてきたが、続けてくれ」
「ああ、この人は『「柳家小」さん』っていう名前なんだ、って幼ごころに思ったもんさ」
こんな小噺でいいんだろうか」
「まあ、いいんじゃない。あんまりふざけすぎても不謹慎だし」
「なんだかおセンチになってしまいました」


5月9日(木)
「もうすぐサッカーのワールドカップですね」
「どんなことを期待してる?」
「ペレの書いた『ワールドカップ殺人事件』って小説が再販されないかなあ」
「あるの! そんな小説。しかも著者はペレ!」
「あるよ! フランスワールドカップ開催前に創元推理文庫から出てたんだよ。でも当時買 い逃して、そのままになっちゃったんだよ。あれから探してるんだけどねえ。それがこの機 会に再販されないかと思っているのさ。ちなみに著者はブラジルの名選手だったあのペレ です」
「ふーん。まあ、確かに読んでみたくなるね。しかし、もう少しサッカーそのものについての話 はないのか? 例えばワールドカップでこの選手のプレーを見たい、とかね」
「それならある」
「誰?」
「小野伸二とフェイエノールトで一緒にプレーしているファンホーイドンクが見たいね」
「えー、彼はオランダ代表なので、残念ながらワールドカップでは見ることができませんね」
「なんで? 彼の実力だったら絶対オランダ代表に呼ばれるって!」
「オランダ代表がワールドカップに呼ばれなかったんだよ! そういう熱狂的なサポー ターの気持ちを逆なでするような発言はつつしんでクダサーイ」
「ワールドカップの予想クイズをしよう」
「…なんでそう唐突なの?」
「これから今回のワールドカップに関する10個の問題を出します。その答えを予想してくだ さい。もっとも正解が多かった方の中から抽選で1名様にプレゼントを差し上げます」
「プレゼントってなんだよ?」
「ペレの書いた『ワールドカップ殺人事件』…」
「その話から離れろよ!」
「さあ、問題を発表するよ。
 1 開催国である日本は、決勝トーナメントに進出できる 
   → ○ ・ ×
 2 同じく開催国である韓国は、決勝トーナメントに進出できる
   → ○ ・ ×
 3 パラグアイのゴールキーパー、チラベルトは、ゴールを決めることができる
   → ○ ・ ×
 4 日本代表の最多得点者は、フォワードの選手である
   → ○ ・ ×
 5 大会期間中に解任される監督が、2人以上出る
   → ○ ・ ×
 6 テレビ中継で、過去最高の視聴率を記録する試合がある
   → ○ ・ ×
 7 両チームあわせて6得点以上記録される試合がある
   → ○ ・ ×
 8 ハットトリックを達成する選手が、3人以上出る
   → ○ ・ ×
 9 得点王は、南米地区のチームから出る
   → ○ ・ ×
 10 優勝チームは、ヨーロッパ地区のチームである
   → ○ ・ ×
 あと11、ファンホーイドンクはゴールを決めることが…」
「ここまで前フリのネタを引っ張るなよ。えー、予想は、5月30日(木)までにメールでお願い します。 owner-moero-garakuta@freeml.com まで。上の文章をコピーして貼り付けて、○ か×を選んで下さい。正解と当選者は、ワールドカップ終了後に発表します」
「住所などは当選者の方に別途確認しますので、今回のメールにはアドレスと氏名を書い てもらえれば充分です」
「しかし、いつものことながら盛り上がるのかなあ…」


5月6日(月)
「へっぽこです」
「美少女仮面ポワトリンです」
「懐かしいを通り越して古いな」
「(無視して)さあ、今日は4月に俺が読んだ本の紹介だよ!
「なんか、ユースケ・サンタマリアばりのテンションだな」

○都筑道夫『びっくり博覧会』(集英社文庫) 古本
「ショートショートです。怪奇小説を中心に、ミステリー・SFなど色々なタイプの小説が集めら れています。この本を読むと、人間にとって一番怖いのは『わからないこと』だって思いにな るね」
「そういう小説が多いんだ」
「怪奇小説はだいたいそんな感じですね。その他のジャンルのものも、短いけれど印象に 残る話が多かった」

○山本一力『あかね空』(文藝春秋)
「直木賞を受賞した小説です」
「珍しいね、そういう本を読むなんて」
「まあね。この小説、時代小説なんだけど、セリフやテーマは現代劇のような印象を受け る。展開も速いです」
「でもラストまで一気に読めるでしょ」
「そうだね。難点は色々あるんだけれど、話としては面白かったです。時代小説が難しいと 思っている人もとっつきやすいのでは」

○いしいひさいち『文豪春秋』(創元ライブラリ) マンガ
「好きだよね、いしいひさいち」
「好きだねえ。この4コママンガ集は、文学界を舞台にしたパロディです。それと同時に、登 場人物が実在の野球選手のパロディなんだよ。『がんばれタブチくん』のキャラクターがたく さん出てきます。作家や編集者として。だから二重のパロディなんだな。」
「ちなみにこの本は『わたしはネコである』・『私はネコである殺人事件』(ともに講談社)とい う2冊の本をまとめ、書き下ろしなどを加えて文庫化したものです」
「俺は2冊とも持っているけど、この本も買っちゃいました。だから読み返すという形なんだ けど、何度読んでも面白いんだよなあ」

○しとうきねお・夏目房之介『ひまつぶし哄笑読本』(KKベストセラーズ) 古本
「いまやマンガ評論で有名な、夏目房之介が漫画家時代に書いた本です。先輩漫画家のし とうきねおと共著のナンセンス本です」
「ちなみにマンガではなく字の本です。文章はどちらがどの部分を書いているのかはっきり しないけど、一部のイラストは完全に夏目氏のタッチです」
「…南ちゃん?」
「そのタッチじゃねえよ! しかし、よく見つけたねえ。1978年刊行だよ」
「20年以上前の本か。でも笑えるんだよ、これが。内容はくだらないんだけど、著者に笑い のセンスがあることがわかります」

○別冊宝島625『私でも面白いほどわかる決算書』(宝島社)
「で、こういう本も読むわけね。本当に節操がないなあ」
「しかし、経済の知識がほぼ皆無の俺にも、わかりやすかった。入門書としてはいいんじゃ ない。これで全部が解るなんてことは、無責任には言えないけど」
「たしかに、知識をゼロから増やすきっかけとしては有効だよね」

○藤子不二雄A『Aの人生』(講談社)
「この本でA先生の生活を読むと、こういう生き方をしたい、って思うよ」
「たしかに、A先生は今も現役ばりばりで仕事していて、すごく忙しそうだけど、すごく楽しそ うだよね」
「俺はどちらかというとF先生のマンガの方を多く読んできて、F先生についての字の本なん かも読んでいた。その分といっちゃなんだけど、正直A先生のことはあんまりよく知らなかっ た。でも、A先生の生き方もすごく面白いと感じたね」
「しかし、A先生とかF先生とかいう書き方をすると、イニシャルトークみたいだな」

○山口瞳『男性自身 生き残り』(新潮文庫) 古本
「最近はまってるよね、山口瞳には」
「うん。『こういう大人の男になりたい』って思う。生意気かもしれないけどね。これはエッセイ 集なんだけど、まるで短編小説を読んでいるような気になるんだよ」
「必ずしも特別な出来事を書いているわけじゃないんだけど、引き込まれる文章だよね」

○岩波書店辞典編集部 編『ことわざの知恵』(岩波新書)
「こういう本から話のネタを探してくるわけだな」
「まあね。新書1ページにひとつのことわざについてのエピソードが載っている。今まで知ら なかったことを教えてもらった。この本で正確な意味を知ったことわざもあるよ。『人を呪わ ば穴二つ』なんかもそうだった」
「ちなみに、『人を呪わば穴二つ掘れ』というのが元の形。誰かを呪うと自分にも災いがあ る。だから呪った相手だけでなく、自分を葬る穴も必要ということだな。個人的には、『泣き 面に蜂』の解説の『「とほほほほ」をことわざにすると、こうなるのではないか』という一文が 好きです」

○茅野秀三『言葉のうんちく辞典』(実務教育出版) 古本
「上の本と同じような感じだね」
「これはことわざだけでなく、その時々で話題になった言葉、著者が気になった言葉にまつ わるエッセイ。1991年から1994年までの『週刊文春』に連載されたものです。ちょっと説 教じみた部分があるけど、そのあたりを気にしなければ面白いよ。当時の時事ネタも織り 込まれています」

○澁澤龍彦『快楽主義の哲学』(文春文庫) 古本
「意外だねえ。澁澤龍彦読むの?」
「そんなに熱心なわけじゃないけれど、気になる内容のものは少しずつね。これは、ちょっと 俗っぽい。巻末の解説にも書かれてるけどね」
「元は光文社の『カッパ・ブックス』の1冊として出版されたんだね。で、どんな内容なの?」
「一言で説明するのは難しい。話は、つまらない幸福に安住しないで快楽を追い求めようと いう出発点から始まり、快楽とはなにか、快楽を求める方法などが書かれる。まあ意識して 過激に書いている部分もあると思うので、眉につばをつけて読もう。俺は、歴史上で快楽主 義者に分類される人たちを列伝風に紹介した章が面白かったなあ」
「ディオゲネス・李白に始まり、マルキ・ド・サドやカサノヴァも紹介されているね。たしかにこ れは好きな人には面白いだろうね」

「というわけで4月は10冊読みました。まあ、ずっと前から読んでいて、たまたま読み終わっ た本もあるけどね」
「このコーナーは、毎月はじめに定期的にやりますのでよろしく!」
「オチが普通でごめんなさい! 我楽多探偵団でした!」
「最後もテンションの高さで押し切ったな…」


5月1日(水)
「ということで、我楽多探偵団の木の葉燃朗です!」
「その『がらくたたんていだん』というのは、僕たちのユニット名ですか?」
「そうです」
「名付け親は?」
「俺」
「なにい!?」
「いや、予想通りユニット名の応募はなかったので、やっぱり自分で決めようと。なかなかの もんだろ?」
「がらくたブラザースよりはね」
「さらにはこのフリートークにも、『雑談発信基地』というタイトルがつきました」
「また大げさな」
「まあ、『怪電波中継局』とか、『馬鹿話発射台』とか、色々考えたんだが、これに落ち着い たよ。もちろん、俺が決めました」 
「おまえは他力本願なくせに自分勝手なところがあるよな」
「でも、結構いいだろ。さあみんな、声高らかに歌おう! 『ぼ、ぼくらは我楽多探偵団〜』」
えー、それは『少年探偵団』のテーマの替え歌ですね。そもそも、『ぼ、ぼ、ぼくらは〜』 だろ。『ぼ、ぼくらは〜』だと、歌い出し間違えちゃったみたいだぞ!」
「ちなみに、上の文章を読んでもメロディが浮かばない人は、『テレビ探偵団』のテーマを思 い浮かべてみよう。同じだぞ」
「また懐かしい番組を…」
「なつかCM」
「たしかに『テレビ探偵団』にそういうコーナーがあったけれども。しかし、この話題って20代 後半でないとついていけないんじゃないか?※1

 ※1 本当に心配なのでちょっと注釈。「テレビ探偵団」は、かつて(1990年前後・あいまいですみません)TBSテレビで放送されて いた番組。三宅裕二司会で、古いテレビ番組を紹介するという、今では特番に良くある内容の番組。かつては毎週日曜日の夜にやっ ていたのだ。ちなみに、この番組が燃朗に与えた影響はわりとでかい。それから「なつかCM」とは文字通り「懐かしいCMを紹介する」 コーナー。

「大丈夫だよ。誰もついてきてない」
「大丈夫じゃねえ!」
「ということで、今後ともよろしく」
「また強引なまとめになっちゃったよ」
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